JPH0919944A - 半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法

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JPH0919944A
JPH0919944A JP17217195A JP17217195A JPH0919944A JP H0919944 A JPH0919944 A JP H0919944A JP 17217195 A JP17217195 A JP 17217195A JP 17217195 A JP17217195 A JP 17217195A JP H0919944 A JPH0919944 A JP H0919944A
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JP
Japan
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mold
resin
plunger
pot
hole
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JP17217195A
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Itaru Matsuo
至 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送中の樹脂タブレット5の落下を防止し、
プリヒート時間を無くし、サイクルタイムの短い半導体
樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法を得る。 【解決手段】 下金型1内のプランジャー4の前進限と
後退限との間に、出し入れ自在で、入れた状態で、下金
型1のポット2と連通関係となる貫通孔2aを有する搬
送板6と、下金型1内から搬送板6を出した状態で、搬
送板6の貫通孔2aにエアーの圧力で樹脂タブレット5
を供給する供給管11とを備えることで、搬送板への樹
脂タブレットの供給が簡単な機構で且つ短時間でできる
半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモールド形成のため
の半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法に関
し、特にモールドの原料となる樹脂タブレットの供給機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体樹脂封止装置の樹脂
タブレットの供給機構を示す図である。同図において、
1は下金型、1aは下金型1のチェイスブロック、1b
はチェイスブロック1aをセットする下金型1の下金型
定盤、2は下金型1内に設けられ、樹脂を溶解するため
のポット、3は下金型1を搭載し、型締を行うためのモ
ールドプレスプラテン、4はポット2内を上下動するプ
ランジャー、5は樹脂タブレット、14は外部から下金
型1上方まで移動できる搬送板、15は搬送板14に設
けられ、樹脂タブレット5を吸着によりハンドリングす
る吸着パッドである。
【0003】また、下金型1のさらに上方には上金型
(図示せず)が設けられている。また、ICリードフレ
ームを格納するキャビティ(図示せず)が設けられてお
り、ポット2とキャビティとは溶解した樹脂を流すため
の経路である金型ゲート部(図示せず)で接続されてい
る。
【0004】次に動作について、上金型と下金型1とは
型開状態であり、下金型1内に樹脂タブレット5が供給
されてない状態から説明を始める。まず、吸着パッド1
5の吸着をオンすることにより樹脂タブレット5を吸着
した状態の搬送板14が同図の矢印右方向に進入して、
樹脂タブレット5を下金型1上方へ搬送する。次に、吸
着をオフして、樹脂タブレット5をプランジャー4上面
に落下させて、プランジャー4上に供給する。次に、搬
送板14が矢印左方向に退避する。また、キャビティ内
にICリードフレームを投入する。
【0005】次に、上金型と下金型1との型締動作を行
う。この型締動作中に、ポット2内に供給される熱によ
り樹脂タブレットの溶解が始まっている。その後、プラ
ンジャー4が前進し、溶解した樹脂が金型ゲート部を介
してキャビティへと射出される。キャビティ内に射出さ
れた樹脂によりICリードフレームにモールドが形成さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
樹脂タブレット供給機構は、以上のように構成されてい
るため、以下の問題点が生じる。
【0007】 吸着圧力の変動、吸着パッド15の劣
化等により、搬送板14による搬送中に樹脂タブレット
5が落下し、樹脂タブレット5を下金型1内に供給でき
る安定性が比較的低いという問題点がある。
