JP2500963B2 - 双方向情報通信方法 - Google Patents

双方向情報通信方法

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JP2500963B2
JP2500963B2 JP3222146A JP22214691A JP2500963B2 JP 2500963 B2 JP2500963 B2 JP 2500963B2 JP 3222146 A JP3222146 A JP 3222146A JP 22214691 A JP22214691 A JP 22214691A JP 2500963 B2 JP2500963 B2 JP 2500963B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/02Hybrid access techniques
    • HELECTRICITY
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access, e.g. scheduled or random access
    • H04W74/04Scheduled or contention-free access
    • H04W74/06Scheduled or contention-free access using polling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信方法に関し、さらに
詳細には、多セル・ワイヤレス・ネットワーク内で複数
の移動通信ユニットと通信を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)では通信能力を有する可搬コンピュータのようなユ
ーザは遠隔ファシリティとの通信あるいはファイルサー
バ、プリントサーバ等のような共用資源の利用のために
物理的な接続手段を介してLANへのアクセスを行う。
静止モード動作では、すべてのユーザは静止しており、
各ユーザは固定のホーミング点を介してネットワークへ
のアクセスを行う。しかしながら、移動モードでは、ユ
ーザはその位置を自由に変えることが出来、従って、L
ANに付加されるいくつかのホーミング点の内の1個を
介してのみネットワークにアクセスしなければならない
ようなことはない。移動モードではホーミング点は固定
ヘッダ・ステーションであってこれらステーションはワ
イヤレスのアップリンクおよびダウンリンク・チャンネ
ルを介して移動ユーザとの通信を行う。ワイヤレス・リ
ンクとしては無線周波(RF)リンク、マイクロ波リン
クおよび赤外線(IR)リンクがある。
【0003】ワイヤレス通信ネットワークにおける媒体
アクセス・プロトコルについての重要な点は、与えられ
た通信セル内のユーザ群が時間と共に変化することであ
る。その結果、そのセルが関連する固定ヘッダ・ステー
ションとしてはアップリンクにアクセスしようとするユ
ーザの数を固定したものとすることが出来ない。更にヘ
ッダ・ステーションにとってはアップリンクにアクセス
するユーザがその通信セルへの出入りが自由であるため
或る期間についてその識別が固定したものとすることも
出来ない。
【0004】他の問題はワイヤレス・ネットワークによ
支援されるべき適用業務のタイプに関するものであ
る。多様な通信トラヒックのニーズは与えられたネット
ワーク内に異なった帯域幅とパフォーマンス要求の共存
を必要とする。例えば、データトラヒックには低い平均
遅延が必要であり、音声トラヒックには一般に保証され
た帯域幅と実時間配分が必要である。多重アクセス・プ
ロトコルはそのような多岐にわたる要件を満足すること
が出来なくてはならない。
【0005】以下の米国特許明細書および文献は移動通
信についての種々の技術を開示するものである。
【0006】次の二つの米国特許明細書はカバー範囲の
重なる通信システムを示している。米国特許第4597
105号明細書および同第4881271号明細書のも
のでは、加入者ステーションの信号強度を連続的にモニ
タする基地ステーションによるそのステーションから他
のステーションへの加入者ステーションのハンドオフが
行われる。
【0007】以下の米国特許明細書はワイヤレス通信ネ
ットワークの種々の技術を開示している。
【0008】米国特許第4792446号明細書には直
列に接続してループをつくるトランシーバステーション
を含むローカル・エリア・ネットワークが開示されてい
る。
【0009】米国特許第4777633号明細書には、
スロット型通信プロトコルを用いることにより加入者ス
テーションと通信を行う基地ステーションが示されてい
る。
【0010】米国特許第4730310号明細書には、
基地ステーションと遠隔ステーションとの間の通信のた
めにスポットビーム、TDMAおよび周波数再使用を用
いた通信システムが示されている。
【0011】米国特許第4655519号明細書には、
コンピュータ・ローカル・エリア・ネットワークにおけ
るデータ転送用のワイヤレス・モデムが示されている。
【0012】米国特許第4639914号明細書は、一
つのチャンネルから他のチャンネルへユーザを動的に再
割振りするためにアダプティブ信号処理を用いるワイヤ
レスLANシステムを示している。
【0013】米国特許第4837858号明細書は、音
声モードと三つのデータモードのいずれかで動作する打
切り型音声/データ加入者装置を示している。
【0014】米国特許第4852122号明細書は、ワ
イヤレス通信システム、特にデータ端末装置とディジタ
ル・データの通信を行うモデムを示している。
【0015】米国特許第4926495号明細書は、コ
ンピュータ支援ディスパッチ・システムを示している。
このシステムはマスタ・ファイル・ノードと複数のユー
ザ・ノードを含んでいる。マスタ・ファイル・ノードは
各加入者についてのレコードを維持し、その加入者が動
作する部分的群に付加される各ディスパッチャに更新さ
れたレコードを自動的に送るようになっている。
【0016】米国特許第4456793号明細書は、送
受器とトランスポンダとの間に赤外線ワイヤレス・リン
クを有するコードレス電話システムを示している。これ
らトランスポンダはシステム・コントローラに結線され
たサブシステム・コントローラに結線される。この中央
コントローラは100ミリ秒毎にコードレス・ステーシ
ョンをチェックしてその位置を検出し、不在のコードレ
ス・ステーションを識別する。
【0017】米国特許第4807222号明細書は、ユ
