JPH10209972A - 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法 - Google Patents

中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法

Info

Publication number
JPH10209972A
JPH10209972A JP9012372A JP1237297A JPH10209972A JP H10209972 A JPH10209972 A JP H10209972A JP 9012372 A JP9012372 A JP 9012372A JP 1237297 A JP1237297 A JP 1237297A JP H10209972 A JPH10209972 A JP H10209972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
connection
relay
communication
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9012372A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Kawamura
卓也 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9012372A priority Critical patent/JPH10209972A/ja
Priority to US09/012,561 priority patent/US6480313B1/en
Publication of JPH10209972A publication Critical patent/JPH10209972A/ja
Priority to US10/263,686 priority patent/US7079779B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • H04B10/1149Arrangements for indoor wireless networking of information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1対1型または1対N型の通信形態しかサポ
ートしていない直射型赤外線通信装置に対して、独立に
個々の機器と通信を行い、それぞれの機器が送信したデ
ータ情報を他の機器へと転送を行うことで、N対N型の
通信形態を可能とする中継装置を提供する。 【解決手段】 中継装置1001は、赤外線送信部1
s,2s,3sと赤外線受信部1r,2r,3rとコネ
クション制御部1C,2C,3Cと中継部101とによ
り構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、赤外線通信のう
ち出射する赤外線に指向性を持たせ直射型通信を行なう
データ通信システムにおける赤外線通信中継装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線によるデータ通信方法は、下記の
2通りがある。
【0003】第1の方法は、赤外線送信機(以下、単に
送信機と言う)と赤外線受信機(以下、単に受信機と言
う)を向かい合わせて赤外線信号光の送受信を行なう直
射型通信方法である。
【0004】第2の方法は、送信機より出射した赤外線
を天井や壁なとで反射散乱させて、反射散乱した赤外線
信号光を受信機で受信する拡散型通信方法である。
【0005】拡散型通信方法は、天井等での赤外線信号
光の反射拡散を利用することで、送信機と受信機の配置
の自由度は直射型通信方法よりも優れるが、反射拡散時
に光の強度が減衰することから直射型通信装置よりも送
信機に要求される出力は大きく、また受信機に要求され
る受信感度についても高いものが必要とされる。
【0006】さらに、反射拡散の結果マルチパスの影響
により受信側への赤外線信号光到着時間に遅延が起こ
り、次ぎの赤外線信号との間に干渉が生じることからデ
ータ伝送速度について制限をうける。
【0007】一方、直射型通信方法は、通信装置間に障
害物が存在してはいけなく、完全な見通しが要求される
ものの、拡散型通信方法のように赤外線信号光の受信に
遅延が生じるマルチパスの影響を受けにくいことから、
拡散型通信方法に比べて高速なデータ伝送が可能とな
り、また、拡散型通信装置よりも送信機に要求される出
力は小さく、受信機に要求される受信感度は低くすむと
いう特徴を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】赤外線通信方法に対し
IrDA(Infrared Data Association) の標準プロトコ
ルを用いて赤外線通信を行う赤外線通信機器を始めと
し、従来の直射型通信装置では、1対1型の通信形態が
ほとんどであり、1対N型の通信形態は可能であるもの
の、赤外線通信機器の配置的な制限によりN対N型の同
報通信は不可能である。
【0009】本発明は、1対1型または1対N型の通信
形態しかサポートしていない直射型赤外線通信装置に対
して、独立に個々の機器と通信を行い、それぞれの機器
が送信したデータ情報を他の機器へと転送を行うこと
で、N対N型の通信形態を可能とする。
【0010】また、特に1対1コネクション通信型の赤
外線通信方法に対して個々の機器とコネクションを設定
して通信を行うことで、中継装置を介したN対N型のマ
ルチコネクションによる通信形態を可能とさせることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、赤外
線信号光を送受信する複数の赤外線送受信手段を有し、
前記第1の赤外線送受信手段が受信した前記赤外線信号
光を、少なくとも前記第1の赤外線送受信手段以外の前
記赤外線送受信手段から送信することを特徴とした中継
装置である。
【0012】本発明の中継装置は、1対1型または1対
N型の通信形態しかサポートしていない直射型赤外線通
信機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、それぞ
れの機器が送信したデータ情報を他の機器へと転送を行
うことで、N対N型の通信形態を可能とする。
【0013】請求項2の発明は、第1の赤外線信号光を
受信して電気的な信号に変換すると共に、電気的な信号
を第2の赤外線信号光へ変換して送信する複数の赤外線
送受信手段を有し、前記第1の赤外線送受信手段が受信
した第1の赤外線信号光を、少なくとも前記第1の赤外
線送受信手段以外の前記赤外線送受信手段から送信する
ことを特徴とした中継装置である。
【0014】本発明の中継装置は、1対1型または1対
N型の通信形態しかサポートしていない直射型赤外線通
信機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、それぞ
れの機器が送信したデータ情報を他の機器へと転送を行
うことで、N対N型の通信形態を可能とする。
【0015】請求項4の発明は、自己の通信機器を識別
するための通信機器識別情報を含む第1の赤外線信号光
を送信する通信機器識別情報送信手段と、他の通信機器
の通信機器識別情報を含む第2の赤外線信号光を受信す
る通信機器識別情報受信手段と、この通信機器識別情報
受信手段が受信した通信機器識別情報に基づいて通信可
能な通信機器を識別する通信可能機器識別手段と、この
通信可能機器識別手段により識別された通信可能な通信
機器のうち少なくとも一個の通信機器を同一のグループ
として設定するグループ設定手段と、このグループ設定
手段により設定された同一グループ内の通信機器に同一
の情報を第3の赤外線信号光によって送信する情報送信
手段とを有したことを特徴とする通信機器である。
【0016】本発明の通信機器であれば、通信機器同士
が近づくだけで赤外線信号光によって通信可能となり、
どこででも、所望の相手と論理的通信リンクを設定する
ことができる。
【0017】請求項5の発明は、複数の通信機器と、こ
れらの中継装置とよりなる通信システムであって、前記
各通信機器は、自己の通信機器を識別するための通信機
器識別情報を含む第1の赤外線信号光を送信する通信機
器識別情報送信手段と、他の通信機器の通信機器識別情
報を含む第2の赤外線信号光を受信する通信機器識別情
報受信手段と、この通信機器識別情報受信手段が受信し
た通信機器識別情報に基づいて通信可能な通信機器を識
別する通信可能機器識別手段と、この通信可能機器識別
手段により識別された通信可能な通信機器のうち少なく
とも一個の通信機器を同一のグループとして設定するグ
ループ設定手段と、このグループ設定手段により設定さ
れた同一グループ内の通信機器に同一の情報を第3の赤
外線信号光によって送信する情報送信手段とを有し、前
記中継装置は、前記第1の赤外線信号光、第2の赤外線
信号光、または、第3の赤外線信号光を送受信する複数
の赤外線送受信手段を有し、前記第1の赤外線送受信手
段が受信した前記赤外線信号光を、少なくとも前記第1
の赤外線送受信手段以外の前記赤外線送受信手段から送
信することを特徴とする通信システムである。
【0018】本発明の通信システムは、1対1型または
1対N型の通信形態しかサポートしていない赤外線通信
機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、それぞれ
の機器が送信したデータ情報を他の機器へと転送を行う
ことで、N対N型の通信形態を可能として、通信機器同
士が近づくだけで赤外線信号光によって通信可能とな
り、どこででも、所望の相手と論理的通信リンクを設定
することができる。
【0019】請求項6の発明は、複数の通信機器と、こ
れらの中継装置とよりなる通信システムであって、前記
各通信機器は、情報を赤外線信号光によって送受信する
情報送受信手段を有し、前記中継装置は、前記赤外線信
号光を送受信する複数の赤外線送受信手段を有し、前記
第1の赤外線送受信手段が受信した前記赤外線信号光
を、少なくとも前記第1の赤外線送受信手段以外の前記
赤外線送受信手段から送信することを特徴とする通信シ
ステムである。
【0020】本発明の通信システムは、1対1型または
1対N型の通信形態しかサポートしていない赤外線通信
機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、それぞれ
の機器が送信したデータ情報を他の機器へと転送を行う
ことで、N対N型の通信形態を可能とする。
【0021】請求項7の発明は、通信機器から送信され
た赤外線信号光を受信する受信ステップと、前記受信ス
テップにおいて受信した前記赤外線信号光を、前記通信
機器以外の通信機器に少なくとも送信する送信ステップ
とよりなることを特徴とした中継方法である。
【0022】また、本発明は下記のような装置や方法と
することができる。
【0023】装置1は、赤外線送信手段と赤外線受信手
段を用いて、他の赤外線通信機器の同様の機能を備えた
制御部との間でコネクションを作成する機能を備えた制
御手段を少なくとも2つ以上有し、各前記制御手段がコ
ネクション作成前及びコネクション作成後に、一つの前
記制御手段が後述の中継手段に出力した情報を少なくと
も1つ以上の他の前記制御手段へと入力する転送機能を
備えた中継手段を有することを特徴とした赤外線通信用
中継装置である。
【0024】装置2は、前記制御手段から前記中継手段
に出力した情報を記憶する記憶手段を有し、前記中継手
段は、他の赤外線通信機器が情報の取得要求をしてきた
際に、この記憶手段が関連する情報を記憶していればそ
の情報を返すことを特徴とした請求項1記載の赤外線通
信用中継装置である。
【0025】装置3は、前記中継手段は、他の赤外線通
信機器が情報の取得要求をしてきた際に、前記記憶手段
が関連する情報を記憶していなければ、別の赤外線通信
機器より関連する情報を取得し、前記記憶手段に記憶さ
せ、関連する情報を返すことを特徴とした装置1記載の
赤外線通信用中継装置である。
【0026】装置4は、装置3において、別の赤外線通
信機器より取得した情報がその情報を提供した赤外線通
信機器における固有の値である場合、赤外線通信用中継
装置における固有の値に変換する変換手段を有すること
を特徴とした装置1記載の赤外線通信用中継装置であ
る。
【0027】装置5は、前記制御部が他の赤外線通信機
器との間に設定したコネクションのうち、少なくとも2
つ以上をグループとして設定するグループ設定手段を有
し、前記中継手段は、このグループ設定手段が設定した
グループ内においてのみ出力した情報を他へ同報的に入
力する転送機能を有することを特徴とした装置1記載の
赤外線通信用中継装置である。
【0028】方法1は、1対1コネクション型通信をサ
ポートしている赤外線通信機器が送信した情報を他の赤
外線通信機器に情報転送を行なう通信方法であって、前
記第1の赤外線通信機器のコネクション設定要求に対す
るコネクション設定指示を受信し、他の前記赤外線通信
機器との間にコネクション設定が可能か判断し、コネク
ション設定が可能な赤外線通信機器にコネクション設定
要求を送信し、コネクション設定要求を送信した赤外線
通信機器よりコネクションを設定したという確認を受信
後に、第1の赤外線通信機器に対してコネクションを設
定する応答を返すことで、第1の赤外線通信機器と、他
の赤外線通信機器との間にコネクションを設定すること
を特徴とした通信方法である。
【0029】方法2は、前記第1の赤外線通信機器のデ
ータ送信要求に対するデータ受信指示を受信し、データ
受信指示に付加されているデータ情報を記憶し、他の前
記赤外線通信機器との間にコネクションが設定されてい
るか判断し、コネクションを設定している前記赤外線通
信機器に対して記憶したデータ情報を付加したデータ送
信要求を行なうことを特徴とした通信方法である。
【0030】方法3は、前記第1の赤外線通信機器の情
報を取得するための情報取得要求に対する情報取得指示
を受信し、情報取得指示が要求する情報を記憶している
か判断し、関連する情報を記憶していれば、第1の赤外
線通信機器に関連する情報を付加した情報取得指示に対
する応答を返し、関連する情報を記憶していなければ、
他の前記赤外線通信機器に関連する情報を取得するため
の情報取得要求を送信し、情報取得要求を送信した赤外
線通信機器より関連する情報を含んだ確認を受信後に、
取得した関連する情報を記憶し、第1の赤外線通信機器
