JPH09198359A - 拡張可能なプロセッサ部を有する障害許容コンピュータ用情報処理方法および装置 - Google Patents

拡張可能なプロセッサ部を有する障害許容コンピュータ用情報処理方法および装置

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JPH09198359A
JPH09198359A JP8325843A JP32584396A JPH09198359A JP H09198359 A JPH09198359 A JP H09198359A JP 8325843 A JP8325843 A JP 8325843A JP 32584396 A JP32584396 A JP 32584396A JP H09198359 A JPH09198359 A JP H09198359A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タスク分配のためにいずれかのプロセッサユ
ニットでマスタ制御を提供する必要をなくし、プロセッ
サユニットの数を最少の変更で変えることができるよう
にする。 【解決手段】 各プロセッサユニットのタスク分配回路
66は分配計数値を発生する。この計数値は、コンピュ
ータシステムのどの選択された他のプロセッサユニット
に発生される計数値とも異なり、また、システムタイミ
ング信号と同期して、したがって、他の中央プロセッサ
ユニットの分配計数値と同期してステップ動作する。こ
のとき、各プロセッササブセットが一度その選択された
分配計数値を有し、ついで各地のプロセッササブセット
がその同じ分配計数値を有した後のみ2度目にその計数
値を有するようにする。各プロセッササブセットは、こ
の選択された計数値に基づくプロセッササブセット間の
バス調停優先順位を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡張可能なプロセ
ッサ部を有するディジタルコンピュータシステムに関す
る。特定すると、本発明は、プロセッサ部、メモリ部お
よび入力−出力部を相互接続するシステムバスを有し、
プロセッサ部が可変数の1組の高度に自律的なプロセッ
サユニットを有することができるコンピュータシステム
を提供するものである。すなわち、本発明のコンピュー
タシステムは、1例として、1つのプロセッサユニッ
ト、2つのプロセッサユニット、5つのプロセッサユニ
ットまたは8またはそれ以上のプロセッサユニットを備
えることができ、所望数のプロセッサユニットをシステ
ムに接続する以外、ソフトウエアまたはハードウエアの
いずれについても操作者が何ら変更を加えることなく、
漸次大きいまたは小さい処理容量を提供することができ
る。
【0002】本発明はまた、実質的に任意の数の他の同
種のプロセッサユニットを有する上述の性質のコンピュ
ータシステムにおいて実質的に自律的に動作するための
プロセッサユニットを提供するものである。
【0003】本発明は、プロセッサ部が1または複数の
プロセッサユニットより成り、プロセッサユニットの上
に置かれる集中化制御装置または管理論理装置またはソ
フトウエアを少ししかまたは全然有しないという点で、
プロセッサ部が高度にまたは均一に完全に分配されたコ
ンピュータシステムに特に応用し得る。この種のコンピ
ュータシステムの1例は、1または複数の障害または故
障の場合においてさえ実質的に連続的動作を提供するよ
うに組織化された選択された冗長度の動作要素を有する
障害許容コンピュータシステムである。
【0004】
【従来の技術】本出願の譲受人であるStratus Compute
r, Inc.は、この種のコンピュータシステムの1製造者
であり、FT200、 XA400およびXA600 の指示でこの種の製
品を市販した。その会社に譲渡された米国特許第4,453,
215 号は、上述の形式の1つの障害許容コンピュータシ
ステムについて記述しており、本発明は、これと有利に
実施される。
【0005】処理容量に対する要求の変化に合わせるた
め、処理ユニットの付加または除去によるコンピュータ
プロセッサ部の拡張およびその逆の縮小は、タスクをプ
ロセッサユニットに割り当てる集中化命令を有するコン
ピュータシステムにおいては比較的容易に行うことがで
きる。しかしながら、この種の中央化組織は望ましくな
いことが多い。代わって、自律系プロセッサユニットの
場合、非集中化組織が好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、コンピュータプロセッサ部の拡張のため改良さ
れた方法および装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、コンピュータシステ
ムプロセッサ部を構成する実質的に自律的なプロセッサ
ユニットの数を変更する改良された方法および装置を提
供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、実質的に自律
的なプロセッサユニットをもつプロセッサ部を有し、容
易に拡張可能なディジタルコンピュータシステムを提供
することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、プロセッサユ
ニットの数を、最小の操作者動作およびシステム動作プ
ログラムおよび手続きの最小の変更で変えることができ
る上述の性質のコンピュータシステムを提供することで
ある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、コンピュータ
システムプロセッサ部の1または複数の他の類似のプロ
セッサユニットと接続する中央プロセッサユニットであ
って、データ処理システムのプロセッサ部にどのような
プロセッサユニットがあっても、そのプロセッサユニッ
ト間に実質的に均等にそうでなければ選択的にプロセッ
サタスクの分配を行うための実質的に自律的な手段を含
む中央処理ユニットを供給することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルコン
ピュータシステムの1つの特徴は、システムのプロセッ
サ部を構成する中央プロセッサユニットの数が容易に変
更できることである。変更は追加のユニットを簡単にプ
ラグ挿入することにより、あるいは逆にシステムからユ
ニットをプラグ離脱することにより行われる。中央プロ
セッサユニットの数の変化は、他の操作者の行動を必要
とせず、またシステムソフトウエアまたはその他の動作
制御装置に変更を必要としない。
【0012】本発明のコンピュータプロセッサユニット
は、システムの他の類似のプロセッサユニットがシステ
ムのプロセッサタスクを遂行するように条件づけられて
いないとき、ユニットをして特定の時点にかかるタスク
を遂行せしめるタスク分配論理回路を有する。各プロセ
ッサユニットのタスク分配論理回路は他のプロセッサユ
ニットの同じ論理回路に関して選択された同期状態で動
作し、異なるプロセッサユニットが1時に1つずつ、そ
れ故異なる時点に動作を可能化され、システムのプロセ
ッサタスクを遂行するようになされている。
