JPH0920036A - シート集積装置および画像形成装置 - Google Patents

シート集積装置および画像形成装置

Info

Publication number
JPH0920036A
JPH0920036A JP17212495A JP17212495A JPH0920036A JP H0920036 A JPH0920036 A JP H0920036A JP 17212495 A JP17212495 A JP 17212495A JP 17212495 A JP17212495 A JP 17212495A JP H0920036 A JPH0920036 A JP H0920036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
tray
discharged
sheets
stacking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17212495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3740187B2 (ja
Inventor
Hiroshi Takami
洋 高見
Hidehiro Wakamiya
秀洋 若宮
Tatsuto Tachibana
達人 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17212495A priority Critical patent/JP3740187B2/ja
Publication of JPH0920036A publication Critical patent/JPH0920036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740187B2 publication Critical patent/JP3740187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的な構成に大きな変更を加えることな
く、トレイ上における記録紙等のシートの積載量を高い
信頼性をもって確実に検出することができ、また、トレ
イ上に記録紙等のシートが積載される際に、その積載順
序の入れ替わりの発生の疑いがあることを検知するこ
と。 【解決手段】 記録装置1の排紙口1Aからトレイ2上
に排出される記録紙Sによって、積載センサ10の可動
板11が上方へ押し上げられたときにスイッチがオン動
作し、そのオン動作の継続時間が所定時間以上となった
ときに、記録紙Sがトレイ2上に満載であると判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート集積装置、
および画像形成装置に係り、さらに詳しくは、特に、印
刷後の用紙等のシートをトレイ上に集積する際に、その
トレイ上のシートの集積量や集積順序の入れ替わりの可
能性の有無を検知して対処することができるシート集積
装置およびそれを備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般の画像形成装置としての記録装置1
においては、図1に示すように、印刷されて排出される
シートとしての記録紙Sを集積するために、シート集積
装置が備えられている。図1のシート集積装置は、排紙
口1Aの近傍位置に排紙トレイ2を設けて、この上に記
録紙Sを積載させるようになっている。しかし、この集
積方式の場合、排紙トレイ2上に積載された記録紙Sが
排紙口1Aの高さにまで達した場合、排紙動作が正常に
行えなくなってしまう。この不具合を防止する方法とし
ては、排紙トレイ2上における記録紙Sの積載量を検知
する装置を備え、それが所定の積載量に達したと判断し
た場合に、記録動作を停止させる方法が採られている。
図1の記録装置1においては、積載センサ10により記
録紙Sの積載量を検知する。
【0003】図2に積載センサ10の構造を示す。セン
サ10の可動板11は、支軸12を支点として上下の矢
印A1,A2方向に回動自在に支持されており、排紙ト
レイ2上に積載される最上位の記録紙Sによって矢印A
1方向に押し上げられる。排紙トレイ2上に積載された
記録紙Sが排紙口1Aの高さにまで達すると、図3のよ
うに、積載センサ10におけるスイッチ13の常開接点
13A,13Bが接触してオン状態となり、これによ
り、排紙トレイ2が満載状態であると判断される。な
お、3は記録紙を排紙口1Aから排出するための排紙ロ
ーラである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題を挙げると以下の通りである。
【0005】(第一の課題)前述した従来のトレイ2上
の記録紙Sの積載量検知方法では、記録紙Sが排紙口1
Aを通過する際に、それが積載センサ10における可動
板11と接触することから、排紙トレイ2上の積載量を
誤検知してしまう場合があった。この時の不具合発生の
メカニズムを説明する。図2は、排紙トレイ2上の記録
紙Sの積載量が満載状態でない場合における積載センサ
10の状態を示している。記録動作が行われていない
時、可動板11は、スイッチ13をオン状態とする位置
までは押し上げられておらず、そのスイッチ13はオフ
状態であり、満載状態にないことが正しく検知される。
次に、記録動作が開始されて、記録紙Sが排紙口1Aを
通過して排出され始めると、可動板11が記録紙Sによ
って矢印A1方向に一時的に押し上げられて、スイッチ
13が一時的にオン状態となる。この時の積載センサ1
0の状態を図4に示す。この時点で積載量を判断した場
合には、誤検知となってしまうという問題点がある。
【0006】(第二の課題)前述した従来の排紙トレイ
2上の記録紙Sの積載量検知方法は、満載状態のみの検
知を行うものであり、任意の積載量の検出、すなわち満
載状態の90パーセントの積載量の検出などはできな
