JPH09200134A - 光無線通信装置 - Google Patents

光無線通信装置

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JPH09200134A
JPH09200134A JP8022005A JP2200596A JPH09200134A JP H09200134 A JPH09200134 A JP H09200134A JP 8022005 A JP8022005 A JP 8022005A JP 2200596 A JP2200596 A JP 2200596A JP H09200134 A JPH09200134 A JP H09200134A
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optical wireless
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JP8022005A
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Yoshitaka Sakurai
芳隆 櫻井
Kazutoshi Hirohashi
一俊 広橋
Kazuo Ichihara
和雄 市原
Takaaki Takeda
孝明 武田
Takeshi Nomoto
健 野本
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NTT Data Corp
Victor Company of Japan Ltd
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N T T DATA TSUSHIN KK
Victor Company of Japan Ltd
NTT Data Communications Systems Corp
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    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを向上させるために光無線通信
空間を2つ以上の通信領域に分割する場合に、通信領域
の明確な区分けが可能な光無線通信装置を提供する。 【解決手段】 光無線通信装置1は、1つの光無線通信
空間を2つ以上の通信領域A〜Dに分割し、この通信領
域A〜Dのそれぞれに少なくとも1台の親機11と複数
の子機12を配置している。第1のエリアが光無線通信
を行っている最中は、第2のエリアの光無線通信を休止
し、一方、第2のエリアが光無線通信を行っている最中
は、第1のエリアの光無線通信を休止するというよう
に、光無線通信の動作を第1のエリアと第2のエリアと
で交互に同期させて行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
光無線通信親機が複数の光無線通信子機と光無線通信を
行う光無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報に応じた送信光を空間中
に伝搬させて光無線通信を行う光無線通信装置がある。
この光無線通信装置の端末装置は、通常、上記送信光を
出力するための送信手段と送信光を受光するための受光
手段とを有しており、端末装置間で送信光の送受信を行
うようになっている。
【0003】図7は、1つの光無線通信空間に、上記光
無線通信装置の端末装置である1台の光無線通信親機
(以下、単に親機と記載する)11と、複数台の光無線
通信子機(以下、単に子機と記載する)12とを配置し
た光無線通信装置101の例を示している。上記複数の
子機12のそれぞれは、例えば、各種のカードや貨幣に
より物品の販売やサービスの提供を行う自動販売機や、
室内に配置した多数のコンピュータ端末等の各種OA機
器等に接続されている。そして、それぞれの子機12か
らは、例えば、上記自動販売機ならばカード決済情報や
金銭情報等の情報が、集計機能を有するセンタ10へ送
信される。この光無線通信装置101では、センタ10
に1台の上記親機11が配置してあり、複数の子機12
のそれぞれが有している情報を親機11を介して光無線
通信により受けとり、センタ10がその情報を処理する
ようになっている。
【0004】しかし、この光無線通信装置101では、
親機11が1台に対し子機12が多数であるので全ての
