JPH09198499A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH09198499A
JPH09198499A JP8005406A JP540696A JPH09198499A JP H09198499 A JPH09198499 A JP H09198499A JP 8005406 A JP8005406 A JP 8005406A JP 540696 A JP540696 A JP 540696A JP H09198499 A JPH09198499 A JP H09198499A
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JP
Japan
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image processing
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bold
width
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JP8005406A
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English (en)
Inventor
Shigeki Koyama
茂樹 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像を、上下左右のそれぞれ所望の側について
太く或は細く変換する。 【解決手段】上下左右のそれぞれについてボールド/ラ
イト幅を指定されると(ステップS201)、左右それ
ぞれのボールド幅にしたがって、右方向に1列ずつずら
しながら、ボールドなら論理和で、ライトなら論理積で
合成する(ステップS202)。上下方向についても同
様に合成する(ステップS203)。こうして変換が終
了すると、変換後の画像が元の画像に対して同一の相対
位置に成るように、変換後のビットマップデータの基準
位置を、ステップS201で指定されたボールド幅に基
づいて特定する(ステップS204)。こうして、所望
の方向について所望の量、太くしたり細くしたりするこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビットマッ
プデータの上下左右4方向のボールド/ライト変換を指
示して、所望の図形を得ることが出来る画像処理方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビットマップデータをボールド/
ライト(太め・細め)変換する処理方法として、ビット
マップデータをある幅だけ横及び縦方向にずらして重
ね、所望の画像を形成する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たボールド/ライト(太め・細め)変換方法にあって
は、上下及び左右別々にボールド(太め)或はライト
(細め)処理ができなかった。また、上、下、左、右そ
れぞれのボールド/ライト値を個別に設定できないとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、上述した従来の技術の有する問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、処理対象のビットマップデータに対して、上下左
右のボールド/ライト幅を指定し、指定された値に従っ
て横方向の複写及び、縦方向の複写を行い、上下左右の
ボールド/ライト幅より基準点を特定することによっ
て、上下左右方向それぞれについて独立した値ずつボー
ルド/ライト変換処理する画像処理方法及び装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理方法はつぎのような構成から成る。
すなわち、所定の基準点を含むビットマップデータを変
形する画像処理方法であって、上下左右それぞれの方向
について、画像を太くする或は細くするボールド幅を指
定する指定工程と、前記指定工程により指定された左右
方向それぞれについてのボールド幅に基づき、前記ビッ
トマップデータを1列ずつ横方向にずらしながら所定の
論理演算を施す横方向変換工程と、前記指定工程により
指定された上下方向それぞれについてのボールド幅に基
づき、前記横方向変換工程により変換されたビットマッ
プデータを1行ずつ縦方向にずらしながら所定の論理演
算を施す縦方向変換工程と、前記指定工程により指定さ
れた上下左右それぞれの方向についてのボールド幅に基
づいて、前記縦方向変換工程により変換されたビットマ
ップデータにおける、前記所定の基準点に対応した変換
後基準点を特定する工程とを備える。
【0006】或は、ビットマップデータを変形する画像
処理方法であって、左右上下それぞれの方向について、
ビットマップデータを所望の幅だけ太くするあるいは細
くする指定をする指定工程と、左右方向について太くす
る或は細くする幅を合成し、合成された幅の分、左右方
向に沿った所定の側について前記ビットマップデータを
太く或は細くする第1の変換工程と、上下方向について
太くする或は細くする幅を合成し、合成された幅の分、
上下方向に沿った所定の側について前記ビットマップデ
ータを太く或は細くする第2の変換工程と、前記第1及
び第2の変換工程により変換されたビットマップデータ
を、元のビットマップデータに対応する位置に変換する
第3の変換工程とを備える。
【0007】また、本発明の画像処理装置は次のような
構成から成る。すなわち、所定の基準点を含むビットマ
ップデータを変形する画像処理装置であって、上下左右
それぞれの方向について、画像を太くする或は細くする
ボールド幅を指定する指定手段と、前記指定手段により
指定された左右方向それぞれについてのボールド幅に基
づき、前記ビットマップデータを1列ずつ横方向にずら
しながら所定の論理演算を施す横方向変換手段と、前記
指定手段により指定された上下方向それぞれについての
ボールド幅に基づき、前記横方向変換手段により変換さ
れたビットマップデータを1行ずつ縦方向にずらしなが
ら所定の論理演算を施す縦方向変換手段と、前記指定手
段により指定された上下左右それぞれの方向についての
ボールド幅に基づいて、前記縦方向変換手段により変換
されたビットマップデータにおける、前記所定の基準点
に対応した変換後基準点を特定する手段とを備える。
【0008】或は、ビットマップデータを変形する画像
処理装置であって、左右上下それぞれの方向について、
ビットマップデータを所望の幅だけ太くするあるいは細
くする指定をする指定手段と、左右方向について太くす
る或は細くする幅を合成し、合成された幅の分、左右方
向に沿った所定の側について前記ビットマップデータを
太く或は細くする第1の変換手段と、上下方向について
太くする或は細くする幅を合成し、合成された幅の分、
上下方向に沿った所定の側について前記ビットマップデ
ータを太く或は細くする第2の変換手段と、前記第1及
び第2の変換手段により変換されたビットマップデータ
を、元のビットマップデータに対応する位置に変換する
