JPH09199534A - 半導体装置及びその製造方法、半導体装置用テープキャリア - Google Patents

半導体装置及びその製造方法、半導体装置用テープキャリア

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JPH09199534A
JPH09199534A JP8021899A JP2189996A JPH09199534A JP H09199534 A JPH09199534 A JP H09199534A JP 8021899 A JP8021899 A JP 8021899A JP 2189996 A JP2189996 A JP 2189996A JP H09199534 A JPH09199534 A JP H09199534A
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leads
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resin tape
tape
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Kenji Ito
健志 伊藤
Toshio Sudo
俊夫 須藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • H01L23/48Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
    • H01L23/488Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of soldered or bonded constructions
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    • H01L23/49572Lead-frames or other flat leads consisting of thin flexible metallic tape with or without a film carrier
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージコストを大きく上昇させることな
く、電気特性を維持し改善して搭載したLSIの高速動
作が可能なテープキャリアパッケージ(TCP)を提供
する。 【解決手段】 リード6としての導体層を1層有するテ
ープキャリア9の上下の少なくとも一方に金属板1を併
置し、このテープキャリアのインナーリード7とアウタ
ーリード8とにそれぞれこの金属板をバンプ接続する。
金属板とテープキャリアのリードとの接続を金バンプ又
は半田バンプなどを用いたバンプ接合で行う場合は、金
属板が樹脂テープ2の幅より広いので、リードのインピ
ーダンス減少を従来より長い距離で実施することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、とくに高周波数で動作するICやLSIなどを搭載
するテープキャリアパッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや通信機器の高性能
可にともないパッケージの端子数は増加の一途をたどっ
ている。端子数の増加はチップサイズ、パッケージサイ
ズの増大を引き起こす。チップサイズが大きくなると、
チップの製造歩留まりに直接影響がでてコストの上昇を
引き起こす。パッケージサイズの増大は実装密度の低下
を引き起こす。これらの問題を回避するために、パッド
ピッチが減少可能なテープキャリアパッケージ(TC
P:Tape Carrier Package) の使用が増加している。リ
ードフレームなどを用いるワイヤボンディングの場合、
最小パットピッチは現状では100μm程度であるが、
TAB(Tape Automated Bonding)の場合は60μmま
で可能であるため大幅なチップサイズの減少が期待でき
る。図19は、従来のTCPを構成するテープキャリア
9の概略平面図である。図は簡略化されており、実際に
は、送り孔3とアウターリード8との間にテストパッド
及びテストパッドとアウターリードとを電気的に接続す
る配線や位置決めマークなどが形成されているが、これ
らは直接本発明と係わりがないので省略する。このテー
プキャリア9の基材となる樹脂テープ2は、可撓性を有
するポリイミド樹脂やポリエステルなどのプラスチック
絶縁材料から構成されている。
【0003】この樹脂テープ2は、その両側縁には長手
方向にテープを移動する送り孔3が所定の間隔で形成さ
れている帯状体である。中央部にはチップ10を搭載す
るチップ開口部4が形成されている。このチップ用開口
部4(以下、開口部4という)の各辺に対向するように
所定の間隔をおいてアウターリードを支持する細長い台
形のアウターリードホール5(以下、開口部5という)
が開口部4を囲むように形成されている。リード6は、
この中心部の開口部4と周辺部の開口部5の間の領域に
形成されている。リード6は、通常、Cuなどの金属箔
をフィルム全面に張り付け、フォトエッチングにより金
属箔をパターニングして形成される。リードフレームか
ら形成したリードに比較して配線幅や間隔を十分小さ
く、かつ高精度に設定できる。リード6は、チップ開口
部4に突出しチップ10と電気的に接続されるインナー
リード7と、周辺部の開口部5に支持されているアウタ
ーリード8とこれらインナーリード7とアウターリード
8との間の部分であって樹脂テープ2に支持されている
中間リード領域とから構成されている。前記インナーリ
ード7は、チップ10上に複数形成された接続電極(図
示せず)にAuや半田などの突起状バンプ電極を介して
接続される。
【0004】チップ10の接続電極に電気的に接続され
たインナーリード7を有する複数のリード6は、チップ
開口部4の各辺からそれぞれ導出されている。従来例と
してはリードが2方向へ導出しているタイプのテープキ
ャリアもある。チップ10をテープキャリア9に搭載
し、リード6を接続電極に接続した後は、テープキャリ
ア9の所定の領域と共にチップ10は、必要に応じてモ
ールド樹脂によりパッケージングされる。樹脂モールド
されたテープキャリア9は、モールド樹脂部分と露出し
ているリード6の一部を残してアウターリード8の一部
やその付近(開口部5の付近)の樹脂テープ2を切断除
去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常のTCP
ではリードとしての導電層が1層でしかも長いため電気
特性、とくに特性インピーダンスをコントロールするこ
とが非常に困難である。前記ワイヤボインディングの場
合は、ワイヤの長さが短いため多層パッケージを用いた