子機12と通信を行うには子機12の数に比例して時間
がかかるという問題がある。例えば、伝送路を全二重と
し、伝送レートを256kbit/sec、親機11と子機12
との間の1回の通信で512bit のデータを送信するも
のとすると、子機が10台の場合は、512(bit) ×1
0(台)/256k(bit/sec)=0.02(sec) 、子機が
1000台の場合は、512(bit) ×1000(台)/
256k(bit/sec)=2(sec) となる。このように、子機
12の数を増やして規模を拡大するに従い、全ての子機
12と応答する時間(レスポンスタイム)が長くなって
しまうため、スループットが低下してしまう。また、子
機12が多数存在するということは、それだけ広い領域
に子機12が存在しているということになる。したがっ
て、例えば、図7の親機11から離れた子機12−1が
親機11と通信をする場合、送信光の光強度を高くし、
また受光手段の受光器の受光感度も高感度のものが必要
であるので、装置構成が複雑になって高価なものになっ
てしまう。一方、親機11の近くに配置された子機12
−kは、子機12−1ほどの発光強度や受光感度を必要
とせず、同一設計された子機を用いる場合の無駄も多く
なる。
【0005】そこで、上記光無線通信装置101のよう
なレスポンスタイム及び装置の煩雑性をなくした、図8
に示すような光無線通信装置102がある。同図に示す
光無線通信装置102は、1つの光無線通信空間を2つ
以上の通信領域に分割し(同図においては、1つの光無
線通信空間を4つに分割した例を示している)、この通
信領域A〜Dのそれぞれに少なくとも1台の親機11と
複数の子機12を配置している。そして、通信領域A〜
Dのそれぞれでは、親機11A〜11Dが同一の通信領
域内に配置された複数の子機12と情報通信を行うよう
に親機11と子機12とがそれぞれ配置されている。こ
の光無線通信装置102では、それぞれの通信領域A〜
Dの親機11A〜11Dが、その通信領域内の子機12
が個々に有している情報を受けとり、その情報集計の結
果をセンタ10へ転送するようになっている。したがっ
て、センタ10は、通信領域A〜Dに配置した親機11
A〜11Dから送信される情報を同時に処理する機能を
有している。
【0006】ところが、この光無線通信装置102で
は、同一空間に多数の子機が存在し、送信光の無線キャ
リアが1種のみしか許されていないとすると、隣接する
通信領域の境界付近では、隣接する通信領域同志の干渉
が生じる。この問題に対し、例えば、隣の通信領域に送
信光が漏れないように通信領域の境界に遮断物を設けた
り、或いは、隣の通信領域に送信光が達しないように通
信領域同士を離して設置することも考えられるが、この
ような解決方法では、設置性が良いという光無線通信の
特性が生かされない。
【0007】そこで、通信領域の区分を明確にするた
め、従来では送信光の無線キャリアを通信領域毎に変え
る等、送信光の無線キャリアを複数用意していた。例え
ば、図8に示すように通信領域を4つにする場合、通信
領域Aの無線キャリアをf1 、通信領域Bの無線キャリ
アをf2 、…のように通信領域毎に無線キャリアを用意
する。このようにすれば、遮蔽物を設けたり、或いは通
信領域同志を離すことなく通信領域を区分けできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信領域を
区分けするために通信領域毎に無線キャリアを用意する
場合には、親機1と子機2との両方に所望の無線キャリ
アを抽出するためのフィルタを内蔵する。一方、フィル
タではとりきれない隣接の通信領域からの信号は妨害波
となり通信の妨げになるので、通信領域の明確な区分け
を行うためには、ある程度の特性を有するフィルタを設
ける必要がある。しかしながら、特性の良い高価なフィ
ルタは、複数台用意しなければならない子機のコスト上
昇の原因となってしまう。このため、子機の台数を増や
そうとする場合には、コスト上昇を小さくしながらも通
信領域の区分けが明確にできる光無線通信装置が望まれ
ていた。
【0009】そこで、本発明は上記の点に着目してなさ
れたものであり、スループットを向上させるために光無
線通信空間を2つ以上の通信領域に分割する場合に、通
信領域の明確な区分けが可能な光無線通信装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明は、「1つの光無線通信空間を2つ以上の通信領
