JP2001157031A - 画像合成方法および装置並びに記録媒体 - Google Patents
画像合成方法および装置並びに記録媒体Info
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- JP2001157031A JP2001157031A JP33799599A JP33799599A JP2001157031A JP 2001157031 A JP2001157031 A JP 2001157031A JP 33799599 A JP33799599 A JP 33799599A JP 33799599 A JP33799599 A JP 33799599A JP 2001157031 A JP2001157031 A JP 2001157031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テンプレートの表現能力を向上させる。
【解決手段】 テンプレートを、テンプレートによる合
成画像を生成する有効領域情報、有効領域内にレイアウ
トするレイアウト画像を指定する画像レイアウト命令お
よび合成画像に対して施す画像処理の内容および処理を
施す領域を指定する画像処理命令からなる編集記述によ
り作成する。画像合成装置は、このテンプレートの編集
記述に基づいて、合成画像を作成する。
成画像を生成する有効領域情報、有効領域内にレイアウ
トするレイアウト画像を指定する画像レイアウト命令お
よび合成画像に対して施す画像処理の内容および処理を
施す領域を指定する画像処理命令からなる編集記述によ
り作成する。画像合成装置は、このテンプレートの編集
記述に基づいて、合成画像を作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像をレイ
アウトして合成画像を得る画像合成方法および装置、画
像合成方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体、並び
にテンプレートを表すテンプレートデータを記録した記
録媒体に関するものである。
アウトして合成画像を得る画像合成方法および装置、画
像合成方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体、並び
にテンプレートを表すテンプレートデータを記録した記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、年賀用の文字やイラストと、写
真を挿入するための空白領域とからなるテンプレートを
利用して写真入り年賀用ポストカードを作成するといっ
たサービスが古くから行われている。このようなポスト
カードは、例えばネガフイルムに等に記録された原画像
をユーザが写真店に持ち込み、写真店においては原画像
をデジタル画像データに変換し、このデジタル画像デー
タと文字の配置やテンプレートを表すテンプレートデー
タとを合成して合成画像データを得、この合成画像デー
タに基づいて合成画像をプリントすることにより作成さ
れる。
真を挿入するための空白領域とからなるテンプレートを
利用して写真入り年賀用ポストカードを作成するといっ
たサービスが古くから行われている。このようなポスト
カードは、例えばネガフイルムに等に記録された原画像
をユーザが写真店に持ち込み、写真店においては原画像
をデジタル画像データに変換し、このデジタル画像デー
タと文字の配置やテンプレートを表すテンプレートデー
タとを合成して合成画像データを得、この合成画像デー
タに基づいて合成画像をプリントすることにより作成さ
れる。
【0003】ここで、テンプレートは、RGBαの4チ
ャンネルの画像として定義されており、そのテンプレー
トに自身の画像を挿入したり合成したりして合成画像を
作成した後プリントが行われる。この場合、テンプレー
トに画像の挿入位置が指定されているときは、画像を差
し替える作業を行うのみで、デザイナーが作成した高度
な画像に自身の画像というオリジナリティを付加するこ
とができる。
ャンネルの画像として定義されており、そのテンプレー
トに自身の画像を挿入したり合成したりして合成画像を
作成した後プリントが行われる。この場合、テンプレー
トに画像の挿入位置が指定されているときは、画像を差
し替える作業を行うのみで、デザイナーが作成した高度
な画像に自身の画像というオリジナリティを付加するこ
とができる。
【0004】なお、αチャンネルとは画像のその画素に
おける透明度を定義するチャンネルであり、αチャンネ
ルの値に応じて挿入する画像とテンプレートとの合成比
率が変更されるものである。具体的には、αチャンネル
の値が小さいほどテンプレートの画像が透けて見えるよ
うになり、例えば、挿入する画像とテンプレートとの境
界付近のαチャンネルの値を小さくすることにより、画
像がテンプレートに溶け込んでいるように合成される。
したがって、αチャンネルにより透明度が定義されてい
る場合はユーザの画像をテンプレートに溶かし込むこと
ができ、テンプレートとユーザの画像とをより自然に合
成することができる。
おける透明度を定義するチャンネルであり、αチャンネ
ルの値に応じて挿入する画像とテンプレートとの合成比
率が変更されるものである。具体的には、αチャンネル
の値が小さいほどテンプレートの画像が透けて見えるよ
うになり、例えば、挿入する画像とテンプレートとの境
界付近のαチャンネルの値を小さくすることにより、画
像がテンプレートに溶け込んでいるように合成される。
したがって、αチャンネルにより透明度が定義されてい
る場合はユーザの画像をテンプレートに溶かし込むこと
ができ、テンプレートとユーザの画像とをより自然に合
成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テンプレートは、ラボにおいて予め設定されている背景
のテンプレートにユーザの画像を挿入して合成画像を作
成するものであるため、ユーザが所望とする背景を有す
る合成画像を作成することができなかった。
テンプレートは、ラボにおいて予め設定されている背景
のテンプレートにユーザの画像を挿入して合成画像を作
成するものであるため、ユーザが所望とする背景を有す
る合成画像を作成することができなかった。
【0006】また、従来のテンプレートにおいては、単
に基本となる画像にユーザの画像を挿入しているのみで
あるため、挿入した画像を基本画像中に反射させるよう
に映し込んだり、波模様を付与するなどの画像処理を行
うためには、一旦合成画像を作成した後に、別の画像処
理装置において画像処理を行う必要があるため、合成画
像を作成するための処理が煩雑なものとなる。
に基本となる画像にユーザの画像を挿入しているのみで
あるため、挿入した画像を基本画像中に反射させるよう
に映し込んだり、波模様を付与するなどの画像処理を行
うためには、一旦合成画像を作成した後に、別の画像処
理装置において画像処理を行う必要があるため、合成画
像を作成するための処理が煩雑なものとなる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、ユーザが所望とする背景となるように合成画像を得
ることができる画像合成方法および装置を提供すること
を第1の目的とするものである。
り、ユーザが所望とする背景となるように合成画像を得
ることができる画像合成方法および装置を提供すること
を第1の目的とするものである。
【0008】また、本発明は、画像の挿入のみならず、
画像処理をも簡易に行うことができる画像合成方法およ
び装置を提供することを第2の目的とするものである。
画像処理をも簡易に行うことができる画像合成方法およ
び装置を提供することを第2の目的とするものである。
【0009】さらに、本発明は、上記画像合成方法およ
び装置に用いられるテンプレートを表すテンプレートデ
ータを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提
供することを第3の目的とするものである。
び装置に用いられるテンプレートを表すテンプレートデ
ータを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提
供することを第3の目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンピュー
タ読取り可能な記録媒体は、2次元平面上に有効領域を
設定する編集記述と、該有効領域内に複数のレイアウト
領域を指定するとともに、該各レイアウト領域にそれぞ
れレイアウトする複数のレイアウト画像を指定する編集
記述とを含むテンプレートを表すテンプレートデータを
記録したことを特徴とするものである。
タ読取り可能な記録媒体は、2次元平面上に有効領域を
設定する編集記述と、該有効領域内に複数のレイアウト
領域を指定するとともに、該各レイアウト領域にそれぞ
れレイアウトする複数のレイアウト画像を指定する編集
記述とを含むテンプレートを表すテンプレートデータを
記録したことを特徴とするものである。
【0011】なお、前記テンプレートは、前記レイアウ
ト画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述を
さらに含むことが好ましい。
ト画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述を
さらに含むことが好ましい。
【0012】ここで、「有効領域」とは、レイアウト画
像がレイアウトされた合成画像が形成される領域、すな
わち合成画像の範囲を画定する領域である。
像がレイアウトされた合成画像が形成される領域、すな
わち合成画像の範囲を画定する領域である。
【0013】また、「レイアウト画像」は、合成画像の