ーザが領域バス・インターフェース・ユニット(RBI
U)とRFまたはIR信号を用いて通信を行うLANを
示している。CSMA/CDおよびスロット型ALOH
AのようなプロトコルがRBIUとの通信に用いられ
る。
【0018】米国特許第4402090号明細書は、複
数の衛星ステーションと複数の端末ステーションとの間
で動作する赤外線通信システムを示している。ホストコ
ンピュータはクラスタ・コントローラおよび衛星ステー
ションを介して端末ステーションと通信を行う。これら
衛星ステーションは天井に配置されてもよい。端末ステ
ーションとの通信は端末ステーションが移動中であって
も中断されることはない。
【0019】IBM Technical Disclosure Bulletin のVo
l.20,No.7 (1977年12月)のF.Closs 他による文
献は、天井配置のコントローラと複数の端末との間のワ
イヤレス通信用の、赤外線信号の見通しおよび拡散の両
伝送の使用を開示している。
【0020】IBM Technical Disclosure Bulletin のVo
l.24,No.8 (1982年1月)4043ページのF.Gfel
ler の文献には、ホスト/コントローラを複数の端末ス
テーションに結合する複数の天井型トランスポンダを有
する赤外線ワイヤレス・ネットワークの一般的な制御原
理が開示されている。アップリンク・チャンネルへのア
クセスはキャリア・センス・マルチプル・アクセス/コ
リジョン・デテクション(CSMA/CD)法により制
御される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の技術によ
っては教示されず、かくして本発明の目的とするところ
は、ワイヤード・ネットワークによりサービスされるワ
イヤレス通信ネットワークにおいて、可変の移動通信ユ
ニット分布に対するアップリンクの帯域幅の効率のよい
割り振りを実現する通信方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ワイヤード
・ネットワークとワイヤレス・ネットワークの間で双方
向の情報の通信を行う方法により実現される。このワイ
ヤレス・ネットワークは、関連した通信セルを有するヘ
ッダ・ステーションを含み、一つの通信セル内に1個以
上の移動通信ユニットが配置される形式のものである。
この方法は、第1のステップとして、ワイヤレス通信サ
イクルの内の第1の部分において1個以上の移動通信ユ
ニットからヘッダ・ステーションにアップリンク・ワイ
ヤレス通信チャンネルを介して情報を送信するステップ
を含む。第2のステップは、このワイヤレス通信サイク
ルの第2部分において行われるものであって、ヘッダ・
ステーションから1以上の移動通信ユニットにダウンリ
ンク・ワイヤレス通信チャンネルを介して情報を送るこ
とである。ダウンリンク伝送される情報はワイヤード・
ネットワークからヘッダ・ステーションに入るデータの
フレームを含む。
【0023】
【作用】一実施例では、このワイヤレス通信サイクルは
三つの相に分けられる。第1相においてヘッダ・ステー
ションがアップリンク伝送スケジュールをヘッダ・ステ
ーションにとって既知である特定の移動ユニットに送
る。このスケジュールを受信した後、これら既知のユニ
ットがそのスケジュールに従ってアップリンク情報を送
る。第2相において、通信セルに今入ったばかりのよう
なヘッダ・ステーションにとって未知の移動通信ユニッ
トは既知のユニット群に参加するためにランダム・アク
セス・プロトコル技術を用いてアップリンク・チャンネ
ルを競う。ランダム・アクセス・プロトコル技術の例と
してはALOHA、CSMAおよびアドレス型ツリー・
レゾリューション・アルゴリズムがあるが、これに限ら
れるものではない。第3相において、ヘッダ・ステーシ
ョンがダウンリンク制御メッセージとワイヤード・ネッ
トワークからの記憶された情報フレームを送る。重なり
合う通信セルを有するシステムについては、上記第1相
はワイヤード・ネットワークから、ワイヤレス通信をヘ
ッダ・ステーションが実行する高優先順位の制御メッセ
ージであるトークンを受けるヘッダ・ステーションによ
り開始される。第3相の終了時にヘッダ・ステーション
はこのソフトウェア・トークンをワイヤード・ネットワ
ークにもどし、他のヘッダ・ステーションがワイヤレス
通信を行いうるようにする。
【0024】第二の実施例によれば、ワイヤレス通信サ
イクルは二つの相に分けられる。第1相において、既知
の移動通信ユニットと未知の移動通信ユニットがCSM
Aプロトコルに従ってアップリンク・チャンネルを競
う。第1相後の第2相中にヘッダ・ステーションがダウ
ンリンク制御メッセージとワイヤード・ネットワークか
らの記憶された情報フレームを送る。
【0025】
【実施例】図1は代表的な移動オフィス通信環境を示す
ものである。ここで移動通信ユニットまたは移動ユニッ
ト10で示す可搬のデータ処理装置を有するユーザは所
定のホーミング点を介して一つのトークンリング通信ネ
ットワーク1にアクセスを行うとは限らない。すなわ
ち、特定の点でこのトークンリング・ネットワーク1に
付加される、ここでヘッダ・ステーション12で示す有
限数の装置が存在する。各ヘッダ・ステーション12は
記憶・送信機能を行うための処理および記憶能力を有す
る。各ヘッダ・ステーション12は結線トークンリング
LANと移動ユニット10の群との間のブリッジとして
機能する。移動ユニット10はワイヤレス通信リンクを
用いてヘッダ・ステーション12と双方向通信を行う。
一つのヘッダ・ステーションのワイヤレス・カバー領域
すなわち通信セル2内で移動ユニット10は共用アップ
リンクで第1周波数(fup)で送信を行い、第2周波数
(fdown)でヘッダ・ステーション12から放送ダウン
リンク・チャンネル上のメッセージを受信する。赤外線
ワイヤレス・リンクについてこれら周波数または波長
(λup)および(λdown)が多セル・ワイヤレス・ネッ
トワーク内の各セルにおいて再使用される。
【0026】本発明の方法を実施するための一つの適当
なトークンリング・ネットワークは“IBM Token-Ring N
etwork: Architecture Reference”SC30-3374-02の第3
版(1989年9月)に示されるものである。しかしな
がら、本発明の方法はこの特定のネットワーク構成また
はトークンリング・ネットワークのみに限られるもので
はなく、他の異なるワイヤード・ネットワーク・タイプ