【0013】さらに本発明にしたがうと、各プロセッサ
ユニットは、コンピュータシステム内におけるこの種の
ユニットの数に逆の関係で、プロセッサタスクを遂行せ
しめられる継続時間を変化させる。例えば、プロセッサ
部に2つのプロセッサユニットを有するシステムにおい
ては、2つのプロセッサユニットは、システムのプロセ
ッサタスクを遂行する際に交番し、各プロセッサユニッ
トが普通、動作時間の半分の間かかるタスクを遂行せし
められる。システムが3つのプロセッサユニットに拡張
されると、ユニットは、やはり一度に1つシステムプロ
セッサタスクを遂行せしめられる。各プロセッサは、こ
のタスク分配動作を自律的に提供する。それゆえ、コン
ピュータシステムは、プロセッサ部を構成する可変数の
1組のプロセッサユニットの動作のスケジュールを設定
するための中央マスタまたは類似の制御装置を全く必要
としない。
【0014】本発明のプロセッサユニットのさらに他の
特徴は、システム内の各プロセッサユニットが同期動作
を提供し得るという点で、システム内の数台のプロセッ
サユニットの同期が分配的に遂行されるということであ
る。すなわち、1つの実施例において、追加のプロセッ
サユニットがコンピュータシステムに接続されるとき、
それがシステム内の他のプロセッサユニットと同期を達
成するまで、オフライン状態に留まり、したがって動作
信号を伝送しない。しかして、この動作信号は、普通、
保守、イニシャライズまたは診断信号を除いてよい。こ
の同期は、他のいずれのプロセッサユニットもシステム
に信号を伝送していないとき、プロセッサユニットのい
ずれか1つにより提供できる。
【0015】本発明の好ましい実施例にしたがうと、コ
ンピュータシステムの各中央処理ユニットは、分配カウ
ンタの形式の分配タイマを有する。しかして、この分配
カウンタは、初期化され、システムの他の中央プロセッ
サユニットの全ての他の分配カウンタと同期してステッ
プ動作またはその他の方法でインクリメントする。しか
しながら、各分配カウンタは、すべての他の分配カウン
タの計数状態と異なる計数状態にイニシャライズされ
る。各分配カウンタは、任意のシステム時間隔にて、他
のすべてのプロセッサユニットの計数値と異なる計数値
を生ずる。
【0016】本発明の他の特徴は、各プロセッサユニッ
トの分配カウンタが、適当には少なくともそれがイニシ
ャライズされる度に、システムの他のプロセッサユニッ
トの数を識別する信号を受信する。分配カウンタは、こ
のサイズ信号に応答して、カウンタがサイズ信号の値に
より決定されるカウント数でサイクル動作するようにス
テッピングシーケンスを選択する。すなわち、各分配カ
ウンタは、タスクが分配されるべきプロセッサ部の他の
プロセッサユニットの数にしたがって決定される所定の
ステップ数後サイクル動作する。
【0017】選択されたタスクを遂行する各プロセッサ
ユニット内の要素は、分配計数値の選択された値に応答
して指示されたタスクを遂行する。各ユニットは、普
通、各他のユニットと同じ位の頻度で分配カウンタの任
意の選択された値を有するから、各プロセッサユニット
は、システムのプロセッサ部の各他の中央処理ユニット
と本質的に同じ頻度ないしデューティサイクルでその選
択されたタスクを遂行する。またはそのタスクを遂行す
るように可能化される。このようにして、プロセッサユ
ニットは、動作が非常に自律的に留まり、しかもプロセ
ッサタスクは、任意の時点においてプロセッサ部におい
てオンラインであるプロセッサユニットの数と関係な
く、それらの間に実質的に等しく分配される。
【0018】システムプロセッサ部を構成する1組の中
央処理ユニットは、サブセットとして組織化できること
に注意してほしい。かかるサブセットのユニット内の分
配カウンタは、好ましくは、周知の態様で、イニシャラ
イズされ、同じまたは異なる計数状態にインクリメント
されるのがよい。例えば、各中央プロセッサユニットが
1つの他の同一のユニットとサブセット内にあって組み
合わされた、すなわち二重のユニット対を形成する1つ
の好ましい実施例において、2つのユニットは、最下位
ディジットにおいてのみ異なる計数状態にイニシャライ
ズされた分配カウンタを有する。さらに、2つのカウン
タのイニシャライズ値およびインクリメントシーケンス
は、2つのカウンタが最下位桁においてのみ異なるよう
に選択される。それゆえ、2つの対をなす分配カウンタ
は最下位ディジット以外のすべてのディジットがつねに
同じ計数値にある。この他の特徴の場合、プロセッサタ
スクは、プロセッサユニットのサブセット間に容易に分
配できる。
【0019】以下に例示の具体例において、コンピュー
タシステムのプロセッサ部は、上述の態様でバス調停タ
スクおよび割込み応答タスクを分配する。
【0020】本発明の他の特徴は、プロセッサ部に加え
て、メモリ部、入−出力部、およびプロセッサ部とメモ
リ部および入出力部の各々との間で信号の伝達を行うた
めのバス部を備えるディジタルデータプロセッサ装置の
プロセッサ部の拡張/収縮のための情報処理方法を提供
することである。
【0021】本方法は、プロセッサ部に、各々少なくと
も1つのプロセッサユニットを有する少なくとも第1お
よび第2組のプロセッサユニットの諸ステップを含む。
【0022】他のステップは、各プロセッサユニットと
ともに、情報処理タスクおよびプロセッサタスクを遂行
することである。プロセッサタスクとしては、普通、バ
ス部を経て受信される割込み信号に対する応答、バス部
に対するアクセスのための調停およびプロセッサユニッ
トの同期を含む。
【0023】本方法はまた、他の組のプロセッサユニッ
トと実質的に自律的に、任意の1組のプロセッサユニッ
トとともに選択されたプロセッサタスクを遂行すること
を含む。他の組のプロセッサユニットによるプロセッサ
タスクの遂行を除外して、任意の1組のプロセッサユニ
ットによるプロセッサタスクのこの遂行は、プロセッサ
部におけるプロセッサユニットの組の数に逆比例する時
間続く。
【0024】本発明の方法の他の特徴は、相互に選択さ
れた同期状態にある複数組のプロセッサユニットに依り
情報処理動作を開始することである。本発明の方法のさ
らに他の特徴は、他のプロセッサユニットの対応するク
ロック手段と同期されかつかかるクロック手段から選択
的にオフセットされたプロセッサ内のクロック手段を用
いて各組のプロセッサユニットによるプロセッサタスク
の遂行のスケジュールを設定することである。
【0025】本発明に依る上述の特徴を有するコンピュ
ータシステムの重要な特徴は、プロセッサユニット部に
本質的に任意の数の自律的中央プロセッサユニットを採
用でき、そしてこのプロセッサユニットの数を、最小の
操作者動作、およびシステム形態および動作ソフトウエ
アへの最小の影響で変更できるということである。しか
し、プロセッサユニット間におけるタスクの分配は、一
般に効率的なシステム動作について所望されるところに
したがって、実質的に一様にすることができる。本発明
のこれらおよびその他の特徴は、以下の記載から一層明
らかとなろう。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、プロセッサ部12、メモ
