JPH0920110A - 空気入りラジアル・タイヤ - Google Patents
空気入りラジアル・タイヤInfo
- Publication number
- JPH0920110A JPH0920110A JP7169078A JP16907895A JPH0920110A JP H0920110 A JPH0920110 A JP H0920110A JP 7169078 A JP7169078 A JP 7169078A JP 16907895 A JP16907895 A JP 16907895A JP H0920110 A JPH0920110 A JP H0920110A
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- Japan
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- bead
- rim
- tire
- taper
- taper angle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、４列以下のストランド・ビ
ードよりなる左右一対のビード・コアーに係留されたラ
ジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着し
て使用される空気入りタイヤにおいて、リム滑りやリム
外れが発生し難いタイヤを提供することである。 【構成】 本発明の空気入りタイヤは、４列以下のスト
ランド・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係
留されたラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リ
ムに装着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方
のビード外側面から他方のビード外側面までの距離を正
規リムのリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒー
ル部から該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越
えてビード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースの
テーパー角度がリムのビード・シートのテーパー角度よ
り１．５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビード
の内径がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを
特徴とする空気入りラジアル・タイヤである。
ードよりなる左右一対のビード・コアーに係留されたラ
ジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着し
て使用される空気入りタイヤにおいて、リム滑りやリム
外れが発生し難いタイヤを提供することである。 【構成】 本発明の空気入りタイヤは、４列以下のスト
ランド・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係
留されたラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リ
ムに装着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方
のビード外側面から他方のビード外側面までの距離を正
規リムのリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒー
ル部から該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越
えてビード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースの
テーパー角度がリムのビード・シートのテーパー角度よ
り１．５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビード
の内径がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを
特徴とする空気入りラジアル・タイヤである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤに関する
もので、特に、乗用車用タイヤや軽トラック用タイヤな
どの小型車両用空気入りラジアル・タイヤに関するもの
で、さらに特定すれば、４列以下のストランド・ビード
よりなる左右一対のビード・コアーに係留されたラジア
ル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着して使
用される空気入りタイヤに関するものである。本明細書
で使用される用語を図１乃至２を参照しながら説明する
と、「ストランド・ビード」とは、複数本のビード・ワ
イヤーを並列してゴム・コーティングしてなるリボン状
の部材を所定回数巻回して構成された環状のビード・コ
アーを指し、「５度テーパー・リム」とは、ビード・シ
ートＢＳのテーパー角度αが５度±１度であるリムを指
し、ＪＩＳで定めるＪリム、ＪＪリム、ＴＡリム、Ｂリ
ムなどがこれに相当し、「リム径ＲＤ」とは、リムのビ
ード・シートＢＳの表面を外側に延長した線とリム・フ
ランジＲＦの直線部分を内側に延長した線との交点の直
径を指し、「ビードの内径ＢＤ」とは、タイヤのビード
・ベースＢＢ表面を外側に延長した線とリム・フランジ
ＲＦの直線部分に接するビード外側面を内側に延長した
線との交点の直径を指す。
もので、特に、乗用車用タイヤや軽トラック用タイヤな