のものでも実施しうる。
【0027】各移動ユニット(N)はオーナ(H)で示
す固有のヘッダ・ステーション12と関連し、このステ
ーションを介して移動ユニット10がワイヤード・トー
クンリング・ネットワークにアクセスする。与えられた
ヘッダ・ステーション(H)は同時に複数の移動ユニッ
ト10を所有出来る。ヘッダ・ステーション(H)が所
有する移動ユニット10群をドメイン(H)で示す。
【0028】オーナ=ドメイン関係は論理的なものであ
り、各ヘッダ・ステーション(H)についての移動ユニ
ット10群を示しており、これらユニット10の通信ニ
ーズがヘッダ・ステーションHにより制御される。しか
しながら、移動ユニット10が重なり領域にあるときに
は、そのアップリンク送信をそのオーナおよびそのセル
内にあるすべての潜在的オーナを含む2以上のヘッダ・
ステーション12が受信しうる。例えば図1において、
Bからのアップリンク送信はA,C,D,Eによる送信
を干渉しうる。しかしながらBとFは同一のヘッダ・ス
テーション12には決して送信を行わないから、BはF
とは干渉しない。同じ理由でBとGは互いに干渉しな
い。干渉はアップリンク伝送にのみ限られるものではな
い。重なりセル領域内にあるBのような移動ユニット1
0は複数のヘッダ・ステーション12からの放送信号を
受けることが出来る(BはH1 とH2 の両方から受信す
ることが出来る)。一つの移動ユニット10が2以上の
ヘッダ・ステーション12から同時に放送メッセージを
受信するとすれば衝突が生じ、それらメッセージは誤っ
て受信される。
【0029】本発明の方法を更に詳述する前に、夫々ヘ
ッダ・ステーション12と移動ユニット10の実施例を
ブロック図で示す図2と図3を参照する。本発明の好適
な実施例ではワイヤレス通信チャンネルは赤外線(I
R)データ・リンクを介してつくられる。現在使用可能
な光装置は約750nmから約1000nmの範囲内で容易
に動作しうる。本発明のIRワイヤレス・システムの各
セル2内ではアップリンク通信は第1波長で搬送され、
ダウンリンク通信は第1波長とは異なる第2波長で搬送
される。
【0030】図2はヘッダ・ステーション12をブロッ
ク図で示すものである。ヘッダ・ステーション12はコ
ネクタ14によりLAN1に接続される。コネクタ14
はネットワーク・アダプタ・トランシーバ22に接続さ
れ、このトランシーバ22は内部バス24に接続され
る。ヘッダ・ステーション12は、移動ユニット10に
送信され、あるいはそれから受信されるデータ・パケッ
トを含む、プログラム関連データおよび他のデータを記
憶するメモリ28に双方向接続されるプロセッサ26を
含む。プロセッサ26はIR変調器および受信器、特に
変調器30aと受信器30bと通信を行う。これらIR
変調器および受信器の入出力端子はレーザダイオード、
LEDあるいは光検出器のような適当な赤外線送信装置
または受信装置に接続される。図示の例では変調器30
aの出力端子は送信ダイオード(TD)に接続され、受
信器30bの入力端子は受信ホトダイオード(RD)に
接続される。
【0031】図3は移動ユニット10の一実施例のブロ
ック図である。移動ユニット10はオペレータ入力装置
34およびオペーレータ・ディスプレイ36に接続され
るプロセッサ32を含む。オペレータ入力装置34はキ
ーボードまたは適当な他のデータ入力手段でよい。同様
にオペレータ・ディスプレイ36はフラット・パネル文
字・数字表示または他の適当な表示装置でよい。プロセ
ッサ32にはメモリ38が接続されている。このメモリ
38はヘッダ・ステーション12から受信された、ある
いはそれに送信しようとする情報パケットのようなプロ
グラム関連データおよび他のデータ、更に移動ユニット
10の識別コードを記憶する。プロセッサ32には変調
器40aと受信器40bも接続される。図2および図3
のデータ受信器は復調器およびフィルタを含み、受信し
た光信号から変調されたビット・ストリームを抽出する
ように従来技術に従って動作する。同様に、図2、3の
変調器は送信ビット・ストリームに従って光出力を変調
するように従来技術に従って動作する。好適なデータ伝
送速度は約1〜10×106 ビット/秒(1〜10Mビ
ット/秒)の範囲内であるが、他の速度を用いてもよ
い。
【0032】本発明のワイヤレス通信システムでは、す
べてのワイヤレス通信はヘッダ・ステーション12と移
動ユニット10の間であり、移動ユニット10間の直接
通信はない。
【0033】IR媒体を用いるワイヤレス・ネットワー
クについて述べるが、本発明の方法は例えば無線周波
(RF)およびマイクロ波媒体のようなものを用いるワ
ヤイレス・ネットワークでも実施しうる。選ばれたワイ
ヤレス媒体について、ワイヤレス信号の伝播遅れは一つ
の問題である。伝播遅れは主として通信セル2のサイズ
の関数である。IRワイヤレス・リンクについてはセル
・サイズは比較的小さく(10メートル・オーダー)で
あり、伝播遅れは無視しうる。RFについてはセル・サ
イズはかなり大きく(100〜1000メートル・オー
ダーの範囲)、それに対応して伝播遅れは大きい。
【0034】本発明の一つの観点にもとづき、二つの拡
張ポーリング型プロトコル法をまず説明する。このプロ
トコルは移動ユニット10のようなユーザの移動分布を
管理する手段を与える。
【0035】図4、5を参照して、本発明の第1ポーリ
ング法について説明する。
【0036】まず、ヘッダ・ステーション12がそのド
メインにN個の移動ユニット10{A,B,…,
(n)}からなる群を有するものとする。ここでヘッダ
・ステーション12がその制御下にある移動ユニット1
0の識別を行っているものとする。
【0037】このポーリング型の方法を説明するため
に、ポーリング・サイクル50を三つの相50a,50
b,50cに区分けする。
【0038】次に相I(50a)を説明する。ヘッダ・
ステーション12はそのドメイン内で時点t0 にワイヤ
レス動作を開始する。ヘッダ・ステーション12はまず
ダウンリンクに、移動ユニット10のすべてをポーリン
グ・サイクル50のスタートと同期化するために所定の
ビットシーケンスを有する送信スタート・メッセージ5
2を送る。次にヘッダ・ステーション12はダウンリン
クにデータがあればそれを移動ユニット10がヘッダ・
ステーション12に送るためのシーケンスを表わすポー
リング・テーブル54を放送する。ポーリング・テーブ
ル54は(n)個の移動ユニットの(n)個の識別子の
順列を含み、i=1〜nとしてフォーム<MUi MSG
