JPH09201960A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JPH09201960A
JPH09201960A JP3433796A JP3433796A JPH09201960A JP H09201960 A JPH09201960 A JP H09201960A JP 3433796 A JP3433796 A JP 3433796A JP 3433796 A JP3433796 A JP 3433796A JP H09201960 A JPH09201960 A JP H09201960A
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一永 鈴木
Kenji Tsukada
憲児 塚田
Yoshiyuki Koike
佳之 小池
Takero Seino
健朗 情野
Yasuhiro Oki
康弘 黄木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電振動子の疲労やまた騒音を低減しつつ、
非印刷状態におけるノズル開口の目詰まりを防止するこ
と。 【解決手段】 ノズル開口からインク滴を吐出させる台
形状の第1の駆動信号とノズル開口からインク滴が吐出
しない程度にメニスカスを振動させる第2の駆動信号を
発生する駆動信号発生回路31と、休止状態において第
2の駆動信号を間欠的に圧電振動子13に印加する第1
のモードと、印刷が開始される直前に第1のモードにお
ける印加時間よりも長い時間連続して第2の駆動信号を
圧電振動子に印加する第2のモードとを選択する制御手
段30とを備える。休止時には微小振動を間欠的に発生
させて、圧電振動子13の振動回数を可及的に少なくし
て圧電振動子の疲労と騒音を低減する。また印刷開始直
前には微小振動を連続的に行わせてノズル開口の目詰ま
りを確実に解消してから印字動作に入る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、オンデマンド型
インクジェット記録ヘッドを用いた記録装置のノズル開
口の目詰まり防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】オンデマンド型インクジェット記録ヘッ
ドは、複数のノズル開口と、各ノズル開口に連通する圧
力発生室とを備え、印刷信号に対応して圧力発生室を膨
張、収縮させてインク滴を発生させるように構成されて
いる。このような記録ヘッドは、印刷動作をおこなって
いるノズル開口では新しいインクが順次供給されるた
め、目詰まりの虞がほとんどないものの、例えば上下端
等のノズル開口のようにインク滴吐出の機会が極めて低
いものや、また休止状態におかれると目詰まりが生じや
すい。
【0003】このため、印刷動作を一定時間継続した場
合には、記録ヘッドを非印刷領域のキャッピング手段ま
で待避させ、ここで圧電振動子に駆動信号を印加してキ
ャップに向かってすべてのノズル開口からインク滴を強
制的に噴出させる、いわゆるフラッシング動作を行わせ
ることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような対
策を講じると印刷動作が中断されて印刷速度の低下や、
またインクの消費を招くため、印刷動作中にインク滴を
発生しないノズル開口に連通する圧力発生室に設けられ
た圧電振動子に、インク滴を吐出させない程度の微小な
駆動信号を印加して、ノズル開口近傍のメニスカスを微
小振動させて目詰まりを防止する技術が数多く提案され
ている(特開昭55−123476号公報、特開昭57
−61576号公報、米国特許第4350989号明細
書)。
【0005】これらによればフラッシング動作の回数を
減らして印刷速度の低下やインクの消費を防止できるも
のの、微小振動に起因する可聴音が騒音となったり、ま
た圧電振動子の振動回数が飛躍的に多くなるため、記録
ヘッドの寿命を短縮するという問題がある。本発明はこ
のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的
とするところは、圧電振動子の振動回数を減らしつつ、
ノズル開口の目詰まりを確実に防止することができるイ
ンクジェット式記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために、ノズル開口が穿設されたノズルプレートと、
圧電振動子の変位により変形する振動板とにより形成さ
れた圧力発生室を備えたインクジェット記録ヘッドと、
前記ノズル開口からインク滴を吐出させる台形状の第1
の駆動信号と、ノズル開口からインク滴が吐出しない程
度にメニスカスを振動させる第2の駆動信号を発生する
駆動信号発生手段と、前記記録ヘッドが印刷領域に存在
する状態では、印刷周期に一致して前記第2の駆動信号
を連続的に前記圧電振動子に印加する第1のモードと、
印刷が開始される直前に前記第1のモードにおける印加
時間よりも長い時間連続して前記第2の駆動信号を前記
圧電振動子に印加する第2のモードとを選択する手段と
を備えるようにした。
【0007】
【作用】休止状態ではメニスカスを必要最低限の周期で
微小振動させて圧電振動子の疲労を低減しつつ目詰まり
を防止する。また印刷開始直前には微小振動を連続的に
行わせてノズル開口の目詰まりを確実に解消し、かつノ
ズル開口近傍のインクを圧力発生室のインクと交換させ
てから印刷動作に入る。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のプリ
ンタの印刷機構周辺の構造を示すものであって、図中符
号1は、キャリッジで、タイミングベルト2を介してパ
ルスモータ3に接続されていて、ガイド部材4に案内さ
れて記録用紙5の紙幅方向に往復動するように構成され
ている。
【0009】キャリッジ1には記録用紙5と対向する
面、この実施例では下面に後述するインクジェット式記
録ヘッド6が取り付けられている。インクジェット式記
録ヘッド6は、キャリッジ1の上部に載置されているイ
ンクカートリッジ7からインクの補給を受けてキャリッ
ジ1の移動に合わせて記録用紙5にインク滴を吐出して
ドットを形成して、記録用紙に画像や文字を印刷する。
【0010】8は、キャッピング装置で、非印刷領域に
設けられていて、休止中に記録ヘッド6のノズル開口を
封止する一方、印刷動作中に行なわれるフラッシング動
作による記録ヘッド6からのインク滴を受けるものであ
る。なお、図中符号9は、クリーニング手段を示す。
【0011】図2は、記録ヘッド6の一実施例を示すも
のであって、図中符号10は第1の蓋板で、厚さ10μ
m程度のジルコニアの薄板から構成され、その表面に、
後述する圧力発生室11に対向するように駆動電極12
が形成されている。この駆動電極12の表面にPZT等
からなる圧電振動板13が形成されている。
【0012】圧力発生室11は、圧電振動板13のたわ
み振動を受けて収縮、膨張してノズル開口14からイン
ク滴を吐出し、またインク供給口15を介して共通のイ
ンク室16のインクを吸引する。
【0013】17は、スペーサで、圧力発生室11を形
成するのに適した厚さ、例えば150μmのジルコニア
(ZrO2)などのセラミックス板に通孔を穿設して構
成されていて、後述する第2の蓋体18と第1の蓋体1
0とにより両面を封止されて前述の圧力発生室4を形成
している。
【0014】18は、第2の蓋体で、やはりジルコニア
等のセラミック板に後述するインク供給口15と圧力発
生室11とを接続する連通孔19と、圧力発生室11の
インクをノズル開口14に向けて吐出するインク吐出口
20を穿設して構成され、スペーサ17の他面に固定さ
れている。
【0015】これら各部材10、17、18は、粘土状
のセラミックス材料を所定の形状に成形し、これを積層
して焼成することにより接着剤を使用することなくアク
チュエータユニット21に纏められている。
【0016】22は、インク供給口形成基板で、アクチ
ュエータユニット21の固定基板を兼ねるとともに、イ