第3の変換手段とを備える。
【0009】また、本発明のコンピュータ可読メモリは
次のような構成から成る。すなわち、所定の基準点を含
むビットマップデータを変形する画像処理のプログラム
が格納されたコンピュータ可読メモリであって、上下左
右それぞれの方向について、画像を太くする或は細くす
るボールド幅を指定する指定工程のコードと、前記指定
工程により指定された左右方向それぞれについてのボー
ルド幅に基づき、前記ビットマップデータを1列ずつ横
方向にずらしながら所定の論理演算を施す横方向変換工
程のコードと、前記指定工程により指定された上下方向
それぞれについてのボールド幅に基づき、前記横方向変
換工程により変換されたビットマップデータを1行ずつ
縦方向にずらしながら所定の論理演算を施す縦方向変換
工程のコードと、前記指定工程により指定された上下左
右それぞれの方向についてのボールド幅に基づいて、前
記縦方向変換工程により変換されたビットマップデータ
における、前記所定の基準点に対応した変換後基準点を
特定する工程のコードとを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)まず、本発明の第1の実施の形態を図
1乃至図13に基づき説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係わる図形処理装置の構成を示すブロック図
である。同図中、図形処理装置1は、制御部2、表示部
3、ビデオメモリ(VRAM)4、キーボード(KB)
5及びポインティングデバイス6を主要構成要素として
おり、これらの各構成要素は、システムバス7を介して
互いに接続されている。
【0011】制御部2は、図形処理装置1全体を制御す
るもので、マイクロプロセッサ等のCPU(中央演算装
置)8、RAM(読み書き可能メモリ)等により構成さ
れるプログラムメモリ(PMEM)9、I/Oインター
フェイス部10及びハードディスク装置11等を備えて
いる。CPU8は、後述するフローチャートで表される
プログラムに従って本装置1全体を制御するものであ
る。プログラムメモリ9は、前記プログラムを格納する
とともに、CPU8による制御実行時、ビットマップデ
ータやワークエリアとして使用される各種データの一時
保管領域を備えている。I/Oインターフェイス部10
は、ハードディスク装置11とのインターフェイス制御
を行うものである。ハードディスク装置11は、ディス
ク上の磁気記録媒体にデータを記録して読み書きするた
めの装置である。
【0012】表示部3は、本装置1において処理された
各図形やオペレータへのメッセージを画面に表示するも
ので、CRT(陰極線管)等からなる。ビデオメモリ4
は、表示部3の画面に表示すべきデータを展開するもの
である。キーボード5及びポインティングデバイス6
は、いずれもオペレータにより操作され、各種のデータ
やコマンドを入力するものである。
【0013】次に前記構成の図形処理装置1の図形処理
動作を図2に基づき説明する。図2は、本図形処理装置
1におけるボールド/ライト変換の処理動作を示すフロ
ーチャートであり、この処理を実行するための制御プロ
グラムは、制御部2のプログラムメモリ9に記憶されて
いる。また、この変換処理は、ハードディスク装置11
に記憶されているビットマップデータが後述する図3の
データ構造としてプログラムメモリ9に格納されている
状態で開始される。
【0014】本実施例では、ビットマップの上下左右の
ボールド/ライト幅を指定されると、指定された左右の
ボールド/ライト幅のいずれとも負の値でなければボー
ルド(太め)指定と見なし、前記該ビットマップデータ
を論理和(OR)により横方向に1列ずつずらしながら
指定幅分複写する。一方、指定された左右のボールド/
ライト幅のいずれかが負の値であればライト(細め)指
定と見なし、前記ビットマップデータを論理積(AN
D)により横方向に1列ずつずらしながら指定幅分複写
する。
【0015】また、指定された上下のボールド/ライト
幅のいずれとも負の値でなければボールド(太め)指定
と見なし、前記複写したビットマップデータを論理和
(OR)により縦方向に1行ずつずらしながら指定幅分
複写する。一方、指定された上下のボールド/ライト幅
のいずれかが負の値であればライト(細め)指定と見な
し、前記該複写したビットマップデータを論理積(AN
D)により縦方向に1行ずつずらしながら指定幅分複写
する。こうしてボールド/ライト変換された図形に対し
て、指定された上下左右のボールド/ライト幅より、上
記手順で複写したビットマップの変換後の基準点を特定
する。変換後の基準点とは、変換前の基準点に対応する
点であり、例えばビットマップ上に定めた座標軸の原点
である。この基準点を特定することにより、左右上下4
方向に対して所望の量だけボールド/ライト変換するこ
とが可能となっている。
【0016】図2において、まずステップS201で、
上、下、左、右それぞれのボールド幅を指定する。この
指定元は、オペレータがキーボード5やポインティング
デバイス6によって行ってもよいし、図1の装置上で実
行される他のアプリケーションプログラム等により指定
されるものであっても良い。
【0017】次にステップS202へ進み、前記ステッ
プS201で指定した右及び左のボールド幅より複写回
数および複写関数を特定し、処理対象のビットマップデ
ータを横方向に1列ずつずらしながら特定した複写回数
分複写して、横方向についてボールド/ライト変換を行
う。
【0018】次にステップS203へ進み、前記ステッ
プS201で指定した上及び下のボールド幅より複写回
数および複写関数を特定し、ステップS202で横方向
についてボールド/ライト変換されたビットマップデー
タを縦方向に1行ずつずらしながら特定した複写回数分
複写する。こうして、縦方向についてもボールド/ライ
ト変換を行う。
【0019】次にステップS204へ進み、ステップS
201で指定された上下左右のボールド幅より、ステッ
プS202及びS203で変換されたビットマップの基
準点を特定する。
【0020】次に、本実施例の処理に必要なデータにつ
いて図3を用いて説明する。
【0021】図3は各データを格納するデータテーブル
を表わす図であり、このテーブルは制御部2のプログラ
ムメモリ9に格納されている。図3において、格納領域
sには、変換対象となるビットマップデータsが格納さ
れ、領域x0,y0にはそのビットマップデータsの基
準点座標P0が格納されている。また、格納領域bt,
bb,bl,brには図2のステップS201で指定さ
れた上、下、左、右の各ボールド幅bt,bb,bl,
brがそれぞれ格納されている。格納領域xnには、ス
テップS202で特定された左右方向の複写回数xnが
格納される。格納領域ynにはステップS203で特定
された上下方向の複写回数ynが格納される。格納領域
xf,yfにはそれぞれ前記ステップS202,ステッ
プS203で特定された複写関数xf,yfが格納され
る。さらに、格納領域s’にはボールド/ライト変換後
のビットマップデータが格納され、格納領域x0’,y
0’には、前記ステップS204で特定された変換後の
ビットマップs’の基準点座標P0’が格納されている
