JPH09202384A - テープ収納用コンテナ - Google Patents
テープ収納用コンテナInfo
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- JPH09202384A JPH09202384A JP2742296A JP2742296A JPH09202384A JP H09202384 A JPH09202384 A JP H09202384A JP 2742296 A JP2742296 A JP 2742296A JP 2742296 A JP2742296 A JP 2742296A JP H09202384 A JPH09202384 A JP H09202384A
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- Japan
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- arm
- locking pin
- stopper
- locking
- tape
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- Granted
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
用アームの中間位置においても確実に固定しうるストッ
パ機構を備えたテープ収納用コンテナを提供する。 【解決手段】 ストッパ3は、アームを挿通させる挿通
孔30を有する円板状をなし、該円板面をアーム軸に直
角に保持するための挿通孔スリーブ32と、ストッパ3
自身を前記アーム2に係止する係止ピン33と、該係止
ピン33を前記円板31の上下方向の直径に沿って摺動
自在に支持する係止ピン支持部34と、該係止ピンを常
時下方に付勢するコイルスプリング35とを備え、前記
係止ピン33はその先端に近い位置に横設された突起3
31を備え、前記係止ピン支持部34は前記突起331
を通過させうる切欠きを備え、前記アームは上方に開く
樋状をなし、その底部の、該アームに懸架されるテープ
巻軸の個数に応じた所定の軸方向位置に、前記係止ピン
の先端が嵌合する一又は複数の係止孔を備えてなる。
Description
状に巻き取られたテープの輸送及び保管に好適なテープ
収納用コンテナに関する。
m幅のテープを加工用等に出荷する際は、テープ幅より
僅かに長い円筒状のテープ巻軸にテープを堅く巻き、直
径40cm程度の円盤(パンケーキと称される)状にし
て出荷する。パンケーキの両面には積層したテープの断
面が露出しているから、これに触れたり衝撃を与えるこ
とは避けなければならない。このパンケーキの輸送及び
保管には、片持ち式のアームにパンケーキを複数個挿通
懸架して収容するコンテナが用いられる。従来はコンテ
ナのアームにパンケーキを所要数挿通後、アーム末端の
パンケーキの巻軸に接して下端部を切り欠いたゴム製リ
ングをストッパとしてアームに装着し、パンケーキの固
定を図っていた。
はゴムリングの弾性力のみに頼っているため輸送時の振
動等により緩む恐れがあり、その際パンケーキどうしが
傾いて接触し、テープが崩れる等の不都合があった。
問題を解決するため、本出願人は先に提出した実用新案
登録出願において、アームの先端に簡便確実に装着で
き、懸架されたパンケーキのテープ巻軸を軸方向に締め
付けることができるストッパを備えたテープ収納用コン
テナを提案した(実願平4−20393)。
のみ装着が可能なものである。しかしながら、あるアー
ムには最大個数以下のパンケーキが懸架される場合があ
り、このような場合には、ストッパをアームの中間位置
に装着する必要がある。
鑑みてなされたものであり、パンケーキの格納及び取出
しが容易で、かつパンケーキ懸架用アームの先端部のみ
ならず中間位置においても確実にパンケーキを固定しう
るストッパを備えたテープ収納用コンテナ提供すること
を目的とする。
ば、 (1)テープが巻かれた複数のテープ巻軸を懸架するた
めに、筐体の一の壁面からこれに対向する他の面に向け
て横設された複数のアームと、各アームに着脱自在に装
着されてアームに懸架されたテープ巻軸を固定するスト
ッパとを有するテープ収納用コンテナであって、前記ス
トッパは、前記アームを挿通させる挿通孔を有する円板
状をなし、該円板面をアーム軸に直角に保持するための
挿通孔スリーブと、ストッパ自身を前記アームに係止す
る係止ピンと、該係止ピンを前記円板の上下方向の直径
に沿って摺動自在に支持する係止ピン支持部と、該係止
ピンを常時下方に付勢するコイルスプリングとを備え、
前記係止ピンはその先端に近い位置に横設された突起を
備え、前記係止ピン支持部は前記突起を通過させうる切
欠きを備え、前記アームは上方に開く樋状をなし、その
底部の、該アームに懸架されるテープ巻軸の個数に応じ
た所定の軸方向位置に、前記係止ピンの先端が嵌合する
