JPH0920128A - ヒータユニット - Google Patents

ヒータユニット

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JPH0920128A
JPH0920128A JP17178895A JP17178895A JPH0920128A JP H0920128 A JPH0920128 A JP H0920128A JP 17178895 A JP17178895 A JP 17178895A JP 17178895 A JP17178895 A JP 17178895A JP H0920128 A JPH0920128 A JP H0920128A
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JP
Japan
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heater unit
case
air
heater core
heater
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JP17178895A
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Hiroyuki Yamaguchi
洋之 山口
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のリンク部材を取り外すことなくヒータ
ユニット本体ケースの分解作業を容易にする。 【構成】 エアミックスドア22、モードドア28、2
9の軸部22a、28a、29aおよびそれらのドアを
駆動制御するリンク部材23、31、32、33、34
をヒータユニット本体ケース1の上側ケース11のみに
集中して取り付けてあるので、ヒータユニット本体ケー
ス1の分解の際、リンク部材23、31、32、33、
34を取り外すことなく容易に上側ケース11と下側ケ
ース12に分解できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置等に用い
て好適なヒータユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒータユニットに関して、例えば
特開昭63−312220号公報に記載のものが知られ
ている。このヒータユニットは、各軸部と連動連結され
た複数のリンク部材がヒータユニット本体ケースの一側
にまとまって取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、ヒータユニット
本体ケースは樹脂で一体成形され、ヒータユニットの構
造上ヒータユニット本体ケースは上側ケースと下側ケー
スに分解されるように構成されている。しかし特開昭6
3−312220号公報記載のヒータユニットは、各軸
部と連動連結された複数のリンク部材が上側ケースと下
側ケースの合わせ面にまたがって取り付けられている。
よって、ヒータコアなどのヒータユニット内の部品のメ
ンテナンスを行うに当たって、ヒータユニット本体を分
解する際、複数のリンク部材も取り外す必要が生じてし
まい、メンテナンスが困難となる。
【0004】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
複数のリンク部材を取り外すことなくヒータユニット本
体ケースの分解を行い、ヒータユニット内の部品のメン
テナンスを容易にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、少なくとも2つ以上に分割可能で、少なく
とも2つ以上のケース(11、12)から構成されてい
るヒータユニット本体ケース(1)と、前記ヒータユニ
ット本体ケース(1)内部に収容されているヒータコア
(2)と、前記ヒータコア(2)で加熱された空気を室
内に吹出す複数の吹出口(4、5、6)と、前記吹出口
(4、5、6)の開閉を行う複数のモードドア(28、
29)と、前記複数のモードドア(28、29)にそれ
ぞれ設けられた複数の軸部(28a、29a)と、前記
複数の軸部(28a、29a)と連結された複数のリン
ク部材(31、32、33、34)とを備え、前記複数
の軸部(28a、29a)および前記複数のリンク部材
(31、32、33、34)が前記2つ以上のケース
(11、12)のうち1つのケースに集中して取り付け
られているヒータユニットを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、前記ヒータコア
(2)を通過する空気(24)と前記ヒータコア(2)
をバイパスする空気(25)の配分割合を調整するよう
に構成されたエアミックスドア(22)と、前記エアミ
ックスドア(22)に設けられた軸部(22a)と、前
記軸部(22a)と連結されたリンク部材(23)とを