ものとする。
【0022】次に、図2に示すステップS202におい
て実行される、前記ステップS201で指定された右左
それぞれについてのボールド幅より複写回数および複写
関数を特定し、ビットマップデータを横方向に1列ずつ
ずらしながら前記特定した複写回数分複写する手順につ
いて図4を用いて説明する。
【0023】図4は、ステップS202における処理を
より詳細に示すフローチャートである。図4において、
bl,brは図3のデータテーブルに格納された左及び
右のボールド幅を示している。
【0024】まず図4のステップS401で、ボールド
幅blとbrの符号を調べるべく、bl<0或はbr<
0であるか否かを判断する。ここで、bl<0或はbr
<0であればライト変換としてステップS402に進
み、横方向の複写関数xfをAND(論理積)に特定す
る。
【0025】また上述のステップS401で、bl<0
でもbr<0でもなければボールド変換としてステップ
S403に進み、横方向の複写関数xfをOR(論理
和)に特定する。
【0026】次にステップS404に進み、横方向の複
写回数xnをabs(bl)+abs(br)に特定す
る。ここでabs(x)はxの絶対値を表わすものとす
る。
【0027】次にステップS405に進み、変換後の基
準点P0’のx座標値であるx0’およびy座標値であ
るy0’を、それぞれ変換前の基準点P0のx座標値で
あるx0およびy座標値であるy0と同じ値に初期化す
る。
【0028】次にステップS406に進み、変換前のビ
ットマップsを、ワーク領域であるs’に、前記ステッ
プS405で初期化した基準点P0’(x0’,y
0’)を原点として複写を行う。
【0029】次にステップS407へ進み、基準点P
0’のx座標を右方向に1ドットずらすべくx0’をx
0’+1とする。
【0030】次にステップS408に進み、x0’>x
0+xnであるか否かを判断する。ここで、x0’>x
0+xnでなければステップS409に進む。またここ
で、x0’>x0+xnであればステップS410へ進
む。
【0031】ステップS409では、横方向に1ドット
ずらした複写を行うべく、領域sの基準点P0を、ステ
ップS407で特定したワーク領域s’における基準点
P0’(x0’,y0’)と対応させて、ステップS4
02或はステップS403で特定された複写関数xfを
用いて、領域sのビットマップを領域s’のビットマッ
プに複写する。
【0032】次にステップS407へ戻り、基準点P
0’のx成分x0’の値を横方向に1ドットずらす処理
を再び行う。
【0033】一方、ステップS408でx0’>x0+
xnであればステップS410へ進み、横方向の変換処
理を終了すべく、ステップS409で横方向について変
換された領域s’を、基準点P0’=P0(x0,y
0)として領域sの基準点P0に対応させ、すなわち平
行移動変換なしでコピーを行い、ビットマップデータs
を更新する。
【0034】以上のようにして、横方向について、左右
それぞれ指定された量でボールドあるいはライト変換を
行うことができる。
【0035】次に図2に示すステップS203において
実行される、ステップS201で指定された上下それぞ
れについてのボールド幅より複写回数および複写関数を
特定し、変換対象のビットマップデータを縦方向に1行
ずつずらしながら特定した複写回数分複写する手順につ
いて図5を用いて説明する。
【0036】図5は、ステップS203の処理をより詳
しく示すフローチャートである。図5において、bt,
bbは図3のデータテーブルに格納された上及び下のボ
ールド/ライト幅を示している。
【0037】まず、図5のステップS501で、ボール
ド幅btとbbの符号を調べるべく、bt<0或はbb
<0であるか否かを判断する。ここで、bt<0或はb
b<0であればライト変換としてステップS502に進
み、縦方向の複写関数yfをAND(論理積)に特定す
る。
【0038】また上述のステップS501で、bt<0
でなくbb<0でもなければボールド変換としてステッ
プS503に進み、縦方向の複写関数yfをOR(論理
和)に特定する。
【0039】次にステップS504に進み、縦方向の複
写回数ynをabs(bt)+abs(bb)に特定す
る。
【0040】次にステップS505に進み、変換後の基
準点P0’のx座標値であるx0’およびy座標値であ
るy0’を、それぞれ変換前の基準点P0のx座標値で
あるx0およびy座標値であるy0の値に初期化する。
【0041】次にステップS506に進み、前記ステッ
プS202で更新されたビットマップsをワーク領域で
あるs’に、前記ステップS505で初期化した基準点
P0’(x0’,y0’)を原点とし複写を行う。
【0042】次にステップS507へ進み、基準点P
0’のy座標を下方向に1ドットずらすべくy0’をy
0’+1とする。
【0043】次にステップS508に進み、y0’>y
0+ynであるか否かを判断する。ここで、y0’>y
0+ynでなければステップS509に進む。またここ
で、y0’>y0+ynであればステップS510へ進
む。
【0044】ステップS509では、縦方向に1ドット
ずらした複写を行うべく、領域sの基準点P0を、ステ
ップS507で特定したワーク領域s’における基準点
P0’(x0’,y0’)と対応させて、ステップS5
02或はステップS503で特定された複写関数yfを
用いて、領域sのビットマップを領域s’のビットマッ
プに複写する。
【0045】次にステップS507へ戻り、y0’の値
を縦方向に1ドットずらす処理を再び行う。
【0046】一方、ステップS508でy0’>y0+
ynであればステップS510へ進み、縦方向の変換処
理を終了すべく、ステップS509で縦方向について変
換された領域s’を、基準点P0’=P0(x0,y
0)として領域sの基準点P0に対応させ、すなわち平
行移動変換なしでコピーを行い、ビットマップデータs
を更新する。
【0047】以上のようにして、縦方向について、上下
それぞれ指定された量でボールドあるいはライト変換を
行うことができる。
【0048】次に、図2に示すステップS204におい
て実行される、基準点を特定する手順について図6を用
いて説明する。
【0049】図6は、ステップS204において実行さ
れる基準点を特定する処理を示すフローチャートであ
る。
【0050】まずステップS601で、前記ステップS
402或は前記ステップS403で特定された横方向の
複写関数xfがxf=ORであるか否か、すなわち横方
向についてボールド変換であるか否かを判断する。ここ
でxf=ORであればステップS602へ進み、基準点
P0’のx座標x0’をx0+abs(bl)に特定す
る。またここでxf=ORでなければステップS603
に進み、x0’をx0+abs(br)に特定する。す
なわち、図4における変換では、左右どちらについての
ボールド/ライト変換も、ボールドの場合には幅は右側
に向けて広がり、ライトの場合には幅は左側から細くな
っていくように処理している。そのため、ボールド変換
であれば、左側について広げた幅の分、基準点をX軸の
プラス方向にずらし、ライト変換であれば、右側につい