どの小型車両用空気入りラジアル・タイヤに関するもの
で、さらに特定すれば、４列以下のストランド・ビード
よりなる左右一対のビード・コアーに係留されたラジア
ル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着して使
用される空気入りタイヤに関するものである。本明細書
で使用される用語を図１乃至２を参照しながら説明する
と、「ストランド・ビード」とは、複数本のビード・ワ
イヤーを並列してゴム・コーティングしてなるリボン状
の部材を所定回数巻回して構成された環状のビード・コ
アーを指し、「５度テーパー・リム」とは、ビード・シ
ートＢＳのテーパー角度αが５度±１度であるリムを指
し、ＪＩＳで定めるＪリム、ＪＪリム、ＴＡリム、Ｂリ
ムなどがこれに相当し、「リム径ＲＤ」とは、リムのビ
ード・シートＢＳの表面を外側に延長した線とリム・フ
ランジＲＦの直線部分を内側に延長した線との交点の直
径を指し、「ビードの内径ＢＤ」とは、タイヤのビード
・ベースＢＢ表面を外側に延長した線とリム・フランジ
ＲＦの直線部分に接するビード外側面を内側に延長した
線との交点の直径を指す。
【０００２】
【従来の技術】タイヤの機能のうちで最も重要なものの
一つは、制動力や駆動力などを車両から路面に伝達する
ことである。これらの制動力や駆動力などは車両からリ
ムを介してタイヤに伝達されるから、タイヤのビード部
とリムとの嵌合は重要なポイントである。例えば、タイ
ヤに大きなブレーキ力が急激に加わると、タイヤのリム
滑り（タイヤとリムの周方向のずれ）が発生し、また車
両を急旋回させるとタイヤのリム外れが生じることがあ
る。リム滑りやリム外れを防止するために、単純にビー
ド・ベース全域にわたって締め代を大きくして、タイヤ
のビード・ベースとリムのビード・シートとの接触圧力
を高めると、タイヤのリム組み作業およびリム解き作業
が困難になったり、また、ビード・ベース表面にクラッ
クが生じてビード耐久性が低下するという欠点もあっ
た。そこで、従来は、リム滑りやリム外れとリム組み作
業性やビード耐久性との相反する要求性能を勘案しなが
ら、ビードとリムの締め代が決定されていた。
一つは、制動力や駆動力などを車両から路面に伝達する
ことである。これらの制動力や駆動力などは車両からリ
ムを介してタイヤに伝達されるから、タイヤのビード部
とリムとの嵌合は重要なポイントである。例えば、タイ
ヤに大きなブレーキ力が急激に加わると、タイヤのリム
滑り（タイヤとリムの周方向のずれ）が発生し、また車
両を急旋回させるとタイヤのリム外れが生じることがあ
る。リム滑りやリム外れを防止するために、単純にビー
ド・ベース全域にわたって締め代を大きくして、タイヤ
のビード・ベースとリムのビード・シートとの接触圧力
を高めると、タイヤのリム組み作業およびリム解き作業
が困難になったり、また、ビード・ベース表面にクラッ
クが生じてビード耐久性が低下するという欠点もあっ
た。そこで、従来は、リム滑りやリム外れとリム組み作
業性やビード耐久性との相反する要求性能を勘案しなが
ら、ビードとリムの締め代が決定されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境問題等との
関連でタイヤの軽量化が強く要請され、小型車両用空気
入りラジアル・タイヤのビード・コアーを４列以下のス
トランド・ビードで構成する必要が生じている。従来の
ように５列以上のストランド・ビードでビード・コアー
が構成されていれば、タイヤのビード部とリムとの嵌合
には特に問題が生じていなかったが、４列以下のストラ
ンド・ビードが採用されビード幅が狭くなると、ビード
とリムの締め代圧力が不足し、従来ほとんど生じなかっ
たリム滑りやリム外れ問題が発生するようになった。
関連でタイヤの軽量化が強く要請され、小型車両用空気
入りラジアル・タイヤのビード・コアーを４列以下のス
トランド・ビードで構成する必要が生じている。従来の
ように５列以上のストランド・ビードでビード・コアー
が構成されていれば、タイヤのビード部とリムとの嵌合
には特に問題が生じていなかったが、４列以下のストラ
ンド・ビードが採用されビード幅が狭くなると、ビード
とリムの締め代圧力が不足し、従来ほとんど生じなかっ
たリム滑りやリム外れ問題が発生するようになった。
【０００４】本発明の目的は、４列以下のストランド・
ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留された
ラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着
して使用される空気入りタイヤにおいて、リム滑りやリ
ム外れが発生し難いタイヤを提供することである。
ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留された
ラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着
して使用される空気入りタイヤにおいて、リム滑りやリ
ム外れが発生し難いタイヤを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気入りタイヤは、４列以下のストランド
・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留され
たラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装
着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方のビー
ド外側面から他方のビード外側面までの距離を正規リム
のリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒール部か
ら該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越えてビ
ード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースのテーパ
ー角度がリムのビード・シートのテーパー角度より１．
５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビードの内径
がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを特徴と
する空気入りラジアル・タイヤである。
に、本発明の空気入りタイヤは、４列以下のストランド
・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留され
たラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装
着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方のビー
ド外側面から他方のビード外側面までの距離を正規リム
のリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒール部か
ら該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越えてビ
ード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースのテーパ
ー角度がリムのビード・シートのテーパー角度より１．
５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビードの内径
がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを特徴と
する空気入りラジアル・タイヤである。
【０００６】
【作用】従来の５列以上のストランド・ビードの場合と
同様なビード部断面形状のままで、４列以下のストラン
ド・ビードを採用すると、前記のように、ビードとリム
の締め代圧力が不足し、従来ほとんど生じなかったリム
滑りやリム外れ問題が発生するようになった。しかし、
本発明では、４列以下の狭幅のストランド・ビードより
なる左右一対のビード・コアーに係留されたラジアル・
カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着して使用さ
れる空気入りタイヤにおいて、一方のビード外側面から
他方のビード外側面までの距離（いわゆるタイヤ足幅）
を正規リムのリム幅と同一に設定した状態で、ビード・
ヒール部から該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側
を越えてビード幅の７５％までは、（１）ビード・ベー
スのテーパー角度がリムのビード・シートのテーパー角
度より１．５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビ
ードの内径がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいの
でビード・コアーの下方全域でリムとの絞め代をとるよ
うになっている。これによりタイヤとリムとの嵌合力
（拡張力）が増加し、リム滑りやリム外れを防止ないし
は抑制することが可能となった。
同様なビード部断面形状のままで、４列以下のストラン
ド・ビードを採用すると、前記のように、ビードとリム
の締め代圧力が不足し、従来ほとんど生じなかったリム
滑りやリム外れ問題が発生するようになった。しかし、
本発明では、４列以下の狭幅のストランド・ビードより
なる左右一対のビード・コアーに係留されたラジアル・
カーカスを備え、５度テーパー・リムに装着して使用さ
れる空気入りタイヤにおいて、一方のビード外側面から
他方のビード外側面までの距離（いわゆるタイヤ足幅）
を正規リムのリム幅と同一に設定した状態で、ビード・
ヒール部から該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側
を越えてビード幅の７５％までは、（１）ビード・ベー
スのテーパー角度がリムのビード・シートのテーパー角
度より１．５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビ
ードの内径がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいの
でビード・コアーの下方全域でリムとの絞め代をとるよ
うになっている。これによりタイヤとリムとの嵌合力
（拡張力）が増加し、リム滑りやリム外れを防止ないし
は抑制することが可能となった。
【０００７】
【実施例】本発明に従う実施例１について図面を参照し
て説明すると、図１は本発明による乗用車用空気入りタ
イヤをリム組みせずに、タイヤの足幅を正規リムのリム
幅ＲＷに合わせた状態における一方のビード部１の部分
断面略図である。タイヤ・サイズは１５５／８０Ｒ１３
で、正規リムのリム・サイズは４．５０Ｂで、そのリム
幅ＲＷは１１４．０ｍｍである。図２はリムの断面略図
である。ここで、タイヤの足幅とは、一方のビード外側
面６から他方のビード外側面７までの距離を指し、リム
幅ＲＷとは、図２に示すように、一方のリム・フランジ
ＲＦの内側から他方のリム・フランジＲＦの内側までの
距離を指す。実施例１のタイヤは、そのビード部１に４
列４段のストランド・ビードよりなるビード・コアー２
と左右一対のビード・コアー２、２に係留されたラジア
ル・カーカス（図示省略）を備え、図２に示す５度テー
パー・リムに装着して使用される。実施例１のタイヤ
は、一方のビード外側面６から他方のビード外側面６ま
での距離を正規リムのリム幅ＲＷ、１１４．０ｍｍに設