備え、前記軸部(22a)および前記リンク部材(2
3)が前記2つ以上のケース(11、12)のうち1つ
のケースに集中して取り付けられている請求項1に記載
のヒータユニットを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明では、前記ヒータユニ
ット本体ケース(1)が上下に分割可能で、上側ケース
(11)および下側ケース(12)から構成され、前記
ヒータコア(2)は、前記ヒータユニット本体ケース
(1)内部において、前記上側ケース(11)と前記下
側ケース(12)により支持されるように構成されてい
る請求項1または2に記載のヒータユニットを特徴とす
る。
【0008】請求項4記載の発明では、エンジンルーム
(E)側と車室(R)側とを隔てるように構成された仕
切り板(50)を有する車両において、前記ヒータコア
(2)は車両用エンジンの冷却水を温水熱源として供給
されるように構成されており、前記ヒータコア(2)と
車両用エンジンとの間に配置し、前記仕切り板(50)
に設けられた第1の貫通穴(51)を貫通するように構
成された温水配管(211、212)と、前記上側ケー
ス(11)および前記下側ケース(12)の合わせ面
(14)に設けられ、前記第1の貫通穴(51)に向か
ってその貫通穴近傍まで突出する突出部(11b、12
b)と、前記突出部(11b、12b)の先端面(11
c、12c)に設けられ、前記温水配管(211、21
2)を通すように構成された第2の貫通穴(100、1
01)と、前記第1の貫通穴(51)周辺と前記突出部
(11b、12b)の先端面(11c、12c)との間
に設けられたシール部材(52)と、を備えている請求
項1ないし3のいずれか1つに記載のヒータユニットを
特徴とする。
【0009】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0010】
【発明の作用効果】請求項1ないし4記載の発明によれ
ば、複数の軸部および複数のリンク部材が1つのケース
に集中して取り付けてあるので、ヒータユニット本体ケ
ースの分解の際に複数のリンク部材を取り外す必要がな
く、ヒータユニット本体ケースの分解作業が容易とな
り、ヒータコアなどのヒータユニット部内の部品のメン
テナンスや掃除を容易に行うことができる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、ヒータコア
がヒータユニット本体ケースの上側ケースと下側ケース
により支持されるように構成されているため、上側ケー
スと下側ケースを組付けるという作業によりヒータコア
をヒータユニット本体ケース内部に固定することも兼ね
ることができる。つまり、ヒータコアをヒータユニット
本体ケースに組付けるに当たって、ビス類などの特別な
部品が不必要なのでコストの面から見ても好ましく、取
付け作業も非常に簡単となる。
【0012】請求項4記載の発明によれば、上記技術的
手段を有しているため、シール部材を突出部分の先端面
と第1の貫通穴周辺に配置し、シール部材を突出部分と
第1の貫通穴周辺のボデーとで挟むようにして支持する
ことにより、車外から第1の貫通穴を通って車室内へ雨
や泥が侵入することを防ぐことができる。つまり、シー
ル部材を支持するための特別な部品が不必要なのでコス
トの面から見ても好ましく、取付け作業も非常に簡単と
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図1ないし3に示す実施例に
ついて説明する。本例は、本発明のヒータコアを車両用
空調装置のヒータコアに適応したもので、車室内前方の
計器盤部下方に配置されており、図示しないネジにより
脱着可能に取り付けられている。図1に本例のヒータユ
ニット構造の概略を示す。ヒータユニット本体ケース1
は上側ケース11および下側ケース12からなる。上側
ケース11と下側ケース12の合わせ面14に沿って、
水平方向に部分的に突出する図示しない矩形状部が上側
ケース11と下側ケース12の両方に数カ所設けられて
いる。
【0014】上記矩形状部は、合わせ面14について対
称な形状となっている。そして、上記矩形状部を金属板
スプリングで形成された保持金具により挟むことによ
り、上側ケース11と下側ケース12を脱着可能に組み
付けている。上側ケース11および下側ケース12は、
樹脂にて一体成形されている。ヒータユニット本体ケー
ス1において図1の奥側には開口部13を有しており、
開口部13外側には図示しないエバポレータを内蔵した
クーリングユニットが配設され、ヒータユニット本体ケ
ース1内に、矢印A方向から図1の手前側に向かって上
記エバポレータからの冷風が送られてくる。
【0015】そして、開口部13の下流側空気流路にヒ
ータコア2が配設されている。ヒータコア2は、上側ケ
ース11と下側ケース12を組み付けることで上側ケー
ス11および下側ケース12に一体成形された図示しな