ンクカートリッジとの接続部材も設けることができるよ
うに、耐インク性を備えた不錆鋼等の金属やセラミック
スにより構成されている。
【0017】このインク供給口形成基板22には、圧力
発生室11側の一端側に後述する共通のインク室16と
圧力発生室11とを接続するインク供給口15が設けら
れ、また圧力発生室11の他端側にはノズル開口14と
アクチュエータユニット21のインク吐出口20とを接
続する連通孔23が設けられている。
【0018】24は、共通のインク室形成基板で、共通
のインク室16を形成するに適した厚み、例えば150
μmのステンレス鋼などの耐蝕性を備えた板材に、共通
のインク室16の形状に対応する通孔と、ノズルプレー
ト25のノズル開口14とインク吐出口20とを接続す
る連通孔26を穿設して構成されている。
【0019】これらインク供給口形成基板22、共通の
インク室形成基板24、及びノズルプレート25は、そ
れぞれの間に熱溶着フィルムや接着剤等からなる接着層
S,Sにより流路ユニット27に纏められている。
【0020】この流路ユニット27のインク供給口形成
基板22の表面に、接着剤によりアクチュエータユニッ
ト1を固定することにより記録ヘッドが構成されてい
る。
【0021】このような構成により、圧電振動子13へ
の充電が行われて、圧電振動子13がたわむと、圧力発
生室11が収縮する。これにより圧力発生室11のイン
クが加圧されてノズル開口14からインク滴として吐出
し、記録用紙にドットを形成できる。
【0022】所定時間の経過後に圧電振動子13の電荷
が放電されると、圧電振動子13が元の状態に戻る。こ
れにより、圧力発生室11が膨張して、共通のインク室
16のインクがインク供給口15を経由して圧力発生室
11に流れ込み、次の印字のためのインクが圧力発生室
11に補給される。
【0023】一方、圧電振動子13にインク滴を吐出さ
せない程度の微小な電圧で圧電振動子13を充電して圧
電振動子13を微小量たわませると、圧力発生室11も
少し収縮する。これにより、ノズル開口14近傍のメニ
スカスがノズル開口14側に微小量押し出される。
【0024】ついで圧電振動子13の電荷を放電させて
元の状態に復帰させると、圧力発生室11が微小量膨張
してノズル開口側に押し出されていたメニスカスが圧力
発生室11側に引き戻される。
【0025】このように圧電振動子13を印刷タイミン
グと同一の周期で微小量たわませたり、また元の状態に
復帰させると、ノズル開口近傍のメニスカスも微小量振
動して、ノズル開口近傍のインクが圧力発生室11のイ
ンクと置換されて目詰まりを防止するのに役立つ。
【0026】図3は、上述の記録ヘッド6を駆動する制
御装置の一実施例を示すもので、図中符号30は、制御
手段で、ホストからの印刷指令信号や印刷データを受け
て後述する駆動信号発生回路31、ヘッド駆動回路3
2、及びキャリッジ駆動回路33を制御して印刷動作を
実行させるとともに、後述する印刷タイマ36の計時デ
ータにより、キャッピング位置でフラッシングを行わせ
たり、前述したメニスカスを微小振動させるための第
2、第3の駆動信号の大きさや印加周期や時間を制御す
るものである。
【0027】駆動信号発生回路31は、ノズル開口11
からインク滴を吐出させるのに必要な電圧値VHの台形
状の第1の駆動信号(図4(イ))を発生するように構
成されている。第1の駆動信号は、その継続時間T1が
圧力発生室13の固有振動周期Tc、つまりノズル開口
11のイナータンスをLn、インク供給口のイナータン
スをLi、振動板のコンプライアンスをCv、インクのコ
ンプライアンスをCinkとしたとき、 Tc=2π√〔(CV+Cink)×Ln×Li〕/(Ln+L
i) により表される値に一致させて設定されている。これに
より圧電振動子13の変位をメニスカスの運動に有効に
変換することが可能となる。
【0028】駆動回路32は、印刷データに対応する圧
電振動子13に駆動信号発生回路31の第1の駆動信号
(図4(イ))を選択的に印加し、また待機状態では第
