JPH09202321A - 複合容器 - Google Patents

複合容器

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JPH09202321A
JPH09202321A JP3314896A JP3314896A JPH09202321A JP H09202321 A JPH09202321 A JP H09202321A JP 3314896 A JP3314896 A JP 3314896A JP 3314896 A JP3314896 A JP 3314896A JP H09202321 A JPH09202321 A JP H09202321A
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JP
Japan
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decorative
label
cylindrical container
decorative label
support leg
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JP3314896A
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English (en)
Inventor
Noboru Akiyama
秋山  登
Hisashi Aizawa
恒 相澤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形容器の外表面に装飾ラベルが溶融一体化
して密接着している極めて美麗な装飾効果、表示効果を
奏する複合容器、およびその製造法を提供することであ
る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂を射出成形してなる円筒状
容器本体の底部、胴部の各外表面に、該底部に相当する
底面部、胴部に相当する側壁面部が連接して一体化して
いる装飾ラベルを密接着させてなることを特徴とする複
合容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合容器に関し、
更に詳しくは、成形と同時に容器の外表面に装飾を施し
てなる複合容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、成形容器の外表面に、装飾あるい
は内容物表示等のために、文字、図形、記号、絵柄等か
らなる所望の印刷絵柄模様を施す方法として、種々の方
法が提案されている。それらの一つに、所望の印刷絵柄
模様を施した装飾ラベルを金型内に装着し、これに樹脂
を射出成形して該装飾ラベルと成形樹脂とを溶融一体化
して、成形容器の外表面に所望の印刷絵柄模様を施す方
法が知られている。この方法は、成形と同時に印刷絵柄
模様を施すことができるという利点があり、また、予
め、所望の印刷絵柄模様を施した装飾ラベルを使用する
ことがら、外表面に直接的に印刷を行なう方法等と比較
して極めて美麗の印刷模様を施すことができるという利
点を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、樹脂を射出成形すると、溶融した樹脂
が、装飾ラベルの側面から表面側に回り込んで成形固化
する現象を生じ、これによって装飾ラベルの表面に成形
樹脂が付着し、その装飾効果、表示効果等を著しく損ね
るという問題点がある。更に、上記のような方法におい
ては、成形容器が底部に支持脚部を有するものについて
は、該支持脚部が障壁になって、成形容器の胴部と底部
とを同時に装飾ラベルで溶融一体化することは困難であ
る。この場合、主に、成形容器を構成する胴部の外表面
に装飾ラベルを密接着させることになり、通常、成形容
器の底部に、例えば、製造者、製造年月日、販売者、内
容物、内容量、その他等を表示した装飾ラベルを密接着
させるが、これが著しく困難になるという問題点があ
る。そこで本発明は、成形容器の外表面に装飾ラベルが
溶融一体化して密接着してなる極めて美麗な装飾効果、
表示効果を奏する複合容器、およびその製造法等を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決するために種々研究した結果、熱可塑性
樹脂材を射出成形して、フランジ部、該フランジ部から