域に分割し、この分割した通信領域のそれぞれに少なく
とも1つの光無線通信親機と複数の光無線通信子機とを
配置すると共に、前記光無線通信親機が同一の通信領域
内に配置された前記複数の光無線通信子機のそれぞれと
光無線通信により情報の送受信を行う光無線通信装置に
おいて、前記通信領域内で光無線通信を行っている最中
は、当該通信領域に隣接した通信領域での光無線通信を
休止するように前記光無線通信の動作を制御する制御手
段を備えることを特徴とする光無線通信装置」を提供す
るものである。
【0011】上記目的を達成する第2の発明は、「請求
項1に記載の光無線通信装置において、前記制御手段
は、前記光無線通信を行っている通信領域に隣接してい
ない通信領域は前記光無線通信を行っている通信領域と
同時に光無線通信を行わせることを特徴とする光無線通
信装置」を提供するものである。
【0012】また、上記目的を達成する第3の発明は、
「請求項2に記載の光無線通信装置において、前記光無
線通信親機は、前記光無線通信子機から前記情報を送信
させる前に前記情報を保有している前記光無線通信子機
の検出を行い、この検出結果に基づいて前記情報を保有
している光無線通信子機のみに順次アクセスして前記情
報を送信させることを特徴とする光無線通信装置」を提
供するものである。
【0013】また、上記目的を達成する第4の発明は、
「請求項3に記載の光無線通信装置において、前記制御
手段は、前記光無線通信親機による情報を保有している
光無線通信装置の検出の結果、前記情報を保有している
光無線通信子機同志の位置が所定以上離れていた場合に
は、これらの光無線通信子機から同時に情報を送信させ
るように前記光無線通信の動作を制御することを特徴と
する光無線通信装置」を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例について説明する。図1は、本発明の光無線通
信装置の一実施例の概略構成図である。同図に示すよう
に、本実施例の光無線通信装置1は、1つの光無線通信
空間を2つ以上の通信領域A〜Dに分割し、この通信領
域A〜Dのそれぞれに少なくとも1台の親機11と複数
の子機12とを配置している。なお、子機12のそれぞ
れは、上記光無線通信装置101と同様に、例えば、各
種のカードや貨幣により物品の販売やサービスの提供を
行う自動販売機や、室内に配置した多数のコンピュータ
端末等の各種OA機器等に接続されており、子機12か
らこれらの装置からの情報が親機11へ送信され、親機
11からその集計結果がセンタ10へ転送されることに
なる。また、通信領域A〜Dのそれぞれでは、親機11
A〜11Dが同一の通信領域内に配置された複数の子機
12と光無線通信により情報通信を行うように親機11
と子機12とがそれぞれ配置されている。即ち、通信領
域Aに配置された親機11Aは、この通信領域Aに配置
された複数の子機12Aと光無線通信を行い、通信領域
B〜Cにおいても同様に、それぞれの通信領域に配置さ
れた親機11と複数の子機12との間で光無線通信を行
うようになっている。
【0015】同図に示すセンタ(制御手段)10は、通
信領域A〜Dの親機11A〜11Dとの通信を同時に行
う機能を備えており、親機11を仲介し、その親機11
が配置されている通信領域内に配置された複数の子機1
2と通信を行うと共に、後述のような光無線通信の制御
を行う。また、親機11は、複数台の子機12からの送
信光を受信するための受光器を備えた受光手段、及び子
機12に送信指令を出すための送信光を出力するための
発光器を備えた送信手段を備えている。この親機11の
送信手段の発光器及び受信手段の受光器は、親機11を
囲むように配置されている複数の子機12と光通信を行
うように、親機の周囲360度に渡って設けられてい
る。なお、親機11とセンタ10との間は、光ファイバ
ーや銅線等の確実な通信網で接続されている。
【0016】更に、光無線通信装置1は、後述の動作に
より通信領域A〜Dの明確な区分けを行うことができる
ので、親機11A〜11Dから出力される送信光は同一
の無線キャリアが使用され、また、各通信領域A〜Dに
配置した子機12から出力される送信光も同一の無線キ
ャリアが使用される。
【0017】次に、上記光無線通信装置1の通信方法に
ついて説明する。上記光無線通信装置1における通信領
域A〜Dにおける親機11と子機12との光無線通信
