JP2004104914A - 電源保護回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負荷に電源電圧を供給する主電源回路部と、この主電源回路部と電源入力との間に接続したリレー7と、このリレー7をオンオフしかつ機器の動作制御を行なうマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータに電源電圧を供給するマイクロコンピュータ用電源回路部9とを有し、前記主電源回路部の出力と前記マイクロコンピュータ用電源回路部9の出力とを、カソード側が主電源回路部に接続されるダイオード10を介して接続したものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にプラズマディスプレイに使用される多出力のスイッチング電源装置の電源保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイでは、表示駆動を行なうための駆動回路に大電流を供給する電源回路部と、プラズマディスプレイの動作制御を行なうマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)に電源電圧を供給するための小電力しか供給しない電源回路部とを有する多出力のスイッチング電源装置が用いられるが、このような多出力のスイッチング電源装置では、回路の異常時に素早く保護回路を働かせなければ、大規模に回路が壊れてしまう場合が多く、電源装置の異常時に電源入力を遮断するための電源保護回路が用いられる。
【0003】
この電源保護回路として具体的な先行技術文献情報はないが、現在製品に使用されている電源保護回路は、電源装置に電源出力を検出する回路を設けるとともに、電源装置の電源入力部に異常時に電源入力を遮断するリレーを接続し、そのリレーを機器の動作制御に使用されるマイコンによりオンオフ制御するように構成し、そして電源装置の出力が何らかの異常で負荷がショートし、電圧が下がったときに、検出回路で検出した電圧が入力されているマイコンが異常状態と判断し、マイコンが前記リレーを動作させて電源入力を遮断するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成ではマイコンがリレーをオフ状態にするまでの時間がかかりすぎ、大規模に回路が破壊してしまう恐れがある。また、電源電圧を検出してマイコンに供給する検出回路が必要で、コストが高くなってしまうという課題があった。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、電源の異常時に短時間で動作可能な電源保護回路を低コストで提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明の電源保護回路は、負荷に電源電圧を供給する主電源回路部と、この主電源回路部と電源入力との間に接続した電子的スイッチ手段と、この電子的スイッチ手段をオンオフしかつ機器の動さ制御を行なうマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータに電源電圧を供給するマイクロコンピュータ用電源回路部とを有し、前記主電源回路部の出力と前記マイクロコンピュータ用電源回路部の出力とを、カソード側が主電源回路部に接続されるダイオードを介して接続したものである。
【0007】
この構成により、主電源回路部の出力が何らかの異常により、過電流が流れ出力電圧がGNDになると、マイコン用電源回路部の出力も低下させてマイコンを停止させるため、マイコンが制御している電子的スイッチ手段も瞬時にオフにでき、回路の破損を防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態による電源保護回路について、図1を参照しながら説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態による電源保護回路を用いたプラズマディスプレイ用のスイッチング電源装置のブロック図である。図1において、1は電源入力としての商用電源に接続される電源コンセント、2はラインフィルタ部、3は商用電源の力率改善と整流・平滑を行なう整流・平滑回路、4はスイッチング電源制御回路、5はスイッチングトランス、6は2次側の整流・平滑回路で、これらの回路により負荷に電源電圧を供給する主電源回路部が構成されている。
【0010】
7は主電源回路部の電源入力側のラインフィルタ部2と整流・平滑回路3との間に接続した電子的スイッチ手段としてのリレーで、このリレー7のコイルには、プラズマディスプレイの動作を制御するマイコンによりオンオフ制御されるトランジスタ8を介して電圧が入力されている。9は前記ラインフィルタ部2の出力を入力とするマイコン用電源回路部で、前記マイコンに電源電圧を供給するためのものである。
【0011】
10は前記主電源回路部の出力と前記マイコン用電源回路部9の出力との間に接続したダイオードで、このダイオード10のカソード側は前記主電源回路部に接続され、アノード側は、マイコン用電源回路部9の出力と、リレー7のコイルとトランジスタ8の直列回路の一端に接続されている。
【0012】
この回路において、商用電源からの電源入力が、ラインフィルタ部2、整流・平滑回路3を介してスイッチングトランス5及びスイッチング電源制御回路4に入力されることにより、電源回路が動作し始める。また、スイッチングトランス5の2次側ではスイッチングトランス5の2次側出力が出ると、2次側の整流・平滑回路6を介して電圧が負荷へ供給される。
【0013】
ところで、ダイオード10は、アノードをマイコン用電源回路部9の出力に接続し、カソードを2次側の整流・平滑回路6に接続しており、2次側整流・平滑回路6の出力は、マイコン用電源回路部9の出力より電圧が高いので、通常時、ダイオード10には電流は流れない。ところが、2次側の整流・平滑回路6がショートすると、2次側の整流・平滑回路6に過電流が流れて電圧が降下し、瞬時にGNDになる。そうすると、マイコン用電源回路部9の出力にもダイオード10を介して大電流が流れようとするが、マイコン用電源回路部9の出力が低下し、マイコンへの電圧供給が行なわれなくなるため、マイコンが停止し、リレー7が遮断される。
【0014】
このように2次側の整流・平滑回路6が負荷のショートにより過電流が流れ、出力がマイコンの停止電圧より下がれば、マイコン用電源回路部9も出力が下がり、マイコンが停止することとなるため、リレー7を瞬時に遮断することができる。すなわち、電源回路の出力が何らかの異常で下がると、瞬時に保護回路を動作させることができ、しかも保護回路はダイオードのみで構成されているので、コストが大幅に削減され、また電源の出力が下がらなければ絶対に動作しないので誤動作がないという効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、異常発生後瞬時に誤動作なく保護回路を動作させ、他の部品を保護することができ、しかも回路の構成部品も少ない部品で低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電源保護回路を用いたプラズマディスプレイ用の電源装置を示すブロック図
【符号の説明】
2 ラインフィルタ部
3 整流・平滑回路
4 スイッチング電源制御回路
5 スイッチングトランス
6 整流・平滑回路
7 リレー
9 マイコン用電源回路部
10 ダイオード
Claims (1)
- 負荷に電源電圧を供給する主電源回路部と、この主電源回路部と電源入力との間に接続した電子的スイッチ手段と、この電子的スイッチ手段をオンオフしかつ機器の動作制御を行なうマイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータに電源電圧を供給するマイクロコンピュータ用電源回路部とを有し、前記主電源回路部の出力と前記マイクロコンピュータ用電源回路部の出力とを、カソード側が主電源回路部に接続されるダイオードを介して接続した電源保護回路。
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JP2002263793A JP3855894B2 (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | 電源保護回路 |
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- 2002-09-10 JP JP2002263793A patent/JP3855894B2/ja not_active Expired - Lifetime
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