JPH09200379A - Itv制御装置 - Google Patents

Itv制御装置

Info

Publication number
JPH09200379A
JPH09200379A JP439096A JP439096A JPH09200379A JP H09200379 A JPH09200379 A JP H09200379A JP 439096 A JP439096 A JP 439096A JP 439096 A JP439096 A JP 439096A JP H09200379 A JPH09200379 A JP H09200379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
itv
emergency telephone
emergency
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP439096A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Sato
桂子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP439096A priority Critical patent/JPH09200379A/ja
Publication of JPH09200379A publication Critical patent/JPH09200379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ITV連動非常電話システムにおいて、発呼
位置情報検出用のメタリックケーブル類を省略して設備
構成を簡略化する。 【解決手段】 非常電話機T1〜Tnから受付部8へ送
信される発呼情報をITV制御装置1で分岐抽出する。
そして該非常電話機の識別情報をPB信号解析部21で
解析し、これにより得た識別情報に対応する制御接点情
報、すなわちテレビカメラC1,Cnを制御するための
情報を接点出力部22よりITV制御部3に送る。IT
V制御部3は、制御接点情報に基づいて起動対象となる
テレビカメラC1,Cnを特定してその動作制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高速道路や
トンネルに複数設置されている非常電話機の使用状態
(通話者の状態)を自動監視するITV(Information
Television:インフォメーションテレビジョン)連動シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のITV連動システムで
は、各非常電話機から直接送られる接点情報をその非常
電話機の識別情報として使用することにより、制御対象
となるITVの位置を特定している。その構成例を図2
に示す。
【0003】図2は、ITV連動非常電話システムの構
成図である。この非常電話システムは、トンネル内に複
数設置された非常電話機T1〜Tnの通話回線をトンネ
ル機械室内に設けられた線路監視装置4に収容するとと
もに、線路監視装置4を、上位装置5,6を介してトン
ネル外の管理事務所に設けられた交換機7および通報を
受け付ける受付台8と結んで構築される。線路監視装置
4は、非常電話機T1〜Tnの状態監視を行ない、断
線、混線、絶縁不良等を検出するものである。
【0004】この非常電話システムはITV制御装置1
0をも備えており、ITV制御装置10と各非常電話機
T1〜Tnとの間は、各々メタリックケーブル9で接続
されている。ITV制御装置10は、トンネル内の所定
位置に制御可能に設けられたテレビカメラ(映像装置)
C1,Cnと接続されている。
【0005】この非常電話システムにおいて、通報者が
ある非常電話機T1をオフフックにすると、通話回線
は、線路監視装置4及びその上位装置5,6等を介して
受付台8と結ばれる。同時に、メタリックケーブル9を
介して、使用中の非常電話機T1の近傍のテレビカメラ
C1を起動して制御するための接点情報が、ITV制御
装置10に出力される。ITV制御装置10は、この接
点情報に基づいてテレビカメラC1の位置を特定し、そ
れを制御するとともに、管理事務所内に設置されたモニ
タに監視映像を出力させる。通報を受けたオペレータ
は、受付台8の電話機を取り、モニタ上の監視映像を見
ながら通話を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】事故、火災等の緊急性
に鑑みると、非常電話機は、通報者が即座に使用できる
よう、できるだけ多数を設置することが望ましい。ま
た、非常電話機が使用された場合は、直ちにその位置が
判別できることが望ましい。
【0007】この点に関して、従来、非常電話機固有の
識別情報を、通信制御情報に含めて送信し、受付台に、
使用されている電話機の位置を表示することが行なわれ
ている。例えば、特開昭63−129799号公報に
は、PB信号(Push Button Signal:プッシュボタン信
号、以下同じ)のいずれかに発呼位置情報を割り当て、
これを通信制御情報に含めて回線に送出する技術が記載
されている。この技術によれば、発呼位置検出用の信号
路を省略しても、なお受付台に発呼位置(例えばトンネ
ルの入口から20mの地点・・・)を表示することが可
能となるので、非常電話機の数が多い場合であっても、
あるいは特定の信号路が断になっても発呼した非常電話
機の位置の特定が容易となる。
【0008】しかし、従来のシステムにおいて、非常電
話機の数を増やしてITV制御を連動させようとする
と、図2に示すように、非常電話機の数のメタリックケ
ーブル9を敷設しなければならないので、費用及び設備
の大型化の点で限界があり、実現が困難であった。
【0009】そこで本発明の課題は、ITV連動システ
ムにおいて、メタリックケーブル類を敷設することな
く、発呼に係る非常電話機近傍の映像装置を起動制御す
る技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、発呼した非常電話機を検知して該非常電
話機の近傍に配備された映像装置の動作制御を行うIT
V制御装置において、非常電話機から所定の受付手段へ
送信される発呼情報を分岐抽出して該非常電話機固有の
識別情報を検出する第1の手段と、検出された前記識別
情報に対応する制御接点情報を出力する第2の手段と、
前記出力された制御接点情報に基づいて制御対象となる
映像装置を特定する第3の手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0011】ここで、発呼情報とは当該非常電話機から
受付手段に対して発せられる固有の情報であり、非常電
話機の識別情報のほか、通信制御情報や監視情報等を含
む。この発呼情報がPB信号を含んで構成され、前記識
別情報が前記PB信号を個別に符号化して得られるとき
(例えば可聴周波数帯域の周波数信号のうち、少なくと
も一つの周波数の断続信号により個別に符号化したもの
であるとき)、前記第1の手段は、前記分岐抽出した発
呼情報のPB信号を解析して個別符号を抽出し、前記第
2の手段は、前記抽出された個別符号に予め割り当てら