【0008】 必ず樹脂タブレット5は型締前に供給
されるため、樹脂タブレット5を供給してから射出する
までの時間(プリヒート時間)を要する。そのプリヒー
ト時間において、上述したように型締動作中に既に樹脂
タブレットの溶解が始まっていて、射出直前には溶解し
た樹脂が熱硬化しており、プランジャー4が前進して射
出される際に、硬化した樹脂による金型ゲート部での樹
脂詰まりが生じるという問題点がある。
【0009】 搬送板14の下金型1上の退避を待っ
て型締を行っていたので、型締から次の型締までのサイ
クルタイムも長くなるという問題点がある。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、搬送中の樹脂タブレットの落
下を防止し、プリヒート時間を無くし、サイクルタイム
が短い半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法を
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、樹脂を溶解するためのポットを内部に
有する金型と、前記ポット内を前進・後退するプランジ
ャーと、前記金型に対し前記プランジャーの前進限と後
退限との間に、出入自在であり、前記金型内に入れた状
態で、前記ポットと連通関係となる貫通孔を有する搬送
板と、前記金型内から前記搬送板を出した状態で、前記
貫通孔にエアーの圧力で前記樹脂を供給する供給管とを
備える。
【0012】本発明の請求項2に係る課題解決手段は、
前記供給管の先端を閉じたり開いたりするためのシャッ
ターをさらに備える。
【0013】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記ポットは、複数のポットを含み、前記プラン
ジャーは、前記複数のポット内それぞれに有された複数
のプランジャーを含み、前記貫通孔は、前記複数のポッ
トそれぞれと連通関係となる複数の貫通孔を含み、前記
供給管は、前記複数の貫通孔それぞれに前記樹脂を供給
する。
【0014】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
樹脂を溶解するためのポットを内部に有する金型と、前
記ポット内を前進・後退するプランジャーと、前記金型
に対し前記プランジャーの前進限と後退限との間に、出
入自在であり、前記金型内に入れた状態で、前記ポット
と連通関係となる貫通孔を有する搬送板とを備え、前記
搬送板は、前記金型内に出入りする方向に一方端側の前
記貫通孔から前記搬送板の他方端まで継ぐスリットをさ
らに有する。
【0015】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記プランジャーは、途中が前記スリットの幅よ
り細くなっている。
【0016】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記ポットは、複数のポットを含み、前記プラン
ジャーは、前記複数のポット内それぞれに有された複数
のプランジャーを含み、前記貫通孔は、前記複数のポッ
トそれぞれと連通関係となる複数の貫通孔を含み、前記
スリットは、前記金型内に出入りする方向に一方端側の
前記貫通孔から前記搬送板の他方端まで前記複数の貫通
孔を継ぐスリットである。
【0017】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
請求項4記載の半導体装置封止装置を用いた半導体装置
の製造方法であって、前記搬送板の前記貫通孔内に前記
樹脂を準備する工程と、前記金型内に前記搬送板を入れ
て、前記搬送板の前記貫通孔内から前記金型の前記ポッ
ト内に前記樹脂を供給する工程と、前記ポット内で溶解
した前記樹脂を押し出すため前記プランジャーを前進さ
せる工程と、前記プランジャーが前進して前記貫通孔を
貫通した状態で、前記金型内から前記搬送板を出す工程
とを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一形態にお
ける半導体樹脂封止装置の樹脂タブレットの供給機構を
示す図であり、特に図1は搬送板を金型内から出し、樹
脂タブレットを供給している状態を示し、図2は搬送板
を金型内に入れた状態を示し、図3は図2においてプラ
ンジャーが前進して前進限に達している状態を拡大した
図であり、主としてプランジャー及び搬送板を示し、そ
の他の部分は省略されている。
【0019】図1において、2aは樹脂タブレット5が
投入される貫通孔、4aはプランジャー4の先端部、6
は貫通孔2aを有する搬送板、7は搬送板6の裏面に設
けられ、貫通孔2aの底を開けたり閉じたりするための
シャッター、8は搬送板6を下金型1内に入れたり出し
たりするための駆動軸、9は貫通孔2aの底を開閉させ
るために、シャッター7を動かすエアシリンダ等の駆動