て狭めた幅の分、基準点を同様にずらす。ただし、座標
軸はプラス方向が右となるように設定されているものと
する。
【0051】次にステップS604に進み、前記ステッ
プS502或は前記ステップS503で特定された縦方
向の複写関数yfがyf=ORであるか否か、すなわち
縦方向についてボールド変換であるか否かを判断する。
ここでyf=ORであればステップS605へ進み、基
準点P0’のy座標y0’をy0+abs(bt)に特
定する。またここでyf=ORでなければステップS6
06に進み、y0’をy0+abs(bb)に特定す
る。すなわち、図5における変換では、上下どちらにつ
いてのボールド/ライト変換も、ボールドの場合には幅
は下側に向けて広がり、ライトの場合には幅は上側から
細くなっていくように処理している。そのため、ボール
ド変換であれば、上側について広げた幅の分、基準点を
X軸のプラス方向にずらし、ライト変換であれば、下側
について狭めた幅の分、基準点を同様にずらす。ただ
し、座標軸はプラス方向が下となるように設定されてい
るものとする。
【0052】このように基準点P0’を特定し、この基
準点P0’を、もとのドットパターンの基準点の座標P
0と成るように変換されたドットパターンを平行移動変
換すれば、上下左右に指定したボールド幅分だけ、ボー
ルド・ライト変換処理が実行できる。
【0053】次に、図2、図3、図4、図5、図6で説
明した変換手順を、図7、図8、図9、図10、図1
1、図12、図13を用いて補足説明をする。
【0054】図7は変換実行前のビットマップsを示し
た図の例である。図7においてはビットマップの左上を
基準点P0としている。以下、この点をP0(0,0)
とし、右側にX軸の正方向、下側にY軸の正方向をとる
ものとして説明する。
【0055】ここで、上、下、左、右のボールド幅それ
ぞれについて、上を1、下を2、左を2、右を3と指定
した例を図8、図9を用いて説明する。
【0056】図2のステップS201において、上、
下、左、右のボールド幅をそれぞれ上を1、下を2、左
を2、右を3としてボールド幅を指定した場合、図3に
おけるデータテーブルのbl,brにはそれぞれ、bl
=2,br=3が格納される。図4におけるステップS
401により、bl<0でもbr<0でもないのでステ
ップS403において複写関数xfがORに特定され、
さらにステップS404において複写回数xnがxn=
2+3=5に特定される。ステップS405において
は、P0’=(0,0)と初期化され、ステップS40
6において、ビットマップsをs’に、基準点P0’と
P0とを対応させるように複写する。
【0057】次に、ステップS407〜S409におい
て、基準点P0’のX成分を1加算しつつ基準点P0’
をP0に対応させて、ビットマップsをs’に、論理和
をとりつつ合成する。これを、X0’=5まで繰り返
す。すなわち、ビットマップs’上で、元の図形を右方
向に1画素ずつ5画素分平行移動してなる図形が形成さ
れる。
【0058】最後に、領域s’上の図形を、領域s上に
複写して完了する。
【0059】図8はこのようにして、bl=2,br=
3の場合に、図2のステップS202における横方向の
複写を行った後のビットマップsを示したものである。
【0060】さらに、縦方向については、bt=1,b
b=2となり、図5におけるステップS501によりb
t<0でもbb<0でもないので、ステップS503に
おいて複写関数yfがORに特定され、さらにステップ
S504において複写回数ynがyn=1+2=3に特
定される。以下、図8の図形を、横方向と同じ要領で縦
方向にボールド変換する。
【0061】図9は、図8の図形を、bt=1,bb=
2の場合に、図2のステップS203における縦方向の
複写を行った後のビットマップsを示したものである。
【0062】また、この図9におけるP0’は、図2の
ステップS204において特定された基準点を示してい
る。すなわち、xf=ORであるからX’0=X0+a
bs(bl)=0+2であり、yf=ORであるから
Y’0=Y0+abs(bt)=0+1となって、P’
0=(2,1)となる。
【0063】次に、図2で説明した前記ステップS20
1において、上、下、左、右のボールド幅をそれぞれ上
を−1、下を0、左を2、右を−1としてボールド幅を
指定した例を図10、図11を用いて説明する。
【0064】図2のステップS201において、上、
下、左、右のボールド幅をそれぞれ上を−1、下を0、
左を2、右を−1としてボールド幅を指定した場合、図
2のbl,brにはそれぞれ、bl=2,br=−1が
格納され、図4におけるステップS401によりbl<
0或はbr<0となり、ステップS402において複写
関数xfがANDに特定され、さらにステップS404
において複写回数xnがxn=3に特定される。
【0065】図10は上述の例にしたがって、bl=
2,br=−1のとき、図2のステップS202におけ
る横方向の複写を行った後のビットマップsの図を示し
たものである。Xn=3だけ右方向にずらしながら論理
積を取って合成していくため、図7の図形の左側から3
画素分削られた図形となっている。
【0066】さらに、bt=−1,bb=0となり、図
5におけるステップS501によりbt<0或はbb<
0となり、ステップS502において複写関数yfがA
NDに特定され、さらにステップS504において複写
回数ynがyn=1に特定される。
【0067】図11は上述の例にしたがって、図10の
図形について、bt=1,bb=0の時、図2のステッ
プS203における縦方向の複写を行った後のビットマ
ップsの図を示したものである。Yn=1であるため、
図10の上側からした方向に1ずらして論理積をとり合
成したため、図10の図形のうえから1画素分削られた
図形となっている。
【0068】また、この図11におけるP0’は、図2
のステップS204において特定された基準点を示して
いる。すなわち、X成分はX0+abs(br)=1で
ありY成分はY0+abs(bb)=0となる。
【0069】次に、図2で説明した前記ステップS20
1において、上、下、左、右のボールド幅をそれぞれ上
を2、下を2、左を−1、右を2としてボールド幅を指
定した例を図12、図13を用いて説明する。
【0070】図2のステップS201において、上、
下、左、右のボールド幅をそれぞれ上を2、下を2、左
を−1、右を2としてボールド幅を指定した場合、図2
のbl,brにはそれぞれ、bl=−1,br=2が格
納され、図4におけるステップS401によりbl<0
或はbr<0となりステップS402において複写関数
xfがANDに特定され、さらにステップS404にお
いて複写回数xnがxn=3に特定される。
【0071】図12は上述の例にしたがって、bl=−
1,br=2のとき、図7の図形について、図2のステ
ップS202における横方向の複写を行った後のビット
マップsを示したものである。Xnの値が同じため、図
10の図形と同じものとなる。
【0072】さらに、bt=2,bb=2となり、図5
におけるステップS501によりbt<0でもbb<0
でもないので、ステップS503において複写関数yf
がORに特定され、さらにステップS504において複