は、光無線通信空間内の通信領域を2つのエリアに分
け、このエリア単位で行うようにしている。このエリア
には、隣接した通信領域が同一エリアに属さないように
されている。即ち、上記光無線通信装置1(図1参照)
の場合では、通信領域Aと通信領域Cとを同一エリアと
し、通信領域Bと通信領域Dとを同一エリアとする。そ
して、通信領域A及び通信領域Cが属するエリアを、例
えば、第1のエリア、通信領域B及び通信領域Dが属す
るエリアを第2のエリアとすると、第1のエリアが光無
線通信を行っている最中は、第2のエリアの光無線通信
を休止し、一方、第2のエリアが光無線通信を行ってい
る最中は、第1のエリアの光無線通信を休止するという
ように、光無線通信の動作を第1のエリアと第2のエリ
アとで交互に同期させて行うようにする。なお、以下の
説明においても、通信領域A及び通信領域Cが属するエ
リアを、第1のエリア、通信領域B及び通信領域Dが属
するエリアを第2のエリアとして説明する。
【0018】このように光無線通信を行っている通信領
域に隣接した通信領域の光無線通信の動作を休止させる
ことで、通信領域の区分けを行っている。即ち、図1に
おいて、第1のエリアに属する通信領域Aと通信領域C
とが光無線通信を行っている最中は、親機11A,11
C及び通信領域A,Cの複数の子機12A,12Cのそ
れぞれから送信光が出力され、通信領域Aの光無線通信
による送信光は、隣接する通信領域Bにまで到達し、同
様に通信領域Cからの送信光も隣接する通信領域B及び
通信領域Dに到達する。ところが、通信領域B及び通信
領域Dは、光無線通信の動作を休止しているので、隣接
する通信領域からの送信光による影響はない。更に、光
無線通信を行っている通信領域の間に光無線通信を休止
している通信領域があるので、光無線通信を行っている
通信領域同志の間隔を離すことと同様の効果を有するよ
うになり、近接させて配置した通信領域A〜Dを区分け
できるのである。
【0019】以下、具体的な動作について説明する。例
えば、通信領域Aの親機11Aは、センタ10からの指
示に従い、通信領域A内の子機12A−1,12A−
2,…と光無線通信により順次ポーリングを行う。この
親機11Aのポーリングの際、情報を保有している子機
12Aは、親機11Aに対してアップリンクを要求す
る。この子機12Aのアップリンク要求を検出した親機
11Aは、子機12Aに対して情報を送信するように指
令を出し、保有している情報を送信させ、その情報を親
機11A内のRAM等のメモリに格納する。一方、保有
していた情報を送信した子機12Aは、新たな情報を保
有するまでアップリンクの要求を行わない。そして、通
信領域A内の全ての子機12Aのポーリングが終了する
と、親機11Aは、ポーリング終了の情報と共に子機1
2Aから送信された情報を集計した情報をセンタに送信
し、1 回の通信は終了する。この動作は、通信領域B〜
通信領域Dにおいても同様である。
【0020】ここで、センタ10は、図2に示すような
タイミングで通信領域A〜Dの親機11A〜11Dのそ
れぞれに時分割でポーリングの指令を出す。即ち、タイ
ミングT1 の時、第1のエリアに属する通信領域A及び
通信領域Cに同時にポーリング指令を出す。すると、図
3(A)の斜線で示すように、ポーリング指令を受けた
通信領域A及び通信領域Cのそれぞれの親機11A,1
1Cは、それぞれの通信領域のポーリングを上記手順で
行うことになる。一方、ポーリング指令を受けていない
通信領域B及び通信領域Dは、光無線通信の動作は休止
した状態である。したがって、この休止している通信領
域Bが、光無線通信を行っている通信領域A及び通信領
域Cとの間のギャップとなって、通信領域Aと通信領域
Cとの間の干渉問題が改善されるのである。そして、通
信領域A及び通信領域Cの親機11A,11Cは、通信
領域内の子機12に対するポーリングが終了した時点で
その情報をセンタ10に送信して休止状態となる。一
方、センタ10は、ポーリング指令を出した親機11
A,11Cからの送信を監視、受信することになる。
【0021】次に、センタ10は、タイミングT2 を待
ち、タイミングT2 になった時点で第2のエリアに属す
る通信領域B及び通信領域Dのそれぞれの親機11B,
11Dに同時にポーリング指令を出す。すると、図3
(B)の斜線で示すように、ポーリング指令を受けた親
機11B,11Cは、上記第1のエリアでの光無線通信
