JPH09200509A - 記録装置 - Google Patents
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- JPH09200509A JPH09200509A JP8005274A JP527496A JPH09200509A JP H09200509 A JPH09200509 A JP H09200509A JP 8005274 A JP8005274 A JP 8005274A JP 527496 A JP527496 A JP 527496A JP H09200509 A JPH09200509 A JP H09200509A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 文字情報と画像情報が混在している原稿であ
っても良好な品質で簡便に記録すること。 【解決手段】 イメージスキャナ9が読み取った原稿2
3の情報の処理条件を設定する入力手段35と、この入
力手段35により設定された処理条件により前記情報の
処理を行う制御手段27とを設け、原稿23の情報の種
類に応じて処理条件を変更して情報の種類に適合した処
理により良好な品質の記録を行うようにしたもの。
っても良好な品質で簡便に記録すること。 【解決手段】 イメージスキャナ9が読み取った原稿2
3の情報の処理条件を設定する入力手段35と、この入
力手段35により設定された処理条件により前記情報の
処理を行う制御手段27とを設け、原稿23の情報の種
類に応じて処理条件を変更して情報の種類に適合した処
理により良好な品質の記録を行うようにしたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
により原稿の情報を読み取り、この読み取った情報を記
録ヘッドを用いて記録媒体に記録する記録装置に係り、
特に、イメージスキャナが読み取った原稿の情報の処理
条件を変更することができる記録装置に関する。
により原稿の情報を読み取り、この読み取った情報を記
録ヘッドを用いて記録媒体に記録する記録装置に係り、
特に、イメージスキャナが読み取った原稿の情報の処理
条件を変更することができる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、搬送ローラおよびこれに圧接
される圧接ローラとの間に所定の記録媒体を挟持してプ
ラテンと記録ヘッドとの間に搬送し、その後、記録ヘッ
ドを記録媒体に対して所定の圧接力で圧接させ、この状
態で、キャリッジを移動させるとともに、リボンカセッ
トのインクリボンを巻取りながら、所望の記録信号に基
づいて前記記録ヘッドを動作させてインクリボンのイン
クを用紙に転写することにより、前記記録媒体に所望の
記録を行なう記録装置が多く用いられている。
される圧接ローラとの間に所定の記録媒体を挟持してプ
ラテンと記録ヘッドとの間に搬送し、その後、記録ヘッ
ドを記録媒体に対して所定の圧接力で圧接させ、この状
態で、キャリッジを移動させるとともに、リボンカセッ
トのインクリボンを巻取りながら、所望の記録信号に基
づいて前記記録ヘッドを動作させてインクリボンのイン
クを用紙に転写することにより、前記記録媒体に所望の
記録を行なう記録装置が多く用いられている。
【0003】そして、近年、出願人らは、キャリッジに
イメージスキャナを取付け、キャリッジとプラテンとの
間に所定の原稿を搬送した状態で、前記キャリッジを移
動させながらイメージスキャナにより原稿を走査するこ
とで前記原稿の情報を読み取り、この情報に基づいて所
定の記録媒体に記録を行なうようにした記録装置を開発
した。
イメージスキャナを取付け、キャリッジとプラテンとの
間に所定の原稿を搬送した状態で、前記キャリッジを移
動させながらイメージスキャナにより原稿を走査するこ
とで前記原稿の情報を読み取り、この情報に基づいて所
定の記録媒体に記録を行なうようにした記録装置を開発
した。
【0004】前記原稿の情報には、文字情報、画像情報
などの種類があり、このうち文字情報は、イメージスキ
ャナにより走査すると1画素を黒く記録するか白く記録
するかという単純な2値データにできるのに対し、画像
情報は、3原色のうちのいずれの原色をどのような階調
値で使用するかという3原色+階調データとなるため、
2値データと比較して膨大な量のデータとなり、記録装
置のメモリとして画像情報を記憶するために大きな容量
を必要としていた。このため従来は文字情報と画像情報
とにおける1画素の大きさを文字情報の方が画像情報よ
り小さくなるように変化させて効率的にメモリを使用す
るとともに、イメージスキャナにより原稿の走査を行う
前に、2値モードおよび3原色+階調モードのいずれか
1つのモードに設定して、イメージスキャナにより走査
した原稿の情報をこの設定したモードによる処理条件に
より2値データまたは3原色+階調データを形成してメ
モリに記憶し、このメモリに記憶したデータにより記録
媒体に記録を行うようにしていた。
などの種類があり、このうち文字情報は、イメージスキ
ャナにより走査すると1画素を黒く記録するか白く記録
するかという単純な2値データにできるのに対し、画像
情報は、3原色のうちのいずれの原色をどのような階調
値で使用するかという3原色+階調データとなるため、
2値データと比較して膨大な量のデータとなり、記録装
置のメモリとして画像情報を記憶するために大きな容量
を必要としていた。このため従来は文字情報と画像情報
とにおける1画素の大きさを文字情報の方が画像情報よ
り小さくなるように変化させて効率的にメモリを使用す
るとともに、イメージスキャナにより原稿の走査を行う
前に、2値モードおよび3原色+階調モードのいずれか
1つのモードに設定して、イメージスキャナにより走査