い。この問題については、別個にセンサを備えて、満載
状態以外の積載量を検知することで解決される。しか
し、ハード上の変更が加わるためコストアップを招くと
いう問題を生じる。
【0007】(第三の課題)従来のような記録紙Sの蓄
積方法の場合には、記録紙Sが排紙トレイ2上に積載さ
れる最、その積載の順序が入れ替わってしまうといった
不具合が発生するおそれがあった。この不具合の発生過
程について以下に説明する。記録装置1は、その印刷等
の画像形成過程において機械的および熱的なストレスを
記録紙Sに加えることになるため、記録紙Sの紙質によ
っては、それが大きくカール状に変形する場合がある。
ところが、特に記録紙Sの後端部にカール状の変形が発
生した場合には、図5のように、そのカールした記録紙
Sの下に、次に排紙される記録紙Sが入り込んでしま
い、実際に印刷が行われた順序と積載される順序とが異
なってしまう場合がある。この不具合の発生の有無は、
印刷終了後に使用者が積載された記録紙Sの順序を直接
確認する以外に方法がないため、利用者にとっては非常
に大きな労力となってしまうという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、機械的な構成に大きな変更を加え
ることなく、トレイ上における記録紙等のシートの積載
量を高い信頼性をもって確実に検出することができ、ま
た、トレイ上に記録紙等のシートが積載される際に、そ
の積載順序の入れ替わりの発生の疑いがあることを検知
することができるシート集積装置および画像形成装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシート集積装置
の第1形態は、シート排出位置から排出されるシートを
受けて集積するトレイと、前記トレイ上に所定量未満の
シートが集積されているときに第1の検出状態となり、
前記シート排出位置からシートが排出されているときお
よび前記トレイ上に所定量のシートが集積されていると
きに第2の検出状態となる検出手段と、前記シート排出
位置から1枚分のシートが排出されるときに前記検出手
段が第2の検出状態を継続する時間の比較基準時間を設
定する設定手段と、前記検出手段が第2の検出状態とな
ってから前記比較基準時間の経過後に、前記検出手段が
第1の検出状態に復帰していないときに、前記トレイ上
に所定量以上のシートが集積されていると判定する判定
手段とを備えてなることを特徴とする。
【0010】本発明のシート集積装置の第2形態は、シ
ート排出位置から排出されるシートを受けて集積するト
レイと、前記トレイ上に所定量未満のシートが集積され
ているときに第1の検出状態となり、前記シート排出位
置からシートが排出されているときおよび前記トレイ上
に所定量のシートが集積されているときに第2の検出状
態となる検出手段と、前記検出手段が第2の検出状態と
なってから第1の検出状態となるまでの経過時間を計る
計時手段と、前記経過時間に応じて前記トレイ上におけ
るシートの集積量を判定する判定手段とを備えてなるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明のシート集積装置の第3形態は、シ
ート排出位置から排出されるシートを受けて集積するト
レイと、前記トレイ上に所定量未満のシートが集積され
ているときに第1の検出状態となり、前記シート排出位
置からシートが排出されているときおよび前記トレイ上
に所定量のシートが集積されているときに第2の検出状
態となる検出手段と、前記シート排出位置から1枚分の
シートが排出されるときに前記検出手段が第2の検出状
態を継続する時間の比較基準時間を設定する設定手段
と、前記検出手段が第2の検出状態となってから第1の
検出状態となるまでの経過時間を計る計時手段と、前記
経過時間が前記比較基準時間を超えたときに、前記トレ
イ上に排出されたシートにカールが生じたと判定する判
定手段とを備えてなることを特徴とする。
【0012】本発明の画像形成装置は、上記のシート集
積装置と、シートに画像を形成する画像形成手段と、前
記画像形成手段によって画像が形成されたシートを前記
シート排出位置から排出する排出手段とを備えてなるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明は、排出されるシートによって動作
する検出手段を用い、その動作時間を監視することによ
って、シートがトレイ上に満載されているかの検知、ト
レイ上におけるシートの積載量の検知、および排出され
たシートの後端部にカール状の変形が生じているか否か
の検知を高い信頼性をもって実現する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0015】(第1の実施例)以下に本発明の第1の実
施例を説明する。本実施例では、画像形成装置としての
記録装置1に、前述した従来と同様の積載センサ10が
備えられており、前述した従来と同様の部分について
は、同一符号を付して説明を省略する。また、記録装置
1の記録方式および構成は何ら限定されるものではな
く、要は、記録紙S等のシートに記録を行って、それを
排紙口1Aから排出するものであればよい。本実施例
は、排紙トレイ2上に積載されたシートとしての記録紙
Sが満載状態であるか否かを高い信頼性をもって判定す
ることを目的としている。
【0016】図6は、画像形成装置としての記録装置1
の構成を表わす図である。23は記録装置1のシステム
全体を制御するコントローラ、20はコントローラ23
内部の中央演算処理装置(CPU)、22はコントロー
ラ23内部のタイマー、25は記録紙サイズセンサ、2
1はコントローラ23内部の読み出し専用メモリ(RO
M)、13は前述した従来例と同様の積載センサ10の
スイッチ、24は表示装置である。記録紙サイズセンサ
25は、標準の紙サイズ、すなわちA4型、B5型等の
種類の判別を行うためのものである。一方、ROM21