の動作と同様に、それぞれの通信領域内をポーリングす
るが、ポーリング指令を受けていない通信領域A及び通
信領域Cは、光無線通信の動作は休止した状態であるの
で、休止状態の通信領域Cがギャップとなる。そして、
ポーリングが終了した時点でセンタ10に情報を送信し
て休止状態となる。そして、センタ10は、次のタイミ
ングT3 で、第1のエリアに属する通信領域A及び通信
領域Cにポーリング指令を出し、タイミングT4 で、第
2のエリアに属する通信領域B及び通信領域Dにポーリ
ング指令を出し、以降、これを繰り返していく。
【0022】なお、上記光無線通信装置1では、通信領
域を4分割したが、子機12がさらに多数ある場合に
は、更に分割することも可能である。また、上述の説明
では、光無線通信空間内の通信領域を2つのエリアに分
けた例について述べているが、通信領域を多数に分割し
た場合等、光無線通信空間内の通信領域を2つ以上のエ
リアに分けても良い。更に、1つの通信領域で1回の通
信時間は通信領域内の子機12の数に比例するので、通
信領域内の子機の数を減らすために通信領域を小さく分
割することも可能である。しかし、分割により通信領域
を極端に狭くしすぎると隣接した休止中の通信領域が小
さくなりすぎてギャップとならなくなる。このため、親
機11、子機12の伝送可能距離、指向角により通信領
域内の子機数、通信領域の配置を調整する。
【0023】ところで、上記親機11が、情報を子機1
2から情報を受けとる場合、通信領域内の全ての子機1
2が情報を有しているわけではないので、アップリンク
要求の有無を検出して情報送信の動作を行わせるポーリ
ングを全ての子機に対して行う必要はない。そこで、次
に、親機11と子機12との間の通信時間の短縮化、及
び情報通信の効率化を図る実施例について説明する。図
4は、図1における光無線通信装置の通信方法を説明す
るためのフローチャートである。最初に、全ての子機に
対してポーリングを行って、アップリンク要求を出して
いる子機12を検出する(ステップ101)。この際、
子機12からは、アップリンクを要求していることだけ
を示す固定バイト長の短いデータ(例えば、アップリン
ク要求の場合のみフラグをたてたステータス)を出力し
てもらう。そして、親機11側では、この短いデータを
受信することによりアップリンク要求している子機を検
出する。そして、アップリンク要求をしている子機の検
出を通信領域内の全ての子機に対して行い、次のステッ
プ102において、通信領域内にアップリンクを要求し
ている子機がなかった場合には、その情報をセンタ10
に出力する(ステップ105)。
【0024】一方、アップリンクを要求している子機が
あった場合には、アップリンク要求のあった子機12か
ら情報を送信させる(ステップ103)。上述の1回目
のポーリングにより、アップリンク要求のあった子機1
2が分かっているので、親機11は、それらの子機12
に順次アクセスして情報送信の指令を出力し、保有して
いる情報を送信させる。そして、アップリンク要求のあ
った全ての子機12からの情報送信が終了したら(ステ
ップ104)、送信された情報を集計してセンタ10へ
出力する(ステップ105)。この動作を、同一のエリ
アに属する通信領域で同期して行わせる。そして、1つ
のエリアでの情報の送信が終了したら、センタ10で
は、図2で示したタイミング信号により、次のエリアで
同様の動作を行わせる。
【0025】このようにすることで親機11と子機12
との回線が全二重通信の場合、子機12からのリターン
を待つことなく、アップリンクを要求している次の子機
へのポーリングができる。また、子機12の方で、何番
目にアップリンクすれば良いかという遅延を管理する装
置を設ければ、親機11によるアクセス動作が必要なく
なるのでポーリングの効率があがり、全体のシステムで
の効率も改善されることになる。
【0026】なお、上述の実施例では、1つの通信領域
の中で通信時間の短縮化を図る例であるが、全ての通信
領域で、即ち、光無線通信空間の中でアップリンク要求
している子機の位置や台数に応じ、同時に同期させてポ
ーリングを行う通信領域や、ポーリングを行う子機を不
規則に変えても良い。例えば、上述の例では、第1のエ
リアに属する通信領域Aと通信領域C、第2のエリアに
属する通信領域Bと通信領域Dとを同時に同期させてポ
ーリングしていた。ところが、例えば、図5に示すよう
に、子機12A−1と子機12D−1のみが情報を保有