した原稿の情報をこの設定したモードによる処理条件に
より2値データまたは3原色+階調データを形成してメ
モリに記憶し、このメモリに記憶したデータにより記録
媒体に記録を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の記録装置においては、文字情報と画像情報が混
在した情報をイメージスキャナにより走査して記録を行
おうとしても、2値モードに設定すると、画像情報を走
査しても2値データでは階調データを有していないた
め、たとえ画像情報がモノカラーであったとしても、画
像情報の正確な再現ができないし、さらに、画像情報が
フルカラーの場合には、まったく色彩の再現ができなか
った。これとは逆に、文字情報と画像情報が混在した情
報をイメージスキャナにより走査して3原色+階調モー
ドでの記録を行おうとした場合、メモリ容量の関係で文
字情報は本来2値データとしてメモリに記憶される1画
素の大きさより大きい範囲を1画素として処理されるこ
とになるため、2値データにおける本来の精細な記録よ
り記録品質が落ちる結果となっていた。
た従来の記録装置においては、文字情報と画像情報が混
在した情報をイメージスキャナにより走査して記録を行
おうとしても、2値モードに設定すると、画像情報を走
査しても2値データでは階調データを有していないた
め、たとえ画像情報がモノカラーであったとしても、画
像情報の正確な再現ができないし、さらに、画像情報が
フルカラーの場合には、まったく色彩の再現ができなか
った。これとは逆に、文字情報と画像情報が混在した情
報をイメージスキャナにより走査して3原色+階調モー
ドでの記録を行おうとした場合、メモリ容量の関係で文
字情報は本来2値データとしてメモリに記憶される1画
素の大きさより大きい範囲を1画素として処理されるこ
とになるため、2値データにおける本来の精細な記録よ
り記録品質が落ちる結果となっていた。
【0006】このため従来の記録装置において、文字情
報と画像情報が混在している原稿をイメージスキャナに
より走査して記録を行なうに際し、文字情報と画像情報
のいずれをも良好な品質で記録するためには、イメージ
スキャナにより走査を行う際に、設定した2値モードお
よび3原色+階調モードのうちのいずれか一方のモード
に対応しない情報を隠すようにして情報の読み取りを行
い、この読み取った情報を用紙に記録し、その後、これ
までとは逆のモードに設定してこのモードに対応しない
原稿上の情報を隠すようにしてイメージスキャナにより
再度情報の読み取りを行い、最初の記録により一方の情
報のみが記録されている用紙に再度記録を行うようにし
ていた。
報と画像情報が混在している原稿をイメージスキャナに
より走査して記録を行なうに際し、文字情報と画像情報
のいずれをも良好な品質で記録するためには、イメージ
スキャナにより走査を行う際に、設定した2値モードお
よび3原色+階調モードのうちのいずれか一方のモード
に対応しない情報を隠すようにして情報の読み取りを行
い、この読み取った情報を用紙に記録し、その後、これ
までとは逆のモードに設定してこのモードに対応しない
原稿上の情報を隠すようにしてイメージスキャナにより
再度情報の読み取りを行い、最初の記録により一方の情
報のみが記録されている用紙に再度記録を行うようにし
ていた。
【0007】しかしながら、このようにして2種類のモ
ードをそれぞれ設定して1枚の原稿上の情報を2度に分
けて読み取って同一の用紙に記録を行うのでは、原稿上
の情報をいちいち部分的に覆い隠すようにして2度の読
み取りを行わなければならないため、非常に記録作業が
煩雑であった。
ードをそれぞれ設定して1枚の原稿上の情報を2度に分
けて読み取って同一の用紙に記録を行うのでは、原稿上
の情報をいちいち部分的に覆い隠すようにして2度の読
み取りを行わなければならないため、非常に記録作業が
煩雑であった。
【0008】本発明は、前述した点に鑑みてなされたも
ので、文字情報と画像情報が混在している原稿であって
も良好な品質で簡便に記録することができる記録装置を
提供することを目的としている。
ので、文字情報と画像情報が混在している原稿であって
も良好な品質で簡便に記録することができる記録装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の発明に係る記録装置は、イメージ
スキャナが読み取った原稿の情報の処理条件を設定する
入力手段と、この入力手段により設定された処理条件に
より前記情報の処理を行う制御手段とを設けたことを特
徴とするものである。そして、このような構成を採用し
たことにより、原稿の情報の種類に応じて処理条件を変
更して情報の種類に適合した処理により良好な品質の記
録を行うことができる。
ため請求項1に記載の発明に係る記録装置は、イメージ
スキャナが読み取った原稿の情報の処理条件を設定する
入力手段と、この入力手段により設定された処理条件に
より前記情報の処理を行う制御手段とを設けたことを特
徴とするものである。そして、このような構成を採用し
たことにより、原稿の情報の種類に応じて処理条件を変
更して情報の種類に適合した処理により良好な品質の記
録を行うことができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る記録装
置は、請求項1において、入力手段は、原稿を区画した
部分に対応して処理条件を設定しうるようになっている
ことを特徴とするものである。そして、このような構成
を採用したことにより、原稿上の複数の情報の種類にそ
れぞれ対応するように処理条件を設定することができ
る。
置は、請求項1において、入力手段は、原稿を区画した
部分に対応して処理条件を設定しうるようになっている
ことを特徴とするものである。そして、このような構成