背景となる画像、およびこの画像とともにレイアウトさ
れる画像のことである。
背景となる画像、およびこの画像とともにレイアウトさ
れる画像のことである。
【0014】さらに、「レイアウト領域を指定する編集
記述」とは、有効領域上にレイアウト領域を指定するた
めのαチャンネルデータそのものであってもよく、レイ
アウト領域を指定するαチャンネルのみからなるデータ
の保管場所を指定するリンク情報であってもよい。
記述」とは、有効領域上にレイアウト領域を指定するた
めのαチャンネルデータそのものであってもよく、レイ
アウト領域を指定するαチャンネルのみからなるデータ
の保管場所を指定するリンク情報であってもよい。
【0015】また、「レイアウト画像を指定する編集記
述」とは、テンプレートデータをコンピュータが読み取
った際に、この編集記述を参照して、コンピュータを操
作するユーザに対してレイアウト画像の指定を促す処理
をコンピュータに実行させるための記述を少なくとも含
むものであり、これに加えてレイアウト画像を表す画像
データを示すファイル名を指定する記述や、画像データ
の保管場所のリンク情報を指定する記述としてもよい。
なお、編集記述に基づいて既に処理が施された画像を
「レイアウト画像」として指定してもよい。この場合、
処理が施された画像としては、編集記述に基づく処理が
完全に終了した画像のみならず、途中の段階までのみ処
理が終了した画像であってもよい。
述」とは、テンプレートデータをコンピュータが読み取
った際に、この編集記述を参照して、コンピュータを操
作するユーザに対してレイアウト画像の指定を促す処理
をコンピュータに実行させるための記述を少なくとも含
むものであり、これに加えてレイアウト画像を表す画像
データを示すファイル名を指定する記述や、画像データ
の保管場所のリンク情報を指定する記述としてもよい。
なお、編集記述に基づいて既に処理が施された画像を
「レイアウト画像」として指定してもよい。この場合、
処理が施された画像としては、編集記述に基づく処理が
完全に終了した画像のみならず、途中の段階までのみ処
理が終了した画像であってもよい。
【0016】なお、「レイアウト画像を指定する編集記
述」に、初期値として予め定められたサンプル画像のフ
ァイル名を指定しておき、サンプル画像をレイアウトし
た合成画像を一旦ユーザに提示して、レイアウトされる
画像の内容の確認をユーザに促すようにしてもよい。
述」に、初期値として予め定められたサンプル画像のフ
ァイル名を指定しておき、サンプル画像をレイアウトし
た合成画像を一旦ユーザに提示して、レイアウトされる
画像の内容の確認をユーザに促すようにしてもよい。
【0017】本発明による画像合成方法は、2次元平面
上に有効領域を設定する編集記述と、該有効領域内に複
数のレイアウト領域を指定するとともに、該各レイアウ
ト領域にそれぞれレイアウトする複数のレイアウト画像
を指定する編集記述とを含むテンプレートを表すテンプ
レートデータに基づいて、前記複数のレイアウト画像を
レイアウトした合成画像を生成する画像合成方法であっ
て、前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効
領域を設定し、前記複数のレイアウト画像を指定する編
集記述に基づいて、前記複数のレイアウト画像の指定を
受け付け、前記複数のレイアウト領域を指定する編集記
述に基づいて、前記複数のレイアウト画像をレイアウト
して、前記合成画像を生成することを特徴とするもので
ある。
上に有効領域を設定する編集記述と、該有効領域内に複
数のレイアウト領域を指定するとともに、該各レイアウ
ト領域にそれぞれレイアウトする複数のレイアウト画像
を指定する編集記述とを含むテンプレートを表すテンプ
レートデータに基づいて、前記複数のレイアウト画像を
レイアウトした合成画像を生成する画像合成方法であっ
て、前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効
領域を設定し、前記複数のレイアウト画像を指定する編
集記述に基づいて、前記複数のレイアウト画像の指定を
受け付け、前記複数のレイアウト領域を指定する編集記
述に基づいて、前記複数のレイアウト画像をレイアウト
して、前記合成画像を生成することを特徴とするもので
ある。
【0018】なお、本発明による画像合成方法において
は、前記テンプレートが、前記レイアウト画像に対して
施す画像処理内容を指定する編集記述をさらに含むもの
であり、前記画像処理内容を指定する編集記述に基づい
て、前記レイアウト画像に対して画像処理を施して前記
合成画像を得ることが好ましい。
は、前記テンプレートが、前記レイアウト画像に対して
施す画像処理内容を指定する編集記述をさらに含むもの
であり、前記画像処理内容を指定する編集記述に基づい
て、前記レイアウト画像に対して画像処理を施して前記
合成画像を得ることが好ましい。
【0019】本発明による画像合成装置は、2次元平面
上に有効領域を設定する編集記述と、該有効領域内に複
数のレイアウト領域を指定するとともに、該各レイアウ
ト領域にそれぞれレイアウトする複数のレイアウト画像
を指定する編集記述とを含むテンプレートを表すテンプ
レートデータに基づいて、前記複数のレイアウト画像を
レイアウトした合成画像を生成する画像合成装置であっ
て、前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効
領域を設定する設定手段と、前記複数のレイアウト画像
を指定する編集記述に基づいて、前記複数のレイアウト
画像の指定を受け付ける受付手段と、前記複数のレイア
ウト領域を指定する編集記述に基づいて、前記複数のレ
イアウト画像をレイアウトして、前記合成画像を生成す
る合成手段とを備えたことを特徴とするものである。
上に有効領域を設定する編集記述と、該有効領域内に複
数のレイアウト領域を指定するとともに、該各レイアウ
ト領域にそれぞれレイアウトする複数のレイアウト画像
を指定する編集記述とを含むテンプレートを表すテンプ
レートデータに基づいて、前記複数のレイアウト画像を
レイアウトした合成画像を生成する画像合成装置であっ
て、前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効
領域を設定する設定手段と、前記複数のレイアウト画像
を指定する編集記述に基づいて、前記複数のレイアウト
画像の指定を受け付ける受付手段と、前記複数のレイア
ウト領域を指定する編集記述に基づいて、前記複数のレ
イアウト画像をレイアウトして、前記合成画像を生成す
る合成手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】なお、本発明による画像合成装置において
は、前記テンプレートが、前記レイアウト画像に対して
施す画像処理内容を指定する編集記述をさらに含むもの
であり、前記合成手段は、前記画像処理内容を指定する
編集記述に基づいて、前記レイアウト画像に対して画像
処理を施して前記合成画像を得る手段であることが好ま
しい。
は、前記テンプレートが、前記レイアウト画像に対して
施す画像処理内容を指定する編集記述をさらに含むもの
であり、前記合成手段は、前記画像処理内容を指定する
編集記述に基づいて、前記レイアウト画像に対して画像
処理を施して前記合成画像を得る手段であることが好ま
しい。
【0021】なお、本発明による画像合成方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムとして、コンピュ
ータ読取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
ュータに実行させるためのプログラムとして、コンピュ
ータ読取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によるテンプレートを記録した記
録媒体においては、記録媒体に記録されたテンプレート
データをコンピュータに読み取らせることにより、複数
のレイアウト画像が有効領域内にレイアウトされる。こ
こで、レイアウト画像を指定する編集記述には、ユーザ
に対してレイアウト画像の指定を行わせる記述が含まれ
るため、ユーザは所望とするレイアウト画像を合成画像
の背景として使用することができ、これによりユーザが
所望とする背景を有する合成画像を得ることができる。
録媒体においては、記録媒体に記録されたテンプレート
データをコンピュータに読み取らせることにより、複数
のレイアウト画像が有効領域内にレイアウトされる。こ
こで、レイアウト画像を指定する編集記述には、ユーザ
に対してレイアウト画像の指定を行わせる記述が含まれ
るため、ユーザは所望とするレイアウト画像を合成画像
の背景として使用することができ、これによりユーザが
所望とする背景を有する合成画像を得ることができる。
【0023】また、テンプレートに画像処理内容の編集
記述を含ませることにより、コンピュータにその記述内
容に応じた画像処理を実行させることができ、これによ
りユーザは単にレイアウト画像を指定するのみで、ユー
ザが所望とするレイアウト画像に対してそのテンプレー
トに応じた画像処理が施された合成画像を得ることがで
きる。したがって、テンプレートによる合成画像の表現
能力を向上させることができる。
記述を含ませることにより、コンピュータにその記述内
容に応じた画像処理を実行させることができ、これによ
りユーザは単にレイアウト画像を指定するのみで、ユー
ザが所望とするレイアウト画像に対してそのテンプレー
トに応じた画像処理が施された合成画像を得ることがで
きる。したがって、テンプレートによる合成画像の表現
能力を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施形態による画像