アクチュエータ、10は搬送板6に樹脂タブレット5を
一斉に供給するための供給ヘッド、11はエアーの圧力
で樹脂タブレット5を供給する例えばいわゆるエアホー
ス等の供給管、11aは供給ヘッド10内に供給管11
の一部として構成されている先端部、1cは下金型1内
に設けられ、搬送板6を挿入するための挿入口、その他
の符号は図5中の各符号に対応している。図2中の各符
号は図1中の各符号に対応している。図3において、1
3は搬送板6を入れたり出したりする方向に左端の貫通
孔2aから搬送板6の右端まで貫通孔2aを順に継ぐス
リット、その他の各符号は図1中の各符号に対応してい
る。
【0020】次に主たる構成を説明する。図1を参照し
て、搬送板6を供給ヘッド10裏面下の所定の位置に設
置した状態で、貫通孔2a上に供給管11の一端である
先端部11aが位置するように供給ヘッド10が構成さ
れている。供給管11の他端には、樹脂タブレット5を
供給管11の中に入れて、供給管11内のエアーに圧力
を加える手段(図示せず)が設けられている。
【0021】次に、図2を参照して、プランジャー4の
前進限(ポット2の上部)と後退限(ポット2の下部)
との間に、同図に示す矢印方向に搬送板6を入れたり出
したりできるように構成され、搬送板6を入れた状態に
おいてポット2と貫通孔2aは連通関係となる。ポット
2及び貫通孔2aの内径は同じ大きさである。下金型1
の上方には上金型(図示せず)が設けられている。な
お、図2はプランジャー4が後退限にある場合を示して
いる。
【0022】次に、図3を参照して、搬送板6は下金型
1内に入れたり出したりする方向に左端の貫通孔2aか
ら搬送板6の右端(同図では省略されている)まで貫通
孔2aを順に継ぐスリット13が設けられている。プラ
ンジャー4の先端部4aの径は、ポット2及び貫通孔2
aの径と同じ大きさであるが、プランジャー4の途中
は、スリット13の幅より細くなっている。また、シャ
ッター7にも貫通孔2a及びスリット13と同様な形状
の貫通孔及びスリットを有している。
【0023】また、図示しないキャビティ及び金型ゲー
ト部の構成は従来の技術での説明と同様である。
【0024】次に動作について、上金型と下金型1とは
型開状態であり、下金型1内から搬送板6が出されてい
る状態から説明を始める。まず、図2を参照して、下金
型1内から搬送板6を出して、搬送板6を供給ヘッド1
0裏面下の所定の位置に設置し、樹脂タブレット5をエ
アーの圧力により供給管11の中を通して、先端部11
aから貫通孔2aに一斉に供給する。その際、シャッタ
ー7は樹脂タブレット5が落下しないように搬送板6の
貫通孔2aの底を閉じている。また、キャビティ内にI
Cリードフレームを投入する。
【0025】次に、上金型と下金型1との型締動作を行
うと共に、搬送板6は型締の動作中に下金型1の挿入口
1cに進入し図2のようになる。次に、下金型1の中で
は後退限にプランジャー4が待機しており、搬送板6の
進入が完了すると同時にシャッター7により、貫通孔2
aの底を開けて搬送板6から樹脂タブレット5を落下さ
せて、プランジャー4上に供給する。供給されると同時
にプランジャー4が前進する。プランジャー4が前進限
に達するまでには、樹脂タブレット5は溶解し、溶解し
た樹脂が金型ゲート部を介してキャビティへと射出され
る。射出までにキャビティ内にはICリードフレームが
格納されており、キャビティ内に射出された樹脂により
ICリードフレームにモールドが形成される。
【0026】射出完了(図3に示す状態)と同時に、下
金型1内から搬送板10を出して、再び図1に示す所定
の位置に設置する。プランジャー4はスリット13を通
るために、プランジャー4と搬送板6とは干渉しない。
その後、上述の動作を繰り返す。
【0027】以上のように、図1〜図4に示す樹脂タブ
レット供給機構によると、吸着による樹脂タブレット5
のハンドリングを排除して、吸着圧力、吸着パッドの劣
化等による樹脂タブレット5の落下を無くしたので、樹
脂タブレット5を下金型1内に安定性よく供給できる。
【0028】また、樹脂タブレット5の供給と型締動作
とが独立しており、供給と共に型締動作を行うことで、
サイクルタイムが短くなる。
【0029】また、プランジャー4が前進限にある状態
で、再び後退限にプランジャー4を戻さなくても、下金
型1から搬送板6をスリット13を通して出すことがで
き、サイクルタイムが短くなる。また、プランジャー4
の途中の細い部分が、スリット13の位置に達すれば、
プランジャー4が前進しながらでも、下金型1からスリ
ット13を通して搬送板6を出すことができるため、プ
ランジャー4が前進限に達する前に、プランジャー4が
前進すると共に、下金型1から搬送板6を出せば、さら
にサイクルタイムが短くなる。
【0030】また、樹脂タブレット5の供給と同時にプ