を採用したことにより、原稿上の複数の情報の種類にそ
れぞれ対応するように処理条件を設定することができ
る。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明に係る記録
装置は、請求項1または請求項2において、入力手段は
スイッチ手段とされていることを特徴とするものであ
る。そして、このような構成を採用したことにより、原
稿上の情報を区画しているそれぞれの部分に対応するよ
うに設けられたスイッチをそれぞれ情報の種類に応じて
オン・オフすることにより区画された範囲を情報の種類
にそれぞれ対応するような処理条件を設定することがで
きる。
装置は、請求項1または請求項2において、入力手段は
スイッチ手段とされていることを特徴とするものであ
る。そして、このような構成を採用したことにより、原
稿上の情報を区画しているそれぞれの部分に対応するよ
うに設けられたスイッチをそれぞれ情報の種類に応じて
オン・オフすることにより区画された範囲を情報の種類
にそれぞれ対応するような処理条件を設定することがで
きる。
【0012】さらにまた、請求項4に記載の発明に係る
記録装置は、請求項1または請求項2において、入力手
段は、前記原稿を前記搬送装置により搬送するために用
いられる原稿ホルダに形成されていることを特徴として
いる。そして、このような構成を採用したことにより、
原稿ホルダに原稿上の情報の種類に応じたマークを情報
に対応する位置の原稿ホルダ上に付すことによりこのマ
ークをイメージスキャナが読み取って情報の種類にそれ
ぞれ対応するような処理条件を設定することができる。
記録装置は、請求項1または請求項2において、入力手
段は、前記原稿を前記搬送装置により搬送するために用
いられる原稿ホルダに形成されていることを特徴として
いる。そして、このような構成を採用したことにより、
原稿ホルダに原稿上の情報の種類に応じたマークを情報
に対応する位置の原稿ホルダ上に付すことによりこのマ
ークをイメージスキャナが読み取って情報の種類にそれ
ぞれ対応するような処理条件を設定することができる。
【0013】
【実施の形態】図1ないし図4は本発明に係る記録装置
の一実施の形態としての熱転写プリンタを示すものであ
り、プリンタのフレーム1には、長手方向に沿って延在
する平板状のプラテン2が配設されており、前記フレー
ム1の両側面の間には、前記プラテン2の前方に位置し
前記プラテン2と平行に延在するキャリッジシャフト3
が支持されている。このキャリッジシャフト3には、キ
ャリッジ4がこのキャリッジシャフト3に沿って往復動
自在に取付けられており、このキャリッジ4の先端部に
は、前記プラテン2に対向するようにサーマルヘッド5
が接離動作自在に取付けられている。また、前記キャリ
ッジ4の上面には、図示しないインクリボンを収納し、
このインクリボンを前記サーマルヘッド5とプラテン2
との間に案内するリボンカセット6が着脱自在に装着さ
れるようになっており、前記キャリッジ4の上面には、
前記リボンカセット6のインクリボンを巻取るための巻
取りボビン7およびインクリボンを送り出す送出しボビ
ン8がそれぞれ配設されている。
の一実施の形態としての熱転写プリンタを示すものであ
り、プリンタのフレーム1には、長手方向に沿って延在
する平板状のプラテン2が配設されており、前記フレー
ム1の両側面の間には、前記プラテン2の前方に位置し
前記プラテン2と平行に延在するキャリッジシャフト3
が支持されている。このキャリッジシャフト3には、キ
ャリッジ4がこのキャリッジシャフト3に沿って往復動
自在に取付けられており、このキャリッジ4の先端部に
は、前記プラテン2に対向するようにサーマルヘッド5
が接離動作自在に取付けられている。また、前記キャリ
ッジ4の上面には、図示しないインクリボンを収納し、
このインクリボンを前記サーマルヘッド5とプラテン2
との間に案内するリボンカセット6が着脱自在に装着さ
れるようになっており、前記キャリッジ4の上面には、
前記リボンカセット6のインクリボンを巻取るための巻
取りボビン7およびインクリボンを送り出す送出しボビ
ン8がそれぞれ配設されている。
【0014】また、本実施の形態において前記キャリッ
ジ4の一側には、図2に示すようにイメージスキャナ9
が配設されており、前記イメージスキャナ9の前記プラ
テン2に対向する面には、図3に示すように開口部10
が形成されている。また、前記イメージスキャナ9の内
部であって前記開口部10の両側には、ランプ等からな
る2つの発光部材11,11が前記開口部10に指向す
るように配設されており、前記イメージスキャナ9の内
部には、前記発光部材11から原稿に対して照射した光
の反射光を受光し所定のイメージを読み取るイメージセ
ンサユニット12が配設されている。
ジ4の一側には、図2に示すようにイメージスキャナ9
が配設されており、前記イメージスキャナ9の前記プラ
テン2に対向する面には、図3に示すように開口部10
が形成されている。また、前記イメージスキャナ9の内
部であって前記開口部10の両側には、ランプ等からな
る2つの発光部材11,11が前記開口部10に指向す
るように配設されており、前記イメージスキャナ9の内
部には、前記発光部材11から原稿に対して照射した光
の反射光を受光し所定のイメージを読み取るイメージセ
ンサユニット12が配設されている。
【0015】また、前記フレーム1の一端部下側には、
キャリッジ駆動モータ13がその出力軸が前記フレーム
1の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ13の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ13により回転駆動される駆動プーリ14が
