JPH09201398A - 薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置 - Google Patents

薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置

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JPH09201398A
JPH09201398A JP8011606A JP1160696A JPH09201398A JP H09201398 A JPH09201398 A JP H09201398A JP 8011606 A JP8011606 A JP 8011606A JP 1160696 A JP1160696 A JP 1160696A JP H09201398 A JPH09201398 A JP H09201398A
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孝明 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤の経路の汚れを検出して、この経路の清
掃時期を判定することが可能な薬剤収納取り出し装置の
清掃時期判定装置を提供する。 【解決手段】 モータ制御回路11は、薬剤フィーダを
制御し、その排出口から薬剤を排出させる。この排出口
には、発光ダイオード95及びホトトランジスタ96を
対向配置している。薬剤は、発光ダイオード95の光を
遮って、ホトトランジスタ96の出力を変動させる。こ
の出力変動に基づいて、モータ制御回路11は、薬剤の
排出を確認する。ローパスフィルター12は、ホトトラ
ンジスタ96の出力のうちの低周波数の成分を比較器1
3に加える。この低周波数の成分は、発光ダイオード9
5及びホトトランジスタ96の汚れによって生じる。比
較器13は、低周波数の成分が基準電圧Vs 未満になる
と、電圧Vh を出力し、発光ダイオード95、ホトトラ
ンジスタ96、薬剤の経路の汚れを示唆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各薬剤フィーダ
を制御して、これらの薬剤フィーダからそれぞれの薬剤
を排出させ、これらの薬剤を供給する薬剤収納取り出し
装置に関し、特に薬剤の経路の汚れを検出して、この経
路の清掃時期を判定する清掃時期判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば図8に示
すようなものがある。この装置では、内環状板81及び
外環状板82を回動自在に支持し、これらの環状板8
1,82の上に各フィーダ列83を環状に配設し、これ
らのフィーダ列83に沿ってそれぞれの薬剤案内通路8
4を設けている。また、各環状板81,82の下方にホ
ッパー85を設け、このホッパー85の下方に包装装置
(図示せず)を設けている。
【0003】各フィーダ列83は、複数の薬剤フィーダ
86を垂直に積み重ねたものである。これらの薬剤フィ
ーダ86は、図9に示すように構成されており、収容筐
体87内のすり鉢状の容器88に円錐体89を回転自在
に嵌合させ、この円錐体89の先端にギヤ90を固定
し、このギヤ90に間欠回転モータ91の出力軸のギヤ
を噛み合わせ、この間欠回転モータ91によって、円錐
体89を間欠的に回転させる。また、円錐体89の外周
には、複数の溝92を形成し、すり鉢状の容器88の下
側には、排出口93を形成している。
【0004】ここで、収容筐体87に複数の薬剤(錠
剤、カプセル等)を収容して、この収容筐体87を蓋9
4によって閉じ、円錐体89を間欠的に回転させると、
この円錐体89の各溝92に各薬剤が侵入する。また、
この円錐体89の間欠的な回転に伴い、円錐体89の各
溝92がすり鉢状の容器88の排出口93に逐次一致
し、この度に円錐体89の溝92からすり鉢状の容器8
9の排出口93を介して1個の薬剤が該薬剤に作用する
遠心力によって排出される。
【0005】この薬剤フィーダ86の排出経路には、発
光ダイオード95及びホトトランジスタ96を対向配置
しており、発光ダイオード95から照射された光をホト
トランジスタ96に入射している。薬剤を排出口93か
ら排出すると、この薬剤が各素子89,90の間を通