リ部14、入−出力部16、およびバス部18を有する
コンピュータシステム10で具体化された本発明を例示
している。バス部18は、プロセッサ、メモリ、および
入−出力部間においてデータおよび命令を含む情報の通
信を行う。コンピュータシステム10は、米国特許第4、
453、215 号に記載のような障害許容型から成るものとし
て例示されており、したがって、選択された二重のハー
ドウエアを有する。詳述すると、例示のシステムは、中
央処理部12に2つの同一の中央プロセッサユニット2
0および22を有し、メモリ部14に2つの同一のメモ
リユニット24および26を有する。
【0027】例示の入−出力部16は、各々周辺装置3
2a、32b、32c、および32dに接続された同一
のI−O制御装置28および30を有する。さらに、他
の1つのI−O制御ユニット34が、他の周辺装置36
aおよび36bと接続されて示されている。周辺装置3
2および36は、ディスクドライバ、プリンタ、CRT
ターミナル、書類読取装置、キーボードまたは通信リン
クさらにはバスネットワークとし得、そしてこれらはす
べて通信システムにおいて従来のものである。
【0028】入出力部は、1例として、1対の二重制御
ユニット28および30、ならびに非二重制御ユニット
34を備える。コンピュータシステム10は、本発明の
技術思想内において、入−出力制御装置および周辺装置
の他の異なる組織および配置を有することができる。同
様に、本発明は、例示の二重ハードウエアを有さないシ
ステムまたは異なる配置を有するシステムで実施でき
る。
【0029】さらに図1を参照すると、例示のバス部1
8は、それぞれAバスおよびBバストと称せられる2つ
の同一のバス38および40を備え、またCバス42を
有する。A、Bバスは、各制御ユニット、メモリユニッ
トおよびプロセッサユニットに接続される。一般に、A
バスおよびBバス上の信号は、システム10のユニット
間で情報転送を実行する。したがって、これらのバス
は、少なくとも機能、アドレスおよびデータ信号を運
ぶ。例示の具体例において、これらのバスはまた、シス
テムタイミング信号および電力を運ぶ。
【0030】Cバス42は、各プロセッサユニットに接
続するセグメント42aを有し、また各メモリユニット
に接続するセグメント42bを有する。他のCバスセグ
メント42cは、各I−O制御ユニットに接続される。
例示のシステムにおいて、互いに別個のCバスの数本の
セグメントは、各々、それが接続されるユニットにのみ
関係する信号を運ぶ。この信号は、診断保守信号および
イニシャライズ信号が含まれる。例示のシステムは、さ
らに、システムタイミング信号をAバス38およびBバ
ス40に供給するシステムクロック44を備える。ま
た、システム電力部46が設けられているが、この電力
部は、2本のバス38および40を経てユニット20、
22、24、26、28、30および34に動作電力を
供給する。単一の共通バス部18は、システムユニット
を相互接続し、それらの間のすべての情報転送およびそ
の他の信号伝送を行う。バス部はまた、主電源46から
システムのユニットに動作電力を供給し、またシステム
クロック44からシステムタイミング信号を供給する。
【0031】本発明にしたがえば、コンピュータシステ
ムは、さらに、プロセッサ部12に、プロセッサユニッ
ト20および22と同様にバス部18に接続された追加
の中央プロセッサユニット48を有する。ユニット48
は、同様に接続された同じ中央プロセッサユニット50
と対で例示されている。追加の中央プロセッサユニット
(単一または対)を、図1の破線図で指示されるごと
く、同様にシステム10に接続してよい。
【0032】システム10の動作の1側面は、障害の不
存在の場合、対の中央処理ユニット20および22は、
相互にロックステップ同期で動作する。すなわち、対の
両ユニットは、AバスおよびBバスを同じように駆動
し、また2本のバスにより同じように駆動される。同じ
ことは、対の中央プロセッサユニット48および50に
ついても言える。また、対のメモリユニット24および
26についても言える。このように、ロックステップ同
期とは、バス上の2つの対のユニットが、実質的に同時
に同一の動作を遂行することを意味する。前掲の米国特
許第4、453、215 号は、ロックステップ同期に関して詳し
く説明しているが、その第2コラム、46〜49行にそ
の例を示しており、ロックステップ同期においては、プ
ロセッサモジュールの2つの対のメモリユニットが、通
常、完全に同期状態で、2本の対のバスを駆動し、そし
てバスにより駆動されると説明されている。またその第
10コラム、66行〜68行はその定義を示しており、
ロックステップ同期で動作すると、2つのユニットはA
バスおよびBバスを同じように駆動し、そして両ユニッ
トはその2本のバスにより同じように駆動されると説明
されている。
【0033】他方、周辺制御ユニット28および30
は、相互に完全同期で動作しないものとして示されてお
り、それゆえ、相互に非同期で動作する周辺装置32
a、32b、32cおよび32dと接続し得る。ディス
クメモリは、かかる周辺装置の1例である。ディスクメ
モリ周辺装置とともに無障害の動作中、各制御ユニット
28および30は、バス38および40から受け取るデ
ータを、それと接続された1つの周辺ディスクメモリ上
に書き込む。各々各制御装置28および30に接続され
た2つのディスクメモリは、同一のデータを含む。読取
動作中、システム10は、読取動作を最短の時間で行う
ためにどの制御ユニット28および30が利用できるか
にしたがって(この最短時間は普通最短のメモリアクセ
スタイムを意味する)これらの2つのディスクメモリの
一方から記憶されたデータを読み取る。図示されない代
替例は、2つの制御ユニット28および30が、共通の
周辺バスを介して同期動作し得る多数の周辺装置に接続
される場合であり、そしてこの場合、2つの制御ユニッ
ト28および30はロックステップ同期で動作し得る。
この同期動作は、例えば、他にもあるがキーボード、デ
ィスプレイターミナルおよびモデムのような周辺装置に
適当である。対のユニットなしに動作するものとして例
示される周辺制御ユニット34は、普通、他の周辺制御
装置28および30と非同期的に動作し、周辺装置36
Aおよび36Bに対して適当なプロトコルに従ってそれ
が接続されるこれらの装置36Aおよび36Bを作動す
る。
【0034】さらに、図1を参照して説明すると、ユニ
ット20は、システム10の30および34、48およ
び50を介して、各情報の転送中障害状態についてチェ
ックする。障害が検出されると、問題のユニットは、A
バス38またはBバス40のいずれかを駆動することを
不能化される。これにより、コンピュータシステムは、
潜在的障害情報を任意のユニット間で転送することを阻
止される。しかしながら、障害ユニットが相手のユニッ
トを有する場合、相手のユニットは動作し続ける。かく
して、システムは、障害状態を検出し、使用者に明らか
な中断なしに動作を続けることができる。図1のシステ
ム10の構造および動作についてのこれ以上の説明につ