場合には十分な特性を確保できる。図20は、TCPの
部分断面図である。従来のようにグランドプレーンとし
てポリイミドなどの樹脂テープ2の下面に導体層21を
1層追加して導体層を2層とし、グランドリードと電気
的に接続したパッケージを使用すれば電気特性は確保で
きるが、ポリイミドテープ2に微細なビアホール22を
形成しなければならないため、製造が複雑であり著しい
コストアップを生じてしまう。このビアホール22は、
エッチングにより形成されるので、ホールの開口面積が
必要以上に広くなり過ぎ、樹脂テープ2の機械的強さを
低下させる。また、蒸着により金属を堆積させてからそ
の上に金属を鍍金させて導体層21を形成している。蒸
着金属膜は下地層に対し電気的に接触がわるいので抵抗
が大きくなる。また、グランド(GND)のインピーダ
ンスを減少させることはできても電源のインピーダンス
が高いため、ノイズによる電流の電位変動が大きく高速
動作が難しくなるという問題がある。本発明は、このよ
うな事情によりなされたものであり、パッケージコスト
を大きく上昇させることなく、電気特性を維持し改善し
て搭載したLSIの高速動作が可能なテープキャリアパ
ッケージ(TCP)を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置で
は、リードとしての導体層を1層有するテープキャリア
の上下の少なくとも一方に金属板を併置し、このテープ
キャリアのインナーリードとアウターリードとにそれぞ
れこの金属板をバンプ接続することを特徴とする。前記
金属板とテープキャリアのリードとの接続を金バンプ又
は半田バンプなどを用いたバンプ接合で行う場合は、金
属板が樹脂テープの幅より広いので、リードのインピー
ダンス減少を前述の従来例より長い距離で実施すること
ができる。また、あらかじめテープキャリアと金属板に
貫通孔を形成しておき、この貫通孔に差し込む金属柱を
用い、これを押し潰すことによってテープキャリアの樹
脂テープに支持された中間リードと金属板とを電気的に
接続する。接触抵抗が小さく前述の従来例より接続構造
に優れている。とくにリードに幅広部を形成しそこに金
属柱を取り付けることができるので簡単な工程で形成す
ることができる。また、本発明の半導体装置では、リー
ドとしての導体層を1層有するテープキャリアの上下の
少なくとも一方に金属板を併置し、このテープキャリア
のインナーリードとアウターリードとにそれぞれこの金
属板を少なくとも1箇所接続することにより、金属板を
基準電位とすることができるため、信号線はストリップ
あるいはマイクロストリップ線路とすることができ、信
号線のインピーダンスの制御が容易に行え、従って高速
信号伝送が可能となるという図20に示す従来の特性を
十分維持しながら従来より困難な工程を経ること無く容
易に形成することができる。さらに、金属板を複数枚積
層し、交互に異なる電位を割り当てることにより、電源
系のインピーダンスをさらに減少させることができ、同
時にスイッチングノイズ等の問題を解決することが可能
となる。また、金属板をチップと接続することにより、
チップで発生した熱を拡散させるヒートスプレッダの役
割を果たすことも可能である。
【0007】即ち、請求項1の発明は、半導体装置にお
いて半導体素子と、前記半導体素子に形成された接続電
極に突起状バンプ電極を介して接続されるインナーリー
ド、アウターリード及びこのインナーリードとアウター
リードとの間に連続的に存在する中間リードとから構成
された複数のリードと、前記中間リードを支持する樹脂
テープと、前記複数のリードのうち電源リードから選ば
れた所定のリードが少なくとも2つの突起状バンプ電極
を介して前記インナーリード及び前記アウターリードに
接続された金属板とを備え、前記金属板は、前記樹脂テ
ープ、前記中間リード、前記インナーリードの一部及び
前記アウターリードの一部と対向して配置されているこ
とを特徴とする。請求項2の発明は、半導体装置におい
て半導体素子と、前記半導体素子に形成された接続電極
に突起状バンプ電極を介して接続されるインナーリー
ド、アウターリード及びこのインナーリードとアウター
リードとの間に連続的に存在する中間リードとから構成
された複数のリードと、前記複数のリードのうち電源リ
ードから選ばれた所定のリードの中間リードに形成され
た幅広部と、前記複数のリードの中間リード及び幅広部
を支持する樹脂テープと、前記樹脂テープに対向して設
けられた金属板と、前記樹脂テープの両側端近傍におい
て前記樹脂テープを貫通して前記金属板と前記幅広部と
を接続する金属柱とを備えていることを特徴とする。請
求項3の発明は、請求項1又は請求項2の半導体装置に
おいて前記金属板は、複数の金属板からなり、これらの
金属板は、それぞれ異なる電位の前記電源リードに接続
されていることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の半導体装置
において前記複数の金属板は同一平面上に配置されてい
ることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項3の半
導体装置において前記複数の金属板のうち1つは、前記
樹脂テープの下面側に配置され、他の1つは前記複数の
リードの上方に配置されてなることを特徴とする。請求
項6の発明は、請求項3の半導体装置において前記複数
の金属板は前記樹脂テープの下面側又は前記複数のリー
ドの上方のいづれかの側に誘電体を介して重ねて配置さ
れ、これらの金属板はそれぞれ異なる電位の前記電源リ
ードに接続されていることを特徴とする。請求項7の発
明は、請求項1又は請求項2の半導体装置において前記
複数の金属板のうち、1つは前記樹脂テープの下面側に
配置され、他の1つは前記複数のリードの上方に配置さ
れ、これらの金属板は同じ電位の前記電源リードに接続
されていることを特徴とする。請求項8の発明は、請求
項1乃至請求項7のいづれかに記載の半導体装置におい
て前記金属板は前記半導体素子と接触していることを特
徴とする。請求項9の発明は、半導体装置の製造方法に
おいて金属板に突起状バンプ電極を形成する工程と、イ
ンナーリード、アウターリード及びこのインナーリード
とアウターリードとの間に連続的に存在し樹脂テープに
支持された中間リードとから構成された複数のリードの
前記インナーリードの先端を半導体素子の接続電極に突
起状バンプ電極を介して接続する工程と、前記金属板の
突起状バンプ電極を前記樹脂テープの両側端近傍におい
て前記インナーリード及び前記アウターリードにそれぞ
れ接合する工程と、前記複数のリードのうち電源リード
から選ばれた所定のリードの前記インナーリードと前記
アウターリードに接続する工程とを備えていることを特
徴とする。
【0009】請求項10の発明は、半導体装置の製造方
法においてインナーリード、アウターリード及びこのイ
ンナーリードとアウターリードとの間に連続的に存在す