に対して関連する情報を付加した情報取得指示に対する
応答を返すことで、第1の赤外線通信機器に情報を提供
することを特徴とした通信方法である。
【0031】方法3は、方法1において、コネクション
設定要求を送信した赤外線通信機器よりコネクションを
設定したという確認を受信後に第1の赤外線通信機器に
対してコネクションを設定する応答を返すことで、第1
の赤外線通信機器と、他の赤外線通信機器との間にコネ
クションを設定し、この過程により生成されたコネクシ
ョンをグループとして管理し、以後、設定されたグルー
プ内においてのみ情報転送を行なうことを特徴とした通
信方法である。
【0032】
【発明の実施の形態】
第1の実施例 以下、本発明の第1の実施例の赤外線通信用中継装置1
001を図1から図5を用いて説明する。
【0033】本実施例では、赤外線通信用中継装置(以
下、単に中継装置という)の基本構成と、また中継装置
内部において情報転送を行う際の基本手順について説明
する。
【0034】図1は、中継装置1001とこの中継装置
を利用して、他の機器との通信を行なう赤外線通信が可
能な赤外線通信機器(以下、単に機器という)a,b,
cの配置例を示したものである。
【0035】図2に、中継装置1001のブロック図を
示す。
【0036】中継装置1001は、赤外線送信部1s,
2s,3sと赤外線受信部1r,2r,3rとコネクシ
ョン制御部1C,2C,3Cと中継部101とにより構
成される。
【0037】中継装置において、赤外線送信部、赤外線
受信部、コネクション制御部の数については、それぞれ
少なくとも2つ以上であれば良く、特に3個に限るもの
ではないが、本実施例の説明を簡略化するために3個と
している。
【0038】また、以後の実施例についても赤外線送信
部、赤外線受信部、コネクション制御部の数を3または
4とした場合等で説明を行うが、これらについても数を
限定するものではないものとする。
【0039】赤外線送信部1s,2s,3sは、データ
情報を含んだ電気信号が入力されると赤外線信号光に変
換して、出射角度に指向性をもたせて空間に出射する装
置、または光ファイバ内に出力可能な装置とする。
【0040】赤外線受信部1r,2r,3rは、赤外線
信号光(以下、単に赤外線という)を受信し、データ情
報を含んだ電気信号に変換して出力する装置とする。
【0041】コネクション制御部1C,2C,3Cは、
機器a,b,cのそれぞれのコネクション制御部との間
にデータリンク層レベルのコネクションを設定すること
が可能なデータリンク制御部とする。
【0042】但し、コネクション制御部は、相手機器と
の間にネットワーク層レベルのコネクションも設定する
ことが可能なネットワーク制御部、トランスポート層レ
ベルのコネクションも設定することが可能なトランスポ
ート制御部等でも良い。
【0043】機器aより出力された赤外線1Ir2を1
rが受信して電気信号に変換して1Cに入力すると、コ
ネクション制御部1Cは、電気信号の内容を解析し、得
られた情報を中継部101へ出力し、また中継部101
から情報が入力されると内容を解析し、電気信号に変換
して1sへ出力する。
【0044】2C,3Cにおいても、それぞれ2s,2
r,101または3s,3r,101との間で、1Cと
同様に動作する。
【0045】中継部101は、いずれかのコネクション
制御部より情報が入力されると、必要に応じて情報を変
換し、他のコネクション制御部に出力する。
【0046】この中継部101の動作により、中継装置
1001は機器aが出力した情報を機器bまたは機器c
に、あるいは、機器bが出力した情報を機器aまたは機
器cに、さらに、機器cが出力した情報を機器aまたは
機器cに中継することが可能となる。
【0047】以下、中継部101の動作手順を図3,
4,5のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0048】図3は中継部101が、機器a,b,c間
に中継器1001と機器a間のコネクションと、中継器
1001と機器b間のコネクションと、中継器1001
と機器c間のコネクションとを設定する、つまりマルチ
コネクションを設定するための設定手順を示したフロー
チャートである。
【0049】例えば、コネクション制御部1Cよりコネ
クション設定指示を受け取ると(ステップC01)、中
継部101はコネクション制御部2C,3Cにコネクシ
ョン設定要求を出すことがが可能か調べ(ステップC0
2)、全てのコネクション制御部に対してコネクション
設定要求を出すことが不可能であれば1Cにコネクショ
ン設定は不可能という内容の応答を返す(ステップC1
0)。
【0050】いずれかのコネクション制御部にコネクシ
ョン設定要求を出すことが可能であれば、そのコネクシ
ョン制御部に対してコネクション設定要求を出す(ステ
ップC03)。
【0051】コネクション設定要求を出したコネクショ
ン制御部からの確認を待ち(ステップC04)、コネク
ション設定が終了したという内容の確認を受け取れば
(ステップC05,ステップC06)、コネクション制
御部1Cに対してコネクション設定を認可する応答を出
す(ステップC07)。
【0052】コネクション設定要求を出した全てのコネ
クション制御部からコネクション設定不可能という内容
の確認を受け取った場合や(ステップC09)、コネク
ション設定要求を出した際に、時間を測定し、時間切れ
までにコネクション設定を認可する内容の確認を受け取
らなかった場合は(ステップC08)、1Cにコネクシ
ョン設定は不可能であるという内容の応答を出す(ステ
ップC10)。
【0053】図4は中継部101が機器a,b,cの間
にマルチコネクションを設定した後に、マルチコネクシ
ョンを利用してデータ交換を行なう手順を示したフロー
チャートである。
【0054】コネクション制御部1Cよりデータ受信指
示を受け取ると(ステップD01)、中継部101は2
C,3Cがコネクションを設定しているか調べ(ステッ
プD02)、いずれのコネクション制御部もコネクショ
ンを設定していなければ、1Cにエラーメッセージを返
す(ステップD04)。
【0055】コネクション設定がされていれば、コネク
ション設定をしているコネクション制御部に対して1C
より受けたデータ受信指示に付加されているデータを付
加したデータ送信要求を出す(ステップD03)。
【0056】図5は中継部101がコネクションの切断
を行なう手順を示したフローチャートである。
【0057】コネクション制御部1Cよりコネクション
切断指示を受け取ると(ステップDC01)、2C,3
Cにおいてコネクションが設定されているか調べ(ステ
ップDC02)、いずれか一つのみしかコネクションを
設定していなければ、その唯一コネクションを設定して
いるコネクション制御部に対してコネクション切断要求
を出す(ステップDC03)。
【0058】第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例の中継装置1002を図
6,7を用いて説明する。
【0059】第2の実施例では、ある機器から取得した
情報を記憶し、他の機器から情報取得要求を受けた際に
記憶している情報を提供し、また記憶していない場合は
別の機器より情報を取得して情報取得要求を行った機器
に情報を提供するという本発明の中継装置の第2の特徴
を有する中継装置の基本構成と、また中継装置内部にお
ける基本的な情報取得手順について説明する。
【0060】中継装置1002と機器a,b,cの配置
例は図1において中継装置1001を1002に置き換
えた通りとする。
【0061】図6に中継装置1002のブロック図を示
す。
【0062】この実施例では、図2の実施例に対して記
憶部mが付加されている。
【0063】記憶部m は1C,2C,3Cより中継部1
02に入力された情報を記憶し、いずれかのコネクショ
ン制御部1Cより情報取得指示が来た場合に中継部10
2は記憶部mを参照し、関連する情報をmが記憶してい
れば、その情報を含めた応答をコネクション制御部に返
すことが可能となる。
【0064】例えば、機器bが画像データ送受信を行な
うアプリケーションと音声データ送受信を行なうアプリ
ケーションを有しており、コネクション制御部2Cより中
継部102が受け取った情報の中に機器bが画像データ
送受信と音声データ送受信のアプリケーションを有して
いるという情報が含まれていれば、記憶部mにそのこと
を記憶する。
【0065】機器aが中継装置1002に対して、中継
装置1002が有しているアプリケーションの種類を問
う情報取得要求を出した結果、中継部102は1Cより
情報取得指示を受け取る。
【0066】中継部102は記憶部mを参照し、先に記
憶した情報から、中継部自身が画像データ送受信と音声
データ送受信のアプリケーションを有しているという情
報に変換して、それを含んだ応答を1Cへと出す。
【0067】このことにより、機器aが中継装置100
2は画像データ送受信のアプリケーションを有している
と理解し、画像データ送受信のためのコネクション設定
要求を出して来た場合に、中継部102は機器bの画像
データ送受信のためのアプリケーションとのコネクショ
ン設定を行ない、中継装置1002を介した、機器aと
機器bのマルチコネクションを作成し、機器aと機器b
との間で、画像データの送受信を可能とさせる。
【0068】また、中継部102は、あるコネクション
制御部より情報取得指示を受けた場合に、記憶部mを参
照し、mが関連する情報を記憶していなければ、関連す
る情報を他の機器から取得するために他のコネクション
制御部に対して、情報取得要求を出す機能を含む。
【0069】以下、中継部102の情報取得に関する動
作手順を図7のフローチャートを用いて説明する。
【0070】例えば、コネクション制御部1Cより情報
取得指示を受け取ると(ステップI01)、中継部10
2は記憶部mを参照する(ステップI02)。記憶部m
が情報取得指示の内容に関連する情報を記憶していれ
ば、その情報を含めた情報取得に対する応答を1Cに出
す(ステップI07)。
【0071】一方、記憶部mが関連する情報を記憶して
いない場合、中継部102は情報取得指示の内容に関連
する情報を取得するための情報取得要求を2C,3Cに
出す(ステップI03)。
【0072】情報取得要求を出したコネクション制御部
から情報取得要求に対する確認を待ち(ステップI0
4)、関連する情報を含んだ確認を受け取ることが出来
れば(ステップI05)、その内容を記憶部mに記憶さ
せ(ステップI06)、また、1Cに対してその内容を
含めた情報取得指示に対する応答を出す(ステップI0
7)。
【0073】情報取得要求を出した全てのコネクション
制御部から関連する情報を取得できなかった場合や(ス
テップI09)、時間切れまでに情報を取得できなかっ
た場合は(ステップI08)、1Cに対して、関連する
情報を保持していない内容の応答を出す(ステップI1
0)。
【0074】第3の実施例 次に、本発明の第3の実施例の中継装置1003を図面
を用いて説明する。
【0075】第3の実施例では、複数の機器との間に設
定したコネクションをグループ化して、グループに属す
るマルチコネクション間においてのみ情報転送を可能と
する本発明の中継装置の第3の特徴を有する中継装置の
基本構成についての説明を行う。
【0076】中継装置1003と機器a,b,cの配置
例は図1において中継装置1001を1003に置き換
えた通りとする。
【0077】図8に中継装置1003のブロック図を示
す。
【0078】この実施例では、図1の実施例に対してグ
ループ設定部5が付加されている。グループ設定部5
は、コネクション制御部1C,2C,3Cが設定するコ
ネクションにおいて少なくとも2つ以上のコネクション
をグループとして設定する。
【0079】コネクション制御部がコネクションを設定
する際に、そのコネクションに識別子を付けて、いずれ
のグループに属するかを管理する。
【0080】グループ設定部により設定されたあるグル
ープに属するコネクションからの出力情報をコネクショ
ン制御部が中継部103に入力した場合、中継部103
はグループを判断し、そのグループに属するコネクショ
ンを設定しているコネクション制御部にのみ、情報を転
送して入力する。
【0081】例えば、画像データ送受信のためのコネク
ションを機器a,b,cとの間で中継装置1003がマ
ルチコネクションとして設定し、また、音声データ送受
信のためのコネクションを機器a,bとの間で中継装置
1003がマルチコネクションとして設定した場合、グ
ループ設定部5が、画像データ送受信のために各コネク
ション制御部が設定しているコネクションをグループ1
に属すると設定し、音声データ送受信のために各コネク
ション制御部が設定しているコネクションをグループ2
に属すると設定する。
【0082】中継部103は、音声データ送受信のため
の識別子の付いたコネクションより出力した情報をデー
タ受信指示としてコネクション制御部1Cより受け取る
と、グループ2に属するコネクションを設定しているコ
ネクション制御部2Cの音声データ送受信のための識別
子の付いたコネクションに情報が入力される様にデータ
送信要求を2Cにのみ出す。
【0083】また、グループを設定し、同一グループに
属するコネクションにおいてのみ情報転送を行うための
方法として、グループごとにグループ設定部50が独立
に情報転送を行う中継部104と105を作成し、割り
当てても良い。
【0084】図9にこの方法を実施する赤外線中継装置
1004のブロック図を示す。
【0085】例えば、機器aが画像データ送受信を行う
ためのコネクションを設定要求を出した場合、1Cから
のコネクション設定指示は、グループ設定部が既に作成
している中継部104に上げられる。中継部104が2
C,3Cに対して画像データを送受信するためのコネク
ション設定要求を出し、マルチコネクションの作成を行
う。
【0086】マルチコネクションが作成されれば、中継
装置1004による画像データの転送は、中継部104
を用いて行われる。
【0087】また、中継部105を音声データを転送す
るために用いることで、マルチコネクションが作成され
れば、中継装置1004による音声データの転送は、中
継部105を用いて行うことが可能である。
【0088】第4の実施例 次に、本発明の第4の実施例として実施例1に述べた中
継装置内部において情報転送を行う際のコネクション設
定手順、データ転送手順、コネクション切断手順をより
詳細にし、また、コネクション接続が可能な機器をコネ
クションを設定する前に通信可能な領域に機器が存在
