JP2001184373A - 図面生成方法およびシステムおよび３次元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
図面生成方法およびシステムおよび３次元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2001184373A JP2001184373A JP36616099A JP36616099A JP2001184373A JP 2001184373 A JP2001184373 A JP 2001184373A JP 36616099 A JP36616099 A JP 36616099A JP 36616099 A JP36616099 A JP 36616099A JP 2001184373 A JP2001184373 A JP 2001184373A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ３次元モデルデータから２次元図面を作成す
るシステムにおいて、図面作成後の図面修正を低減す
る。 【解決手段】 ユーザの基本図面レイアウト(正面図、
側面図等)入力11により入力処理12で該レイアウトを記
憶し、候補図抽出処理14では、該レイアウトと３次元モ
デルデータ部13のデータを入力し、２次元図として表す
必要のある複数の図形特徴（詳細図、断面図等として図
を生成すべき特徴）の夫々が存在する３次元モデルデー
タ上での各位置を抽出し、抽出した各位置における図形
特徴を示す図を生成候補表示処理16により表示装置15に
表示し、表示に従いユーザが図形特徴に対応する生成図
を指示17することにより生成図入力処理18を行い、指示
された生成図を図変換処理19において基本図面レイアウ
トと３次元モデルデータに基づき生成し、図面レイアウ
ト処理110をした後、図面データとして格納する111。
るシステムにおいて、図面作成後の図面修正を低減す
る。 【解決手段】 ユーザの基本図面レイアウト(正面図、
側面図等)入力11により入力処理12で該レイアウトを記
憶し、候補図抽出処理14では、該レイアウトと３次元モ
デルデータ部13のデータを入力し、２次元図として表す
必要のある複数の図形特徴（詳細図、断面図等として図
を生成すべき特徴）の夫々が存在する３次元モデルデー
タ上での各位置を抽出し、抽出した各位置における図形
特徴を示す図を生成候補表示処理16により表示装置15に
表示し、表示に従いユーザが図形特徴に対応する生成図
を指示17することにより生成図入力処理18を行い、指示
された生成図を図変換処理19において基本図面レイアウ
トと３次元モデルデータに基づき生成し、図面レイアウ
ト処理110をした後、図面データとして格納する111。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、３次元モデルデー
タから２次元図面を生成するための方法及びそのシステ
ムに関する。
タから２次元図面を生成するための方法及びそのシステ
ムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、特開平０８−２２１４６４号公
報に記載のように、３次元モデルデータから２次元図面
データを自動生成する場合は、第三角法などの定型のレ
イアウトで図面を生成していた。
報に記載のように、３次元モデルデータから２次元図面
データを自動生成する場合は、第三角法などの定型のレ
イアウトで図面を生成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、図
面で必要とされる詳細図、断面図、破断図、補助投影図
などの図の生成が考慮されておらず、図面を作成後、３
次元モデルデータの特徴を表現するために必要な図を追
加する必要があるため、図面を一度３次元モデルデータ
から作成した後に、必要となる図の生成及び配置にとも
なうレイアウト変更に膨大な時間がかかるという問題が
あった。本発明の目的は、図面生成後の図の追加にとも
なう図面修正作業を軽減することにある。
面で必要とされる詳細図、断面図、破断図、補助投影図
などの図の生成が考慮されておらず、図面を作成後、３
次元モデルデータの特徴を表現するために必要な図を追
加する必要があるため、図面を一度３次元モデルデータ
から作成した後に、必要となる図の生成及び配置にとも
なうレイアウト変更に膨大な時間がかかるという問題が
あった。本発明の目的は、図面生成後の図の追加にとも