写回数ynがyn=4に特定される。
【0073】図13は上述の例にしたがって、bt=
2,bb=2のとき、図2のステップS203における
縦方向の複写を行った後のビットマップsの図を示した
ものである。すなわち、横方向についてはライト変換が
行われ、縦方向についてはボールド変換が行われる。
【0074】また、この図13におけるP0’は、図2
のステップS204において特定された基準点を示して
いる。 (第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態を図
14及び図15に基づき説明する。
【0075】尚、本実施例にかかわる図形処理装置の基
本構成および処理動作は、前述した第1実施例における
図1及び図2と同一であるから、これら図1及び図2を
流用して説明する。
【0076】本実施例は、ビットマップの上下左右のボ
ールド幅を指定させ、指定された左右の幅に従い複写回
数を特定し、変換対象のビットマップデータを論理和
(OR)により横方向に1列ずつずらしながら特定した
複写回数分複写し、また、指定された上下の幅に従い複
写回数を特定し、横方向にずらして複写したビットマッ
プデータを論理和(OR)により縦方向に1行ずつずら
しながら特定した複写回数分複写し、指定された上下左
右のボールド幅より複写したビットマップの基準点を特
定し、前記ビットマップをボールド(太め)変換処理す
るものである。
【0077】本実施例において、前述した第1実施形態
と異なる点は、図4のステップS401、ステップS4
02及びステップS403において実行される横方向の
複写関数の特定方法、図5のステップS501、ステッ
プS502及びステップS503において実行される縦
方向の複写関数の特定方法が、本実施形態では必ずOR
を複写関数として選択するという点において異なるもの
でその他は同じである。したがってここでは、異なるス
テップのみ図14及び図15を用いて説明しその他の説
明は省略する。
【0078】図14は、ステップS201で指定した
右、及び左のボールド幅より複写回数および複写関数を
特定し、ビットマップデータを横方向に1列ずつずらし
ながら特定した複写回数分複写する処理を示すフローチ
ャートである。この図においてbl,brは前記図3に
格納された左および右のボールド・ライト幅を示してい
る。
【0079】まず、図14のステップS1401でb
l,brの符号に関係なく横方向の複写関数xfをOR
(論理和)に特定する。
【0080】次の図14の以下のステップS1402か
らステップS1408に至る各ステップは、図4のステ
ップS404からステップS410の各ステップと同じ
であるので、ここでは説明を省略する。
【0081】次に図2に示すステップS203において
実行される前記ステップS201で指定した上、及び下
のボールド幅より複写回数及び複写関数を特定し、該ビ
ットマップデータを縦方向に1行ずつずらしながら特定
した複写回数分複写する方法について図15を用いて説
明する。
【0082】図15はステップS201で指定した上、
及び下のボールド幅より複写回数および複写関数を特定
し、該ビットマップデータを縦方向に1行ずつずらしな
がら特定した複写回数分複写する処理を示すフローチャ
ートである。この図においてbt,bbは前記図3に格
納された上及び下のボールド・ライト幅を示している。
【0083】まず、図15のステップS1501でb
t,bbの符号に関係なく縦方向の複写関数yfをOR
(論理和)に特定する。
【0084】次の図15の以下のステップS1502か
らステップS1508に至る各ステップは、図4のステ
ップS504からステップS510の各ステップと同じ
であるので、ここでは説明を省略する。
【0085】以上の手順により、所望の方向について、
所望の幅だけ図形をボールド変換することができる。 (第3実施例)次に、本発明の第3の実施例を図16及
び図17に基づき説明する。
【0086】尚、本実施例にかかわる図形処理装置の基
本構成および処理動作は、前述した第1実施例における
図1及び図2と同一であるから、これら図1及び図2を
流用して説明する。
【0087】本実施例は、ビットマップの上下左右のボ
ールド幅を指定させ、指定された左右の幅に従い複写回
数を特定し、変換対象のビットマップデータを論理積
(AND)により横方向に1列ずつずらしながら特定し
た複写回数分複写し、指定された上下のライト幅に従い
複写回数を特定し、複写したビットマップデータを論理
積(AND)により縦方向に1行ずつずらしながら特定
した複写回数分複写し、指定された上下左右のボールド
幅より複写したビットマップの基準点を特定し、前記ビ
ットマップをライト(細め)変換処理するものである。
【0088】本実施形態において、前述した第1実施例
と異なる点は、図4のステップS401、ステップS4
02及びステップS403において実行される横方向の
複写関数の特定方法、図5のステップS501、ステッ
プS502及びステップS503において実行される縦
方向の複写関数の特定方法が、本実施形態では必ずAN
Dを複写関数として決定するという点において異なるも
のでその他は同じである。したがってここでは、異なる
ステップのみ図16及び図17を用いて説明しその他の
説明は省略する。
【0089】図16はステップS201で指定した右、
及び左のボールド幅より複写回数および複写関数を特定
し、該ビットマップデータを横方向に1列ずつずらしな
がら特定した複写回数分複写する処理を示すフローチャ
ートである。この図においてbl,brは前記図3に格
納された左及び右のボールド・ライト幅を示している。
【0090】まず、図16のステップS1601でb
l,brの符号に関係なく横方向の複写関数xfをAN
D(論理積)に特定する次の図16の以下のステップS
1602からステップS1608に至る各ステップは、
図4のステップS404からステップS410の各ステ
ップと同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0091】次に図2に示すステップS203において
実行される前記ステップS201で指定した上、及び下
のボールド幅より複写回数および複写関数を特定し、該
ビットマップデータを縦方向に1行ずつずらしながら特
定した複写回数分複写する方法について図17を用いて
説明する。
【0092】図17はステップS201で指定した上、
及び下のボールド幅より複写回数および複写関数を特定
し、該ビットマップデータを縦方向に1行ずつずらしな
がら特定した複写回数分複写する処理を示すフローチャ
ートである。この図においてbt,bbは前記図3に格
納された上及び下のボールド・ライト幅を示している。
【0093】まず、図17のステップS1701でb
t,bbの符号に関係なく縦方向の複写関数yfをAN
D(論理積)に特定する。
【0094】次の図17の以下のステップS1702か
らステップS1708に至る各ステップは、図4のステ
ップS504からステップS510の各ステップと同じ
であるので、ここでは説明を省略する。
【0095】以上の手順により、所望の方向について、
ライト処理を施すことができる。 (第4の実施形態)図18〜図20は、左右上下の4方
向について、独立にボールドあるいはライト処理を施す
ための手順を示すフローチャートである。装置は図1の
ものであり、また、ボールド/ライト処理本体は、図2
の手順で示される。図18は図2のステップS202の
詳細であり、図19はステップS203の詳細、図20
はステップS204の詳細である。なお、本実施形態に
おいては、左右上下それぞれについて、マイナスの指定
はライト変換であり、プラスの指定はボールド変換を意
味する。
【0096】図18は、図4との共通なステップが多い
ため、異なるステップについてのみ説明する。図18に
おいて、まず、ステップS1801においては、bl+
brの符号を判定する。左右それぞれについてボールド
/ライトが独立に指定されていたとしても、合計してプ
ラスになれば結局ボールド変換となり、マイナスになれ
ばライト変換となるため、プラスなら複写関数をORに
設定し、マイナスならANDに設定する(ステップS4
02,S403)。
【0097】次に、ステップS1804において、図形
をずらす回数Xnとして、bl+brの絶対値をとる。
これはすなわち、ボールド変換とライト変換とで打ち消
し合う分は、変換処理を行う必要がないためである。
【0098】以下、図4と同様にして横方向についての
ボールド/ライト変換を行う。
【0099】図19は、縦方向について、図18と同様
の処理を行うためのフローチャートである。左右のボー
ルド幅の指定が、上下のそれに変わったことを除けば、
図18と全く同じ趣旨の処理を縦方向について行う。
【0100】以上により、ボールド/ライト変換は終了
する。
【0101】図18、図19の手順では、左右どちら側
のボールド/ライト変換についてもすべて右側にずらし
つつ複写処理しており、縦方向についても上下どちら側
のボールド/ライト変換についてもすべて下側にずらし
つつ複写処理している。このため、図20においては、
それを補正するために座標軸を変換する。
【0102】図20において、変換後の基準点P00=
(x0’,y0')の初期値として、まず基準点P0と
し(ステップS2001)、bl+br<0であれば、
すなわちライト変換であれば(ステップS2002)、
左側がステップS202によりライト変換されているた
め、右側のボールドあるいはライト変換量の分基準点を
ずらす(ステップS2003)。また、ボールド変換で
あれば、右側がボールド変換されているため、左側のボ
ールドあるいはライト変換量の分基準点をずらす。
【0103】縦方向についても同様である。bt+bb
<0であれば、すなわちライト変換であれば(ステップ
S2006)、上側がステップS203によりライト変
換されているため、下側のボールドあるいはライト変換
量の分基準点をずらす(ステップS2007)。また、
ボールド変換であれば、下側がボールド変換されている
ため、上側のボールドあるいはライト変換量の分基準点
をずらす。
【0104】こうして得られた図形を、新たに図20の
手順で算出した基準点を、本来の基準点の代わりに用い
れば、元のビットマップ図形を所望の方向に所望の量だ
けボールドあるいはライト変換した図形を作成し、それ
を利用することができる。
【0105】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0106】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0107】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0108】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。すなわち、図21に示すよう
に、図1の構成に加えて、上記列挙したリムーバブルメ
モリデバイス211を付加することで、そこから前記図
2〜図20に示すフローチャートを実現するプログラム
を読み、CPU8によって実行させることができる。
【0109】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0110】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0111】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図22のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0112】すなわち、少なくとも、図2の各ステップ
に対応する、ボールド/ライト幅を指定するモジュール
と、指定された分だけビットマップデータを横方向にず
らしつつ複写して横方向の変換を行うモジュールと、指
定された分だけビットマップデータを縦方向にずらしつ
つ複写して縦方向の変換を行うモジュールと、変換後の
基準点を特定するモジュールと、各モジュールのプログ
ラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る図形
処理方法及び装置によれば、ビットマップ画像を、上・
下・左・右それぞれの方向について独立にボールド/ラ
イト変換処理することができるという効果を奏する。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかわる図形作成装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図形処理装置の変換処理を示すフローチャート
である。
【図3】図形処理装置の変換処理に必要なデータテーブ
ルを示す図である。
【図4】図形処理装置の第1実施形態における左、右の
ボールド幅より横方向に複写する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】図形処理装置の第1実施形態における上、下の
ボールド幅より縦方向に複写する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】図形処理装置の基準点を特定する手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】図形処理装置の第1実施形態の変換処理に必要
な各点とデータの例を示す図である。
【図8】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処理
の様子の例を示す図である。
【図9】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処理
の様子の例を示す図である。
【図10】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処
理の様子の例を示す図である。
【図11】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処
理の様子の例を示す図である。
【図12】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処
理の様子の例を示す図である。
【図13】図形処理装置の第1実施形態の変換処理の処