i >をもつタプルの順序をつけたリストを形成する。M
i は移動ユニットの特定の1個を識別し、MSGi
例えばメッセージの数、バイト数を特定し、あるいはス
ロット型システムで用いられる場合にはこの特定の移動
ユニット10により現在のポーリング・サイクル50で
用いられうるアップリンク・スロットの数を特定する。
【0039】図5において、ポーリング・サイクル50
の開始時にヘッダ・ステーション12に対し既知である
移動ユニットはA,BおよびCである。例えばメッセー
ジ単位の割当てがなされているとすると、移動ユニット
Aには2つのアップリンク・データ伝送メッセージが割
当てられ、移動ユニットBとCには夫々1つのメッセー
ジが割当てられる。しかしながら、前述したように、こ
れら割当てはバイト数あるいは時間単位のような他の単
位でもよい。
【0040】次に、ポーリング・テーブル・デリミタ5
6がポーリング・テーブル54のエンドをマークするべ
く放送される。次に移動ユニット10はポーリング・テ
ーブル54で特定される順序に従ってアップリンク送信
を行う。移動ユニットの内の与えられた1個が送信開始
を決定すると、ヘッダ・ステーション12にデータまた
は制御メッセージまたはその両者であってもよい、割当
てられた(MSGi )メッセージを最大限まで送る。
【0041】この動作を容易にするために、ヘッダ・ス
テーション12は直ちにダウンリンクですべてのアップ
リンク送信をくり返す。このようにして、そのセル内の
すべての移動ユニット10はすべての他の移動ユニット
のアップリンク送信を受信する。各移動ユニットはアッ
プリンク送信の一部としてその固有の識別子を送信する
から、かくして各移動ユニット10はポーリング・テー
ブル54に関するその送信順序を決定する。移動ユニッ
ト10の内の与えられた1個がアップリンク送信を完了
するとき、他の移動ユニット10は(L)秒だけ送信を
遅らせる。但し(L)は少なくともセル内の任意の2個
の移動ユニット10間の最大伝播遅れに二回の連続する
送信間に必須のスペーシングを加えたものに等しい程度
に大きいものとする。この遅延期間後に、次に割当てら
れた移動ユニットが、送信すべきデータまたは制御メッ
セージがあるときにのみアップリンクにそれを送信す
る。送信すべきメッセージがなければ、その移動ユニッ
ト10は送信を行わない。図5では移動ユニットBがそ
の割当てられたアップリンク・スロットにおいて送信を
行わない。このように、(L)秒のアップリンク送信遅
延の終了後に、他の割当てられた移動ユニットがポーリ
ング・テーブル54の待ち行列内の前の移動ユニットか
らの送信を検出しない場合に、少なくとも一つの送信す
べきメッセージを有する次に割当てられた移動ユニット
がアップリンクでの送信を開始する。
【0042】図5において、移動ユニットAは2つのメ
ッセージを送り、移動ユニットBは送信を行わず、移動
ユニットCは移動ユニットBの遅延期間の終了直後に送
信を開始する。かくして、アップリンク帯域幅は、送る
べきメッセージのない移動ユニットがアップリンク・ス
ロットを割当てられても無駄にならない。ポーリング・
テーブル54で割当てられた最後の移動ユニット10が
伝送を完了した後にアップリンク送信のすべてがポーリ
ング・サイクル50について完了したものとされ、相1
(50a)が終了する。
【0043】ポーリング・サイクル50の第2相におい
て、ヘッダ・ステーション12は新しい移動ユニット1
0にヘッダ・ステーション12へのメッセージがあれば
その送信の機会を与える。例えば、新しい移動ユニット
10は今通信セル2に入ったものであって、そのヘッダ
・ステーション12のドメインに参加しようとするもの
である。この新しい移動ユニット10はこのようにして
ヘッダ・ステーション12にアドレスされた制御メッセ
ージを送りうるようにされる。この第2相のスタート時
にヘッダ・ステーション12はヘッダ・ステーション1
2の識別子と新しいユーザの照会を含む制御メッセージ
58を放送する。この制御メッセージ58の受信によ
り、すべての新しい移動ユニット10、すなわち現在ヘ
ッダ・ステーション12に付加されていないが、そのド
メインに加わりたいものがキャリア・センス・マルチプ
ル・アクセス(CSMA)プロトコルを用いてアップリ
ンクへのアクセスを互いに争い、ランダム・アクセス・
モードで自身の識別を行う。夫々の新しい移動ユニット
10はこの照会制御メッセージ58を受けると直ちに送
信する。
【0044】ヘッダ・ステーション12によりこの要求
が正しく受信されると、肯定応答(ACK)メッセージ
が返される。2以上の移動ユニット10がそれ自体の識
別を試みる場合には衝突が生じる。ヘッダ・ステーショ
ン12が識別要求を正しく受信しない場合には、肯定応
答メッセージは返されず、要求を出した移動ユニット1
0はそれらの要求がヘッダ・ステーションで正しく受信
されれなかったものと推論する。要求を出す夫々の移動
ユニット10は周知の再スケジュールおよび再送信プロ
トコルの内の一つに従う。代表的な再スケジュールおよ
び再送信プロトコルは移動ユニット10に或るランダム
な時間インターバルだけ遅延させてもう1回アップリン
ク送信を試みさせるものである。
【0045】移動ユニットの移動速度、従って1秒当り
の新しいセルとのクロス回数が1秒当りのポーリング・
サイクル数と比較して小さい場合には、ポーリング・サ
イクル50の競合相(相2)は全体としてのポーリング
・サイクル50の期間のごく僅かな部分となる。
【0046】相2(50b)を終了するために、ヘッダ
・ステーション12は新しい移動ユニットからのアップ
リンク・メッセージ送信を停止させるための制御メッセ
ージ<STOP>60を放送する。新しい移動ユニット
10がそのアップリンク制御メッセージを与えられたポ
ーリング・サイクル50中にうまく送信出来ない場合に
は、次のポーリング・サイクル50の競合相においてそ
れを再び試みる。
【0047】ポーリング・サイクル50の相3(50
c)において、ヘッダ・ステーション12はセル2にイ
ンバウンド送信を放送する。このインバウンド送信は、
ここではワイヤレス・リンク・ネットワークへのワイヤ
ード・ネットワーク1からヘッダ・ステーション12の
ドメイン内の移動ユニット10の内の1個へのものであ
る。アウトバウンド送信は一つの移動ユニット10から
ワイヤード・ネットワーク1へのものである。インバウ
ンド送信はワイヤード・ネットワーク1を介して入った
データ・パケットおよびセル2内の移動ユニット10に
配分される前に緩衝されるデータ・パケットを含む。特