れている制御接点情報を索出する。
【0012】
【発明の実施形態】以下、図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は、ITV連動非常電話システム
の構成例を示す図であり、図2に示した従来システムと
同一機能の構成要素については、同一符号を付してあ
る。この非常電話システムは、線路監視装置4と、トン
ネル機械室内の上位装置5との間の回線に、ITV制御
装置1が割り込み接続により設けられる。回線は、PB
信号により通信制御を行なうPB信号回線であって、管
理事務所内の上位装置6及び交換機7を介して受付台8
に接続されている。一方、この回線は、線路監視装置4
からトンネル内の各非常電話機T1〜Tnに接続されて
いる。
【0013】ITV制御装置1は、識別情報検出部2と
ITV制御部3とを備えている。ITV制御部3は、既
に説明した従来のITV制御装置10と同様の機能を有
するが、テレビカメラC1,Cnの位置を特定するため
の制御接点情報を、従来のように各メタリックケーブル
9からの接点情報として受け取るのではなく、識別情報
検出部2の検出結果として受け取る点が異なる。これに
ついては後述する。ITV制御部3には、トンネル内の
所定の位置に設置された複数のテレビカメラC1,Cn
の制御線が接続されている。
【0014】非常電話機T1〜Tnは、通常、トンネル
内に多数設置されるが、テレビカメラC1〜Cnは、必
ずしも非常電話機と同じ台数が設置されている必要はな
い。複数の非常電話機近傍の状態を撮影することができ
れば、その範囲を受け持ち範囲として、テレビカメラの
台数は減らすことができる。本実施形態では、図示の簡
略化のため、2台の非常電話機(例えばT1,T2)を
受け持ち範囲として、1台のテレビカメラ(C1)が示
されている。
【0015】識別情報検出部2は、非常電話機T1〜T
nが発する信号から、その非常電話機に割り当てられた
識別情報であるID(Identity)番号を検出する機能を
有する。各非常電話機T1〜Tnは、プッシュボタンな
どの方法により、又はオフフック時に自動的にPB信号
を発することができる電話機である。上記ID番号は、
PB信号の可聴周波数帯域の周波数信号のうち、単一周
波数の断続信号により符号化された、各非常電話機に固
有の識別情報であって、発呼要求、切断要求等の通常の
監視信号とともに、PB信号として送出される。
【0016】オフフック状態となった非常電話機から送
出された信号は、線路監視装置4を通過して、識別情報
検出部2内に設けられたPB信号解析部21に入力され
る。PB信号解析部21では、入力した信号を解析し
て、使用されている非常電話機固有のID番号を抽出
し、接点出力部22に対して出力する。
【0017】接点出力部22は、各非常電話機T1〜T
nに割り当てられたID番号を記録したレジスタを備え
ており、入力されたID番号と、レジスタに予め記録さ
れた符号との照合を行なう。照合が確認されれば、その
結果に応じた制御接点情報をITV制御部3へ出力す
る。例えば、非常電話機T1が通報者によってオフフッ
クにされたとすると、照合の結果、非常電話機T1およ
びT2を受け持ち範囲とするテレビカメラC1を起動す
るような制御接点情報をITV制御部3へ出力する。
【0018】起動認識部23は、抽出されたID番号を
PB信号解析部21から受け取り、上位装置5に伝える
ものである。これにより、従来システムと同様、受付台
8への発呼位置情報の表示や通話等の機能を担保するこ
とができる。
【0019】なお、本実施形態では、便宜上、発呼を行
なう(利用される)非常電話機を1台として説明した
が、線路監視装置4内で通話回線を2回線設け、2台の
非常電話機が別々の回線を使って発呼できるようにすれ
ば、ITV制御部3は、2台の識別情報を同時に認識可
能とすることができる。
【0020】また、本実施形態では、ID番号は、単一
周波数の断続信号により符号化された信号としたが、信
号方式は必ずしもこれに限定されるものではない。さら
にITV制御の内容も、上記実施形態に示されたものに
限定されるものではなく、テレビカメラ及びモニタの構
成も多様であってよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のITV制御装置では、非常電話機からその受付手段に
送られる発呼情報を分岐抽出し、該発呼情報に含まれる
識別情報に基づいて、制御対象となる映像装置を特定す
るようにしたので、従来のようにメタリックケーブルを
敷設する必要がなくなる。したがって、非常電話機の数
を増やした場合であってもITV制御に要するコストを
低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるITV連動非常電話
システムの構成図。
【図2】従来のITV連動非常電話システムの構成図。
【符号の説明】
1,10 ITV制御装置 2 識別情報検出部 3 ITV制御部 4 線路監視装置 7 交換機 8 受付台 9 メタリックケーブル 21 PB信号解析部 22 接点出力部 23 起動認識部 T1〜Tn 非常電話機 C1〜Cn テレビカメラ(映像装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼した非常電話機を検知して該非常電
    話機の近傍に配備された映像装置の動作制御を行うIT
    V制御装置において、 前記非常電話機から所定の受付手段へ送信される発呼情
    報を分岐抽出して該非常電話機固有の識別情報を検出す
    る第1の手段と、 検出された前記識別情報に対応する制御接点情報を出力
    する第2の手段と、 前記出力された制御接点情報に基づいて制御対象となる
    映像装置を特定する第3の手段と、 を備えたことを特徴とするITV制御装置。
  2. 【請求項2】 前記発呼情報がPB信号を含んで構成さ
    れ、前記識別情報が前記PB信号を個別に符号化して得
    られるとき、前記第1の手段は、前記分岐抽出した発呼
    情報のPB信号を解析して個別符号を抽出し、前記第2
    の手段は、前記抽出された個別符号に予め割り当てられ
    ている制御接点情報を索出することを特徴とする請求項
    1記載のITV制御装置。
JP439096A 1996-01-12 1996-01-12 Itv制御装置 Pending JPH09200379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP439096A JPH09200379A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 Itv制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP439096A JPH09200379A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 Itv制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09200379A true JPH09200379A (ja) 1997-07-31

