JPH0919936A - 合成樹脂発泡成形装置 - Google Patents

合成樹脂発泡成形装置

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JPH0919936A
JPH0919936A JP7194219A JP19421995A JPH0919936A JP H0919936 A JPH0919936 A JP H0919936A JP 7194219 A JP7194219 A JP 7194219A JP 19421995 A JP19421995 A JP 19421995A JP H0919936 A JPH0919936 A JP H0919936A
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JP
Japan
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mold
split mold
split
valve
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP7194219A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Hayakawa
芳治 早川
Toshimitsu Takayanagi
敏光 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
POTSUKA MACH KK
SUNNAN KASEI KK
Original Assignee
POTSUKA MACH KK
SUNNAN KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡スチロールのような合成樹脂を発泡成形
するための合成樹脂発泡成形装置であって、その成形型
に接続されるスチーム,水等の配管の付け替えを不要に
して型交換を容易ならしめる。 【解決手段】 固定盤1にスチーム,水,圧縮空気等の
加熱・冷却媒体の配管9,12,15,18を施し、該
固定盤1の型取付面に該配管と連通する開口21,2
2,23,24を設けると共に、該固定盤1に着脱自在
に固設される一方の分割型30に一端が前記開口21,
22,23,24と合着し他端が該分割型30の分割面
に開口する連通管33,34を設け、可動盤4に着脱自
在に固設される他方の分割型50には閉型時に前記連通
管33,34の他端の開口31,32に合着する導入口
52,53を設け、該導入口と該分割型内とを開閉弁5
6,57を介在させて連通させ該分割型50内に前記加
熱・冷却媒体を導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡スチロールのよ
うな合成樹脂を発泡成形するための合成樹脂発泡成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、包装用容器,包装用緩衝材等を
成形する発泡スチロールの成形装置は、周知のように雄
型部と雌型部とからなる一対の金型(以下、分割型とい
う)により形成されるキャビティ中に原料ビーズを注入
した後、該型内を真空排気装置に連通させて該キャビテ
ィ内の空気を外部に排出し、その後にスチームを型内に
導入して該原料ビーズを加熱して二次発泡融着させ、続
いて圧縮空気と伴に冷却水を型内に導入して該キャビテ
ィを冷却し発泡成形品を固化させている。従って、一対
の分割型にはスチーム,水,圧縮空気等の加熱・冷却媒
体を供給するための配管が多数接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、所要製品形
状に合わせて分割型を交換しようとすると、上記配管の
取付け、取外しに手数が掛かり型交換作業が極めて煩雑
であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の合成樹脂発泡成
形装置は上記課題を解決しようとするもので、固定盤に
スチーム,水,圧縮空気等の加熱・冷却媒体の配管を施
し、該固定盤の型取付面に該配管と連通する開口を設け
ると共に、該固定盤に着脱自在に固設される一方の分割
型に一端が前記開口と合着し他端が該分割型の分割面に
開口する連通管を設け、可動盤に着脱自在に固設される
他方の分割型には閉型時に前記連通管の他端の開口に合
着する導入口を設け、該導入口と該分割型内とを開閉弁
を介在させて連通させ該分割型内に前記加熱・冷却媒体
を導入するよう設けてなる。このため固定盤および可動
盤に夫々分割型を固着するだけで、加熱・冷却媒体を該
分割型内に導入できる。また開閉弁を閉じることにより
型開時に分割型が外部と連通するのを防ぐことができる
ので該分割型内の空気を所期に制御することの支障とな
らない。
【0005】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の具体例を
説明する。図1,図2にこの合成樹脂発泡成形装置の要
部を縦断面にて示す。図中1は機枠(図示せず)に起立
状に固定された固定盤、2は該固定盤1に設けられた充
填ノズル、3は該固定盤1に設けられたエジエクトピン
である。4はシリンダ軸38が進退動することにより水
平方向に移動可能なるように機枠に支持された可動盤で
ある。
【0006】固定盤1の上縁部には図3に示したように
左右対称位置なるように接続管部5,5,6,6,7,
7,8,8が夫々設けられ、該接続管部5,5に継がれ
た配管9は開閉弁10,減圧弁11を介して水,圧縮空
気等の供給源に接続され、接続管部6,6に継がれた配
管12は開閉弁13,減圧弁14を介してスチーム供給
源に接続され、接続管部7,7に継がれた配管15は開
閉弁16,減圧弁17を介して同じく水,圧縮空気等の
供給源に接続され、接続管部8,8に継がれた配管18
は開閉弁19,源圧弁20を介して同じくスチーム源に
接続されている。そして該固定盤1の型取付面には該各
配管9,12,15,18と連通する開口21,21,
22,22,23,23,24,24が設けられてい
る。
【0007】30は該固定盤1に止金具(図示せず)に
より着脱自在に固設される一方の分割型で、該分割型3
0の分割面には雌型部材40が設けられ、該雌型部材4
0の背面には中空チャンバ41が形成されている。該分
割型30には一端が前記開口21,21,22,22と
合着し他端が図4,図5に示したように該分割型30の
分割面に夫々開口31,31,32,32する連通管3
3,33,34,34が設けられている。なお35は該
開口31,31,32,32の周縁部に設けられた環状
パッキンである。また、該分割型30には図6,図7に
示したように一端が前記開口23,23,24,24と
合着し他端が該分割型30の前記中空チャンバ41と連
通する導入口36,36,37,37が夫々設けられて
いる。なお、39は分割型30の下縁部に接続されたド
レンホースで、該ドレンホース39は真空排水排気装置
(図示せず)に連結され、中空チャンバ41内の気水を
真空排出する。
【0008】可動盤4には他方の分割型50が止金具
(図示せず)により着脱自在に固設される。該分割型5
0は分割面に雄型部材60が設けられ、該雄型部材60
の背面に中空チャンバ61が形成されている。分割型5
0の上縁部には図8にも示したように、閉型時に前記開
口31,31,32,32と合着する導入口52,5
2,53,53が設けられ、該各導入口52,52,5
3,53を形成する連通管54,54,55,55に夫
々電磁式の開閉弁56,56,57,57を介在させ該
開閉弁56,56,57,57の二次側をL形のパイプ
58,58,59,59を介して該分割型50の中空チ
ャンバ61に連通させている。なお、62は該パイプ5
8,58,59,59の先端部外周に設けられた水封用
パッキンである。また63は分割型50の下縁部に接続
されたドレンホースで、該ドレンホース63は前記ドレ
ンホース39と同じく真空排気装置に連結されている。
【0009】しかしてこの合成樹脂発泡成形装置では、
固定盤1に分割型30を固設することにより配管15,
18が開口23,23,24,24,導入口36,37
を介して中空チャンバ41と連通する。また、配管9,
12は開口21,21,22,22を介し連通管33,
33,34,34と連通する。そして可動盤4に分割型
50を固設することにより閉型時に図2に示したように
導入口52,52,53,53が開口31,31,3
2,32に合着し、該導入口52,52,53,53は
開閉弁56,56,57,57,パイプ58,58,5
9,59を介して中空チャンバ61と連通しているた
め、該開閉弁56,56,57,57が開かれていると
開閉弁10の開閉により水または圧縮空気を中空チャン
バ61に適時供給できると共に、開閉弁13の開閉によ
りスチームを中空チャンバ61に適時供給できる。ま
た、開閉弁16を開閉することにより水または圧縮空気
を中空チャンパ41に適時供給できると共に、開閉弁1
9を開閉することによりスチームを中空チャンパ41に
適時供給できる。従って、雌型部材40と雄型部材60
の合致により形成されるキャビティ中に充填ノズル2よ
り原料ビーズを充填し、該原料ビーズをスチームにより
加熱して二次発泡融着させた後、水冷することにより所
期の発泡成形品を成形でき、型開きしてエジエクトピン
3により該発泡成形品を突き出す共に、開閉弁56,5
6,57,57を閉止状態としてドレンホース63より
真空吸収することにより中空チャンバ61内を減圧し、
該発泡成形品を該分割型50に吸着させておくことがで
きる。
【0010】なお、この実施例では中空チャンバ内にバ
ランスよくスチームまたは水,圧縮空気等が供給できる
ように上記のように一対の開口21,21,22,2
2,23,23,24,24を夫々左右対称に設けてい
る。また、この実施例ではスチーム,水,圧縮空気のよ
うな加熱・冷却媒体の供給路についてのみ示したが、排
水路、或いは排気路についてもこの実施例と同様の考え
で固定盤側から配管することができる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明の合成樹脂発泡成形装
置は、固定盤にスチーム,水,圧縮空気等の加熱・冷却
媒体の配管が施されておれば、該固定盤および可動盤に
夫々分割型を固着するだけで該分割型にこれらの加熱・
冷却媒体を供給することができるので、配管の付け替え
を要さず、簡単に型交換をすることができ交換作業を容
易ならしめる。また、可動盤側の分割型内を開閉弁を介
在させることにより型開時にも大気圧に開放させないで
気圧を制御できるようにしたので、該分割型内を減圧し
て発泡成形品を型開後に該分割型に吸着できるなど、従
来のように両分割型に夫々配管していた構造と変わりな
く使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合成樹脂発泡成形装置の要部の縦
断面図。
【図2】図1の作動状態を示す縦断面図。
【図3】開口の配置を示した配管図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】図3のB−B線断面図。
【図6】図3のC−C線断面図。
【図7】図3のD−D線断面図。
【図8】図1のE−E線断面図。
【図9】図8のF−F線断面図。
【符号の説明】
1 固定盤 2 充填ノズル 4 可動盤 5,6,7,8 接続管部 9,12,15,18 配管 10,13,16,19 開閉弁 11,14,17,20 減圧弁 21,22,23,24 開口 30 分割型 31,32 開口 33,34 連通管 35 環状パッキン 39 ドレンホース 40 雌型部材 41 中空チャンバ 50 分割型 52,53 導入口 54,55 連通管 56,57 開閉弁 60 雄型部材 61 中空チャンバ 63 ドレンホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤にスチーム,水,圧縮空気等の加
    熱・冷却媒体の配管を施し、該固定盤の型取付面に該配
    管と連通する開口を設けると共に、該固定盤に着脱自在
    に固設される一方の分割型に一端が前記開口と合着し他
    端が該分割型の分割面に開口する連通管を設け、可動盤
    に着脱自在に固設される他方の分割型には閉型時に前記
    連通管の他端の開口に合着する導入口を設け、該導入口
    と該分割型内とを開閉弁を介在させて連通させ該分割型
    内に前記加熱・冷却媒体を導入するようにしたことを特
    徴とする合成樹脂発泡成形装置。
JP7194219A 1995-07-05 1995-07-05 合成樹脂発泡成形装置 Pending JPH0919936A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104552725A (zh) * 2015-01-30 2015-04-29 李挺进 一种新型的泡沫成型机及其冷却方法
EP3139262A1 (en) 2015-09-01 2017-03-08 Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. Vehicular information processing apparatus
JP2018118458A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 Daisen株式会社 マスターフレームとダイプレートの位置決め構造
DE102018211737A1 (de) * 2018-07-13 2020-01-16 Erlenbach Gmbh Maschinensystem, Formteilmaschine, Werkzeugblock und Verfahren zum Ausrüsten einer Formteilmaschine

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DE102018211737A1 (de) * 2018-07-13 2020-01-16 Erlenbach Gmbh Maschinensystem, Formteilmaschine, Werkzeugblock und Verfahren zum Ausrüsten einer Formteilmaschine
DE102018211737B4 (de) * 2018-07-13 2020-02-13 Erlenbach Gmbh Maschinensystem, Formteilmaschine, Werkzeugblock und Verfahren zum Ausrüsten einer Formteilmaschine

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