合成装置を含むシステムの構成を示す概略ブロック図で
ある。図1に示すように、第1の実施形態による画像合
成装置を含む画像合成システムは、編集記述からなるテ
ンプレートを表す複数のテンプレートデータT(以下テ
ンプレートもTで表す場合があるものとする)を記憶す
るテンプレート記憶手段1と、テンプレートTに記述さ
れたレイアウト画像をレイアウトするレイアウト領域を
指定するためのαチャンネルデータCを記憶するαチャ
ンネル記憶手段3と、テンプレートTに記述されたレイ
アウト画像を指定する記述を実行する前に、レイアウト
領域にレイアウトするためのサンプル画像を表すサンプ
ル画像データP(以下サンプル画像をPで表す場合があ
るものとする)を記憶するサンプル画像記憶手段4と、
テンプレートTの編集記述に基づいて、ユーザが有する
画像データSにより表される画像をレイアウトして合成
画像を表す合成画像データG(以下合成画像をGで表す
場合があるものとする)を得る合成手段5と、画像の合
成状況等の表示を行うモニタ6と、ユーザの指示を合成
手段5に入力するためのキーボード、マウスなどからな
る入力手段7とを備える。なお、本実施形態において
は、モニタ6および入力手段7はユーザの端末10であ
り、合成手段5はプリントを行うラボサーバ11であ
る。そして、ユーザ端末10とラボサーバ11とはネッ
トワーク12を介して接続されているものとする。
合成装置を含むシステムの構成を示す概略ブロック図で
ある。図1に示すように、第1の実施形態による画像合
成装置を含む画像合成システムは、編集記述からなるテ
ンプレートを表す複数のテンプレートデータT(以下テ
ンプレートもTで表す場合があるものとする)を記憶す
るテンプレート記憶手段1と、テンプレートTに記述さ
れたレイアウト画像をレイアウトするレイアウト領域を
指定するためのαチャンネルデータCを記憶するαチャ
ンネル記憶手段3と、テンプレートTに記述されたレイ
アウト画像を指定する記述を実行する前に、レイアウト
領域にレイアウトするためのサンプル画像を表すサンプ
ル画像データP(以下サンプル画像をPで表す場合があ
るものとする)を記憶するサンプル画像記憶手段4と、
テンプレートTの編集記述に基づいて、ユーザが有する
画像データSにより表される画像をレイアウトして合成
画像を表す合成画像データG(以下合成画像をGで表す
場合があるものとする)を得る合成手段5と、画像の合
成状況等の表示を行うモニタ6と、ユーザの指示を合成
手段5に入力するためのキーボード、マウスなどからな
る入力手段7とを備える。なお、本実施形態において
は、モニタ6および入力手段7はユーザの端末10であ
り、合成手段5はプリントを行うラボサーバ11であ
る。そして、ユーザ端末10とラボサーバ11とはネッ
トワーク12を介して接続されているものとする。
【0026】テンプレート記憶手段1には、複数のテン
プレートデータTが記憶されている。また、テンプレー
ト記憶手段1にはここに記憶された複数のテンプレート
データTにより表されるテンプレートのサムネイル画像
を表すサムネイルデータも記憶されている。なお、サム
ネイルデータは各テンプレートデータTへのリンク情報
をも含むものである。そして、ユーザ端末10からの指
示により、合成手段5がサムネイルデータをテンプレー
ト記憶手段1から読み出してユーザ端末10に転送し、
これによりテンプレートのサムネイル画像がユーザ端末
10のモニタ6に表示される。ユーザがモニタ6に表示
されたサムネイル画像から所望とするテンプレート(以
下第1の実施形態においてはテンプレートT1とする)
を選択すると、この選択されたテンプレートT1とユー
ザ画像との合成が合成手段5において行われる。
プレートデータTが記憶されている。また、テンプレー
ト記憶手段1にはここに記憶された複数のテンプレート
データTにより表されるテンプレートのサムネイル画像
を表すサムネイルデータも記憶されている。なお、サム
ネイルデータは各テンプレートデータTへのリンク情報
をも含むものである。そして、ユーザ端末10からの指
示により、合成手段5がサムネイルデータをテンプレー
ト記憶手段1から読み出してユーザ端末10に転送し、
これによりテンプレートのサムネイル画像がユーザ端末
10のモニタ6に表示される。ユーザがモニタ6に表示
されたサムネイル画像から所望とするテンプレート(以
下第1の実施形態においてはテンプレートT1とする)
を選択すると、この選択されたテンプレートT1とユー
ザ画像との合成が合成手段5において行われる。
【0027】図2は第1の実施形態におけるテンプレー
トT1の編集記述内容を示す図である。図2に示すよう
にテンプレートT1の編集記述は、合成画像を生成する
ための有効領域を指定する有効領域情報の記述と、レイ
アウトする画像を指定するための2つの画像レイアウト
命令1,2と、合成画像に施す画像処理の内容を指定す
るための3つの画像処理命令1〜3とからなる。
トT1の編集記述内容を示す図である。図2に示すよう
にテンプレートT1の編集記述は、合成画像を生成する
ための有効領域を指定する有効領域情報の記述と、レイ
アウトする画像を指定するための2つの画像レイアウト
命令1,2と、合成画像に施す画像処理の内容を指定す
るための3つの画像処理命令1〜3とからなる。
【0028】有効領域情報の記述は、2次元座標上にお
いて合成画像を生成するための4隅の座標値を指定する
ものであり、本実施形態においては、Left Bottom
(0,0)、Right Bottom(800,0)、Left Top
(0,1000)、Right Top(800,1000)の
4点を頂点とする矩形の領域が有効領域として指定され
る。
いて合成画像を生成するための4隅の座標値を指定する
ものであり、本実施形態においては、Left Bottom
(0,0)、Right Bottom(800,0)、Left Top
(0,1000)、Right Top(800,1000)の
4点を頂点とする矩形の領域が有効領域として指定され
る。
【0029】画像レイアウト命令の記述は、レイアウト
する画像を指定するためのレイアウト画像およびレイア
ウト画像をレイアウトする領域を指定するためのレイア
ウト領域の記述からなる。画像レイアウト命令1はテン
プレートT1の背景となる画像をレイアウト画像(ここ
ではL1とする)として指定するものであり、ユーザが
画像を指定する前には、例えば図3に示すように、予め
定められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像デー
タP0の「Sample0.bmp」というファイル名が指定され
ている。一方、レイアウト領域の記述は有効領域中にレ
イアウト画像L1をレイアウトするための領域を指定す
るαチャンネルデータのファイル名が指定されている。
ここでは、図4に示すように有効領域全体の値が1とな
るようなαチャンネルデータC0のファイル名である
「alpha0.bmp」が指定されている。
する画像を指定するためのレイアウト画像およびレイア
ウト画像をレイアウトする領域を指定するためのレイア
ウト領域の記述からなる。画像レイアウト命令1はテン
プレートT1の背景となる画像をレイアウト画像(ここ
ではL1とする)として指定するものであり、ユーザが
画像を指定する前には、例えば図3に示すように、予め
定められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像デー
タP0の「Sample0.bmp」というファイル名が指定され
ている。一方、レイアウト領域の記述は有効領域中にレ
イアウト画像L1をレイアウトするための領域を指定す
るαチャンネルデータのファイル名が指定されている。
ここでは、図4に示すように有効領域全体の値が1とな
るようなαチャンネルデータC0のファイル名である
「alpha0.bmp」が指定されている。
【0030】一方、画像レイアウト命令2の記述は、有
効領域にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここ
ではL2とする)として指定するものであり、ユーザが
画像を指定する前には、例えば図5に示すように、予め
定められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像デー
タP1の「Sample1.bmp」というファイル名が指定され
ている。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中に
レイアウト画像L2をレイアウトするための領域を指定
するαチャンネルデータのファイル名が指定されてい
る。ここでは、図6に示すように有効領域内における斜
線部の領域の値が1、その他の領域の値が0となるよう
なαチャンネルデータC1のファイル名である「alpha
1.bmp」が指定されている。
効領域にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここ
ではL2とする)として指定するものであり、ユーザが
画像を指定する前には、例えば図5に示すように、予め
定められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像デー
タP1の「Sample1.bmp」というファイル名が指定され
ている。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中に
レイアウト画像L2をレイアウトするための領域を指定
するαチャンネルデータのファイル名が指定されてい
る。ここでは、図6に示すように有効領域内における斜
線部の領域の値が1、その他の領域の値が0となるよう
なαチャンネルデータC1のファイル名である「alpha
1.bmp」が指定されている。