し、コネクション設定が可能かどうかを確認するための
機器を発見する手順についても説明し、更に、他の機器
から取得した情報を記憶する記憶部を有する実施例につ
いて述べる。
【0089】また、実施例4では、4台の直射型赤外線
通信装置に対してマルチコネクションを成立させ、4台
の機器の間にN対N型の通信形態を提供する。
【0090】本発明の中継装置1000を図面に基づい
て説明する。
【0091】図10は、複数の機器a,b,c,dとそ
れぞれの機器との間でコネクションレス型通信、及びコ
ネクション型通信を行なう本発明の中継装置1000の
配置例である。
【0092】図11に1000のブロック図を示す。
【0093】1sは赤外線送信部であり、電気信号を赤
外線に変換し送信する装置である。
【0094】1rは赤外線受信部であり、赤外線光を受
信し電気信号に変換する装置である。
【0095】1Cはデータリンク制御部であり、例えば
他の機器aのデータリンク制御部1Caとの間でコネク
ションを作成し、フレームの交換を行なうことが可能で
ある。
【0096】2s,3s,4sは1sと同じ機能を有す
る赤外線送信部であり、2r,3r,4rは1rと同じ
機能を有する赤外線受信部であり、2C,3C,4Cは
1Cと同じ機能を有するデータリンク制御部である。
【0097】100は、一つのデータリンク制御部より
出力された情報を他のデータリンク制御部へと入力する
中継部である。
【0098】中継装置1000は以上の構成要素により
構成される。
【0099】機器a,b,c,dの構成要素は図11に
示したとおりとし、機器a,b,c,dは赤外線送信装
置1sa,2sb,3sc,4sdと赤外線受信装置1
ra,2rb,3rc,4rdとデータリンク制御部1
Ca,2Cb,3Cc,4Cdと上位層1upa,1u
pb,1upc,1updより構成される。
【0100】中継装置1000の中継動作を下記に説明
する。
【0101】中継装置1000の1C,2C,3C,4
Cは中継部100に対して、種々の指示と確認の信号を
渡し、中継部100は1C,2C,3C,4Cに対し
て、種々の要求と応答の信号を渡す。
【0102】例えば、1Cは、中継部100より種々の
要求や応答が渡されるとそれに応じたフレームを構成
し、1sへと送り、また、1rより受け取った信号より
フレームを解析して、種々の指示や確認として中継部1
00へと渡す。
【0103】さらに、1rより受け取った信号よりフレ
ームを解析した結果、新たにフレームを構成して、1s
へと送る場合もある。
【0104】(プリミティブの第1の例)データリンク
制御部1C,2C,3C,4Cと中継部100とのプリ
ミティブの第1の例として通信可能な領域に機器が存在
し、コネクション設定が可能かどうかを確認するための
発見サービスにおける要求、指示、確認等の信号処理の
各構成要素間での流れを説明する。
【0105】機器aの1upaが発見要求を1Caに送
ると1Caは発見用のフレームを構築して、赤外線送信
部1saに送る。
【0106】1saが電気信号を赤外線信号1Ir2に
変換して送信する。
【0107】中継装置1000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して1Cに
渡す。
【0108】1Cにおいてフレーム解析がなされ、発見
フレームとして認識し、発見指示を中継部100に送
る。
【0109】また、1Cを識別するためのアドレスを作
成し、これを記入した発見フレームを構築して、1sへ
と送る。
【0110】100は1Cからの発見指示を受け取ると
発見指示の内容を1Cより得られた情報を記憶する記憶
部1mに記憶する。
【0111】発見指示の場合、aの1Caが作成した1
Caを識別するためのアドレスが記入されていれば、そ
れを1mに記憶する。
【0112】また100は1C以外のデータリンク制御
部である2C,3C,4Cに対して発見要求を送る。
【0113】100は発見要求をデータリンク制御部2
C,3C,4Cに送った後に、2C,3C,4Cから発
見確認を受け取ると2Cからの発見確認の内容を2Cよ
り得られた情報を記憶する記憶部2mに、3Cからの発
見確認の内容を3Cより得られた情報を記憶する記憶部
3mに、4Cからの発見確認の内容を4Cより得られた
情報を記憶する記憶部4mにそれぞれ記憶する。
【0114】(プリミティブの第2の例)データリンク
制御部1C,2C,3C,4Cと中継部100とのプリ
ミティブの第2の例として相手機器とコネクションを設
定するためのコネクション設定サービスにおける要求、
指示、応答、確認等の信号処理の各構成要素間での流れ
を説明する。
【0115】機器aの1upaが1Cのアドレスを指定
したコネクション設定要求を1Caに送ると1Caはコ
ネクション設定用のフレームを構築して、赤外線送信部
1saに送る。
【0116】1Caが電気信号を赤外線信号1Ir2に
変換して送信する。
【0117】中継装置1000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して1Cに
渡す。
【0118】1Cにおいてフレーム解析がなされ、コネ
クション設定フレームとして認識し、コネクション設定
指示を中継部100に送る。
【0119】100は1Cからのコネクション設定指示
を受け取るとコネクション設定指示の内容を1Cより得
られた情報を記憶する記憶部1mに記憶する。
【0120】コネクション設定指示の場合、1Caと1
Cとの間のコネクションを識別するコネクションハンド
ルが記入されていればそれを記憶する。
【0121】100は1mに記憶した1Caと1Cとの
間のコネクションを識別するコネクションハンドルを記
入したコネクション設定応答を1Cへ送る。
【0122】また、100は記憶部2m,3m,4mを
参照し、例えば、2mが機器bのデータリンク制御部2
Cbを識別するアドレスを記憶していれば、2Cbのア
ドレスを指定したコネクション設定要求を2Cに送り、
3mが機器cのデータリンク制御部3Ccを識別するア
ドレスを記憶していれば、3Ccのアドレスを指定した
コネクション設定要求を3Cに送り、4mが機器dのデ
ータリンク制御部4Cdを識別するアドレスを記憶して
いれば、4Cdのアドレスを指定したコネクション設定
要求を4Cに送る。
【0123】100はコネクション設定要求をデータリ
ンク制御部2C,3C,4Cに送った後に、2C,3
C,4Cからコネクション設定確認を受け取ると2Cか
らのコネクション設定確認の内容を2Cより得られた情
報を記憶する記憶部2mに、3Cからのコネクション設
定確認の内容を3Cより得られた情報を記憶する記憶部
3mに、4Cからのコネクション設定確認の内容を4C
より得られた情報を記憶する記憶部4mにそれぞれ記憶
する。
【0124】(プリミティブの第3の例)データリンク
制御部1C,2C,3C,4Cと中継部100とのプリ
ミティブの第3の例として相手機器とコネクションを設
定するためのコネクション設定サービスにおける要求、
指示、応答、確認等の信号処理の各構成要素間での流れ
を説明する。
【0125】機器aの1upaが1Cのアドレスを指定
したコネクション設定要求を1Caに送ると1Caはコ
ネクション設定用のフレームを構築して、赤外線送信部
1saに送る。
【0126】1saが電気信号を赤外線信号1Ir2に
変換して送信する。
【0127】中継装置1000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して1Cに
渡す。
【0128】1Cにおいてフレーム解析がなされ、コネ
クション設定フレームとして認識し、コネクション設定
指示を中継部100に送る。
【0129】100は1Cからのコネクション設定指示
を受け取るとコネクション設定指示の内容を1Cより得
られた情報を記憶する記憶部1mに記憶する。
【0130】コネクション設定指示の場合、1Caと1
Cとの間のコネクションを識別する情報として、例えば
コネクションハンドルが記入されていればそれを記憶す
る。
【0131】100は記憶部2m,3m,4mを参照
し、例えば、2mが機器bのデータリンク制御部2Cb
を識別するアドレスを記憶していれば、2Cbのアドレ
スを指定したコネクション設定要求を2Cに送り、3m
が機器cのデータリンク制御部3Ccを識別するアドレ
スを記憶していれば、3Ccのアドレスを指定したコネ
クション設定要求を3Cに送り、4mが機器dのデータ
リンク制御部4Cdを識別するアドレスを記憶していれ
ば、4Cdのアドレスを指定したコネクション設定要求
を4Cに送る。
【0132】100はコネクション設定要求をデータリ
ンク制御部2C,3C,4Cに送った後に、2C,3
C,4Cからコネクション設定確認を受け取ると2Cか
らのコネクション設定確認の内容を2Cより得られた情
報を記憶する記憶部2mに、3Cからのコネクション設
定確認の内容を3Cより得られた情報を記憶する記憶部
3mに、4Cからのコネクション設定確認の内容を4C
より得られた情報を記憶する記憶部4mにそれぞれ記憶
する。
【0133】100は2C,3C,4Cのいづれかから
コネクション設定確認を受け取ると1mに記憶した1C
aと1Cとの間のコネクションを識別するコネクション
ハンドルを記入したコネクション設定応答を1Cへ送
る。
【0134】(プリミティブの第4の例)データリンク
制御部1C,2C,3C,4Cと中継部100とのプリ
ミティブの第4の例として相手機器と設定したコネクシ
ョンを利用してデータ交換を行なうためのデータ交換サ
ービスにおけるデータ送信要求、データ受信指示等の信
号処理の各構成要素間での流れを説明する。
【0135】機器aの1upaが1Cと1Caとの間の
コネクションを識別するコネクションハンドルを指定
し、1upaが送信するデータを付加したデータ送信要
求を1Caに送ると1Caはデータ送信用のフレームを
構築して、赤外線送信部1saに送る。1saが電気信
号を赤外線信号1Ir2に変換して送信する。
【0136】中継装置1000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して1Cに
渡す。
【0137】1Cにおいてフレーム解析がなされ、デー
タ受信フレームとして認識し、データ受信指示を中継部
100に送る。
【0138】100は1Cからのデータ受信指示を受け
取ると100はデータ受信指示に記入されている1up
aが付加した送信データを認識し、100は記憶部2
m,3m,4mを参照し、例えば、2mが機器bの2C
bと2C間のコネクションを識別するコネクションハン
ドルを記憶していれば、2Cbと2C間のコネクション
ハンドルを指定し、1upaが付加した送信データを付
加したデータ送信要求を2Cに送り、3mが機器cの3
Ccと3C間のコネクションを識別するコネクションハ
ンドルを記憶していれば、3Ccと3C間のコネクショ
ンハンドルを指定し、1upaが付加した送信データを
付加したデータ送信要求を3Cに送り、4mが機器dの
4Cdと4C間のコネクションを識別するコネクション
ハンドルを記憶していれば、4Cdと4C間のコネクシ
ョンハンドルを指定し、1upaが付加した送信データ
を付加したデータ送信要求を4Cに送る。
【0139】(プリミティブの第5の例)データリンク
制御部1C,2C,3C,4Cと中継部100とのプリ
ミティブの第5の例として相手機器と設定したコネクシ
ョンを切断するためのコネクション切断要求、コネクシ
ョン切断指示等の信号処理の各構成要素間での流れを説
明する。
【0140】100は1Cからのコネクション切断指示
を受け取ると100は記憶部1mから1Cと1Caとの
間のコネクションを識別するコネクションハンドルの記
憶を削除する。
【0141】100は1C以外のデータリンク制御部2
C,3C,4Cがコネクションを設定しているか確認
し、もし、他に一つのデータリンク制御部のみがコネク
ションを設定している場合、例えば、2Cのみが機器b
の2Cbとの間にコネクションを設定している場合、1
00は2Cと2Cb間のコネクションハンドルを指定し
たコネクション切断要求を2Cに送り、記憶部2mから
2Cと2Cbとの間のコネクションを識別するコネクシ
ョンハンドルの記憶を削除する。
【0142】100は1C以外のデータリンク制御部2
C,3C,4Cがコネクションを設定しているか確認
し、もし、他に二つ以上のデータリンク制御部がコネク
ションを設定している場合はなにもしない。
【0143】第5の実施例 次に、本発明の第5の実施例について説明する。
【0144】第5の実施例では第1の実施例で説明した
本発明の中継装置の基本構成と第2の実施例で説明した
他の機器より取得した情報を記憶する記憶部と、第3の
実施例で説明したグループ設定部を複合して有する本発
明の中継装置について説明をする。
【0145】また、冗長とはなるが第1の実施例の基本
手順を詳細に述べると共に、本実施例では、実施例2で
述べた中継装置内部におけ情報取得手順をより詳細に
し、実施例3で述べたグループ設定部がグループ設定を
行う方法について具体的に説明する。
【0146】本発明の中継装置3000を図面に基づい
て説明する。
【0147】図12は、複数の機器a,b,c,dと機
器a,b,c,dにおけるそれぞれのアプリケーション
との間でコネクションレス型通信、及びコネクション型
通信を行なう本発明の中継装置3000の配置例である。
【0148】図13に3000のブロック図を示す。
【0149】1sは赤外線送信部であり、電気信号を赤
外線に変換し送信する装置である。1sと1rは、Ir
DAかつ物理層として定義している赤外線送受信装置と
してもよい。
【0150】1rは赤外線受信部であり、赤外線光を受
信し電気信号に変換する装置である。
【0151】10Cはデータリンク制御部であり、例え
ば他の機器aのデータリンク制御部10Caとの間でコ
ネクションを作成し、フレームの交換を行なうことが可
能であり、複数の上位層に対して、あたかも独立なコネ
クションが設定されている様に見せることを可能とす
る。
【0152】10CはIrDAがIrLAPとして規定
するプロトコルとLM−MUXとして規定するプロトコ
ルを満たすものとしてもよい。
【0153】2s,3s,4sは1sと同じ機能を有す
る赤外線送信部であり、2r,3r,4rは1rと同じ
機能を有する赤外線受信部であり、20C,30C,4
0Cは10Cと同じ機能を有するデータリンク制御部で
ある。
【0154】200は、一つのデータリンク制御部より
出力された情報を他のデータリンク制御部へと入力する