Family

ID=11583037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP439096A Pending JPH09200379A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 Itv制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09200379A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073839A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-19 Fujitsu Limited Systeme optique de communication d'information

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073839A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-19 Fujitsu Limited Systeme optique de communication d'information

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5412708A (en) Videophone system for scrutiny monitoring with computer control
US4580291A (en) Method for processing digital signals, and subscriber station for telecommunication and teledistribution
JPH0486086A (ja) 映像監視システム、送信装置、受信装置、および映像監視方法
US5751339A (en) Television conversation/monitoring system changing transmission capacity responsive to state change in remote location
JPH09200379A (ja) Itv制御装置
JPH10257458A (ja) 集合住宅管理システム
KR20000011000A (ko) 정보 통신 시스템
US8791819B2 (en) Intercom exchange
JP3437713B2 (ja) 映像バスによる映像監視制御システム及びその端末制御装置
JPS598486A (ja) Catvシステムにおける強制放送実施方式
JP2000137835A (ja) 機器監視・制御システム、およびこのシステムに使用される無線機器
JP2001054102A (ja) 画像送出装置
KR20060005088A (ko) 엘리베이터카의 영상정보와 운행상태정보 제공시스템 및그를 이용한 정보 표시방법
JPH03135196A (ja) 交番システム
KR200290369Y1 (ko) 모니터링장치 및 감시자와 감시대상자 상호 통화를 위한호출이 가능한 감시시스템
JPH09214948A (ja) 集合住宅用テレビインターホン装置
JP3643161B2 (ja) 音声通話システム
KR20200030839A (ko) 다중 송수신 방식의 비상콜 장치및 그 제어방법
KR101159802B1 (ko) 방범시스템의 통신장치
KR20010058457A (ko) 감시영상 제공기능을 갖춘 방범시스템
JP3060713U (ja) 監視カメラシステム
KR20200030840A (ko) 다중 송수신 방식의 비상콜 장치를 이용한 통합관제지원시스템
JPH09261775A (ja) 遠隔監視装置
JPH08111857A (ja) テレビ対話監視システム
JPH09233207A (ja) 対話監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030819