【0031】画像処理命令の記述は、画像処理の内容を
指定するための処理内容と、画像処理を施す領域を指定
するための処理領域の記述からなる。画像処理命令1に
おいて、処理内容はレイアウト画像L2の周囲に白縁を
付けるための「白縁」という記述がなされている。処理
領域の記述は、処理内容で指定された画像処理を施すた
めの領域を指定するαチャンネルデータのファイル名が
指定されている。ここでは、図7に示すようにレイアウ
ト画像L2の周囲の領域の値が1、その他の領域の値が
0となるようなαチャンネルデータC2のファイル名で
ある「alpha2.bmp」が指定されている。
指定するための処理内容と、画像処理を施す領域を指定
するための処理領域の記述からなる。画像処理命令1に
おいて、処理内容はレイアウト画像L2の周囲に白縁を
付けるための「白縁」という記述がなされている。処理
領域の記述は、処理内容で指定された画像処理を施すた
めの領域を指定するαチャンネルデータのファイル名が
指定されている。ここでは、図7に示すようにレイアウ
ト画像L2の周囲の領域の値が1、その他の領域の値が
0となるようなαチャンネルデータC2のファイル名で
ある「alpha2.bmp」が指定されている。
【0032】画像処理命令2において、処理内容は、レ
イアウト画像L2の反射画像を作成するための「反射」
という記述がなされている。処理領域の記述は、図8に
示すように反射画像を作成する領域の値が1、その他の
領域の値が0となるようなαチャンネルデータC3のフ
ァイル名である「alpha3.bmp」が指定されている。
イアウト画像L2の反射画像を作成するための「反射」
という記述がなされている。処理領域の記述は、図8に
示すように反射画像を作成する領域の値が1、その他の
領域の値が0となるようなαチャンネルデータC3のフ
ァイル名である「alpha3.bmp」が指定されている。
【0033】画像処理命令3において、処理内容は、画
像を波状に変化させるための「波」という記述がなされ
ている。処理領域の記述は、図9に示すように斜線部の
領域の値が1、その他の領域の値が0となるようなαチ
ャンネルデータC4のファイル名である「alpha4.bmp」
が指定されている。
像を波状に変化させるための「波」という記述がなされ
ている。処理領域の記述は、図9に示すように斜線部の
領域の値が1、その他の領域の値が0となるようなαチ
ャンネルデータC4のファイル名である「alpha4.bmp」
が指定されている。
【0034】次いで、第1の実施形態の動作について説
明する。図10は第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。まず、ユーザがユーザ端末10におい
て、テンプレートTにユーザ画像をレイアウトする合成
指示を入力手段7から入力すると(ステップS1)、そ
の情報がネットワーク12を介してラボサーバ11に転
送され、これにより、テンプレート記憶手段1に記憶さ
れたサムネイルデータがユーザ端末10に転送され、サ
ムネイルデータにより表されるサムネイル画像が図11
に示すようにモニタ6に表示される(ステップS2)。
なお、モニタ6に表示されたサムネイル画像はテンプレ
ート記憶手段1に記憶されている複数のテンプレートT
とのリンク情報をも含むものである。ユーザはモニタ6
に表示されたサムネイル画像から所望とするテンプレー
トT1を選択し、その旨を入力手段7から入力する。こ
の入力は例えばマウスにより所望とするテンプレートT
1のサムネイル画像をクリックすることにより行う。そ
して、この選択が行われると(ステップS3)、リンク
情報に基づいて、選択されたテンプレートを表すテンプ
レートデータT1がテンプレート記憶手段1から読み出
されて合成手段5に入力される(ステップS4)。合成
手段5においてはテンプレートT1の編集記述にしたが
って、サンプル画像P0,P1とテンプレートT1との
サンプル合成画像SG1が生成される(ステップS
5)。
明する。図10は第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。まず、ユーザがユーザ端末10におい
て、テンプレートTにユーザ画像をレイアウトする合成
指示を入力手段7から入力すると(ステップS1)、そ
の情報がネットワーク12を介してラボサーバ11に転
送され、これにより、テンプレート記憶手段1に記憶さ
れたサムネイルデータがユーザ端末10に転送され、サ
ムネイルデータにより表されるサムネイル画像が図11
に示すようにモニタ6に表示される(ステップS2)。
なお、モニタ6に表示されたサムネイル画像はテンプレ
ート記憶手段1に記憶されている複数のテンプレートT
とのリンク情報をも含むものである。ユーザはモニタ6
に表示されたサムネイル画像から所望とするテンプレー
トT1を選択し、その旨を入力手段7から入力する。こ
の入力は例えばマウスにより所望とするテンプレートT
1のサムネイル画像をクリックすることにより行う。そ
して、この選択が行われると(ステップS3)、リンク
情報に基づいて、選択されたテンプレートを表すテンプ
レートデータT1がテンプレート記憶手段1から読み出
されて合成手段5に入力される(ステップS4)。合成
手段5においてはテンプレートT1の編集記述にしたが
って、サンプル画像P0,P1とテンプレートT1との
サンプル合成画像SG1が生成される(ステップS
5)。
【0035】このサンプル合成画像生成処理のフローチ
ャートを図11に示す。まず、テンプレートT1の有効
領域情報の記述に基づいて、合成画像を生成する有効領
域が指定される(ステップS21)。次いで、画像レイ
アウト命令1,2の記述に基づいて、サンプル画像を表
すサンプル画像データP0,P1およびαチャンネルデ
ータC0,C1がサンプル画像記憶手段4およびαチャ
ンネル記憶手段3から読み出される(ステップS2
2)。そして、有効領域におけるαチャンネルデータC
0により定められる領域(図4参照)に、サンプル画像
データP0により表されるサンプル画像P0(図3参
照)をレイアウトするとともに、αチャンネルデータC
1により定められる領域(図6参照)に、サンプル画像
データP1により表されるサンプル画像P1(図5参
照)をレイアウトする(ステップS23)。
ャートを図11に示す。まず、テンプレートT1の有効
領域情報の記述に基づいて、合成画像を生成する有効領
域が指定される(ステップS21)。次いで、画像レイ
アウト命令1,2の記述に基づいて、サンプル画像を表
すサンプル画像データP0,P1およびαチャンネルデ
ータC0,C1がサンプル画像記憶手段4およびαチャ
ンネル記憶手段3から読み出される(ステップS2
2)。そして、有効領域におけるαチャンネルデータC
0により定められる領域(図4参照)に、サンプル画像
データP0により表されるサンプル画像P0(図3参
照)をレイアウトするとともに、αチャンネルデータC
1により定められる領域(図6参照)に、サンプル画像
データP1により表されるサンプル画像P1(図5参
照)をレイアウトする(ステップS23)。
【0036】次いで、画像処理命令1が実行される(ス
テップS24)。画像処理命令1はレイアウト画像L2
の周囲の領域(図7参照)に白縁を設けるための処理で
あり、これによりレイアウト画像L2であるサンプル画
像P1の周囲に白縁が設けられる。次いで、画像処理命
令2が実行される(ステップS25)。画像処理命令2
は図8に示す領域に、白縁が付されたレイアウト画像L
2の反射画像を形成するための処理であり、これによ
り、図8に示す領域に白縁が付されたレイアウト画像L
2であるサンプル画像P1の反射画像が形成される。さ
らに、画像処理命令3が実行される(ステップS2
6)。画像処理命令3は図9に示す領域に、波状の模様
を形成するための処理である。
テップS24)。画像処理命令1はレイアウト画像L2
の周囲の領域(図7参照)に白縁を設けるための処理で
あり、これによりレイアウト画像L2であるサンプル画
像P1の周囲に白縁が設けられる。次いで、画像処理命
令2が実行される(ステップS25)。画像処理命令2
は図8に示す領域に、白縁が付されたレイアウト画像L
2の反射画像を形成するための処理であり、これによ
り、図8に示す領域に白縁が付されたレイアウト画像L
2であるサンプル画像P1の反射画像が形成される。さ
らに、画像処理命令3が実行される(ステップS2
6)。画像処理命令3は図9に示す領域に、波状の模様
を形成するための処理である。
【0037】以上のサンプル合成画像生成処理により図
13に示すサンプル合成画像SG1が生成され、このサ
ンプル合成画像SG1を表すサンプル合成画像データが
ユーザ端末10に転送されモニタ6に表示される(ステ
ップS6)。そして、ユーザはモニタ6に表示されたサ
ンプル合成画像SG1を観察し、使用するテンプレート
T1がこれでよいか否かを確認する。そして、テンプレ
ートT1がこれでよい場合には入力手段7からその旨を
入力し(ステップS7)、次の処理に進む。一方、テン
プレートT1を変更したい場合には、その旨を入力手段
7から入力するとステップS7が否定されてステップS
2に戻り、ステップS2からステップS7の処理を繰り
返す。
13に示すサンプル合成画像SG1が生成され、このサ
ンプル合成画像SG1を表すサンプル合成画像データが
ユーザ端末10に転送されモニタ6に表示される(ステ
ップS6)。そして、ユーザはモニタ6に表示されたサ
ンプル合成画像SG1を観察し、使用するテンプレート
T1がこれでよいか否かを確認する。そして、テンプレ
ートT1がこれでよい場合には入力手段7からその旨を
入力し(ステップS7)、次の処理に進む。一方、テン
プレートT1を変更したい場合には、その旨を入力手段
7から入力するとステップS7が否定されてステップS