1の駆動信号の1/2程度の第2の駆動信号(図4
(ロ))を、さらに印刷期間中は印刷のためのインク吐
出(第1の駆動信号によるインク吐出)の有無に関わり
なく、第1の駆動信号の1/5程度の第3の駆動信号
(図4(ハ))を印加するように構成されている。
【0029】すなわち、記録ヘッドが印刷領域に存在し
てかつ印刷データが存在する圧電振動子13には、イン
ク滴吐出前に第3の駆動信号(図4(ハ))をついで第
1の駆動信号(図4(イ))とを対として印加し、また
記録ヘッド6が印刷領域に存在してかつ印刷データが存
在しない圧電振動子13には第3の駆動信号(図4
(ハ))だけを印加する。
【0030】35は、第2、第3の駆動信号の電圧値、
第2の駆動信号の勾配を温度に対応して調整するための
データ、及び印刷時に消費されたインク量に対応して第
2の駆動信号のレベルを調整するためのデータを格納す
るものである。36は、印刷動作の継続時間を計時する
印刷タイマで、印刷動作の開始により起動し、フラッシ
ング動作によりリセットされるものである。
【0031】37は印刷量カウンタで、印刷時に印刷さ
れたドット数を計数してインク消費量を検出するもので
ある。なお、図中38は、記録ヘッド周辺の温度を検出
する温度検出手段を示す。
【0032】図5は前述の駆動信号発生回路31の一実
施例を示すもので、図中符号40は、外部装置からのタ
イミング信号を一定幅のパルス信号に変換するワンショ
ットマルチバイブレータで、タイミング信号に同期して
出力端子から正信号、負信号を出力する。一方の端子に
はNPN型トランジスタ41のベースが接続され、これ
にはPNP型トランジスタ42が接続されていて、タイ
ミング信号が入力した時点で、電源電圧VHに到達する
までコンデンサ53を一定電流Irで充電する。
【0033】ワンショットマルチバイブレータ40の他
方の端子にはNPN型トランジスタ48が接続されてい
て、タイミング信号が切り替わった時点で、トランジス
タ42をオフとさせる一方、トランジスタ48をオンに
させて、コンデンサ43に充電されている電荷が略電圧
零ボルトに低下するまで一定電流Ifで放電させる。
【0034】すなわちトランジスタ44のベースーエミ
ッタ間電圧をVBE44、抵抗46の抵抗値をRrとする
と、充電電流Irは Ir=Vbe44/Rr となり、またコンデンサ43の容量をC0とすると、充
電電圧の立ち上がり時間Trは、 Tr≒C0×VH/Ir となる。
【0035】一方、駆動信号の放電電流Ifは、トラン
ジスタ45のベースーエミッタ間電圧をVBE45、抵抗4
7の抵抗値をRfとすると、 If=Vbe45/Rr となり、また立ち下がり時間は、 Tf≒C0×VH/If となる。
【0036】この結果、コンデンサ43の端子電圧は、
図4(イ)に示したように一定の勾配αで上昇する領域
と、一定値を保持する飽和領域と、一定の勾配βで降下
する領域を備えた台形状の波形となり、トランジスタ4
9,50により電流増幅されて、端子51から各圧電振
動子13、13、13‥‥に源駆動信号として出力され
る。
【0037】つぎに上述した駆動信号発生回路31の動
作について説明する。後述する駆動回路32からの信号
により全てのスイッチングトランジスタT,T,T‥‥
が短時間だけオンとなる。これにより駆動信号発生回路
31からの電圧により全ての圧電振動子13、13、1
3が充電を受けるが、その途中でパルス信号が立ち下が
るため、スイッチングトランジスタT,T,T‥‥がオ
フとなってしまい、この時点までの時間により決まる電
圧で充電が終了する。
【0038】このため、充電時間を制御することにより
印刷休止中や印刷期間中に微小振動を生じさせるのに適
した第2の駆動信号VH/2や、第3の駆動信号Vh/5
を発生させることが可能となる。
【0039】この結果、圧電振動子13は図4(ロ)、
(ハ)に示したように印刷時と同一の勾配αを有し、か
つインク滴吐出のための駆動信号VHの1/2や1/5
程度の小さな電圧でノズル開口14からインク滴を飛翔