ランジャー4が前進して射出を行うことで、プリヒート
時間をほぼ0にすることができ、溶解した樹脂の熱硬化
が生じないため、金型ゲート部での樹脂詰まりが生じな
い。また、プランジャー4の前進速度等を制御したりす
れば、プリヒート時間をほぼ0〜任意の時間に設定する
ことができ、プロセス条件の範囲拡大ができる。
【0031】また、下金型1内への樹脂タブレット5の
投入とICリードフレームの投入とが独立して行われる
ので、ICリードフレームのプリヒート時間も樹脂のプ
リヒート時間と独立的に取ることができ可能となり、モ
ールド後のフレームのソリも改善できる。
【0032】また、図5に示すような、上金型・下金型
間の樹脂タブレット5の供給機構である搬送板14をな
くすことで、半導体樹脂封止装置の上金型・下金型方向
の薄型化が容易なため、上金型・下金型間のオープンハ
イトを縮小化でき、金型の移動時間が短くなることで、
型締動作時間を短縮できる。
【0033】また、供給ヘッド10からエア圧による樹
脂タブレット5の供給により、搬送板への樹脂タブレッ
ト5の供給が簡単な機構で且つ短時間でできる。
【0034】また、図4に示すように、図1に示す構成
に、さらに先端部11aの底面を開けたり閉じたりする
ためのシャッター12を供給ヘッド10の底面に設けて
もよい。シャッター12を設けると、予め樹脂タブレッ
ト5をシャッター12上面にエア圧により送り込んでお
くことが可能であり、搬送板6への樹脂タブレット5の
供給時間を短縮することができる。
【0035】なお、本形態では、図1に示すように複数
のポット2を備え、各ポット2内に有された複数のプラ
ンジャー4を備えるマルチプランジャー方式の半導体樹
脂封止装置(その中でも、図1はロウ・マルチプランジ
ャー方式の半導体樹脂封止装置を示す)に適用された場
合を説明したが、1つのプランジャー4しか備えていな
い半導体樹脂封止装置にも適用できる。
【0036】このように本形態では、金型、プランジャ
ー、金型内へ出入自在な搬送板及び供給管を備えること
で、金型内から搬送板を出した状態で、供給管によっ
て、貫通孔に樹脂を供給する。その後、金型の型締動作
に関係なく、搬送板を金型内に入れることができるた
め、搬送板への樹脂の供給が簡単な機構で且つ短時間で
できるという効果がある。
【0037】また、供給管の先端を閉じたり開いたりす
るためのシャッターをさらに備えることで、シャッター
により供給管の先端を閉じた状態で、シャッター上面ま
で樹脂を供給する。シャッターにより先端を開け、樹脂
を落下させて貫通孔に供給することで、搬送板への樹脂
の供給時間を短縮することができるという効果がある。
【0038】また、複数のポットを含み、複数のプラン
ジャーを含み、複数の貫通孔を含み、供給管は複数の貫
通孔それぞれに樹脂を供給する半導体樹脂封止装置、即
ち、マルチプランジャー方式の半導体樹脂封止装置にも
適用できるという効果がある。
【0039】また、金型、プランジャー、金型内へ出入
自在な搬送板を備え、さらに搬送板がスリットを有する
ことで、プランジャーが前進した状態で、搬送板をプラ
ンジャーがスリットを通ることで金型内から出せるた
め、その後の樹脂の搬送板への供給が迅速にできるとい
う効果がある。
【0040】また、プランジャーの途中がスリットの幅
より細くなっていると、搬送板を金型内に入れた状態
で、プランジャーの途中の細い部分が、スリットの位置
に達すれば、プランジャーが前進しながらでも、金型内
からスリットを通して搬送板を出せため、プランジャー
が前進限に達する前に、下金型から搬送板を出すことが
でき、サイクルタイムが短くなるという効果がある。
【0041】また、複数のポットを含み、複数のプラン
ジャーを含み、複数の貫通孔を含み、スリットは複数の
貫通孔を継ぐスリットである半導体樹脂封止装置、即ち
マルチプランジャー方式の半導体樹脂封止装置にも適用
できるという効果がある。
【0042】また、搬送板がスリットを有する半導体樹
脂封止装置を用いた半導体装置の製造方法において、搬
送板の貫通孔内に樹脂を準備する工程と、金型内に搬送
板を入れて、搬送板の貫通孔内から金型のポット内に樹
脂を供給する工程と、ポット内で溶解した樹脂を押し出
すためプランジャーを前進させる工程と、プランジャー
が前進して貫通孔を貫通した状態で、金型内から搬送板
を出す工程とを備えると、貫通孔内に樹脂を入れた搬送
板を金型内に入れてポット内に樹脂を供給し、プランジ
ャーを前進させ、プランジャーが貫通孔を貫通している
状態で搬送板を金型内から出せるため、プランジャーが
貫通孔に貫通した状態で、再びプランジャーを貫通孔に
貫通していない状態に戻さなくても、搬送板を金型外に
出せるため、サイクルタイムが短くなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態における半導体樹脂封止装置
の樹脂タブレットの供給機構を示す図である。
【図2】 本発明の一形態における半導体樹脂封止装置
の樹脂タブレットの供給機構を示す図である。
【図3】 本発明の一形態における半導体樹脂封止装置
の樹脂タブレットの供給機構を示す図である。
【図4】 本発明の一形態における半導体樹脂封止装置
の樹脂タブレットの供給機構を示す図である。
【図5】 従来の半導体樹脂封止装置の樹脂タブレット
の供給機構を示す図である。
【符号の説明】
1 下金型、1a チェイスブロック、1b 下金型定
盤、1c 挿入口、2ポット、2a 貫通孔、3 モー
ルドプレスプラテン、4 プランジャー、4a先端部、
5 樹脂タブレット、6 搬送板、7 シャッター、8
駆動軸、9駆動アクチュエータ、10 供給ヘッド、
11 供給管、11a 先端部、13 スリット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂を溶解するためのポットを内部に有
    する金型と、 前記ポット内を前進・後退するプランジャーと、 前記金型に対し前記プランジャーの前進限と後退限との
    間に、出入自在であり、前記金型内に入れた状態で、前
    記ポットと連通関係となる貫通孔を有する搬送板と、 前記金型内から前記搬送板を出した状態で、前記貫通孔
    にエアーの圧力で前記樹脂を供給する供給管と、を備え
    た半導体樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 前記供給管の先端を閉じたり開いたりす
    るためのシャッターをさらに備えた請求項1記載の半導
    体樹脂封止装置。
  3. 【請求項3】 前記ポットは、複数のポットを含み、 前記プランジャーは、前記複数のポット内それぞれに有
    された複数のプランジャーを含み、 前記貫通孔は、前記複数のポットそれぞれと連通関係と
    なる複数の貫通孔を含み、 前記供給管は、前記複数の貫通孔それぞれに前記樹脂を
    供給する請求項1記載の半導体樹脂封止装置。
  4. 【請求項4】 樹脂を溶解するためのポットを内部に有
    する金型と、 前記ポット内を前進・後退するプランジャーと、 前記金型に対し前記プランジャーの前進限と後退限との
    間に、出入自在であり、前記金型内に入れた状態で、前
    記ポットと連通関係となる貫通孔を有する搬送板と、を
    備え、 前記搬送板は、 前記金型内に出入りする方向に一方端側の前記貫通孔か
    ら前記搬送板の他方端まで継ぐスリットをさらに有する
    半導体樹脂封止装置。
  5. 【請求項5】 前記プランジャーは、 途中が前記スリットの幅より細くなっている請求項4記
    載の半導体樹脂封止装置。
  6. 【請求項6】 前記ポットは、複数のポットを含み、 前記プランジャーは、前記複数のポット内それぞれに有
    された複数のプランジャーを含み、 前記貫通孔は、前記複数のポットそれぞれと連通関係と
    なる複数の貫通孔を含み、 前記スリットは、前記金型内に出入りする方向に一方端
    側の前記貫通孔から前記搬送板の他方端まで前記複数の
    貫通孔を継ぐスリットである請求項4記載の半導体樹脂
    封止装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体装置封止装置を用
    いた半導体装置の製造方法であって、 前記搬送板の前記貫通孔内に前記樹脂を準備する工程
    と、 前記金型内に前記搬送板を入れて、前記搬送板の前記貫
    通孔内から前記金型の前記ポット内に前記樹脂を供給す
    る工程と、 前記ポット内で溶解した前記樹脂を押し出すため前記プ
    ランジャーを前進させる工程と、 前記プランジャーが前進して前記貫通孔を貫通した状態
    で、前記金型内から前記搬送板を出す工程と、を備えた
    半導体装置の製造方法。
JP17217195A 1995-07-07 1995-07-07 半導体樹脂封止装置及び半導体装置の製造方法 Pending JPH0919944A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004009864A1 (en) * 2002-07-22 2004-01-29 Cambridge Display Technology Limited Pellet feeder

Cited By (3)

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WO2004009864A1 (en) * 2002-07-22 2004-01-29 Cambridge Display Technology Limited Pellet feeder
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