には、記録紙Sのサイズに対応した記録紙Sの排紙口1
Aの通過所要時間T0が予め記憶されており、記録紙S
のサイズを判別することによって、排紙口1Aの通過所
要時間T0の値が引き出せるようになっている。ここ
で、通過所要時間T0は標準紙サイズの大きさと記録装
置1の排紙搬送速度から算出して設定されている。
【0017】図7は、排紙トレイ上に積載された記録紙
が満載状態であるか否かの判定手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【0018】まず、タイマー22の計測値Tを“0”に
初期化し、さらに現在設定されている記録紙Sの種類、
つまりサイズに基づいて排紙口1Aの通過所要時間T0
をROM21から読み出して設定する(ステップS
1)。次に、積載センサー10におけるスイッチ13の
状態の監視を開始し、それがオン状態となった時点で記
録紙Sの先端が排紙口1Aを通過したと判断し(ステッ
プS2)、タイマー22による計時をスタートさせる
(ステップS3,S4)。そして、その計時時間Tが記
録紙Sの通過所要時間T0を通過した時点で再度積載セ
ンサ10のスイッチ13の状態を監視し(ステップS
5,S6)、それがオフ状態であった場合には、トレイ
2上の記録紙Sの積載量は満載状態ではないと判断し、
再びステップS1の初期設定に戻る。一方、ステップS
6において、積載センサ10のスイッチ13がオン状態
である場合には、トレイ2上の記録紙Sはすでに満載状
態であると判断して記録動作を停止し、さらに表示装置
24にエラー表示を行う(ステップS7)。
【0019】このような一連の処理における積載センサ
10の検知タイミングを図8に示す。
【0020】この図は、トレイ2上の記録紙Sの積載量
が満載状態でない場合の検知タイミングを示し、記録紙
Sが排紙される際の積載センサ10の出力の変化を表わ
している。その出力がハイレベルの時は、積載センサ1
0の可動板11がトレイ2上の記録紙Sに押し上げられ
てスイッチ13がオン状態となっている場合であり、一
方、そのセンサ出力がロウレベルの時はスイッチ13が
オフ状態となっている場合である。排紙口1Aから記録
紙Sが排紙されると、記録紙Sが積載センサ10の可動
板11を押し上げてセンサ出力がオン状態になる(タイ
ミングt1)。このタイミングt1で積載量を判断した
場合には誤検知となる。続いて、記録紙Sの排出が進む
と、その記録紙Sは自重により垂れ下がってセンサ10
の可動板11を押し上げなくなり、センサ出力はオフ状
態となる(タイミングt2)。さらに、記録紙Sの後端
が排紙口1Aを通過し、その記録紙Sはトレイ2上に積
載される(タイミングt3)。
【0021】通過所要時間T0は、このタイミングt3
に相当し、この時点での積載センサ10の出力に基づい
て積載量の判断が行われることになる。よって、トレイ
2上に積載された記録紙Sが満載状態であるかを高い信
頼性をもって判断することができる。
【0022】(第2の実施例)上述した第1の実施例で
は、トレイ2上の記録紙Sが満載状態であるか否かを高
い信頼性で検知することを目的としたが、本実施例で
は、さらにトレイ2上の積載量を検出して、例えば、満
載状態の90パーセントの積載量を越えたときにユーザ
に通過をして、トレイ2上が満載状態となったために記
録動作が中断されるという事態を事前に防止することを
目的としている。
【0023】前述したように、積載センサ10のセンサ
出力は、記録紙Sの排紙時に一時的にオン状態となる。
そのオン時間は、トレイS上の記録紙Sの積載量により
変化する。図9は記録紙Sの積載量が少ない場合、図1
0は記録紙Sの積載量が多い場合の記録紙Sの流れと積
載センサ10の動きの関係を示している。トレイ2上の
記録紙Sの積載量が少ない場合では、図9(a),
(b)のように、排紙口1Aから記録紙Sが排出される
につれて記録紙Sの自重による下方向への垂れ下がりが
大きくなるため、可動板11に対する記録紙Sの押し上
げ作用によって積載センサ10がオン状態となる期間は
短い。しかし、トレイ2上に記録紙Sが多く積載されて
いる場合には、図10(a),(b)のように、トレイ
2上に積載済みの記録紙Sが排出中の記録紙Sの垂れ下
がりを抑えることになるため、積載センサ10がオン状
態となる期間は長くなる。図13は、積載センサ10の
出力のタイムチャートを示す。積載センサ10のオン時
間Tonは、シートSの積載量が多くなるにしたがって
長くなる。
【0024】本実施例では、この積載センサ10のオン
時間Tonを検知することによって、記録紙Sの積載量
を検出する。図11は本実施例における記録装置1のブ
ロック構成図である。本実施例の記録装置1は、LAN
等のネットワーク内に接続されて使用され、ネットワー
ク内端末とのデータの送受信はネットワークインターフ
ェース26を介して行われる。
【0025】次に、トレイ2上における記録紙Sの積載
量の判定手順を図12のフローにしたがって説明する。
【0026】まず、前述した第1の実施例と同様に、内
部タイマー22の初期化を行い、現在設定されている記
録紙Sの種類を考慮して通過所要時間T0の設定を行う
(ステップS11)。次に、積載センサ10の状態の監
視を行い、それがオン状態となった時点でタイマー22
による計時をスタートし、積載センサ10がオフになる
までの時間、すなわちオン時間Tonを計測する(ステ
ップS12〜S16)。タイマー22の計時時間Tつま
りオン時間onが通過所要時間T0を超過した場合に
は、記録紙Sはすでに満載状態である判断し、記録動作
を停止してさらにその内容をネットワークインターフェ
ース部26を介してネットワーク内末端に通知して終了
する(ステップS19〜S21)。ステップS17で
は、積載センサ10のオン時間Tonに基づいて、記録
紙Sの積載量が予め設定された所定の量を越えているか
の判定を行う。計測したオン時間Tonと、予め設定さ
