JPH09199952A - オーディオ信号増幅回路およびこれを用いた携帯用音響機器 - Google Patents

オーディオ信号増幅回路およびこれを用いた携帯用音響機器

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JPH09199952A
JPH09199952A JP8023157A JP2315796A JPH09199952A JP H09199952 A JPH09199952 A JP H09199952A JP 8023157 A JP8023157 A JP 8023157A JP 2315796 A JP2315796 A JP 2315796A JP H09199952 A JPH09199952 A JP H09199952A
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謙吾 安達
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雅憲 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池1本程度の電圧で直接駆動でき、電流オフ
セットがキャンセルできるバイアス設定が可能なオーデ
ィオ増幅回路あるいは携帯用音響機器を提供することに
ある。 【解決手段】差動トランジスタと等価の負荷を持つ等価
のトランジスタを有するダミー回路を設けて、このダミ
ー回路のトランジスタのベースに流すバイアス電流を、
ベースに接続されたダイオード接続のないカレントミラ
ーで生成し、さらに、ダミー回路のトランジスタのベー
スをオーディオ信号を増幅する差動増幅回路の差動トラ
ンジスタのベースの基準バイアス電圧になるように誤差
増幅器によりダミー回路のトランジスタのベースを制御
することでダミー回路のトランジスタのベース電圧を差
動トランジスタのベース電圧に一致させ、バイアス電
流、バイアス電圧を差動トランジスタの状態に一致させ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ信号
増幅回路およびこれを用いた携帯用音響機器に関し、詳
しくは、電池1本程度で駆動される、ポータブルの磁気
テーププレーヤやポータブルCD(コンパクトディス
ク)プレーヤなどの低電圧駆動の携帯用音響機器のプリ
アンプにおいて、高精度にオフセットキャンセルのバイ
アス電流設定をすることが可能な低電圧駆動のプリアン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポータブル磁気テーププレーヤや
ポータブルCDプレーヤでは、乾電池で駆動され、その
本数は通常1本〜2本である。従って、内蔵されるオー
ディオ増幅回路の電源電圧は、1.2V〜2.4V程度
でしかない。しかも、多くの場合ステレオ機能を備えて
いて、その出力段の回路は、2系統になっている。この
ようなポータブル形の音響機器では、長時間演奏が要求
され、さらに小型化や薄型化が要求される。しかも、電
池1本の電圧からDC/DCコンバータ等の昇圧電源回
路により2.4Vあるいはそれ以上の電圧の電力を生成
するのが一般的である。
【0003】図2は、この種の携帯用音響機器におい
て、電池2本あるいは昇圧電源回路により1本の電池か
ら昇圧された1.5V以上の電圧の電力で駆動される、
オフセットキャンセルバイアス電流設定回路(以下オフ
セットキャンセル回路)を有するIC化されたプリアン
プの例である。1は、プリアンプであって、磁気ヘッド
あるいはそのヘッドアンプ等から得られる信号発生源2
から送出された信号を入力端子3に受ける。5は、定電
圧回路であり、6は、これの出力端子4から増幅された
信号を受ける次段のアンプである。プリアンプ1は、オ
ーディオ信号を増幅する差動アンプ11と、これの出力
を受ける増幅段アンプ12と、オフセットキャンセル回
路13とからなる。差動アンプ11は、NPNの差動ト
ランジスタQ1,Q2と、これらの共通エミッタとグラン
ドGND間に接続されているNPNの定電流源のトラン
ジスタQ3、そして、トランジスタQ1,Q2のそれぞれ
のコレクタ側に挿入されたカレントミラー負荷のPNP
のトランジスタQ4,Q5とからなり、それぞれのコレク
タがトランジスタQ4,Q5を介して電源ラインVccに接
続されている。なお、R1,R2は、それぞれトランジス
タQ1,Q2のベースとバイアスラインVbとの間に挿入
されたバイアス抵抗である。
【0004】差動アンプ11の出力は、トランジスタQ