一又は複数の係止孔を備えてなるテープ収納用コンテ
ナ、が提供される。
ーム毎に、懸架されるパンケーキの個数に応じた軸方向
位置に、係止ピンの先端が嵌合する複数の係止孔が設け
られているので、当該アームに懸架されるパンケーキの
個数に応じて、アーム上のストッパ係止位置を自由に選
択することができる。従って、1本のアームに懸架する
ことができる最大個数以内であれば、任意の個数のパン
ケーキをアームに固定することができる。
る方向を向き、該突起がコイルスプリングの力に抗して
係止ピン支持部上に係止されている状態では、係止ピン
の先端はアーム底部の係止孔から離脱した位置に留ま
る。また、係止ピンを周方向に回動させ、前記突起が前
記切欠きと同一方向を向き該切欠きを通過した状態で
は、係止ピンの先端はコイルスプリングの力によりアー
ム底部の係止孔に嵌合する位置へ到達する。従って、係
止ピンの先端が、アーム底部の係止孔に嵌合する位置及
び該係止孔から離脱した位置のいずれにも、進退自在に
停留しうるので、ストッパをアーム上の所定位置に、い
わゆるワンタッチでセットし又は移動することができ、
取扱いが簡便である。
は、ストッパは、係止ピンの先端がアーム底部に設けた
係止孔に嵌合することによりアームに係止され、係止ピ
ンの先端はコイルスプリングにより係止孔を貫通する方
向に常時押しつけられているので、振動等により結合が
緩むことがない。従って、アーム上のパンケーキを安定
確実に固定することができる。なお、アームは上方に開
く樋状をなすので、その内部空間にストッパの係止ピン
支持部が収容される。
アームの底部は角を丸めた三角樋状に形成されている上
記(1)記載のテープ収納用コンテナ、を挙げることが
できる。
弧状に形成されているので、テープ巻軸の内面を滑らか
に支持することができる。また、アームの底部は三角樋
状に形成されているので、アームの外面とテープ巻軸の
内面の間に指を入れる隙間が生じる。そのため、円筒状
をなすテープ巻軸の内面以外の部分に手指を触れること
なくパンケーキを取り扱うことができる。
められているので、その緩やかな谷面に係止ピンの先端
を嵌合させる係止孔を設けることができる。
実施例について詳細に説明する。
ナ(参照符号100)を側面から見た縦断面図である。
コンテナ100は前面に開閉扉を設け、底面の四隅にキ
ャスターを設けた箱体で、筐体1の内奥壁から前面の壁
に向けて複数のアーム2が横設される。各アーム2には
巻軸11にテープが巻かれてなるパンケーキ10が多数
懸架され、これらのパンケーキ10は懸架個数に応じて
アーム2の先端又は中間位置に装着したストッパ3によ
り固定される。
を縦横に組み合わせて構成され、さらに、内面には導電
性の樹脂製パネルを、外面にはスチール製のパネルを張
って形成される。また両側面は半透明で導電性の樹脂製
パネルにより形成される。筐体1の前面の開閉扉は、半
透明で導電性の樹脂製シートをファスナーで取り付けて
形成される。筐体1の上下の角部は緩衝材を取り付けて
保護されている。
である。ストッパ3は、アーム2を通す挿通孔30を有
する円板31と、円板31の面をアーム2の軸に直角に
保持するための円筒状の挿通孔スリーブ32と、ストッ
パ3自身をアーム2に係止する係止ピン33と、係止ピ
ン33を円板31の上下方向の直径に沿って摺動自在に
支持する係止ピン支持部34と、係止ピン33を常時下
方に付勢するコイルスプリング35と、アーム2の底部
をガイドすると共に係止ピン33の先端330を受け止
めるプレート36とを有する。また、係止ピン33は、
先端330に近い位置に突起331を、また中間部にス
プリング受け突起332と上部にレバー333とを有す
る。
の拡大斜視図である。係止ピン支持部34は係止ピン3
3を通す孔341を有し、孔341は突起331を通す
切欠き342に連なっている。
面図である。アーム2は上方に開く樋状をなし、その両
肩部はテープ巻軸11の内面に接すべく円弧状に形成さ
れている。またアーム2の底部は、テープ巻軸11の内
面との間に指を入れる隙間を設けるため、角を丸めた三
角樋状に形成されている。アーム2の底部谷線上には、
アーム2に懸架されるパンケーキ10の個数に応じた所
定の軸方向位置に、係止ピン33の先端330が嵌合す
る係止孔21が設けられている。
架した後、ストッパ3の挿通孔スリーブ32をアーム2
の先端方向に向けた状態で、挿入孔30にアーム2の先
端を挿入する。この場合、アーム2の円弧状の両肩部が
ストッパ3の挿通孔スリーブ32に、アーム2の三角樋
状の底部がプレート36に接し、円板31の面がアーム
2の軸に対してほぼ直角に保たれる。
パンケーキ10の巻軸11に接する位置までストッパ3
を押し進め、その位置で係止ピン33上部のレバー33
3を手で回し、突起331の方向を係止ピン支持部34
に設けた切欠き342の方向に一致させる。すると、突
起331が切欠き342を通り抜け、係止ピン33の先
