JPH09198787A - ディスクモータの回転速度制御方法およびディスク再生装置 - Google Patents
ディスクモータの回転速度制御方法およびディスク再生装置Info
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- JPH09198787A JPH09198787A JP713096A JP713096A JPH09198787A JP H09198787 A JPH09198787 A JP H09198787A JP 713096 A JP713096 A JP 713096A JP 713096 A JP713096 A JP 713096A JP H09198787 A JPH09198787 A JP H09198787A
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- disk
- disc
- drive circuit
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】光学式のピックアップを用いた高速ディスク再
生装置において、データ検索動作時のディスクモータ駆
動回路の消費電力を低減する。 【解決手段】ピックアップ等の情報読み取り部をディス
ク内周側から外周側へ移動させるときには、ディスクを
回転駆動させるためのディスクモータ駆動回路の駆動電
流を第1の値に制御し、逆に上記情報読み取り部をディ
スク外周側から内周側へ移動させるときには、前記ディ
スクモータ駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小
さい第2の値に制御するように構成する。
生装置において、データ検索動作時のディスクモータ駆
動回路の消費電力を低減する。 【解決手段】ピックアップ等の情報読み取り部をディス
ク内周側から外周側へ移動させるときには、ディスクを
回転駆動させるためのディスクモータ駆動回路の駆動電
流を第1の値に制御し、逆に上記情報読み取り部をディ
スク外周側から内周側へ移動させるときには、前記ディ
スクモータ駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小
さい第2の値に制御するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式のピックア
ップを用いた高速再生可能なディスク再生装置に係り、
特に高速データ検索動作におけるディスクモータ駆動回
路の消費電力を低減するに好適なディスクモータの回転
速度制御方法およびディスク再生装置に関する。
ップを用いた高速再生可能なディスク再生装置に係り、
特に高速データ検索動作におけるディスクモータ駆動回
路の消費電力を低減するに好適なディスクモータの回転
速度制御方法およびディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスクプレーヤ)が
実用化されて久しく、近年ではCDをパソコン周辺機器
として応用した、所謂CD−ROMが急速な普及をみせ
ている。
実用化されて久しく、近年ではCDをパソコン周辺機器
として応用した、所謂CD−ROMが急速な普及をみせ
ている。
【0003】このCD−ROM装置では、高速データ転
送の要求から高速化の傾向にあり、最近では4倍速が主
流であるが、将来的には8倍速等益々高速化の傾向にあ
る。
送の要求から高速化の傾向にあり、最近では4倍速が主
流であるが、将来的には8倍速等益々高速化の傾向にあ
る。
【0004】また、光ディスクの特徴を活かしデータ検
索(以下アクセスと称す)の高速化も進んでいる。
索(以下アクセスと称す)の高速化も進んでいる。
【0005】図5の23は、8倍速CD−ROMのディ
スク再生位置とディスクモータ、即ちディスクの回転速
度(回転周波数)の関係を示したものである。
スク再生位置とディスクモータ、即ちディスクの回転速
度(回転周波数)の関係を示したものである。
【0006】CD−ROMの記録/再生方式は従来のC
Dプレーヤと同様、線速度一定のCLV方式であり、デ
ィスク再生位置に応じて回転速度が変化する。CLVは
標準1.2m/secであり、ディスク上の信号記録は半径方
向25mmから58mmの領域に定められているため、例え
ば1倍速再生ではディスク最内周の半径方向25mmの位
置における回転速度は略8Hz、最外周58mmの位置で
は略3Hzであるが、8倍速再生ではこれがそれぞれ図
5a点の略64Hz、b点の略24Hzに上昇する。
Dプレーヤと同様、線速度一定のCLV方式であり、デ
ィスク再生位置に応じて回転速度が変化する。CLVは
標準1.2m/secであり、ディスク上の信号記録は半径方
向25mmから58mmの領域に定められているため、例え
ば1倍速再生ではディスク最内周の半径方向25mmの位
置における回転速度は略8Hz、最外周58mmの位置で
は略3Hzであるが、8倍速再生ではこれがそれぞれ図
5a点の略64Hz、b点の略24Hzに上昇する。
【0007】アクセスの高速化に対する課題は、ディス
ク回転速度の高速応答である。即ち、ピックアップの送
り機構の高速化は比較的容易であるが、例えばディスク
最内周を再生状態(a点)から最外周をアクセスする場
合、ディスクがCLV制御のためピックアップが最外周
に到達した時点にディスクモータの回転速度がb点に制
定していないとデータの読み出しが行えないことにな
る。逆にディスク最外周再生状態(b点)から最内周を
アクセスした場合には、ピックアップが最内周に到達し
た時点にディスクモータの回転速度はa点に制定してい
なければならず、ディスクモータの強力な加速、減速制
御が必要で、アクセス高速化に対してはディスクモータ
の所要トルクが大きくなる傾向にある。
ク回転速度の高速応答である。即ち、ピックアップの送
り機構の高速化は比較的容易であるが、例えばディスク
最内周を再生状態(a点)から最外周をアクセスする場
合、ディスクがCLV制御のためピックアップが最外周
に到達した時点にディスクモータの回転速度がb点に制
定していないとデータの読み出しが行えないことにな
る。逆にディスク最外周再生状態(b点)から最内周を
アクセスした場合には、ピックアップが最内周に到達し
た時点にディスクモータの回転速度はa点に制定してい
なければならず、ディスクモータの強力な加速、減速制
御が必要で、アクセス高速化に対してはディスクモータ
の所要トルクが大きくなる傾向にある。
【0008】近年、ディスクモータの所要トルクを低減
し、且つアクセスの高速化を狙った広キャプチャレンジ
PLLシステムが出現している。即ち、ディスク回転速
度がCLV速度に達していなくても、PLL(データス
トローブ回路)のキャプチャレンジを広げることによ
り、データの読み出しを可能にしようとするものであ
る。
し、且つアクセスの高速化を狙った広キャプチャレンジ
PLLシステムが出現している。即ち、ディスク回転速
度がCLV速度に達していなくても、PLL(データス
トローブ回路)のキャプチャレンジを広げることによ
り、データの読み出しを可能にしようとするものであ
る。
【0009】例えば8倍速再生における最内周のディス
ク回転速度a点は最外周ではA点の略18倍速に相当
し、8倍速最外周の回転速度b点は最内周ではB点の略
3倍速に相当するものであり、PLLで8倍速を中心に
3乃至18倍のキャプチャレンジが確保されればアクセ
ス動作におけるディスクモータの速度制御は不要であ
り、高速化が可能となるのである。
ク回転速度a点は最外周ではA点の略18倍速に相当
し、8倍速最外周の回転速度b点は最内周ではB点の略
3倍速に相当するものであり、PLLで8倍速を中心に
3乃至18倍のキャプチャレンジが確保されればアクセ
ス動作におけるディスクモータの速度制御は不要であ
り、高速化が可能となるのである。
【0010】然し乍ら、広キャプチャレンジPLLシス
テムと言えども、信号処理のスピードには限界があり、
3乃至18倍の広レンジは困難で8±50%、つまり4
乃至12倍速程度が現状の実力である。即ち、アクセス
の高速化を図るには所詮ディスクモータの強力な加速、
減速制御が必要となるのである。
テムと言えども、信号処理のスピードには限界があり、
3乃至18倍の広レンジは困難で8±50%、つまり4
乃至12倍速程度が現状の実力である。即ち、アクセス
の高速化を図るには所詮ディスクモータの強力な加速、
減速制御が必要となるのである。
【0011】一方、従来のCD−ROM装置のディスク
モータには、3相のブラシレス直流モータが用いられる
のが一般的である。図6に駆動系を含んだその基本構成
を示した。同図にて、2が3相モータコイル24および
位置検出センサー25を含んで成るモータ、3は定電流
駆動方式のモータ駆動IC26を含んで成るディスクモ
ータ駆動回路である。図6の駆動系については周知であ
り、詳細については省略するが、電流検出抵抗27の出
力が入力制御信号Vcと等しくなるよう電流帰還が働
き、ディスクモータ2の回転速度が制御される。
モータには、3相のブラシレス直流モータが用いられる
のが一般的である。図6に駆動系を含んだその基本構成
を示した。同図にて、2が3相モータコイル24および
位置検出センサー25を含んで成るモータ、3は定電流
駆動方式のモータ駆動IC26を含んで成るディスクモ
ータ駆動回路である。図6の駆動系については周知であ
り、詳細については省略するが、電流検出抵抗27の出
力が入力制御信号Vcと等しくなるよう電流帰還が働
き、ディスクモータ2の回転速度が制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6の駆動
回路にて、上記のアクセス動作を高速化しようとした場
合、モータ駆動IC26の消費電流が大きくなり、発熱
が大きくなるという問題が発生する。即ち、強力な減
速、加速でディスクモータを制御するとディスクモータ
には大きなブレーキ電流、加速電流が流れ、消費電力の
増大を招く。
回路にて、上記のアクセス動作を高速化しようとした場
合、モータ駆動IC26の消費電流が大きくなり、発熱
が大きくなるという問題が発生する。即ち、強力な減
速、加速でディスクモータを制御するとディスクモータ
には大きなブレーキ電流、加速電流が流れ、消費電力の
増大を招く。
【0013】図7は、ディスクモータの加速、減速制御
におけるモータ速度起電力とモータ電流の関係を示した
ものであり、(a)が減速制御、(b)が加速制御に相
当する。(a)の減速制御(ディスク内周から外周への
アクセス)にて、時刻tOとt1区間でブレーキ制御を掛
けたとするとモータ速度起電力は29のように回転速度
の低下とともに減少する。モータ電流は電源電圧に速度
起電力重畳されるため破線30の特性を呈するが、実際
には駆動ICには電流制限が設けられているのが一般的
であり、31のようにほぼ平坦な電流が流れる。一方
(b)のように時刻tOとt1区間で加速制御(ディスク
外周から内周へのアクセス)を行った場合、モータ速度
起電力は32のように回転速度の上昇とともに増加し、
速度起電力の上昇によってモータ電流は33のように減
少する様相を呈する。
におけるモータ速度起電力とモータ電流の関係を示した
ものであり、(a)が減速制御、(b)が加速制御に相
当する。(a)の減速制御(ディスク内周から外周への
アクセス)にて、時刻tOとt1区間でブレーキ制御を掛
けたとするとモータ速度起電力は29のように回転速度
の低下とともに減少する。モータ電流は電源電圧に速度
起電力重畳されるため破線30の特性を呈するが、実際
には駆動ICには電流制限が設けられているのが一般的
であり、31のようにほぼ平坦な電流が流れる。一方
(b)のように時刻tOとt1区間で加速制御(ディスク
外周から内周へのアクセス)を行った場合、モータ速度
起電力は32のように回転速度の上昇とともに増加し、
速度起電力の上昇によってモータ電流は33のように減
少する様相を呈する。
【0014】アクセスを高速化しようとした場合、当然
ながらPLLのキャプチャレンジ内にディスクモータを
高速制定しなければならない。ディスク最内周から最外
周をアクセスする場合には、ピックアップの送り速度と
同等な速度でディスクモータの速度をPLLのキャプチ
ャレンジ内である12倍速以下に、またディスク最外周
から最内周をアクセスする場合には、4倍速以上に高速
に制御することが必要である。このためには図7の電流
31および33を極力高く設定せざるを得ないが、図7
(a)、(b)のアクセス動作を連続で繰り返すような
動作を行うとICの消費電力が大きくなり、ICの放熱
設計が困難となるばかりではなく、ICの許容損失を超
えてしまうという事態が起きる。
ながらPLLのキャプチャレンジ内にディスクモータを
高速制定しなければならない。ディスク最内周から最外
周をアクセスする場合には、ピックアップの送り速度と
同等な速度でディスクモータの速度をPLLのキャプチ
ャレンジ内である12倍速以下に、またディスク最外周
から最内周をアクセスする場合には、4倍速以上に高速
に制御することが必要である。このためには図7の電流
31および33を極力高く設定せざるを得ないが、図7
(a)、(b)のアクセス動作を連続で繰り返すような
動作を行うとICの消費電力が大きくなり、ICの放熱
設計が困難となるばかりではなく、ICの許容損失を超
えてしまうという事態が起きる。
【0015】上記のように広キャプチャレンジPLLを
用いるシステムにおいてディスクモータの制定が特に必
要となるのは、ディスクモータの減速方向のアクセスで
ある。
用いるシステムにおいてディスクモータの制定が特に必
要となるのは、ディスクモータの減速方向のアクセスで
ある。
【0016】即ち、加速方向のアクセスでは、例えばデ
ィスク最外周から最内周をアクセスしてもディスクモー
タが4倍速程度の速度に制定していればPLLはキャプ
チャ可能、つまりディスク回転数を固定とした場合の3
倍速に対してその制御所要幅は小さいが、例えばディス
ク最内周から最外周をアクセスする場合には、ディスク
モータが12倍速以下の速度に制定していなければPL
Lはキャプチャ不可能、つまりディスク回転数を固定と
した場合の16倍速に対してその制御所要幅が大きく、
強力な制動、即ち大きなブレーキ制御を必要とする。
ィスク最外周から最内周をアクセスしてもディスクモー
タが4倍速程度の速度に制定していればPLLはキャプ
チャ可能、つまりディスク回転数を固定とした場合の3
倍速に対してその制御所要幅は小さいが、例えばディス
ク最内周から最外周をアクセスする場合には、ディスク
モータが12倍速以下の速度に制定していなければPL
Lはキャプチャ不可能、つまりディスク回転数を固定と
した場合の16倍速に対してその制御所要幅が大きく、
強力な制動、即ち大きなブレーキ制御を必要とする。
【0017】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、ディスクのアクセス方向に応
じてディスクモータ駆動回路の駆動電流を制御してデー
タ検索動作時のディスクモータ駆動回路の消費電力を低
減せしめるのに好適なディスクモータの回転速度制御方
法およびディスク再生装置を提供することにある。
のであって、その目的は、ディスクのアクセス方向に応
じてディスクモータ駆動回路の駆動電流を制御してデー
タ検索動作時のディスクモータ駆動回路の消費電力を低
減せしめるのに好適なディスクモータの回転速度制御方
法およびディスク再生装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の本発明に係るディスクモータの回転制御方法は、情報
読み取り部(ピックアップ)をディスク内周側から外周
側へ移動させるときにはディスクモータ駆動回路の駆動
電流を第1の値に制御し、情報読み取り部をディスク外
周側から内周側へ移動させるときには、ディスクモータ
駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小さい第2の
値に制御することを特徴とする。
の本発明に係るディスクモータの回転制御方法は、情報
読み取り部(ピックアップ)をディスク内周側から外周
側へ移動させるときにはディスクモータ駆動回路の駆動
電流を第1の値に制御し、情報読み取り部をディスク外
周側から内周側へ移動させるときには、ディスクモータ
駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小さい第2の
値に制御することを特徴とする。
【0019】また、上記問題を解決するための本発明に
係るディスク再生装置は、ディスクを回転せしめるディ
スクモータを駆動させるディスクモータ駆動回路と、デ
ィスク内周側から外周側またはディスク外周側から内周
側へ移動可能に構成され、前記回転されたディスクの情
報を読み取る情報読み取り部とを備えたディスク再生装
置において、前記情報読み取り部の移動方向に関する情
報を含む制御信号を出力する制御手段と、該制御手段か
らの制御信号を受けて前記ディスクモータ駆動回路の駆
動電流を制御する電流制御手段とを具備し、前記電流制
御手段は、前記制御手段からの制御信号が、前記情報読
み取り部の移動方向がディスク内周側から外周側である
ことを示す情報を含むときには前記駆動電流を第1の値
に制御し、前記情報読み取り部の移動方向がディスク外
周側から内周側であることを示す情報を含むときには前
記駆動電流を前記第1の値よりも小さい第2の値に制御
するように構成されていることを特徴とする。
係るディスク再生装置は、ディスクを回転せしめるディ
スクモータを駆動させるディスクモータ駆動回路と、デ
ィスク内周側から外周側またはディスク外周側から内周
側へ移動可能に構成され、前記回転されたディスクの情
報を読み取る情報読み取り部とを備えたディスク再生装
置において、前記情報読み取り部の移動方向に関する情
報を含む制御信号を出力する制御手段と、該制御手段か
らの制御信号を受けて前記ディスクモータ駆動回路の駆
動電流を制御する電流制御手段とを具備し、前記電流制
御手段は、前記制御手段からの制御信号が、前記情報読
み取り部の移動方向がディスク内周側から外周側である
ことを示す情報を含むときには前記駆動電流を第1の値
に制御し、前記情報読み取り部の移動方向がディスク外
周側から内周側であることを示す情報を含むときには前
記駆動電流を前記第1の値よりも小さい第2の値に制御
するように構成されていることを特徴とする。
【0020】前記ディスクモータ駆動回路は定電流駆動
方式の駆動回路であり、前記電流制御手段は、該ディス
クモータ駆動回路の定電流値を設定する抵抗値を切り替
えて前記駆動電流の制御を行う構成を含むものであって
もよい。
方式の駆動回路であり、前記電流制御手段は、該ディス
クモータ駆動回路の定電流値を設定する抵抗値を切り替
えて前記駆動電流の制御を行う構成を含むものであって
もよい。
【0021】また、前記電流制御手段は、ディスクモー
タ駆動回路の入力制御信号を切り替えて前記駆動電流の
制御を行う構成を含むものであってもよい。
タ駆動回路の入力制御信号を切り替えて前記駆動電流の
制御を行う構成を含むものであってもよい。
【0022】係る構成により、ディスクモータの加速方
向のアクセス動作では、ディスクモータ駆動回路による
モータ駆動電流が抑えられるため、双方向アクセスの繰
返し動作におけるディスクモータ駆動回路の消費電力が
低減される。
向のアクセス動作では、ディスクモータ駆動回路による
モータ駆動電流が抑えられるため、双方向アクセスの繰
返し動作におけるディスクモータ駆動回路の消費電力が
低減される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施形態を示すCD−
ROMディスクモータの回転速度制御装置のブロック図
である。同図にて1はディスク、2はディスクモータ、
3はディスクモータ駆動回路、4は光学式ピックアッ
プ、5は信号復調回路、6は信号処理回路を含んで成る
ディスクモータ回転制御信号発生手段、7はデコード回
路、8は出力端子、9は光学式ピックアップ4のサーボ
制御信号を生成する誤差信号発生手段、10は光学式ピ
ックアップ4をディスク1の信号記録トラックに追従さ
せるためのアクチュエータを含んで成るサーボ手段、1
1は光学式ピックアップ4の送り機構、12は電流制御
手段、13は制御手段である。
ROMディスクモータの回転速度制御装置のブロック図
である。同図にて1はディスク、2はディスクモータ、