5を有するトランジスタQ2のコレクタ側から出力が取り
出されて、増幅段アンプ12のPNPのトランジスタQ
6のベースへと増幅されたオーディオ信号が送出され
る。トランジスタQ6のエミッタ側は、出力端子4に接
続され、その出力が次段のアンプ6に入力されるととも
に、出力端子4が電流源15を介してグランドGNDへ
と落とされる。また、出力端子4とトランジスタQ2の
ベースとの間に帰還抵抗Rfが設けられている。定電圧
回路5は、電源ラインVccとグランドGNDとの間に接
続された定電流源15とダイオード接続のNPNトラン
ジスタQ7との直列回路で構成され、NPNトランジス
タQ7のベース電位が定電圧に設定される。オフセット
キャンセル回路13は、定電流回路16とカレントミラ
ー17とからなる。定電流回路16は、電源ラインVcc
とグランドGNDとの間に接続されたダイオードD(ダ
イオード接続トランジスタD)、NPNトランジスタQ
8、そしてNPNトランジスタQ9とからなる直列回路で
構成され、NPNトランジスタQ9のベースに定電圧回
路5のトランジスタQ7のベースが接続されることで定
電流Iがこの直列回路に流れる。
【0005】トランジスタQ7のベースは、差動アンプ
11の定電流源のトランジスタQ3のベースにも接続さ
れ、これらトランジスタQ7とトランジスタQ3のエミッ
タ面積比が1:2に設定されていることにより、定電流
源のトランジスタQ3に定電流として前記の2倍の定電
流2×Iが流れる。これにより差動アンプ11の各差動
トランジスタQ1,Q2がバランスしてバイアスされてい
る定常状態で無信号時には、それぞれのトランジスタに
電流Iが流れる。このとき、差動アンプ11の各差動ト
ランジスタQ1,Q2のベースに供給されるバイアス電流
Ibは、カレントミラー17により両者に等しい値が供
給され、これにより電流オフセットがキャンセルされ
る。カレントミラー17は、相互にベースが接続された
入力側のダイオード接続のPNPトランジスタQ10と出
力側のPNPトランジスタQ11,Q12とからなり、それ
ぞれのトランジスタのエミッタが電源ラインVccに接続
され、トランジスタQ10のコレクタがトランジスタQ8
のベースに接続され、定電流回路16に流れる電流Iに
応じてベース電流Ibが流れ、これにより駆動される。
トランジスタQ11,Q12のコレクタ側は、トランジスタ
Q1,Q2のベースに接続されていて、これらにバイアス
電流Ibを流し込む。このときに流れるバイアス電流Ib
は、トランジスタQ8に定電流Iを流すベース電流と等
しいものであり、これがトランジスタQ10に流れ、カレ
ントミラー接続されたトランジスタQ11,Q12から流出
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなカレントミ
ラー接続によりバイアス電流を流出する回路にあって
は、カレントミラー入力側がダイオード接続になる関係
で1.5V以上の電源電圧が必要になる。すなわち、最
低でもトランジスタQ10の動作電圧+トランジスタQ8
の動作電圧+トランジスタQのONsat電圧(ON状態
でのコレクタ−エミッタ間飽和電圧)=0.7V+0.
7V+0.2V=1.6Vになる。しかも、1.5V程
度の低電圧駆動で微小信号を増幅する増幅器になると、
電源電圧の小さな変動もバイアス電流に大きな影響を与
え、温度変化によるバイアス電流のドリフトも音質に対
して問題になる。その結果、電池1本程度の電圧で直接
駆動できる高音質の増幅回路を実現することは難しい。
この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決
するものであって、電池1本程度の電圧で直接駆動で
き、電流オフセットがキャンセルできるバイアス設定が
可能なオーディオ増幅回路あるいは携帯用音響機器を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明のオーディオ増幅回路および携帯用音
響機器の特徴は、所定のバイアス電圧およびバイアス電
流がベースに設定される差動トランジスタを有しオーデ
ィオ信号を受けて増幅する差動増幅回路と、差動トラン
ジスタと実質的に等価の負荷を持つ等価のトランジスタ
を有するダミー回路と、このダミー回路のトランジスタ
のベースに流す電流をコレクタまたはエミッタに駆動電
流として受け、ベースがダイオード接続されることなく
出力側トランジスタのベースに接続された入力側トラン
ジスタと出力側トランジスタとからなり出力側トランジ
スタが差動トランジスタの前記ベースにバイアス電流を
供給するカレントミラーと、ダミー回路のトランジスタ
のベースに接続され、このベースの電圧と所定のバイア
ス電圧あるいはこれに対応する電圧との誤差分を発生し
ダミー回路のトランジスタのベースを所定のバイアス電
圧に維持する制御をする誤差増幅器とを備えるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】このように、差動トランジスタと
等価の負荷を持つ等価のトランジスタを有するダミー回
路を設けて、このダミー回路のトランジスタのベースに
流すバイアス電流を、ベースに接続されたダイオード接
続のないカレントミラーで生成し、さらに、ダミー回路
のトランジスタのベースをオーディオ信号を増幅する差
動増幅回路の差動トランジスタのベースの基準バイアス
電圧になるように誤差増幅器によりダミー回路のトラン
ジスタのベースを制御することでダミー回路のトランジ
スタのベース電圧を差動トランジスタのベース電圧に一
致させ、バイアス電流、バイアス電圧を差動トランジス
タの状態に一致する。これにより、電源電圧や温度変動
があっても、その変化に応じたバイアス電流をカレント
ミラーで取り出してオーディオ信号を増幅する差動増幅
回路の差動トランジスタのベースには基準バイアスに維
持するようなバイアス電流を送出することでができる。
その結果、ダイオード接続のカレントミラー回路よりも
1Vf(ベースエミッタ間順方向電圧降下)−Vonsat
(コレクタ−エミッタ間のON時の飽和電圧)分の電
圧、約0.5V程度の動作電源の低減が可能になる。
【0009】ところで、実施例では、ダミー回路とし
て、オーディオ増幅を行う差動アンプの信号入力側の差
動トランジスタと等価の負荷と等価のバイアス電流を受
ける電流値Iの定電流回路を設けている。また、誤差増
幅器として差動増幅器を用い、この誤差増幅器の検出側
の信号を受けるベース電流をバイアス電流に比べて十分
小さな電流値に設定し、前記の定電流回路の差動トラン
ジスタと等価のトランジスタのベース電位が基準バイア
スになるように制御している。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のオーディオ増幅回路を適
用した低電圧駆動微小信号増幅のプリアンプの一実施例
のブロック図である。なお、図2と同一の構成要素は同
一の符号を付してその説明を割愛する。図1において、
20は、電池1本で駆動されるプリアンプとして使用さ
れるオーディオ回路であって、この実施例では、オフセ
ットキャンセルするためのバイアス電流生成回路24と
して、カレントミラー17に換えてパラレル駆動のカレ
ントミラー21と誤差増幅器22、バイアス回路23と
により構成される回路が設けられている。このバイアス
電流生成回路24のカレントミラー21は、図2におけ
る定電流回路16が駆動するダイオード接続のカレント
ミラートランジスタQ10に換えて、トランジスタQ11,
Q12と同じバイアス関係にあるトランジスタQ13が設け
られている。カレントミラー21は、このトランジスタ
Q13を入力側トランジスタとしてトランジスタQ11,Q
12を駆動して同一値の出力電流をバイアス電流Ibとし
て発生する。なお、トランジスタQ13のベース−コレク
タ間に接続されているコンデンサCは、高周波成分バイ
パス用のコンデンサである。さらに、定電流回路16の
駆動トランジスタQ8のベース電圧をオーディオ増幅回
路本体である差動アンプ11の基準ベースバイアス電圧
になるように、誤差増幅器22とバイアス回路23とに
よりフィードバック制御により設定される。これにより
定電流回路16のトランジスタQ8は、差動アンプ11
の差動トランジスタQ1あるいはトランジスタQ2とベー
ス電流、ベース電圧が等しくなり、等価の負荷としてダ
イオード接続トランジスタDを有しているので、差動ト
ランジスタQ1あるいはトランジスタQ2と等価動作のダ
ミー回路になる。なお、トランジスタQ8は、差動トラ
ンジスタQ1,トランジスタQ2とペアのトランジスタと
して集積される。また、ダイオード接続のトランジスタ
DとトランジスタQ4,Q5もペアのトランジスタとして
集積化される。また、このフィードバック動作の電流値
は、バイアス電流Ibに比べて無視できる程度に小さい
ものとする。
【0011】ここでは、差動アンプ11のトランジスタ
Q1,Q2のベース電圧が基準ベースバイアス電圧になる
ようなバイアス電流がこれらベースにフィードバック制