させるには至らないたわみ振動を起こして、圧力発生室
11を微小膨張、収縮させてノズル開口14近傍のメニ
スカスに微小な振動を与える。
【0040】そして、その周期T1がインク滴を吐出さ
せるための第1の駆動信号と同一であるため、圧力発生
室11の固有振動周期に一致することになり、可及的に
少ない変位で目詰まりを防止できる振幅でメニスカスを
効率的に微小振動させることができる。
【0041】一方、制御手段30から印字信号が入力す
ると、トランジスタ42、48をオンーオフさせて台形
状の電圧、つまり第1の駆動信号を出力する。そして印
刷対象となっている圧電振動子13に接続されているス
イッチングトランジスタT,T,T‥‥は、後述する駆
動回路32によりオンにされているから、駆動信号によ
り電圧VHまで充電されることになる。
【0042】この結果、駆動信号生回路31で発生した
駆動信号が圧電振動子13に流れ込み、圧電振動子13
を一定電流で充電する。これにより印刷のためにインク
滴を放出すべき圧電振動子13,13,13‥‥が圧力
発生室11側にたわんで圧力発生室11を収縮させて、
ノズル開口14からインク滴が吐出する。
【0043】そして一定時間が経過すると、トランジス
タ48がオンになってコンデンサ43が放電されるの
で、これに伴って圧電振動子13,13,13‥が放電
して元の状態に復帰し、圧力発生室11が膨張して共通
のインク室16のインクが圧力発生室11に流れ込む。
【0044】以下、タイミング信号に合わせてドットを
形成すべきノズル開口に属する圧電振動子1は、インク
滴吐出の前に微小振動を誘起させることができる第3の
駆動信号の印加をうけてから、インク滴を発生させるこ
とができる第1の駆動信号の印加を受け、またドットを
形成しない圧電振動子13には第3の駆動信号だけが印
加されるため、全てのノズル開口14のメニスカスが印
刷周期に一致して微小振動する。
【0045】また、記録ヘッドが非印刷領域に移動した
場合には、第1の駆動信号の1/2程度の第2の駆動信
号が圧電振動子13に印加されて、この電圧により充放
電されて、印刷領域に存在する場合よりも大きな駆動力
で微小振動が行なわれる。
【0046】このように構成された装置の動作を図6、
7のタイミング図に基づいて説明する。休止状態でかつ
記録ヘッド6がキャッピング装置8で封止されていない
状態では、制御手段30は、データ記憶手段35から休
止期間中の微小振動を規定するデータを読出し、通常の
印刷周期の複数分の時間T、例えば755ミリ秒を1周
期として所定期間ΔT、例えば75ミリ秒の間に108
0回の微小振動を行わせ、その後680ミリ秒の間微小
振動を中止させるというサイクルを休止期間中繰り返
す。
【0047】このようにノズル開口14が目詰まりを生
じる時間よりも短い周期でメニスカスを連続的に所定時
間だけ連続的に微小振動させることにより、ノズル開口
近傍のインクと圧力発生室11のインクとの交流を促し
て、ノズル開口近傍のインクの粘度を下げて目詰まりを
防止する。
【0048】そして、微小振動を実行した時間ΔTのほ
ぼ9倍の時間の間、つまり微小振動後にノズル開口が目
詰まりを生じる時間よりも短い時間の間、微小振動を停
止することにより、ジュール熱により温度上昇した圧電
振動子13を冷却を促すとともに、常時微小振動を継続
することに起因する圧電振動子13の疲労を可及的に少
なくする。
【0049】このような間欠的な複数回の微小振動によ
り待機している状態で、印刷信号が入力してキャリッジ
1が移動を開始すると、制御手段30は、一定周期Tで
の間欠的な微小振動を停止させてキャリッジ1を印刷可
能速度に向けて加速しつつ、印刷速度に到達する直前に
再び微小振動を休止期間中よりも長い時間、例えば75
ミリ秒以上の時間を連続して実行させる。これにより、
ノズル開口近傍のインクが、粘度上昇を来していない圧
力発生室11のインクに置換されて、印刷時に確実に吐
出可能となる。
【0050】このようにして印刷動作が行なわれる直