垂下して連接している胴部、該胴部の下端部において連
接する底部、該底部の外周端部に垂下して連接している
支持脚部、更に該支持脚部の少なくとも1箇所以上に切
欠き部を形成したことからなる円筒状容器本体を製造
し、而して、該円筒状容器本体を製造する射出成形に際
し、該円筒状容器本体の上記の底部、支持脚部に設けた
切欠き部、および胴部の各外表面に相当する箇所に装飾
ラベルを密接着させるべく、該底部に相当する底面部、
支持脚部の切欠き部に相当する接続面部、および胴部に
相当する側壁面部からなる一体の装飾ラベルを金型内に
装着して射出成形したところ、成形容器の外表面に装飾
ラベルが溶融一体化して密接着している極めて美麗な装
飾効果、表示効果を奏する複合容器を製造し得ることを
見出して本発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂材を射
出成形したフランジ部、該フランジ部から垂下して連接
している胴部、該胴部の下端部において連接する底部、
該底部の外周端部に垂下して連接している支持脚部、更
に該支持脚部の少なくとも1箇所以上に切欠き部を形成
したことからなる円筒状容器本体であり、該円筒状容器
本体の上記の底部、支持脚部に設けた切欠き部、および
胴部の各外表面に、該底部に相当する底面部、支持脚部
の切欠き部に相当する接続面部、および胴部に相当する
側壁面部が連接して一体化している装飾ラベルを密接着
させてなることを特徴とする複合容器に関するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。まず、本発明にかかる複合容器の構造
について図面を用いて説明すると、第1図と第2図は、
本発明にかかる複合容器を示す平面図と底面図である。
本発明にかかる複合容器は、図1および図2に示すよう
に、熱可塑性樹脂材を射出成形したフランジ部1、該フ
ランジ部1から垂下して連接している胴部2、該胴部2
の下端部において連接する底部3、該底部3の外周端部
に垂下して連接している支持脚部4、更に該支持脚部の
少なくとも1箇所以上に切欠き部5を形成したことから
なる円筒状容器本体Aと、該円筒状容器本体Aの上記の
底部3、支持脚部4に設けた切欠き部5、および胴部2
の各外表面に、該底部3に相当する底面部6、支持脚部
4の切欠き部5に相当する接続面部7、および胴部2に
相当する側壁面部8が連接して一体化している装飾ラベ
ルBとが溶融一体化して密接着した構成からなるもので
ある。更に、上記の円筒状容器本体Aは、胴部2の外表
面に装飾ラベルBを密接着させる平面部9と装飾ラベル
Bを密接着させない装飾状凹凸部10を設けた構成から
なるものである。而して、上記の円筒状容器本体Aの胴
部2の平面部9には、装飾ラベルBを構成する側壁面部
8が密接着し、該装飾ラベルの側壁面部8に施されてい
る装飾絵柄印刷模様と、上記の円筒状容器本体Aの胴部
2の装飾ラベルBを密接着させない装飾状凹凸部10の
凹凸模様とで円筒状容器本体Aの胴部2の壁面を装飾す
るものである。
【0007】上記の円筒状容器本体Aの細部の部分の構
造について説明すると、図3は、上記の円筒状容器本体
Aを構成する支持脚部4の切欠き部5の構造を示す一部
拡大断面図であり、而して、図3に示すように、上記の
円筒状容器本体Aを構成する胴部2と底部3との交点に
相当する支持脚部4の切欠き部5の角部外面は、曲面部
11を構成しているものである。上記のように、切欠き
部5の角部外面を曲面部11に成形する方法は、後述す
るように、その部分の金型を曲面にすることによって成
形することができるものである。本発明において、切欠
き部5の角部外面を曲面部11で構成することによっ
て、装飾ラベルBが、その角部で金型に極めて良好に密
着し、樹脂を射出成形するとき、溶融した樹脂が、装飾
ラベルの側面から表面側に回り込んで成形固化すること
がなく、これによって装飾ラベルの表面に成形樹脂が付
着し、その装飾効果、表示効果等を著しく損ねるという
問題点を改良するものである。
【0008】また、図4は、上記の円筒状容器本体Aを
構成するフランジ部1、胴部2、底部3、支持脚部4等
の構造を示す一部拡大断面図であり、而して、図4に示
すように、上記の円筒状容器本体Aを構成するフランジ
部1および支持脚部4の各角部外面が、上記の切欠き部
5の角部外面と同様に、曲面部11、あるいは面取り部
12等を構成しているものである。上記のように、フラ