御で加えられ、カレントミラー21において、トランジ
スタQ13とトランジスタQ11,Q12とに流れる電流が実
質的に等しくIbになり、かつ、トランジスタQ8のベー
ス電圧が誤差増幅器22によりバイアス回路23により
設定される基準バイアス電圧VREFと比較され、これに
維持されるようにフィードバック制御される。この制御
に応じて流れるバイアス電流Ibは、定電流回路16の
駆動トランジスタQ8のベース電圧を基準ベースバイア
ス電圧に維持するような電流として発生する。その結
果、トランジスタQ1,Q2,Q8のベース電流Ibおよび
無信号状態でのコレクタ−エミッタ間に流れる電流とが
実質的にIに等しくなる。
【0012】誤差増幅器22のフィードバック制御とバ
イアス電圧設定について説明すると、誤差増幅器22
は、NPNの差動トランジスタQ21,Q22を有する差動
アンプであって、これらトランジスタの共通エミッタと
グランドGND間に接続されているNPNの定電流源の
トランジスタQ23と抵抗R3の直列回路、そして、トラ
ンジスタQ21のコレクタ側と電源ラインVccとの間に設
けられたダイオード接続のPNPの負荷トランジスタQ
24、トランジスタQ22のコレクタ側と電源ラインVccと
の間に設けられたPNPの負荷トランジスタQ25とから
なり、トランジスタQ22のコレクタ側がトランジスタQ
13のベースに接続され、誤差増幅器22の出力がトラン
ジスタQ13のベースにフィードバックされることにより
誤差出力が取り出される。入力側であるトランジスタQ
21のベースにはトランジスタQ8のベースが接続され、
トランジスタQ8のベース電圧の基準電圧が誤差分に応
じて補正される。
【0013】バイアス回路23は、トランジスタQ25に
対してカレントミラー接続されたダイオード接続のPN
PトランジスタQ26とその下流に設けられたNPNトラ
ンジスタQ27、NPNトランジスタQ28、そしてNPN
トランジスタQ28のエミッタ側に設けられた抵抗R5と
が電源ラインVccとグランドGND間に設けられてい
る。トランジスタQ28のベースは、定電圧回路5のNP
NトランジスタQ7のベースに接続され、トランジスタ
Q28に電流Iが流され状態にあるが、その下流にある抵
抗R5によりこれに流れる電流値が設定される。その値
によりここではI−2αの電流値に設定されている。な
お、αは、カレントミラー21のトランジスタQ11,Q
12,Q13を駆動するためにこれらベースから流出する電
流の総和である。
【0014】動作説明の都合上、仮に、電流値調整用の
抵抗R3の値を“0”として無視してその動作を説明す
ると、トランジスタQ23のベースは、定電圧回路5のN
PNトランジスタQ7のベースに接続され、電流Iが流
される。差動トランジスタQ21のベース電圧は、差動ト
ランジスタQ22のベース電圧がバイアス回路23により
差動アンプ11の基準ベースバイアス電圧VREFに設定
されることで、基準ベースバイアス電圧VREFに設定さ
れる。そこで、トランジスタQ21には、定常状態でI/
2、トランジスタQ22には、定常状態でI/2の電流が
流れる。ここで、トランジスタQ26とトランジスタQ25
のエミッタ面積比を2:1とする。前記したように、ト
ランジスタQ28にI−2αの電流値が流れるので、ダイ
オード接続のPNPトランジスタQ26にI−2αの電流
が流れる。そこで、トランジスタQ26により駆動される
カレントミラー接続の負荷トランジスタQ25にI/2−
αの電流が流され、トランジスタQ22には、I/2−α
とカレントミラー21の駆動電流αの和としてI/2の
電流が流れる。なお、NPNトランジスタQ27のベース
とトランジスタQ22のベースとが共通に接続され、これ
らのベースは、抵抗R4を介してトランジスタQ1,Q2
のベースと同様にバイアスラインVbに接続されてい
る。これにより、無信号時(静特性において)トランジ
スタQ1,Q2,Q22、Q27のそれぞれのベースが共に所
定の基準ベース電圧VREFになるようにバイアスライン
Vbにより、これらベースの電圧が設定される。その結
果として、トランジスタQ22のベースが基準バイアス電
圧VREFになって、トランジスタQ8,Q21のベースが所
定の基準ベース電圧VREFになるように誤差増幅器22
により制御される。
【0015】このようにして、差動アンプ21のトラン
ジスタQ21のベースがこの基準電圧VREFに一致するよ
うに設定され、トランジスタQ1,Q2とトランジスタQ
8とが実質的に等しい電圧が与えられる。その結果、こ
れらに加えられるベース電圧、ベース電流ともほぼ等し
い値になる。ここで、トランジスタQ8のベース電圧が
変動して、トランジスタQ21とトランジスタQ22のベー
スにその誤差分の電位差が発生すると、その分の増減電
流が誤差電流としてトランジスタQ22のコレクタを経て
トランジスタQ13のベースに加えられ、トランジスタQ
21のベースを基準電圧に一致する方向に戻す。その結
果、トランジスタQ8のベースは、それを基準電圧VREF
に維持するようなバイアス電流が流れる。例えば、トラ
ンジスタQ21のベースが基準電圧よりも上昇すると、ト
ランジスタQ21の電流がI/2よりも増加してI/2+
βになると、その分、トランジスタQ22の電流が減少し
てI/2−βになる。トランジスタQ25の電流はI/2
−αであるので、α−β分の電流がトランジスタQ13の
ベースに流れる。これによりトランジスタQ13のベース
電流が減少してトランジスタQ21のベースを基準電圧V
REFに一致するように下げる。
【0016】トランジスタQ21のベースが基準電圧VRE
Fよりも低下したときには、前記と逆の動作になり、α
+β分の電流がトランジスタQ13のベースに流れてトラ
ンジスタQ21のベースを基準電圧VREFに一致するよう
に上げる。これにより、トランジスタQ21のベースと共
通に接続されたトランジスタQ8のベースを基準電圧VR
EFになるように維持するフィードバック制御をし、その
結果としてカレントミラー21によりトランジスタQ
1,Q2のベースも同様な制御を受けることになる。ここ
で、定電圧回路16の構成は、差動アンプ11の片側の
トランジスタの構成と全く同様な構造のダミー回路にな
っている。このとき、トランジスタQ8は、トランジス
タQ1,Q2と等価のペアトランジスタである。そこで、
トランジスタQ8のベースについての温度や電源電圧の
変動による電圧変動は、そのままトランジスタQ1,Q2
に対応するものとなる。すなわち、トランジスタQ8
は、トランジスタQ1,Q2のバイアス状態を検出する。
そこで、トランジスタQ8のベースに流す電流値と同じ
電流値をカレントミラー21により、トランジスタQ
1,Q2のベースに流すことにより、温度や電源電圧の変
動による電圧変動に応じてバイアス電圧が変化しても、
これらトランジスタのベースを基準電圧に維持するよう
なフィードバック制御が行われる。その結果、それぞれ
のトランジスタQ1,Q2は、常時適正で等しいバイアス
電流が供給されてオフセットがキャンセルされる。
【0017】ここで、図1における電源電圧は、カレン
トミラー回路がダイオード接続の駆動回路を使用してい
ないので、1Vf−Vonsat分の電圧低減が可能になる。
すなわち、トランジスタQ13の動作電圧+トランジスタ
Q8の動作電圧+トランジスタQのONsat電圧=0.2
V+0.7V+0.2V=1.1Vになる。これによ
り、前記のプリアンプは、1.5V以下で駆動可能で、
かつ、オフセットキャンセルのバイアスが設定でき、温
度や電圧変動に影響されにくいオーディオ増幅回路が実
現できる。ところで、以上の説明では、抵抗R4の抵抗
値を無視して説明しているが、トランジスタQ8のベー
スとトランジスタQ21のベースが共通に接続されている
関係でトランジスタQ13のエミッタ−コレクタ間に流れ
る電流Ibの一部がトランジスタQ21のベースに流れる
ためその分、トランジスタQ1,Q2のベース電流とのア
ンバランスを生じる。そこで、抵抗R4と抵抗R3の抵抗
値を大きく採り、これによってトランジスタQ21のベー
ス電流をトランジスタQ8のベースに比べて十分に小さ
くする。このようにしても、誤差増幅器22の動作は、
制御対象がベース電流であるので、微小であり、問題に
ならない。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、差動トランジスタと等価の負荷を持つ等価のト
ランジスタを有するダミー回路を設けて、このダミー回
路のトランジスタのベースに流すバイアス電流を、ベー
スに接続されたダイオード接続のないカレントミラーで
生成し、さらに、ダミー回路のトランジスタのベースを
オーディオ信号を増幅する差動増幅回路の差動トランジ
スタのベースの基準バイアス電圧VREFになるように誤
差増幅器によりダミー回路のトランジスタのベースを制
御することでダミー回路のトランジスタのベース電圧を
差動トランジスタのベース電圧に一致させ、バイアス電
流、バイアス電圧を差動トランジスタの状態に一致す
る。これにより、電源電圧や温度変動があっても、その
変化に応じたバイアス電流をカレントミラーで取り出し
てオーディオ信号を増幅する差動増幅回路の差動トラン
ジスタのベースには基準バイアスに維持するようなバイ
アス電流を送出することでができる。その結果、ダイオ
ード接続のカレントミラー回路よりも1Vf(ベースエ
ミッタ間順方向電圧降下)−Vonsat(コレクタ−エミ
ッタ間のON時の飽和電圧)分の電圧、約0.5V程度
の動作電源の低減が可能になり、1.5V程度の低電圧
駆動の電源であっても、微小信号を精度よく増幅するこ
とができ、電池1本程度の電圧で直接駆動できる高音質
の増幅回路を実現することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のオーディオ増幅回路を適用
した低電圧駆動微小信号増幅のプリアンプの一実施例の
ブロック図である。
【図2】図2は、従来のオフセットキャンセルバイアス
回路を有する微小信号増幅のオーディオ増幅回路のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…プリアンプ、2…信号発生源、3…入力信号を端
子、4…出力端子、5…定電圧回路、6…次段のアン
プ、11,22…差動アンプ、12…増幅段アンプ、1
3…オフセットキャンセル回路、15…電流源、16…
定電流回路、17,21…カレントミラー、20…オー
ディオ回路、23…バイアス回路、24…バイアス電流
生成回路、Q1〜Q28…トランジスタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のバイアス電圧およびバイアス電流が
    ベースに設定される差動トランジスタを有しオーディオ
    信号を受けて増幅する差動増幅回路と、前記差動トラン
    ジスタと実質的に等価の負荷を持つ等価のトランジスタ
    を有するダミー回路と、このダミー回路のトランジスタ
    のベースに流す電流をコレクタまたはエミッタに駆動電
    流として受け、ベースがダイオード接続されることなく
    出力側トランジスタのベースに接続された入力側トラン
    ジスタと前記出力側トランジスタとからなり前記出力側
    トランジスタが前記差動トランジスタの前記ベースにバ
    イアス電流を供給するカレントミラーと、前記ダミー回
    路のトランジスタのベースに接続され、このベースの電
    圧と前記所定のバイアス電圧あるいはこれに対応する電
    圧との誤差分を発生し前記ダミー回路のトランジスタの
    ベースを前記所定のバイアス電圧に維持する制御をする
    誤差増幅器とを備えるオーディオ信号増幅回路。
  2. 【請求項2】前記誤差増幅器は、差動増幅回路で構成さ
    れ、この差動増幅回路の一方の入力が前記ダミー回路の
    トランジスタのベースに接続され、他方の入力が前記所
    定のバイアス電圧に対応する電圧を発生するバイアス回
    路に接続され、前記ダミー回路のトランジスタのベース
    に流す電流よりも十分小さな電流が前記入力に流れるよ
    うに前記差動増幅回路の定電流源の電流値が設定されて
    いる請求項1記載のオーディオ信号増幅回路。
  3. 【請求項3】電池と、所定のバイアス電圧およびバイア
    ス電流がベースに設定される差動トランジスタを有しオ
    ーディオ信号を受けて増幅する差動増幅回路と、前記差
    動トランジスタと実質的に等価の負荷を持つ等価のトラ
    ンジスタを有するダミー回路と、このダミー回路のトラ
    ンジスタのベースに流す電流をコレクタまたはエミッタ
    に駆動電流として受け、ベースがダイオード接続される
    ことなく出力側トランジスタのベースに接続された入力
    側トランジスタと前記出力側トランジスタとからなり前
    記出力側トランジスタが前記差動トランジスタの前記ベ
    ースにバイアス電流を供給するカレントミラーと、前記
    ダミー回路のトランジスタのベースに接続され、このベ
    ースの電圧と前記所定のバイアス電圧あるいはこれに対
    応する電圧との誤差分を発生し前記ダミー回路のトラン
    ジスタのベースを前記所定のバイアス電圧に維持する制
    御をする誤差増幅器とを備え、前記差動増幅回路と、前
    記ダミー回路、前記カレントミラー、そして前記誤差増
    幅器とが前記電池から電力供給を受けて動作する携帯用
    音響機器。
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