前、例えば印刷信号が入力する100ミリ秒以前に第2
の駆動信号の出力を停止して、駆動信号発生回路31が
インク滴の吐出に必要なレベルの信号を出力できるよう
に体制を整える。キャリッジ1が印刷速度に到達して印
刷データが入力すると、印刷タイマ36をスタートさせ
て印刷データの入力を待つ。この状態では、全ての圧電
振動子13に第3の駆動信号を印加してノズル開口14
のメニスカスを微小振動させる。すなわち、第3の駆動
信号は、インク滴を吐出させるための第1の駆動信号に
比較して、VH/5と低いから、圧電振動子13がたわ
み振動を行っても、インク滴を吐出させるまでには至ら
ず、ただノズル開口14近傍のメニスカスを微小振動さ
せることになる。
【0051】このように印刷のために印刷領域で待機状
態におかれている記録ヘッド6は、印刷周期に一致して
インク滴吐出のための第1の駆動信号の1/5程度の電
圧で圧電振動子13が駆動されて(図7(III))、ノ
ズル開口14の目詰まりが防止される。
【0052】この状態で印刷信号が入力すると、キャリ
ッジ1により記録ヘッド6を記録用紙5の幅方向に走査
しながら、第3の駆動信号に引き続いて印刷を行うべき
圧電振動子13を第1の駆動信号の上昇電圧でたわま
せ、圧力発生室13を収縮させてノズル開口14からイ
ンク滴を吐出させる。そして所定時間が経過した時点で
第1の駆動信号の降下電圧で圧電振動子13を元の状態
に復帰させ、圧力発生室13を膨張させて共通のインク
室16のインクを圧力発生室11に流入させる。
【0053】第1の駆動信号の印加が停止し、次の印刷
周期が到来すると、前述と同様に第3の駆動信号を全て
の圧電振動子13に印加して、インク滴を吐出しなかっ
たノズル開口14の目詰まりを防止する。
【0054】印刷中に印刷タイマ36の計時が所定時
間、例えば10秒になると、制御手段30は、記録ヘッ
ド6をフラッシング位置、つまりキャッピング装置8に
対向する位置に移動させ、所定数、例えば数千ドット分
のインク滴を吐出させる、定期フラッシング動作を実行
させる。フラッシング動作が終了した時点で、印刷タイ
マ36をリセットして再び計時動作を実行させ、上述の
工程により再び印刷動作を開始する。
【0055】以後、印刷タイマ36が所定時間を計時す
るごとに定期フラッシング動作を実行して、全てのノズ
ル開口14から強制的にインクを吐出させて目詰まりを
防止する。
【0056】なお、上述の実施例においては非印字領域
で休止期間中にメニスカスを微小振動させるために圧電
振動子13に印加する第2の駆動信号のレベルを一定値
VH/2に維持しているが、印刷量カウンタ37からの
データに基づいて記録ヘッド6が印刷領域や、また定期
フラッシングで吐出したインク量を検出し、吐出したイ
ンク量が多い場合には、第2の駆動信号の電圧値を下
げ、また少ない場合にはインク滴を吐出しない範囲内で
電圧値を上昇させて、圧力発生室11のインクの粘度を
考慮しながら微小振動を行わせるようにすると、休止期
間中の圧電振動子13の負担を可及的に軽くしつつ、目
詰まりを確実に防止することができる。
【0057】これら印刷期間中におけるインク滴の吐出
量に対応する第2の駆動信号のレベルの設定は、吐出量
と電圧値の関係を予め記憶手段35に格納しておき、印
刷量カウンタ37の吐出量データに対応する電圧値を読
み出すことにより簡単に実現できる。
【0058】また、インクは温度によりその粘度が大き
く変化するため、圧電振動子13に低い電圧の信号を印
加してメニスカスに微小振動を行わせる場合には、微小
振動の振幅値が温度により大きな変化を受ける。
【0059】このような問題を解消するため、電圧レベ
ルを調整することも考えられるが、充電時間の制御が必
要となるため、回路構成が複雑となる。このため、第2
の駆動信号の電圧値は一定(VH/2)に維持しつつ、
立ち上がり勾配、及び立ち下がり勾配だけを環境温度に
対応させて調整するように構成されている。
【0060】すなわち、室温(25°C)に対しては立
ち上がり勾配αを4V/μ秒、立ち下がり勾配βを6.