2に戻り、ステップS2からステップS7の処理を繰り
返す。
【0038】使用するテンプレートT1がこれでよい場
合には、ユーザ画像の指定を促す指示が合成手段5から
ユーザ端末10に転送されて、モニタ6に例えば「ユー
ザ画像を選択して下さい」というような、ユーザ画像の
指定を促すコマンドが表示される。そして、ユーザはレ
イアウトに使用するユーザ画像を指定するとともに、こ
のユーザ画像を表すユーザ画像データS0,S1(ファ
イル名「User0.bmp」、「User1.bmp」)をラボサーバ1
1に転送する(ステップS8)。この際、画像レイアウ
ト命令1,2のレイアウト画像L1,L2のファイル名
を「User0.bmp」、「User1.bmp」に変更するための指示
も転送される。なお、ラボサーバ11にユーザ画像デー
タS0,S1が保管されている場合には、ユーザはユー
ザ画像データS0,S1のファイル名を指定するのみで
よい。合成手段5はユーザ画像データS0,S1の入力
を受け、テンプレートT1のレイアウト画像L1,L2
のファイル名の記述を「Sample0.bmp」、「Sample1.bm
p」から「User0.bmp」、「User1.bmp」に変更する(ス
テップS9)。図14は編集記述が変更されたテンプレ
ートT1を示す図である。そしてこのようにテンプレー
トT1の記述が変更されると、変更された編集記述にし
たがって合成画像G1を生成する(ステップS10)。
ここで、ユーザ画像データS0により表されるユーザ画
像が図15に示すものであり、ユーザ画像データS1に
より表されるユーザ画像が図16に示すものである場
合、ステップS10の処理において得られる合成画像G
1は図17に示すものとなる。そして、このようにして
合成画像G1が生成されると、この合成画像を表す合成
画像データG1を出力して(ステップS11)、処理を
終了する。
合には、ユーザ画像の指定を促す指示が合成手段5から
ユーザ端末10に転送されて、モニタ6に例えば「ユー
ザ画像を選択して下さい」というような、ユーザ画像の
指定を促すコマンドが表示される。そして、ユーザはレ
イアウトに使用するユーザ画像を指定するとともに、こ
のユーザ画像を表すユーザ画像データS0,S1(ファ
イル名「User0.bmp」、「User1.bmp」)をラボサーバ1
1に転送する(ステップS8)。この際、画像レイアウ
ト命令1,2のレイアウト画像L1,L2のファイル名
を「User0.bmp」、「User1.bmp」に変更するための指示
も転送される。なお、ラボサーバ11にユーザ画像デー
タS0,S1が保管されている場合には、ユーザはユー
ザ画像データS0,S1のファイル名を指定するのみで
よい。合成手段5はユーザ画像データS0,S1の入力
を受け、テンプレートT1のレイアウト画像L1,L2
のファイル名の記述を「Sample0.bmp」、「Sample1.bm
p」から「User0.bmp」、「User1.bmp」に変更する(ス
テップS9)。図14は編集記述が変更されたテンプレ
ートT1を示す図である。そしてこのようにテンプレー
トT1の記述が変更されると、変更された編集記述にし
たがって合成画像G1を生成する(ステップS10)。
ここで、ユーザ画像データS0により表されるユーザ画
像が図15に示すものであり、ユーザ画像データS1に
より表されるユーザ画像が図16に示すものである場
合、ステップS10の処理において得られる合成画像G
1は図17に示すものとなる。そして、このようにして
合成画像G1が生成されると、この合成画像を表す合成
画像データG1を出力して(ステップS11)、処理を
終了する。
【0039】なお、合成画像データG1を出力する前
に、ユーザ端末10に合成画像データG1を転送して、
合成結果の確認をユーザに促すようにしてもよい。
に、ユーザ端末10に合成画像データG1を転送して、
合成結果の確認をユーザに促すようにしてもよい。
【0040】このように、第1の実施形態においては、
編集記述からなるテンプレートT1に基づいて合成画像
G1を作成するようにしたため、そのテンプレートT1
における記述内容に応じてユーザ画像S0,S1をレイ
アウトしたり、ユーザ画像S0,S1に対して画像処理
を施すことができる。したがって、テンプレートT1に
よる合成画像の表現能力を向上させることができるとと
もに、ユーザはユーザ画像S0,S1を指定する操作を
行うのみで、ユーザが所望とする背景を有する画像処理
が施された合成画像G1を得ることができる。
編集記述からなるテンプレートT1に基づいて合成画像
G1を作成するようにしたため、そのテンプレートT1
における記述内容に応じてユーザ画像S0,S1をレイ
アウトしたり、ユーザ画像S0,S1に対して画像処理
を施すことができる。したがって、テンプレートT1に
よる合成画像の表現能力を向上させることができるとと
もに、ユーザはユーザ画像S0,S1を指定する操作を
行うのみで、ユーザが所望とする背景を有する画像処理
が施された合成画像G1を得ることができる。
【0041】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図18は本発明の第2の実施形態において使
用されるテンプレートT2の編集記述を示す図である。
図18に示すようにテンプレートT2の編集記述は、合
成画像を生成するための有効領域を指定する有効領域情
報の記述と、レイアウトする画像を指定するための3つ
の画像レイアウト命令1〜3とからなり、画像処理命令
は含まないものである。なお、第2の実施形態において
は、画像合成システムの構成については図1に示す第1
の実施形態の画像合成システムと同一であるため、ここ
では詳細な説明は省略する。
説明する。図18は本発明の第2の実施形態において使
用されるテンプレートT2の編集記述を示す図である。
図18に示すようにテンプレートT2の編集記述は、合
成画像を生成するための有効領域を指定する有効領域情
報の記述と、レイアウトする画像を指定するための3つ
の画像レイアウト命令1〜3とからなり、画像処理命令
は含まないものである。なお、第2の実施形態において
は、画像合成システムの構成については図1に示す第1
の実施形態の画像合成システムと同一であるため、ここ
では詳細な説明は省略する。
【0042】第2の実施形態によるテンプレートT2に
おいて、有効領域情報の記述は、2次元座標上において
合成画像を生成するための4隅の座標値を指定するもの
であり、本実施形態においては、Left Bottom(0,
0)、Right Bottom(800,0)、Left Top(0,1
200)、Right Top(800,1200)の4点を頂
点とする矩形の領域が有効領域として指定される。
おいて、有効領域情報の記述は、2次元座標上において
合成画像を生成するための4隅の座標値を指定するもの
であり、本実施形態においては、Left Bottom(0,
0)、Right Bottom(800,0)、Left Top(0,1
200)、Right Top(800,1200)の4点を頂
点とする矩形の領域が有効領域として指定される。
【0043】画像レイアウト命令1はテンプレートT2
の背景となる画像をレイアウト画像(ここではL5とす
る)として指定するものであり、ユーザが画像を指定す
る前には、例えば図19に示すように、予め定められた
所定のサンプル画像を表すサンプル画像データP5の
「Sample5.bmp」というファイル名が指定されている。
一方、レイアウト領域の記述は有効領域中にレイアウト
画像L5をレイアウトするための領域を指定するαチャ
ンネルデータのファイル名が指定されている。ここで
は、図20に示すように有効領域全体の値が1となるよ
うなαチャンネルデータC5のファイル名である「alph
a5.bmp」が指定されている。
の背景となる画像をレイアウト画像(ここではL5とす
る)として指定するものであり、ユーザが画像を指定す
る前には、例えば図19に示すように、予め定められた
所定のサンプル画像を表すサンプル画像データP5の
「Sample5.bmp」というファイル名が指定されている。
一方、レイアウト領域の記述は有効領域中にレイアウト
画像L5をレイアウトするための領域を指定するαチャ
ンネルデータのファイル名が指定されている。ここで
は、図20に示すように有効領域全体の値が1となるよ
うなαチャンネルデータC5のファイル名である「alph
a5.bmp」が指定されている。
【0044】画像レイアウト命令2の記述は、有効領域
にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここではL
6とする)として指定するものであり、ユーザが画像を
指定する前には、例えば図21に示すように、予め定め
られた所定のサンプル画像を表すサンプル画像データP
6の「Sample6.bmp」というファイル名が指定されてい
る。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中にレイ
アウト画像L6をレイアウトするための領域を指定する
αチャンネルデータのファイル名が指定されており、こ
こでは、図22に示すように斜線部の領域の値が1、そ
の他の領域の値が0となるようなαチャンネルデータC
6のファイル名である「alpha6.bmp」が指定されてい
る。
にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここではL
6とする)として指定するものであり、ユーザが画像を
指定する前には、例えば図21に示すように、予め定め
られた所定のサンプル画像を表すサンプル画像データP
6の「Sample6.bmp」というファイル名が指定されてい
る。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中にレイ