配設されている。また、前記フレーム1の他端部上面に
は、従動プーリ15が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ14と従動プーリ15との間には、一部が前
記キャリッジ4の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト16が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ13を回転駆動して前記駆動プーリ14を介し
てキャリッジ駆動ベルト16を駆動させることにより、
前記キャリッジ4をキャリッジシャフト3に沿ってプラ
テン2と平行に往復動させるようになっている。
キャリッジ駆動モータ13がその出力軸が前記フレーム
1の上面に貫通するように配設されており、このキャリ
ッジ駆動モータ13の前記出力軸には、このキャリッジ
駆動モータ13により回転駆動される駆動プーリ14が
配設されている。また、前記フレーム1の他端部上面に
は、従動プーリ15が回転自在に配設されており、前記
駆動プーリ14と従動プーリ15との間には、一部が前
記キャリッジ4の下面に連結されたキャリッジ駆動ベル
ト16が掛け渡されている。そして、前記キャリッジ駆
動モータ13を回転駆動して前記駆動プーリ14を介し
てキャリッジ駆動ベルト16を駆動させることにより、
前記キャリッジ4をキャリッジシャフト3に沿ってプラ
テン2と平行に往復動させるようになっている。
【0016】また、前記プラテン2の後部下方には、所
定の記録媒体を所定速度で搬送する搬送装置の構成要件
である搬送ローラ17が配設されており、この搬送ロー
ラ17の下方には、この搬送ローラ17に圧接される複
数の圧接ローラ18が回転自在に配設されている。さら
に、前記プラテン2の上方には、印字後の記録媒体を案
内する排紙ローラ19が配設されている。
定の記録媒体を所定速度で搬送する搬送装置の構成要件
である搬送ローラ17が配設されており、この搬送ロー
ラ17の下方には、この搬送ローラ17に圧接される複
数の圧接ローラ18が回転自在に配設されている。さら
に、前記プラテン2の上方には、印字後の記録媒体を案
内する排紙ローラ19が配設されている。
【0017】さらに、前記フレーム1のプラテン2の一
側には、位置決めマーカ20が形成されており、前記イ
メージスキャナ9によりこの位置決めマーカ20を読み
取ることにより、キャリッジ4の停止位置を認識するよ
うになっている。
側には、位置決めマーカ20が形成されており、前記イ
メージスキャナ9によりこの位置決めマーカ20を読み
取ることにより、キャリッジ4の停止位置を認識するよ
うになっている。
【0018】図5は本実施の形態の熱転写プリンタの制
御部を示すものであり、CPU27には、使用される記
録媒体の種類に応じた記録条件等が記憶されたROM2
8および各種データを記憶する記憶手段としてのRAM
29が接続されている。CPU27には、前記イメージ
スキャナ9により読み取られた画像情報が送られるよう
になっており、このCPU27からは、前記サーマルヘ
ッド5への通電制御を行なうサーマルヘッド駆動回路3
0、前記サーマルヘッド5をプラテン2に対して接離動
作させるサーマルヘッド接離駆動回路31、前記イメー
ジスキャナ9の駆動制御を行なうイメージスキャナ駆動
回路32、キャリッジ駆動モータ駆動回路33および搬
送ローラ駆動回路34に対してそれぞれ制御信号が送ら
れるようになっている。
御部を示すものであり、CPU27には、使用される記
録媒体の種類に応じた記録条件等が記憶されたROM2
8および各種データを記憶する記憶手段としてのRAM
29が接続されている。CPU27には、前記イメージ
スキャナ9により読み取られた画像情報が送られるよう
になっており、このCPU27からは、前記サーマルヘ
ッド5への通電制御を行なうサーマルヘッド駆動回路3
0、前記サーマルヘッド5をプラテン2に対して接離動
作させるサーマルヘッド接離駆動回路31、前記イメー
ジスキャナ9の駆動制御を行なうイメージスキャナ駆動
回路32、キャリッジ駆動モータ駆動回路33および搬
送ローラ駆動回路34に対してそれぞれ制御信号が送ら
れるようになっている。
【0019】また、前記CPU27には、前記イメージ
スキャナ9が読み取った原稿の情報の処理条件を設定す
る入力手段としてのスイッチ手段35が接続されてお
り、このスイッチ手段35により読み取った原稿の情報
を2値データまたは3原色+階調データで処理するよう
になっている。このスイッチ手段35は1枚の原稿23
の全体を2値データあるいは3原色+階調データとして
処理するように設定しうるとともに、図6に示すよう
に、原稿23上を4つの部分A,B,C,Dに区画し、
各部分A〜Dをそれぞれその情報の内容に応じて個別に
2値データまたは3原色+階調データとして処理するよ
うに設定しうるようになっている。
スキャナ9が読み取った原稿の情報の処理条件を設定す
る入力手段としてのスイッチ手段35が接続されてお
り、このスイッチ手段35により読み取った原稿の情報
を2値データまたは3原色+階調データで処理するよう
になっている。このスイッチ手段35は1枚の原稿23
の全体を2値データあるいは3原色+階調データとして
処理するように設定しうるとともに、図6に示すよう
に、原稿23上を4つの部分A,B,C,Dに区画し、
各部分A〜Dをそれぞれその情報の内容に応じて個別に
2値データまたは3原色+階調データとして処理するよ
うに設定しうるようになっている。
【0020】このため、前記スイッチ手段35にはメイ
ンスイッチ36が設けられている。このメインスイッチ
36は、原稿23の全体を2値モードあるいは3原色+
階調モードに設定するための2値モード位置および3原
色+階調モード位置のほか原稿にこれらの両モードが混
在している場合の混在モード位置という3位置のいずれ
かをレバー37により設定しうるようになっている。
ンスイッチ36が設けられている。このメインスイッチ
36は、原稿23の全体を2値モードあるいは3原色+
階調モードに設定するための2値モード位置および3原
色+階調モード位置のほか原稿にこれらの両モードが混
在している場合の混在モード位置という3位置のいずれ
かをレバー37により設定しうるようになっている。
【0021】また、前記スイッチ手段35は、前記メイ
ンスイッチ36により混在モードを設定した場合に、原
稿23上の4つの部分A〜Dをそれぞれその内容に応じ
て個別に2値データまたは3原色+階調データとして処
理することができるようにするため、このスイッチ手段
35にはサブスイッチ38A,38B,38C,38D
が設けられている。このうちサブスイッチ38Aは原稿
23上の部分Aを2値モードあるいは3原色+階調モー
ドに設定するためのものであり、同様にサブスイッチ3
8Bは原稿23上の部分Bを、また、サブスイッチ38
Cは原稿23上の部分Cを、さらに、サブスイッチ38
Dは原稿23上の部分Dをそれぞれ2値モードあるいは
3原色+階調モードに設定するためのものである。そし
て、各サブスイッチ38A〜38Dには、原稿23の各
部分A〜Dを2値モードあるいは3原色+階調モードに
設定するためのレバー39がそれぞれ配設されている。
ンスイッチ36により混在モードを設定した場合に、原
稿23上の4つの部分A〜Dをそれぞれその内容に応じ
て個別に2値データまたは3原色+階調データとして処
理することができるようにするため、このスイッチ手段
35にはサブスイッチ38A,38B,38C,38D
が設けられている。このうちサブスイッチ38Aは原稿
23上の部分Aを2値モードあるいは3原色+階調モー
ドに設定するためのものであり、同様にサブスイッチ3
8Bは原稿23上の部分Bを、また、サブスイッチ38
Cは原稿23上の部分Cを、さらに、サブスイッチ38
Dは原稿23上の部分Dをそれぞれ2値モードあるいは
3原色+階調モードに設定するためのものである。そし
て、各サブスイッチ38A〜38Dには、原稿23の各
部分A〜Dを2値モードあるいは3原色+階調モードに
設定するためのレバー39がそれぞれ配設されている。
【0022】そして、前記スイッチ手段35を用いて設
定された処理条件は、前記CPU27に入力され、CP
U27は、前記イメージスキャナ9により読み取った原
稿23の情報からこの設定したモードによる処理条件に
より2値データまたは3原色+階調データを形成してR
AM29に記憶し、このRAM29に記憶したデータに
より記録媒体に記録を行うための各種制御を行うように
なっている。
定された処理条件は、前記CPU27に入力され、CP
U27は、前記イメージスキャナ9により読み取った原
稿23の情報からこの設定したモードによる処理条件に
より2値データまたは3原色+階調データを形成してR
AM29に記憶し、このRAM29に記憶したデータに
より記録媒体に記録を行うための各種制御を行うように
なっている。
【0023】つぎに、前述した構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
態の作用について説明する。
【0024】前記熱転写プリンタにより前記原稿23の
読み取りと記録媒体への記録を行なう場合は、まず、前
記給紙部(図示せず)に所望の1枚の原稿23を収納し
ておく。
読み取りと記録媒体への記録を行なう場合は、まず、前
記給紙部(図示せず)に所望の1枚の原稿23を収納し
ておく。
【0025】そして、この原稿23の情報を読み取るた
めに、原稿23の情報の内容に応じてスイッチ手段35
によりイメージスキャナ9が読み取る原稿の情報の処理
条件を設定する。このとき、1枚の原稿23の情報のす
べてが文字情報または画像情報である場合には、スイッ
チ手段35のメインスイッチ36のレバー37を操作し
て、2値モードあるいは3原色+階調モードに設定すれ
ばよいし、また、1枚の原稿23の情報が文字情報と画
像情報の混在したものである場合には、メインスイッチ
36のレバー37を操作して混在モードに設定したうえ
で、各サブスイッチ38A〜38Dの各レバー39を操
作して、原稿23の部分A〜Dの情報にそれぞれ対応し
たモードに設定する。
めに、原稿23の情報の内容に応じてスイッチ手段35
によりイメージスキャナ9が読み取る原稿の情報の処理
条件を設定する。このとき、1枚の原稿23の情報のす
べてが文字情報または画像情報である場合には、スイッ
チ手段35のメインスイッチ36のレバー37を操作し
て、2値モードあるいは3原色+階調モードに設定すれ
ばよいし、また、1枚の原稿23の情報が文字情報と画
像情報の混在したものである場合には、メインスイッチ
36のレバー37を操作して混在モードに設定したうえ
で、各サブスイッチ38A〜38Dの各レバー39を操
作して、原稿23の部分A〜Dの情報にそれぞれ対応し
たモードに設定する。
【0026】ついで、前記給紙部から所望の原稿23を
熱転写プリンタの搬送ローラ17と圧接ローラ18との
間に給送し、CPU27からの制御信号により前記搬送
ローラ17を回転駆動させることにより、前記原稿23
をサーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送する。
熱転写プリンタの搬送ローラ17と圧接ローラ18との
間に給送し、CPU27からの制御信号により前記搬送
ローラ17を回転駆動させることにより、前記原稿23
をサーマルヘッド5とプラテン2との間に搬送する。
【0027】前記原稿23が搬送されたら、CPU27