定の(あいるはすべての)移動ユニット10にアドレス
されるデータまたは制御メッセージまたはその両者は放
送モードでダウンリンクに送られる。その固有のアドレ
スに対応するデータ・メッセージの受信により移動ユニ
ット10はその正しさをチェックし、その結果、正しけ
れば肯定応答メッセージを発生する。
【0048】ヘッダ・ステーション12は三つの適用業
務依存性の目安、すなわち(a)徹底的サービス、
(b)有限サービス、または(c)ゲーテッド・サービ
ス、の内の1つを用いてダウンリンク送信を終了しう
る。徹底的サービスでは、ヘッダ・ステーション12は
現在の相3中にワイヤード・ネットワーク1から入った
ものを含むデータのすべての緩衝されたフレームが送信
されるまで放送モード(相3)のままである。有限サー
ビスでは、ヘッダ・ステーション12は所定の最大時間
の間あるいはいくつかの所定数のフレームが放送されて
しまうまで相3にとどまる。フレームが放送されるべき
ものとしてある場合には、それらは次の通信サイクルま
で緩衝されたままである。ゲーテッド・サービスは、相
3のスタート時に緩衝されたフレームのみが放送される
点を除き、徹底的サービスと同じである。すなわち、相
3において入るものは次の通信サイクルだけ緩衝され
る。
【0049】これら三つの目安のどれが用いられても、
ヘッダ・ステーション12は制御メッセージ<EOB>
62を放送して現在のポーリング・サイクル50の放送
相のエンドを表わす。
【0050】図1の重なった通信セルの場合には、そし
て隣りのセルとの干渉を避けるために、ヘッダ・ステー
ション12はポーリング・サイクル50の完了時に無線
通信を行う権利を放棄する。ワイヤレス通信許可トーク
ンがネットワーク1に沿って次のヘッダ・ステーション
に送られる。この次のヘッダ・ステーションはこの許可
トークンを繰上げてその関連する通信セル内の移動ユニ
ットでポーリング・サイクル50を開始する。次に、第
1のヘッダ・ステーション12はこの許可トークンを再
び取得して次のポーリング・サイクル50を開始する。
【0051】現在のポーリング・サイクルのエンドと次
のサイクルのスタートの間の時間にヘッダ・ステーショ
ン12はデータ・メッセージを正しく受信したかどうか
チェックし、応答を用意し、移動ユニット10の動きの
管理に関係したネットワーク1のメッセージを発生し、
受信するがごときタスクを行い、さらに他の制御機能を
行う。
【0052】上記の第二のポーリング方法は、相1(5
0a)におけるインバウンド送信の取扱い方において第
一の方法とは異なる。この方法によれば、ヘッダ・ステ
ーション12は、移動ユニット10が送信すべきメッセ
ージを有するかどうかを決定するために各移動ユニット
10を順次呼出す。そのようにアドレスされた移動ユニ
ット10は次のアクションの内の一つを行う。
【0053】送るべきメッセージを有する場合にはそれ
がそのメッセージをアップリンクで送信する。
【0054】送るべきメッセージがない場合には、移動
ユニット10は次の二つの方法の内の一つによりその状
態を示す。一方の方法によれば、移動ユニット10は送
るべきアップリンク・メッセージのないことを示す所定
のメッセージをヘッダ・ステーション12に送る。ある
いは移動ユニット10はポーリング・メッセージに何ら
応答しない。
【0055】後者の技術を用いてヘッダ・ステーション
12は所定の時限だけ待機する。ポーリングされた移動
ユニット10がこの時限内に応答しない場合にはヘッダ
・ステーション12はそのユニット10が現在のポーリ
ング・サイクル50では送るべきものを有していないも
のとみなし、次の移動ユニット10を照会する。この技
術の利点は、移動ユニット10がメッセージのないこと
を示すために電池電力を用いないでよいということであ
る。電池の節約は可搬データ処理ユニットについては重
要なことである。この時限の値は移動ユニット10から
他のユニットへのポーリングの切換によるオーバヘッド
を最少にするように選ばれる。
【0056】相1(50a)は、ヘッダ・ステーション
12の制御下にあるすべての移動ユニット10がポーリ
ングされてしまうと完了する。ポーリング・サイクル5
0の第2相(50b)および第3相(50c)は夫々上
記と同じである。
【0057】これらポーリング技術により得られる利点
は次の通りであるが、それに限られるものではない。移
動ユニット10は、大きい帯域幅要求のあるものが要求
の少ないものより頻繁にポーリングされるように可変周
波数でポーリングされる。また、これらポーリング技術
は、より大きい一般的メッセージ・トラヒックを要求す
る移動ユニットまたは優先トラヒックを有するユニット
が他より頻繁にポーリングされるように容易に適応しう
る。
【0058】更に、本発明のポーリング方法は移動する
移動ユニット10の管理を容易にする。例えば、ヘッダ
・ステーション12が、移動ユニットAがまだそのドメ
イン内にあるものと処理しても、実際には移動ユニット
Aは(a)そのセルを出て他のセルに入ったか、(b)
そのセルおよびそのワイヤレス・ネットワークを出た
か、(c)そのセル内にあるが、不活性状態になったか
することがある。
【0059】移動ユニットAを所有するヘッダ・ステー
ション12が所定のサイクル回数(CMAX)だけ続け
てポーリングを行ってもそのユニットAからレスポンス
が入らない場合には、ヘッダ・ステーション12は次の
ポーリング・サイクルにおいて特殊な確認制御メッセー
ジを送る。この確認制御メッセージは移動ユニットAに
向けられ、そしてそのユニットにセル2内にあることの
確認を命令する。移動ユニット10が依然セル内にあっ
て不活性動作モードとなっているならばこの確認制御メ
ッセージの受信により、移動ユニット10はレスポンス
を送信する。この移動ユニット10からレスポンスがな
い場合には、ヘッダ・ステーション12はそのユニット
Aがその制御ドメインから出たものと判断する。ヘッダ
・ステーション12はその移動ユニットの内部的に維持
されるポーリング・テーブルからそのセルを出た移動ユ
ニット10の識別を削除し、移動ユニットAに関連した
緩衝されたデータ送信を含む状態情報をそのような情報
の貯蔵部として作用する保存ワイヤード・ネットワーク
・ノード(ARCH)5に送信する。ヘッダ・ステーシ
ョン12は、移動ユニットAがセル2に再び入るとき、
あるいはもう一度活性となるときに移動ユニットAの状
態が保存ノードARCH5に記憶されているというレコ
ードを所定の期間の間維持する。