端330がコイルスプリング35の力により下方へ押し
下げられ、先端330がアーム2の底部係止孔21に嵌
合する。かくしてストッパ3がアーム2上の所望の位置
に係止され、パンケーキ10がアーム2に固定される。
は、突起331又はレバー333を手で引き上げて係止
ピン33の先端330とアーム2の底部係止孔21との
嵌合状態を解除し、ストッパ3をアーム2から抜去す
る。
ンケーキの個数に応じてアーム上のストッパの係止位置
を自由に選択することができるので、1本のアームに懸
架することができる最大個数以内であれば、任意の個数
のパンケーキを簡便確実にアーム上に固定することがで
きる。
見た縦断面図である。
る。
孔スリーブ 33…係止ピン 330…先端 331…突起 332…ス
プリング受け突起 333…レバー 34…係止ピン支持部 341…孔 342…切欠き 35…コイルスプリング 36…プレート 10…パンケーキ 11…テープ巻軸 100…テープ収納用コンテナ
Claims (1)
- 【請求項1】テープが巻かれた複数のテープ巻軸を懸架
するために、筐体の一の壁面からこれに対向する他の面
に向けて横設された複数のアームと、各アームに着脱自
在に装着されてアームに懸架されたテープ巻軸を固定す
るストッパとを有するテープ収納用コンテナであって、 前記ストッパは、前記アームを挿通させる挿通孔を有す
る円板状をなし、該円板面をアーム軸に直角に保持する
ための挿通孔スリーブと、ストッパ自身を前記アームに
係止する係止ピンと、該係止ピンを前記円板の上下方向
の直径に沿って摺動自在に支持する係止ピン支持部と、
該係止ピンを常時下方に付勢するコイルスプリングとを
備え、 前記係止ピンはその先端に近い位置に横設された突起を
備え、 前記係止ピン支持部は前記突起を通過させうる切欠きを
備え、 前記アームは上方に開く樋状をなし、その底部の、該ア
ームに懸架されるテープ巻軸の個数に応じた所定の軸方
向位置に、前記係止ピンの先端が嵌合する一又は複数の
係止孔を設けてなる、テープ収納用コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02742296A JP3587925B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | テープ収納用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02742296A JP3587925B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | テープ収納用コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202384A true JPH09202384A (ja) | 1997-08-05 |
JP3587925B2 JP3587925B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=12220673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02742296A Expired - Fee Related JP3587925B2 (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | テープ収納用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3587925B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111994425A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-11-27 | 温州职业技术学院 | 一种柔性印刷机立体堆料装置 |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP02742296A patent/JP3587925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111994425A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-11-27 | 温州职业技术学院 | 一种柔性印刷机立体堆料装置 |
CN111994425B (zh) * | 2020-08-27 | 2021-11-05 | 温州职业技术学院 | 一种柔性印刷机立体堆料装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3587925B2 (ja) | 2004-11-10 |
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