いては、米国特許第4,453,215号を参照してほ
しい。
【0035】このように、システム10のプロセッサ部
12は1組の1または複数の同一のプロセッサユニット
を有し、例示のシステムは、4つのかかるユニット2
0、22、48および50を備える。さらに、これらの
ユニットは、2つより成るサブセットで組織化されるも
のとして例示されており、障害の不存在の場合、ユニッ
ト20および22は、相互にロックステップ同期で動作
し、同一の動作を遂行する。対のプロセッサユニット4
8および50の他の例示の対は、同じ態様で動作する。
障害の場合、例えばユニット48においては、相手のユ
ニット50が中断なく動作し続ける。
【0036】プロセッサ部12は、集中化制御装置また
はマスタスケジューリング要素を持たない。むしろ、排
他的にプロセッサユニットから構成されるものとして例
示されている。更に、プロセッサ部12を構成する中央
プロセッサユニット20、22、48および50は、各
プロセッサユニットが、スタートアップルーチンおよび
診断および保守手続きのような選択された非処理動作を
除き、他のものと実質的に独立に動作するという点で高
度に自律的である。それゆえ、コンピュータシステム1
0は、バス部と接続されるいずれか1つの中央プロセッ
サユニットのみで動作し得る。すなわち、すべての他の
中央プロセッサユニットはプラグで取り外されて除去さ
れ、代わりに任意の複数のプロセッサユニットがそのよ
うに接続される。
【0037】2またはそれ以上のプロセッサユニット、
または組み合わされたユニット対がシステム10中で活
動中の場合、本発明では、自動的に1または複数のユニ
ットより成るサブセットが任意の時点に特定のタスクを
遂行し、さらに、かかるタスクの実行が、ユニットのサ
ブセット間に一様に、または他の選択された頻度で分配
されるように用意されている。システム中の任意数のプ
ロセッササブセットでこの動作をこのように自動的に達
成することにより、プロセッサ部は本質的に意のままに
拡張・縮小することができ、マルチサブセットプロセッ
サ部の効率は相当増大される。このタスク分配により避
けることができる特定の不効率として、プロセッサユニ
ットの不必要な割込み、望ましくないプロセッサ操作お
よび不確かさをもたらすことがある冗長性が含まれる。
【0038】この態様において分配されるタスクは、プ
ロセッサ部(セクション)タスクと称される。これは、
プロセッサ部において1つのサブセットが動作せしめら
れる限り、タスクを遂行するためにどのサブセットが動
作せしめられるかは差を生じないからである。1つのか
かるプロセッサ部タスクは、バス部にアクセスして、例
えば、入−出力制御装置を経てメモリユニットまたは周
辺装置とのデータ転送のため、情報を送出することであ
る。すなわち、例示のシステム10は、バス部が、一時
に所与の形式の単一の情報転送動作、例えばサイクル限
定動作、アドレス動作またはデータ転送動作のごとき動
作を受け入れるように組織される。したがって、システ
ムは、少なくともプロセッサユニットがバスに対するア
クセスを調停することを必要とする。このプロセッサ部
タスクの上述の分配により、一時に1つのプロセッササ
ブセットのみが、バス調停に対して最高の優先性を有す
ることができ、調停のランキングは可変数のプロセッサ
サブセット間で分配される。
【0039】プロセッサ部タスクの他の例は、割込み要
求の取扱いである。プロセッサ部に対する割込み要求
は、例えば、周辺装置またはメモリユニットがプロセッ
サユニットの送出すべき情報を有するとき、またはそれ
がプロセッサユニットから他の情報を受け取る用意が整
うときである。割込みはまた、1または複数の他のプロ
セッサユニットがすでにオンラインにあるとき、新しく
接続されたプロセッサユニットがオンライン処理動作を
開始する用意が整うときにも起こる。システム10の効
率は、1つのプロセッササブセットのみがどのような動
作が進行中でもそれを中断してかかる割込みを取り扱う
ときには向上される。
【0040】本発明により複数のプロセッサユニットの
いずれか1つに分配される他のプロセッサ部タスクは、
サブセットの同期である。サブセットは、普通、1つの
プロセッサユニットがターンオンされるときコンピュー
タシステムマスタクロックに同期されるはずである。1
つのみのプロセッササブユニットがこの同期を開始する
ことが望ましい。
【0041】一般にこれらのプロセッサ部タスクのいず
れかを遂行するための1つのプロセッササブユニットの
選択には、実際には数種のサブユニット間のインタラク
ションが含まれる。本発明は、このインタラクションが
プロセッササブセットの選択された同期に限定されるよ
うに所望の動作を達成する。そうでなければ、サブセッ
トは相互に自律的に動作する。
【0042】本発明は、同一のプロセッサユニットで、
したがっていずれかのユニットまたはいずれかの別個の
装置でマスタ制御を提供することを必要とせずに、この
疑似的なインタラクティブなタスク分配結果を達成す
る。代わりに、本発明の各中央プロセッサユニットは、
他のユニットの不存在の場合または1または複数の他の
ユニットが存在する場合、そして対であってもなくて
も、そのユニットがプロセッサ部タスクを遂行せしめら
れるとき、スケジュールを設定するタスク分配論理回路
を含む。タスク分配論理回路は、システム内の他の中央
処理装置の数を補償し、自動的に応答して、タスクをプ
ロセッササブセット間に一様に、または他の選択された
頻度で分配する。
【0043】このように、各中央プロセッサユニットに
このようなタスク分配論理回路を設けることにより、シ
ステム10はプロセッサ部12に可変数のユニットを有
することができ、しかも、バス部に接続される所望数の
プロセッサユニットを提供する以外操作者のインタラク
ションを必要とせず、かつ任意のソフトウェアプログラ
ムまたはその他の動作制御装置またはルーチンの操作者
の変更なしにこれが行なわれる。
【0044】図2は、他の中央プロセッサユニット2
2、48および50を代表する例示の中央プロセッサユ
ニット20が、該ユニット内の障害検出のため2つのプ
ロセッサ段20aおよび20bを有することを示してい
る。プロセッサ段20aは、プロセッサ要素52a、局
部制御要素54a、メモリ要素56aおよび局部制御要
素、プロセッサおよびメモリ要素とバス部間で信号を伝
送するマルチプレクサ要素58aを備える。他のプロセ
ッサ段20bは、同様に、プロセッサ部52b、局部制
御要素54b、メモリ要素56bおよびマルチプレクサ
要素58bを有する。2つのプロセッサ段20aおよび
20bのメモリ、プロセッサおよび局部制御要素は、同
様に、かつ相互に全体的ロック−ステップ同期で動作す
る。1対のトランシーバ60aおよび60bが、マルチ
プレクサ58aおよび58bとAバス38およびBバス
40との間に交叉接続されており、バス従属制御信号に
応答して、同時にAバスおよびBバスと、またはいずれ
か一方のバスと通信を行なう。
【0045】プロセッサユニット20はまた、比較要素
62を備えるが、この比較要素62は、プロセッサ段2
0aをプロセッサ段20bの対応する信号と比較し、2
