JP2010149396A - 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1駆動信号COM1は、インクを吐出する吐出駆動パルスと、インクが吐出されない程度に圧電振動子を駆動するカット駆動パルスDPCと、を含み、このカット駆動パルスは、圧力発生室を膨張させてメニスカスを引き込む引き込み要素から始まるパルスであり、駆動信号における最後の期間で発生され、吐出制御手段は、現在の記録周期で駆動パルスを圧電振動子に供給してノズルからインクを吐出する場合において、次の記録周期でインクを吐出するときはカット駆動パルスを圧電振動子に供給しない一方、次の記録周期でインクを吐出しないときはカット駆動パルスを圧電振動子に供給する。
【選択図】図5
Description
しかしながら、この非吐出駆動パルスを圧力発生素子に印加することで圧力発生室内のインクに発生する残留振動が次の吐出周期における吐出動作に悪影響(インクの量や飛翔速度の変動等)を与える虞があるため、これを抑制するべく非吐出駆動パルスの後ろに残留振動を減衰させるための期間が必要であった。このため、この振動減衰期間だけ吐出周期全体が長くなり、その結果、駆動周波数が低下してしまうという問題があった。
前記圧力発生素子を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を規定吐出周期で発生する駆動信号発生手段と、
前記駆動信号に含まれる駆動パルスを選択し、選択した駆動パルスを圧力発生素子に供給して液体の吐出を制御する吐出制御手段と、
を備える液体吐出装置であって、
前記駆動信号は、液滴を吐出する吐出駆動パルスと、液滴が吐出されない程度に前記圧力発生素子を駆動する非吐出駆動パルスと、を含み、
前記非吐出駆動パルスは、圧力発生室を膨張させてメニスカスを引き込む引き込み要素から始まるパルスであり、駆動信号における最後の期間で発生され、
前記吐出制御手段は、現在の吐出周期で駆動パルスを前記圧力発生素子に供給してノズルから液体を吐出する場合において、次の吐出周期で液体を吐出するときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給しない一方、次の吐出周期で液体を吐出しないときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給することを特徴とする。
なお、「期間」とは、駆動信号の規定吐出周期の中で、当該駆動信号に含まれるパルス毎に区切られた期間を意味する。
前記吐出制御情報には、次の吐出周期における液体の吐出の有無を示す次周期吐出情報が含まれる構成を採用することが望ましい。
なお、カット駆動パルスDPCに関しては、第2駆動信号COM2におけるスモールドット吐出駆動パルスDPSの後(期間T3)で発生するようにしてもよい。
まず、第1駆動信号COM1において期間T1,T2で発生するミドルドット吐出駆動パルスDPM(DPM1,DPM2)について説明する。図4(a)に示すように、このミドルドット吐出駆動パルスDPMは、第1膨張要素P11(圧力発生室膨張要素)と、第1膨張ホールド要素P12(膨張維持要素)と、第1収縮要素P13(吐出要素)とからなる。第1膨張要素P11は、基準電位VHBから第1膨張電位VH1までインクを吐出させない程度の比較的緩やかな一定勾配で電位を上昇させる波形要素であり、第1膨張ホールド要素P12は、第1膨張電位VH1で一定な波形要素である。第1収縮要素P13は、第1膨張電位VH1から基準電位VHBまで急勾配で電位を下降させる波形要素である。
また、上記実施形態では、大ドットを形成する場合、第1駆動信号COM1の2つのミドルドット吐出駆動パルスDPM1,DPM2を用いる構成を例示したが、これには限られず、例えば、3つ以上のミドルドット吐出駆動パルスを用いて大ドットを形成する構成においても本発明を適用することができる。
Claims (3)
- ノズル、当該ノズルに連通する圧力発生室、及び、当該圧力発生室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、当該圧力発生素子の作動によってノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、
前記圧力発生素子を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を規定吐出周期で発生する駆動信号発生手段と、
前記駆動信号に含まれる駆動パルスを選択し、選択した駆動パルスを圧力発生素子に供給して液体の吐出を制御する吐出制御手段と、
を備える液体吐出装置であって、
前記駆動信号は、液滴を吐出する吐出駆動パルスと、液滴が吐出されない程度に前記圧力発生素子を駆動する非吐出駆動パルスと、を含み、
前記非吐出駆動パルスは、圧力発生室を膨張させてメニスカスを引き込む引き込み要素から始まるパルスであり、駆動信号における最後の期間で発生され、
前記吐出制御手段は、現在の吐出周期で駆動パルスを前記圧力発生素子に供給してノズルから液体を吐出する場合において、次の吐出周期で液体を吐出するときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給しない一方、次の吐出周期で液体を吐出しないときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記吐出制御手段は、液体の吐出の有無および吐出する液体の量を示す吐出制御情報に基づいて前記圧力発生素子に対する駆動パルスの供給・非供給を制御し、
前記吐出制御情報には、次の吐出周期における液体の吐出の有無を示す次周期吐出情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 - ノズル、当該ノズルに連通する圧力発生室、及び、当該圧力発生室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、当該圧力発生素子の作動によってノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、前記圧力発生素子を駆動する駆動パルスを含む駆動信号を規定吐出周期で発生する駆動信号発生手段と、を備える液体吐出装置の制御方法であって、
前記駆動信号は、液滴を吐出する吐出駆動パルスと、液滴が吐出されない程度に前記圧力発生素子を駆動する非吐出駆動パルスと、を含み、
前記非吐出駆動パルスは、圧力発生室を膨張させてメニスカスを引き込む引き込み要素から始まるパルスであり、駆動信号における最後の期間で発生され、
現在の吐出周期で駆動パルスを前記圧力発生素子に供給してノズルから液体を吐出する場合において、次の吐出周期で液体を吐出するときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給しない一方、次の吐出周期で液体を吐出しないときは前記非吐出駆動パルスを前記圧力発生素子に供給することを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
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