なう図面修正作業を軽減することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、図面生成システムにおける３次元モデル
データから２次元図面を生成する図面生成方法におい
て、前記２次元図面生成前に、３次元モデルデータに基
づき２次元図として表す必要のある複数の図形特徴のそ
れぞれが存在する３次元モデルデータ上での各位置を抽
出し、該抽出した各位置における図形特徴を表す２次元
図を含む２次元図面を生成するようにしている。また、
図面生成システムにおける３次元モデルデータから２次
元図面を生成する図面生成方法において、前記２次元図
面生成前に、入力された基本図面レイアウトと３次元モ
デルデータに基づき２次元図として表す必要のある複数
の図形特徴のそれぞれが存在する３次元モデルデータ上
での各位置を抽出し、該抽出した各位置における図形特
徴を示す図を表示し、該表示に従い選択された図形特徴
を表す２次元図を含む２次元図面を生成するようにして
いる。また、３次元モデルデータから２次元図面を生成
する図面生成システムにおいて、前記２次元図面生成前
に、３次元モデルデータに基づき２次元図として表す必
要のある複数の図形特徴のそれぞれが存在する３次元モ
デルデータ上での各位置を抽出する手段と、該抽出した
各位置における図形特徴を表す２次元図を含む２次元図
面を生成する手段を有するようにしている。また、３次
元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であり、図面生成プログラムは、３次元モデルデータに
基づき２次元図として表す必要のある複数の図形特徴の
それぞれが存在する３次元モデルデータ上での各位置を
抽出する手順と、該抽出した各位置における図形特徴を
表す２次元図を含む２次元図面を生成する手順を有する
ようにしている。
め、本発明は、図面生成システムにおける３次元モデル
データから２次元図面を生成する図面生成方法におい
て、前記２次元図面生成前に、３次元モデルデータに基
づき２次元図として表す必要のある複数の図形特徴のそ
れぞれが存在する３次元モデルデータ上での各位置を抽
出し、該抽出した各位置における図形特徴を表す２次元
図を含む２次元図面を生成するようにしている。また、
図面生成システムにおける３次元モデルデータから２次
元図面を生成する図面生成方法において、前記２次元図
面生成前に、入力された基本図面レイアウトと３次元モ
デルデータに基づき２次元図として表す必要のある複数
の図形特徴のそれぞれが存在する３次元モデルデータ上
での各位置を抽出し、該抽出した各位置における図形特
徴を示す図を表示し、該表示に従い選択された図形特徴
を表す２次元図を含む２次元図面を生成するようにして
いる。また、３次元モデルデータから２次元図面を生成
する図面生成システムにおいて、前記２次元図面生成前
に、３次元モデルデータに基づき２次元図として表す必
要のある複数の図形特徴のそれぞれが存在する３次元モ
デルデータ上での各位置を抽出する手段と、該抽出した
各位置における図形特徴を表す２次元図を含む２次元図
面を生成する手段を有するようにしている。また、３次
元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であり、図面生成プログラムは、３次元モデルデータに
基づき２次元図として表す必要のある複数の図形特徴の
それぞれが存在する３次元モデルデータ上での各位置を
抽出する手順と、該抽出した各位置における図形特徴を
表す２次元図を含む２次元図面を生成する手順を有する
ようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図１は、本発明における一実施
例である図面生成システムの構成を示すものである。本
実施例では、２次元の出力図面の基本レイアウト入力、
例えば、正面図指定、側面図指定、第３角法指定等、を
受け付け記憶する基本図面レイアウト入力処理１２と、
３次元モデルデータを保管している３次元モデルデータ
部１３と、２次元の出力図面の内容として必要な図形特
徴を有する図を候補図として抽出する候補図抽出処理１
４と、候補となる図を図面に生成するかをユーザが選択
するために表示装置１５に表示する画像を生成する生成
候補図表示処理１６と、図面に出力する図に関するユー
ザの指示を入力として受け付ける生成図入力処理１８
と、生成図入力処理１８の出力と基本図面レイアウト入
力処理１２から出力される基本図面レイアウト（正面
図、側面図、第３角法等）を基に３次元モデルデータか
らユーザの指示した２次元の図データに変換する図変換
処理１９と、変換した図を出力図面上にレイアウトする