からの制御信号によりキャリッジ駆動モータ13を駆動
してキャリッジ4を移動させてイメージスキャナ9を原
稿23に対して横方向に走査させながら、各発光部材1
1から原稿23に光を照射するとともに、この原稿23
からの反射光をイメージセンサユニット12により受光
して原稿23の1行分の情報を横方向に読み取り、この
情報をCPU27を介してRAM29に記憶させてお
く。ところで、この原稿23の情報の記憶に際し、原稿
23の情報が文字情報と画像情報の混在したものである
場合には、スイッチ手段35により設定したモードで原
稿23の情報を部分的に2値情報あるいはイメージ情報
として記憶させることができる。
からの制御信号によりキャリッジ駆動モータ13を駆動
してキャリッジ4を移動させてイメージスキャナ9を原
稿23に対して横方向に走査させながら、各発光部材1
1から原稿23に光を照射するとともに、この原稿23
からの反射光をイメージセンサユニット12により受光
して原稿23の1行分の情報を横方向に読み取り、この
情報をCPU27を介してRAM29に記憶させてお
く。ところで、この原稿23の情報の記憶に際し、原稿
23の情報が文字情報と画像情報の混在したものである
場合には、スイッチ手段35により設定したモードで原
稿23の情報を部分的に2値情報あるいはイメージ情報
として記憶させることができる。
【0028】そして、原稿23の1行分の情報を読み取
ると、原稿23を1行分送り、前述したと同様にして次
行の情報の読み取り動作を行う。そして、このような動
作を繰り返して、前記イメージスキャナにより原稿23
のすべての情報の読み取りを行なった後、搬送ローラ1
7を駆動して原稿23を排出したうえで、給紙部に必要
枚数の用紙、はがきあるいは孔版原紙等の所定の記録媒
体収納したうえで、給紙部から1枚の記録媒体を熱転写
プリンタの搬送ローラ17と圧接ローラ18との間に給
送し、CPU27からの制御信号により前記搬送ローラ
17を回転駆動させることにより、前記記録媒体をサー
マルヘッド5とプラテン2との間の記録位置に搬送し、
前記キャリッジ4を連続して動作させながら、CPU2
7からの制御信号により前記サーマルヘッド5を記録媒
体25に圧接させ、この状態で、巻取りボビン7を回転
駆動してインクリボンを巻取りながら、前記RAM29
に記憶された原稿23の情報に基づいてサーマルヘッド
5の発熱素子を選択的に発熱させることにより、記録媒
体に対して所望の記録を行なうことができる。すなわ
ち、原稿23に画像情報と文字情報が混在していても、
1回の読み取りのみにより良好な品質の記録を行うこと
ができる。
ると、原稿23を1行分送り、前述したと同様にして次
行の情報の読み取り動作を行う。そして、このような動
作を繰り返して、前記イメージスキャナにより原稿23
のすべての情報の読み取りを行なった後、搬送ローラ1
7を駆動して原稿23を排出したうえで、給紙部に必要
枚数の用紙、はがきあるいは孔版原紙等の所定の記録媒
体収納したうえで、給紙部から1枚の記録媒体を熱転写
プリンタの搬送ローラ17と圧接ローラ18との間に給
送し、CPU27からの制御信号により前記搬送ローラ
17を回転駆動させることにより、前記記録媒体をサー
マルヘッド5とプラテン2との間の記録位置に搬送し、
前記キャリッジ4を連続して動作させながら、CPU2
7からの制御信号により前記サーマルヘッド5を記録媒
体25に圧接させ、この状態で、巻取りボビン7を回転
駆動してインクリボンを巻取りながら、前記RAM29
に記憶された原稿23の情報に基づいてサーマルヘッド
5の発熱素子を選択的に発熱させることにより、記録媒
体に対して所望の記録を行なうことができる。すなわ
ち、原稿23に画像情報と文字情報が混在していても、
1回の読み取りのみにより良好な品質の記録を行うこと
ができる。
【0029】このとき、スイッチ手段35によりあらか
じめ原稿23の情報に対応するように処理条件の設定が
行われているので、文字情報と画像情報が原稿23に混
在している場合にも、原稿23を4つの部分A〜Dに区
画して各部分A〜Dにそれぞれ対応したモードでの処理
を行えることになり、RAM29の容量を最大限に生か
して、文字情報および画像情報のいずれをも良好な品質
で記録することができる。
じめ原稿23の情報に対応するように処理条件の設定が
行われているので、文字情報と画像情報が原稿23に混
在している場合にも、原稿23を4つの部分A〜Dに区
画して各部分A〜Dにそれぞれ対応したモードでの処理
を行えることになり、RAM29の容量を最大限に生か
して、文字情報および画像情報のいずれをも良好な品質
で記録することができる。
【0030】なお、原稿23の情報は4つの部分A,
B,C,Dのみでは文字情報と画像情報とを明確に分離
できない場合もあるが、この場合には、原稿23の1つ
の部分A,B,CまたはD内に文字情報と画像情報のい
ずれが多いか、あるいは文字情報と画像情報のいずれに
比重を置くかなどによりその部分の処理モードを決定す
ればよい。また、スイッチ手段35としては、サブスイ
ッチ38の数を増すことにより原稿23を区画する部分
の数を増すことが可能となる。
B,C,Dのみでは文字情報と画像情報とを明確に分離
できない場合もあるが、この場合には、原稿23の1つ
の部分A,B,CまたはD内に文字情報と画像情報のい
ずれが多いか、あるいは文字情報と画像情報のいずれに
比重を置くかなどによりその部分の処理モードを決定す
ればよい。また、スイッチ手段35としては、サブスイ
ッチ38の数を増すことにより原稿23を区画する部分
の数を増すことが可能となる。
【0031】また、前記実施の形態においては、インク
リボンを用いて記録を行なうようにしており、記録媒体
25が、例えば、用紙やはがきなどの場合はこのように
インクリボンを用いるようにすればよいが、記録媒体2
5が、例えば、孔版原紙などの場合には、インクリボン
を用いず、サーマルヘッド5により直接記録を行なうよ
うにすればよい。
リボンを用いて記録を行なうようにしており、記録媒体
25が、例えば、用紙やはがきなどの場合はこのように
インクリボンを用いるようにすればよいが、記録媒体2
5が、例えば、孔版原紙などの場合には、インクリボン
を用いず、サーマルヘッド5により直接記録を行なうよ
うにすればよい。
【0032】なお、複数枚の記録媒体に原稿23の情報
を記録する場合には、1枚の記録媒体への記録が終了し
たら搬送ローラ17を駆動して給紙部に収納されている
つぎの記録媒体を記録位置に搬送して同様にして記録を
行えばよい。
を記録する場合には、1枚の記録媒体への記録が終了し
たら搬送ローラ17を駆動して給紙部に収納されている
つぎの記録媒体を記録位置に搬送して同様にして記録を
行えばよい。
【0033】図7は、イメージスキャナ9が読み取った
原稿の情報の処理条件を設定する他の入力手段としての
原稿ホルダ40を示すものであり、この原稿ホルダ40
は、原稿23の寸法や材質などにより原稿23の情報を
イメージスキャナ9を用いて読み取る際に原稿23を保
持するものとして使用されるようになっている。この原
稿ホルダ40は、厚紙状の台紙41を有しており、この
台紙41の表面には、原稿23を接離自在に保持する低
粘着度の粘着材料が塗布されている。そして、この台紙
41上に原稿23を密着して、透明のカバーシートによ
り台紙41上を原稿23を含めて被覆することにより、
原稿ホルダ40を用いて原稿23を搬送することができ
る。
原稿の情報の処理条件を設定する他の入力手段としての
原稿ホルダ40を示すものであり、この原稿ホルダ40
は、原稿23の寸法や材質などにより原稿23の情報を
イメージスキャナ9を用いて読み取る際に原稿23を保
持するものとして使用されるようになっている。この原
稿ホルダ40は、厚紙状の台紙41を有しており、この
台紙41の表面には、原稿23を接離自在に保持する低
粘着度の粘着材料が塗布されている。そして、この台紙
41上に原稿23を密着して、透明のカバーシートによ
り台紙41上を原稿23を含めて被覆することにより、
原稿ホルダ40を用いて原稿23を搬送することができ
る。
【0034】この原稿ホルダ40により保持される原稿
23における情報の記載状態が、例えば図8に示すよう
であったとする。図8において、原稿23の上端からほ
ぼ3/5の範囲には、1画素の大きさを大きくしてRA
M29に記憶される画像情報42Aが記載されており、
また、原稿23の残りの範囲には1画素の大きさを小さ
くしてRAM29に記憶される文字情報42Bが記載さ
れている。
23における情報の記載状態が、例えば図8に示すよう
であったとする。図8において、原稿23の上端からほ
ぼ3/5の範囲には、1画素の大きさを大きくしてRA
M29に記憶される画像情報42Aが記載されており、
また、原稿23の残りの範囲には1画素の大きさを小さ
くしてRAM29に記憶される文字情報42Bが記載さ
れている。
【0035】一方、前述したように前記イメージスキャ
ナ駆動回路32を介してイメージスキャナ9と接続され
ているCPU27は、原稿ホルダ40により搬送される
原稿23の情報をイメージスキャナ9が読み取るに際
し、イメージスキャナ9が読み取る原稿23の外側に記
載されている情報をも解析しうるようになっている。そ
こで、本実施の形態においては、原稿23の画像情報4
2Aの行方向の全域の側方部位の原稿ホルダ40の台紙
41に帯状のマーク43を付しておくことにより、この
マーク43の有無をCPU27が判別して、このマーク
43が存在する部位の原稿23の情報を画像情報42A
と認識して3原色+階調データとしてRAM29に記憶
させ、また、このマーク43が存在しない部位の原稿2
3の情報を文字情報42Bと認識して2値データとして
RAM29に記憶させるようになっている。
ナ駆動回路32を介してイメージスキャナ9と接続され
ているCPU27は、原稿ホルダ40により搬送される
原稿23の情報をイメージスキャナ9が読み取るに際
し、イメージスキャナ9が読み取る原稿23の外側に記
載されている情報をも解析しうるようになっている。そ
こで、本実施の形態においては、原稿23の画像情報4
2Aの行方向の全域の側方部位の原稿ホルダ40の台紙
41に帯状のマーク43を付しておくことにより、この
マーク43の有無をCPU27が判別して、このマーク
43が存在する部位の原稿23の情報を画像情報42A
と認識して3原色+階調データとしてRAM29に記憶
させ、また、このマーク43が存在しない部位の原稿2
3の情報を文字情報42Bと認識して2値データとして
RAM29に記憶させるようになっている。
【0036】このような構成によれば、原稿ホルダ40
を使用して原稿23の情報をイメージスキャナ9により
読み取らせる際に、原稿23の画像情報42Aに沿うよ
うに原稿ホルダ40にマーク43を付すことにより、こ
のマーク43の有無で、イメージスキャナ9が読み取っ
た情報を画像情報42Aと認識して3原色+階調データ
としてRAM29に記憶させたり、あるいは、文字情報
42Bと認識して2値データとしてRAM29に記憶さ
せたりできるので、前述した実施の形態と同様、画像情
報42Aと文字情報42Bが混在している原稿23であ
っても1回の原稿23の読み取りにより良好な品質の記
録を行うことができるし、また、RAM29の容量を最
大限に有効利用することができる。
を使用して原稿23の情報をイメージスキャナ9により
読み取らせる際に、原稿23の画像情報42Aに沿うよ
うに原稿ホルダ40にマーク43を付すことにより、こ