理の様子の例を示す図である。
【図14】図形処理装置の第2実施形態における左、右
のボールド幅より横方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図15】図形処理装置の第2実施形態における上、下
のボールド幅より縦方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図16】図形処理装置の第3実施形態における左、右
のボールド幅より横方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】図形処理装置の第3実施形態における上、下
のボールド幅より横方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図18】図形処理装置の第4実施形態における左、右
のボールド幅より横方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】図形処理装置の第4実施形態における上、下
のボールド幅より縦方向に複写する処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図20】図形処理装置の第4実施形態における基準点
を特定する手順を示すフローチャートである。
【図21】本発明のその他の実施形態にかかわる図形作
成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図22】本発明のその他の実施形態にかかわる記録媒
体上のプログラムのメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1 図形処理装置 2 制御部 3 表示部(CRT) 4 ビデオメモリ(VRAM) 5 キーボード(KBD) 6 ポインティングデバイス(PD) 7 システムバス 8 CPU 9 プログラムメモリ(PMEM) 10 入出力(I/O)インターフェイス部 11 ディスク

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基準点を含むビットマップデータ
    を変形する画像処理方法であって、 上下左右それぞれの方向について、画像を太くする或は
    細くするボールド幅を指定する指定工程と、 前記指定工程により指定された左右方向それぞれについ
    てのボールド幅に基づき、前記ビットマップデータを1
    列ずつ横方向にずらしながら所定の論理演算を 施す横方向変換工程と、前記指定工程により指定された
    上下方向それぞれについてのボールド幅に基づき、前記
    横方向変換工程により変換されたビットマップデータを
    1行ずつ縦方向にずらしながら所定の論理演算を施す縦
    方向変換工程と、 前記指定工程により指定された上下左右それぞれの方向
    についてのボールド幅に基づいて、前記縦方向変換工程
    により変換されたビットマップデータにおける、前記所
    定の基準点に対応した変換後基準点を特定する特定工程
    とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記指定工程は、上下及び左右別々に太
    くする変換か細くする変換かを指定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記縦変換工程は、前記指定工程により
    指定された上下のボールド幅のいずれかが負の場合は上
    下方向に細くするように変換することを特徴とする請求
    項1または2に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記横変換工程は、前記指定工程により
    指定された左右のボールド幅のいずれかが負の場合は左
    右方向に細くするように変換することを特徴とする請求
    項1乃至3いずれかに記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記横変換工程は、前記指定工程により
    左右方向に太くする指定がされている場合、前記ビット
    マップデータを横方向に1列ずつずらして、前記論理演
    算として論理和(OR)により合成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記横変換工程は、前記指定工程により
    左右方向に細くする指定がされている場合、前記ビット
    マップデータを横方向に1列ずつずらして、前記論理演
    算として論理積(AND)により合成することを特徴と
    する請求項1または5に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記縦変換工程は、前記指定工程により
    上下方向に太くする指定がされている場合、前記ビット
    マップデータを縦方向に1列ずつずらして、前記論理演
    算として論理和(OR)により合成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記縦変換工程は、前記指定工程により
    上下方向に細くする指定がされている場合、前記ビット
    マップデータを縦方向に1列ずつずらして、前記論理演
    算として論理積(AND)により合成することを特徴と
    する請求項1または5に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記縦方向変換工程及び横方向変換工程
    により変換されたビットマップデータを、前記特定工程
    により特定された変換後基準点を基準として表示出力す
    る表示工程を更に備えることを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 ビットマップデータを変形する画像処
    理方法であって、 左右上下それぞれの方向について、ビットマップデータ
    を所望の幅だけ太くするあるいは細くする指定をする指
    定工程と、 左右方向について太くする或は細くする幅を合成し、合
    成された幅の分、左右方向に沿った所定の側について前
    記ビットマップデータを太く或は細くする第1の変換工
    程と、 上下方向について太くする或は細くする幅を合成し、合
    成された幅の分、上下方向に沿った所定の側について前
    記ビットマップデータを太く或は細くする第2の変換工
    程と、 前記第1及び第2の変換工程により変換されたビットマ
    ップデータを、元のビットマップデータに対応する位置
    に変換する第3の変換工程とを備えることを特徴とする
    画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第3の変換工程により変換された
    ビットマップデータを表示出力する表示工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記指定工程では、キーボードあるい
    はポインティングデバイスあるいはそれら両方により指