3はディスクモータ駆動回路、4は光学式ピックアッ
プ、5は信号復調回路、6は信号処理回路を含んで成る
ディスクモータ回転制御信号発生手段、7はデコード回
路、8は出力端子、9は光学式ピックアップ4のサーボ
制御信号を生成する誤差信号発生手段、10は光学式ピ
ックアップ4をディスク1の信号記録トラックに追従さ
せるためのアクチュエータを含んで成るサーボ手段、1
1は光学式ピックアップ4の送り機構、12は電流制御
手段、13は制御手段である。
【0025】信号処理系、サーボ系の動作は従来のCD
等で公知であり、また本発明の要旨とは直接関係ないの
で省略する。
等で公知であり、また本発明の要旨とは直接関係ないの
で省略する。
【0026】上記制御手段13は、例えばマイクロプロ
セッサ等で構成されるシステム制御手段(図示せず)に
より制御され、アクセス動作時においてシステム制御手
段の指令によりアクセスの方向に応じた制御信号Esを
出力する。即ち、アクセス動作がディスク内周側から外
周側の場合には“H”、外周側から内周側の場合には
“L”の制御信号Esを出力するよう構成されている。
セッサ等で構成されるシステム制御手段(図示せず)に
より制御され、アクセス動作時においてシステム制御手
段の指令によりアクセスの方向に応じた制御信号Esを
出力する。即ち、アクセス動作がディスク内周側から外
周側の場合には“H”、外周側から内周側の場合には
“L”の制御信号Esを出力するよう構成されている。
【0027】電流制御手段12は、制御手段13の制御
信号Esを受け、Esが“H”の時にはモータ駆動電流
を第1の値に設定し、Esが“L”の場合にはモータ駆
動電流を該第1の値より小さな第2の値に設定するよう
動作する。
信号Esを受け、Esが“H”の時にはモータ駆動電流
を第1の値に設定し、Esが“L”の場合にはモータ駆
動電流を該第1の値より小さな第2の値に設定するよう
動作する。
【0028】図2は、この電流制御手段12の一具体構
成例を示す図である。同図(a)にて14および15は
定電流駆動方式のディスクモータ駆動回路3の電流帰還
用の抵抗、16は切り替えスイッチである。抵抗値はR
a<Rbに設定されており、切り替えスイッチ16は制
御信号Esが“H”の場合は接点が図中X側に、またE
sが“L”の場合はY側に閉じるよう働く。
成例を示す図である。同図(a)にて14および15は
定電流駆動方式のディスクモータ駆動回路3の電流帰還
用の抵抗、16は切り替えスイッチである。抵抗値はR
a<Rbに設定されており、切り替えスイッチ16は制
御信号Esが“H”の場合は接点が図中X側に、またE
sが“L”の場合はY側に閉じるよう働く。
【0029】また図2(b)の17および18も(a)
図と同様、定電流駆動方式のディスクモータ駆動回路3
の電流帰還用の抵抗であり、19は切り替えスイッチで
ある。切り替えスイッチ19は制御信号Esが“H”の
場合は接点が閉じ、Esが“L”の場合は開放となるよ
う働く。
図と同様、定電流駆動方式のディスクモータ駆動回路3
の電流帰還用の抵抗であり、19は切り替えスイッチで
ある。切り替えスイッチ19は制御信号Esが“H”の
場合は接点が閉じ、Esが“L”の場合は開放となるよ
う働く。
【0030】図2(a)、(b)何れの構成でも電流帰
還抵抗は、Esが“H”の時には小さく、Esが“L”
の場合には大きくなるため、電流帰還作用、即ち電流帰
還抵抗の電圧降下が制御入力信号Vcに等しく成るよう
負帰還が働くため、Esが“H”の時にはモータ電流は
大きく、Esが“L”の時には小さくなる。
還抵抗は、Esが“H”の時には小さく、Esが“L”
の場合には大きくなるため、電流帰還作用、即ち電流帰
還抵抗の電圧降下が制御入力信号Vcに等しく成るよう
負帰還が働くため、Esが“H”の時にはモータ電流は
大きく、Esが“L”の時には小さくなる。
【0031】係る構成により、8倍速再生動作中におい
て、システム制御手段より例えば現在の再生位置よりデ
ィスク外周方向特定位置のアクセス指令が出力される
と、送り機構11は光学式ピックアップ4をディスク外
周方向へ走行させるよう動作を開始する。同時に、制御
手段13はアクセス指令を識別し、制御信号Esとして
“H”を出力する。
て、システム制御手段より例えば現在の再生位置よりデ
ィスク外周方向特定位置のアクセス指令が出力される
と、送り機構11は光学式ピックアップ4をディスク外
周方向へ走行させるよう動作を開始する。同時に、制御
手段13はアクセス指令を識別し、制御信号Esとして
“H”を出力する。
【0032】ディスクモータ駆動回路3はEsとして
“H”が入力されると減速駆動モードに反転し、ディス
クモータには制動が働き、回転速度が低下し始める。こ
の時、電流制御手段12がEsとして“H”を検知する
ため、図2で示したように電流帰還抵抗が小さな値に切
り替え設定され、これによりモータの制動力が増大、つ
まり大きなブレーキ力が働いてモータの回転速度は急速
に低下する。この動作は、送り機構の制御によりピック
アップ4が所望の位置に到達するまで継続される。
“H”が入力されると減速駆動モードに反転し、ディス
クモータには制動が働き、回転速度が低下し始める。こ
の時、電流制御手段12がEsとして“H”を検知する
ため、図2で示したように電流帰還抵抗が小さな値に切
り替え設定され、これによりモータの制動力が増大、つ
まり大きなブレーキ力が働いてモータの回転速度は急速
に低下する。この動作は、送り機構の制御によりピック
アップ4が所望の位置に到達するまで継続される。
【0033】また、8倍速再生動作中において、システ
ム制御手段よりディスク内周方向特定位置のアクセス指
令が出力される場合には、上記と逆の動作が行われる。
送り機構11は光学式ピックアップ4をディスク内周方
向へ走行させるよう動作を開始すると同時に、制御手段
13はアクセス指令を識別し、制御信号Esとして
“L”を出力する。
ム制御手段よりディスク内周方向特定位置のアクセス指
令が出力される場合には、上記と逆の動作が行われる。
送り機構11は光学式ピックアップ4をディスク内周方
向へ走行させるよう動作を開始すると同時に、制御手段
13はアクセス指令を識別し、制御信号Esとして
“L”を出力する。
【0034】ディスクモータ駆動回路3はEsとして
“L”が入力されると加速駆動モード、即ち正転駆動状
態を維持すると共に、電流制御手段12がEsとして
“L”を検知して電流帰還抵抗を大きな値に設定するた
め、モータの回転速度は制御信号Vcに応じて緩やかに
上昇する。この動作は、上記と同様、送り機構制御によ
りピックアップ4が所望位置に到達するまで継続され
る。
“L”が入力されると加速駆動モード、即ち正転駆動状
態を維持すると共に、電流制御手段12がEsとして
“L”を検知して電流帰還抵抗を大きな値に設定するた
め、モータの回転速度は制御信号Vcに応じて緩やかに
上昇する。この動作は、上記と同様、送り機構制御によ
りピックアップ4が所望位置に到達するまで継続され
る。
【0035】図3は、本発明による他の実施形態を示す
図であり、CD−ROM等のディスクモータの回転速度
制御機構のブロック図である。本実施形態は、図1に示
した実施形態にて電流切り替え制御を電流帰還抵抗を切
り替えて行っていたのに代えて、電流帰還抵抗は固定の
ままとし、制御入力信号Vcのレベルを切り替えて行お
うとするものであり、同図にて図1と同一符号を付した
部分は同一物を指し、その動作もまた同様である。
図であり、CD−ROM等のディスクモータの回転速度
制御機構のブロック図である。本実施形態は、図1に示
した実施形態にて電流切り替え制御を電流帰還抵抗を切
り替えて行っていたのに代えて、電流帰還抵抗は固定の
ままとし、制御入力信号Vcのレベルを切り替えて行お
うとするものであり、同図にて図1と同一符号を付した
部分は同一物を指し、その動作もまた同様である。
【0036】図4に電流制御手段12の一具体構成例を
示したある。同図にて20および21はゲイン切り替え
用の抵抗、22は切り替えスイッチであり、切り替えス
イッチ22は制御信号Esが“H”の場合に接点が開
き、“L”で閉じるよう働く。
示したある。同図にて20および21はゲイン切り替え
用の抵抗、22は切り替えスイッチであり、切り替えス
イッチ22は制御信号Esが“H”の場合に接点が開
き、“L”で閉じるよう働く。
【0037】係る構成により、8倍速再生動作中におい
て、システム制御手段より例えば現在の再生位置よりデ
ィスク外周方向特定位置のアクセス指令が出力される
と、図1実施例と同様、送り機構11は光学式ピックア
ップ4をディスク外周方向へ走行させるよう動作を開始
する。同時に、制御手段13はアクセス指令を識別し、
制御信号Esとして“H”を出力する。
て、システム制御手段より例えば現在の再生位置よりデ
ィスク外周方向特定位置のアクセス指令が出力される
と、図1実施例と同様、送り機構11は光学式ピックア
ップ4をディスク外周方向へ走行させるよう動作を開始
する。同時に、制御手段13はアクセス指令を識別し、
制御信号Esとして“H”を出力する。
【0038】ディスクモータ駆動回路3はEsとして
“H”が入力されると減速駆動モードに反転し、ディス
クモータには制動が働き、回転速度が低下し始める。こ
の時、電流制御手段12がEsとして“H”を検知する
ため、図4の切り替えスイッチ22は開放と成り、これ
によりディスクモータ駆動回路3には大きな制御入力信
号Vc’が印加されるためモータの制動力が増大、つま
り大きなブレーキ力が働いてモータの回転速度は急速に
低下する。
“H”が入力されると減速駆動モードに反転し、ディス
クモータには制動が働き、回転速度が低下し始める。こ
の時、電流制御手段12がEsとして“H”を検知する
ため、図4の切り替えスイッチ22は開放と成り、これ
によりディスクモータ駆動回路3には大きな制御入力信
号Vc’が印加されるためモータの制動力が増大、つま
り大きなブレーキ力が働いてモータの回転速度は急速に
低下する。
【0039】また、システム制御手段よりディスク内周
方向特定位置のアクセス指令が出力される場合には、上
記と逆の動作が行われる。送り機構11は光学式ピック
アップ4をディスク内周方向へ走行させるよう動作を開
始すると同時に、制御手段13はアクセス指令を識別
し、制御信号Esとして“L”を出力する。
方向特定位置のアクセス指令が出力される場合には、上
記と逆の動作が行われる。送り機構11は光学式ピック
アップ4をディスク内周方向へ走行させるよう動作を開
始すると同時に、制御手段13はアクセス指令を識別
し、制御信号Esとして“L”を出力する。
【0040】ディスクモータ駆動回路3はEsとして
“L”が入力されると加速駆動モード、即ち正転駆動状
態を維持すると共に、電流制御手段12がEsとして
“L”を検知し切り替えスイッチ22が閉じる。これに
より、ディスクモータ駆動回路3の制御信号Vc’が減
衰されモータの回転速度は制御信号Vc’に応じて緩や
かに上昇する。
“L”が入力されると加速駆動モード、即ち正転駆動状
態を維持すると共に、電流制御手段12がEsとして
“L”を検知し切り替えスイッチ22が閉じる。これに
より、ディスクモータ駆動回路3の制御信号Vc’が減
衰されモータの回転速度は制御信号Vc’に応じて緩や
かに上昇する。
【0041】以上、本発明の実施形態について説明した
が、図1および図3の実施形態では制御手段13を独立
に設ける構成を示したがこれは特に限定されるものでは
なく、例えばシステム制御手段にこの機能を持たせて省
略、共用化することも可能である。
が、図1および図3の実施形態では制御手段13を独立
に設ける構成を示したがこれは特に限定されるものでは
なく、例えばシステム制御手段にこの機能を持たせて省
略、共用化することも可能である。
【0042】また、電流制御手段として定電流帰還の抵
抗値、或いは制御信号入力のレベルを切り替え制御する
例を示したがこれも特に限定されるものではなく、例え
ばディスクモータ回転制御信号発生手段の制御出力自体
に重み付けをし、即ちディスク回転数に逆比例して制御
信号の感度を高めるようにしても同様な制御を行わせる
ことが可能である。
抗値、或いは制御信号入力のレベルを切り替え制御する
例を示したがこれも特に限定されるものではなく、例え
ばディスクモータ回転制御信号発生手段の制御出力自体
に重み付けをし、即ちディスク回転数に逆比例して制御
信号の感度を高めるようにしても同様な制御を行わせる
ことが可能である。
【0043】更に、上記の実施例ではディスクモータ駆
動回路として定電流駆動方式を例に挙げたがこれも特に
限定されるものではなく、例えば定電圧駆動方式の駆動
回路にも本発明が同様に適用可能なのは勿論であり、本
発明の要旨を変えない範囲で種々変形可能は容易であ
る。
動回路として定電流駆動方式を例に挙げたがこれも特に
限定されるものではなく、例えば定電圧駆動方式の駆動
回路にも本発明が同様に適用可能なのは勿論であり、本
発明の要旨を変えない範囲で種々変形可能は容易であ
る。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アク
セス動作時にディスクモータ駆動電流を固定にするので
はなく、アクセスの方向に応じて異ならせるようにし
た。即ち、ディスクモータの高速制定が要求される減速
方向アクセス時の駆動電流を大きくし、高速な制定を必
要としないディスクモータ加速方向のアクセスでは駆動
電流を小さくするようにした。
セス動作時にディスクモータ駆動電流を固定にするので
はなく、アクセスの方向に応じて異ならせるようにし
た。即ち、ディスクモータの高速制定が要求される減速
方向アクセス時の駆動電流を大きくし、高速な制定を必
要としないディスクモータ加速方向のアクセスでは駆動
電流を小さくするようにした。
【0045】これにより、双方向のアクセス動作を繰返
し行うような場合においても、ディスクモータ駆動回路
の消費電力が低減可能であり、駆動回路の保護や放熱設
計を簡略化が可能となる。
し行うような場合においても、ディスクモータ駆動回路
の消費電力が低減可能であり、駆動回路の保護や放熱設
計を簡略化が可能となる。
【図1】本発明によるディスクモータ回転速度制御装置
の一実施形態を示す構成図。
の一実施形態を示す構成図。
【図2】図1に示した一実施形態におけるモータ電流切
り替え手段12の具体構成例を示す図。
り替え手段12の具体構成例を示す図。
【図3】本発明によるディスクモータ回転速度制御装置
の他の実施形態を示す構成図。
の他の実施形態を示す構成図。
【図4】図3に示した他の実施形態におけるモータ電流
切り替え手段12の具体構成例を示す図。
切り替え手段12の具体構成例を示す図。
【図5】ディスク再生位置とディスクモータ回転速度の
関係を示す図。
関係を示す図。
【図6】従来のディスクモータ電流駆動方式の概略原理
構成図。
構成図。
【図7】ディスクモータの電流駆動における加速、減速
制御時の速度起電力およびモータ電流の様相を示す図。
制御時の速度起電力およびモータ電流の様相を示す図。
1…ディスク、2…ディスクモータ、3…ディスクモー
タ駆動回路、4…光学式ピックアップ、5…信号復調回
路、6…ディスクモータ回転制御信号発生手段、12…
電流制御手段、13…制御手段
タ駆動回路、4…光学式ピックアップ、5…信号復調回
路、6…ディスクモータ回転制御信号発生手段、12…
電流制御手段、13…制御手段
Claims (5)
- 【請求項1】ディスクを回転せしめるディスクモータを
駆動させるディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側
から外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能
に構成され、前記回転されたディスクの情報を読み取る
情報読み取り部とを備えたディスク再生装置におけるデ
ィスクモータ回転速度制御方法であって、 前記情報読み取り部をディスク内周側から外周側へ移動
させるときには前記ディスクモータ駆動回路の駆動電流
を第1の値に制御し、前記情報読み取り部をディスク外
周側から内周側へ移動させるときには、前記ディスクモ
ータ駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小さい第
2の値に制御することを特徴とするディスクモータの回
転速度制御方法。 - 【請求項2】ディスクを回転せしめるディスクモータを
駆動させるディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側
から外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能
に構成され、前記回転されたディスクの情報を読み取る
情報読み取り部とを備えたディスク再生装置において、 前記情報読み取り部をディスク内周側から外周側へ移動
させるときには前記ディスクモータ駆動回路の駆動電流
を第1の値に制御し、前記情報読み取り部をディスク外
周側から内周側へ移動させるときには、前記ディスクモ
ータ駆動回路の駆動電流を前記第1の値よりも小さい第
2の値に制御するように構成されていることを特徴とす
るディスク再生装置。 - 【請求項3】ディスクを回転せしめるディスクモータを
駆動させるディスクモータ駆動回路と、ディスク内周側
から外周側またはディスク外周側から内周側へ移動可能
に構成され、前記回転されたディスクの情報を読み取る
情報読み取り部とを備えたディスク再生装置において、 前記情報読み取り部の移動方向に関する情報を含む制御
信号を出力する制御手段と、該制御手段からの制御信号
を受けて前記ディスクモータ駆動回路の駆動電流を制御
する電流制御手段とを具備し、 前記電流制御手段は、前記制御手段からの制御信号が、
前記情報読み取り部の移動方向がディスク内周側から外
周側であることを示す情報を含むときには前記駆動電流
を第1の値に制御し、前記情報読み取り部の移動方向が
ディスク外周側から内周側であることを示す情報を含む
ときには前記駆動電流を前記第1の値よりも小さい第2
の値に制御するように構成されていることを特徴とする
ディスク再生装置。 - 【請求項4】前記ディスクモータ駆動回路は定電流駆動
方式の駆動回路であり、前記電流制御手段は、該ディス
クモータ駆動回路の定電流値を設定する抵抗値を切り替
えて前記駆動電流の制御を行う構成を含むことを特徴と
する請求項3に記載のディスク再生装置。 - 【請求項5】前記ディスクモータ駆動回路は定電流駆動
方式の駆動回路であり、前記電流制御手段は、該ディス
クモータ駆動回路の入力制御信号を切り替えて前記駆動
電流の制御を行う構成を含むことを特徴とする請求項3
に記載のディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP713096A JPH09198787A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ディスクモータの回転速度制御方法およびディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP713096A JPH09198787A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ディスクモータの回転速度制御方法およびディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198787A true JPH09198787A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11657506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP713096A Pending JPH09198787A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | ディスクモータの回転速度制御方法およびディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09198787A (ja) |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP713096A patent/JPH09198787A/ja active Pending
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