れた積載量に対応するオン時間Taとを比較し、オン時
間Tonが時間Taを越えてない場合には、ステップS
11の初期設定に戻って処理を続行し、それが越えてい
ると判定された場合には、ネットワークインターフェー
ス部26を介してネットワーク内の端末に警告のメッセ
ージを通知する(ステップS18)。このような一連の
処理により、トレイ2上の記録紙Sが満載に近い状態と
なった場合に、その情報を記録装置1から離れた場所で
知ることができ、それを知った人がトレイ2から記録紙
Sを取り除くことによって、記録紙Sが満載状態となっ
たことによる記録動作の停止を事前に防ぐことが可能と
なる。また同時に、トレイ2上の記録紙Sの満載状態も
高い信頼性をもって検知できることになる。
【0027】(第3の実施例)前述したように、トレイ
2上に記録紙Sを蓄積する方法の場合には、図5のよう
に記録紙Sの後端にカールが発生して、次に排出される
記録紙Sとの積載の順番が入れ替わってしまうことがあ
る。本実施例では、このような不具合の原因となる記録
紙Sのカールの発生の有無を検知し、ユーザーにトレイ
2上の記録紙Sの積載順序が入れ替わっている可能性が
あることを通知することを目的とする。
【0028】図16は、記録紙Sにカールが生じた場合
における積載センサ10の出力の変化を示す。記録紙S
が排紙口1Aを通過中は、積載センサ10の出力はオン
状態になる。排出される記録紙Sが正常の場合には、通
過所要時間T0後に積載センサ10はオフ状態に変化す
る。しかし、排出された記録紙Sにカールが生じている
場合は、図14に示すように、回転している排紙ローラ
3上に記録紙Sが引っ掛かる場合がある。この状態で
は、記録紙Sが積載センサの可動板11を押し上げるこ
とになるため、通過所要時間T0を超過してオン状態が
持続される。その後、引っ掛かった記録紙Sがトレイ2
上に落ちた時点で積載センサ10の出力はオフに変化す
る。本実施例では、前述した第2の実施例と同様に積載
センサ10のオン時間Tonを計時することによって、
記録紙Sのカールの発生の有無を判断する。
【0029】図15は本実施例の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。
【0030】まず、前述した第2の実施例と同様に積載
センサ10のオン時間Tonを計時し(ステップS31
〜S36)、このオン時間Tonと通過所要時間T0と
の比較を行い(ステップS36)。そして、オン時間T
onが通過所要時間T0よりも大の場合は、記録紙Sに
カールが発生していると判断し、表示部に積載順序が入
れ替わっている可能性があることを表示する(ステップ
S38)。また、満載状態であるか否かの判定について
は、ステップS39にての判定基準である時間Tbを通
過所要時間T0よりも十分に大きく設定することで実現
できる。
【0031】尚、いずれの実施例においても、スイッチ
13を可動板11の回動を光学的に検知するセンサなど
の他の形態にすることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、排出さ
れるシートによって動作する検出手段を用い、その動作
時間を監視することによって、シートがトレイ上に満載
されているかの検知、トレイ上におけるシートの積載量
の検知、および排出されたシートの後端部にカール状の
変形が生じているか否かの検知を高い信頼性をもって実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な記録装置の一例を示す概略
側面図である。
【図2】図1に示す積載センサ部分の拡大図である。
【図3】図1に示す積載センサの記録紙満載時の動作説
明図である。
【図4】図1に示す積載センサの記録紙排出時の動作説
明図である。
【図5】図1に示すトレイ上において記録紙の積載順序
が入れ替わる過程の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施例における積載センサの出
力変化を説明するためのタイムチャートである。
【図9】図1に示すトレイ上の記録紙の積載量が少ない
場合の積載センサの動作説明図である。
【図10】図1に示すトレイ上の記録紙の積載量が多い
場合の積載センサの動作説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示すブロック構成図
である。
【図12】本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例における積載センサの
出力変化を説明するためのタイムチャートである。
【図14】図1に示す排紙口から後端部がカール状に変
形した記録紙が排紙される時の動作説明図である。
【図15】本発明の第3の実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図16】本発明の第3の実施例における積載センサの
出力変化を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 記録装置 1A 排紙口 2 排紙トレイ 3 排紙ローラ 10 積載センサ 11 可動板 12 支軸 13 スイッチ S シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート排出位置から排出されるシートを
    受けて集積するトレイと、 前記トレイ上に所定量未満のシートが集積されていると
    きに第1の検出状態となり、前記シート排出位置からシ
    ートが排出されているときおよび前記トレイ上に所定量
    のシートが集積されているときに第2の検出状態となる
    検出手段と、 前記シート排出位置から1枚分のシートが排出されると
    きに前記検出手段が第2の検出状態を継続する時間の比
    較基準時間を設定する設定手段と、 前記検出手段が第2の検出状態となってから前記比較基