    定が行われることを特徴とする請求項1又は10に記載
    の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 所定の基準点を含むビットマップデー
    タを変形する画像処理装置であって、上下左右それぞれ
    の方向について、画像を太くする或は細くするボールド
    幅を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された左右方向それぞれについ
    てのボールド幅に基づき、前記ビットマップデータを1
    列ずつ横方向にずらしながら所定の論理演算を施す横方
    向変換手段と、 前記指定手段により指定された上下方向それぞれについ
    てのボールド幅に基づき、前記横方向変換手段により変
    換されたビットマップデータを1行ずつ縦方向にずらし
    ながら所定の論理演算を施す縦方向変換手段と、 前記指定手段により指定された上下左右それぞれの方向
    についてのボールド幅に基づいて、前記縦方向変換手段
    により変換されたビットマップデータにおける、前記所
    定の基準点に対応した変換後基準点を特定する特定手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記指定手段は、上下及び左右別々に
    太くする変換か細くする変換かを指定することを特徴と
    する請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記縦変換手段は、前記指定手段によ
    り指定された上下のボールド幅のいずれかが負の場合は
    上下方向に細くするように変換することを特徴とする請
    求項13または14に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記横変換手段は、前記指定手段によ
    り指定された左右のボールド幅のいずれかが負の場合は
    左右方向に細くするように変換することを特徴とする請
    求項13乃至15いずれかに記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記横変換手段は、前記指定手段によ
    り左右方向に太くする指定がされている場合、前記ビッ
    トマップデータを横方向に1列ずつずらして、前記論理
    演算として論理和(OR)により合成することを特徴と
    する請求項13記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記横変換手段は、前記指定手段によ
    り左右方向に細くする指定がされている場合、前記ビッ
    トマップデータを横方向に1列ずつずらして、前記論理
    演算として論理積(AND)により合成することを特徴
    とする請求項13または17に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記縦変換手段は、前記指定手段によ
    り上下方向に太くする指定がされている場合、前記ビッ
    トマップデータを縦方向に1列ずつずらして、前記論理
    演算として論理和(OR)により合成することを特徴と
    する請求項13記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記縦変換手段は、前記指定手段によ
    り上下方向に細くする指定がされている場合、前記ビッ
    トマップデータを縦方向に1列ずつずらして、前記論理
    演算として論理積(AND)により合成することを特徴
    とする請求項13または17に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記縦方向変換手段及び横方向変換手
    段により変換されたビットマップデータを、前記特定手
    段により特定された変換後基準点を基準として表示出力
    する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項13
    乃至20のいずれかに記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 ビットマップデータを変形する画像
    処理装置であって、 左右上下それぞれの方向について、ビットマップデータ
    を所望の幅だけ太くするあるいは細くする指定をする指
    定手段と、 左右方向について太くする或は細くする幅を合成し、合
    成された幅の分、左右方向に沿った所定の側について前
    記ビットマップデータを太く或は細くする第1の変換手
    段と、 上下方向について太くする或は細くする幅を合成し、合
    成された幅の分、上下方向に沿った所定の側について前
    記ビットマップデータを太く或は細くする第2の変換手
    段と、 前記第1及び第2の変換手段により変換されたビットマ
    ップデータを、元のビットマップデータに対応する位置
    に変換する第3の変換手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記第3の変換手段により変換された
    ビットマップデータを表示出力する表示手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項22に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 前記指定手段は、キーボードあるいは
    ポインティングデバイスの少なくとも一方を含むことを
    特徴とする請求項13又は22に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 所定の基準点を含むビットマップデー
    タを変形する画像処理のプログラムが格納されたコンピ
    ュータ可読メモリであって、 上下左右それぞれの方向について、画像を太くする或は
    細くするボールド幅を指定する指定工程のコードと、 前記指定工程により指定された左右方向それぞれについ
    てのボールド幅に基づき、前記ビットマップデータを1
    列ずつ横方向にずらしながら所定の論理演算を施す横方
    向変換工程のコードと、 前記指定工程により指定された上下方向それぞれについ
    てのボールド幅に基づき、前記横方向変換工程により変
    換されたビットマップデータを1行ずつ縦方向にずらし
    ながら所定の論理演算を施す縦方向変換工程のコード
    と、 前記指定工程により指定された上下左右それぞれの方向
    についてのボールド幅に基づいて、前記縦方向変換工程
    により変換されたビットマップデータにおける、前記所
    定の基準点に対応した変換後基準点を特定する工程のコ
    ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
    リ。
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