いガイド部により支持されて、ヒータユニット本体ケー
ス1内部に固定されている。ヒータコア2は図示しない
車両走行用のエンジン冷却水を熱源として、エバポレー
タから送られてくる冷風を加熱するもので、エンジン冷
却水の通路である温水配管211、212を備えてい
る。
【0016】本体ケース1の側面11a、12aの奥側
の合わせ面14近傍において、側面11a、12aに対
して垂直に突出する突出部11b、12bが一体に設け
られている。突出部11b、12bは合わせ面14につ
いて対称な形状に構成され、突出部11bおよび12b
の先端面11c、12cは本体ケース1の側面11a、
12aに対して略平行になるように構成されている。
【0017】そして、先端面11c、12cには合わせ
面14に沿って半円状の切欠部11d、11e、12
d、12eが設けてあり、上側ケース11と下側ケース
12を組み付けることにより、温水配管211、212
を貫通させる第1の貫通穴100、101を形成する。
図3において、50は自動車の車室Rとエンジンルーム
Eとを仕切る仕切り板(ダッシュボード)を示し、ヒー
タユニット本体ケース1の突出部11b、12bは仕切
り板50に近接して配設されている。ここで、仕切り板
50と先端面11c、12cとの間の距離は約3〜5m
m程度である。そして、温水配管211、212は第1
の貫通穴100、101を貫通し、そのまま垂直に仕切
り板50に設けられた第2の貫通穴51を貫通してエン
ジンルームE側へとつながっている。
【0018】この配置レイアウトにおいて、第2の貫通
穴51周辺に沿ってパッキン52を設け、ヒータユニッ
ト本体ケース1を車室Rに取り付けることによりパッキ
ン52が突出部11b、12bと仕切り板50にはさま
れて圧縮され、第2の貫通穴51がシールされる。これ
により、仕切り板50に設けられた第2の貫通穴51を
通って雨や泥が車室内へ入ってくることが防止される。
【0019】また上記配置レイアウトにより、ヒータコ
ア2の車室R内側の温水配管211、212を短尺化で
き、この温水配管211、212は、第2の貫通穴51
を貫通してエンジンルームE内に直接突出させることが
できる。従って、ヒータコア2の温水配管211、21
2とエンジンルームE側の温水配管との脱着可能な接続
をエンジンルームE側で簡単に行うことができる。
【0020】図1において、ヒータコア2の上流側と、
エバポレータの下流側との間の空気流路に、温度制御手
段をなすエアミックスドア22が左右方向に回動可能に
配設されている。これは、エアミックスドア22の回動
中心側に一体に設けられた軸部22aを上側ケース11
壁面の軸受穴(図示せず)に回動可能に嵌挿することに
より、エアミックスドア22は軸部22aを中心として
回動可能となっている。
【0021】エアミックスドア22の軸部22aには第
1のリンク部材23が一体に組付けられている。23a
は第1のリンク部材23に一体に組付けられた軸部であ
り、図示しないケーブルが設けられている。そして、こ
のケーブルを介して図示しない計器盤部の空調コントロ
ールパネルの手動操作機構より伝達される手動駆動力ま
たは図示しないサーボモータによる駆動力を軸部23a
に伝えて第1のリンク部材23を駆動させ、エアミック
スドア22を連動して駆動させるようになっている。
【0022】このエアミックスドア22はその設定され
た開度に応じて、上記エバポレータから送られてくる冷
風を、ヒータコア2への流路24とヒータコア2をバイ
パスする冷風通路25とに分配する。ヒータコア2を通
過して加熱された温風は温風通路26を通って、エアミ
ックスチャンバ部27に流入し、またヒータコア2をバ
イパスする冷風は冷風通路25から直ちにエアミックス
チャンバ部27に流入する。このエアミックスチャンバ
部27において再度温風と冷風が合流する。
【0023】また、上側ケース11において車室R側
(図1の左側)の上方部位の空気流路の出口側には、フ
ェース吹出空気取り出し口4としてセンタフェース吹出
空気取り出し口41、サイドフェース吹出空気取り出し
口42、43およびデフロスタ吹出空気取り出し口5が
配設されている。また下側ケース12において車室R側
の上方部位の空気流路の出口側には、フット吹出空気取
り出し口6が配設されている。
【0024】以下、ヒータユニット本体ケース1の内部
構造について述べる。図2において、7はフェース吹出
空気取り出し口4の上流側の空間とデフロスタ吹出空気
取り出し口5およびフット吹出空気取り出し口6の上流
側の空間との間を仕切る壁であり、紙面に対して垂直に
設けられている。そして、壁7には通風口71が設けて
ある。28は第1のモードドアで、フェース吹出空気取
り出し口4とデフロスタ吹出空気取り出し口5およびフ
ット吹出空気取り出し口6への通風制御を行う。そし
て、第1のモードドア28と一体に設けられている軸部
28aは、上側ケース11の側面1bに設けた軸受穴