中継部である。
【0155】300,400,500も200と同じ
く、一つのデータリンク制御部より出力された情報を他
のデータリンク制御部へと入力する中継部である。
【0156】50はグループ設定手段であり、データリ
ンク制御部が作成する複数のコネクションのうち、通信
可能なアプリケーションが対応しているコネクション同
士を一つのグループとしてみなし、グループごとに割り
当てる中継部の作成を行なうグループ設定部である。
【0157】10m,20m,30m,40mは記憶手
段であり、10C,20C,30C,40Cより得られ
た情報や、グループ設定部50より送られた情報を記憶
する記憶部である。
【0158】中継装置3000は以上の構成要素により
構成される。
【0159】機器a,b,c,dの構成要素は図13に示
したとおりとし、機器a,b,c,dは赤外線送信装置
1sa,2sb,3sc,4sdと赤外線受信装置1r
a,2rb,3rc,4rdとデータリンク制御部10
Ca,20Cb,30Cc,40Cdと上位層であるa
pa1,apa2,apb1,apb2,apc1,a
pc2,apd1,apd2より構成される。
【0160】apa1,apb1,apc1,apd1
はそれぞれ通信可能なアプリケーションであり、apa
2,apb2,apc2,apd2はそれぞれ通信可能
なアプリケーションであるとする。
【0161】中継装置3000の中継動作を下記に説明
する。
【0162】中継装置3000の10C,20C,30
C,40Cは中継部200に対して、種々の指示と確認
の信号を渡し、中継部200は10C,20C,30
C,40Cに対して、種々の要求と応答の信号を渡す。
【0163】例えば、10Cは、中継部200より種々
の要求や応答が渡されるとそれに応じたフレームを構成
し、1sへと送り、また、1rより受け取った信号より
フレームを解析して、種々の指示や確認として中継部2
00へと渡す。
【0164】さらに、1rより受け取った信号よりフレ
ームを解析した結果、新たにフレームを構成して、1s
へと送る場合もある。
【0165】データリンク制御部10C,20C,30
C,40Cと中継部200とのプリミティブの第一の例
として相手機器を発見するための発見サービスにおける
要求、指示、確認等の信号処理の各構成要素間での流れ
を説明する。
【0166】機器aの1upaが発見要求を10Caに
送ると10Caは発見用のフレームを構築して、赤外線
送信部1saに送る。
【0167】1saが電気信号を赤外線信号1Ir2に
変換して送信する。
【0168】中継装置3000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して10C
に渡す。
【0169】10Cにおいてフレーム解析がなされ、発
見フレームとして認識し、発見指示を中継部200に送
る。
【0170】また、10Cを識別するための情報として
アドレスをを記入した発見フレームを構築して、1sへ
と送る。
【0171】中継部200は10Cからの発見指示を受
け取ると発見指示の内容を10Cより得られた情報を記
憶する記憶部10mに記憶する。
【0172】発見指示の場合、aの10Caが作成した
10Caを識別するためのアドレスが記入されていれ
ば、それを10mに記憶する。
【0173】また200は10C以外のデータリンク制
御部である20C,30C,40Cに対して発見要求を
送る。100は発見要求をデータリンク制御部20C,
30C,40Cに送った後に、20C,30C,40C
から発見確認を受け取ると20Cからの発見確認の内容
を20Cより得られた情報を記憶する記憶部20mに、
30Cからの発見確認の内容を30Cより得られた情報
を記憶する記憶部30mに、40Cからの発見確認の内
容を40Cより得られた情報を記憶する記憶部40mに
それぞれ記憶する。
【0174】データリンク制御部10C,20C,30
C,40Cと中継部200とのプリミティブの第二の例
として相手機器とコネクションを設定するためのコネク
ション設定サービスにおける要求、指示、応答、確認等
の信号処理の各構成要素間での流れを説明する。
【0175】機器aのapa1が3000の10Cを識
別するアドレスを指定したコネクション設定要求を10
Caに送ると10Caはコネクションフレームを構築し
て、赤外線送信部1saに送る。1saが電気信号を赤
外線信号1Ir2に変換して送信する。
【0176】中継装置3000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して10C
に渡す。
【0177】10Cにおいてフレーム解析がなされ、内
容が機器aのapa1からのコネクション設定要求と認
識すれば、コネクション設定指示を中継部200に送
る。
【0178】中継部200は10Cからのコネクション
設定指示を受け取るとコネクション設定指示の内容を1
0Cより得られた情報を記憶する記憶部10mに記憶す
る。
【0179】コネクション設定指示の場合、コネクショ
ン設定要求を出した機器aにおいて10Caのサービス
アクセスポイントのうち、apa1に割り当てられたサ
ービスアクセスポイントを識別する識別子が記入されて
いればそれを記憶する。
【0180】200は記憶部20m,30m,40mを
参照し、例えば、20mが機器bのデータリンク制御部
20Cbがaのapa1と通信が可能なアプリケーショ
ンapb1に割り当てたサービスアクセスポイントの識
別子を記憶していれば、そのサービスアクセスポイント
の識別子を指定したコネクション設定要求を20Cに送
り、30mが機器cのデータリンク制御部30Ccがa
のapa1と通信が可能なアプリケーションapc1に
割り当てたサービスアクセスポイントの識別子を記憶し
ていれば、そのサービスアクセスポイントの識別子を指
定したコネクション設定要求を30Cに送り、40mが
機器cのデータリンク制御部40Ccがaのapa1と
通信が可能なアプリケーションapd1に割り当てたサ
ービスアクセスポイントの識別子を記憶していれば、そ
のサービスアクセスポイントの識別子を指定したコネク
ション設定要求を40Cに送る。
【0181】中継部200はコネクション設定要求をデ
ータリンク制御部20C,30C,40Cに送った後
に、20C,30C,40Cからコネクション設定確認
を受け取ると20Cからのコネクション設定確認の内容
を20Cより得られた情報を記憶する記憶部20mに、
30Cからのコネクション設定確認の内容を30Cより
得られた情報を記憶する記憶部30mに、40Cからの
コネクション設定確認の内容を40Cより得られた情報
を記憶する記憶部40mにそれぞれ記憶する。
【0182】また、コネクション設定確認を受け取った
結果、中継部200と機器bのapb1の間に20Cと
20Cbがコネクションを確立した場合は、コネクショ
ンが存在することを記憶部20mに、中継部200と機
器cのapc1の間に30Cと30Ccがコネクション
を確立した場合は、コネクションが存在することを記憶
部30mに、中継部200と機器dのapd1の間に4
0Cと40Cdがコネクションを確立した場合は、コネ
クションが存在することを記憶部40mに記憶する。
【0183】中継部200は20C,30C,40Cの
いづれかからコネクション設定確認を受け取るとコネク
ション設定要求を出した機器aにおいて10Caのリン
クサービスアクセスポイントのうち、apa1に割り当
てられたサービスアクセスポイントを識別する識別子を
指定したコネクション設定応答を10Cへ送る。
【0184】データリンク制御部10C,20C,30
C,40Cと中継部200とのプリミティブの第三の例
として相手機器のアプリケーションと設定したコネクシ
ョンを利用してデータ交換を行なうためのデータ交換サ
ービスにおけるデータ送信要求、データ受信指示等の信
号処理の各構成要素間での流れを説明する。
【0185】機器aのapa1が送信するデータを付加
したデータ送信要求を10Caに送ると10Caはデー
タ送信用のフレームを構築して、赤外線送信部1saに
送る。
【0186】1saが電気信号を赤外線信号1Ir2に
変換して送信する。
【0187】中継装置3000の赤外線受信部1rが赤
外線1Ir2を受信すると、電気信号に変換して10C
に渡す。
【0188】10Cにおいてフレーム解析がなされ、内
容が機器aのapa1からのデータ送信であると認識す
れば、データ受信指示を中継部200に送る。
【0189】中継部200は10Cからのデータ受信指
示を受け取ると200はデータ受信指示に記入されてい
るapa1が付加した送信データを認識し、200は記
憶部20m,30m,40mを参照し、例えば、20m
が中継部200と機器bのapb1との間にコネクショ
ンが存在することを記憶していれば、apa1が付加し
た送信データを付加したデータ送信要求を20Cに送
り、30mが中継部200と機器cのapc1との間に
コネクションが存在することを記憶していれば、apa
1が付加した送信データを付加したデータ送信要求を3
0Cに送り、40mが中継部200と機器dのapd1
との間にコネクションが存在することを記憶していれ
ば、apa1が付加した送信データを付加したデータ送
信要求を40Cに送る。
【0190】データリンク制御部10C,20C,30
C,40Cと中継部200とのプリミティブの第四の例
として相手機器と設定したコネクションを切断するため
のコネクション切断要求、コネクション切断指示等の信
号処理の各構成要素間での流れを説明する。
【0191】中継部200は10Cからのコネクション
切断指示を受け取ると200は記憶部10mから中継部
200と機器aのapa1との間にコネクションが存在
するという記憶を削除する。
【0192】200は20m,30m,40mに対して
データリンク制御部20C,30C,40Cがそれぞ
れ、apb1と中継部200間、apc1と中継部20
0間、apd1と中継部200間のコネクションを確立
しているか確認し、もし、他に一つのデータリンク制御
部のみがコネクションを設定している場合、例えば、2
0Cのみが機器bの20Cbとの間にapb1と中継部
200間のコネクションを確立している場合、200は
20Cが機器bの20Cbとの間に確立したapb1と
中継部200間のリンクコネクションを切断するコネク
ション切断要求を2Cに送り、記憶部20mから中継部
200と機器bのapb1との間にコネクションが存在
するという記憶を削除する。
【0193】200は20m,30m,40mに対して
データリンク制御部20C,30C,40Cがそれぞ
れ、apb1と中継部200間、apc1と中継部20
0間、apd1と中継部200間のコネクションを確立
しているか確認し、他に二つ以上のデータリンク制御部
がコネクションを設定している場合はなにもしない。
【0194】以下、他の機器より情報を取得し、取得し
た情報を他の機器へ提供する場合やグループ設定を行な
う場合に必要な信号処理の各構成要素間での流れを説明
する。
【0195】さて、apa1,apb1,apc1,a
pd1はお互いにデータ交換が可能なデータリンク制御
部の上位に存在するアプリケーションであり、apa
1,apb1,apc1,apd1は自らが存在する機
器a,b,c,dにおいて、それぞれの機器が有するア
プリケーションに関する情報を記憶しており、相手から
の要求によって、記憶している情報を提供するアプリケ
ーションとする。
【0196】apa1は、機器aに存在するアプリケー
ションapa2に割り当てられた10Caにおけるサー
ビスアクセスポイントの識別子を記憶している。
【0197】apb1,apc1,apd1も同様にそ
れぞれの機器において、それぞれのアプリケーションに
割り当てられたデータリンク制御部のサービスアクセス
ポイントの識別子を記憶している。
【0198】中継部200は10Cからのデータ受信指
示を受け取ると200はデータ受信指示に記入されてい
るapa1が付加した送信データの解析を行ない、ap
a2とデータ交換が可能なアプリケーションに対する情
報を問いて来たと認識した場合、記憶部10mに対して
apa2とデータ交換が可能なアプリケーションに関す
る情報の確認を行なう。
【0199】記憶部10mがapa2とデータ交換が可
能なアプリケーションに関する情報を記憶している場
合、apa2とデータ交換が可能なアプリケーションに
関する情報を10mより取得し、それを記入したデータ
送信要求を渡す。
【0200】記憶部10mがapa2とデータ交換が可
能なアプリケーションに関する情報を記憶していない場
合、200は記憶部20m,30m,40mを参照し、
例えば、20mが中継部200と機器bのapb1との
間にコネクションが存在することを記憶していれば、機
器bにおいてapa2とデータ交換が可能なアプリケー
ションapb2に関する情報を問い合わせるデータを送
信データとして付加したデータ送信要求を20Cに送
り、30mが中継部200と機器cのapc1との間に
コネクションが存在することを記憶していれば、機器c
においてapa2とデータ交換が可能なアプリケーショ
ンapc2に関する情報を問い合わせるデータを送信デ
ータとして付加したデータ送信要求を30Cに送り、4
0mが中継部200と機器dのapd1との間にコネク
ションが存在することを記憶していれば、機器dにおい
てapa2とデータ交換が可能なアプリケーションap
d2に関する情報を問い合わせるデータを送信データと
して付加したデータ送信要求を40Cに送る。
【0201】中継部200は、いづれかのデータリンク
制御部からデータ受信指示を受け取ると、データ受信指
示に記入されているデータの内容解析を行ない、apa
2とデータ交換が可能なアプリケーションに関する情報
が記述された結果と認識した場合、apa2とデータ交
換が可能なアプリケーションに関する情報が10m,20
m,30m,40mに記憶されているか調べ、記憶され
ていなければ記憶し、機器aのapa1に情報を送信す
るために、はじめにapa2とデータ交換が可能なアプ
リケーションに関する情報を問う内容のデータ受信指示
をあげて来たデータリンク制御部10Cに、10mに記
憶したapb2とデータ交換が可能なアプリケーション
に関する情報を記入したデータ送信要求を渡す。
【0202】一方、中継部200は10Cからのデータ
受信指示を受け取ると200はデータ受信指示に記入さ
れているapa1が付加した送信データの解析を行な
い、apa2とデータ交換が可能なアプリケーションに
関する情報を問いて来たと認識した場合のうち、赤外線