7V/μ秒とし、また温度10°Cの低温に対しては立
ち上がり勾配α1を5V/μ秒、立ち下がり勾配β1を
8.4V/μ秒とし、さらに高温に対しては立ち上がり
勾配α2を3V/μ秒、立ち下がり勾配β2を5V/μ秒
として、圧電振動子17のたわみ速度、及び復帰速度
を、温度が低くなるほど高速度化させて、低温で粘度が
高くなったインクの運動を助けるようにした。
【0061】これら各温度における立ち上がり勾配α、
α1、α2、及び立ち下がり勾配β、β1、β2の調整
は、記憶手段35に予め温度と勾配α、α1、α2、β、
β1、β2との関係を示すデータを格納しておき、温度
検出手段38からの温度信号により読み出すことにより
簡単に実現できる。
【0062】また、上述の実施例では第3の駆動信号が
室温、例えば25°Cを基準として駆動信号の20%程
度の一定値に設定されているが、温度による粘度変化の
大きなインクに対しては、10°C程度の低温では駆動
信号の10%程度に、また40°C程度の高温では駆動
信号の30%程度に調整すると、メニスカスを温度の変
化に対応して十分に微小振動させることができる。
【0063】さらに、図9に示したように黒インク吐出
用のノズル開口列B、シアンインク吐出用のノズル開口
列C,マゼンタインク吐出用のノズル開口列M、及びイ
エロインク吐出用のノズル開口列Yというようにそれぞ
れ独立して駆動されるノズル開口列を備えた記録ヘッド
60、61に対しては、ノズル開口列B,C,M,Yを
第1の組62、第2の組63との複数の組に分け、休止
期間中に印加する第2の駆動信号を図10に示したよう
に各組62、63との間で時間差ΔT1を設定するのが
望ましい。
【0064】この実施例によれば微小振動に起因する可
聴音のレベルを、組数分の1に減少させることが可能と
なり、記録装置の騒音を低減することができる。また上
述の実施例においては、休止状態の解除をキャリッジの
移動により検知するようにしているが、外部装置からの
印刷信号の入力を検出して検知するようにしても同様の
作用を奏する。
【0065】図10は、本発明が適用可能な縦振動モー
ドの圧電振動子を用いた記録ヘッドの一実施例を示すも
ので、図において、符号71は、振動板で、圧電振動子
72の先端に当接して弾性変形する薄板からなり、流路
形成板73を挟んでノズルプレート74と液密に一体に
固定されて流路ユニット75を構成している。
【0066】76は基台で、圧電振動子72を振動可能
に収容する収容室77と、流路ユニット75を支持する
開口78とを備え、圧電振動子72の先端を振動板71
のアイランド部71aに当接させるように流路ユニット
75を固定して記録ヘッドを構成している。
【0067】このような構成により、圧電振動子72が
充電を受けて収縮すると、圧力発生室83が膨張する。
これにより、共通のインク室80、80のインクがイン
ク供給口81、81を経由して圧力発生室83に流れ込
む。
【0068】所定時間の経過後に圧電振動子72の電荷
が放電されて圧電振動子72が元の状態に復帰すると、
圧力発生室83が収縮して圧力発生室83のインクが圧
縮されてノズル開口82からインク滴として吐出して記
録用紙にドットを形成する。
【0069】そして、圧電振動子72にインク滴を吐出
させない程度の小パルスを印加して圧電振動子72を微
小量収縮させると、圧力発生室83も少し膨張するか
ら、ノズル開口82近傍のメニスカスが圧力発生室83
側に引き込まれる。ついで圧電振動子72を元の状態に
復帰させると、圧力発生室83が収縮してメニスカスが
ノズル開口82側に若干押し戻される。
【0070】このように圧電振動子72を印刷タイミン
グと同一の周期で微小量伸縮させると、ノズル開口82
近傍のメニスカスも微小量振動するから、前述の実施例
と同様にノズル開口近傍のインクが圧力発生室83のイ
ンクと置換されてノズル開口の目詰まりが防止できる。
【0071】なお、上述の実施例のおいては、記録ヘッ
ドの印字動作を、第3の駆動信号を印加してから第1の
駆動信号を印加するようにしているが、第1の駆動信号
を印加した後、第3の駆動信号を印加するようにしても
同様の作用を奏する。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ノズル開口が穿設されたノズルプレートと、圧電振動子
の変位により変形する振動板とにより形成された圧力発
生室を備えたインクジェット記録ヘッドと、ノズル開口
からインク滴を吐出させる台形状の第1の駆動信号と、
ノズル開口からインク滴が吐出しない程度にメニスカス
を振動させる第2の駆動信号を発生する駆動信号発生手
段と、記録ヘッドが印刷領域に存在する状態では、印刷
周期に一致して第2の駆動信号を連続的に前記圧電振動
子に印加する第1のモードと、印刷が開始される直前に
第1のモードにおける印加時間よりも長い時間連続して
第2の駆動信号を圧電振動子に印加する第2のモードと
を選択する手段とを備えるようにしたので、休止状態で
はノズル開口の目詰まりが生じない時間よりも短い周期
で一定時間、メニスカスを微小振動させて圧電振動子の
振動回数を可及的に少なくして圧電振動子の疲労と騒音
を低減しつつ、目詰まりを防止し、また印刷開始直前に
は微小振動を連続的に行わせてノズル開口の目詰まりの
確実な解消と、ノズル開口近傍のインクを粘度が低い圧
力発生室のインクと置換させて印刷動作とを保証するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるインクジェット記録装置の
一実施例を示す図である。
【図2】インクジェット記録ヘッドの一実施例を示す断
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す装置のブロック図であ
る。
【図4】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれ圧電振動子に
印加される第1、第2、第3の駆動信号を示す波形図で
ある。
【図5】駆動信号発生回路の一実施例を示す図である。
【図6】図(I)、(II)は、それぞれ休止期間中の圧
電振動子に印加される駆動信号をキャリッジの移動に対
応させて示す図である。
【図7】図(I)乃至(III)は、それぞれ印刷期間中の
インク吐出、及び非インク吐出の圧電振動子に印加され
る駆動信号を示す波形図である。
【図8】本発明が適用可能なインクジェット式記録ヘッ
ドの一実施例を、ノズル開口の配列形態で示す図であ
る。
【図9】図(I)乃至(III)は、それぞれ本発明の他の
実施例を、休止期間中に印加する第2の駆動信号の印加
形態でもって示す図である。
【図10】本発明が適用できる他の形式の記録ヘッドの
一実施例を示す図である。
【符号の説明】
6 インクジェット式記録ヘッド 8 キャッピング装置 9 クリーニング装置 11 圧力発生室 13 圧電振動子 14 ノズル開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 情野 健朗 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 黄木 康弘 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口が穿設されたノズルプレート
    と、圧電振動子の変位により変形する振動板とにより形
    成された圧力発生室を備えたインクジェット記録ヘッド
    と、 前記ノズル開口からインク滴を吐出させる台形状の第1
    の駆動信号と、ノズル開口からインク滴が吐出しない程
    度にメニスカスを振動させる第2の駆動信号を発生する
    駆動信号発生手段と、 前記記録ヘッドが印刷領域に存在する状態では、印刷周
    期に一致して前記第2の駆動信号を連続的に前記圧電振
    動子に印加する第1のモードと、印刷が開始される直前
    に前記第1のモードにおける印加時間よりも長い時間連
    続して前記第2の駆動信号を前記圧電振動子に印加する
    第2のモードとを選択する手段と、 を備えてなるインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の駆動信号の継続時間が前記圧
    力発生室の固有振動周期に一致するように設定されてい
    る請求項1のインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 ノズル開口が穿設されたノズルプレート
    と、圧電振動子の変位により変形する振動板とにより形
    成された圧力発生室を備えたインクジェット記録ヘッド
    と、 外部からのタイミング信号に同期して台形状の第1の駆
    動信号とノズル開口からインク滴が吐出しない程度にメ
    ニスカスを振動させる第2の駆動信号と、前記ノズル開
    口のメニスカスを振動させることができ、かつ前記第2
    の駆動信号の電圧よりも小さな第3の駆動信号とを発生
    する駆動信号発生回路と、 前記第2の駆動信号を間欠的に前記圧電振動子に印加す
    る第1のモードと、印刷が開始される直前に前記第1の
    モードにおける印加時間よりも長い時間連続して前記第
    2の駆動信号を前記圧電振動子に印加する第2のモード
    と、前記記録ヘッドが印刷領域に存在する場合に前記第
    1の駆動信号の有無に関わりなく前記圧電振動子に前記
    第3の駆動信号を印加する手段と、 を備えてなるインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の駆動信号、及び第3の駆動信
    号の継続時間が前記圧力発生室の固有振動周期に一致す
    るように設定されている請求項3のインクジェット式記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動信号、及び第3の駆動信
    号が環境温度に対応して立ち上がり勾配、及び立ち下が
    り勾配が変化する請求項1、3のインクジェット式記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の駆動信号、及び第3の駆動信
    号が印刷時のインク滴の吐出量に応じてその電圧が変更
    される請求項1、3のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の駆動信号が、複数のノズル開
    口列に一定の時間差をおいて印加される請求項1、3の
    インクジェット式記録装置。
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