(図示せず)に回動可能に支持されており、第1のモー
ドドア28は軸部28aを中心に回動可能となってい
る。
【0025】8はデフロスタ吹出空気取り出し口5の上
流側において、紙面に対して垂直に設けられた壁で、通
風口81が設けられている。9はフット吹出空気取り出
し口6の上流側において、紙面に対して垂直に設けられ
た壁で、通風口91が設けられている。29はデフロス
タ吹出空気取り出し口5とフット吹出空気取り出し口6
への通風制御を行う第2のモードドアであり、第1のモ
ードドア28と同様に側面1bに回動可能に設けられて
いる。
【0026】10は図1においてヒータユニット本体ケ
ース1の略中央部に、かつ壁7の奥側側面7aおよびヒ
ータユニット本体ケース1の内側壁面に沿って垂直に設
けられている。よって、エアミックスチャンバ部27に
流入した風がデフロスタ吹出空気取り出し口5およびフ
ット吹出空気取り出し口6側(図2において壁7の右側
部分)に流入せず、フェース吹出空気取り出し口4側に
流入されるように構成されている。
【0027】以下、第1のモードドア28、第2のモー
ドドア29を駆動制御するリンク機構の構造について述
べる。図2において第2のリンク部材32、第3のリン
ク部材33は、上側ケース11の側面1bに固定されて
いる軸部32a、33aに回動可能に取り付けられてい
る。第4のリンク部材31、第5のリンク部材34は第
1のモードドア28、第2のモードドア29の軸部28
a、29aと一体に組付けられている。
【0028】第2のリンク部材32の一端は、第2のモ
ードドア29と共に回動する第5のリンク部材34のガ
イド溝341内に係合ピン322を介して摺動可能に係
止されている。第3のリンク部材33の一端は、第1の
モードドアと共に回動する第4のリンク部材31のガイ
ド溝311内に、他端は第2のリンク部材32のガイド
溝321内に係合ピン331、332を介してそれぞれ
摺動可能に係止されている。
【0029】33bは第3のリンク部材33に一体に組
付けられた軸部であり、図示しないケーブルが設けられ
ている。そして、このケーブルを介して図示しない計器
盤部の空調コントロールパネルの手動操作機構より伝達
される手動駆動力または図示しないサーボモータによる
駆動力を軸部33bに伝えて第3のリンク部材33を駆
動させ、第1のモードドア28、第2のモードドア29
を連動して駆動させるようになっている。
【0030】以下にフェースモード、デフロスタモー
ド、フットモード設定時における空気流路について述べ
る。図2に示すように、フェース吹出空気取り出し口4
はヒータユニット本体ケース1の車室側の面の最上部に
配設され、図示しないフェース吹出ダクトを介して乗員
の上半身に向けて配設されたフェース吹出口に接続され
ている。フェースモードが設定されると前記駆動力によ
り、第1のモードドア28が図2の位置に操作され、
第2のモードドア29が図2の位置に操作されてフェ
ース吹出空気取り出し口4を開放し、デフロスタ吹出空
気取り出し口5、フット吹出空気取り出し口6を閉鎖す
るので、乗員の上半身に向けて、送風可能となる。
【0031】また、デフロスタ吹出空気取り出し口5も
ヒータユニット本体ケース1の最上部に配設され、図示
しないデフロスタダクトを介して窓ガラスの車室内側の
面に向けて配設されたデフロスタノズルに接続されてい
る。デフロスタモードが設定されると前記駆動力によ
り、第1のモードドア28が図2の位置に操作され、
第2のモードドア29が図2の位置に操作されてデフ
ロスタ吹出空気取り出し口5を開放し、フェース吹出空
気取り出し口4、フット吹出空気取り出し口6を閉鎖す
るので、窓ガラスに送風可能となる。
【0032】また、フット吹出空気取り出し口6はヒー
タユニット本体ケース1の最下部に配設され、図示しな
いフット吹出通路を介して乗員の足元部に向けて配設さ
れたフット吹出口に接続されている。フットモードが設
定されると前記駆動力により第1のモードドア28が図
2の位置に操作され、第2のモードドア29が図2の
位置に操作されてフット吹出空気取り出し口6を開放
し、フェース吹出空気取り出し口4、デフロスタ吹出空
気取り出し口5を閉鎖するので、乗員の足元部に向けて
送風可能となる。
【0033】そして、ヒータコア2のエンジン冷却水漏
れなどによりヒータコア2のメンテナンスが必要とな
り、本例のヒータユニットを分解するに際しては、図1
においてエンジンルームE側における図示しない温水配
管と温水配管211、212との脱着可能な接続をはず
し、温水配管211、212を第2の貫通穴51から引
き出しつつ本例のヒータユニットを計器盤部下方から取
りはずす。
【0034】さらに、上側ケース11と下側ケース12
の両方に数カ所設けられた保持金具を全てはずして上側
ケース11と下側ケース12を分割し、上側ケース11
を取り外す。すると、ヒータコア2は下側ケース12の
上記ガイド部に、温水配管211、212は半円状の切