図面レイアウト処理１１０と、生成した図面を保管する
図面データ１１１から構成されている。なお、生成した
図面を保管とは別に表示するようにしてもよい。
づいて詳細に説明する。図１は、本発明における一実施
例である図面生成システムの構成を示すものである。本
実施例では、２次元の出力図面の基本レイアウト入力、
例えば、正面図指定、側面図指定、第３角法指定等、を
受け付け記憶する基本図面レイアウト入力処理１２と、
３次元モデルデータを保管している３次元モデルデータ
部１３と、２次元の出力図面の内容として必要な図形特
徴を有する図を候補図として抽出する候補図抽出処理１
４と、候補となる図を図面に生成するかをユーザが選択
するために表示装置１５に表示する画像を生成する生成
候補図表示処理１６と、図面に出力する図に関するユー
ザの指示を入力として受け付ける生成図入力処理１８
と、生成図入力処理１８の出力と基本図面レイアウト入
力処理１２から出力される基本図面レイアウト（正面
図、側面図、第３角法等）を基に３次元モデルデータか
らユーザの指示した２次元の図データに変換する図変換
処理１９と、変換した図を出力図面上にレイアウトする
図面レイアウト処理１１０と、生成した図面を保管する
図面データ１１１から構成されている。なお、生成した
図面を保管とは別に表示するようにしてもよい。
【０００６】３次元モデルデータ部１３はさらに、形状
の幾何データを保管する幾何データ１３１（例えば、線
の位置、線の長さ、カーブの曲率等）と、３次元モデル
に定義されたフィーチャ情報を保管するフィーチャデー
タ１３２と、３次元モデルに定義されている属性を保管
する属性データ１３３（例えば、面の粗さ、面の材質、
面の色等）から構成されている。なお、フィーチャと
は、穴や角落としなどの特徴的な形状のことである。ま
た、候補図抽出処理１４はさらに、詳細図を生成する３
次元形状の部位の候補を抽出する詳細図抽出処理１４１
と、断面図を生成する面の候補を抽出する断面図抽出処
理１４２と、図面上で不必要な中間部分を省略表示する
３次元形状の部位の候補を抽出する破断図抽出処理１４
３と、補助投影図を生成する面の候補を抽出する補助投
影図抽出処理１４４から構成される。本実施例では、ユ
ーザが基本レイアウトおよび、生成する図を入力するシ
ステムを例にあげたが、前掲の特開平０８−２２１４６
４公報に記載されるようにシステムが最適な基本レイア
ウトおよび生成する図を判断して図面を生成するように
してもよい。
の幾何データを保管する幾何データ１３１（例えば、線
の位置、線の長さ、カーブの曲率等）と、３次元モデル
に定義されたフィーチャ情報を保管するフィーチャデー
タ１３２と、３次元モデルに定義されている属性を保管
する属性データ１３３（例えば、面の粗さ、面の材質、
面の色等）から構成されている。なお、フィーチャと
は、穴や角落としなどの特徴的な形状のことである。ま
た、候補図抽出処理１４はさらに、詳細図を生成する３
次元形状の部位の候補を抽出する詳細図抽出処理１４１
と、断面図を生成する面の候補を抽出する断面図抽出処
理１４２と、図面上で不必要な中間部分を省略表示する
３次元形状の部位の候補を抽出する破断図抽出処理１４
３と、補助投影図を生成する面の候補を抽出する補助投
影図抽出処理１４４から構成される。本実施例では、ユ
ーザが基本レイアウトおよび、生成する図を入力するシ
ステムを例にあげたが、前掲の特開平０８−２２１４６
４公報に記載されるようにシステムが最適な基本レイア
ウトおよび生成する図を判断して図面を生成するように
してもよい。
【０００７】図２は、３次元モデルデータから図面を生
成する処理の流れを示す。システムは、ユーザから第三
角法や正面図などの図面の基本レイアウトの入力を受け
付ける（ステップ２０１）。次に基本レイアウトだけで
生成した場合の図面の尺度を３次元モデルデータの大き
さと出力する図面の大きさ（例えば、Ａ３版、Ａ４版
等）から算出する（ステップ２０２）。ステップ２０２
で算出した尺度と３次元モデルデータの幾何データか
ら、詳細図を生成する対象の３次元データ上の位置の候
補を探し（ステップ２０３）、詳細図を生成する対象の
候補をがあるか判定し（ステップ２０４）、候補があれ
ば、詳細図の候補として表示する（２０５）。次に、ス
テップ２０２で算出した尺度と３次元モデルデータの幾
何データから、断面図を生成する対象の３次元データ上
の位置の候補を探し（ステップ２０６）、断面図を生成
する対象の候補をがあるか判定し（ステップ２０７）、
候補があれば、断面図の候補として表示する（２０
８）。次に、ステップ２０２で算出した尺度と３次元モ