ンジ部1および支持脚部4の角部外面を曲面部11、あ
るいは面取り部12に成形する方法は、後述するよう
に、その部分の金型を曲面、あるいは平坦部にすること
によって成形することができるものである。本発明にお
いて、上記のように円筒状容器本体Aを構成するフラン
ジ部1および支持脚部4の各角部外面が、曲面部11、
あるいは面取り部12等で構成されていると、容器本体
Aを手に持ったときに、角部で手等に傷等をつける等の
事故を防止することができるものである。
【0009】また、上記の本発明において、円筒状容器
本体Aを構成する胴部2の外表面に設ける装飾状凹凸部
10としては、図示のように、外表面に横方向の連続し
た波形の装飾状凹凸部の他に、例えば、縦方向の連続し
た波型の装飾状凹凸部、あるいは外表面に不連続状もし
くは独立状の装飾状凹凸部、その他等の任意の装飾状凹
凸部を形成することができる。また、上記の装飾状凹凸
部は、外表面に形成されていればよく、また、該装飾状
凹凸部は、外表面に非対象的、あるいは対象的に形成さ
れていてもよい。
【0010】次に、上記の本発明において、本発明にか
かる複合容器の製造法について説明すると、図5は、本
発明にかかる複合容器を成形する射出成形金型の一実施
例を示す断面図であり、図6は、装飾ラベルを示す平面
図である。図5中、20はコア金型、21はキャビティ
−金型、22はランナ−、23はゲ−ト、24は真空吸
引装置をそれぞれ表す。その成形法は、まず、図6の平
面図に示すように、円筒状容器本体Aの底部2に相当す
る箇所に密接着する底面部6、同じく支持脚部4の切欠
き部5に相当する箇所に密接着する接続面部7、および
同じく胴部2に相当する箇所に密接着する側壁面部8と
が連接して一体化して形成されている装飾ラベルBを用
意する。なお、上記の装飾ラベルBの中央部には、成形
樹脂を射出する際に、樹脂が流動するための孔25が設
けられている。また、上記の装飾ラベルBにおいて、接
続面部7は、容器本体が円筒状であることから、底部3
も円形になり、接続面部7の巾の長さLを長くすると、
その部分が底部3を構成する円形に追従しなくなり、装
飾ラベルBの接続面部7の部分が浮き出ることがあり、
このために、底部3を構成する円形のの直径の長さと、
接続面部7の巾の長さLとは、約10:1位、好ましく
は、7:1位の長さの割合で設計することが好ましく、
かつその接続面部7の形状は、底面部6と側壁面部8と
曲面の形状で接続していることが望ましい。次に、本発
明においては、上記で用意した装飾ラベルBを、キャビ
ティ−金型21内に装着し、次いで該キャビティ−金型
21にコア金型20を固定し、該コア金型20とキャビ
ティ−金型21とから形成した空間部27内に、加熱シ
リンダ−で溶融した熱可塑性樹脂26をランナ−22を
通してゲ−ト23から射出し、上記の空間部27の形状
にあった容器を成形すると共にその容器を構成する胴
部、切欠き部、底部の各外表面に装飾ラベルBを溶融一
体化して密接着させ、しかる後冷却固化して成形品を金
型から取り出して、本発明にかかる複合容器を製造する
ことができる。なお、本発明においては、装飾ラベルB
をキャビティ−金型21内に装着するために、真空吸着
装置24等を利用して真空吸引して固定することができ
る。
【0011】上記の説明で明らかなように、上記のよう
にして製造される本発明にかかる複合容器は、装飾ラベ
ルBを構成する底面部6は、円筒状容器本体Aを構成す
る底部2に相当する箇所に密接着し、同じく接続面部7
は、円筒状容器本体Aを構成する支持脚部4の切欠き部
5に相当する箇所に密接着し、同じく側壁面部8は、円
筒状容器本体Aを構成する胴部2の平面部9に相当する
箇所に密接着しているものである。而して、本発明にお
いては、胴部2の平面部9に密接着している側壁面部8
に施されている装飾印刷絵柄模様と、円筒状容器本体A
を構成する胴部2の外表面に設けた装飾状凹凸部10の
凹凸模様とが一体となって装飾効果を奏するものであ
り、また、底部2に密接着している底面部6には、例え
ば、製造者、製造年月日、販売者、内容物、内容量、そ
の他等を表示することができるものである。なお、これ
らの表示は、勿論、胴部2の平面部9に密接着している
側壁面部8に設けることもできる。
【0012】次に、上記の本発明において、本発明にか
かる複合容器を製造する材料について説明すると、ま
ず、射出成形する樹脂としては、通常の射出成形可能な