欠部12d、12eに嵌まった状態であり、そのままヒ
ータコア2を上方に持ち上げることによりヒータコア2
をヒータユニット本体ケース1の外側へ取り出すことが
できる。
【0035】ここで上述のように、エアミックスドア2
2、第1のモードドア28、第2のモードドア29、の
軸部22a、28a、29aが全て上側ケース11に取
り付けられており、それらを駆動制御するリンク部材2
3、31、32、33、34も全て上側ケース11に取
り付けられているので、複数のリンク部材を取り外すこ
となく、ヒータユニット本体ケース1を上側ケース11
と下側ケース12に分解することができる。
【0036】つまり、上記保持金具を取り外すという非
常に簡単な作業によりヒータユニット本体ケース1の分
解を行うことができ、ヒータコア2等のヒータユニット
本体ケース1内の部品のメンテナンスを行うに当たって
好適である。また上述の分解作業の逆を行えば、本発明
のヒータユニットを車室内に取り付けることができる。
【0037】以上に述べた実施例では、モードドア2
8、29およびリンク部材31、32、33、34を上
側ケース11の側面1bに集中して取り付けているが、
これに限定されることなく、下側ケース12に集中させ
てもよい。また、集中させる面は側面でも下面でも上面
でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すヒータユニットの概略図
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1におけるヒータコア部分の側面図である。
【符号の説明】
1…ヒータユニット本体ケース、11…上側ケース、1
2…下側ケース、11a、12a…突出部、2…ヒータ
コア、211、212…温水配管、4…フェース吹出空
気取り出し口、5…デフロスタ吹出空気取り出し口、6
…フット吹出空気取り出し口、22…エアミックスド
ア、28、29…モードドア、22a、28a、29a
…軸部、23、31、32、33、34…リンク部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上に分割可能で、少な
    くとも2つ以上のケースから構成されているヒータユニ
    ット本体ケースと、 前記ヒータユニット本体ケース内部に収容されているヒ
    ータコアと、 前記ヒータコアで加熱された空気を室内に吹出す複数の
    吹出口と、 前記吹出口の開閉を行う複数のモードドアと、 前記複数のモードドアにそれぞれ設けられた複数の軸部
    と、 前記複数の軸部と連結された複数のリンク部材とを備
    え、 前記複数の軸部および前記複数のリンク部材が前記2つ
    以上のケースのうち1つのケースに集中して取り付けら
    れていることを特徴とするヒータユニット。
  2. 【請求項2】 前記ヒータコアを通過する空気と前記ヒ
    ータコアをバイパスする空気の配分割合を調整するよう
    に構成されたエアミックスドアと、 前記エアミックスドアに設けられた軸部と、 前記軸部と連結されたリンク部材とを備え、 前記軸部および前記リンク部材が前記2つ以上のケース
    のうち1つのケースに集中して取り付けられていること
    を特徴とする請求項1に記載のヒータユニット。
  3. 【請求項3】 前記ヒータユニット本体ケースが上下に
    分割可能で、上側ケースおよび下側ケースから構成さ
    れ、 前記ヒータコアは、前記ヒータユニット本体ケース内部
    において、前記上側ケースと前記下側ケースにより支持
    されるように構成されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載のヒータユニット。
  4. 【請求項4】 エンジンルーム側と車室側とを隔てるよ
    うに構成された仕切り板を有する車両において、 前記ヒータコアは車両用エンジンの冷却水を温水熱源と
    して供給されるように構成されており、 前記ヒータコアと車両用エンジンとの間に配置し、前記
    仕切り板に設けられた第1の貫通穴を貫通するように構
    成された温水配管と、 前記上側ケースおよび前記下側ケースの合わせ面に設け
    られ、前記第1の貫通穴に向かってその貫通穴近傍まで
    突出する突出部と、 前記突出部の先端面に設けられ、前記温水配管を通すよ
    うに構成された第2の貫通穴と、 前記第1の貫通穴周辺と前記突出部の先端面との間に設
    けられたシール部材と、 を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1つに記載のヒータユニット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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