る中間リードとから構成された複数のリードと、この複
数のリードのうちの電源リードから選ばれた所定のリー
ドに幅広部を形成し、且つ前記複数のリードの中間リー
ド及び前記幅広部を樹脂テープで支持したテープキャリ
アを用意する工程と、前記テープキャリアの各リードの
インナーリード先端を半導体素子の接続電極の突起状バ
ンプ電極を介して接続する工程と、前記金属板を前記樹
脂テープに接触させ、この接触状態を保持する工程と、
前記金属板、前記樹脂テープ及び前記所定リードの幅広
部に金属柱を貫通させる工程と、前記金属柱を押し潰し
て前記金属板と前記所定のリードとを電気的に接続する
工程とを備えていることを特徴とする。請求項11の発
明は、半導体装置用テープキャリアにおいて中心領域に
半導体素子用開口部を有し、周辺部にアウターリード用
開口部を有する樹脂テープと、前記開口部間の樹脂テー
プに支持され、前記半導体素子用開口部の内側に先端部
が突出しているインナーリードと連続的に繋がる中間リ
ード及びこの中間リードと連続的に繋がり、且つアウタ
ーリード用開口部の内側に先端部が突出するアウターリ
ードとから構成された複数のリードと、前記複数のリー
ドのうち電源リードから選ばれた所定のリードが少なく
とも2つの突起状バンプ電極を介して前記インナーリー
ド及び前記アウターリードに接続された金属板とを備
え、前記金属板は、前記樹脂テープ、前記中間リード、
前記インナーリードの一部及び前記アウターリードの一
部と対向するように配置していることを特徴とする。請
求項12の発明は、半導体装置用テープキャリアにおい
て中心領域に半導体素子用開口部を有し、周辺部にアウ
ターリード用開口部を有する樹脂テープと、前記半導体
素子に形成された接続電極に突起状バンプ電極を介して
接続されるインナーリード、アウターリード及びこのイ
ンナーリードとアウターリードとの間に連続的に存在す
る中間リードとから構成された複数のリードと、前記複
数のリードのうち電源リードから選ばれた所定のリード
の中間リード部に形成された幅広部と、前記樹脂テープ
に対向して設けられた金属板と、前記樹脂テープの両側
端近傍において前記樹脂テープを貫通して前記金属板と
前記幅広部とを接続する金属柱とを備えていることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。まず、図1乃至図4を用いて第1
の発明の実施の形態を説明する。図1は、テープキャリ
アにチップを搭載し、本発明の特徴である金属板を取り
付けたTCPの平面図、図2は、図1に示すA領域の概
略平面図及び図2(a)のB−B′線に沿う部分の断面
図、図3及び図4は、このTCPの製造工程断面図であ
る。この発明の実施の形態のテープキャリア(TABテ
ープ)は、図19に示されたものを参照するが、テスト
パッド及びその配線、位置決めマーク、リード数などは
省略している。
【0011】図1のテープキャリア9の基材となる樹脂
テープ2は、可撓性を有するポリイミド樹脂やポリエス
テルなどのプラスチックからなる絶縁材料から構成され
ている。この樹脂テープ2は、その両側縁には長手方向
にテープを移動する送り孔3が所定の間隔で形成されて
いる帯状体である。中央部にはチップ10が搭載される
半導体素子用開口部4(以下、開口部4という)が形成
されている。この開口部4の各辺に対向するように所定
の間隔をおいて細長い台形のアウターリードを支持する
アウターリード用開口部5(以下、開口部5という)が
開口部4を囲んでいる。リード6は、この中心部の開口
部4とその周辺部の開口部5の間の領域に形成されてい
る。リード6は、例えば、Cuなどの金属箔をフィルム
全面に張り付け、フォトエッチングにより金属箔をパタ
ーニングして形成される。リードフレームから形成した
リードに比較して配線幅や間隔を十分小さく、かつ高精
度に設定できる。リード6は、チップ10と電気的に接
続されるインナーリード7と、周辺部の開口部4に支持
されているアウターリード8と、アウターリードとイン
ナーリードの間にあり樹脂テープ2に支持されている中
間リードとから構成されている。前記インナーリード7
は、チップ10上に複数形成された接続電極(図示せ
ず)にAuや半田等の突起状バンプ電極12を介して接
続される。
【0012】チップ10の接続電極に電気的に接続され
たインナーリード7を備えた複数のリード6は、開口部
4の4辺から外方へそれぞれ導出されている。複数のリ
ードが2方向へ導出しているタイプのテープキャリアも
本発明は適用することができる。リードが接続された上
面側にこの樹脂テープ2の開口部4、5の互いに対向す
る辺の間の領域を覆うようにCuなどの金属板1が配置
されている。金属板1は、四辺形の環状構造を有し、そ
の内辺が開口部4内に位置し、又外辺は開口部5内に位
置し、このようにして金属板1は、樹脂テープ2の開口
部4を除く開口部5の内側の領域及びこの領域に支持さ
れているリード6のインナーリード7及びアウターリー
ド8の一部及び中間リードを覆っている。そして、金属
板1は、複数のリード6のうち電源に接続される電源系
リード、例えば、グランドリード61と電気的に接続さ
れており、その接続に際しては、開口部4内においてイ
ンナーリード7と、また開口部5内においてアウターリ
ード8と突起状バンプ電極62、63によってそれぞれ
接続されている。チップ10をテープキャリア9に搭載
し、リード6を接続電極に接続した後、アウターリード
8の一部やその付近(開口部5の付近)の樹脂テープ2
をテープキャリア9から切断除去する。
【0013】次に、図1のテープキャリアの部分的な領
域Aを模式的に表現した図2を参照して金属板とリード
との接続について説明する。チップ10に電気的に接続
された複数のリード6は、一部は、信号線であり、一部
は電源線である。金属板1は、例えば、銅やアルミニウ
ムなどからなり、インナーリード側バンプ電極62とア
ウターリード側バンプ電極63を介して複数のリード6
の内のグランドリード61に接続されている。この発明
の実施の形態では、金属板1は樹脂テープ2のグランド
リード61が形成されている上面側に配置されている。
金属板1は電気抵抗が小さく低コストの銅が望ましい。
インナーリード側バンプ電極62とアウターリード側バ
ンプ電極63は、リードピッチが200μm以下と細か
いときは、微細ピッチの可能な金バンプが良いが、ピッ
チが大きい場合には半田バンプなどの他の材料を用いて
もよい。この発明の実施の形態では、いづれのバンプ電
極12、62、63も同じ形状で同じ材料であっても良
い。金属板1が樹脂テープ2が支持する中間リードを含
むインナーリード7及びアウターリード8の一部を被覆
するので、樹脂テープに支持された中間リード部分のみ
を金属層で被覆する従来のテープキャリアよりリードの
長い範囲を金属板1で覆うことになりリードのインピー
