JPH09201384A - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
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- JPH09201384A JPH09201384A JP8032720A JP3272096A JPH09201384A JP H09201384 A JPH09201384 A JP H09201384A JP 8032720 A JP8032720 A JP 8032720A JP 3272096 A JP3272096 A JP 3272096A JP H09201384 A JPH09201384 A JP H09201384A
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Abstract
ることなく容易に移動させることが出来るようにするこ
とにある。 【解決手段】車椅子1の座部12の両側前よりに操作輪
21を配置し、該操作輪21の両側フランジ付歯付プリ
ー25と主車輪18の両側フランジ付歯付プリー26と
を歯付無端ベルト27によって連絡して該操作輪21を
回転させることによって該主車輪18を回転させるよう
にし、該歯付無端ベルト27を両側からテンションロー
ル33,34によって挾圧して、該歯付無端ベルト27
の弛みを防止する。
Description
である。
座部(2A)の後部に主車輪(3A)が取付けられ、前部に左右
回動可能に前輪(4A)が取付けられており、車椅子(1A)で
移動する場合には、介護者が背面の把手(5A)を手で掴ん
で押すか、あるいは使用者H自身が主車輪(3A)を手で掴
んで回す。しかしながら上記従来の車椅子(1A)にあって
は使用者H自身が主車輪(3A)を手で回す場合、主車輪(3
A)の位置が座部(2A)の後部にあるので手を後ろ側に回さ
ねばならず、主車輪(3A)を手で回すことが困難で大きな
労力を要していた。また地面に直接接触している主車輪
(3A)を手で掴むので、手が汚れて衛生的にも問題があっ
た。更に主車輪(3A)を小径にしてコンパクトにしようと
すると、主車輪(3A)に手が届かなくなってしまうと言う
問題点もあった。
て、最近では図9に示すように車椅子(1A)の両側前より
に操作輪(6A)を取付け、該主車輪(3A)と該操作輪(6A)と
に共軸的に両側フランジ付歯付プリー(7A,8A) を取付
け、該歯付プリー(7A,8A) 間にタイミングベルト(9A)を
懸架する構成が提案されている。上記構成の車椅子(1A)
においては、使用者Hは操作輪(6A)を手で掴んで正逆回
転させ、該操作輪(6A)の正逆回転は両側フランジ付歯付
プリー(8A)、タイミングベルト(9A)、両側フランジ付歯
付プリー(7A)を介して主車輪(3A)に伝達され、かくして
車椅子(1A)は前進または後進するので、使用者Hは手を
後ろ側に回さなくてもよく、極めて操作し易い。また操
作輪(6A)は地面とは接触しないので使用者Hが該操作輪
(6A)を手で掴んでも汚れない。更に主車輪(3A)を小径に
してコンパクトにも出来る。
は、該操作輪(6A)の操作力を小さくして使用者Hが操作
し易くするために、操作輪(6A)の両側フランジ付歯付プ
リー(8A)の径および歯数を主車輪(3A)の両側フランジ付
歯付プリー(7A)の径および歯数よりも小さくする。更に
該操作輪(6A)の操作力を軽減するためにはタイミングベ
ルト(9A)を両側フランジ付歯付プリー(7A,8A) 間に強く
張らずに多少弛んだ状態で懸架する。しかし両側フラン
ジ付歯付プリー(7A,8A) 間にタイミングベルト(9A)を弛
んだ状態で懸架すると、上り坂等で主車輪(3A)にかゝる
負荷が大きくなった場合には図10に示す前進、登坂時
等には点線に示すようにタイミングベルト(9A)の下側が
弛み、図11に示す後進、登坂時等には点線に示すよう
にタイミングベルト(9A)の上側が弛み、小径な歯数の少
ない両側フランジ付歯付プリー(8A)側で該歯付プリー(8
A)とタイミングベルト(9A)とがスリップを起こしてしま
う。更に車椅子(1A)の本体枠を軽量化のためにアルミニ
ウム合金等によって構成すると、経時的に該タイミング
ベルト(9A)の張力によって該本体枠が変形し、タイミン
グベルト(9A)に弛みを生ずるようになり、タイミングベ
ルト(9A)に弛みを生ずればやはり両側フランジ付歯付プ
リー(8A)とタイミングベルト(9A)とがスリップを起こす
と言う問題点があった。
を解決するための手段として、座部(12)の後部に主車輪
(18)を取付け前部に前輪(23)を左右回動可能に取付け、
該座部(12)の両側前よりに操作輪(21)を配置し、該操作
輪(21)と該主車輪(18)の軸に夫々取付けた両側フランジ
付歯付プリー(25,26) に歯付無端ベルト(27)を懸架し、
該歯付無端ベルト(27)の中間において該ベルト(27)の両
側を一対のテンションロール(33,34) によって弾性的に
挾圧した車椅子(1) を提供するものである。
示す。図において車椅子(1) の本体枠(2) は左右一対の
側枠(3) と、該左右一対の側枠(3) を結合するX枠(4)
とからなり、該側枠(3) は上側杆(5) と、該上側杆(5)
の前端から斜め下方に屈曲する前端杆(6) と、該上側杆
(5) の後端が接合する後端杆(7) と、該前端杆(6) と該
後端杆(7) とに差渡される中間杆(8) および下側杆(9)
と、前部において該中間杆(8)と該下側杆(9) との間に
差渡されるキャスター取付け杆(10)とからなり、該上側
杆(5) 上にアームレスト(11)が載設され、左右の中間杆
(8) には座部(12)が差渡され、左右の後端杆(7) には背
もたれ部(13)が差渡され、該上側杆(5) と中間杆(8) と
の間において前端杆(6) と後端杆(7) との間には被覆板
(14)が差渡され、後端杆(7) の上部は後方に屈曲されて
把手(15)が取付けられ、前端杆(6) の下部は前方に屈曲
されて足載せ台(16)が水平状態から垂直状態に回動可能
に取付けられている。
端部には主車輪軸受(17)が取付けられており、該主車輪
軸受(17)には主車輪(18)の軸(19)が回転可能に支持さ
れ、該中間杆(8) の前部には操作輪軸受ブラケット(20)
が取付けられており、該操作輪軸受ブラケット(20)には
操作輪(21)の軸(22)が回転可能に支持されており、キャ
スター取付け杆(10)には前輪であるキャスター(23)を左
右回動可能に支持するキャスター支持杆(24)が固着され
る。
指をはさむことを防止するために円盤(21A) と、該円盤
(21A) の周りに囲設されるゴム輪(21B) とからなり、該
操作輪(21)の軸(22)には該操作輪(21)の内側において両
側フランジ付歯付プリー(25)が取付けられており、また
該主車輪(18)の軸(19)には主車輪(18)の内側において両
側フランジ付歯付プリー(26)が取付けられている。そし
て該歯付プリー(25,26) 間には歯付無端ベルトであるタ
イミングベルト(27)が懸架されており、該タイミングベ
ルト(27)には操作輪(21)側からカバー(28)が被着され、
使用者が両側フランジ付歯付プリー(25)とタイミングベ
ルト(27)との間に指をはさまないようにされており、図
5および図6に示すように該カバー(28)の前部から後方
に上下一対のアーム(29,30) が回動自在に枢着されてお
り、該アーム(29,30) の先端の軸受(31,32) には夫々テ
ンションロール(33,34) が回転可能に取付けられてお
り、該テンションロール(33,34) はスプリング(35)の弾
性付勢力によってタイミングベルト(27)を両側から図5
および図6矢印に示すように挾圧している。図5に示す
ように該スプリング(35)は二股状であり、一方の先端部
を内側に折曲げ、該折曲げ部(35A) をアーム(29)あるい
はアーム(30)に貫通させることによって該スプリング(3
5)は該アーム(29,30) に固定されており、他方の先端部
(35B) は外側に弯曲させてアーム(30)あるいはアーム(2
9)外面に滑り易くされている。図6に示すように該テン
ションロール(33,34) の両側にはフランジ(33A,34A) が
形成されており、該フランジ(33A,34A) によって該テン
ションロール(33,34) が該タイミングベルト(27)からは
ずれないようになっている。
は座部(12)上に腰を掛け、該アームレスト(11)の下側の
被覆板(14)によって使用者Hの着衣がアームレスト(11)
の下側からはみ出して主車輪(18)等に巻込まれることは
確実に防止される。そして該車椅子(1) によって移動す
る場合には、使用者Hは操作輪(21)を手で掴んで前転ま
たは後転せしめる。該操作輪(21)の回転は両側フランジ
付歯付プリー(25)、タイミングベルト(27)を介して主車
輪(18)の両側フランジ付歯付プリー(26)に伝達され、該
主車輪(18)が前転または後転し、車椅子(1) は前進、後
進、あるいは左折または右折する。
中間において一対のテンションロール(33,34) によって
挾圧し、操作輪(21)の操作力を増大させることなく該タ
イミングベルト(27)の弛みそしてそれにもとづくスリッ
プを防止するのである。前記したようにタイミングベル
ト(27)を両側フランジ付歯付プリー(25,26) 間に強く張