していた場合、上述の通信方法によれば、子機12A−
1と子機12D−1とは別々のエリアに属する通信領域
に配置されているので、図2で示した別のタイミングで
情報の送信が行われていた。しかし、通信領域B及び通
信領域Cには、アップリンク要求している子機12が存
在しないので情報を送信させるための光無線通信の動作
が行われず、また、通信領域Aと通信領域Dとの間は離
れているので通信領域B及び通信領域Cがギャップとな
る。したがって、子機12A−1と子機12D−1との
情報を同時に送信させたとしても、送信光による干渉は
生じない。したがって、このような場合の光無線通信
は、エリアに関係なく通信領域Aと通信領域Dとを同時
に行うようにする。このようにアップリンク要求してい
る子機12の位置によって第1のエリアと第2のエリア
とを動的に設定しても良い。
【0027】また、図6中の斜線で示すように、あるサ
イクルで通信領域Aに10台、通信領域Cに6台のアッ
プリンク要求をしている子機12が検出されたとする。
この場合に、通信領域Aと通信領域Cは同時に同期させ
て光無線通信の動作を行うことになるが、同時に稼働し
ているのは6台分の時間だけで、通信領域Aの残りの4
台分の情報を送信している間は通信領域Cが稼働してい
ない状態が続き、無駄な時間が多い。そこで、このよう
な場合、情報を送信させるための最初のポーリング時に
通信領域Aでは8台のみ情報の送信を行い残りの2台分
については次のサイクルで情報の送信を行うようにす
る。これは、アップリンクを要求する子機(情報を保有
する子機)12の発生確率が、どの通信領域でも同一で
あると想定した場合には、ある通信領域で多くの子機が
アップリンクを要求したならば、次のサイクルでは他よ
りも少ないと考えることが可能なためである。
【0028】例えば、1回目に情報を送信させるサイク
ルで、通信領域Aに10台、通信領域Cに6台の子機か
らアップリンク要求があり、2回目のサイクルで通信領
域Aに4台、通信領域Cに8台の子機からアップリンク
要求があったとする。この場合、1回目では、8台分
(通信領域Aの10台と通信領域Cの6台との平均値)
の子機から情報を送信させる。そして、2回目のサイク
ルでは、通信領域Aの4+2(保留だった子機も含め
る)と通信領域Cの8との平均値である7台の子機から
情報を送信させる。なお、通信領域Cの残りの1台は次
のサイクルで情報を送信させる。この様にすれば、15
台分の時間で27台分のデータを吸い上げあることがで
き、トータルのスループットの改善を図ることができ
る。
【0029】更に、ある特定の通信領域、例えば、通信
領域Aだけアップリンク要求している子機が多く、他の
通信領域B〜Cでは少ないという状態が続く等の顕著な
トラフィック集中が発生することもある。この場合、通
信領域Aでは何度もアップリンク要求しているにも関わ
らず、なかなか情報を送信できない子機が発生する。こ
のため、ステータスデータ(アップリンクを要求してい
ることを示す固定バイト長の短いデータ)の中に何回申
請したかというデータを含めるようにする。親機11は
これを認識し、複数回申請した子機の情報を優先的に吸
い上げることとし、ある閾値を越えた子機の台数が増え
すぎた場合、他の通信領域の非稼働時間を増やしてこれ
に対応するようにする。これにより、情報送信の最大遅
延時間を保証できるようになり、また時間的に早く発生
した情報から確実に送信させることが出来るようにな
る。このステータスデータは初期値を1とし、以後一度
保留される毎に1ずつ増やしていく等するが、例えば、
ステータス0は最優先データ(特権データ)、ステータ
ス99は全く緊急性を有しないデータとする等、ステー
タスデータとして使用する可能性がない値を特定のデー
タであることを示す情報として予め定めておけば、この
ようなトラフィック集中が発生した場合等に効果的なデ
ータ処理が可能となる。
【0030】また、センタ10は、各通信領域の親機1
1A〜11Dにより検出されたアップリンク要求してい
る子機の位置や台数等に応じて以上あげたような動作を
組み合わせ、親機11と子機12との間の通信時間の短
縮及び情報通信の効率を図るように各通信領域の光無線
通信を制御している。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光無線通信
装置によれば、1つの光無線通信空間を2つ以上の通信
領域に分割し、この分割した通信領域のそれぞれに少な