段階の対応する信号が異なるとき障害信号を発生する。
プロセッサ部20はまた、各トランシーバ60aおよび
60b、およびバス部18のCバスセグメント42aと
接続された共通の制御要素64を有する。制御要素64
は、他の動作もあるが、障害信号に応答して普通エラー
信号を発生し、そしてこのエラー信号を、システム10
の全ユニットに伝送のためAバス38またはBバス40
または両バスに選択的に供給する。制御要素はまた、障
害信号に応答して、プロセッサをオンライン状態からオ
フ状態に切り替える。この動作は、ユニットが信号をA
およびBバス上およびCバス上に駆動するのを不能化す
る。ただし、普通、診断信号に応答することを除く。
【0046】図2を参照すると、各論理制御要素54a
および54bは、タスク分配論理回路66を備える。例
示される論理回路は、タスク分配回路と同期回路を備え
る。タスク分配回路は分配計数値を発生するが、この分
配計数値は、システムタイミング信号と同期して、した
がって、コンピュータシステムの各地の中央プロセッサ
ユニットの分配計数値と同期してステップ動作する。さ
らに、各中央プロセッサユニットのタスク分配回路は分
配計数値を発生するが、この計数値は、コンピュータシ
ステムのどの選択された他のプロセッサユニットに発生
される計数値とも異なるという点で独特である。1つの
好ましい配置は、各プロセッサユニットの分配計数値
が、システムのどの他のプロセッサユニットの分配計数
値とも異なるようにすることである。1つの代替例は、
計数値が相手のプロセッサユニットの計数値と同じであ
るように、各サブセットのプロセッサユニットが、同じ
分配計数値を生じ、システムのどの他のプロセッササブ
ユニットの分配計数値と異なるようにすることである。
さらに、分配計数値のステップ動作は、システム中の中
央プロセッササブセットの数にしたがってサイクル動作
する。
【0047】かくして、システム内の数組のプロセッサ
の分配計数値は、選択された値を有することで交番し得
る。すなわち、各プロセッササブセットが一度その選択
された分配計数値を有し、ついで各地のプロセッササブ
セットがその同じ分配計数値を有した後のみ2度目にそ
の計数値を有する。各プロセッササブセットは、この選
択された計数値に応答して、例えば、他のプロセッササ
ブセット間において最高のバス調停優先順位を有する。
また、各プロセッササブセットは、分配計数値の選択さ
れた値(これは1つの割り当てられた高調停優先順位と
同じまたはそれと異なる)に応答して、割込み要求に応
答するように可能化される。
【0048】分配計数値の選択された他の値は、1つの
プロセッササブセットを第2の高調停優先順位をもたせ
るようにこれを可能化できる。同様に、選択された分配
計数値で、一時に1つのプロセッササブセットの動作を
可能化し、第2のものをプロセス割込みに利用可能とす
ることができる。
【0049】図3を参照すると、プロセッサ論理制御要
素54の分配回路70は、適当にプロセッサユニットコ
ネクタ72を経て、システムキャビネット背面上のスロ
ット番号接続74a、74b、74cおよび74dに接
続される。コネクタを介して接続74に給電する例示の
各導線は、プルアップ抵抗を介して正の電源電圧に接続
される。スロット番号接続は、そのプロセッサユニット
が接続される背面スロットの識別番号を特定するように
セットされる。例示の接続74は、接地への接続または
開放開路のいずれかである。接続74aおよび74dは
前者の形式より成り、残りの接続74bおよび74cは
他の形式より成る。接地接続は論理0値を発生し、他方
プルアップ抵抗を有する開放接続は、論理1値を有す
る。例示される1組のスロット番号接続は、頂部から始
めて読まれるとき「0110」のスロット番号を提供す
る。
【0050】プロセッサコネクタ72は、背面接続74
からのスロット番号を分配回路70の分配カウンタ76
の入力に供給する。例示される分配カウンタ76に対す
る他の入力は、プロセッサ部12の中央プロセッサユニ
ットの数を識別するCPU数信号、分配カウンタ76の
計数値をインクリメントするステップ信号、およびロー
ド信号である。プロセッサユニットにおける命令シーケ
ンス(例えばソフトウェアまたはファームウェア)によ
り、プロセッサユニットがキャビネット背面にプラグ挿
入された後最初にターンオンされるときプロセッサユニ
ットが実行するスタートアップルーチンの一部として、
CPU数信号が発生される。プロセッサスタートアップ
シーケンスは、例えば、プロセッサ部12に割り当てら
れるすべてのプロセッサスロットを尋問することにより
この信号を発生する。
【0051】分配回路70のタイミング分周器78は、
AおよびBバス38および40から受信されるシステム
クロック信号を分割することによりステップ信号を発生
する。
【0052】分配カウンタ76のロード入力信号は、バ
ス部18から受信する命令に応答してプロセッサユニッ
トが発生する同期信号であり、図4を参照して以下に説
明されるようにシステムプロセッサ部12のすべての他
のプロセッサユニットと同期して分配カウンタをロード
する。タイミング分周器78はまた、図示のように同期
信号を受信する。
【0053】分配カウンタ76からの多桁計数値出力
は、ドライバ80に供給され、該ドライバは、それをA
バス38の抑止導線82に供給する。中央プロセッサユ
ニット20の他のプロセッサ段20bは、論理制御要素
54b内の分配論理回路66とともに同一の調停要求計
数値信号を発生し、これがBバス40に供給される。
【0054】図3を参照すると、Aバス38は、1組の
4つの調停導線82a、82b、82cおよび82dを
有するものとして例示されており、該導線は、システム
キャビネット背面上の16の電気的レセプティカル84
a、84b、84c……84pに接続されている。各レ
セプティカル84にはスロット番号が割り当てられてお
り、例示のレセプティカルは、「0」〜「15」まで対
応して番号が付されている。各レセプティカル84は、
Aバス38の4本の調停導線82およびサイクル要求導
線86に対する垂直接続列として簡単に例示されてい
る。このように、回路は、4本の調停導線を有してお
り、各々別個のレセプティカル84に接続された(2)
4 すなわち16のユニットを取り扱うことができる。5
本の調停導線を有する回路網は、例えば32のアクセス
要求ユニットを取り扱うことができる。
【0055】サイクル要求導線86は、図3に示される
ように、Aバス38に沿って全レセプティカル84に連
続的に延びている。他方、調停導線82は、1つのみ、
すなわち2進値(2)3 が割り当てられた導線がすべて
の16のコネクタ84に連続的に延びるように、2進論
理にしたがってセグメント化されている。この導線は、
Inh(8)(Inhibit Eight)で指示さ
れる信号を搬送する。残りの調停導線82c、82bお
よび82aは、それぞれInh(4)信号、Inh
(2)信号およびInh(1)信号をそれぞれ搬送する
ものとして指示されている。調停導線82cは、各セグ
メントが8個の順次の優先順番のレセプティカル84に
接続されるようにセグメント化されている。かくして、
この導線82cの第1のセグメントは、スロット番号0
〜7が割り当てられたレセプティカルを一緒に接続し、
第2のセグメントがスロット番号8〜15のレセプティ
カルを一緒に接続する。同様に、Inh(2)導線82
bは各4つの順次の優先順番のレセプティカルを一緒に
接続するようにセグメント化され、導線82aは、各2
つの順番のレセプティカルを一緒に接続するようにセグ
メント化される。各場合とも、所与の調停導線の異なる
セグメント間、または異なる導線の異なるセグメント間
には接続はない。
【0056】図3の右側に示されるように、Aバス38
の端部には、バスターミネータ88が、Inh(8)調
停導線82dおよびサイクル要求導線86を別個のプル
アップ抵抗を介して正の電源電圧に接続している。すべ
ての全プルアップ抵抗も同様に、調停導線82c、82
bおよび82aの各端子セグメントからプルアップ電源
電圧に接続されている。これらの終端およびプルアップ
接続は、通常、各導線82セグメントおよび導線86を
選択された正電圧すなわちプルアップ状態に維持する。
他方、接地またはその他の低電圧外部信号は、所与の導
線および導線セグメントの電圧をこの通常の正状態から
引き下げることができる。
【0057】図3をさらに参照すると、ドライバ80に
対する他の入力信号は、CPU数信号および調停要求信
号である。CPU数信号は、ドライバ80が調停導線8
2のいずれを作動するかを特定する。例えば、CPU数
信号が、4つのプロセッササブセットが接続されること
を指示すると、ドライバ80はInh(1)およびIn
h(2)導線のみを作動し、他方16のプロセッササブ
セットを識別する信号であると、装置はすべての4つの
抑止導線82を作動する。プロセッサユニット20は、
例えばシステムの他のユニットに伝送すべき情報を有す
るとき局部制御要素54に調停要求信号を発生する。ド
ライバ80は、調停要求信号に応答して、分配カウンタ
からの計数値にしたがって、CPU数信号が特定するの
と同数の抑止導線82のセグメントに接地レベル信号を
供給する。
【0058】グラントデコーダ90は、カウンタ76か
らの分配計数値出力を入力信号として受信し、それを、
プロセッサがそのコネクタ84を経て接続されるバスI
nh導線セグメントおよびサイクル要求導線から受信さ
れる他の1組の入力信号と比較する。グランドデコーダ
は、論理的に排他的OR回路として機能し、したがっ
て、それが受信する2組の入力信号が完全一致のときの
みその出力線に断定的なグラント信号を発生する。これ
は、デコーダが接続されるプロセッサ段が分配計数値を
発生してバス調停導線に供給しており、同じときに他の
ユニットがより高次の優先順位分配値をバスに供給して
いないときに起こる。
【0059】グラントデコーダ90に供給される他の入
力信号は、パートナーフラグと称される。この信号は、
プロセッサユニットが相手のプロセッサユニットを有す
るとき、グラントデコーダに、他の2入力に受信される
最下位桁信号を放棄させる。これは、例示のシステムに
おいては、相手のプロセッサユニットが、2つの対のプ
ロセッサユニットからの2分配計数値が最下位桁におい
てのみ異なり他の点で同一であるように識別される隣接
するスロット番号に接続されているからである。
【0060】図3に示されるプロセッサ段28の例示の
分配回路70の動作において、分配カウンタ76は、プ
ロセッサがシステム10にプラグ挿入されると、背面接
続から連続的にスロット番号を受け取る。プロセッサユ
ニット20がバス部18から同期信号を受信すると、分
配カウンタ76はスロット番号をロードし、タイミング
分周器は同期される。しかして、同期信号の受信は、例
えば、ユニットが最初にシステムにプラグ挿入されると
き、または他の中央プロセッサユニットがシステムにプ
ラグ挿入されるときのみ起こる。同期信号は、システム
10の全プロセッサユニットに供給され、したがって上
述の両動作は、すべての他のプロセッサユニットの対応
する回路の同じ動作とロック−ステップ同期で起こる。
それゆえ、システムプロセッサ部の各分配カウンタは、
同時に、ただし各々異なるスロット番号でロードされ
る。さらに、システムプロセッサ部の数個の分配カウン
タは、その後、システムクロック信号に応答して各々そ
のタイミング分周器78から受信するステップ信号に応
答してロック−ステップ同期でステップ動作する。
【0061】全システム処理部中の各分配カウンタ76
はまた、システム処理部におけるプロセッサユニットの
数を識別する同一のCPU信号を受信する。各分配カウ
ンタは、この信号に応答して、システムのプロセッサユ
ニットの数に対応するステップ数後サイクル動作する。
詳述すると、2つの対の中央プロセッサユニットの唯一
のサブセット例えば図1のユニット20および22を有
するプロセッサ部12においては、CPU数信号は、プ
ロセッサ部に2つのプロセッサユニットがあることを識
別する。さらに、1つの特定の好ましい具体例におい
て、2つのユニットが背面スロット番号4および5に接
続される。それゆえ、2つのプロセッサユニットの分配
カウンタは、同じ計数値4および5にロードされる。こ
れは、それぞれ2進「100」および「101」であ
る。この配置の場合、分配カウンタは、各ステップ信号
に応答して、計数値の最下位桁のみを変更する。
【0062】本具体例のシステムが図1に示される1組
のプロセッサユニット20、22、48および50の1
組のような4つの中央プロセッサユニットを有する場
合、中央プロセッサユニットは、16進数8、9、Aお
よびBで指示されるスロットに接続される。分配カウン
タ76は、システム内の所定数の4つのユニットを指示
するCPU数信号に応答して、まず最下位ビットを変更
し、ビット1を再び変更し、最下位ビットを変更し、つ
いでビット1等を変更する計数順序で動作する。かくし
て、4つのプロセッサユニットが順次の時間間隔で発生
する16進分配計数値は、下記の表Iで示されるごとく
である。
【0063】
【表1】
【0064】さらに他の例として、このシステムが8つ
の中央プロセッサユニットを有すると、それらはスロッ
ト番号0、1、2、3、4、5、6および7に接続され
る。対応するCPU数信号に対応して、数個のプロセッ
サユニットの分配カウンタ76は、順次最下位ビット、
ビット1、最下位ビット、ビット2等を変更する計数順
序で動作する。下記の表IIは、順次の時間間隔の間に
各プロセッサユニットの得られた16数分配計数値を示
す。
【0065】
【表2】
【0066】かかる分配計数値順序の場合、プロセッサ
部の各プロセッサユニットは、いつでも、すべての他の
プロセッサと異なる分配計数値を有する。したがって、
各プロセッサユニットは、システム内の他のプロセッサ
ユニットに対して等しい時間分配基準で一時に1つ最高
の調停順位を有する。さらに、スロット0および1内の
ユニットが1つのサブセットを構成するように組み合わ
せられ、スロット2および3が他のサブセットを構成
し、スロット4および5およびスロット6および7のユ
ニットがそれぞれ2つの他のサブセットを構成すると、
各サブセット内の分配計数値は、最下位デイジットのみ
が異なる。さらに、最下位デイジットが無視されると、
ユニットの各サブセットは、すべての他のサブセットか
ら異なる分配計数値を有し、一時に1つ等しい時間分配
基準で最高調停値を有する。
【0067】各プロセッサは、他のプロセッサユニット
の動作を監視することなく、かつどのような無効化監視
システム制御装置またはマスタプロセッサを用いること
なくこの動作を達成する。プロセッサユニットの組合せ
に対するシステム規模の入力は、単に、各プロセッサに
加えられる異なるスロット数、システムクロック信号お
よび共通のスタートアップ同期信号である。
【0068】図3を続けて参照すると、プロセッサ部1
2の各例示のプロセッサユニットは、選択された分配計
数値にのみ応答して外部割込みに応答する。かくして、
任意の時点に、プロセッサ部の唯一のプロセッササブセ
ットのみが外部割込みに応答する。他のプロセッササブ
セットは、本質的に、これを無視し、すべての動作時間
を問題の処理に当てる。
【0069】また図3に図示されるように、本発明にお
いては、分配カウンタ76からの分配計数値を割込みデ
コーダ92に加えることにより、タスク分配動作が達成
される。割込みデコーダ92の出力は割込みゲート94
に供給される。割込みゲートへの他の入力は、線96上
のプロセッサ空信号および線98上の割込み要求信号で
ある。割込みゲートは割込み信号を発生し、そしてこの
割込み信号は、プロセッサをして、2つの状態のいずれ
かで割込み要求に応答せしめる。1つは、線96上の空
信号により支持されるようにプロセッサが空のときであ
る。
【0070】他の状態は、デコーダ92に供給される分
配計数値が、即座割込み値として確認するようにデコー
ダがセットされる値を有するときである。普通、システ
ムプロセッサ部の数個のプロセッサユニットの全割込み
デコーダは、同一の分配計数値を即座割込み状態として
解読するようにセットされる。異なるプロセッサの分配
カウンタは、一時に1つのみ所与の計数値を得るから、
1つのプロセッサユニットの1つのプロセッサユニット
しか任意の時点に即座割込み信号を発生しない。更に、
パートナーフラグ信号も割込みデコーダ92に供給され
る。このように、プロセッサユニットの各サブセット
は、分配計数値を採用して、サブセットが外部割込みに
応答する時点をスケジュール設定し、また逆にそれが動
作を継続し、プロセッサユニットの他のサブセットが所
与の割込みに応答すべき時点をスケジュール設定する。
割込みは、例えば、周辺装置がCPUに転送すべき情報
を有するときに発生される。詳述すると、図3の分配回
路70は、前述のように、システムのバックプレイン上
のスロット接続74に接続されている。分配カウンタ7
6は、プロセッサがシステムにプラグ装入されれば、バ
ックプレイン接続から連続的にスロット番号を受信す
る。
【0071】システム内の各分配カウンタ76は、前述
のように異なるスロット番号を有している。数個のプロ
セッサ内のこれらのカウンタ76は、最下位ビット、ビ
ット1、最下位ビット、ビット2、そして以下そのよう
にビットを順次変更する計数シーケンスで動作する。し
たがって、各カウンタ76は、任意の1時点に、すべて
の他のプロセッサと異なる分配計数値を有し、そして各
プロセッサは、他のプロセッサユニットに関して等しい
時間分配基準で任意の時点に1つ最高の調停権利を有す
る。
【0072】システム内の各プロセッサユニットは、上
述のように、選択された分配計数値にのみ応答して外部
割込みに応答する。それゆえ、任意の1時点において、
プロセッサ部内の唯一のプロセッサセットのみが外部割
込みに応答し得、他のプロセッサは割込みを無視する。
【0073】最後に、割込みゲート94が、即座割込み
信号を発生し、この信号により関連するプロセッサは割
込みを処理することが可能となる。しかしながら、ゲー
ト94により処理される割込みは、空信号が存在する場
合、あるいはデコーダ92に供給される分配計数値が該
デコーダ92が即座割込み値として認める値に等しく、
最高の調停許可を提供する場合のみ行われる。
【0074】すべてのデコーダ92は、普通、同一の分
配計数値を即座割込み状態として確認、解読するように
設定されており、そして各分配カウンタ76は上述のよ
うにある時点に1つ異なる計数値に達するから、システ
ム内の唯1つのプロセッサのみが、任意の1時点におい
て割込みゲート94に即座割込み信号を生ずる。
【0075】それゆえ、システム内の唯1つのプロセッ
サユニットが、任意の1時点において最高の調停権利を
有する。そのプロセッサユニットは、ゲート94を介し
て即座割込み信号を受信することによって未決定の外部
割込みに応答する。ゲートを通るこの即座割込み信号
は、スロット74、カウンタ76およびデコーダ92の
解読系が、特定のプロセッサが最高の調停権利を有する
ことを支持するときのみ生ずる。すなわち、プロセッサ
は、分配カウンタ76がデコーダ92にセットされる即
座割込み値に同一の計数値を生ずるときのみ最高の調停
権利を有する。分配カウンタ76は、プロセッサのプラ
グイン位置に物理的に依存する計数値、例えば0〜7を
有するから、任意の所与の外部割込みに対してシステム
内において1回のみの整合が存する。その整合状態は、
関連するプロセッサが、ゲート94からの即座割込み信
号により割込みに応答することを可能にする。
【0076】図3を参照して説明される分配回路に加え
て、プロセッサユニット20のタスク分配論理回路66
(図2)は、図5に示される同期回路134を有する。
この回路は図4に示されるように動作する。この同期回
路の機能は、各プロセッサのオフライン状態からオンラ
イン状態への整然とした進行を司るものである。1つの
プロセッサがオフライン状態にあるとき、該プロセッサ
は、イニシャライズルーチンを実行し得、バスシステム
18を介して状態および保守についての尋問に応答し得
る。しかしながら、プロセッサは、割込み要求、アドレ
ス信号またはデータのような動作信号を開始しない。プ
ロセッサユニットは、オンライン状態にあるとき、この
ような信号を開始し得、これをAバス38および/また
はBバス40に供給することができる。
【0077】例示のコンピュータシステムは、同期回路
134が数種の場合に提供する順序設定を利用し得る。
1つの場合は、複数のプロセッサユニットを有するシス
テムにパワが供給されるとき、整然とした始動を達成す
ることである。他の場合は、1つの機能しているプロセ
ッサユニットが、新たに作動されたパートナープロセッ
サユニットをそれとロック−ステップ同期状態での動作
に入らせるようにすること、すなわち1つのプロセッサ
ユニットが他のプロセッサユニットをそれと二重の動作
状態にもたらすようにすることである。他の場合は、新
しいプロセッサユニットまたは新しい二重の組み合わさ
れたプロセッサユニット対を働いているシステムに導入
することである。各プロセッサユニットの同期回路は、
集中化マスタ装置を必要としないようにこの機能を達成
する。
【0078】各プロセッサ装置の同期回路は、図4のフ
ローチャートに例示される一連の動作で上述の動作を行
なう。この動作は、プロセッサユニットが最初にターン