ると、その張力によって操作輪(21)の操作力が大きくな
る。本発明では始めからタイミングベルト(27)を多少弛
んだ状態に懸架して操作輪(21)の操作力を小さくし、そ
して該タイミングベルト(27)をテンションロール(33,3
4) によって弾性的に挾圧するので、タイミングベルト
(27)の張力は大きくならず、したがって本体枠(2) をア
ルミニウム合金等で構成して軽量化しても、該タイミン
グベルト(27)の張力によって変形を起こさず、経時的に
も両側フランジ付歯付プリー(25)とタイミングベルト(2
7)との間にスリップが起こらないようになる。
うにテンションロール(33,34) を支持する軸受(31A,32
A) を直接コイルスプリング(36,36) によって付勢して
もよいし、その他周知の付勢手段が適用されてもよい。
よる移動を使用者が操作し易い座部両側前よりの位置に
取付けた操作輪によって行ない、また操作輪の操作力も
軽減されるから、老人や病人のような力のない使用者で
も労力を要さずに極めて容易に車椅子を移動させること
が出来、かつ手が汚れることもないし、また主車輪を小
径にして車椅子をコンパクトにして室内での移動を容易
にすることが出来る。
Claims (1)
- 【請求項1】座部の後部に主車輪を取付け前部に前輪を
左右回動可能に取付け、該座部の両側前よりに操作輪を
配置し、該操作輪と該主車輪の軸に夫々取付けた両側フ
ランジ付歯付プリーに歯付無端ベルトを懸架し、該歯付
無端ベルトの中間において該ベルトの両側を一対のテン
ションロールによって弾性的に挾圧したことを特徴とす
る車椅子
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03272096A JP3728674B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03272096A JP3728674B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201384A true JPH09201384A (ja) | 1997-08-05 |
JP3728674B2 JP3728674B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=12366686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03272096A Expired - Fee Related JP3728674B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3728674B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062643A3 (en) * | 2004-12-08 | 2006-08-03 | Kudhara Inc | Vehicle propulsion system |
JP2008125532A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両の電動牽引装置 |
US10299972B2 (en) * | 2016-03-07 | 2019-05-28 | Rehabilitation Institute Of Chicago | Hand drive mechanism for mobile vehicle |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP03272096A patent/JP3728674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006062643A3 (en) * | 2004-12-08 | 2006-08-03 | Kudhara Inc | Vehicle propulsion system |
JP2008125532A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両の電動牽引装置 |
US10299972B2 (en) * | 2016-03-07 | 2019-05-28 | Rehabilitation Institute Of Chicago | Hand drive mechanism for mobile vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3728674B2 (ja) | 2005-12-21 |
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