くとも1つの光無線通信親機と複数の光無線通信子機と
を配置すると共に、前記光無線通信親機が同一の通信領
域内に配置された前記複数の光無線通信子機のそれぞれ
と光無線通信により情報の送受信を行う光無線通信装置
において、前記通信領域内で光無線通信を行っている最
中は、当該通信領域に隣接した通信領域での光無線通信
を休止するように前記光無線通信の動作を制御する制御
手段を備えるので、隣接する通信領域との境界付近での
干渉問題が解消される。このため、光無線通信空間を2
つ以上の通信領域に分割する場合に、通信領域毎に無線
キャリアを用意しなくても通信領域を明確に区分けでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光無線通信装置の一実施例の構造を概
略的に示す図である。
【図2】本発明の光無線通信装置の動作タイミングを示
す図である。
【図3】本発明の光無線通信装置の動作を説明するため
の図である。
【図4】本発明の光無線通信装置の動作の一例を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明の光無線通信装置の動作を説明するため
の図である。
【図6】本発明の光無線通信装置の動作を説明するため
の図である。
【図7】従来の光無線通信装置の一例の構造を概略的に
示す図である。
【図8】従来の光無線通信装置の他の例の構造を概略的
に示す図である。
【符号の説明】
1 光無線通信装置 10 センタ(制御手段) 11 親機(光無線通信親機) 12 子機(光無線通信子機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広橋 一俊 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 市原 和雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 武田 孝明 東京都江東区豊洲3−3−3 エヌ・テ ィ・ティ・デ−タ通信株式会社内 (72)発明者 野本 健 東京都江東区豊洲3−3−3 エヌ・テ ィ・ティ・デ−タ通信株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの光無線通信空間を2つ以上の通信領
    域に分割し、この分割した通信領域のそれぞれに少なく
    とも1つの光無線通信親機と複数の光無線通信子機とを
    配置すると共に、前記光無線通信親機が同一の通信領域
    内に配置された前記複数の光無線通信子機のそれぞれと
    光無線通信により情報の送受信を行う光無線通信装置に
    おいて、 前記通信領域内で光無線通信を行っている最中は、当該
    通信領域に隣接した通信領域での光無線通信を休止する
    ように前記光無線通信の動作を制御する制御手段を備え
    ることを特徴とする光無線通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光無線通信装置におい
    て、 前記制御手段は、前記光無線通信を行っている通信領域
    に隣接していない通信領域は前記光無線通信を行ってい
    る通信領域と同時に光無線通信を行わせることを特徴と
    する光無線通信装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の光無線通信装置におい
    て、 前記光無線通信親機は、前記光無線通信子機から前記情
    報を送信させる前に前記情報を保有している前記光無線
    通信子機の検出を行い、この検出結果に基づいて前記情
    報を保有している光無線通信子機のみに順次アクセスし
    て前記情報を送信させることを特徴とする光無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の光無線通信装置におい
    て、 前記制御手段は、前記光無線通信親機による情報を保有
    している光無線通信装置の検出の結果、前記情報を保有
    している光無線通信子機同志の位置が所定以上離れてい
    た場合には、これらの光無線通信子機から同時に情報を
    送信させるように前記光無線通信の動作を制御すること
    を特徴とする光無線通信装置。
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