    準時間の経過後に、前記検出手段が第1の検出状態に復
    帰していないときに、前記トレイ上に所定量以上のシー
    トが集積されていると判定する判定手段とを備えてなる
    ことを特徴とするシート集積装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、シート排出位置から排
    出されるシートの排出速度とシートの大きさに基づいて
    前記比較基準時間を設定するものであることを特徴とす
    る請求項1に記載のシート集積装置。
  3. 【請求項3】 シート排出位置から排出されるシートを
    受けて集積するトレイと、 前記トレイ上に所定量未満のシートが集積されていると
    きに第1の検出状態となり、前記シート排出位置からシ
    ートが排出されているときおよび前記トレイ上に所定量
    のシートが集積されているときに第2の検出状態となる
    検出手段と、 前記検出手段が第2の検出状態となってから第1の検出
    状態となるまでの経過時間を計る計時手段と、 前記経過時間に応じて前記トレイ上におけるシートの集
    積量を判定する判定手段とを備えてなることを特徴とす
    るシート集積装置。
  4. 【請求項4】 シート排出位置から排出されるシートを
    受けて集積するトレイと、 前記トレイ上に所定量未満のシートが集積されていると
    きに第1の検出状態となり、前記シート排出位置からシ
    ートが排出されているときおよび前記トレイ上に所定量
    のシートが集積されているときに第2の検出状態となる
    検出手段と、 前記シート排出位置から1枚分のシートが排出されると
    きに前記検出手段が第2の検出状態を継続する時間の比
    較基準時間を設定する設定手段と、 前記検出手段が第2の検出状態となってから第1の検出
    状態となるまでの経過時間を計る計時手段と、 前記経過時間が前記比較基準時間を超えたときに、前記
    トレイ上に排出されたシートにカールが生じたと判定す
    る判定手段とを備えてなることを特徴とするシート集積
    装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記トレイ上における
    シートの集積量に応じて上下動しかつ前記シート排出位
    置から排出されるシートによって一時的に上下動される
    可動部材と、該可動部材の上下動によってスイッチ動作
    するスイッチとを有することを特徴とする請求項1から
    4のいずれかに記載のシート集積装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段の判定結果を表示する表示
    手段を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載のシート集積装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のシー
    ト集積装置と、 シートに画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを前
    記シート排出位置から排出する排出手段とを備えてなる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段の判定結果に基づいて前記
    画像形成手段の動作を停止させる手段を備えたことを特
    徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
JP17212495A 1995-07-07 1995-07-07 シート集積装置および画像形成装置 Expired - Fee Related JP3740187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17212495A JP3740187B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 シート集積装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17212495A JP3740187B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 シート集積装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0920036A true JPH0920036A (ja) 1997-01-21
JP3740187B2 JP3740187B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=15936008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17212495A Expired - Fee Related JP3740187B2 (ja) 1995-07-07 1995-07-07 シート集積装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3740187B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793954B1 (ko) * 2005-11-07 2008-01-16 삼성전자주식회사 배지의 만재감지장치 및 방법과 이를 구비한 화상형성장치
JP2012096896A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 記録材処理装置
JP2014091616A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Fuji Xerox Co Ltd 排紙装置及び画像形成装置