り、ホトトランジスタ96の受光レベルが瞬時低下し
て、このホトトランジスタ96の出力が変動するので、
この出力変動に基づいて薬剤の排出を確認する。
【0006】薬剤フィーダ86の排出口93から薬剤を
排出すると、この薬剤は、矢印Aに沿って薬剤案内通路
84に導かれ、この薬剤案内通路84を通じてホッパー
85上に落下する。
【0007】ホッパー85は、落下して来た各薬剤を収
集し、これらの薬剤を包装装置に導く。この包装装置
は、各薬剤を薬袋に入れて、この薬袋を密封する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、薬剤を落下
させて収集する途中で、この薬剤が薬剤フィーダ86の
排出口93、薬剤案内通路84及びホッパー85等から
なる経路の壁面に接触して、この薬剤の表面が削れたり
欠け、その粉塵が経路の壁面に付着して、この壁面が汚
れ、衛生上好ましくない。
【0009】また、薬剤が経路の壁面に接触したとき
に、既に壁面に付着していた粉塵が剥がれ落ちることも
あり、この粉塵は、薬剤と共にホッパー84によって収
集され、薬袋に侵入する。この場合、薬剤と共に、この
薬剤とは異なる他の成分の粉塵が患者に供給されるの
で、不快感を患者に与えるばかりでなく、好ましくない
成分が患者に供給されることさえ有り得る。
【0010】一方、薬剤フィーダ86の排出口93の発
光ダイオード95及びホトトランジスタ96も、薬剤の
粉塵によって汚れるので、ホトトランジスタ96の受光
レベルが低下したり、薬剤を排出したときのホトトラン
ジスタ96の出力変動が小さくなる。この場合、薬剤の
排出を確認できず、薬剤を正確に供給することができな
い。
【0011】このため、従来は、薬剤の経路を定期的に
清掃するか、管理者が汚れの程度を調べて、清掃の時期
を判断していた。しかしながら、薬剤の経路の汚れは、
薬剤の種類や、装置の使用頻度によって異なり、また経
路を視認し難いので、清掃の時期を決め難いと言う問題
があった。
【0012】そこで、この発明の課題は、薬剤の経路の
汚れを検出して、この経路の清掃時期を判定することが
可能な薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、複数の薬剤をそれぞれ収納した複数の
薬剤フィーダを備え、これらの薬剤フィーダからそれぞ
れの薬剤を排出させ、これらの薬剤を収集して供給する
薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置において、各
薬剤フィーダから各薬剤の収集箇所までの薬剤の経路に
設けられ、この経路の汚れの程度を検出する汚れ検出手
段と、この汚れ検出手段の検出結果を表示する表示手段
とを備えている。
【0014】この発明によれば、汚れ検出手段は、薬剤
の経路に設けられ、この経路の汚れの程度を検出し、こ
の検出結果を表示手段に表示させる。このため、表示手
段の表示内容によって、薬剤の経路の汚れの程度を把握
することができ、清掃時期を知ることができる。
【0015】例えば汚れ検出手段は、薬剤の経路に対向
配置された発光素子及び受光素子と、この受光素子の出
力を予め定められたしきい値と比較して、薬剤の経路の
汚れの程度を検出する比較判定手段とを備える。
【0016】汚れ検出手段の発光素子及び受光素子は、
薬剤フィーダの排出経路に対向配置され、薬剤の排出を
確認するためのものを共用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0018】図1は、この発明の清掃時期判定装置の一
実施形態を示している。この清掃時期判定装置は、図8
に示す薬剤収納取り出し装置に適用されるものであっ
て、この装置における薬剤の経路の汚れを検出して、こ
の経路の清掃時期を表示する。
【0019】この図1において、発光ダイオード95及
びホトトランジスタ96は、図9に示す薬剤フィーダ8
6の排出経路に対向配置されている。通常、ホトトラン
ジスタ96は、発光ダイオード95からの光を入射し
て、オンになっている。
【0020】モータ制御回路11は、この装置を統括的
に制御するマイクロプロセッサ(図示せず)からの指令
に応答して、薬剤フィーダ86の間欠回転モータ91を
間欠的に回転させる。これによってすり鉢状の容器89
の排出口93から薬剤が排出されると、この薬剤が発光
ダイオード95の光を遮って、ホトトランジスタ96の
出力が変動する。これに応答してモータ制御回路11
は、間欠回転モータ91の回転を停止する。この結果、
薬剤フィーダ86からは1個の薬剤が排出される。マイ
クロプロセッサによって複数個の薬剤の排出が指令され
た場合は、これらの薬剤の個数と同じ回数だけ、ホトト
ランジスタ96の出力が変動するまで、モータ制御回路
11は、間欠回転モータ91の回転を継続し、指令され
た個数の各薬剤を排出させる。
【0021】また、ローパスフィルター12は、ホトト
ランジスタ96の出力のうちの低周波数の成分を比較器
13に加える。この低周波数の成分は、薬剤の排出によ
るホトトランジスタ96の急峻な出力変動を含まず、ホ
トトランジスタ96の緩やかな出力変動のみからなる。
この緩やかな出力変動は、発光ダイオード95の発光面
及びホトトランジスタ96の受光面の汚れによって生じ
る。つまり、薬剤を排出する度に、発光面及び受光面が
徐々に汚れ、これによりホトトランジスタ96の出力が
徐々に低下して、緩やかに変動する。
【0022】比較器13は、ホトトランジスタ96から
の低周波数の成分と、予め定められた基準電圧Vs を比
較し、ホトトランジスタ96からの低周波数の成分が基
準電圧Vs 未満になると、ハイレベルの電圧Vh を出力
する。
【0023】したがって、比較器13からハイレベルの
電圧Vh が出力されたときには、発光ダイオード95の
発光面及びホトトランジスタ96の受光面が非常に汚れ
ていることになる。これに伴い、この薬剤フィーダ86
の薬剤を通す薬剤案内通路84、あるいはホッパー85
も汚れていると判断して良い。
【0024】この比較器13のハイレベルの電圧V
h は、各点燈回路14,15に加えられる。点燈回路1
4は、この薬剤フィーダ86に配された第2警告表示燈
16を点燈し、また点燈回路15は、この薬剤収納取り
出し装置の外壁に配された第1警告表示燈17を点燈す
る。
【0025】このように薬剤フィーダ86の発光ダイオ
ード95及びホトトランジスタ96が汚れると、この薬
剤フィーダ86の第2警告表示燈16を点燈するととも
に、この薬剤収納取り出し装置の第1警告表示燈17を
点燈する。このため、第1警告表示燈17が点燈してい
るときには、第2警告表示燈16が点燈している薬剤フ
ィーダ86を見つけ、この薬剤フィーダ86の排出口9
3や、発光ダイオード95及びホトトランジスタ96を
清掃する。
【0026】また、ホッパー85や包装装置を移動もし
くは取り外し、ホッパー85をブラシで擦って、このホ
ッパー85を清掃する。さらに、第2警告表示燈16が
点燈している薬剤フィーダ86の薬剤を通す薬剤案内通
路84を清掃する。この薬剤案内通路84の清掃は、長
いブラシを該薬剤フィーダ86に差し込んで往復移動さ
せ、この薬剤案内通路84の汚れを擦り取ると言うもの
である。
【0027】図2は、この発明の清掃時期判定装置の他
の実施形態を示している。ここでは、開閉スイッチ21
を発光ダイオード95に直列に接続し、またホトトラン
ジスタ96の出力のうちの低周波数の成分をA/D変換
器22に加えて、この低周波数の成分をデジタル信号に
変換している。マイクロプロセッサ23は、この装置を
統括的に制御するものであり、薬剤フィーダ86の汚れ
の判定を図3のフローチャートに従って行う。
【0028】まず、薬剤の排出の指令が発生すると(ス
テップ101)、マイクロプロセッサ23は、この薬剤
を排出する薬剤フィーダ86に対して発光ダイオード9
5の点燈、及び薬剤の個数等を指令する。
【0029】これに応答して薬剤フィーダ86では、開
閉スイッチ21を閉成して、発光ダイオード95を点燈
し(ステップ102)、モータ制御回路11を起動し
て、間欠回転モータ91を間欠的に回転させ、指令され
た個数の各薬剤を排出する。この際、ホトトランジスタ
96によって発光ダイオード95の光が受光され(ステ
ップ103)、ホトトランジスタ96の出力のうちの低
周波数の成分がA/D変換器22に入力される。A/D
変換器22は、この低周波数の成分のレベルをA/D変
換し、この成分のレベルを示すデジタル信号をマイクロ
プロセッサ23に出力する(ステップ104)。
【0030】マイクロプロセッサ23は、このデジタル
信号によって示されるレベルを予め定められた第1及び
第2しきい値と比較し(各ステップ105,106)、
このレベルが第1しきい値よりも低く(ステップ10
5,YES )、かつ第2しきい値よりも高ければ(ステッ
プ106,NO)、汚れが進行していると判定し、この薬
剤フィーダ86について数日以内の清掃が必要な旨を図
示されなCRTの表示画面に表示し(ステップ107)
この薬剤フィーダ86の識別番号を記憶する。また、こ
のレベルが第1及び第2しきい値よりも低ければ(各ス
テップ105,106,YES )、マイクロプロセッサ2
3は、非常に汚れていると判定し、この薬剤フィーダ8
6の第2警告表示燈16を点燈するとともに、この薬剤
収納取り出し装置の第1警告表示燈17を点燈する。ま
た、マイクロプロセッサ23は、この薬剤フィーダ8
6、この薬剤フィーダ86の薬剤を通す薬剤案内通路8
4、及びホッパー85の清掃を促す旨をCRTの表示画
面に表示する(ステップ108)。
【0031】次に、ステップ107において数日以内の
清掃が必要な旨を表示した場合は、マイクロプロセッサ
23は、予め定められた日時を経過するまで待機してか
ら、図4のフローチャートの処理を行う。
【0032】まず、マイクロプロセッサ23は、このス
テップ107の処理に至った薬剤フィーダ86の識別番
号を読み出し(ステップ111)、この薬剤フィーダ8
6に対して発光ダイオード95の点燈を指令する。
【0033】これに応答して薬剤フィーダ86では、開
閉スイッチ21を閉成して、発光ダイオード95を点燈
し(ステップ112)、ホトトランジスタ96によって
発光ダイオード95の光を受光すると(ステップ11
3)、ホトトランジスタ96の出力のうちの低周波数の
成分をA/D変換器22に入力し、この低周波数の成分
のレベルを示すデジタル信号をマイクロプロセッサ23
に出力する(ステップ114)。
【0034】マイクロプロセッサ23は、このデジタル
信号によって示されるレベルを第1しきい値と比較し
(ステップ115)、このレベルが第1しきい値よりも
低ければ(ステップ115,YES )、この薬剤フィーダ
86の第2警告表示燈16を点燈するとともに、この薬
剤収納取り出し装置の第1警告表示燈17を点燈する。
また、マイクロプロセッサ23は、薬剤フィーダ86、
薬剤案内通路84、及びホッパー85の清掃を促す旨を
CRTの表示画面に表示する(ステップ116)。
【0035】図5は、上記各実施形態の清掃時期判定装
置を適用しうる他の種類の薬剤収納取り出し装置を示し
ている。
【0036】この装置は、複数の引き出し収納棚31、
これらの引き出し収納棚31の下方に配置されたホッパ
ー32、及び包装装置33を備えている。
【0037】各引き出し収納棚31は、レールやローラ
によって水平方向に移動自在に支持されており、引き出
したり、押し込んで収納することができる。また、これ
らの引き出し収納棚31は、その両面に複数の薬剤フィ
ーダ86(図9に示す)を配列して支持し、その中央に
複数の薬剤案内通路35を配してなる。
【0038】各薬剤案内通路35の途中には、それぞれ
の開閉板36を配置している。引き出し収納棚31の中
央に並ぶ各薬剤案内通路35の開閉板36は、1本の軸
37によって支持並びに連結されており、この軸37を
モータ駆動部38の出力軸に接続している。この軸37
をモータ駆動部38によって180°ずつ回転させ、各
開閉板36を開閉させる。これらの開閉板36は、これ
らの開閉板36よりも上方に排出された各薬剤を一旦貯
めてから、これらの薬剤を再び落下させるために設けら
れている。
【0039】各薬剤フィーダ86から各薬剤を排出する
と、これらの薬剤は、それぞれの薬剤案内通路35を通
じてホッパー32へと落下し、このホッパー32によっ
て収集され、1つの包装袋39へと導かれる。この包装
袋39は、包装装置33によって封止され、少なくとも
1つの薬剤を封止する。
【0040】一方、各引き出し収納棚31においては、
その両面で、各薬剤フィーダ86を縦横に配列してい
る。また、その片面で、横の各列毎に、複数の薬剤フィ
ーダ86を相互に連結して、各フィーダ列41-1〜41
-5を形成し、これらのフィーダ列41-1〜41-5の一端
を引き出し収納棚1に回動自在に枢支し、これらのフィ