【0060】多セル・ワイヤレス・ネットワークが全体
としては他のすべてのセルから離れており、干渉を生じ
ない1個以上の通信セルを含む場合には、それら離れた
セルは割込みのない連続的なポーリング動作を生じさせ
る。すなわち、前記の許可トークンはこれら離れたセル
内でワイヤレス通信を開始するためには不要である。
【0061】次に、アップリンク・チャンネルが後述す
るエンハンスト・キャリア・センス・マルチプル・アク
セス(CSMA)プロトコルにより共用される本発明の
他の実施例について述べる。このプロトコルは単純であ
ることおよび実行コストが低いことを利点とする。
【0062】アップリンク・チャンネルがわずかな時間
部分しか使用出来ない、いわゆる間欠使用可能なチャン
ネルである場合には、チャンネルが使用出来ないときに
累積する傾向のあるトラヒックのすべてをチャンネルが
使用可能となったとき送信しなければならない。CSM
Aプロトコルおよびその変形はチャンネルに付加される
ステーションでのランダム入来トラヒックにおけるチャ
ンネルの連続的な使用の可能性を想定して開発されたも
のである。しかしながら、ワイヤレス・ネットワークで
はこのような条件は一般に存在しない。
【0063】本発明のこの実施例は間欠的に使用可能な
放送チャンネルを共用するために用いられるマルチ・ア
クセス・プロトコルに関する。例えば図6において、ヘ
ッダ・ステーションがそのドメイン内でワイヤレス動作
を開始しようとしているものとする。ヘッダ・ステーシ
ョン12はまずインバウンド(ダウンリンク)放送送信
(相2)の前にアウトバウンド(アップリンク)送信
(相1)を行う。次にこのヘッダ・ステーションはワイ
ヤレス通信を停止し、間欠放送チャンネルはOFF状態
に入る。図6について述べるようにアップリンク送信を
開始するためにヘッダ・ステーション12はSTART
メッセージ52を放送する。それに応答しうる移動ユニ
ット10は二つのグループ、すなわち(a)すでにその
ヘッダ・ステーション12の所有となっていてアウトバ
ウンド送信を待つメッセージを有するユニット、および
(b)現在ヘッダ・ステーション12の所有に係るもの
でないが、そのようになり度いユニット、になる。
【0064】各ワイヤレス・サイクルのスタート時にS
TARTメッセージ52に応答する移動ユニット10の
グループをACTIVEと呼ぶことにする。ACTIV
Eである各移動ユニット10は乱数を発生し、それに対
応する時点でそのアップリンク送信をスケジュールす
る。時刻0を移動ユニット10がSTARTメッセージ
52を受信する時点に対応するものとする。メッセージ
を伝送するためにスケジュールされた時点となると、移
動ユニット10はそのワイヤレス・チャンネルを検出し
てそれが使用中かどうかを判断する。使用中であれば、
そのメッセージはこのランダム・インターバルの後に送
信するように再スケジュールされる。移動ユニット10
が使用中でないワイヤレス・チャンネルを検出した場合
には、直ちに送信を開始する。これに関し、制御メッセ
ージとデータ・メッセージは同じように扱われ、夫々が
アップリンク・チャンネルを争う。このように新しい移
動ユニット10は相2(50b)について述べたような
別の接続相を必要とせずにヘッダ・ステーション12に
参加しうる。ヘッダ・ステーション12が一つの移動ユ
ニット10から一つのメッセージを受けるとき、そのメ
ッセージはダウンリンクに同時に再放送されて移動ユニ
ットによりキャリアの検出が可能となるようにし、そし
てまた、ヘッダ・ステーションによって緩衝されてワイ
ヤード・ネットワーク1を介しての適正な宛先への、あ
るいはワイヤード・ネットワークを介してのワイヤレス
・ネットワークへの以降の経路指定に供される。
【0065】所定の時間の経過後に、アップリンク送信
は次のように終了する。ヘッダ・ステーション12が特
殊な制御メッセージ<STOP,H>(ヘッダ・ステー
ション(H)へのアップリンク送信停止)を放送する。
すべてのACTIVE移動ユニット10は、間欠放送チ
ャンネルが次のSTARTメッセージ52の送信により
アップリンク送信に再び使用可能となるまでそれらのア
ップリンク送信を遅延させる。アップリンク・メッセー
ジが終了した後にヘッダ・ステーション12はダウンリ
ンク(相2)でインバウンド・メッセージを放送する。
このインバウンド・メッセージの宛先である移動ユニッ
ト10はそれらメッセージの正確さをチェックし、必要
であれば適正な応答メッセージを発生する。ヘッダ・ス
テーション12は三つの目安、すなわち前述の徹底的サ
ービス、有限サービス、ゲーテッド・サービスの内の1
つにより前述のようにその放送相を終了する。次にこの
ヘッダ・ステーション12はダウンリンクで特殊な制御
メッセージ<EOB,H>(ヘッダ・ステーション
(H)についてのダウンリンクによる放送の終了)を送
信する。
【0066】本発明のこのエンハンストCSMAの実施
例は、図6に示すように、付加されない移動ユニットが
すでに付加されたユニットと共にアップリンク・チャン
ネルを争うから、相1と相2の動作の組合せを可能にす
る。このエンハンストCSMAの実施例はポーリング・
テーブル54とポーリング・テーブル・デリミタ56の
ダウンリンク送信を不要にし、かくして第1相における
アップリンク・メッセージと第2相におけるダウンリン
ク・メッセージを争う移動ユニット10で一つの2相通
信サイクルが得られる。しかしながら、第1および第2
相は移動ユニット10が第1相でアップリンク・メッセ
ージを、そして第2相でダウンリンク・メッセージを争
うから、論理的には逆である。
【0067】アップリンクの帯域幅の使用がヘッダ・ス
テーションにより制御されない図6に示す通信サイクル
のCSMAの実施例は、すべての移動ユニット10が同
一のメッセージ応答順位を有する場合に最も適してい
る。例えば、この実施例はすべての移動ユニット10が
スピーチのような実時間データではなくキーストローク
のようなアップリンクの低速データを送信するような場
合に最適である。図4の3相実施例は、より大きい帯域
幅を要求する移動ユニット10がより頻繁により多くの
アップリンク・スロットを割当てられうるから、異なっ
たメッセージ要求および優先順位を有するような場合に
最適である。また、実時間動作について保証された帯域
幅を要求する移動ユニットはアップリンク帯域幅の制御
された割り振りによりポーリング・サイクル毎にサービ
スされるように保証しうる。
【0068】図7、8はヘッダ・ステーション12にお
けるインバウンド・データ送信を詳細に示すフローチャ
ートである。図9、10は移動ユニット10におけるア
ウトバウンド・データ伝送(図5の相1)とエンハンス
トCSMAの実施例についての移動ユニット10でのア
ウトバンウド・データ伝送(図6の相1)の詳細を夫々
示すフローチャートである。破線で示すパスはACK信
号を使用しない場合のシステムのパスを示す。これらフ
ローチャートにおいてフレームはワイヤレス媒体を介し
て送信および受信に適したフォーマットとされた独立し
たメッセージまたは制御パケットである。
【0069】図7、8において、ヘッダ・ステーション
12はブロックAでインバウンド・データ送信をスター
トし、ブロックBでフレーム・カウント情報を0に初期
化する。次にヘッダ・ステーション12は主データ送信
ループに入りそしてブロックCで第1(次の)フレーム
を取り出す。ヘッダ・ステーション12はブロックDで
放送モード(図5の相3または図6の相2)が行われる
かどうかを判断する。行われないならばヘッダ・ステー
ションはループに放送モードの開始を待つ。放送モード
が行われると、ヘッダ・ステーション12はブロックC
でとり出されたフレームの送信をスタートし、フレーム
・カウントを増分させる(ブロックE)。ブロックFに
おいて、ヘッダ・ステーション12はループして進行中
のフレーム送信の完了を待つ。ブロックGにおいて、送
信されたメッセージが再送信かどうか、すなわちフレー
ムが誤って受信されたことを示すNACKが移動ユニッ
ト10から前に入っているかどうかの判断を行う。図7
(エンハンスト・ポーリング)において、ブロックNで
フレームがマークされ、再送信用に保存される。図8
(エンハンストCSMA)においてはブロックNでフレ
ームがマークされ、ACKが直ちに受信されないときに
のみ再送信用に保存される。フレームが再送信された後
に、そのフレームはブロックHで捨てられる。フレーム
はまた送信成功後に捨てられる。有限サービス・モード
においてヘッダ・ステーション12についてのフレーム
送信割当て量が完了したかどうか、あるいは放送モード
に割振られた最大時間が経過したかどうかの判断がブロ
ックIでなされる。割当て量が完了した場合にはヘッダ
・ステーション12はブロックJにおいてワイヤード・
ネットワーク1を介して他のヘッダ・ステーション12
に、特典を与えられたネットワーク・トークンを渡すこ
とによりワイヤレス送信を終了する。フレーム・カウン
トも0とされる。ブロックIにおいて、割当て量が完了
しない場合にはブロックKにおいて、送信されるべく残
っているフレームがあるかどうかの判断を行う。もしあ
れば、次のフレームがブロックCでとり出され、そうで
なければヘッダ・ステーション12がブロックLにおい
てインバウンド・データ送信を終了する。徹底動作モー
ドでは、ブロックIでチェックされる割当て量を任意に
大きなものとすることが出来る。ブロックLにおいて、
DONE条件はワイヤレス動作の許可が放棄されること
を示す。
【0070】図9は本発明のエンハンスト・ポーリング
方法を用いる移動ユニット10の一つからの送信を示
す。ブロックAにおいてデータ送信がスタートし、ブロ
ックBにおいて、フレーム・カウント情報が0に初期化
される。第1(次の)フレームがブロックCでとり出さ
れ、移動ユニット10はブロックDでアップリンクを用
いての送信許可を有するかどうかの判断を行う。移動ユ
ニット10は、このエンハンスト・ポーリングの相1が
進行中であり、しかもヘッダ・ステーション12から入
るポーリング・テーブル54に特定されるシーケンスに
従う移動ユニット10の順番である場合に許可を有す
る。もしそうでない場合には移動ユニット10はループ
して許可を待ち、許可を有する場合にはブロックEでフ
レームの送信をスタートする。次に移動ユニット10は
ループして送信の完了を待つ(ブロックG)。再送信が
完了(ブロックH)すると、フレームはブロックIで捨
てられる。ブロックJにおいて、指定されたアップリン
ク・フレーム量が完了したかどうかの判断を行う。完了
していれば移動ユニット10はこのポーリング・サイク
ルの相1におけるその後のアップリンク送信をくり返す
ことによりアップリンク・チャンネルを放棄し、そのフ
レーム・カウントを0にする(ブロックK)。この量が
完了していなければ移動ユニット10は送信されるべき
残されたフレームがあるかどうかの判断を行う(ブロッ
クL)。もし“YES”であれば次のフレームがブロッ
クCでとり出され、送信がくり返される。送信すべきフ
レームがなければ移動ユニット10はアップリンク・チ
ャンネルを放棄し、送信を終了する(ブロックM)。
【0071】図10は本発明のエンハンストCSMA技
術を用いた移動ユニット10からのアップリンク送信を
示す(図6の相1)。ブロックAでデータ送信がスター
トし、ブロックBでフレーム・カウント情報が0に初期
化される。第1(次の)フレームがブロックCでとり出
され、移動ユニット10はアップリンクを用いての送信
許可を有するかどうかの判断を行う。移動ユニット10
は、チャンネルがアイドルであり(ブロックD1)しか
も第1相が進行中(ブロックD2)であるとき許可を有
する。ブロックD1またはD2の判断が“NO”であれ
ば、移動ユニット10はループして許可を待つ。そうで
なければブロックEでフレーム送信をスタートする。移
動ユニット10はループし送信完了を待つ(ブロック
G)。再送信が行われた場合(ブロックH)、フレーム
はブロックIで捨てられる。ブロックJで第1相が終了
したかどうかの判断を行う。この判断はヘッダ・ステー
ション12から<STOP>メッセージを受けることに
より移動ユニット10で行われる。もし“YES”であ
れば移動ユニット10はこのサイクルの相1での以降の
アップリンク送信をおさえることによりアップリンク・
チャンネルを放棄し、フレーム・カウントを0にする
(ブロックM)。第1相が終了していない場合には移動
ユニット10はブロックKで送信すべきフレームが残っ
ているかどうかを判断し、残っていれば制御をブロック
Cにもどし、次のフレームをとり出す。残っていなけれ
ばユニット10はブロックLでアップリンクの競合を終
了する。ブロックJで第1相が終了していると判断され
れば、ユニット10は送信を放棄し、フレーム・カウン
トを0にする(ブロックM)。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のヘッダ・ステーションを有するトークン
・リングLANと、移動通信ユニットが自由に動きうる