中継装置3000において、apa2とデータ交換が可
能なアプリケーションに割り当てられた10Cにおける
サービスアクセスポイントの識別子を問いて来たと認識
した場合、記憶部10mに対してapa2とデータ交換
が可能なアプリケーションに割り当てられた10Cにお
けるサービスアクセスポイントの識別子に関する情報の
確認を行なう。
【0203】記憶部10mがapa2とデータ交換が可
能なアプリケーションに割り当てられた10Cにおける
サービスアクセスポイントの識別子に関する情報を記憶
している場合、apa2とデータ交換が可能なアプリケ
ーションに割り当てられた10Cにおけるサービスアク
セスポイントの識別子に関する情報を10mより取得
し、それを記入したデータ送信要求を渡す。
【0204】記憶部10mがapa2とデータ交換が可
能なアプリケーションに割り当てられた10Cにおける
サービスアクセスポイントの識別子に関する情報を記憶
していない場合、200は記憶部20m,30m,40
mを参照し、例えば、20mが中継部200と機器bの
apb1との間にコネクションが存在することを記憶し
ていれば、機器bにおいてapa2とデータ交換が可能
なアプリケーションapb2に割り当てられた20Cb
におけるサービスアクセスポイントの識別子に関する情
報を問い合わせるデータを送信データとして付加したデ
ータ送信要求を20Cに送り、30mが中継部200と
機器cのapc1との間にコネクションが存在すること
を記憶していれば、機器cにおいてapa2とデータ交
換が可能なアプリケーションapc2に割り当てられた
30Ccにおけるサービスアクセスポイントの識別子に
関する情報を問い合わせるデータを送信データとして付
加したデータ送信要求を30Cに送り、40mが中継部
200と機器dのapd1との間にコネクションが存在
することを記憶していれば、機器dにおいてapa2と
データ交換が可能なアプリケーションapd2に割り当
てられた40Cdにおけるサービスアクセスポイントの
識別子に関する情報を問い合わせるデータを送信データ
として付加したデータ送信要求を40Cに送る。
【0205】中継部200は、いづれかのデータリンク
制御部からデータ受信指示を受け取ると、データ受信指
示に記入されているデータの内容解析を行ない、相手機
器においてapa2とデータ交換が可能なアプリケーシ
ョンに割り当てられたデータリンク制御部におけるサー
ビスアクセスポイントの識別子に関する情報が記述され
た結果と認識した場合、apa2とデータ交換が可能な
アプリケーションに割り当てられたデータリンク制御部
におけるサービスアクセスポイントの識別子に関する情
報が10m,20m,30m,40mに記憶されている
か調べる。
【0206】記憶されていない場合、グループ設定部5
0に赤外線通信中継機器3000においてapa2とデ
ータ交換が可能なアプリケーションに割り当てるデータ
リンク制御部におけるサービスアクセスポイントの識別
子の登録を依頼する。
【0207】グループ設定部50は中継部200から赤
外線通信中継機器3000におけるapa2とデータ交
換が可能なアプリケーションに割り当てられたデータリ
ンク制御部におけるサービスアクセスポイントの識別子
の登録を依頼を受け取ると、apa2とデータ交換が可
能なアプリケーションが中継装置3000に対して設定
するコネクションを一つのグループとみなし、このグル
ープ内においてのみデータ交換を行なうことが可能とな
る中継部300を作成し、また、それぞれのデータリン
ク制御部において使用していないサービスアクセスポイ
ントの識別子を選ぶ。
【0208】そして、グループ設定部50は各データリ
ンク制御部10C,20C,30C,40Cに対して、
それぞれ選んだ識別子のサービスアクセスポイントから
の指示と確認の信号が中継部300に渡され、中継部3
00からの要求と応答の信号が割り当てた識別子のサー
ビスアクセスポイントからそれぞれのデータリンク制御
部10C,20C,30C,40Cに渡るように制御す
る。
【0209】また中継部300に割り当てた10Cにお
けるサービスアクセスポイントの識別子をapa2とデ
ータ交換が可能なアプリケーションに割り当てた10C
におけるサービスアクセスポイントの識別子として記憶
部10mに登録し、中継部300に割り当てた20Cに
おけるサービスアクセスポイントの識別子をapa2と
データ交換が可能なアプリケーションに割り当てた20
Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子として記
憶部20mに登録し、中継部300に割り当てた30C
におけるサービスアクセスポイントの識別子をapa2
とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当てた3
0Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子として
記憶部30mに登録し、中継部300に割り当てた40
Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子をapa
2とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当てた
40Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子とし
て記憶部40mに登録する。
【0210】さらに、中継部200に機器aのapa1
に情報を送信するために、はじめにapa2とデータ交
換が可能なアプリケーションに割り当てられた10Cに
おけるサービスアクセスポイントの識別子に関する情報
を問く内容のデータ受信指示をあげて来たデータリンク
制御部10Cに、10mに記憶したapa2とデータ交
換が可能なアプリケーションに割り当てられた10Cに
おけるサービスアクセスポイントの識別子に関する情報
を記入したデータ送信要求を渡すように依頼する。
【0211】中継部200は上記依頼をグループ設定部
50から受けると、その依頼内容を実行する。
【0212】グループ設定部50は各機器a,b,c,
dが有するお互いに通信可能なアプリケーションapa
2,apb2,apc2,apd2に対応した中継部3
00を作成したのと同様に各機器a,b,c,dがお互
いに通信可能なアプリケーションapa3,apb3,
apc3,apd3及びapa4,apb4,apc
4,apd4を有していた場合には、それぞれに対応し
た中継部400,中継部500の作成も可能である。
【0213】グループ設定部50が作成した中継部30
0,400,500は少なくとも上記実施例で説明した
中継部200の機能のうちコネクション設定サービスと
データ交換サービスとコネクション切断サービスとを行
なう。
【0214】次に、第5の実施例で説明した中継装置を
3台を用いて、4台の直射型赤外線通信装置に対してマ
ルチコネクションを成立させ、4台の機器の間にN対N
型の通信形態を提供する。
【0215】第6の実施例 第6の実施例を説明する。
【0216】図14は、複数の機器a,b,c,dと第
5の実施例で説明した中継装置3001,3002,3
003の配置関係を示し、図15にそれぞれの機器のブ
ロック図を示す。
【0217】なお、第5の実施例において説明したもの
と同一の符号を有する構成要素については第5の実施例
で説明した機能を含むものとし、詳細な機能説明は省略
する。
【0218】機器a,b,c,dの構成要素は図15に示
したとおりとし、機器aは上位層としてapa1,ap
a2,apa3を有し、機器bは上位層としてapb
1,apb2,apb3を有し、機器cは上位層として
apc1,apc3を有し、機器dは上位層としてap
d1,apd2,apd3を有するものとし、apa
1,apb1,apc1,apd1は自らが存在する機
器a,b,c,dにおいて、それぞれの機器が有するア
プリケーションに関する情報を記憶しており、相手から
の要求によって、記憶している情報を提供するアプリケ
ーションとする。
【0219】機器aにおいて発見要求を行なうと、赤外
線通信用中継機3001の中継部200はデータリンク
制御部10Cより発見指示を受け取る。
【0220】発見指示を受け取ると3001の中継部2
00は3001における20C,30C,40Cに発見
要求を送る。その結果、20Cと40Cより発見確認が
得られ、機器bと機器3002の存在を知る。
【0221】一方、赤外線通信用中継機3001で出さ
れた発見要求を赤外線通信用中継機3002の中継部2
00はデータリンク制御部10Cより発見指示として受
け取る。
【0222】発見指示を受け取ると3002の中継部2
00は3002における20C,30C,40Cに発見
要求を送る。その結果、30Cと40Cより発見確認が
得られ、機器cと機器3003の存在を知る。
【0223】さらに、赤外線通信用中継機3002で出
された発見要求を赤外線通信用中継機3003の中継部
200はデータリンク制御部10Cより発見指示として
受け取る。
【0224】発見指示を受け取ると3003の中継部2
00は3003における20C,30C,40Cに発見
要求を送る。その結果、40Cより発見確認が得られ、
機器dの存在を知る。
【0225】機器aにおいてapa1のコネクション設
定要求を行なうと赤外線通信用中継機3001の中継部
200はデータリンク制御部10Cよりapa1と通信
可能なアプリケーションとのコネクション設定指示とし
て受け取る。
【0226】このコネクション指示を受け取ると300
1の中継部200は3001における20C,40Cに
apa1と通信可能なアプリケーションとのコネクショ
ン設定要求を送る。
【0227】その結果、20Cと40Cどちらかよりコ
ネクション設定確認が得られば、3001の中継部20
0は10Cに対してコネクション設定応答を送る。
【0228】一方、赤外線通信用中継機3001で出さ
れたapa1と通信可能なアプリケーションとのコネク
ション設定要求を赤外線通信用中継機3002の中継部
200はデータリンク制御部10Cよりapa1と通信
可能なアプリケーションとのコネクション設定指示とし
て受け取る。
【0229】このコネクション設定指示を受け取ると3
002の中継部200は3002における30C,40
Cにapa1と通信可能なアプリケーションとのコネク
ション設定要求を送る。
【0230】その結果、30Cと40Cどちらかよりコ
ネクション設定確認が得られば、3002の中継部20
0は10Cに対してコネクション設定応答を送る。
【0231】さらに、赤外線通信用中継機3002で出
されたapa1と通信可能なアプリケーションとのコネ
クション設定要求を赤外線通信用中継機3003の中継
部200はデータリンク制御部10Cよりapa1と通
信可能なアプリケーションとのコネクション設定指示と
して受け取る。
【0232】このコネクション設定指示を受け取ると3
003の中継部200は3003における40Cにap
a1と通信可能なアプリケーションとのコネクション設
定要求を送る。
【0233】その結果、40Cよりコネクション設定確
認が得られば、3003の中継部200は10Cに対し
てコネクション設定応答を送る。
【0234】以上の結果、機器aのapa1と機器30
01の200、機器bのapb1と機器3001の20
0、機器3001の200と機器3002の200、機
器cのapc1と機器3002の200、機器3002
の200と機器3003の200、機器dのapd1と
機器3003の200間でのマルチコネクションが設定
され、apa1,apb1,apc1,apd1間での
データ交換が可能となる。
【0235】例えば、機器aにおいてapa1からのデ
ータ送信要求を行なうと赤外線通信用中継機3001の
中継部200はデータリンク制御部10Cよりデータ受
信指示を受け取り、apa1からのデータを認識する。
【0236】3001の中継部200はapa1とデー
タ交換可能なアプリケーションとの間にコネクションを
設定している20Cと40Cにapa1から送られてき
たデータを付加したデータ送信要求を行なう。
【0237】一方、赤外線通信用中継機3001で出さ
れたapa1から送られてきたデータを付加したデータ
送信要求を赤外線通信用中継機3002の中継部200
はデータリンク制御部10Cよりデータ受信指示として
受け取り、apa1からのデータを認識する。
【0238】3002の中継部200はapa1とデー
タ交換可能なアプリケーションとの間にコネクションを
設定している30Cと40Cにapa1から送られてき
たデータを付加したデータ送信要求を行なう。
【0239】さらに、赤外線通信用中継機3002で出
されたapa1から送られてきたデータを付加したデー
タ送信要求を赤外線通信用中継機3003の中継部20
0はデータリンク制御部10Cよりデータ受信指示とし
て受け取り、apa1からのデータを認識する。
【0240】3003の中継部200はapa1とデー
タ交換可能なアプリケーションとの間にコネクションを
設定している40Cにapa1から送られてきたデータ
を付加したデータ送信要求を行なう。
【0241】以上の結果、機器aのapa1より送信さ
れたデータが機器bのapb1、機器cのapc1、機
器dのapd1へと伝送される。
【0242】また同様に、それぞれの機器においてデー
タ送信要求を行なうことで、機器bのapb1より送信
されたデータ、機器cのapc1より送信されたデー
タ、機器dのapd1より送信されたデータについても
他の機器へと伝送される。
【0243】さて、機器bがapb2のコネクション設
定を行ないたい場合、apa1から赤外線中継装置30
01において、apb2とデータ交換が可能なアプリケ
ーションに割り当てられた3001の20Cにおけるサ
ービスアクセスポイントの識別子を問う内容のデータ送
信要求を行なうと、赤外線通信用中継機3001の中継
部200はデータリンク制御部20Cよりデータ受信指
示を受け取り、赤外線中継装置3001において、ap
b2とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当て
られた3001の20Cにおけるサービスアクセスポイ
ントの識別子を問いて来たと認識する。
【0244】3001の中継部200は20mを参照
し、赤外線中継装置3001においてapb2とデータ
交換が可能なアプリケーションに割り当てられた300
1の20Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子