ーダ列41-1〜41-5の開閉を可能にしている。各フィ
ーダ列41-1〜41-5を閉じているときには、これらの
フィーダ列41-1〜41-5によって各薬剤案内通路35
の側壁が形成され、引き出し収納棚31を引き出して、
その片面の各フィーダ列41-1〜41-5を開けば、各薬
剤案内通路35が露出する。
【0041】このような構成の薬剤収納取り出し装置に
図1の清掃時期判定装置を適用する場合は、各引き出し
収納棚31の片面毎に、図1の装置を設ける。すなわ
ち、各引き出し収納棚31の片面毎に、各薬剤フィーダ
86に対してそれぞれの第2警告表示燈16を割り当て
るとともに、引き出し収納棚31の片面に対して第1警
告表示燈17を割り当てる。
【0042】これにより、薬剤フィーダ86の第2警告
表示燈16が点燈したときには、この薬剤フィーダ86
を収納している引き出し収納棚31の片面に対応する第
1警告表示燈17が点燈する。したがって、点燈してい
る第1及び第2警告表示燈16,17に基づいて、1つ
の引き出し収納棚31を引き出し、汚れている薬剤フィ
ーダ86を速やかに見つけ出すことができる。
【0043】こうして汚れている薬剤フィーダ86を見
つけ出せば、その排出経路や、発光ダイオード95及び
ホトトランジスタ96を清掃する。また、引き出し収納
棚31の片面における各フィーダ列41-1〜41-5を開
いて、各薬剤案内通路35を露出させ、第2警告表示燈
16が点燈している薬剤フィーダ86の薬剤を通す薬剤
案内通路35を清掃する。このとき、この薬剤案内通路
35が露出しているので、この薬剤案内通路35の汚れ
具合を見ながら、この薬剤案内通路35を容易に清掃す
ることができる。
【0044】図6は、上記各実施形態の清掃時期判定装
置を適用しうる別の種類の薬剤収納取り出し装置を示し
ている。
【0045】この装置では、第1ホッパー42の上方に
各薬剤フィーダ43を配列し、第1ホッパー42の細長
い排出口42aの下方に一組の第1コンベア44を配置
し、これらの第1コンベア44の間の下方に第2コンベ
ア45を配置し、この第2コンベア45の一端に第2ホ
ッパー46を配置し、この第2ホッパー46の下方に包
装装置47を配置している。
【0046】各薬剤フィーダ43は、図7に示すような
ものであり、円筒筐体51の下端にロータ52を挿入
し、このロータ52をベース53に内蔵のモータ(図示
せず)によって回転させている。ロータ52の側壁に
は、1つの縦溝52aを形成し、その上端面52bを傾
斜させている。また、このロータ52の周壁には、環状
溝52cを形成し、この環状溝52cに仕切り板バネ5
4を配置している。ベース53には、薬剤の排出口53
aを形成しており、この排出口53aに発光ダイオード
95及びホトトランジスタ96(図1に示すものと同
様)を対向配置している。
【0047】円筒筐体51に多数の薬剤を投入してお
き、ロータ52を回転させると、このロータ52の縦溝
52aに各薬剤55が侵入する。ロータ52の回転に伴
い、このロータ52の縦溝52aが仕切り板バネ54に
達すると、この縦溝52a内の各薬剤55のうちの下端
の1つが仕切り板バネ54によって仕切られる。この1
つの薬剤55が排出口53aに達すると、この薬剤55
が排出口53aから第1ホッパー42へと排出される。
【0048】この薬剤55の排出に際し、ホトトランジ
スタ96の受光レベルが瞬時低下して、このホトトラン
ジスタ96の出力が変動するので、この出力の変動に基
づいて薬剤の排出が確認される。
【0049】こうして各薬剤55は、各薬剤フィーダ4
8から第1ホッパー42に落下し、この第1ホッパー4
2によって収集され、各第1コンベア44に導かれる。
そして、これらの薬剤55は、各第1コンベア44によ
って中央へと搬送されて第2コンベア45に導かれ、こ
の第2コンベア45によって第2ホッパー46に導か
れ、この第2ホッパー46を通じて包装装置47に導か
れる。この包装装置47では、包装用紙56を二つ折り
にし、この包装用紙56を縦ヒーター57によって縦に
加熱溶着して仕切るとともに、横ヒーター58によって
横に加熱溶着して封止し、この包装用紙56から複数の
包装袋56aを形成し、第2ホッパー46からの各薬剤
55を各包装袋56aに順次封入している。
【0050】このような構成の薬剤収納取り出し装置に
図1の清掃時期判定装置を適用する場合は、各薬剤フィ
ーダ43の上端にそれぞれの第2警告表示燈16を割り
当てて設けるとともに、この薬剤収納取り出し装置の外
壁に第1警告表示燈17を設けておく。
【0051】第1警告表示燈17が点燈したときには、
第2警告表示燈16が点燈している薬剤フィーダ43を
見つけ出し、この薬剤フィーダ43の排出口53aや、
発光ダイオード95及びホトトランジスタ96を清掃す
る。また、第1ホッパー42、各第1コンベア44、第
2コンベア45、及び第2ホッパー46等を清掃する。
【0052】なお、この発明は、上記各実施形態に限定
されるものでなく、様々に変形することができる。例え
ば汚れを検出するために、薬剤フィーダの発光ダイオー
ド及びホトトランジスタを利用せずとも、薬剤案内通路
やホッパー等からなる薬剤の経路に、発光ダイオード及
びホトトランジスタを格別に設けても良い。また、発光
ダイオードやホトトランジスタだけでなく、他の種類の
発光素子及び受光素子を適用することができる。さら
に、発光素子及び受光素子ばかりでなく、薬剤の経路に
コンデンサ、インダクター、抵抗等の素子を設けてお
き、これらの素子の電気的な変化を検出して、薬剤の経
路の汚れを判定したり、撮像素子によって薬剤の経路を
撮像し、その画像に基づいて薬剤の経路の汚れを判定す
ることもできる。
【0053】
【効果】以上説明したように、この発明では、汚れ検出
手段によって、薬剤の経路の汚れの程度を検出し、この
検出結果を表示手段に表示させている。このため、表示
手段の表示内容によって、薬剤の経路の汚れの程度を把
握することができ、清掃時期を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の清掃時期判定装置の一実施形態を示
すブロック図
【図2】この発明の清掃時期判定装置の他の実施形態を
示すブロック図
【図3】図2の装置の処理を示すフローチャート
【図4】図2の装置の他の処理を示すフローチャート
【図5】図1及び図2の装置が適用される薬剤収納取り
出し装置を例示する斜視図
【図6】図1及び図2の装置が適用される薬剤収納取り
出し装置の他の例を示す斜視図
【図7】図6の装置における薬剤フィーダを示す斜視図
【図8】薬剤収納取り出し装置の一例を示す斜視図
【図9】図8の装置における薬剤フィーダを示す斜視図
【符号の説明】
11 モータ制御回路 12 ローパスフィルター 13 比較器 14,15 点燈回路 16 第2警告表示燈 17 第1警告表示燈 21 開閉スイッチ 22 A/D変換器 23 マイクロプロセッサ 86 薬剤フィーダ 95 発光ダイオード 96 ホトトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薬剤をそれぞれ収納した複数の薬
    剤フィーダを備え、これらの薬剤フィーダからそれぞれ
    の薬剤を排出させ、これらの薬剤を収集して供給する薬
    剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置において、 各薬剤フィーダから各薬剤の収集箇所までの薬剤の経路
    に設けられ、この経路の汚れの程度を検出する汚れ検出
    手段と、 この汚れ検出手段の検出結果を表示する表示手段とを備
    える薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置。
  2. 【請求項2】 汚れ検出手段は、薬剤の経路に対向配置
    された発光素子及び受光素子と、この受光素子の出力を
    予め定められたしきい値と比較して、薬剤の経路の汚れ
    の程度を検出する比較判定手段とを備える請求項1に記
    載の薬剤収納取り出し装置の清掃時期判定装置。
  3. 【請求項3】 薬剤フィーダは、薬剤を排出する排出経
    路に対向配置された発光素子及び受光素子を備え、受光
    素子の出力の変動に基づいて薬剤の排出を確認し、 汚れ検出手段の発光素子及び受光素子は、薬剤フィーダ
    のものを共用してなる請求項2に記載の薬剤収納取り出
    し装置の清掃時期判定装置。
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