JPH09198789A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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Publication number
JPH09198789A
JPH09198789A JP287896A JP287896A JPH09198789A JP H09198789 A JPH09198789 A JP H09198789A JP 287896 A JP287896 A JP 287896A JP 287896 A JP287896 A JP 287896A JP H09198789 A JPH09198789 A JP H09198789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
memory
track
read
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP287896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Sasaki
司 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ランダムアクセス、トラックジャンプ、イント
ロスキャン,1曲リピート等の機能を実現させる際に、
待ち時間を大幅に短縮、所定時間に設定、あるいは無く
す光ディスク再生装置を提供する。 【解決手段】光ディスク3から読み出された信号を格納
するためのメモリ10を有し、メモリ10に信号が書き
込まれる速度をメモリから信号を読み出す速度よりも速
くし、メモリ10に信号が書き込まれた後に信号を読み
出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクから信
号を読み出して再生する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク再生装置としては、一
般に、図4で示されるようなブロック図の構成が開示さ
れている。この光ディスク再生装置において、3は音楽
情報や映像情報等が格納されているCD,CD−RO
M,LD,ビデオCD等の光ディスク、2は光ディスク
3を回転駆動させるためのモータ、1は光ディスク3か
らの信号を読み出すためにレーザ光を集光させるための
光ピックアップ、7はレーザスポットを追従させるため
のサーボ制御部、4は光ピックアップ1によって光ディ
スク3から読み出された信号の波形を整形するための波
形整形制御部、5はデジタル信号処理部、6はデジタル
信号をアナログ信号に変換するためのD/A変換部、8
はシステム制御部である。
【0003】光ピックアップ1は、モータ2によって回
転駆動されている光ディスク3に光ビームを当て、ピッ
トの有無を検出して再生RF信号を生成する。そして、
この再生RF信号を波形整形制御部4にて波形整形した
後、オーディオデータに変換される。このオーディオデ
ータは、さらにD/A変換部6によってアナログ信号に
変換され、L,Rのステレオ音声信号となる。また、光
ピックアップ1やモータ2などはサーボ制御部7によっ
て通常安定した再生RF信号が得られるように制御され
る。また、この光ディスク再生装置全体は、システム制
御部8によって安定に音声が再生されるように最適に制
御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すような従来
の光ディスク再生装置においては、ランダムアクセス,
トラックジャンプ,イントロスキャン,1曲リピート等
の機能が付与されていることが多い。これらの機能を実
現するためには、指定したトラックの再生を終了した後
に、再生を中止して光ピックアップ1を目的トラック位
置まで移動し、再生を再開する必要がある。
【0005】すなわち、再生を中止して光ピックアップ
1が光ディスク3の目的トラック上まで移動している間
は、無音あるいは無映像状態が続き、利用者側にとって
は待ち時間が発生するという問題があった。特に、光ピ
ックアップ1が光ディスク3の最内周トラックから最外
周トラック(あるいはその逆)に移動する時には、数秒
の待ち時間が発生してしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、光ディスクから信号を読み出
して再生する光ディスク再生装置において、光ディスク
から読み出された信号を格納するためのメモリを有し、
光ディスクの回転速度を調整してメモリに信号が書き込
まれる速度をメモリから信号を読み出す速度よりも速く
し、メモリに信号が書き込まれた後に信号を読み出す光
ディスク再生装置とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を示す。
【0008】図1は本発明の光ディスク再生装置を示す
ブロック図であり、図2は動作状態を示す図であり、図
3はトラックジャンプ時の動作状態を示す図である。
【0009】図1において、図4で示される部材と同一
部材は同一番号を付しており、図4で示される従来の光