デルデータの幾何データから、補助投影図を生成する対
象の３次元データ上の位置の候補を探し（ステップ２０
９）、補助投影図を生成する対象の候補をがあるか判定
し（ステップ２１０）、候補があれば、補助投影図の候
補として表示する（２１１）。次に、ステップ２０２で
算出した尺度と３次元モデルデータの幾何データから、
破断図を生成する対象の３次元データ上の位置の候補を
探し（ステップ２１２）、破断図を生成する対象の候補
をがあるか判定し（ステップ２１３）、候補があれば、
破断図の候補として表示する（２１４）。次に、ユーザ
が表示装置に表示された候補の中から必要な図を選択し
て生成図の指示入力を受け付ける（ステップ２１５）。
上記の生成図の指示と基本図面レイアウト入力処理１２
から出力される基本図面レイアウトに従い３次元モデル
データから選択された図により基本レイアウトの図を生
成し（ステップ２１６）、図面上に図を配置し（ステッ
プ２１７）、図面データを出力する（ステップ２１
８）。
成する処理の流れを示す。システムは、ユーザから第三
角法や正面図などの図面の基本レイアウトの入力を受け
付ける（ステップ２０１）。次に基本レイアウトだけで
生成した場合の図面の尺度を３次元モデルデータの大き
さと出力する図面の大きさ（例えば、Ａ３版、Ａ４版
等）から算出する（ステップ２０２）。ステップ２０２
で算出した尺度と３次元モデルデータの幾何データか
ら、詳細図を生成する対象の３次元データ上の位置の候
補を探し（ステップ２０３）、詳細図を生成する対象の
候補をがあるか判定し（ステップ２０４）、候補があれ
ば、詳細図の候補として表示する（２０５）。次に、ス
テップ２０２で算出した尺度と３次元モデルデータの幾
何データから、断面図を生成する対象の３次元データ上
の位置の候補を探し（ステップ２０６）、断面図を生成
する対象の候補をがあるか判定し（ステップ２０７）、
候補があれば、断面図の候補として表示する（２０
８）。次に、ステップ２０２で算出した尺度と３次元モ
デルデータの幾何データから、補助投影図を生成する対
象の３次元データ上の位置の候補を探し（ステップ２０
９）、補助投影図を生成する対象の候補をがあるか判定
し（ステップ２１０）、候補があれば、補助投影図の候
補として表示する（２１１）。次に、ステップ２０２で
算出した尺度と３次元モデルデータの幾何データから、
破断図を生成する対象の３次元データ上の位置の候補を
探し（ステップ２１２）、破断図を生成する対象の候補
をがあるか判定し（ステップ２１３）、候補があれば、
破断図の候補として表示する（２１４）。次に、ユーザ
が表示装置に表示された候補の中から必要な図を選択し
て生成図の指示入力を受け付ける（ステップ２１５）。
上記の生成図の指示と基本図面レイアウト入力処理１２
から出力される基本図面レイアウトに従い３次元モデル
データから選択された図により基本レイアウトの図を生
成し（ステップ２１６）、図面上に図を配置し（ステッ
プ２１７）、図面データを出力する（ステップ２１
８）。
【０００８】図３は詳細図作成位置候補の抽出の例を示
している。図３において、３次元形状データ３では角落
とししている頂点３１と頂点３２の角落としの長さを１
ｍｍとする。また、図面上で判別できる要素の最低長を
１ｍｍとする。この判別できる要素の最低長はシステム
に前もって定義された固定値である。始めに、ユーザか
ら基本レイアウトの入力を受け付ける。この例ではＡ３
サイズの正面図を指定されたとする。次に、特開平０８
−２２１４６４号公報に示すように、３次元形状の幾何
データから正面図データ３００を作成し、正面図がＡ３
サイズの図面に表現できる尺度を求める。この例では、
図面の尺度を０．１と求められたとする。任意のサイズ
の図面に対して尺度０．１で１ｍｍの形状を表すと画面
上では０．１ｍｍで表示される。このため、頂点３１と
頂点３２の角落とし形状は、判別できる要素の最低長よ
り小さいため表現できないと判定できる。また、正面図
には頂点３２は表示されないが、頂点３１は表示され
る。したがって、頂点３１が詳細図作成の候補位置にな
る。候補位置は、３次元形状を表示している表示装置上
で色、マーカなどにより表示する。例では表示装置３０
１に、頂点３１の位置にマーカ３３を表示する。ユーザ
は、詳細図の生成をする場合には、生成位置としてマー
カ３１を指示する。この指示に応じて、システムは頂点
３１付近の詳細図及び正面図を作成し、図をレイアウト
し、出力図面３０２を作成する。
している。図３において、３次元形状データ３では角落
とししている頂点３１と頂点３２の角落としの長さを１
ｍｍとする。また、図面上で判別できる要素の最低長を