熱可塑性樹脂を使用することができ、例えば、ポリエチ
レン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、アクリルニト
リル系樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、その他等を使用す
ることができる。次にまた、装飾ラベルとしては、例え
ば、各種の合成紙、各種の合成樹脂のフィルム、各種の
紙類、アルミニウム箔、酸化珪素、酸化アルミニウムも
しくはアルミニウム等の蒸着膜を設けた合成樹脂のフィ
ルム、これらを任意に積層してなる積層体シ−ト等をベ
−スフィルムとし、これに通常の印刷方式を利用して文
字、図形、記号、絵柄等の所望の印刷絵柄模様を施した
装飾ラベルを使用することができる。上記において、必
要ならば、上記の印刷絵柄模様の上に、該印刷絵柄模様
を保護するために、通常の合成樹脂等をビヒクルの主成
分とする組成物を塗布ないし印刷して表面保護層を設け
ることもできる。なお、本発明においては、熱可塑性樹
脂を射出成形し、冷却固化する際に、該樹脂が収縮して
固化することから、上記の装飾ラベルとしては、上記の
樹脂の収縮と追従する性質を有するものを使用すること
が好ましく、例えば、装飾ラベルを構成するベ−スフィ
ルムとして、合成紙あるいは合成樹脂のフィルム等を使
用してなる装飾ラベルを使用することが望ましい。上記
の場合、射出した樹脂の収縮と追従して装飾ラベルも収
縮して、該装飾ラベルの表面に柚子肌状あるいは微細な
皺状の凹凸模様をを現出することができ、該凹凸模様が
ラベル表面の印刷絵柄模様と相乗して、極めて美麗を表
面装飾模様を形成することができるという利点がある。
【0013】次に、本発明にかかる複合容器は、種々の
物品の充填包装用容器として使用することができ、例え
ば、アイスクリ−ム、ジャム、菓子、その他等の食品、
粘調な医薬品、雑貨品、その他等の内容物を充填し、次
いでフランジ部を介して蓋材をヒ−トシ−ル等により接
着させて包装体を製造することができる。
【0014】
【実施例】次に本発明について実施例を挙げて更に具体
的に説明する。 実施例1 厚さ90μmのポリプロピレン系の合成紙を使用し、該
合成紙の表面に所望の印刷模様を形成し、しかる後、図
6に示す形状に打ち抜いて装飾ラベルを製造した。他
方、図1および図2に示すようなフランジ部直径φ90
mm、全高40mmの円筒状のカップを成形することが
できる金型を有する射出成形機を用意し、図5に示すよ
うに、該金型の固定側キャビティ(メス型)内に、上記
の装飾ラベルを、その印刷模様面が外面になるように挿
入し、次いで真空吸引装置によって固定した後、可動側
コア(オス型)を固定側に密着させて金型を閉じた。次
いで、上記の射出成形機の金型内に、メルトインデック
ス40〜45g/10minのポリプロピレンを可塑化
装置内で溶融(シリンダ−ノズルヘッド温度220〜2
30℃)し、金型温度15〜20℃の金型のオス型とメ
ス型の樹脂流路に射出圧力800〜1000Kgf/c
2 で射出し、装飾ラベルと一体化した円筒状のカップ
を製造した。上記で製造した円筒状のカップは、容器変
形が少なく、ラベル表面の印刷模様も損傷なく、良好な
成形品を製造することができた。なお、上記で製造した
円筒状のカップの非装飾ラベル面には、その部分に相当
する金型の表面に横方向に波型形状の装飾状凹凸模様を
刻設し、これを使用して成形することにより、横方向に
波形形状の装飾状凹凸模様を設けた。
【0015】実施例2 上記の実施例1において、円筒状のカップの非装飾ラベ
ル面に、横方向に波形形状の装飾状凹凸模様を成形する
代わりに、縦方向に波形形状の装飾状凹凸模様を有する
金型を使用して成形する他は、上記の実施例1と同様に
成形して円筒状のカップを製造した。
【0016】実施例3 上記の実施例1において、装飾ラベルとして、厚さ90
μmのポリプロピレン系の合成紙を使用する代わりに、
厚さ90μmの耐水紙を使用し、それ以外は、上記の実
施例1と同様に行なって、円筒状のカップを製造した。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、熱可塑性樹脂材を射出成形して、フランジ部、該フ
ランジ部から垂下して連接している胴部、該胴部の下端
部において連接する底部、該底部の外周端部に垂下して
連接している支持脚部、更に該支持脚部の少なくとも1
箇所以上に切欠き部を形成したことからなる円筒状容器