アウト画像L6をレイアウトするための領域を指定する
αチャンネルデータのファイル名が指定されており、こ
こでは、図22に示すように斜線部の領域の値が1、そ
の他の領域の値が0となるようなαチャンネルデータC
6のファイル名である「alpha6.bmp」が指定されてい
る。
【0045】画像レイアウト命令3の記述は、有効領域
中にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここでは
L7とする)として指定するものであり、ユーザが画像
を指定する前には、例えば図23に示すように、予め定
められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像データ
P7の「Sample7.bmp」というファイル名が指定されて
いる。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中にレ
イアウト画像L7をレイアウトするための領域を指定す
るαチャンネルデータのファイル名が指定されており、
ここでは、図24に示すように斜線部の領域の値が1、
その他の領域の値が0となるようなαチャンネルデータ
C7のファイル名である「alpha7.bmp」が指定されてい
る。
中にレイアウトされる画像をレイアウト画像(ここでは
L7とする)として指定するものであり、ユーザが画像
を指定する前には、例えば図23に示すように、予め定
められた所定のサンプル画像を表すサンプル画像データ
P7の「Sample7.bmp」というファイル名が指定されて
いる。一方、レイアウト領域の記述は、有効領域中にレ
イアウト画像L7をレイアウトするための領域を指定す
るαチャンネルデータのファイル名が指定されており、
ここでは、図24に示すように斜線部の領域の値が1、
その他の領域の値が0となるようなαチャンネルデータ
C7のファイル名である「alpha7.bmp」が指定されてい
る。
【0046】次いで、第2の実施形態の動作について説
明する。図25は本発明の第2の実施形態において行わ
れる処理を示すフローチャートである。なお、第2の実
施形態においては、ステップS31からステップS34
の処理およびステップS36からステップS37の処理
は、図10に示す第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートのステップS1からステップS4の処理およびス
テップS6からステップS7の処理と同一であるため、
ここでは詳細な説明は省略する。図26は、第2の実施
形態におけるサンプル合成画像生成処理(ステップS3
5)のフローチャートである。まず、テンプレートT2
の有効領域情報の記述に基づいて、合成画像を生成する
有効領域が指定される(ステップS51)。次いで、画
像レイアウト命令1〜3の記述に基づいて、サンプル画
像を表すサンプル画像データP5〜P7およびαチャン
ネルデータC5〜C7がサンプル画像記憶手段4および
αチャンネル記憶手段3から読み出される(ステップS
52)。そして、有効領域におけるαチャンネルデータ
C5により定められる領域(図20参照)に、サンプル
画像データP5により表されるサンプル画像P5(図1
9参照)をレイアウトするとともに、αチャンネルデー
タC6により定められる領域(図22参照)に、サンプ
ル画像データP6により表されるサンプル画像P6(図
21参照)をレイアウトし、さらにαチャンネルデータ
C7により定められる領域(図24参照)に、サンプル
画像データP7により表されるサンプル画像P7(図2
3参照)をレイアウトしする(ステップS53)。
明する。図25は本発明の第2の実施形態において行わ
れる処理を示すフローチャートである。なお、第2の実
施形態においては、ステップS31からステップS34
の処理およびステップS36からステップS37の処理
は、図10に示す第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートのステップS1からステップS4の処理およびス
テップS6からステップS7の処理と同一であるため、
ここでは詳細な説明は省略する。図26は、第2の実施
形態におけるサンプル合成画像生成処理(ステップS3
5)のフローチャートである。まず、テンプレートT2
の有効領域情報の記述に基づいて、合成画像を生成する
有効領域が指定される(ステップS51)。次いで、画
像レイアウト命令1〜3の記述に基づいて、サンプル画
像を表すサンプル画像データP5〜P7およびαチャン
ネルデータC5〜C7がサンプル画像記憶手段4および
αチャンネル記憶手段3から読み出される(ステップS
52)。そして、有効領域におけるαチャンネルデータ
C5により定められる領域(図20参照)に、サンプル
画像データP5により表されるサンプル画像P5(図1
9参照)をレイアウトするとともに、αチャンネルデー
タC6により定められる領域(図22参照)に、サンプ
ル画像データP6により表されるサンプル画像P6(図
21参照)をレイアウトし、さらにαチャンネルデータ
C7により定められる領域(図24参照)に、サンプル
画像データP7により表されるサンプル画像P7(図2
3参照)をレイアウトしする(ステップS53)。
【0047】以上のサンプル合成画像生成処理によりサ
ンプル合成画像SG2が生成され、図27に示すサンプ
ル合成画像を表すサンプル合成画像データSG2がユー
ザ端末10に転送されてモニタ6に表示される(ステッ
プS36)。そして、ユーザはモニタ6に表示されたサ
ンプル合成画像SG2を観察し、使用するテンプレート
T2がこれでよいか否かを確認する。そして、テンプレ
ートT2がこれでよい場合には入力手段7からその旨を
入力し(ステップS37)、次の処理に進む。一方、テ
ンプレートT2を変更したい場合には、その旨を入力手
段7から入力するとステップS37が否定されてステッ
プS32に戻り、ステップS32からステップS37の
処理を繰り返す。
ンプル合成画像SG2が生成され、図27に示すサンプ
ル合成画像を表すサンプル合成画像データSG2がユー
ザ端末10に転送されてモニタ6に表示される(ステッ
プS36)。そして、ユーザはモニタ6に表示されたサ
ンプル合成画像SG2を観察し、使用するテンプレート
T2がこれでよいか否かを確認する。そして、テンプレ
ートT2がこれでよい場合には入力手段7からその旨を
入力し(ステップS37)、次の処理に進む。一方、テ
ンプレートT2を変更したい場合には、その旨を入力手
段7から入力するとステップS37が否定されてステッ
プS32に戻り、ステップS32からステップS37の
処理を繰り返す。
【0048】使用するテンプレートT2がこれでよい場
合には、ユーザ画像の指定を促す指示が合成手段5から
ユーザ端末10に転送されて、モニタ6に例えば「ユー
ザ画像を選択して下さい」というような、ユーザ画像の
指定を促すコマンドが表示される。そして、ユーザはモ
ニタ6に表示されたサンプル合成画像SG2上におい
て、ユーザ画像をレイアウトする領域を選択する。この
選択は、ユーザ画像をレイアウトする領域をマウスでク
リックなどすることにより行う。ここで、図27に示す
サンプル合成画像SG2における背景部分の領域A0が
選択されたとすると、さらにユーザはこの領域A0にレ
イアウトするユーザ画像を表すユーザ画像データS5
(ファイル名「User5.bmp」)をラボサーバ11に転送
する(ステップS38)。この際、領域A0のレイアウ
ト画像を「User5.bmp」に変更するための指示も転送さ
れる。なお、ラボサーバ11にユーザ画像データS5が
保管されている場合には、ユーザはユーザ画像データS
5のファイル名を指定するのみでよい。合成手段5はユ
ーザ画像データS5の入力を受け、テンプレートT2の
画像レイアウト命令1におけるレイアウト画像のファイ
ル名の記述を「Sample5.bmp」から「User5.bmp」に変更
する(ステップS39)。図28は編集記述が変更され
たテンプレートT2を示す図である。そしてこのように
テンプレートT2の記述が変更されると、変更された編
集記述にしたがって、合成画像SG2′を生成する(ス
テップS40)。ここで、ユーザ画像データS5により
表されるユーザ画像が図29に示すものである場合、ス
テップS40の処理において得られる合成画像SG2′
は図30に示すように領域A0の画像がユーザ画像S5
と入れ替わったものとなる。このように作成された合成
画像SG2′を表す合成画像データは再度ユーザ端末1
0に転送されてモニタ6に表示される(ステップS4
1)。
合には、ユーザ画像の指定を促す指示が合成手段5から
ユーザ端末10に転送されて、モニタ6に例えば「ユー
ザ画像を選択して下さい」というような、ユーザ画像の
指定を促すコマンドが表示される。そして、ユーザはモ
ニタ6に表示されたサンプル合成画像SG2上におい
て、ユーザ画像をレイアウトする領域を選択する。この
選択は、ユーザ画像をレイアウトする領域をマウスでク
リックなどすることにより行う。ここで、図27に示す
サンプル合成画像SG2における背景部分の領域A0が
選択されたとすると、さらにユーザはこの領域A0にレ
イアウトするユーザ画像を表すユーザ画像データS5
(ファイル名「User5.bmp」)をラボサーバ11に転送
する(ステップS38)。この際、領域A0のレイアウ
ト画像を「User5.bmp」に変更するための指示も転送さ
れる。なお、ラボサーバ11にユーザ画像データS5が
保管されている場合には、ユーザはユーザ画像データS
5のファイル名を指定するのみでよい。合成手段5はユ
ーザ画像データS5の入力を受け、テンプレートT2の
画像レイアウト命令1におけるレイアウト画像のファイ