を記憶していなければ、apb2とデータ交換が可能な
アプリケーションに割り当てられた機器aの10Caに
おけるサービスアクセスポイントの識別子を問う内容の
データ送信要求を10Cに、apb2とデータ交換が可
能なアプリケーションに割り当てられた3002の10
Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子を問う内
容のデータ送信要求を40Cに行なう。
【0245】その結果、10C,40Cのどちらかより
データ受信指示を受け取り、機器bまたは赤外線中継装
置3002においてapb2とデータ交換が可能なアプ
リケーションに割り当てられたサービスアクセスポイン
トの識別子が得られると、3001の中継部200はグ
ループ設定部50に中継部300 の作成を依頼し、300
1と20Cの間に割り当てたサービスアクセスポイント
の識別子を赤外線中継装置3001の20Cにおけるa
pb2とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当
てられたサービスアクセスポイントの識別子として、そ
れをいれたデータ送信要求を20Cに出す。
【0246】一方、赤外線中継装置3001からapb
2とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当てら
れた3002の10Cにおけるサービスアクセスポイン
トの識別子を問う内容のデータ送信要求を行なうと、赤
外線通信用中継機3002の中継部200はデータリン
ク制御部10Cよりデータ受信指示を受け取り、赤外線
中継装置3002において、apb2とデータ交換が可
能なアプリケーションに割り当てられた3002の10
Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子を問いて
来たと認識する。
【0247】3002の中継部200は10mを参照
し、赤外線中継装置3002においてapb2とデータ
交換が可能なアプリケーションに割り当てられた300
2の10Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子
を記憶していなければ、apb2とデータ交換が可能な
アプリケーションに割り当てられた機器cの10Ccにお
けるサービスアクセスポイントの識別子を問う内容のデ
ータ送信要求を30Cに、apb2とデータ交換が可能
なアプリケーションに割り当てられた3003の10C
におけるサービスアクセスポイントの識別子を問う内容
のデータ送信要求を40Cに行なう。
【0248】その結果、40Cよりデータ受信指示を受
け取り、赤外線中継装置3003においてapb2とデ
ータ交換が可能なアプリケーションに割り当てられたサ
ービスアクセスポイントの識別子が得られると、300
2の中継部200はグループ設定部50に中継部300 の
作成を依頼し、3002と10Cの間に割り当てたサー
ビスアクセスポイントの識別子を赤外線中継装置300
2の10Cにおけるapb2とデータ交換が可能なアプ
リケーションに割り当てられたサービスアクセスポイン
トの識別子として、それをいれたデータ送信要求を20
Cに出す。
【0249】さらに、赤外線中継装置3002からap
b2とデータ交換が可能なアプリケーションに割り当て
られた3003の10Cにおけるサービスアクセスポイ
ントの識別子を問う内容のデータ送信要求を行なうと、
赤外線通信用中継機3003の中継部200はデータリ
ンク制御部10Cよりデータ受信指示を受け取り、赤外
線中継装置3003において、apb2とデータ交換が
可能なアプリケーションに割り当てられた3003の1
0Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子を問い
て来たと認識する。
【0250】3003の中継部200は10mを参照
し、赤外線中継装置3003においてapb2とデータ
交換が可能なアプリケーションに割り当てられた300
3の10Cにおけるサービスアクセスポイントの識別子
を記憶していなければ、apb2とデータ交換が可能な
アプリケーションに割り当てられた機器dの10Cdにお
けるサービスアクセスポイントの識別子を問う内容のデ
ータ送信要求を40Cに行なう。
【0251】その結果、40Cよりデータ受信指示を受
け取り、機器dにおいてapb2とデータ交換が可能な
アプリケーションに割り当てられたサービスアクセスポ
イントの識別子が得られると、3003の中継部200
はグループ設定部50に中継部300の作成を依頼し、
3002と10Cの間に割り当てたサービスアクセスポ
イントの識別子を赤外線中継装置3002の10Cにお
けるapb2とデータ交換が可能なアプリケーションに
割り当てられたサービスアクセスポイントの識別子とし
て、それをいれたデータ送信要求を20Cに出す。
【0252】以上の結果、中継装置3001,300
2,3003にはそれぞれ中継部300が作成され、例
えば、機器bのapb2がコネクション作成要求を行な
うと、3001の300にコネクション設定指示があが
り、その結果コネクション設定要求が転送され機器aの
apa2と機器3001の300、機器bのapb2と
機器3001の300、機器3001の300と機器3
002の300、機器3002の300と機器3003
の300、機器dのapd2と機器3003の300間
でのマルチコネクションが設定され、apa2,apb
2,apc2,apd2間でのデータ交換が可能とな
る。
【0253】また、中継装置3001,3002,30
03は、それぞれ中継部400を作成し、機器aのap
a3と機器3001の400、機器bのapb3と機器
3001の400、機器3001の400と機器300
2の400、機器cのapc3と機器3002の40
0、機器3002の400と機器3003の400、機
器dのapd3と機器3003の400間でのマルチコ
ネクションを設定し、apa3,apb3,apc3,
apd3間でのデータ交換も可能となる。
【0254】第7の実施例 以下、本発明の第7の実施例を図16,17,18を用
いて説明する。
【0255】中継装置4000を図面に基づいて説明す
る。なお、中継装置4000は、第1の実施例において
説明した中継装置1001、第2の実施例において説明
した中継装置1002、第3の実施例において説明した
中継装置1003等といった構成でも良い。
【0256】図16,17は、複数の機器a,b,c,
dとの間でコネクションレス型通信またはコネクション
型通信を行うことができる中継装置4000の配置例で
ある。
【0257】図18に中継装置4000のブロック図を
示す。
【0258】1sは赤外線送信部であり、電気信号を赤
外線に変換し送信する装置である。1rは赤外線受信部
であり、赤外線光を受信し電気信号に変換する装置であ
る。1Cはコネクション制御部であり、他の機器のコネ
クション制御部との間で赤外線通信のための1対1型の
コネクションを設定することが可能とする。2s,3
s,4sは1sと同じ機能を有する赤外線送信部であ
り、2r,3r,4rは1rと同じ機能を有する赤外線
受信部であり、2C,3C,4Cは1Cと同じ機能を有
するコネクション制御部である。101は、一つのコネ
クション制御部より出力された情報を他のコネクション
制御部へと入力する中継部である。
【0259】次に、機器a,b,c,dの構成要素は図
18に示したとおりとし、機器a,b,c,dは赤外線
送信装置1sa,2sb,3sc,4sdと赤外線受信
装置1ra,2rb,3rc,4rdとコネクション制
御部1Ca,2Cb,3Cc,4Cdと、上位層である
主制御部111,222,333,444から構成され
る。
【0260】主通信部111は、通信可能機器を識別
し、その通信可能機器のうちから任意の機器を選ぶこと
でグループを構成して、グループに属する機器間での論
理的通信リンクを設定する通信プロトコルまたはアプリ
ケーションを有している。
【0261】主通信部111の機能を以下に述べる。
【0262】主通信部111は、自己の機器識別情報を
発生し、それを他の機器へと送信する機能を有し、ま
た、他の機器から送信されてきた機器識別情報を受け取
ると、この機器識別情報を送信した機器との通信が可能
であると判別し、通信可能な相手機器として記憶する。
更に、記憶している通信可能機器の中から、通信を希望
する一つまたは複数個の相手機器を選び出し、グループ
を設定し、グループに属する機器間での論理的通信リン
クを設定する。ある機器において論理的通信リンクが設
定されると、グループ設定信号が送信され、相手機器に
おいてもグループが設定される。
【0263】例えば、機器a,b,cが一つのグループ
に属している場合、機器aにおいては、bとcをグルー
プとして設定し、機器bにおいては、aとcをグループ
として設定し、機器cにおいては、aとbをグループと
して設定する。
【0264】このように設定されたグループに属する機
器間でのデータ伝送は、送信データバケットのヘッダ等
にグループに属する複数の相手の機器識別番号もしくは
グループ識別番号を付与することで一回の送信でグルー
プに属する複数の相手に同報的に信号を送信できる。
【0265】主通信部111は以上のように、通信可能
な機器を識別し、その一部または全部とグループを構成
して通信リンクを設定する機能を有した通信プロトコル
またはアプリケーションであり、N対N型の通信形態環
境での動作が可能である。
【0266】複数の機器の主通信部111,222,3
33,444間でのデータ情報等を中継装置4000を
用いて中継する方法について以下に説明する。
【0267】中継装置4000の1C,2C,3C,4
Cと中継部101間、また、各機器a,b,c,dのコ
ネクション制御部とそれぞれの機器における主通信部1
11,222,333,444の間において種々の信号
が交換される。ここで、コネクション制御部から上位層
に対して渡される信号を指示あるいは確認の信号として
定義し、上位層からコネクション制御部に対して渡され
る信号を要求あるいは応答の信号として定義する。但
し、中継装置4000においては中継部101をコネク
ション制御部の上位層とし、機器a,b,c,dにおい
てはそれぞれの機器における主通信部111,222,
333,444を上位層と定義する。
【0268】コネクション制御部は、上位層より種々の
要求や応答の信号が渡されるとそれに応じたフレームを
構成して1sへと送り、また、1rより受け取った信号
よりフレームを解析して、内容に応じた指示や確認の信
号として上位層へと渡す。ここで、フレームとはコネク
ション制御部間で交換されるデータや制御信号のフォー
マットと定義する。
【0269】例えば、機器aのコネクション制御部1C
aに対して中継装置4000の1Cとの間にコネクショ
ンを設定するためのコネクション設定要求が入力された
場合、中継装置4000の中継部101は、コネクショ
ン制御部1Cよりコネクション設定指示を受け取り、第
1の実施例で図3のフローチャートを用いて説明した方
法で他の少なくとも一つ以上の機器との間でコネクショ
ンを設定した後に、コネクション設定応答を1Cに返す
ことで、機器aと中継装置4000との間の赤外線通信
のためのコネクションを成立させる。または、中継部1
01はコネクション制御部1Cよりコネクション設定指
示を受け取ると、コネクション設定応答を1Cに返すこ
とで、機器aと中継装置4000との間の赤外線通信の
ためのコネクションを成立させる。または、コネクショ
ン制御部1Cがコネクションを設定するという内容のフ
レームを受け取った段階で、コネクション制御部1C自
体がコネクションの設定を了解する内容のフレームを返
すようにすることで、中継部101がコネクション制御
部1Cよりコネクション設定指示を受け取った際に、コ
ネクション設定応答を1Cに返すことなく、機器aと中
継装置4000との間の赤外線通信のためのコネクショ
ンが設定される。
【0270】データ交換に関しては、複数の機器と中継
装置4000の間にそれぞれコネクションが設定された
(マルチコネクションが設定された)後であれば、各機
器の上位層がコネクション制御部へ入力したデータ送信
要求は中継装置4000の中継部101がデータ受信指
示として受け取り、第1の実施例で図4のフローチャー
トを用いて説明した方法で他の機器のコネクション制御
部へと転送することで、他の機器の上位層はコネクショ
ン制御部よりデータ受信指示を受け取る。送信側の上位
層がデータを送る場合、上位層の送信データは、データ
送信要求に付加される。送信側のコネクション制御部
は、上位層のデータが付加されたデータ送信要求からフ
レームを構成して、受信側のコネクション制御部へと伝
送する。受信側のコネクション制御部では、フレームを
受け取るとデータ受信指示を受信側の上位層に渡す。ま
たは、受信側上位層からの受信要求があれば、該当フレ
ームよりデータ受信指示を構築して渡す。このデータ受
信指示に送信側の上位層の送信データが付加されている
ものとする。
【0271】111は、自己の機器識別情報を発生し、
それを他の機器へと送信する際に、機器aが赤外線通信
のためのコネクションを設定していない段階において
は、機器識別情報信号はコネクション設定要求として機
器aのコネクション制御部1Caへ入力される。既に、
機器aの1Caが中継装置4000の1Cとの間でコネ
クションを設定していれば、機器識別情報はデータ送信
要求に付加されて1Caに入力される。
【0272】機器a,b,c,dと中継装置4000の
間にマルチコネクションが設定された後であれば、機器
aの111で発生した機器識別情報は、1Caへ入力す
るデータ送信要求に付加されることで中継部101へと
伝送され、101は1Caより受け取ったデータ受信指
示に付加されている111のデータ情報(この場合は、
機器aの111で発生した機器識別情報)をそのままデ
ータ送信要求に付加して、他のコネクション制御部2
C,3C,4Cへと入力する。その結果、コネクション
制御部2Cから機器bのコネクション制御部2Cb、コ
ネクション制御部3Cから機器cのコネクション制御部
3Cc、コネクション制御部4Cから機器dのコネクシ
ョン制御部4Cdへとフレームが伝送され、他の機器
b,c,dのコネクション制御部2Cb,3Cc,4C
dが111の機器識別情報が付加されたデータ受信指示
をそれぞれの上位層へ渡し、222,333,444は
111の機器識別情報を認識することが可能となる。同
様に、222で発生した機器識別情報は、111,33
3,444へと伝送され、333で発生した機器識別情
報は、111,222,444へと伝送され、444で
発生した機器識別情報は、111,222,333へと
伝送される。また例えば、機器aにおいて、機器a,
b,cをグループと設定し、論理的通信リンクの設定を
試みた場合、機器aの111からのグループ設定信号
は、1Caへ入力するデータ送信要求に付加されること
で中継部101へと伝送され、その結果、他の機器b,
cのコネクション制御部2Cb,3Ccが111からの
グループ設定信号が付加されたデータ受信指示をそれぞ
れの上位層へ渡し、222,333は111からのグル
ープ設定信号を認識することで、機器b,cにおいてグ
ループの設定を行うことが可能となる。更に、設定され
たグループに属する機器間でのデータ伝送についても、
グループに属する複数の相手の機器識別番号もしくはグ
ループ識別番号をヘッダ等に付与した送信データバケッ
トを、送信側においてはデータ送信要求に付加し、また
受信側においてはデータ受信指示に付加されたものを認
識することで、一回の送信でグループに属する複数の相
手に同報的にデータを送信することが可能となる。
【0273】このように本発明の中継装置4000を利
用することで、主制御部111,222,333,44
4の下位に位置する赤外線通信用のコネクションを設定
するコネクション制御部がN対N型の通信形態を提供で
きない場合においても、N対N型の通信形態を可能と
し、中継装置と赤外線通信のコネクションを設定してい
る複数の機器間において、主制御部111,222,3
33,444が機器識別情報やグループ設定信号を交換
することでグループ、すなわち論理的通信リンクを設定
し、グループに属する機器間での同報的なデータ伝送が
可能となる。
【0274】上記実施例において、赤外線送信部と赤外
線受信部は、IrDAの規格する物理層とし、コネクシ
ョン制御部は、IrDAの規格するIrLAP、または
IrLAPとIrLMPの両方のプロトコル層を含むも
のとしても良い。
【0275】
【発明の効果】請求項1または請求項5の発明は、1対
1型または1対N型の通信形態しかサポートしていない
赤外線通信機器に対して独立に個々の機器と通信を行
い、それぞれの機器が送信したデータ情報を他の機器へ
と転送を行うことで、N対N型の通信形態を可能とす
る。
【0276】請求項2または請求項6の発明は、通信機
器同士が近づくだけで赤外線信号光によって通信可能と
なり、どこででも、所望の相手と論理的通信リンクを設
定することができる。
【0277】請求項3または請求項7の発明は、1対1
型または1対N型の通信形態しかサポートしていない赤
外線通信機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、
それぞれの機器が送信したデータ情報を他の機器へと転
送を行うことで、N対N型の通信形態を可能として、通
信機器同士が近づくだけで赤外線信号光によって通信可
能となり、どこででも、所望の相手と論理的通信リンク
を設定することができる。
【0278】請求項4または請求項8の発明は、1対1
型または1対N型の通信形態しかサポートしていない赤
外線通信機器に対して独立に個々の機器と通信を行い、
それぞれの機器が送信したデータ情報を他の機器へと転
送を行うことで、N対N型の通信形態を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤外線通信用中継器と機器の配置例である。
【図2】本発明の第1の実施例の中継装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の中継部におけるコネク
ション確立時の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の中継部におけるデータ
転送時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例の中継部におけるコネク
ション切断時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の赤外線通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例の中継部における情報取
得手続きを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例の中継装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例の中継装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施例の中継装置と機器の配
置例である。
【図11】本発明の第4の実施例の中継装置と中継装置
を利用して通信を行う機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の第5の実施例の中継装置と機器の配
置例である。
【図13】本発明の第5の実施例の中継装置と中継装置
を利用して通信を行う機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第6の実施例の中継装置と機器の配
置例である。
【図15】本発明の第6の実施例の中継装置と中継装置
を利用して通信を行う機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図16】複数の機器a,b,c,dとの間で中継装置
4000のの配置例である。
【図17】同じく中継装置4000の他の配置例であ
る。
【図18】中継装置4000のブロック図である。
【符号の説明】
a,b,c……機器 1001……中継装置 1s,2s,3s……赤外線送信部 1r,2r,3r……赤外線受信部 1C,2C,3C……コネクション制御部 1Ir1,1Ir2,2Ir1,2IR2,3Ir1,3IR2 ……赤外線 101……中継部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線信号光を送受信する複数の赤外線送
    受信手段を有し、前記第1の赤外線送受信手段が受信し
    た前記赤外線信号光を、少なくとも前記第1の赤外線送
    受信手段以外の前記赤外線送受信手段から送信すること
    を特徴とした中継装置。
  2. 【請求項2】第1の赤外線信号光を受信して電気的な信
    号に変換すると共に、電気的な信号を第2の赤外線信号
    光へ変換して送信する複数の赤外線送受信手段を有し、
    前記第1の赤外線送受信手段が受信した第1の赤外線信
    号光を、少なくとも前記第1の赤外線送受信手段以外の
    前記赤外線送受信手段から送信することを特徴とした中
    継装置。
  3. 【請求項3】複数の通信機器と前記複数の赤外線送受信
    手段との間で赤外線信号光によって情報の交換が可能な
    ように通信設定を行い、前記通信設定がなされた第1の
    赤外線送受信手段が受信した赤外線信号光を、前記第1
    の赤外線送受信手段以外の前記通信設定がなされた赤外
    線送受信手段から送信することを特徴とした請求項1ま
    たは請求項2記載の中継装置。
  4. 【請求項4】自己の通信機器を識別するための通信機器
    識別情報を含む第1の赤外線信号光を送信する通信機器
    識別情報送信手段と、 他の通信機器の通信機器識別情報を含む第2の赤外線信
    号光を受信する通信機器識別情報受信手段と、 この通信機器識別情報受信手段が受信した通信機器識別
    情報に基づいて通信可能な通信機器を識別する通信可能
    機器識別手段と、 この通信可能機器識別手段により識別された通信可能な
    通信機器のうち少なくとも一個の通信機器を同一のグル
    ープとして設定するグループ設定手段と、 このグループ設定手段により設定された同一グループ内
    の通信機器に同一の情報を第3の赤外線信号光によって
    送信する情報送信手段とを有したことを特徴とする通信
    機器。
  5. 【請求項5】複数の通信機器と、これらの中継装置とよ
    りなる通信システムであって、 前記各通信機器は、 自己の通信機器を識別するための通信機器識別情報を含
    む第1の赤外線信号光を送信する通信機器識別情報送信
    手段と、 他の通信機器の通信機器識別情報を含む第2の赤外線信
    号光を受信する通信機器識別情報受信手段と、 この通信機器識別情報受信手段が受信した通信機器識別
    情報に基づいて通信可能な通信機器を識別する通信可能
    機器識別手段と、 この通信可能機器識別手段により識別された通信可能な
    通信機器のうち少なくとも一個の通信機器を同一のグル
    ープとして設定するグループ設定手段と、 このグループ設定手段により設定された同一グループ内
    の通信機器に同一の情報を第3の赤外線信号光によって
    送信する情報送信手段とを有し、 前記中継装置は、 前記第1の赤外線信号光、第2の赤外線信号光、また
    は、第3の赤外線信号光を送受信する複数の赤外線送受
    信手段を有し、前記第1の赤外線送受信手段が受信した
    前記赤外線信号光を、少なくとも前記第1の赤外線送受
    信手段以外の前記赤外線送受信手段から送信することを
    特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】複数の通信機器と、これらの中継装置とよ
    りなる通信システムであって、 前記各通信機器は、 情報を赤外線信号光によって送受信する情報送受信手段
    を有し、 前記中継装置は、 前記赤外線信号光を送受信する複数の赤外線送受信手段
    を有し、前記第1の赤外線送受信手段が受信した前記赤
    外線信号光を、少なくとも前記第1の赤外線送受信手段
    以外の前記赤外線送受信手段から送信することを特徴と
    する通信システム。
  7. 【請求項7】通信機器から送信された赤外線信号光を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップにおいて受信した前記赤外線信号光
    を、前記通信機器以外の通信機器に少なくとも送信する
    送信ステップとよりなることを特徴とした中継方法。
JP9012372A 1997-01-27 1997-01-27 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法 Pending JPH10209972A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012372A JPH10209972A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法
US09/012,561 US6480313B1 (en) 1997-01-27 1998-01-23 Apparatus and method of repeating for infrared communication devices
US10/263,686 US7079779B2 (en) 1997-01-27 2002-10-04 Repeater apparatus, communication equipment, communication system thereof and repeating method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012372A JPH10209972A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10209972A true JPH10209972A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11803445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012372A Pending JPH10209972A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6480313B1 (ja)
JP (1) JPH10209972A (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10209972A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Toshiba Corp 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法
JP3808659B2 (ja) * 1999-03-31 2006-08-16 株式会社東芝 通信ネットワークシステム
JP3041324B1 (ja) * 1999-06-10 2000-05-15 三菱電機株式会社 無線中継装置
WO2001017298A1 (en) 1999-09-02 2001-03-08 Automated Business Companies Communication and proximity authorization systems
US6954893B2 (en) * 2000-08-15 2005-10-11 Lockheed Martin Corporation Method and apparatus for reliable unidirectional communication in a data network
US7386238B2 (en) * 2000-08-15 2008-06-10 Lockheed Martin Corporation Method and system for infrared data communications
US8639127B2 (en) * 2002-03-06 2014-01-28 Alcatel Lucent Method and apparatus for improved jitter tolerance
US7867092B2 (en) * 2002-04-08 2011-01-11 Igt Gaming apparatus with an optical wireless system
AU2002317495A1 (en) * 2002-06-26 2004-01-19 Fidia S.P.A. Optical connection system
US20130121701A1 (en) * 2002-06-26 2013-05-16 Fidia S.P.A. Optically-connected system for exchanging data among industrial automation devices
US20090175625A1 (en) * 2002-06-26 2009-07-09 Giuseppe Morfino Optically connected system for exchanging data among industrial automation devices
US7009501B2 (en) * 2003-05-22 2006-03-07 Disney Enterprises, Inc. System and method of optical data communication with multiple simultaneous emitters and receivers
WO2005114364A1 (en) * 2004-04-26 2005-12-01 Thomson Licensing S.A. Infrared data association object storage device
US8107822B2 (en) * 2005-05-20 2012-01-31 Finisar Corporation Protocols for out-of-band communication
US20060264178A1 (en) * 2005-05-20 2006-11-23 Noble Gayle L Wireless diagnostic systems
US7899057B2 (en) 2006-04-28 2011-03-01 Jds Uniphase Corporation Systems for ordering network packets
US8213333B2 (en) * 2006-07-12 2012-07-03 Chip Greel Identifying and resolving problems in wireless device configurations
US8526821B2 (en) 2006-12-29 2013-09-03 Finisar Corporation Transceivers for testing networks and adapting to device changes
KR101479783B1 (ko) * 2008-09-01 2015-01-08 삼성전자주식회사 가시광 통신에서 역반사기를 이용한 통신 링크 정렬 방법 및 장치
US20110026939A1 (en) * 2009-07-29 2011-02-03 Chung-Ping Chi Infrared-receiving device with expanded module and receiving method for the same
WO2012044972A1 (en) 2010-09-30 2012-04-05 Transmitive, LLC Versatile remote control device, sytem and method
US8781335B2 (en) * 2011-06-30 2014-07-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Optical repeater and signal relay method thereof
US11455225B2 (en) * 2020-08-04 2022-09-27 Western Digital Technologies, Inc. Electronic device having infrared light-emitting diode for data transmission

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418325A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Smk Kk Space propagation optical communication system
JPS6418326A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Smk Kk Space propagation optical communication equipment
JPH06188837A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Victor Co Of Japan Ltd 光無線データ伝送システム
JPH07336370A (ja) * 1994-04-14 1995-12-22 Toshiba Corp 通信制御装置及び通信制御方法
JPH0837496A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Matsushita Electric Works Ltd 光空間伝送システム

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4727600A (en) * 1985-02-15 1988-02-23 Emik Avakian Infrared data communication system
JPH01176127A (ja) * 1987-12-28 1989-07-12 Ncr Corp 光空間通信システム
US5247380A (en) * 1988-01-27 1993-09-21 Spectrix Corp Infrared communications network
US5563728A (en) * 1991-02-22 1996-10-08 Allen; Richard C. Infrared communication repeater architecture
US5371623A (en) * 1992-07-01 1994-12-06 Motorola, Inc. High bit rate infrared communication system for overcoming multipath
JPH0818325A (ja) 1994-06-28 1996-01-19 Sony Chem Corp 近距離通信用アンテナ
US5617236A (en) * 1994-08-15 1997-04-01 Actisys Corporation Infrared communication device for multistandard operations
US5684801A (en) * 1994-12-30 1997-11-04 Lucent Technologies Portable wireless local area network
JPH08265358A (ja) 1995-03-20 1996-10-11 Hitachi Ltd 無線lanシステム及びその基地局装置、無線端末装置及び情報フレームの中継方法
CA2191592A1 (en) * 1995-03-29 1996-10-03 Ronald L. Mahany Infrared backbone communication network having a radio frequency backup channel
US5742602A (en) * 1995-07-12 1998-04-21 Compaq Computer Corporation Adaptive repeater system
US5737690A (en) * 1995-11-06 1998-04-07 Motorola, Inc. Method and apparatus for orienting a pluridirectional wireless interface
JPH09200134A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Victor Co Of Japan Ltd 光無線通信装置
US5982520A (en) * 1996-03-28 1999-11-09 Xerox Corporation Personal storage device for application and data transfer
US5838472A (en) * 1996-07-03 1998-11-17 Spectrix Corporation Method and apparatus for locating a transmitter of a diffuse infrared signal within an enclosed area
US5875179A (en) * 1996-10-29 1999-02-23 Proxim, Inc. Method and apparatus for synchronized communication over wireless backbone architecture
KR100444798B1 (ko) * 1996-11-12 2004-10-28 삼성전자주식회사 확산배열적외선안테나를이용한근거리데이터통신장치
US6097705A (en) * 1997-01-06 2000-08-01 Cabletron Systems, Inc. Buffered repeater with independent ethernet collision domains
JPH10209972A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Toshiba Corp 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6418325A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Smk Kk Space propagation optical communication system
JPS6418326A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Smk Kk Space propagation optical communication equipment
JPH06188837A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Victor Co Of Japan Ltd 光無線データ伝送システム
JPH07336370A (ja) * 1994-04-14 1995-12-22 Toshiba Corp 通信制御装置及び通信制御方法
JPH0837496A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Matsushita Electric Works Ltd 光空間伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7079779B2 (en) 2006-07-18
US20030053177A1 (en) 2003-03-20
US6480313B1 (en) 2002-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10209972A (ja) 中継装置、通信機器、これらの通信システム及び中継方法
US8103784B2 (en) Communication device and communication control method using efficient echonet address determination scheme
JP2511592B2 (ja) 移動通信ユニットの所有権を管理する方法及び無線通信システム
US6335812B1 (en) Communication terminal apparatus and a method
US20020143956A1 (en) Relay server
JP3297763B2 (ja) データ伝送方法、コンセントレータ及び端末装置
CN114726829B (zh) 通信方法、用户面网关及通信系统
JP2005528004A (ja) 専用ドメインネームサーバを用いて構内ネットワーク上の機器と交信するための方法およびシステム
JP3857456B2 (ja) データ通信装置およびデータ通信方法
EP3266227A1 (en) Communication device, communication method, communication system, and computer program product
JP2001156723A (ja) 無線通信端末および無線通信方法
WO2004102907A1 (ja) 移動ルータ、位置管理サーバ、移動ネットワーク管理システム、及び移動ネットワーク管理方法
JP3190790B2 (ja) 通信制御装置
JP2001237898A (ja) フレーム転送方法
CN109803028A (zh) 一种用于配置业务流的方法及装置
CN1996964A (zh) 终端间传输数据的方法、系统及终端、gdxs和gdxts
US7675889B2 (en) Network terminal with means for wirelessly establishing secure private link with external terminal
JP2003067296A (ja) サービス提供方式、通信端末、サービス制御装置、及びデータベース
WO2016139922A1 (en) Communication device, communication method, communication system, and computer program product
JP3354620B2 (ja) Avネットワーク
WO2008104111A1 (fr) Procédé et système pour un réseau de relais uni, rs et ms
JPH07202931A (ja) ゲートウェイ装置
JPH0758771A (ja) アドレス管理装置
JP2002141861A (ja) 光通信システム
CN114390504A (zh) 一种应急移动通信系统的主体设备