JPH09199606A - マスタスライス方式の半導体装置 - Google Patents

マスタスライス方式の半導体装置

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Publication number
JPH09199606A
JPH09199606A JP8021916A JP2191696A JPH09199606A JP H09199606 A JPH09199606 A JP H09199606A JP 8021916 A JP8021916 A JP 8021916A JP 2191696 A JP2191696 A JP 2191696A JP H09199606 A JPH09199606 A JP H09199606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
film
wiring
semiconductor device
polycrystalline
Prior art date
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Pending
Application number
JP8021916A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kaneko
博幸 金子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積度を低下させず動作に悪影響も与えるこ
となく、配線形成時のチャージアップによるゲート絶縁
膜の破壊を少なくして製造歩留りを高める。 【解決手段】 使用されているトランジスタ25aのゲ
ート電極である多結晶Si膜23に接続されているAl
配線27が、使用されていないトランジスタ25bの多
結晶Si膜23にも接続されている。このため、使用さ
れているトランジスタ25aの多結晶Si膜23にのみ
Al配線27が接続されている構造に比べて所謂アンテ
ナ比が小さく、Al配線27を形成する際のチャージア
ップによるゲート酸化膜の破壊が少なくて、製造歩留り
が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め形成されてい
る多数の回路素子の中から選択された回路素子に対して
配線を形成するマスタスライス方式の半導体装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、ゲートアレイ等のマスタスライ
スに対してAl配線が形成された状態を示している。こ
のマスタスライス方式の半導体装置では、Si基板11
上に、ゲート酸化膜としてのSiO2 膜12を介して、
多結晶Si膜13から成るゲート電極が形成されてお
り、多結晶Si膜13の両側の素子活性領域にはソース
/ドレイン拡散層(図示せず)が形成されている。
【0003】この様な構成のトランジスタ14がSi基
板11に多数規則的に形成されており、これらのトラン
ジスタ14が層間絶縁膜15に覆われた状態のマスタス
ライスが作り溜めされている。そして、ユーザの回路で
使用されるトランジスタ14の多結晶Si膜13やソー
ス/ドレイン拡散層に達するコンタクト孔16が層間絶
縁膜15に開孔されており、コンタクト孔16を介して
多結晶Si膜13やソース/ドレイン拡散層にAl配線
17が接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Al配線1
7をパターニングするための工程で用いるプラズマ等の
荷電粒子18によって、Al配線17及び多結晶Si膜
13にチャージアップが発生する。一方、一般のマスタ
スライス方式の半導体装置では、図2に示した様に、ゲ
ート電極である多結晶Si膜13にAl配線17が直接
に接続されていて、保護回路が設けられていない場合が
多い。
【0005】このため、Al配線17及び多結晶Si膜
13のチャージアップによって、ゲート酸化膜であるS
iO2 膜12が絶縁破壊し易く、従来のマスタスライス
方式の半導体装置では製造歩留りが低かった。なお、ゲ
ート電極である多結晶Si膜13の面積を広くして、多
結晶Si膜13の面積に対するAl配線17の面積の比
率である所謂アンテナ比を小さくすれば、SiO2 膜1
2が絶縁破壊しにくい。しかし、これでは半導体装置の
集積度が低下する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のマスタスライ
ス方式の半導体装置は、使用されているトランジスタの
ゲート電極に接続されている配線が、使用されていない
トランジスタのゲート電極にも接続されていることを特
徴としている。
【0007】請求項2のマスタスライス方式の半導体装
置は、請求項1のマスタスライス方式の半導体装置にお
いて、前記使用されていないトランジスタが前記使用さ
れているトランジスタに隣接していることを特徴として
いる。
【0008】請求項3のマスタスライス方式の半導体装
置は、請求項1のマスタスライス方式の半導体装置にお
いて、前記トランジスタが論理ゲートを構成しているこ
とを特徴としている。
【0009】本発明によるマスタスライス方式の半導体
装置では、使用されているトランジスタのゲート電極に
接続されている配線が、使用されていないトランジスタ
のゲート電極にも接続されている。
【0010】このため、使用されているトランジスタの
ゲート電極にのみ配線が接続されている構造に比べて、
ゲート電極の面積に対するそのゲート電極に接続されて
いる配線の面積の比率が小さい。しかも、使用されてい
ないトランジスタのゲート電極に配線が接続されていて
も、半導体装置の集積度が低下せず動作に悪影響もな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、ゲートアレイに適用した本
発明の一実施形態を、図1を参照しながら説明する。本
実施形態では、Si基板の表面に素子分離用のSiO2
膜21が選択的に形成されており、このSiO2 膜21
に囲まれている素子活性領域22の表面にゲート酸化膜
としてのSiO2 膜(図示せず)が形成されている。
【0012】多結晶Si膜23から成るゲート電極が素
子活性領域22を横断しており、多結晶Si膜23の両
側の素子活性領域22にソース/ドレイン拡散層24が
形成されている。論理ゲートを構成するためのトランジ
スタ25が層間絶縁膜(図示せず)に覆われてマスタス
ライスが形成されているが、以上の構成は上述の従来例
と実質的に同様である。
【0013】しかし、本実施形態では、ユーザの回路を