ル名の記述を「Sample5.bmp」から「User5.bmp」に変更
する(ステップS39)。図28は編集記述が変更され
たテンプレートT2を示す図である。そしてこのように
テンプレートT2の記述が変更されると、変更された編
集記述にしたがって、合成画像SG2′を生成する(ス
テップS40)。ここで、ユーザ画像データS5により
表されるユーザ画像が図29に示すものである場合、ス
テップS40の処理において得られる合成画像SG2′
は図30に示すように領域A0の画像がユーザ画像S5
と入れ替わったものとなる。このように作成された合成
画像SG2′を表す合成画像データは再度ユーザ端末1
0に転送されてモニタ6に表示される(ステップS4
1)。
【0049】そして、全ての領域について画像の入れ替
えが終了したか否かが判断され(ステップS42)、ス
テップS42が肯定された場合は処理を終了する。一
方、ステップS42が否定された場合は、ステップS3
8に戻り、ステップS38からステップS42の処理を
繰り返す。ここで、第2の実施形態においては領域A
1,A2についての画像の入れ替えが未了であるため、
ユーザはモニタ6に表示された合成画像SG2′上にお
いて、ユーザ画像をレイアウトする領域を再度選択する
(ステップS38)。
えが終了したか否かが判断され(ステップS42)、ス
テップS42が肯定された場合は処理を終了する。一
方、ステップS42が否定された場合は、ステップS3
8に戻り、ステップS38からステップS42の処理を
繰り返す。ここで、第2の実施形態においては領域A
1,A2についての画像の入れ替えが未了であるため、
ユーザはモニタ6に表示された合成画像SG2′上にお
いて、ユーザ画像をレイアウトする領域を再度選択する
(ステップS38)。
【0050】ここで、図30に示すサンプル合成画像S
G2′における上側の領域A1および下側の領域A2が
順次選択されたとすると、ユーザはこの領域A1,A2
にレイアウトするユーザ画像を表すユーザ画像データS
6,S7(ファイル名「User6.bmp」、「User7.bmp」)
をラボサーバ11に転送する(ステップS38)。この
際、領域A1,A2のレイアウト画像を「User6.bm
p」、「User7.bmp」に変更するための指示も転送され
る。なお、ラボサーバ11にユーザ画像データS6,S
7が保管されている場合には、ユーザはユーザ画像デー
タS6,S7のファイル名を指定するのみでよい。合成
手段5はユーザ画像データS6,S7の入力を受け、テ
ンプレートT2の画像レイアウト命令2,3おけるレイ
アウト画像のファイル名の記述を「Sample6.bmp」、「S
ample7.bmp」から「User6.bmp」、「User7.bmp」に変更
する(ステップS39)。図31は編集記述が変更され
たテンプレートT2を示す図である。そしてこのように
テンプレートT2の記述が変更されると、変更された編
集記述にしたがって、合成画像G2を生成する(ステッ
プS40)。ここで、ユーザ画像データS6,S7によ
り表されるユーザ画像S6,S7が図32、図33に示
すものである場合、ステップS40の処理において得ら
れる合成画像G2は図34に示すように領域A1,A2
の画像がユーザ画像S6,S7と入れ替わったものとな
る。このように作成された合成画像G2を表す合成画像
データG2は再度ユーザ端末10に転送されてモニタ6
に表示される(ステップS41)。
G2′における上側の領域A1および下側の領域A2が
順次選択されたとすると、ユーザはこの領域A1,A2
にレイアウトするユーザ画像を表すユーザ画像データS
6,S7(ファイル名「User6.bmp」、「User7.bmp」)
をラボサーバ11に転送する(ステップS38)。この
際、領域A1,A2のレイアウト画像を「User6.bm
p」、「User7.bmp」に変更するための指示も転送され
る。なお、ラボサーバ11にユーザ画像データS6,S
7が保管されている場合には、ユーザはユーザ画像デー
タS6,S7のファイル名を指定するのみでよい。合成
手段5はユーザ画像データS6,S7の入力を受け、テ
ンプレートT2の画像レイアウト命令2,3おけるレイ
アウト画像のファイル名の記述を「Sample6.bmp」、「S
ample7.bmp」から「User6.bmp」、「User7.bmp」に変更
する(ステップS39)。図31は編集記述が変更され
たテンプレートT2を示す図である。そしてこのように
テンプレートT2の記述が変更されると、変更された編
集記述にしたがって、合成画像G2を生成する(ステッ
プS40)。ここで、ユーザ画像データS6,S7によ
り表されるユーザ画像S6,S7が図32、図33に示
すものである場合、ステップS40の処理において得ら
れる合成画像G2は図34に示すように領域A1,A2
の画像がユーザ画像S6,S7と入れ替わったものとな
る。このように作成された合成画像G2を表す合成画像
データG2は再度ユーザ端末10に転送されてモニタ6
に表示される(ステップS41)。
【0051】これにより、全ての領域についての画像の
入れ替えが終了するためステップS42が肯定されて処
理を終了する。
入れ替えが終了するためステップS42が肯定されて処
理を終了する。
【0052】このように、第2の実施形態においても、
編集記述からなるテンプレートT2に基づいて、合成画
像G2を作成するようにしたため、そのテンプレートT
2における記述内容に応じてユーザが有する画像S5〜
S7をレイアウトすることができる。したがって、テン
プレートT2による合成画像の表現能力を向上させるこ
とができるとともに、ユーザはユーザ画像S5〜S7を
指定する操作を行うのみで、ユーザが所望とする背景を
有する合成画像G2を得ることができる。
編集記述からなるテンプレートT2に基づいて、合成画
像G2を作成するようにしたため、そのテンプレートT
2における記述内容に応じてユーザが有する画像S5〜
S7をレイアウトすることができる。したがって、テン
プレートT2による合成画像の表現能力を向上させるこ
とができるとともに、ユーザはユーザ画像S5〜S7を
指定する操作を行うのみで、ユーザが所望とする背景を
有する合成画像G2を得ることができる。
【0053】なお、上記第2の実施形態においては、テ
ンプレートT2の編集記述に第1の実施形態と同様に画
像処理命令を含ませるようにしてもよい。
ンプレートT2の編集記述に第1の実施形態と同様に画
像処理命令を含ませるようにしてもよい。
【0054】また、上記第1の実施形態においては、画
像処理命令として、白縁、反射および波を指定している
が、これに限定されるものではなく、他の種々の画像処
理を指定することができる。
像処理命令として、白縁、反射および波を指定している
が、これに限定されるものではなく、他の種々の画像処
理を指定することができる。
【0055】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、画像レイアウト命令におけるレイアウト領域の
記述において、αチャンネル記憶手段3に記憶されたα
チャンネルデータのファイル名を指定しているが、テン
プレートT自体にαチャンネルデータを付与しておき、
レイアウト領域の記述がテンプレートT自体に付与され
たαチャンネルデータを指定するものであってもよい。
また、レイアウト領域の記述を、αチャンネルデータを
記憶したデータベースのアドレス等のリンク情報を指定
するものとしてもよい。
いては、画像レイアウト命令におけるレイアウト領域の
記述において、αチャンネル記憶手段3に記憶されたα
チャンネルデータのファイル名を指定しているが、テン
プレートT自体にαチャンネルデータを付与しておき、
レイアウト領域の記述がテンプレートT自体に付与され
たαチャンネルデータを指定するものであってもよい。
また、レイアウト領域の記述を、αチャンネルデータを
記憶したデータベースのアドレス等のリンク情報を指定
するものとしてもよい。
【0056】さらに、上記第1および第2の実施形態に
おいては、画像レイアウト命令1において、テンプレー
トの背景となる画像を指定しているが、これに限定され
るものではなく、編集記述に基づいて処理がなされた合
成画像を指定してもよい。この場合、合成画像が複数の
編集記述に基づいて得られるものである場合には、途中
の段階までのみ処理がなされた合成画像を指定してもよ
い。
おいては、画像レイアウト命令1において、テンプレー
トの背景となる画像を指定しているが、これに限定され
るものではなく、編集記述に基づいて処理がなされた合
成画像を指定してもよい。この場合、合成画像が複数の
編集記述に基づいて得られるものである場合には、途中
の段階までのみ処理がなされた合成画像を指定してもよ
い。
【図1】本発明の実施形態による画像合成装置を適用し
た画像合成システムの構成を示す概略ブロック図
た画像合成システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】第1の実施形態におけるテンプレートの編集記
述内容を示す図
述内容を示す図
【図3】第1の実施形態におけるサンプル画像P0を示
す図
す図
【図4】サンプル画像P0のレイアウト領域C0を示す
図
図
【図5】第1の実施形態におけるサンプル画像P1を示
す図
す図
【図6】第1の実施形態におけるレイアウト領域C1を
示す図
示す図
【図7】画像処理命令1における処理領域を示す図
【図8】画像処理命令2における処理領域を示す図
【図9】画像処理命令3における処理領域を示す図
【図10】第1の実施形態において行われる処理を示す
フローチャート
フローチャート
【図11】モニタに表示されたサムネイル画像を示す図
【図12】サンプル合成画像生成処理を示すフローチャ
ート
ート
【図13】サンプル合成画像を示す図
【図14】編集記述が変更されたテンプレートを示す図
【図15】第1の実施形態におけるユーザ画像S0を示
す図
す図
【図16】第1の実施形態におけるユーザ画像S1を示
す図
す図
【図17】第1の実施形態における合成画像を示す図
【図18】第2の実施形態におけるテンプレートの編集
記述内容を示す図
記述内容を示す図
【図19】第2の実施形態におけるサンプル画像P5を
示す図
示す図
【図20】第2の実施形態におけるレイアウト領域を示
す図
す図
【図21】第2の実施形態におけるサンプル画像P6を
示す図
示す図
【図22】第2の実施形態におけるレイアウト領域C6
を示す図
を示す図
【図23】第2の実施形態におけるサンプル画像P7を
示す図
示す図
【図24】第2の実施形態におけるレイアウト領域C7
を示す図
を示す図
【図25】第2の実施形態において行われる処理を示す
フローチャート
フローチャート
【図26】サンプル合成画像生成処理のフローチャート
【図27】第2の実施形態におけるサンプル合成画像を
示す図
示す図
【図28】編集記述が変更されたテンプレートを示す図
【図29】第2の実施形態におけるユーザ画像S5を示
す図
す図
【図30】領域A0にユーザ画像S5がレイアウトされ
た状態を示す図
た状態を示す図
【図31】編集記述が変更されたテンプレートを示す図
【図32】第2の実施形態におけるユーザ画像S6を示
す図
す図
【図33】第2の実施形態におけるユーザ画像S7を示
す図
す図
【図34】領域A1,A2にユーザ画像がレイアウトさ
れた状態を示す図
れた状態を示す図
1 テンプレート記憶手段 3 αチャンネル記憶手段 4 サンプル画像記憶手段 5 合成手段 6 モニタ 7 入力手段 10 ユーザ端末 11 ラボサーバ 12 ネットワーク
Claims (8)
- 【請求項1】 2次元平面上に有効領域を設定する編
集記述と、 該有効領域内に複数のレイアウト領域を指定するととも
に、該各レイアウト領域にそれぞれレイアウトする複数
のレイアウト画像を指定する編集記述とを含むテンプレ
ートを表すテンプレートデータを記録したコンピュータ
読取り可能な記録媒体。 - 【請求項2】 前記テンプレートは、前記レイアウト
画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述をさ
らに含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ
読取り可能な記録媒体。 - 【請求項3】 2次元平面上に有効領域を設定する編
集記述と、 該有効領域内に複数のレイアウト領域を指定するととも
に、該各レイアウト領域にそれぞれレイアウトする複数
のレイアウト画像を指定する編集記述とを含むテンプレ
ートを表すテンプレートデータに基づいて、前記複数の
レイアウト画像をレイアウトした合成画像を生成する画
像合成方法であって、 前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効領域
を設定し、 前記複数のレイアウト画像を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像の指定を受け付け、 前記複数のレイアウト領域を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像をレイアウトして、前記
合成画像を生成することを特徴とする画像合成方法。 - 【請求項4】 前記テンプレートが、前記レイアウト
画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述をさ
らに含むものであり、 前記画像処理内容を指定する編集記述に基づいて、前記
レイアウト画像に対して画像処理を施して前記合成画像
を得ることを特徴とする請求項3記載の画像合成方法。 - 【請求項5】 2次元平面上に有効領域を設定する編
集記述と、 該有効領域内に複数のレイアウト領域を指定するととも
に、該各レイアウト領域にそれぞれレイアウトする複数
のレイアウト画像を指定する編集記述とを含むテンプレ
ートを表すテンプレートデータに基づいて、前記複数の
レイアウト画像をレイアウトした合成画像を生成する画
像合成装置であって、 前記有効領域を設定する編集記述に基づいて該有効領域
を設定する設定手段と、 前記複数のレイアウト画像を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像の指定を受け付ける受付
手段と、 前記複数のレイアウト領域を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像をレイアウトして、前記
合成画像を生成する合成手段とを備えたことを特徴とす
る画像合成装置。 - 【請求項6】 前記テンプレートが、前記レイアウト
画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述をさ
らに含むものであり、 前記合成手段は、前記画像処理内容を指定する編集記述
に基づいて、前記レイアウト画像に対して画像処理を施
して前記合成画像を得る手段であることを特徴とする請
求項5記載の画像合成装置。 - 【請求項7】 2次元平面上に有効領域を設定する編
集記述と、 該有効領域内に複数のレイアウト領域を指定するととも
に、該各レイアウト領域にそれぞれレイアウトする複数
のレイアウト画像を指定する編集記述とを含むテンプレ
ートを表すテンプレートデータに基づいて、前記複数の
レイアウト画像をレイアウトした合成画像を生成する画
像合成方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、 前記プログラムは、前記有効領域を設定する編集記述に
基づいて該有効領域を設定する手順と、 前記複数のレイアウト画像を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像の指定を受け付ける手順
と、 前記複数のレイアウト領域を指定する編集記述に基づい
て、前記複数のレイアウト画像をレイアウトして、前記
合成画像を生成する手順とを有することを特徴とするコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項8】 前記テンプレートが、前記レイアウト
画像に対して施す画像処理内容を指定する編集記述をさ
らに含むものであり、 前記画像処理内容を指定する編集記述に基づいて、前記
レイアウト画像に対して画像処理を施して前記合成画像
を得る手順をさらに有することを特徴とする請求項7記
載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33799599A JP2001157031A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 画像合成方法および装置並びに記録媒体 |
US09/725,102 US6977665B2 (en) | 1999-11-29 | 2000-11-29 | Method, apparatus and recording medium for generating composite image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33799599A JP2001157031A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 画像合成方法および装置並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001157031A true JP2001157031A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18313965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33799599A Withdrawn JP2001157031A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 画像合成方法および装置並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001157031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7509570B2 (en) | 2001-10-04 | 2009-03-24 | Seiko Epson Corporation | Layout control for image output |
JP2014506036A (ja) * | 2010-12-10 | 2014-03-06 | ヴィディオ・インコーポレーテッド | ビデオストリーム表示のシステムおよびプロトコル |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33799599A patent/JP2001157031A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7509570B2 (en) | 2001-10-04 | 2009-03-24 | Seiko Epson Corporation | Layout control for image output |
JP2014506036A (ja) * | 2010-12-10 | 2014-03-06 | ヴィディオ・インコーポレーテッド | ビデオストリーム表示のシステムおよびプロトコル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |