JPH09201617A - 回転ホイール式連続押出装置 - Google Patents

回転ホイール式連続押出装置

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Publication number
JPH09201617A
JPH09201617A JP1051696A JP1051696A JPH09201617A JP H09201617 A JPH09201617 A JP H09201617A JP 1051696 A JP1051696 A JP 1051696A JP 1051696 A JP1051696 A JP 1051696A JP H09201617 A JPH09201617 A JP H09201617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary wheel
passage
tubular body
base stock
extrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1051696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Suzuki
正義 鈴木
Mamoru Furukawa
衛 古川
Takeshi Nagao
剛 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP1051696A priority Critical patent/JPH09201617A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の製品を、歩留まりを低下させずに、
高速度で押出すことができる回転ホイール式連続押出装
置を提供する。 【解決手段】 周溝10を有する回転ホイール11と、周溝
10の一部を蓋被する固定シューブロック20とにより形成
される通路30内に素材60を連続的に供給し、回転ホイー
ル11の周溝10と素材60との間に生じる接触摩擦抵抗によ
り、素材60を通路30の先に配したダイホルダー40の押出
室41に圧入し、ダイホルダー40に具備された押出ダイ43
から素材60を所定形状に押出成形する回転ホイール式連
続押出装置において、回転ホイール11の周溝10内に素材
導入用筒状体50が素材供給側に開口して配され、素材導
入用筒状体50は前記押出室41に連通しており、素材導入
用筒状体50の開口端部51は押出室41の素材入口部42より
素材供給側に位置しており、筒状体50と通路30との間に
は所定間隔が開いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ホイール式連
続押出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】回転ホイール式連続押出装置は、図2イ
に例示するように、周溝10を有する回転ホイール11と、
周溝10の一部を蓋被する固定シューブロック20とにより
形成される通路30内に素材60を連続的に供給し、回転ホ
イール11の周溝10と素材60との間に生じる接触摩擦抵抗
により、素材60を通路30の先に配したダイホルダー40の
押出室41に圧入し、ダイホルダー40に具備された押出ダ
イ43から製品61を押出す装置である。前記押出装置にお
いて、通路の終端にはアバットメント70が配されてお
り、素材60はこのアバットメント70に行手を阻まれて押
出室41に圧入される。
【0003】ところで、周溝に供給される素材60には、
皮剥ぎ、洗浄、熱処理、洗浄の前処理が順に施される
が、それでも、表面には薄い酸化膜が存在しており、ま
た油水分やゴミが付着していることもある。このような
異物が素材60とともに押出室41に持ち込まれると、押出
された製品61の表面が部分的に膨らんだり、後工程で色
むらを生じる等の不都合が生じる。この不都合を解消す
るために、回転ホイール11の周溝10の内面とアバットメ
ント70との間に間隙を開けておき、この間隙から、素材
60表面近傍の異物を素材60表面層と共に外部へフラッシ
ュ62として排出するようにしている。この方法で異物の
混入を確実に防止するには、前記間隙を広く開ける必要
があるが、こうすると、歩留まりが著しく低下するとい
う問題が生じる。また前記間隙を広く開けても、アバッ
トメント70がダイホルダー40の押出室入口部42より後方
に位置している為、素材60の固定シューブロック20側の
異物は排出できず(図2ロ参照)、押出室41に混入し
た。
【0004】このようなことからアバットメント70と周
溝10内面との間隙は狭いままにし、その代わり、図3
イ、ロに示すように、アバットメント70の素材当接面71
の中央部分を凸状として、異物が前記アバットメント70
の傾斜した素材当接面71と周溝10内面との間に形成され
る窪み72に集まるようにし、集まった異物を前記間隙か
ら排出するようにした押出装置が提案された(実開昭58
-38315号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の窪み72
に異物を集める方法では、アバットメント70の素材当接
面71が、中央部分が突出した傾斜面の為、素材60が前記
傾斜面上を容易に移動して押出室内の素材に十分な圧力
が掛からず、その結果、押出速度を速くできない、
押出圧力が変動してビビリ欠陥(押出方向に直角なスジ
状欠陥)が発生する、といった問題が生じた。また、ア
バットメント70が、押出室入口部42より後方に位置して
いる為、素材60の固定シューブロック20側の異物は押出
室41内に混入するという問題は依然として残されてい
た。本発明の目的は、高品質の製品を、歩留まりを低下
させずに、高速度で押出すことができる回転ホイール式
連続押出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、周溝を有する
回転ホイールと、周溝の一部を蓋被する固定シューブロ
ックとにより形成される通路内に素材を連続的に供給
し、前記回転ホイールの周溝と前記素材との間に生じる
接触摩擦抵抗により、前記素材を前記通路の先に配した
ダイホルダーの押出室に圧入し、前記ダイホルダーに具
備された押出ダイから前記素材を所定形状に押出成形す
る回転ホイール式連続押出装置において、前記回転ホイ
ールの周溝内に素材導入用筒状体が素材供給側に開口し
て配され、前記素材導入用筒状体は前記押出室に連通し
ており、前記素材導入用筒状体の開口端部は前記押出室
の素材入口部より素材供給側に位置しており、前記筒状
体と前記通路との間には所定間隔が開いていることを特
徴とする回転ホイール式連続押出装置である。
【0007】本発明では、素材導入用筒状体をダイホル
ダーと一体に形成することにより、前記筒状体を強固に
保持できる。又筒状体の断面形状は、円形、四角形、台
形等任意であるが、通路の断面形状と相似形にするの
が、素材表面の異物を素材全周に渡って均一に除去でき
て望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図を参照して具
体的に説明する。図1イは本発明の回転ホイール式連続
押出装置の態様を示す縦断面要部説明図である。周溝10
を有する回転ホイール11と、周溝10の一部を蓋被する固
定シューブロック20とにより形成される通路30の先にダ
イホルダー40が配され、ダイホルダー40の押出室41に連
通して素材導入用筒状体50が設けられている。そして、
前記筒状体50は、押出室41に連通し、且つ前記周溝10
内にその開口端51を素材供給側に向けて配され、前記
開口端51は押出室41の素材入口部42より素材供給側に位
置しており、筒状体50と通路30との間には全周に渡り
所定間隔が開いている(図1ロ参照)。尚、ここに示し
た押出装置は、素材導入用筒状体50がダイホルダー40と
一体に形成されている為、素材導入圧力に十分耐え、変
形するようなことがない。
【0009】図1に示した本発明の押出装置では、筒
状体50が押出室41に連通し、且つ前記周溝10内にその開
口端51を素材供給側に向けて配されているので、素材が
筒状体50内に安定した高圧力で導入される。従って、高
速押出が可能であり、またビビリ等の欠陥も生じない。
更に、前記筒状体50の開口端51はダイホルダー40の素
材入口部42より素材供給側に位置しており、且つ筒状
体50と通路30との間に全周に渡り所定間隔が開いている
ので、筒状体50内には通路内面近傍の素材は導入されな
い。即ち、素材表面の異物が押出室41内に混入するよう
なことがない。この為、素材の前処理工程も大幅に削減
できる。
【0010】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明装置によれ
ば、高品質の製品を、歩留まりを低下させずに、高速度
で押出すことができる。又素材の前処理工程も大幅に削
減できる。依って、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ホイール式連続押出装置の態様を
示す要部縦断面図(図イ)及びA−A矢視図(図ロ)で
ある。
【図2】従来の回転ホイール式連続押出装置の縦断面図
(図イ)及びB−B矢視図(図ロ)である。
【図3】従来の回転ホイール式連続押出装置のアバット
メントの素材当接面の形状を示す縦断面説明図(図イ)
及び背面説明図である。
【符号の説明】
10………周溝 11………回転ホイール 20………固定シューブロック 30………通路 40………ダイホルダー 41………ダイホルダーの押出室 42………押出室の素材入口部 43………押出ダイ 44………マンドレル 50………素材導入用筒状体 51………素材導入用筒状体の開口端部 60………素材 61………押出された製品 62………フラッシュ 70………アバットメント 71………アバットメントの素材当接面 72………窪み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周溝を有する回転ホイールと、周溝の一
    部を蓋被する固定シューブロックとにより形成される通
    路内に素材を連続的に供給し、前記回転ホイールの周溝
    と前記素材との間に生じる接触摩擦抵抗により、前記素
    材を前記通路の先に配したダイホルダーの押出室に圧入
    し、前記ダイホルダーに具備された押出ダイから前記素
    材を所定形状に押出成形する回転ホイール式連続押出装
    置において、前記回転ホイールの周溝内に素材導入用筒
    状体が素材供給側に開口して配され、前記素材導入用筒
    状体は前記押出室に連通しており、前記素材導入用筒状
    体の開口端部は前記押出室の素材入口部より素材供給側
    に位置しており、前記筒状体と前記通路との間には所定
    間隔が開いていることを特徴とする回転ホイール式連続
    押出装置。
  2. 【請求項2】 素材導入用筒状体がダイホルダーと一体
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転
    ホイール式連続押出装置。
JP1051696A 1996-01-25 1996-01-25 回転ホイール式連続押出装置 Pending JPH09201617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051696A JPH09201617A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 回転ホイール式連続押出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051696A JPH09201617A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 回転ホイール式連続押出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09201617A true JPH09201617A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11752398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1051696A Pending JPH09201617A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 回転ホイール式連続押出装置

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JP (1) JPH09201617A (ja)

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