１ｍｍとする。この判別できる要素の最低長はシステム
に前もって定義された固定値である。始めに、ユーザか
ら基本レイアウトの入力を受け付ける。この例ではＡ３
サイズの正面図を指定されたとする。次に、特開平０８
−２２１４６４号公報に示すように、３次元形状の幾何
データから正面図データ３００を作成し、正面図がＡ３
サイズの図面に表現できる尺度を求める。この例では、
図面の尺度を０．１と求められたとする。任意のサイズ
の図面に対して尺度０．１で１ｍｍの形状を表すと画面
上では０．１ｍｍで表示される。このため、頂点３１と
頂点３２の角落とし形状は、判別できる要素の最低長よ
り小さいため表現できないと判定できる。また、正面図
には頂点３２は表示されないが、頂点３１は表示され
る。したがって、頂点３１が詳細図作成の候補位置にな
る。候補位置は、３次元形状を表示している表示装置上
で色、マーカなどにより表示する。例では表示装置３０
１に、頂点３１の位置にマーカ３３を表示する。ユーザ
は、詳細図の生成をする場合には、生成位置としてマー
カ３１を指示する。この指示に応じて、システムは頂点
３１付近の詳細図及び正面図を作成し、図をレイアウト
し、出力図面３０２を作成する。
【０００９】図４は断面図作成の例を示している。断面
図は、３次元モデルデータに定義された寸法及びフィー
チャが、図面上に表示できない場合に作成する。図４の
３次元モデルデータ４は、形状が中空の直方体で、中空
部分の辺４１に属性として寸法が定義されている。この
３次元モデルデータから、基本レイアウトが平面図の図
面４００を作成する場合、中空部分の辺４１は図面上に
は現れない。したがって、辺４１に定義されている寸法
も図面上では表現できない。そこで、平面図方向にたい
して垂直で辺４１を含む面４２を断面図作成候補面とし
て表示装置に表示する。ユーザは、断面図の生成をする
場合には、生成面として面４２を指示する。システムが
面４２に平行な面の断面図及び平面図を作成し、図をレ
イアウトし、出力図面４０２を作成する。
図は、３次元モデルデータに定義された寸法及びフィー
チャが、図面上に表示できない場合に作成する。図４の
３次元モデルデータ４は、形状が中空の直方体で、中空
部分の辺４１に属性として寸法が定義されている。この
３次元モデルデータから、基本レイアウトが平面図の図
面４００を作成する場合、中空部分の辺４１は図面上に
は現れない。したがって、辺４１に定義されている寸法
も図面上では表現できない。そこで、平面図方向にたい
して垂直で辺４１を含む面４２を断面図作成候補面とし
て表示装置に表示する。ユーザは、断面図の生成をする
場合には、生成面として面４２を指示する。システムが
面４２に平行な面の断面図及び平面図を作成し、図をレ
イアウトし、出力図面４０２を作成する。
【００１０】図５は補助投影図作成の例を示している。
補助投影図は３次元モデルデータで、面上に形状データ
あるいはフィーチャデータが定義されている面に対して
作成する。図５の３次元モデルデータ５から、３面図の
基本レイアウトの図面５００を作成する場合、３次元モ
デル形状データから面の情報を取り出す。取り出した面
の情報から面が基本レイアウトの各図と平行かどうか調
べ、平行な面は候補から外す。面５３は右側面図と平行
なため候補から外される。次に、面上に形状、フィーチ
ャがあるか調べ、ない場合は候補から外す。面５２は、
面上に形状、フィーチャが無いため候補から外される。
したがって、基本レイアウト５の各図と平行ではなく、
面上に形状のある面５１が補助投影図作成の候補とな
り、表示装置５０１に補助投影図作成候補面５１として
表示する。ユーザは補助投影図の生成をする場合には、
生成面として面５１を指示する。システムが補助投影図
及び３面図を作成し、図をレイアウトし、出力図面５０
２を作成する。
補助投影図は３次元モデルデータで、面上に形状データ
あるいはフィーチャデータが定義されている面に対して
作成する。図５の３次元モデルデータ５から、３面図の
基本レイアウトの図面５００を作成する場合、３次元モ
デル形状データから面の情報を取り出す。取り出した面
の情報から面が基本レイアウトの各図と平行かどうか調
べ、平行な面は候補から外す。面５３は右側面図と平行
なため候補から外される。次に、面上に形状、フィーチ
ャがあるか調べ、ない場合は候補から外す。面５２は、
面上に形状、フィーチャが無いため候補から外される。
したがって、基本レイアウト５の各図と平行ではなく、
面上に形状のある面５１が補助投影図作成の候補とな
り、表示装置５０１に補助投影図作成候補面５１として
表示する。ユーザは補助投影図の生成をする場合には、
生成面として面５１を指示する。システムが補助投影図
及び３面図を作成し、図をレイアウトし、出力図面５０
２を作成する。
【００１１】図６は破断図作成の例を示している。破断
図とは、表示が不要な中間部分を省略した図である。図
６の３次元モデルデータ６は、スケッチ平面６１で四角
形状を作成し、厚み付け方向に四角形状を伸ばして作成
した形状である。この３次元モデルデータから、３面図
の基本レイアウトの図面６００を作成すると、基本レイ
アウト図面６００では正面図、平面図が横方向に長い図
になる。また、全ての図を同一尺度で図面に生成するた
め、右側面図が小さくなり見ずらい図面になる。そこ
で、３次元モデルデータのフィーチャ情報から厚み付け
部分を探し、厚み付け方向での中間部分を省略表示可能
位置６２として表示装置６０１に表示する。ユーザは破
断図の生成をする場合には、省略表示可能位置６２を指
示する。システムが基本レイアウト図面６００の正面
図、平面図と厚み付け方向が平行であれば図を省略表示
し、拡大して破断図を作成し、図をレイアウトし、出力
図面６０２を作成する。
図とは、表示が不要な中間部分を省略した図である。図
６の３次元モデルデータ６は、スケッチ平面６１で四角
形状を作成し、厚み付け方向に四角形状を伸ばして作成
した形状である。この３次元モデルデータから、３面図
の基本レイアウトの図面６００を作成すると、基本レイ
アウト図面６００では正面図、平面図が横方向に長い図
になる。また、全ての図を同一尺度で図面に生成するた
め、右側面図が小さくなり見ずらい図面になる。そこ
で、３次元モデルデータのフィーチャ情報から厚み付け
部分を探し、厚み付け方向での中間部分を省略表示可能
位置６２として表示装置６０１に表示する。ユーザは破
断図の生成をする場合には、省略表示可能位置６２を指
示する。システムが基本レイアウト図面６００の正面
図、平面図と厚み付け方向が平行であれば図を省略表示
し、拡大して破断図を作成し、図をレイアウトし、出力
図面６０２を作成する。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、３次元モデルデータか
ら図面を作成するときに、３次元モデルデータの特徴を
表現するために必要な図を抽出し、必要な図を全て備え
た図面を自動作成するため、図面作成後の図面修正を低
減することができる。
ら図面を作成するときに、３次元モデルデータの特徴を
表現するために必要な図を抽出し、必要な図を全て備え
た図面を自動作成するため、図面作成後の図面修正を低
減することができる。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す全体構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例の処理のフローチャートを示
す図である。
す図である。
【図３】本発明の一実施例の詳細図作成の例を示す図で
ある。
ある。
【図４】本発明の一実施例の断面図作成の例を示す図で
ある。
ある。
【図５】本発明の一実施例の補助投影図作成の例を示す
図である。
図である。
【図６】本発明の一実施例の破断図作成の例を示す図で
ある。
ある。
１２ 基本レイアウト入力処理部 １３ ３次元モデルデータ部 １３１ 幾何データ １３２ フィーチァデータ １３３ 属性データ １４ 候補図抽出処理部 １４１ 詳細図抽出処理 １４２ 断面図抽出処理 １４３ 破断図抽出処理 １４４ 補助投影図抽出処理 １５ 表示処理 １６ 生成候補図表示処理部 １８ 生成図入力処理 １９ 図変換処理 １１０ 図面レイアウト処理 １１１ 図面データ
Claims (4)
- 【請求項１】 図面生成システムにおける３次元モデル
データから２次元図面を生成する図面生成方法におい
て、 上記２次元図面生成前に、３次元モデルデータに基づき
２次元図として表す必要のある複数の図形特徴のそれぞ
れが存在する３次元モデルデータ上での各位置を抽出
し、 該抽出した各位置における図形特徴を表す２次元図を含
む２次元図面を生成することを特徴とする図面生成方
法。 - 【請求項２】 図面生成システムにおける３次元モデル
データから２次元図面を生成する図面生成方法におい
て、 上記２次元図面生成前に、入力された基本図面レイアウ
トと３次元モデルデータに基づき２次元図として表す必
要のある複数の図形特徴のそれぞれが存在する３次元モ
デルデータ上での各位置を抽出し、 該抽出した各位置における図形特徴を示す図を表示し、 該表示に従い選択された図形特徴を表す２次元図を含む
２次元図面を生成することを特徴とする図面生成方法。 - 【請求項３】 ３次元モデルデータから２次元図面を生
成する図面生成システムにおいて、 上記２次元図面生成前に、３次元モデルデータに基づき
２次元図として表す必要のある複数の図形特徴のそれぞ
れが存在する３次元モデルデータ上での各位置を抽出す
る手段と、 該抽出した各位置における図形特徴を表す２次元図を含
む２次元図面を生成する手段を有することを特徴とする
図面生成システム。 - 【請求項４】 ３次元モデルデータに基づき２次元図と
して表す必要のある複数の図形特徴のそれぞれが存在す
る３次元モデルデータ上での各位置を抽出する手順と、 該抽出した各位置における図形特徴を表す２次元図を含
む２次元図面を生成する手順を有する３次元モデルデー
タから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36616099A JP2001184373A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 図面生成方法およびシステムおよび３次元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36616099A JP2001184373A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 図面生成方法およびシステムおよび３次元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001184373A true JP2001184373A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18486073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36616099A Pending JP2001184373A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 図面生成方法およびシステムおよび３次元モデルデータから２次元図面を生成する図面生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001184373A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20070049774A (ko) * | 2005-11-09 | 2007-05-14 | 김인한 | 다차원 모델을 2차원의 도면으로 작성하는 방법 |
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| US7325323B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-02-05 | Asks Corp. | Foot tilt angle measuring method, method of selecting shoe or insole for shoe method of manufacturing shoe or insole for shoe, and foot unit tilt angle measuring device |
| JP2008112252A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Yamazaki Mazak Corp | ２次元図面を３次元ソリッドモデルに変換する方法及び属性の変換方法 |
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| JP2017080198A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36616099A patent/JP2001184373A/ja active Pending
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| CN106235486B (zh) * | 2015-08-04 | 2019-01-08 | 西安蒜泥电子科技有限责任公司 | 基于三维人体扫描仪的个性化制衣方法 |
| JP2017080198A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
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