ダンス特性が改善される範囲が広がる。
【0014】図3及び図4は、この発明の実施の形態の
テープキャリアパッケージの製造工程を示す断面図であ
る。金属板1は電気抵抗が小さく低コストの銅が望まし
いが、バンプ電極形成が可能であれば他の金属を用いて
も良い。また、バンプ電極が形成し易いように表面に金
メッキを施してもよい。この工程では、金属板1のバン
プ電極が形成される開口部14以外の表面に絶縁層13
が施されているが(図3(a))、この絶縁層13は、
他のリード6と金属板1が接触し導通することを防止す
るためのもので、図2(b)の場合の様に、バンプ電極
62、63の高さが十分高く、リード6と金属板1とが
接触する恐れがなければ形成しなくてもよい。絶縁層1
3は、ポリイミド、エポシキ等の樹脂を用いても、ガラ
ス等の無機材料を用いても、あるいは金属板1の表面を
酸化することによって形成することもできる。開口部1
4内に露出する金属板1の表面に金バンプを取り付けて
バンプ電極62、63を形成する(図3(b))。バン
プ電極2は、メッキによって形成しても構わないが、コ
ストを考慮した場合にはボールバンピングにより形成す
ることが好ましい。
【0015】テープキャリア(TABテープ)は、一般
に、EIAJなどの企画により大きさが段階的に決まっ
ているが、チップの電源系のパッド配置は個々のチップ
により異なっているためバンプ電極2を形成する位置も
個々のチップにより異なる。したがって、メッキプロセ
スによりバンプ電極2を形成する場合には、チップ毎に
露光用マスクを用意しなければならずコストの上昇を引
き起こす。ボールバンピングの場合には、テープキャリ
アの規格に合わせて用意した金属板1の所定の場所にボ
ンディングデータを変更するだけで異なるチップに対応
できるためコストを低減できる。次に、バンプ電極6
2、63が形成された金属板1をすでにチップ10を実
装したテープキャリアに接続する。金属板1のバンプ電
極62、63と接続されるグランドリード61の位置合
わせを行い、金属板1とグランドリード61とを合わせ
る(図3(c))。次に、バンプ電極62、63と接触
しているグランドリード61を樹脂テープ3の側からシ
ングルポイントボンディングツール60でボンディング
する(図4(a))。この場合、バンプ電極62、63
が金バンプであるため、シングルポイントボンディング
と同様の工程で金属板1とグランドリード61とが接続
されているが、半田バンプを用いてバンプ電極を形成す
る場合には、金属板と樹脂テープを位置合わせ後、加熱
することにより接続することが可能である。このボンデ
ィングツール60によるボンディングにより金属板1は
グランドリード61に接続される。
【0016】この発明の実施の形態においては、導体層
が1層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板
を電源系リードに接続することにより金属板を基準電位
とすることができ、そのため、信号線はストリップ又は
マイクロストリップ線路とすることができる。その結果
信号線のインピーダンスの制御が容易になり、高速信号
伝送が可能となる。また、グランドリードのインピーダ
ンスを減少させることができるために電源系のノイズを
小さくできるのでチップの誤動作を防ぐことができる。
従来は、金属層を樹脂テープに接合させてストリップ又
はマイクロストリップ線路を構成したので、樹脂テープ
をエッチングして多数のビアホールを形成する工程、金
属層の蒸着工程、金属層のメッキ工程など多数の工程を
経なければならなかったが、本発明では簡単な工程で形
成することができる。
【0017】次に、図5を参照して第2の発明の実施の
形態を説明する。図は、テープキャリアパッケージの部
分平面図(図1のA領域に相当する)の所定部分の断面
図である。この発明の実施の形態では、金属板1はテー
プキャリア(TABテープ)9に樹脂テープ2のリード
6が形成されている側とは反対の側から接続されている
(図1参照)。すなわち、樹脂テープ2は複数のリード
6と金属板1の間に配置されている。インナーリード側
バンプ電極62とアウターリード側バンプ電極63はリ
ード6のピッチが200μm以下と細かいときは、微細
ピッチの可能な金を用いるが、ピッチが大きい場合には
半田バンプなど他の材料を用いてもよい。金属板1は、
例えば、銅やアルミニウムなどからなり、インナーリー
ド側バンプ電極62とアウターリード側バンプ電極63
を介して複数のリード6の内のグランドリード61に接
続されている。この発明の実施の形態では、複数のリー
ド6と金属板1との間に樹脂フィルム2が配置されるこ
とになるので、その間は、樹脂フィルム2の厚さより大
きくなければならず、したがって、バンプ電極62、6
3は、バンプ電極12と同じ材料であっても良いが、そ
の大きさは、バンプ電極12より大きくしたほうがよ
い。金属板1を樹脂テープ2に密着させることもでき
る。
【0018】この発明の実施の形態においては、導体層
が1層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板
を電源系リードに接続することにより金属板を基準電位
とすることができるため、信号線はストリップ又はマイ
クロストリップ線路とすることができ、その結果信号線
のインピーダンス制御が容易になり高速信号伝送が可能
となる。また、電源系リードのインピーダンスを減少さ
せることができるために電源系のノイズが小さくできチ
ップの誤動作を防ぐことができる。また、バンプ電極の
大きさを変えることによって、樹脂テープを収容する十
分な空間を得ることができる。さらに、金属板が電源系
リードを覆う範囲が広いので、インピーダンスの減少を
従来より大きくすることができる。
【0019】次に、図6及び図7を参照して第3の発明
の実施の形態を説明する。図6は、TCPの部分平面図
(図1のA領域に相当する)、図7は、図6のA−A′
線及びB−B′線に沿う部分の断面図である。この発明
の実施の形態ではテープキャリアの樹脂テープの両面に
金属板が接続していることに特徴がある。第1の金属板
1は、樹脂テープ2とは反対側にリードと接続してい
る。第2の金属板15は樹脂テープ2と同じ側にリード
と接続されている。一方の金属板とリードが接続されて
いる領域においては、他方の金属板が存在しないように
金属板に切り欠きが設けられている。インナーリード側
バンプ電極とアウターリード側バンプ電極はリードのピ
ッチが200μm以下と細かいときは、微細ピッチの可
能な金を用いるが、ピッチが大きい場合には半田バンプ
など他の材料を用いてもよい。金属板1は、例えば、銅
やアルミニウムなどからなり、インナーリード側バンプ
電極62とアウターリード側バンプ電極63を介して複
数のリードの内のグランドリード61に接続されてい
る。
【0020】この発明の実施の形態では、複数のリード
6と金属板1との間に樹脂フィルム2が配置されること
になるので、その間は樹脂フィルム2の厚さより大きく
なければならず、したがって、バンプ電極62、63
は、バンプ電極12と同じ材料であり、その大きさもバ
ンプ電極12と同じである。銅などからなる金属板15
は、インナーリード側バンプ電極65とアウターリード
側バンプ電極66を介して複数のリードの内の電源リー
ド64に接続されている。この金属板15は、複数のリ
ードとの間に樹脂フィルム2が配置されているので、そ
の間は樹脂フィルム2の厚さより大きくなければなら
ず、したがって、バンプ電極65、66は、バンプ電極
12と同じ材料であるが、その高さはバンプ電極12よ
り高い。この発明の実施の形態においては、導体層が1
層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板を電
源系リードに接続することにより金属板を基準電位をす
ることができるため、信号線はストリップ又はマイクロ
ストリップ線路とすることができ、その結果信号線のイ
ンピーダンスの制御が容易になり、高速信号伝送が可能
となる。また、電源系リードのインピーダンスを減少さ
せることができるために電源系のノイズを小さくできる
のでチップの誤動作を防ぐことができる。さらに、金属
板1、15がリードと接続されるバンプ電極が存在する
領域ではそれぞれ金属板1、15が重ならないように切
り欠きを形成することにより金属板1、15の接続が可
能となる。さらに、金属板が電源系リードを覆う範囲が
広いので、インピーダンスの減少を従来より大きくする
ことができる。
【0021】次に、図8を参照して第4の発明の実施の
形態を説明する。図8は、TCPの部分断面図であり、
図1のA領域に相当する部分の概略断面である。この発
明の実施の形態では金属板とテープキャリアの樹脂テー
プとの間に樹脂が充填されていることに特徴がある。金
属板1は、樹脂テープ2とは反対側にリードと接続して
いる。インナーリード側バンプ電極とアウターリード側
バンプ電極はリードのピッチが200μm以下と細かい
ときは、微細ピッチの可能な金を用いるが、ピッチが大
きい場合には半田バンプなど他の材料を用いてもよい。
金属板1は、例えば、銅やアルミニウムなどからなり、
インナーリード側バンプ電極62とアウターリード側バ
ンプ電極63を介して複数のリードの内のグランドリー
ド61に接続されている。グランドリード61とチップ
10の接続部及びチップ10上面は通常はポッティング
樹脂(図示せず)により封止されているので、金属板1
とTABテープとの間に樹脂13を充墳した場合にエポ
キシ樹脂などの充填樹脂とポッティング樹脂の境界は不
明確となる。
【0022】この発明の実施の形態においては、導体層
が1層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板
を電源系リードに接続することにより金属板を基準電位
をすることができるため、信号線はストリップ又はマイ
クロストリップ線路とすることができる。その結果信号
線のインピーダンス制御が容易になり、従って高速信号
伝送が可能となる。また、電源系リードのインピーダン
スを減少させることができるために電源系のノイズを小
さくできるのでチップの誤動作を防ぐことができる。さ
らに、あらかじめ金属板に絶縁層を形成しなくても絶縁
特性が十分高くなっている。さらに、金属板が電源系リ
ードを覆う範囲が広いので、インピーダンスの減少を従
来より大きくすることができる。樹脂被覆によってチッ
プの耐環境性がます。
【0023】次に、図9を参照して第5の発明の実施の
形態を説明する。図9は、TCPの部分断面図であり、
図1のテープキャリアのA領域に相当する部分の断面で
ある。この発明の実施の形態では、金属板1はテープキ
ャリア9に樹脂テープ2のグランドリード61が形成さ
れている側とは反対の側から接続されている。すなわ
ち、樹脂テープ2はグランドリード61と金属板1の間
に配置されている。インナーリード側バンプ電極62と
アウターリード側バンプ電極63はリード6のピッチが
200μm以下と細かいときは微細ピッチの可能な金を
用いるが、ピッチが大きい場合には半田バンプなど他の
材料を用いてもよい。金属板1は、例えば、銅やアルミ
ニウムなどからなる。この発明の実施の形態では、複数
のリードと金属板1との間に樹脂フィルム2が配置され
ることになるので、その間は樹脂フィルム2の厚さより
大きくなければならず、従って金属板1の辺を折り曲げ
て断面形状がコの字形にして金属板/リード間を大きく
する。通常樹脂テープ2はポリイミドで構成され、厚さ
は75μm〜125μm程度がよく用いられている。従
って、平らな金属板1を接続しようとする場合にはバン
プの縦横比が大きくなり、実際にバンプを形成すること
が困難になる。
【0024】そこで、バンプを形成する位置に合うよう
に金属板1をコの字形とし、金属板1の端部の折り曲げ
部14にバンプ電極62、63を形成することにより、
バンプ電極の高さを高くすることなしに接続することが
可能となる。したがって、バンプ電極62、63は、バ
ンプ電極12と同じ材料でしかも同じ高さにすることが
できる。この発明の実施の形態においては、導体層が1
層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板を電
源系リードに接続することにより金属板を基準電位とす
ることができるため信号線はストリップ又はマイクロス
トリップ線路とすることができる。その結果信号線のイ
ンピーダンスの制御が容易になり、高速信号伝送が可能
となる。また、電源系リードのインピーダンスを減少さ
せることができるために電源系のノイズが小さくでき、
チップの誤動作を防ぐことができる。またバンプ電極の
大きさを変えなくても樹脂テープを収容する十分な空間
を得ることができる。さらに、金属板が電源系リードを
覆う範囲が広いので、インピーダンスの減少を従来より
大きくすることができる。
【0025】次に、図10乃至図13を参照して第6の
発明の実施の形態を説明する。図10は、TCPの部分
平面図及びその断面図である。この発明の実施の形態で
は、金属板1はテープキャリア9に樹脂テープ2のグラ
ンドリード67が形成されている側とは反対の側から接
続されている。しかも、樹脂テープ2の角部のマージン
部にはリード群の中のグランドリード67の幅広部18
が形成されている。金属板をバンプ電極で接続するポイ
ントはインナーリード側はできるだけチップに近いとこ
ろ、アウターリード側はできるだけアウターリードに近
いところが望ましく、また接続されるリードはできるだ
け多いほうが電気特性の観点からは望ましい。しかし金
属板にバンプ電極を形成し、それをテープキャリアに接
続することはやはりコストの上昇を引き起こす。電気特
性を多少犠牲にしてもコストの上昇を押さえたい場合に
は、この発明の実施の形態のようにテープキャリアの角
部の幅広部18を有するグランドリード67に孔16を
あらかじめ形成しておき、その孔16に金属柱17を挿
入、固定して、金属板1とグランドリード67との導通
をとることができる。金属板1とグランドリード67と
の接続をテープキャリアの幅広パターンで行うことによ
り、微細なバンプを形成する必要がなくなるためコスト
を減少させることが可能となる。金属板1及びテープキ
ャリアに形成する孔16も微細である必要はないため、
コストの上昇を招かない。また、接続構造も従来より簡
略化されるなど優れた構造になっている。
【0026】図11は、この発明の実施の形態のTCP
の製造工程を示す部分断面図である。まず、金属板1を
用意する(図11(a))。この発明の実施の形態では
金属板とグランドリードとの導通を金属柱の接触によっ
て行うため少なくとも金属板の金属柱と接する表面は金
メッキが施されていることが望ましい。次に、金属板1
に金属柱17を挿入するための孔16を形成する(図1
1(b))。次に、金属板1とチップ10を実装したテ
ープキャリアとを孔16が重なるように位置合わせを行
う。チップ10は、グランドリード67のインナーリー
ド部とバンプ電極12により接続され、樹脂テープ2
は、金属板1に密着している(図11(c))。テープ
キャリアの孔は、樹脂テープ2の形状をパンチングで形
成するときに樹脂テープ2に形成でき、リードを形成す
る際に同時にグランドリードにも形成できるため、新た
な工程を加える必要がない。孔16に金属柱17を挿入
する(図12(a))。金属柱17は、この場合金属板
1側から挿入されているが、テープキャリア側から挿入
しても良い。次に、金属柱17の先端部分を押し潰し変
形させて金属板1とグランドリード67を固定する(図
12(b))。これは、リベットを用いる方法と同一で
ある。
【0027】図13は、図10のTCPの全体を示す平
面図である。図のように、リード6の一部である幅広部
18を有するグランドリード67と金属板1とを接続す
る金属柱17は、樹脂フィルム2の4隅に形成されてい
る。この図では金属板1は樹脂テープ2の裏面に形成さ
れているので表示されない。この発明の実施の形態にお
いては、導体層が1層のテープキャリアの樹脂テープに
接続した金属板を電源系リードに接続することにより金
属板を基準電位とすることができるため、信号線はスト
リップ又はマイクロストリップ線路に出来る。その結果
信号線のインピーダンス制御が容易になり高速信号伝送
が可能となる。また、電源系リードのインピーダンスを
減少させることができるために電源系のノイズを小さく
できるのでチップの誤動作を防ぐことができる。さら
に、金属板が十分テープキャリアに固定されて接続構造
が単純化され、その製造も簡略化される。
【0028】次に、図14及び図15を参照して第7の
発明の実施の形態を説明する。図14は、TCPの部分
平面図、図15は、図14のA−A′線、B−B′線及
びC−C′線に沿う部分の断面図である。この発明の実
施の形態では、第1及び第2の金属板1、15に誘電体
層20を挟んで積層した金属板(積層金属板)を用いる
ことにより2つの電源系のインピーダンスを減少させ、
電気特性をさらに向上させることが可能となる。例え
ば、第1の金属板1をグランドリード67に、第2の金
属板15を電源リード68に割り当てることにより、そ
れぞれのインピーダンスを減少させるとともに、金属板
1、15間の容量をデカップリング・キャパシタとして
用いることにより、電源系のノイズを減少させることが
可能となる。前記積層金属板は、樹脂テープの裏側、即
ち、リード側とは反対側に取り付けられてTCPを構成
している。グランドリード67には、金属板1が電気的
に接続される。そのために、グランドリード67の幅広
部18に金属板15の切り欠き25を形成し、この部分
で幅広部18と金属板1とを金属柱17で接続する。電
源リード68には、金属板15が電気的に接続される。
そのために、電源リード68の幅広部19に金属板1の
切り欠き26を形成し、この部分で幅広部19と金属板
15とを金属柱17で接続する。この発明の実施の形態
においては、導体層が1層のテープキャリアの樹脂テー
プに接続した金属板を電源系リードに接続することによ
り金属板を基準電位とすることができるため信号線はス
トリップ又はマイクロストリップ線路にできる。その結
果信号線のインピーダンスの制御が容易になり高速信号
伝送が可能となる。又電源系リードのインピーダンスを
減少させることができるために電源系のノイズを小さく
でき、チップの誤動作を防ぐことができる。更に金属板
が十分テープキャリアに固定されて接続構造が単純化さ
れその製造も簡略化される。
【0029】次に、図16を参照して第8の発明の実施
の形態を説明する。この発明の実施の形態では、第3の
発明の実施の形態のように2枚の金属板を使用するが、
前記発明の実施の形態のようにそれぞれ個別の電源系に
接続するのではなく同じリードに接続する。金属柱17
に半田等の低融点金属を用い、貫通孔に金属柱17を挿
入後、加熱してこれを溶融し、貫通孔の内壁に露出して
いるリード6の端部と金属柱17を接続する。第1及び
第2の金属板1、15の向かい合う面には絶縁層20、
20が形成されている。貫通孔16は金属板1、15と
テープキャリアとを積層した後にパンチング等により形
成しても良い。この発明の実施の形態においては、導体
層が1層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属
板を電源系リードに接続することにより金属板を基準電
位とすることができるため、信号線はストリップ又はマ
イクロストリップ線路にできる。その結果信号線のイン
ピーダンスの制御が容易になり高速信号伝送が可能とな
る。また、電源系リードのインピーダンスを減少させる
ことができるために電源系のノイズを減少させることが
できる。さらに、金属板が十分テープキャリアに固定さ
れて接続構造が単純化され、その製造も簡略化される。
【0030】次に、図17を参照して第9の発明の実施
の形態を説明する。図17は、TCPの部分断面図を示
している。テープキャリアの表面は樹脂テープのリード
が形成されている面をいい、裏面は、リードが形成され
ている面とは反対の面とすると、前述の発明の実施の形
態では、前記テープキャリアの表面とチップの素子形成
面とは同じ向きに配置されていた。この発明の実施の形
態では、テープキャリアの表面とチップの素子形成面は
向い合わせになっている。図17(a)では、チップ1
0にバンプ電極12を介してリード6のインナーリード
先端が接続されている。金属板1は、リード6にインナ
ーリード側バンプ電極62及びアウターリード側バンプ
電極63を介して接続されている。そして、樹脂テープ
2は、リード6と金属板1との間に配置されている。し
たがって、バンプ電極62、63は、チップ10上のバ
ンプ電極12より高い形状のものを選んでその空間を確
保することができる。一方、図17(b)では、チップ
10にバンプ電極12を介してリード6のインナーリー
ド先端が接続されている。金属板1は、リード6にイン
ナーリード側バンプ電極62及びアウターリード側バン
プ電極63を介して接続されている。そして樹脂テープ
2は、リード6を介して金属板1と対向している。従っ
てバンプ電極62、63は、チップ10上のバンプ電極
12より高い形状のものを選ぶ必要はなく、同じ材料及
び形状のものを選択することができる。
【0031】この発明の実施の形態においては、導体層
が1層のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板
を電源系リードに接続することにより金属板を基準電位
とすることができるため、信号線はストリップ又はマイ
クロストリップ線路にできる。その結果信号線のインピ
ーダンスの制御が容易になり高速信号伝送が可能とな
る。また、電源系リードのインピーダンスを減少させる
ことができるために電源系のノイズを小さくできるので
チップの誤動作を防ぐことができる。またバンプ電極の
大きさを任意に変えることにより樹脂テープを収容する
十分な空間を得ることができる。さらに、金属板が電源
系リードを覆う範囲が広いので、インピーダンスの減少
を従来より大きくすることができる。
【0032】次に、図18を参照して第10の発明の実
施の形態を説明する。図は、TCPの部分断面図であ
る。いままでの発明の実施の形態の金属板は、すべてテ
ープキャリアのチップ開口部を被覆していない。即ち、
図1に示すように中央の開口部を除いた角型のドーナッ
状になっている。この発明の実施の形態では、金属板が
開口部にまで延在し、チップと接触していることに特徴
がある。金属板1はチップ10の下まで延長し、チップ
10裏面に接触している。金属板1は、リードの内グラ
ンドリード61に接続されている。グランドリード61
は、バンプ電極12を介してチップの接続電極(図示せ
ず)に接続され、インナーリード側バンプ電極62及び
アウターリード側バンプ電極63を介して金属板1に接
続される。バンプ電極62、63は、グランドリード6
1と金属板1との間に樹脂テープ2を介在させるので、
チップ側のバンプ電極12より高さの高いものが有利で
ある。この発明の実施の形態においては、導体層が1層
のテープキャリアの樹脂テープに接続した金属板を電源
系リードに接続することにより金属板を基準電位とする
ことができるため、信号線はストリップ又はマイクロス
トリップ線路にできる。その結果信号線のインピーダン
スの制御が容易になり高速信号伝送が可能となる。ま
た、電源系リードのインピーダンスを減少させることが
できるために電源系のノイズを小さくできるのでチップ
の誤動作を防ぐことができる。さらに、金属板をチップ
に接触させることによりチップで発生した熱を、金属板
を通して外部に放熱することができる。即ち、金属板
は、ヒートシンクとしても使われる。チップ裏面と金属
板との間には熱伝導性の樹脂を挿入しても良い。さら
に、金属板が電源系リードを覆う範囲が広いので、イン
ピーダンスの減少を従来より大きくすることができる。
【0033】
【発明の効果】従来の金属層をテープキャリアの樹脂テ
ープに張り付けたものと同様に導体層1層のテープキャ
リアに基準電位としての電源プレーンが加わったため、
信号線のインピーダンスの制御が容易に行え、高速信号
伝送が可能となる。また、同じく電源系のインピーダン
スを減少させることができるため、電源系のノイズが小
さくできチップの誤作動又は誤動作を防ぐことができ
る。そして、金属板をバンプ電極で電源系リードに接続
したものは、金属板が電源系リードを覆う範囲が広いの
で、インピーダンスの減少を従来より大きくすることが
できる。また、その製造工程も前述した従来例の金属層
を樹脂テープに接合する工程より格段に容易に行うこと
ができ、蒸着金属層による電気的接触のわるさを改善す
る。また、金属板を金属柱で電源系リードに接続したも
のは、接続構造が簡略化される。また、その製造工程も
前記金属層を樹脂テープに接合する工程より容易に行う
ことができる。複数の金属板を用いるものは、その間の
容量をデカップリング・キャパシタとして用いることに
より、電源系のノイズを減少させることが可能になる。
また、金属板をチップと接触することにより、チップで
発生した熱を拡散させるヒートシンクの役割を果たすこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の実施の形態のTCPの平
面図。
【図2】図1のテープキャリアのA領域を示す模式平面
図及び断面図。
【図3】図1に示すTCPの製造工程断面図。
【図4】図1に示すTCPの製造工程断面図。
【図5】第2の発明の実施の形態のTCPの部分断面
図。
【図6】第3の発明の実施の形態のTCPの部分平面
図。
【図7】図6のA−A′線及びB−B′線に沿う部分の
断面図。
【図8】第4の発明の実施の形態のTCPの部分断面
図。
【図9】第5の発明の実施の形態のTCPの部分断面
図。
【図10】第6の発明の実施の形態のTCPの模式部分
平面図及び断面面。
【図11】図1に示すTCPの製造工程断面図。
【図12】図1に示すTCPの製造工程断面図。
【図13】図10のTCPの全体を示す平面図。
【図14】第7の発明の実施の形態のTCPの模式部分
平面図。
【図15】図14のA−A′線、B−B′線及びC−
C′線に沿う部分の断面図。
【図16】第8の発明の実施の形態のTCPの部分断面
図。
【図17】第9の発明の実施の形態のTCPの部分断面
図。
【図18】第10の発明の実施の形態のTCPの部分断
面図。
【図19】従来のTCPの平面図。
【図20】従来のTCPの部分断面図。
【符号の説明】
1、15・・・金属板、 2・・・樹脂テープ、
3・・・送り孔、4・・・半導体素子用開口部、 5
・・・アウターリード用開口部、6・・・リード、
7・・・インナーリード、8・・・アウターリード、
9・・・テープキャリア、10・・・チップ、 1
2、62、63、65、66・・・バンプ電極、13、
20・・・絶縁層、 14・・・開口部、 16・
・・貫通孔、17・・・金属柱、 18、19・・・
幅広部、21、24・・・導体層、 22・・・ビア
ホール、23・・・ヒートスプレッダ、 60・・・
ボンディングツール、61・・・グランドリード、電源
リード、64、68・・・電源リード、 67・・・
グランドリード。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子と、 前記半導体素子に形成された接続電極に突起状バンプ電
    極を介して接続されるインナーリード、アウターリード
    及びこのインナーリードとアウターリードとの間に連続
    的に存在する中間リードとから構成された複数のリード
    と、 前記中間リードを支持する樹脂テープと、 前記複数のリードのうち電源リードから選ばれた所定の
    リードが少なくとも2つの突起状バンプ電極を介して前
    記インナーリード及び前記アウターリードに接続された
    金属板とを備え、 前記金属板は、前記樹脂テープ、前記中間リード、前記
    インナーリードの一部及び前記アウターリードの一部と
    対向して配置されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体素子と、 前記半導体素子に形成された接続電極に突起状バンプ電
    極を介して接続されるインナーリード、アウターリード
    及びこのインナーリードとアウターリードとの間に連続
    的に存在する中間リードとから構成された複数のリード
    と、 前記複数のリードのうち電源リードから選ばれた所定の
    リードの中間リードに形成された幅広部と、 前記複数のリードの中間リード及び幅広部を支持する樹
    脂テープと、 前記樹脂テープに対向して設けられた金属板と、 前記樹脂テープの両側端近傍において前記樹脂テープを
    貫通して前記金属板と前記幅広部とを接続する金属柱と
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記金属板は、複数の金属板からなり、
    これらの金属板は、それぞれ異なる電位の前記電源リー
    ドに接続されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の金属板は、同一平面上に配置
    されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の金属板のうち1つは、前記樹
    脂テープの下面側に配置され、他の1つは、前記複数の
    リードの上方に配置されてなることを特徴とする請求項
    3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の金属板は、前記樹脂テープの
    下面側又は前記複数のリードの上方のいづれかの側に誘
    電体を介して重ねて配置され、これらの金属板は、それ
    ぞれ異なる電位の前記電源リードに接続されていること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の金属板のうち、1つは前記樹
    脂テープの下面側に配置され、他の1つは、前記複数の
    リードの上方に配置され、これらの金属板は、同じ電位
    の前記電源リードに接続されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記金属板は、前記半導体素子と接触し
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいづれ
    かに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 金属板に突起状バンプ電極を形成する工
    程と、 インナーリード、アウターリード及びこのインナーリー
    ドとアウターリードとの間に連続的に存在し樹脂テープ
    に支持された中間リードとから構成された複数のリード
    の前記インナーリードの先端を半導体素子の接続電極に
    突起状バンプ電極を介して接続する工程と、 前記金属板の突起状バンプ電極を、前記樹脂テープの両
    側端近傍において前記インナーリード及び前記アウター
    リードにそれぞれ接合する工程と、 前記複数のリードのうち電源リードから選ばれた所定の
    リードの前記インナーリードと前記アウターリードに接
    続する工程とを備えていることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 インナーリード、アウターリード及び
    このインナーリードとアウターリードとの間に連続的に
    存在する中間リードとから構成された複数のリードと、
    この複数のリードのうちの電源リードから選ばれた所定
    のリードに幅広部を形成し、且つ前記複数のリードの中
    間リード及び前記幅広部を樹脂テープで支持したテープ
    キャリアを用意する工程と、 前記テープキャリアの各リードのインナーリード先端を
    半導体素子の接続電極の突起状バンプ電極を介して接続
    する工程と、 前記金属板を前記樹脂テープに接触させ、この接触状態
    を保持する工程と、 前記金属板、前記樹脂テープ及び前記所定リードの幅広
    部に金属柱を貫通させる工程と、 前記金属柱を押し潰して前記金属板と前記所定のリード
    とを電気的に接続する工程とを備えていることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 中心領域に半導体素子用開口部を有
    し、周辺部にアウターリード用開口部を有する樹脂テー
    プと、 前記開口部間の樹脂テープに支持され、前記半導体素子
    用開口部の内側に先端部が突出しているインナーリード
    と連続的に繋がる中間リード及びこの中間リードと連続
    的に繋がり、且つアウターリード用開口部の内側に先端
    部が突出するアウターリードとから構成された複数のリ
    ードと、 前記複数のリードのうち電源リードから選ばれた所定の
    リードが少なくとも2つの突起状バンプ電極を介して前
    記インナーリード及び前記アウターリードに接続された
    金属板とを備え、 前記金属板は、前記樹脂テープ、前記中間リード、前記
    インナーリードの一部及び前記アウターリードの一部と
    対向するように配置していることを特徴とする半導体装
    置用テープキャリア。
  12. 【請求項12】 中心領域に半導体素子用開口部を有
    し、周辺部にアウターリード用開口部を有する樹脂テー
    プと、 前記半導体素子に形成された接続電極に突起状バンプ電
    極を介して接続されるインナーリード、アウターリード
    及びこのインナーリードとアウターリードとの間に連続
    的に存在する中間リードとから構成された複数のリード
    と、 前記複数のリードのうち電源リードから選ばれた所定の
    リードの中間リード部に形成された幅広部と、 前記樹脂テープに対向して設けられた金属板と、 前記樹脂テープの両側端近傍において前記樹脂テープを
    貫通して前記金属板と前記幅広部とを接続する金属柱と
    を備えていることを特徴とする半導体装置用テープキャ
    リア。
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