US8864128B2 (en) 2012-09-28 2014-10-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet discharge device, method for detecting sheet-loading, computer readable medium storing sheet loading-detection program, and image forming apparatus including sheet discharge device
US9417586B2 (en) 2014-02-28 2016-08-16 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet discharge device and image forming apparatus including the same
JP2017030913A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793954B1 (ko) * 2005-11-07 2008-01-16 삼성전자주식회사 배지의 만재감지장치 및 방법과 이를 구비한 화상형성장치
US7558493B2 (en) 2005-11-07 2009-07-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Full-loading sensing device for an image forming apparatus
JP2012096896A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 記録材処理装置
US8864128B2 (en) 2012-09-28 2014-10-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet discharge device, method for detecting sheet-loading, computer readable medium storing sheet loading-detection program, and image forming apparatus including sheet discharge device
JP2014091616A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Fuji Xerox Co Ltd 排紙装置及び画像形成装置
US9417586B2 (en) 2014-02-28 2016-08-16 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet discharge device and image forming apparatus including the same
JP2017030913A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3740187B2 (ja) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0920036A (ja) シート集積装置および画像形成装置
KR101351582B1 (ko) 잼을 처리하는 방법 및 이를 이용한 화상형성장치
US20210070564A1 (en) Sheet conveying device, image forming apparatus, and sheet presence or absence determination method
US8774703B2 (en) Method of releasing determination of fully loaded state in a sheet stacking apparatus
JP4415873B2 (ja) シート給送装置および画像形成装置
JP2000219397A (ja) 排紙装置
JP2003012192A (ja) 画像形成装置の用紙搬送管理装置及び重送判別方法
JP2001146329A (ja) 給紙装置及び該装置を備える画像形成装置又は画像読取装置
JPH11100148A (ja) 画像形成装置
JPH0692510A (ja) 紙葉類の分離装置
JPH02270762A (ja) 排紙装置の排紙オーバーフロー検知方法
JPH1160054A (ja) シート集積装置
JPH05246572A (ja) シート送り不良検知装置
JP3669132B2 (ja) 用紙搬送装置
JPH08333040A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の重送処理方法
JP2906556B2 (ja) 排紙高さ検出装置
JP2005263355A (ja) シート処理装置
JP2006225098A (ja) 給紙装置およびこれを備えた画像形成装置
US20210155443A1 (en) Sheet binding device and image forming apparatus
GB2351970A (en) Removing curling in sheet stacks
JP2007233203A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JPH0680277A (ja) 複写機の給紙異常警告装置
JPH0940216A (ja) 紙葉類繰出装置および取引処理装置
JPH0952657A (ja) 記録紙収納装置
KR100370210B1 (ko) 인쇄기의 용지 중송 감지장치 및 그를 이용한 급지방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees