JPH09200979A - 着脱式操作パネルの電源供給方式 - Google Patents

着脱式操作パネルの電源供給方式

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JPH09200979A
JPH09200979A JP8004115A JP411596A JPH09200979A JP H09200979 A JPH09200979 A JP H09200979A JP 8004115 A JP8004115 A JP 8004115A JP 411596 A JP411596 A JP 411596A JP H09200979 A JPH09200979 A JP H09200979A
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JP
Japan
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operation panel
overcurrent
transformer
power
detachable operation
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Application number
JP8004115A
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English (en)
Inventor
Kenji Hara
憲二 原
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH09200979A publication Critical patent/JPH09200979A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分離型トランスを用いた無接触給電によって着
脱式の操作パネルに電源を供給する場合に、特別な回路
やスイッチを必要とせずに分離型トランスの1次側の過
電流が防止され、かつ装着時に速やかに通電が開始され
るようにする。 【解決手段】分離型トランス12の1次巻線に流れる電
流をパワーMOSFET24でスイッチングする。パワ
ーMOSFET24のゲート制御用の回路として、PW
M制御による制御を行い、過電流検出が可能であり、過
電流検出時にはラッチタイプの電流制限を行うもの、す
なわち、PWM制御によるパルスごとに過電流検出がリ
セットされ、パルスの途中で過電流を検出した場合には
その時点で出力を0とするものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱式操作パネル
に電源を供給するための電源供給方式に関し、特に、無
接触給電による着脱式操作パネルの電源供給方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】数値制御(NC)装置やロボット等の産
業機械には、操作者に対して表示を行いまた操作者から
の指示等を入力するために、操作パネルが付属する。操
作パネルは、動作条件の初期設定時などにしか使用され
ないから、着脱式の構成とされることが多い。
【0003】操作パネルを着脱式とした場合、本体側か
ら操作パネル側に何らかの形で電源を供給しなければな
らないが、従来は、コネクタによって操作パネルに電源
を供給するようになっていた。しかしながら、コネクタ
を用いる場合、作業環境の悪い場所では電気的接触部に
ゴミ等が付着するおそれがあるので、コネクタの接点を
露出させないなどの工夫が要求される。そこで、ポッド
コアなどを用いた分離可能なトランス(分離型トラン
ス)を使用し、本体側を1次巻線、操作パネル側を2次
巻線として、磁気的な結合による無接触給電を行うこと
が指向されてきている。この場合には、情報伝送も分離
可能なトランスによって行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分離可
能なトランスを用いて操作パネルに給電を行う場合、2
次側すなわち操作パネルが外れているときに給電回路を
作動させると、1次巻線に過電流が流れ、トランス等を
焼損することがある。2次側が外れているときには給電
回路が動作しないようにするために、機械的なスイッチ
を用いたインタロック機構を設けたりすると、コストア
ップにつながる上、無接触給電によって電気的接点をな
くした意味が失われる。
【0005】本発明の目的は、特別な回路やスイッチを
必要とせずに分離型トランスの1次巻線の過電流が防止
される、着脱式操作パネルに対する電源供給方式を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着脱式操作パネ
ルの電源供給方式は、分離型トランスを用いて電源が供
給される着脱式操作パネルに対する電源供給方式におい
て、前記分離型トランスの1次側に接続され、前記1次
側を流れる電流をスイッチングするスイッチング素子
と、前記スイッチング素子を制御し、前記1次側の過電
流を検出して前記スイッチング素子を遮断状態とし、一
定周期で過電流の検出状態を解除するラッチタイプの制
御手段とを有し、前記分離型トランスの2次側の出力を
もって前記着脱式操作パネルの電源とする。
【0007】本発明においては、制御手段として、PW
M制御によってスイッチング素子を制御し、一定周期が
PWM制御でのパルス周期であるものを好ましく使用す
ることができる。本発明では、ラッチタイプであって一
定周期で解除される過電流保護機構を有する制御手段を
使用し、一定周期で繰り返して電流を流してみて過電流
を検出するようにしているので、操作パネルが取り付け
られているときには過電流が検出されずに正常に動作
し、操作パネルが取り外されているときには過電流を検
出してすぐに遮断状態となり、さらに、操作パネルが新
たに装着されたときには速やかに通電が開始されるよう
になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一
形態の着脱式操作パネルの電源供給方式を示す回路図で
ある。なお図において、操作パネルに設けられる表示部
や入力部及びこれらの制御を行う制御部は記載されてい
ない。図において、一点鎖線より左側が本体1であり、
右側が本体1に着脱可能に取り付けられる操作パネル2
である。これら本体1と操作パネル2とは、カップリン
グモジュール3によって電気的に結合している。カップ
リングモジュール3には、操作パネル2への電源供給用
の分離型トランス11と、本体1と操作パネル2の間の
通信(情報伝送)用の分離型トランス12が設けられて
いる。通信用の分離型トランス12の各巻線には、通信
(情報伝送)用ライン14が接続している。
【0009】本体1側の電源(不図示)に接続されたラ
インフィルタ21が設けられており、ラインフィルタ2
1の出力には、電解コンデンサC1が接続されるととも
に、分離型トランス11の1次巻線、スイッチング素子
であるパワーMOSFET24、及びシャント抵抗R4
が直列に接続している。パワーMOSFET24のゲー
トGは、抵抗R1を介して制御手段であるPWM制御ユ
ニット22の出力に接続されている。また、パワーMO
SFET24のゲートGと0V線との間には抵抗R3
挿入されている。パワーMOSFET24のソースSに
は抵抗R2の一端が接続し、抵抗R2の他端はPWM制御
ユニット22の過電流検出端子に接続している。この過
電流検出端子と0V線との間には、コンデンサC2が挿
入されている。すなわち、抵抗R2とコンデンサC2とに
よって、過電流検出端子に対するRCフィルタが構成さ
れている。
【0010】PWM制御ユニット22は、パワーMOS
FET24をPWM(パルス幅変調:pulse width modu
lation)制御によってゲートコントロールするためのも
のであり、内部に制御IC23を含んでいる。制御IC
23としては、PWM制御によるスイッチング電源制御
用のものであって、過電流検出が可能であり、過電流検
出時にはラッチタイプ[サイクル・バイ・サイクル(cyc
le-by-cycle)型]の電流制限を行うもの、すなわち、P
WM制御によるパルスごとに過電流検出がリセットさ
れ、パルスの途中で過電流を検出した場合にはその時点
で出力を0とするものが使用される。このような制御I
Cとしては、例えば、日本電気株式会社製のμPC19
05(商品名)を使用できる。図示したものでは、制御
IC23としてこのμPC1905が使用されたものと
して、制御IC23の周辺回路が描かれている。μPC
1905を使用する場合には、μPC1905の出力端
子O及び過電流検出端子OCを、それぞれ、PWM制御
ユニット22の出力端子及び過電流検出端子とする。な
お、μPC1905では、過電流検出端子OCの電圧が
200mVを越えるたときに、過電流保護が実行され
る。
【0011】一方、電源供給用の分離型トランス11の
2次側(操作パネル2側)には、全波整流用のブリッジ
ダイオード13を介して平滑用の電解コンデンサC3
配置し、操作パネル2への電源部となっている。
【0012】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。上述した回路構成から明らかなように、この電源供
給方式は、トランスが分離型トランスであることを除け
ば、通常のフライバック型DC−DCコンバータと同じ
であり、操作パネル2が取り付けられた状態では、PW
M制御によるフライバック型のDC−DCコンバータと
して作動し、操作パネル2側に電源が供給される。
【0013】ここで操作パネル2が取り外されたとす
る。操作パネル2が取り外されると、分離型トランス1
2の2次側がなくなり、1次巻線やパワーMOSFET
24に過電流が流れることになる。その結果、シャント
抵抗R4の両端の電圧が上昇し、この電圧上昇は抵抗R2
とコンデンサC2とによるフィルタを介してPWM制御
ユニット22の過電流検出端子に伝達され、過電流検出
端子の電圧が200mVを越えて過電流保護が働き、パ
ワーMOSFET24のゲート電圧が0になり、パワー
MOSFET24が遮断状態となって、電流が流れなく
なる。
【0014】本実施の形態では、PWM制御でのパルス
ごとに過電流検出がクリアされるので、各パルスごとに
そのパルスの先頭部分で電流が流れて過電流検出に掛る
ことになるが、その際の通電時間は通常時(操作パネル
2が取り付けられている時)のパルス幅に比べて十分に
短く、そのため、この通電によって機器に異常をきたす
ことはない。
【0015】この状態で操作パネル2を取り付けると、
分離型トランス12の2次側に負荷がかかり、PWM制
御での各パルスにおいて過電流が流れることがなくな
る。このため、この回路はフライバック型のDC−DC
コンバータとして動作し、分離型トランス12の2次側
に電流が流れ、操作パネル2に電源を供給することが可
能になる。なお、操作パネル2が取り外されている場合
でも、PWM制御による各パルスの先頭部分では電流を
流しているので、特別の操作を行うことなく操作パネル
2を取り付けるだけで、自動的にかつ速やかに(パルス
の1周期以内に)、通常状態に復帰することになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1次側の
過電流を検出してスイッチング素子を遮断状態とし、一
定周期で過電流の検出状態を解除するラッチタイプの制
御手段を用いることにより、特別な回路やスイッチを必
要とせずに分離型トランスの1次巻線の過電流が防止さ
れ、かつ着脱式操作パネルの装着時には速やかに電源の
供給が開始されるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の着脱式操作パネルの電
源供給方式を示す回路図である。
【符号の説明】
1 本体 2 操作パネル 3 カップリングモジュール 11,12 分離型トランス 13 ブリッジダイオード 14 通信用ライン 21 ラインフィルタ 22 PWM制御ユニット 23 制御IC 24 パワーMOSFET C1〜C3 コンデンサ R1〜R4 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/537 9181−5H H02M 7/537 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離型トランスを用いて電源が供給され
    る着脱式操作パネルに対する電源供給方式において、 前記分離型トランスの1次側に接続され、前記1次側を
    流れる電流をスイッチングするスイッチング素子と、 前記スイッチング素子を制御し、前記1次側の過電流を
    検出して前記スイッチング素子を遮断状態とし、一定周
    期で過電流の検出状態を解除するラッチタイプの制御手
    段とを有し、 前記分離型トランスの2次側の出力をもって前記着脱式
    操作パネルの電源とすることを特徴とする着脱式操作パ
    ネルの電流供給方式。
  2. 【請求項2】 前記制御手段がPWM制御によって前記
    スイッチング素子を制御し、前記一定周期が前記PWM
    制御でのパルス周期である請求項1に記載の着脱式操作
    パネルの電流供給方式。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング素子に直列に接続され
    た抵抗の両端の電圧を検出することによって過電流の検
    出が行われる請求項1または2に記載の着脱式操作パネ
    ルの電流供給方式。
JP8004115A 1996-01-12 1996-01-12 着脱式操作パネルの電源供給方式 Pending JPH09200979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519798A (ja) * 2011-05-13 2014-08-14 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線電力送信システムにおける送信機及び受信機、前記装置らの無線電力送受信方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519798A (ja) * 2011-05-13 2014-08-14 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線電力送信システムにおける送信機及び受信機、前記装置らの無線電力送受信方法
US10326309B2 (en) 2011-05-13 2019-06-18 Samsung Electronics Co., Ltd Wireless power system comprising power transmitter and power receiver and method for receiving and transmitting power of the apparatuses
US11394240B2 (en) 2011-05-13 2022-07-19 Samsung Electronics Co., Ltd Wireless power system comprising power transmitter and power receiver and method for receiving and transmitting power of the apparatuses

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