形成する際に、使用されるトランジスタ25aの多結晶
Si膜23及びソース/ドレイン拡散層24のみなら
ず、使用されないトランジスタ25bの多結晶Si膜2
3に対してもコンタクト孔26が開孔されている。
【0014】そして、使用されるトランジスタ25aの
ソース/ドレイン拡散層24にAl配線27が接続され
ると共に、使用されるトランジスタ25aとこのトラン
ジスタ25aに隣接していて使用されないトランジスタ
25bとの両方の多結晶Si膜23に、連続しているA
l配線27が接続されている。
【0015】従って、以上の様な実施形態では、使用さ
れているトランジスタ25aの多結晶Si膜23にのみ
Al配線27が接続されている構造に比べてアンテナ比
が小さい。このため、Al配線27を形成する際のチャ
ージアップによるゲート酸化膜の破壊が少なくて、製造
歩留りが高い。しかも、使用されていないトランジスタ
25bの多結晶Si膜23にAl配線27が接続されて
いても、半導体装置の集積度が低下せず動作に悪影響も
ない。
【0016】なお、図1に示した実施形態では、使用さ
れていないにも拘らず多結晶Si膜23にAl配線27
が接続されているトランジスタ25bは、トランジスタ
25aに隣接しているトランジスタ25bのみである
が、トランジスタ25aとは反対側でトランジスタ25
bに更に隣接しているトランジスタ25bの多結晶Si
膜23にもAl配線27が接続されていてもよい。ま
た、以上の実施形態はゲートアレイに本発明を適用した
ものであるが、デジタルLSI以外のアナログICにも
本発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によるマスタスライス方式の半導
体装置では、半導体装置の集積度が低下せず動作に悪影
響もないにも拘らず、ゲート電極の面積に対するそのゲ
ート電極に接続されている配線の面積の比率が小さいの
で、配線を形成する際のチャージアップによるゲート絶
縁膜の破壊が少なくて、製造歩留りが高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図である。
【図2】チャージアップによるゲート絶縁膜の破壊を説
明するための側断面図である。
【符号の説明】
23 多結晶Si膜 25a トランジスタ 25b トランジスタ 27 Al配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用されているトランジスタのゲート電
    極に接続されている配線が、使用されていないトランジ
    スタのゲート電極にも接続されていることを特徴とする
    マスタスライス方式の半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記使用されていないトランジスタが前
    記使用されているトランジスタに隣接していることを特
    徴とする請求項1記載のマスタスライス方式の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トランジスタが論理ゲートを構成し
    ていることを特徴とする請求項1記載のマスタスライス
    方式の半導体装置。
JP8021916A 1996-01-12 1996-01-12 マスタスライス方式の半導体装置 Pending JPH09199606A (ja)

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JP8021916A JPH09199606A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 マスタスライス方式の半導体装置

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JP8021916A JPH09199606A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 マスタスライス方式の半導体装置

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JPH09199606A true JPH09199606A (ja) 1997-07-31

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JP8021916A Pending JPH09199606A (ja) 1996-01-12 1996-01-12 マスタスライス方式の半導体装置

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JP (1) JPH09199606A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6393603B1 (en) * 1998-12-10 2002-05-21 Nec Corporation Circuit design method calculating antenna size of conductive member connected to gate oxide film of transistor with approximate expression
JP2009171173A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Oki Semiconductor Co Ltd デジタル・アナログ変換器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6393603B1 (en) * 1998-12-10 2002-05-21 Nec Corporation Circuit design method calculating antenna size of conductive member connected to gate oxide film of transistor with approximate expression
JP2009171173A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Oki Semiconductor Co Ltd デジタル・アナログ変換器
JP4570662B2 (ja) * 2008-01-16 2010-10-27 Okiセミコンダクタ株式会社 デジタル・アナログ変換器

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