定した図１に示す状態で、ビード・ヒール部ＢＨからビ
ード・コアー２のタイヤ回転軸方向内側４を越えてビー
ド幅ＢＷ（１２ｍｍ）の６７％（８ｍｍ）までは、ビー
ド・ベース５のテーパー角度βが８度であり、この角度
はリムのビード・シートＢＳのテーパー角度α（５度）
より３度高い値である。実施例１のタイヤのビード１の
内径ＢＤが３２７．４ｍｍであり、リム径ＲＤは３２
８．８ｍｍであるから、その差は１．４ｍｍである。
て説明すると、図１は本発明による乗用車用空気入りタ
イヤをリム組みせずに、タイヤの足幅を正規リムのリム
幅ＲＷに合わせた状態における一方のビード部１の部分
断面略図である。タイヤ・サイズは１５５／８０Ｒ１３
で、正規リムのリム・サイズは４．５０Ｂで、そのリム
幅ＲＷは１１４．０ｍｍである。図２はリムの断面略図
である。ここで、タイヤの足幅とは、一方のビード外側
面６から他方のビード外側面７までの距離を指し、リム
幅ＲＷとは、図２に示すように、一方のリム・フランジ
ＲＦの内側から他方のリム・フランジＲＦの内側までの
距離を指す。実施例１のタイヤは、そのビード部１に４
列４段のストランド・ビードよりなるビード・コアー２
と左右一対のビード・コアー２、２に係留されたラジア
ル・カーカス（図示省略）を備え、図２に示す５度テー
パー・リムに装着して使用される。実施例１のタイヤ
は、一方のビード外側面６から他方のビード外側面６ま
での距離を正規リムのリム幅ＲＷ、１１４．０ｍｍに設
定した図１に示す状態で、ビード・ヒール部ＢＨからビ
ード・コアー２のタイヤ回転軸方向内側４を越えてビー
ド幅ＢＷ（１２ｍｍ）の６７％（８ｍｍ）までは、ビー
ド・ベース５のテーパー角度βが８度であり、この角度
はリムのビード・シートＢＳのテーパー角度α（５度）
より３度高い値である。実施例１のタイヤのビード１の
内径ＢＤが３２７．４ｍｍであり、リム径ＲＤは３２
８．８ｍｍであるから、その差は１．４ｍｍである。
【０００８】実施例２のタイヤは、ビード・ベース５の
テーパー角度βが７度であることを除いて、実施例１の
タイヤとほぼ同じである。
テーパー角度βが７度であることを除いて、実施例１の
タイヤとほぼ同じである。
【０００９】従来例のタイヤは、ビード内径ＢＤが３２
７．８ｍｍであること、および、ビード・ヒール部ＢＨ
からビード幅ＢＷ（１２ｍｍ）の５４％（６．５ｍｍ）
まではビード・ベース５のテーパー角度βが５度である
ことを除いて、実施例１のタイヤとほぼ同じである。
７．８ｍｍであること、および、ビード・ヒール部ＢＨ
からビード幅ＢＷ（１２ｍｍ）の５４％（６．５ｍｍ）
まではビード・ベース５のテーパー角度βが５度である
ことを除いて、実施例１のタイヤとほぼ同じである。
【００１０】次に、これらの実施例１乃至２のタイヤと
従来例のタイヤとのリム滑りやリム外れなどの性能比較
結果を表１に示す。ビード拡張力はホフマン式ビード拡
張力試験器による測定結果で、リム滑り性能は、６０ｋ
ｍ／ｈの速度で走行中の乗用車に急ブレーキをかけたと
きの、リム滑り実測値で、いずれも従来タイヤの測定結
果を１００とした指数表示で示してあり、数字が大きい
ほうが良好な結果を示す。リム外れ性能は、６０ｋｍ／
ｈの速度で走行中の乗用車を半径２５ｍの急旋回（Ｊタ
ーン）をさせ、リム外れが発生したときのタイヤ内圧で
あって、小さな値ほど良好な結果を示す。
従来例のタイヤとのリム滑りやリム外れなどの性能比較
結果を表１に示す。ビード拡張力はホフマン式ビード拡
張力試験器による測定結果で、リム滑り性能は、６０ｋ
ｍ／ｈの速度で走行中の乗用車に急ブレーキをかけたと
きの、リム滑り実測値で、いずれも従来タイヤの測定結
果を１００とした指数表示で示してあり、数字が大きい
ほうが良好な結果を示す。リム外れ性能は、６０ｋｍ／
ｈの速度で走行中の乗用車を半径２５ｍの急旋回（Ｊタ
ーン）をさせ、リム外れが発生したときのタイヤ内圧で
あって、小さな値ほど良好な結果を示す。
【００１１】
【表１】
【００１２】表１の結果から、実施例１乃至２のタイヤ
はいずれも従来例のタイヤに比べ、リム滑りやリム外れ
などの性能に優れたタイヤであることがわかる。
はいずれも従来例のタイヤに比べ、リム滑りやリム外れ
などの性能に優れたタイヤであることがわかる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、４列以下のストランド
・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留され
たラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装
着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方のビー
ド外側面から他方のビード外側面までの距離を正規リム
のリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒール部か
ら該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越えてビ
ード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースのテーパ
ー角度がリムのビード・シートのテーパー角度より１．
５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビードの内径
がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを特徴と
する空気入りラジアル・タイヤであるのでリム滑りやリ
ム外れなどの性能に優れた空気入りタイヤが得られる。
・ビードよりなる左右一対のビード・コアーに係留され
たラジアル・カーカスを備え、５度テーパー・リムに装
着して使用される空気入りタイヤにおいて、一方のビー
ド外側面から他方のビード外側面までの距離を正規リム
のリム幅と同一に設定した状態で、ビード・ヒール部か
ら該ビード・コアーのタイヤ回転軸方向内側を越えてビ
ード幅の７５％までは、（１）ビード・ベースのテーパ
ー角度がリムのビード・シートのテーパー角度より１．
５乃至３度高い６．５乃至８度で、（２）ビードの内径
がリム径より１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを特徴と
する空気入りラジアル・タイヤであるのでリム滑りやリ
ム外れなどの性能に優れた空気入りタイヤが得られる。
【図１】本発明による空気入りタイヤをリム組みせず
に、タイヤの足幅を正規リムのリム幅に合わせた状態に
おける一方のビード部の部分断面略図である。
に、タイヤの足幅を正規リムのリム幅に合わせた状態に
おける一方のビード部の部分断面略図である。
【図２】リムの子午線断面外輪郭図である。
１ 空気入りタイヤのビ−ド部 ２ ビード・コア− ３ ビ−ド・ヒ−ル ４ ビード・コア−のタイヤ回転軸方向内側 ５ ビ−ド・ベ−ス ６ ビ−ド外側面
Claims (1)
- 【請求項１】 ４列以下のストランド・ビードよりなる
左右一対のビード・コアーに係留されたラジアル・カー
カスを備え、５度テーパー・リムに装着して使用される
空気入りタイヤにおいて、一方のビード外側面から他方
のビード外側面までの距離を正規リムのリム幅と同一に
設定した状態で、ビード・ヒール部から該ビード・コア
ーのタイヤ回転軸方向内側を越えてビード幅の７５％ま
では、（１）ビード・ベースのテーパー角度がリムのビ
ード・シートのテーパー角度より１．５乃至３度高い
６．５乃至８度で、（２）ビードの内径がリム径より
１．０乃至２．０ｍｍ小さいことを特徴とする空気入り
ラジアル・タイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169078A JPH0920110A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気入りラジアル・タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169078A JPH0920110A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気入りラジアル・タイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0920110A true JPH0920110A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15879923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7169078A Pending JPH0920110A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 空気入りラジアル・タイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0920110A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505662B2 (en) * | 2000-02-15 | 2003-01-14 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and assembly of tire and wheel |
| CN105228837A (zh) * | 2013-05-20 | 2016-01-06 | 株式会社普利司通 | 缺气保用轮胎 |
| CN105263729A (zh) * | 2013-05-20 | 2016-01-20 | 株式会社普利司通 | 缺气保用轮胎 |
| EP3109068A4 (en) * | 2014-02-20 | 2017-03-15 | Bridgestone Corporation | Run-flat tire |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7169078A patent/JPH0920110A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6505662B2 (en) * | 2000-02-15 | 2003-01-14 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and assembly of tire and wheel |
| CN105228837A (zh) * | 2013-05-20 | 2016-01-06 | 株式会社普利司通 | 缺气保用轮胎 |
| CN105263729A (zh) * | 2013-05-20 | 2016-01-20 | 株式会社普利司通 | 缺气保用轮胎 |
| EP3000626A4 (en) * | 2013-05-20 | 2016-05-25 | Bridgestone Corp | TIRES WITH EMERGENCY |
| EP3000625A4 (en) * | 2013-05-20 | 2016-06-01 | Bridgestone Corp | PNEUMATIC WITH EXTENDED MOBILITY |
| EP3109068A4 (en) * | 2014-02-20 | 2017-03-15 | Bridgestone Corporation | Run-flat tire |
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