重なり合う通信セルを有するワイヤレス・ネットワーク
の概略構成を示す図。
【図2】図1のヘッダ・ステーションの一つの詳細構成
を示すブロック図。
【図3】図1の移動通信ユニットの一つの詳細構成を示
すブロック図。
【図4】既知および新規のユーザを含む複数のユーザを
有する一つの通信セルを示す図。
【図5】ユーザ・ポーリング相、新しいユーザがヘッダ
・ステーションに参加する相、および放送メッセージ相
を含む、ヘッダ・ステーションにより用いられる通信プ
ロトコルを示す図。
【図6】アップリンク通信相がエンハンスト・キャリア
・センス・マルチプル・アクセス・プロトコルに従って
行われる通信プロトコルを示す図。
【図7】エンハンスト・ポーリング法についてのヘッダ
・ステーションでのインバウンド・データ送信を示すフ
ローチャート。
【図8】エンハンストCSMA法についてのヘッダ・ス
テーションでのインバウンド・データ送信を示すフロー
チャート。
【図9】エンハンスト・ポーリング法について移動ユニ
ットの動作を示すフローチャート。
【図10】エンハンストCSMA法について移動ユニッ
トの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 トークン・リング通信ネットワーク(LAN) 2 通信セル 10 移動ユニット 12 ヘッダ・ステーション 14 コネクタ 22 ネットワーク・アダプタ・トランシーバ 24 内部バス 26,32 プロセッサ 28,38 メモリ 30a,40a 変調器 30b,40b 受信器 34 オペレータ入力装置 36 オペレータ・ディスプレイ 50 ポーリング・サイクル 52 送信スタート・メッセージ 54 ポーリング・テーブル 58 制御メッセージ
フロントページの続き (72)発明者 シダルタ、レイ、チャウドハリ アメリカ合衆国ニューヨーク州、ピーク スキル、ナサリー、コート、6 (72)発明者 ピーター、ダーク、ホーテンシウス アメリカ合衆国ニューヨーク州、ゴール デンス、ブリッジ、ドッグウッド、コー ト、21 (56)参考文献 特開 昭60−27252(JP,A) 特開 昭62−283724(JP,A) 特開 昭62−291224(JP,A) 特開 昭62−23236(JP,A) 特開 昭64−42951(JP,A) 38TH IEEE VEHICULA R TECHNOLOGY CONFE RENCE JUNE 1988,NEW YORK US PAGES 92−99; M.WAKAO ET AL,:TEL ETERMINAL SYSTEM’ VOL.1,DECEMBER 1986,NEW YORK US PAG ES 445−449;A.T.KOZLOW SKI:AN ANALYSIS OF ASYNCHRONOUS REQU EST−CENTRALIZED PE RMISSION MULTIPLE− ACCESS PROTOCOL’

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤード・ネットワークと、該ワイヤー
    ド・ネットワークに接続されかつ関連する通信セルを有
    するヘッダ・ステーションと、そのセル内に配置される
    1個以上の移動通信ユニットとを有するネットワークに
    おいて上記ヘッダ・ステーションと移動通信ユニットと
    の間で双方向の情報通信を行う方法であって、 (イ)前記ヘッダ・ステーションから前記移動通信ユニ
    ットにポーリング・サイクルの開始を知らせるスタート
    信号を送信するステップと、 (ロ)前記ヘッダ・ステーションからそのヘッダ・ステ
    ーションに既知の識別子を有する前記移動通信ユニット
    の1個以上に、送信順序及びその順序において送信され
    るべきメッセージ・ユニットの数を割当てるスケジュー
    ル情報を前記スタート信号に続いて送信するステップ
    と、 (ハ)前記スケジュール情報により割当られた送信順に
    従って移動通信ユニットから前記ヘッダ・ステーション
    に情報を送信するステップと、 (ニ)移動通信ユニットからヘッダ・ステーションに送
    信された前記情報をヘッダ・ステーションからすべての
    移動通信ユニットに送信するステップと、 (ホ)前記(ニ)のステップで送信される情報を監視し
    て割当られた順番の移動通信ユニットがヘッダ・ステー
    ションに所定期間の間に情報を送信しないとき次の順番
    の移動通信ユニットにヘッダ・ステーションへの送信を
    許容するステップと、 (ヘ)前記ヘッダ・ステーションには未知である識別子
    を有する1個以上の移動通信ユニットから、前記ヘッダ
    ・ステーションに関連する既知の移動通信ユニット群内
    に前記未知のヘッダ・ステーションを含ませることを要
    求する要求情報を送信するステップと、 (ト)ポーリング・サイクルの終了を知らせるストップ
    信号をヘッダ・ステーションから移動通信ユニットに送
    信するステップと、 (チ)前記ワイヤード・ネットワークからヘッダ・ステ
    ーションが受け取った情報をヘッダ・ステーションから
    1個以上の移動通信ユニットに送信するステップと、 (リ)前記(チ)のステップの終了を知らせる終了信号
    をヘッダ・ステーションから移動通信ユニットに送信す
    るステップと、 を含んでいる双方向情報通信方法。
  2. 【請求項2】前記移動通信ユニットの内の選ばれたもの
    を周期的に呼び出してそれら選ばれたユニットが前記通
    信セル内で活性であるかどうかを判断するステップを含
    み、このステップは前記選ばれたユニットにアドレスさ
    れたメッセージを送信するステップおよび前記移動通信
    ユニットの内の選ばれたものにより送信されるべきレス
    ポンスを所定の時間だけ待つステップを含んでいる請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記レスポンスを待つステップにおいて、
    レスポンスが前記選ばれた移動通信ユニットから受信さ
    れないとき、応答しない移動通信ユニットに関連した情
    報を前記ヘッダ・ステーションから前記ワイヤード・ネ
    ットワークに、このワイヤード・ネットワークに接続さ
    れた記憶ユニット内への記憶のために送信するステップ
    を含んでいる請求項2に記載の方法。
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