のマーク43の有無で、イメージスキャナ9が読み取っ
た情報を画像情報42Aと認識して3原色+階調データ
としてRAM29に記憶させたり、あるいは、文字情報
42Bと認識して2値データとしてRAM29に記憶さ
せたりできるので、前述した実施の形態と同様、画像情
報42Aと文字情報42Bが混在している原稿23であ
っても1回の原稿23の読み取りにより良好な品質の記
録を行うことができるし、また、RAM29の容量を最
大限に有効利用することができる。
【0037】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0038】例えば、図5において説明した入力手段で
あるスイッチ手段としては、1枚の原稿内を2分割、3
分割あるいは5分割以上に区画するようにサブスイッチ
の数を選択することができる。また、処理条件としては
実施の形態で説明した2種のデータ(3原色+階調デー
タと2値データ)のみでなく、3種以上のデータとする
ことも可能である。
あるスイッチ手段としては、1枚の原稿内を2分割、3
分割あるいは5分割以上に区画するようにサブスイッチ
の数を選択することができる。また、処理条件としては
実施の形態で説明した2種のデータ(3原色+階調デー
タと2値データ)のみでなく、3種以上のデータとする
ことも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る記録装
置によれば、文字情報と画像情報が混在している原稿で
あっても処理条件を変更して良好な品質で簡便に記録す
ることができる。また、処理条件設定のための入力手段
としてスイッチ手段や原稿ホルダにより容易に同一原稿
内における処理条件の変更を簡単に設定することができ
る。
置によれば、文字情報と画像情報が混在している原稿で
あっても処理条件を変更して良好な品質で簡便に記録す
ることができる。また、処理条件設定のための入力手段
としてスイッチ手段や原稿ホルダにより容易に同一原稿
内における処理条件の変更を簡単に設定することができ
る。
【図1】 本発明に係る記録装置の実施の形態としての
熱転写プリンタを示す平面図
熱転写プリンタを示す平面図
【図2】 図1の熱転写プリンタのキャリッジ部分の平
面図
面図
【図3】 図1の熱転写プリンタのイメージスキャナ部
分の平面図
分の平面図
【図4】 図1の側面図
【図5】 図1の熱転写プリンタの制御部を示すブロッ
ク図
ク図
【図6】 図1の熱転写プリンタに使用される原稿を区
画する状態を示す平面図
画する状態を示す平面図
【図7】 図1の熱転写プリンタに使用される原稿ホル
ダを示す平面図
ダを示す平面図
【図8】 図7の原稿ホルダにより保持される原稿を示
す平面図
す平面図
1 フレーム 2 プラテン 4 キャリッジ 5 サーマルヘッド 9 イメージスキャナ 11 発光部材 12 イメージセンサユニット 17 搬送ローラ 18 圧接ローラ 23 原稿 27 CPU 29 RAM 35 スイッチ手段 36 メインスイッチ 38 サブスイッチ 40 原稿ホルダ 41 台紙 42A 画像情報 42B 文字情報
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 106 B41J 3/20 117A
Claims (4)
- 【請求項1】 プラテンに対向するように記録ヘッドお
よびイメージスキャナと、収納した原稿および記録媒体
を前記プラテンと記録ヘッドおよびイメージスキャナと
の間に搬送する搬送装置とを配設し、前記イメージスキ
ャナにより原稿の情報を読み取るとともに、この読み取
った情報を前記記録ヘッドにより前記記録媒体に記録す
るようにしてなる記録装置であって、前記イメージスキ
ャナが読み取った原稿の情報の処理条件を設定する入力
手段と、この入力手段により設定された処理条件により
前記情報の処理を行う制御手段とを設けたことを特徴と
する記録装置。 - 【請求項2】 前記入力手段は、前記原稿上の部分に対
応して処理条件を設定しうるようになっていることを特
徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記入力手段はスイッチ手段とされてい
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記
録装置。 - 【請求項4】 前記入力手段は、前記原稿を前記搬送装
置により搬送するために用いられる原稿ホルダに形成さ
れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005274A JPH09200509A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005274A JPH09200509A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200509A true JPH09200509A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11606666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005274A Pending JPH09200509A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200509A (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8005274A patent/JPH09200509A/ja active Pending
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