本体を製造し、而して、該円筒状容器本体を製造する射
出成形に際し、該円筒状容器本体の上記の底部、支持脚
部に設けた切欠き部、および胴部の各外表面に相当する
箇所に装飾ラベルを密接着させるべく、該底部に相当す
る底面部、支持脚部の切欠き部に相当する接続面部、お
よび胴部に相当する側壁面部からなる一体の装飾ラベル
を金型内に装着して射出成形して、成形容器の外表面に
装飾ラベルが溶融一体化して極めて美麗な装飾効果、表
示効果を奏し、更に成形容器の胴部および底部の外表面
に同時に装飾ラベルを溶融一体化してなる複合容器を製
造し得ることがてきるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複合容器を示す平面図である。
【図2】本発明にかかる複合容器を示す底面図である。
【図3】円筒状容器本体を構成する支持脚部の切欠き部
の構造を示す一部拡大断面図である。
【図4】円筒状容器本体を構成するフランジ部、胴部、
底部、支持脚部等の構造を示す一部拡大断面図である。
【図5】本発明にかかる複合容器を成形する射出成形金
型の一実施例を示す断面図でありる。
【図6】装飾ラベルを示す平面図である。
【符号の説明】
A 円筒状容器本体 B 装飾ラベル 1 フランジ部 2 胴部 3 底部 4 支持脚部 5 切欠け部 6 底面部 7 接続面部 8 側壁面部 9 平面部 10 装飾状凹凸部 11 曲面部 12 面取り部 20 コア金型 21 キャビティ−金型 22 ランナ− 23 ゲ−ト 24 真空吸引装置 25 孔 26 熱可塑性樹脂 27 空間部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂材を射出成形したフランジ
    部、該フランジ部から垂下して連接している胴部、該胴
    部の下端部において連接する底部、該底部の外周端部に
    垂下して連接している支持脚部、更に該支持脚部の少な
    くとも1箇所以上に切欠き部を形成したことからなる円
    筒状容器本体であり、該円筒状容器本体の上記の底部、
    支持脚部に設けた切欠き部、および胴部の各外表面に、
    該底部に相当する底面部、支持脚部の切欠き部に相当す
    る接続面部、および胴部に相当する側壁面部が連接して
    一体化している装飾ラベルを密接着させてなることを特
    徴とする複合容器。
  2. 【請求項2】 円筒状容器本体を構成する胴部の外表面
    に装飾ラベルを密接着させる平面部と装飾ラベルを密接
    着させない装飾状凹凸部を設けてなることを特徴とする
    上記の請求項1に記載する複合容器。
  3. 【請求項3】 円筒状容器本体を構成する胴部の外表面
    に設けた平面部と装飾状凹凸部とを射出する樹脂量を均
    等にして射出成形してなることを特徴とする上記の請求
    項2に記載する複合容器。
  4. 【請求項4】 円筒状容器本体を構成する支持脚部の切
    欠き部の角部外面が、曲面部を構成していることを特徴
    とする上記の請求項1、2または3に記載する複合容
    器。
  5. 【請求項5】 円筒状容器本体を構成するフランジ部、
    および支持脚部の各角部外面が、曲面部を構成している
    ことを特徴とする上記の請求項1、2、3または4に記
    載する複合容器。
  6. 【請求項6】 装飾ラベルが、ベ−スフィルムとして合
    成紙または合成樹脂のフィルムを使用した装飾ラベルを
    使用し、該装飾ラベルの表面に柚子肌状ないし皺状の凹
    凸模様を形成してなることを特徴とする上記の請求項
    1、2、3、4または5に記載する複合容器。
JP3314896A 1996-01-29 1996-01-29 複合容器 Withdrawn JPH09202321A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003181956A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Toppan Printing Co Ltd 打抜き型および型抜きされてなるインモールドラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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