ディスク再生装置と基本的に異なる点は、光ディスク3
から読み出された信号、すなわち音楽や映像等のデジタ
ルデータを格納するためのメモリ10が追加された点、
および光ディスク3を回転させるモータ2が従来の回転
数よりもn倍速で回転する点である(なお、nは正
数)。
【0010】n倍速で回転しているモータ2に連動して
回転している光ディスク3から読み出された信号がデジ
タル信号処理部5によって出力される。この信号がメモ
リ10に書き込まれて所定時間経過した後、通常の転送
速度でメモリ10から信号が読み出され、D/A変換部
6によってアナログ信号に変換され、音声出力あるいは
映像出力される。したがって、メモリ10への書き込み
処理時間は、メモリ10からの読み出し処理時間のn倍
の速度で行われている。
【0011】図1と図2に基づいて本発明の動作説明を
行う。図2では、横軸を時間、縦軸をメモリ容量とし、
Eをモメリ容量の空き、Fをメモリ容量が一杯になって
いることを示し、光ディスク3から読み出された信号を
メモリ10に書き込む処理速度がメモリ10から信号を
読み出す処理速度の2倍である場合を示し、経過時間に
したがってメモリ10の容量がどのように推移するかの
状態を示している。
【0012】メモリ10に書き込まれるアドレス(以
下、書き込みアドレスと略称する)変化をWとし、書き
込みを開始してからメモリ10が一杯になるまでの経過
時間がt1 かかるとすると、最初の書き込みアドレスの
変化は図2に示すようにW1 の直線で示される。
【0013】一方、メモリ10から読み出されるアドレ
ス(以下、読み出しアドレスと略称する)変化をRとす
ると、書き込みアドレスの変化の1/2であるから、W
1 の1/2の傾きとなり、最初の読み出しアドレスの変
化はR1 で示される直線となり、読み出しを開始してか
らメモリ10に格納されているデータがすべて読み出さ
れるまでに必要とされる時間は、書き込み時間の2倍
で、t2 =2×t1 となる。
【0014】なお、各アドレスともに、Fの位置まで達
するとEの位置まで戻り、書き込みアドレスはW1 ,W
2 ,W3 と進み、読み出しアドレスはR1 ,R2 ,R3
と進む。本発明では、Wがどのように変化してもRが周
期的に進むことを特徴としている。
【0015】ここで、時間では、書き込みアドレスと
読み出しアドレスとの差異は図2で示されるようにvr
1 で示される分であり、この時の読み出しアドレスva
1 は、この時点よりtr1 以前の書き込みアドレスに等
しい。すなわち、時間で読み出しされる音声や映像
は、これよりtr1 時間前に光ディスク3から読み出さ
れてメモリ10に書き込まれた信号であることが分か
る。つまり、書き込みアドレスが読み込みアドレスより
も先行している間は、仮に、書き込みアドレスが更新さ
れなくても、すなわち、メモリ10に書き込まれる信号
が無くても、アドレスの差異であるvr1 だけの余裕が
あり、t2 −t1 に相当する時間はメモリ10から読み
出しが可能であることを示している。
【0016】光ディスク再生装置に振動等発生した場合
について説明すると、時間から書き込みを開始して、
時間で光ディスク再生装置の振動等により、ピックア
ップ1の位置がズレて、サーボ外れによるエラーが検出
されると、ただちに、書き込みが中止される。続いて、
復帰制御手段(図1では不図示)により、ピックアップ
1をエラー検出前の位置に復帰させ、時間より再度書
き込みが開始される。この書き込みアドレスの変化は、
時間から時間の間は書き込みアドレスが更新されな
いためにW2 で示されるようになる。この時、時間か
ら時間の間で読み出されている信号は、既に書き込ま
れたアドレスを示す直線W1 の信号を読み出し(R1
段階)、W2 の時間から時間の間に書き込まれた信
号を読み出している(R2 の段階)。すなわち、読み出
されいる信号は、既に書き込まれた信号の途中までなの
で、書き込みが再開される時間でもvr2 だけ余裕が
あることになる。
【0017】このために、再生中に振動等によりピック
アップ1にサーボ外れが発生しても、通常のn倍の速度
で書き込まれる書き込みアドレスが通常の速度で読み出
される読み出しアドレスよりも先行している間に復帰動
作を行い、書き込みを再開すれば再生される音声は途切
れることなく、その連続性は保証される。
【0018】次に、書き込みアドレスが読み出しアドレ
スを追い越すと、メモリ10の総容量以上に書き込むこ
とになってしまうために、そのような場合は、時間の
位置に示しているように、読み出しアドレスに追いつく
直前の少しの間、書き込みを中止した後、再度、書き込
みを行う動作を繰り返す。これにより、ほぼメモリ10
の総容量に近い余裕が常に得られることになる。
【0019】なお、本実施例では、光ディスク3を回転
させるためのモータ2が従来の回転数よりもn倍速で回
転する場合を示し、具体的には、光ディスク3から読み
出された信号をメモリ10に書き込む処理速度がメモリ
10から信号を読み出す処理速度の2倍の場合を示した
が、光ディスク3から読み出された信号をメモリ10に
書き込む処理速度がメモリ10から信号を読み出す処理
速度よりも速ければ本発明の目的は達成できる。
【0020】図3は、トラックジャンプ機能を行った場
合の動作を示す図であり、システム制御部8にあらかじ
め最内周トラック1の再生終了後、最外周トラック7を
続けて再生する指示がなされた場合の書き込みアドレ
ス、読み出しアドレスの動作を示す図である。
【0021】ピックアップ1は、トラック1の最終地点
に到達すると、書き込み動作を中止してトラック7まで
移動し、トラック7の開始地点に到達した後書き込み動
作を再開する。
【0022】書き込みアドレスは、トラック1の信号を
メモリ10に書き込み、トラック1の信号の書き込みを
終了後(時間Aの位置)、ピックアップ1がトラック1
からトラック7まで移動中は書き込みを中止し(時間A
の位置から時間Bの位置までの間)、ピックアップ7に
到達した時点(時間Bの位置)で書き込みアドレスを開
始する。
【0023】読み出しアドレスは、上述したように、読
み出す以前にメモリ10に書き込まれた信号を読み出す
ために、読み出しアドレスのトラック1の再生が終了す
る時点(時間Cの位置)では、書き込みアドレスは、ト
ラック7の信号を書き込んでいるために、トラック7を
すぐに読み出すことができ、待ち時間が発生することが
なくなる。
【0024】なお、光ディスク3から読み出された信号
をメモリ10に書き込む処理速度の調整、および読み出
しアドレスの開始時点を調整により、メモリに信号が書
き込まれた信号が前記メモリから読み出されるまでの時
間を、光ディスクの最内周トラックから最外周トラック
まで移動する時間よりも大きく設定すれば、上述した図
3に示すように、必ず待ち時間を発生させることがなく
なる。読み出しアドレスの開始時点などの諸条件によ
り、トラック1からトラック7までの移動時間がメモリ
10の余裕時間を越える可能性もあるが、その場合で
も、待ち時間が(移動時間−メモリ余裕時間)に短縮さ
れる。
【0025】また、トラック1とトラック7の間で無音
あるいは無映像状態の書き込みを数秒(例えば、1秒)
行うように設定すれば、ピックアップ1がどのような移
動をしても、読み出しアドレスのトラック間に所定秒数
(例えば、1秒)の待ち時間が発生するようにできる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスクから読み出
された信号を格納するためのメモリを有し、メモリに信
号が書き込まれる速度をメモリから信号を読み出す速度
よりも速くし、メモリに信号が書き込まれた後に信号を
読み出すようにしたことによって、待ち時間を大幅に短
縮、所定時間に設定、あるいは無くす光ディスク再生装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置を示すブロック図
である。
【図2】本発明の光ディスク再生装置の動作状態を示す
図である。
【図3】本発明の光ディスク再生装置のトラックジャン
プ時の動作状態を示す図である。
【図4】従来の光ディスク再生装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1:ピックアップ 2:モータ 3:光ディスク 4:波形整形制御部 5:デジタル信号処理部 6:D/A変換部 7:サーボ制御部 8:システム制御部 10:メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクから音楽や映像情報を含むデジ
    タルデータとなる信号を読み出して再生する光ディスク
    再生装置において、前記光ディスクから読み出された信
    号を格納するためのメモリを有し、前記光ディスクの回
    転速度を調整して前記メモリに信号が書き込まれる速度
    を前記メモリから信号を読み出す速度よりも速くし、前
    記メモリに信号が書き込まれた後に前記メモリから順次
    信号を読み出すことを特徴とする光ディスク再生装置。
JP287896A 1996-01-11 1996-01-11 光ディスク再生装置 Pending JPH09198789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP287896A JPH09198789A (ja) 1996-01-11 1996-01-11 光ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP287896A JPH09198789A (ja) 1996-01-11 1996-01-11 光ディスク再生装置

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JPH09198789A true JPH09198789A (ja) 1997-07-31

Family

ID=11541623

Family Applications (1)

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JP287896A Pending JPH09198789A (ja) 1996-01-11 1996-01-11 光ディスク再生装置

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