オンされるか最初に動作パワを受け取るとき(動作ボッ
クス100)に始まる。プロセッサユニットは、そのユ
ニットに従来適当であるようなイニシャライズルーチン
(動作ボックス102)を実行する。1つのイニシャラ
イズ動作は、分配カウンタ76(図3)をユニットがシ
ステムの背面にプラグ挿入されるスロットに対応するス
ロット番号でロードすることである。ORゲート79に
供給されるイニシャライズロード信号がこの動作を遂行
し、カウンタは、ユニットがオンライン状態に切り替わ
るまでその計数値に留まる。すなわちステップ動作しな
い。ユニットは、イニシャライズルーチンの実行中オフ
ライン状態にある。
【0079】プロセッサユニットは、イニシャライズル
ーチン102を完了すると、動作ボックス104で指示
されるように、同期レディー信号を発生し、これが同期
回路134に供給され、また割込み要求信号を発生す
る。両者とも動作ボックス104に指示されている。割
込み要求信号は、AおよびBバスの一方または両者に、
そして例示として(図5)Bバス40に供給され、すで
にオンラインであるかもしれないプロセッサユニットが
あればそのプロセッサユニットに問題のプロセッサユニ
ットによるサービス要求について警告する。
【0080】次に、プロセッサユニットはイニシャライ
ズルーチン106を開始する。このイニシャライズルー
チン106は、ユニットがオンライン状態に進行し得る
3つの代替シーケンスを提供する。
【0081】オンラインプロセッサユニットがオンライ
ンに達する1つのシーケンスは、他のプロセッサユニッ
トがオンライン状態にないときに起こる。プロセッサユ
ニットは、まず、他のプロセッサユニットがオンライン
であるかどうかを決定する(決定ボックス)。ユニット
は、否定の結果に応答して、動作ボックス110で指示
されるように、バスサイクルについて調停するように進
行する。ユニットが、判断ボックス112からの否定結
果で指示されるように調停に成功しないと、動作は、指
示されるように判断ボックス108に戻る。おそらく、
より高優先スロットの他のプロセッサユニットが同時的
にバスサイクルについて調停を求めて優先したからであ
り、その場合動作は以下で説明のように進行する。
【0082】他方、調停に成功して動作ボックス112
の結果が肯定であると、このプロセッサユニットはオン
ライン状態を得る最初のものとなる。プロセッサは、こ
の結果を得ると、動作ボックス114で指示されるよう
にブートマスタ状態フラグを設定し、動作ボックス11
6でオンライン状態に進行する。その後プログラムの実
行が開始される。
【0083】動作ボックス110、判断ボックス112
および動作ボックス116を通って進行することにより
オンライン状態に達したプロセッサユニットは、プログ
ラムの実行過程において、他のオフラインプロセッサユ
ニットが動作ボックス104を実行する際生じた割込み
要求を取扱う。このようにして、また下記の同期ルーチ
ン106を次のシーケンスにより、ブートマスタ状態を
有したプロセッサユニットは、他のユニットをオンライ
ンにもたらす。この動作の完了で、オンラインに移行し
た最初のユニットは、図4で動作ボックス118で示さ
れるように、ブートマスタ状態をクリヤする。その後、
プロセッサ部(図1)のどのプロセッサユニットもブー
トマスタ状態を有さない。代わりに、全プロセッサユニ
ットは等しい状態を有し、分配カウンタ内の計数値のみ
が異なる。
【0084】図4を続けて参照すると、オフラインプロ
セッサユニットが同期ルーチン106でオンライン状態
に達する他のシーケンスは、ユニットがオンライン命令
を受け取るとき起こる。記述すると、オフラインプロセ
ッサユニットは、普通、図4に120で示されるように
オフライン待ち状態にある。したがって、指示されるよ
うに、ユニットの動作は、判断ボックス108からの肯
定結果を経て進行する。何故ならば、他のユニットはオ
ンラインであり、オンライン命令を受信せず、したがっ
て判断ボックス122から否定の結果を得、パートナー
要求信号を受信せず、したがって判断ボックス124か
ら否定の結果を生ずるからである。他方、オンライン命
令を受信すると、判断ボックス122から肯定結果が得
られる。ユニットは、動作ボックス126で指示される
ごとく、受信命令に適当な状態フラグ、すなわちシンプ
レックスまたはデュプレックスを設定する。プロセッサ
の動作は動作ボックス116に進行し、ここでオンライ
ン状態に切り替わり、プログラム実行に進行する。この
手続きにより、追加のプロセッサユニットは―単一の態
様で、または他のプロセッサユニットと対の二重の態様
で機能する―コンピュータシステムのプロセッサ部にお
いてオンライン状態にもたらされ得る。
【0085】オフラインプロセッサユニットがオンライ
ンとなる第3の例示のシーケンスは、すでにオンライン
である他のユニットと対となるべきユニットに対してで
ある。この動作の記述を容易にするために、オンライン
プロセッサユニットXが割込み要求を処理しつつあり、
1つのプロセッサユニットAがオンラインにあり、プロ
セッサユニットBがユニットAと対となるべきものであ
りそして動作ボックス104により割込み要求信号を発
したところであると仮定しよう。この動作のため、プロ
セッサユニットXは、判断ボックス122を参照して上
述したようにオンライン命令を発生せず、代わりに相手
のユニットBをオンラインにもたらすようにオンライン
プロセッサユニットAに命令する。その命令に応答し
て、ユニットAはパートナー要求信号を発生し、それを
Cバス部42aを経てユニットBに送る。この信号によ
り、オフラインプロセッサユニットBは判断ボックス1
24から肯定結果を生じ、動作ボックス128で指示さ
れるごとくその状態フラグをデュプレックスにセットす
る。プロセッサユニットBは、ついで、動作ボックス1
16を経てオンラインとなるように進行する。
【0086】オフラインプロセッサユニットがオンライ
ン状態を達成する各上述のシーケンスは、オンラインに
ある各プロセッサユニットならびにオンライン状態を達
成するために同期ルーチン106を実行しつつあるユニ
ットの分配カウンタ(図3)をリセットすることを含
む。かくして、各プロセッサユニットは、ボックス11
6のオンライン動作を実行する前に、すべての他のオン
ラインプロセッサユニットとロック−ステップ同期で動
作している。オフラインプロセッサが、動作ボックス1
10および判断ボックス112を経ての調停によってオ
ンライン状態に達するとき、このシーケンスは同期シー
ケンスを発生することを含む。しかして、この信号は、
図3に示されるように、タイミング分周器78を再スタ
ートさせ、分配カウンタ76をイニシャライズしそのス
テッピングを開始する。
【0087】プロセッサユニットが、オンライン命令を
受信することにより、すなわち判断ボックス122およ
び動作ボックス126を経てオンライン状態に達すると
き、オンライン命令を発生するオンラインプロセッサは
また、好ましくはその命令を発する前に、同期信号を発
生する。この信号は、オンラインにあるすべてのプロセ
ッサユニットならびにオンライン状態に切り替わりつつ
あるユニットを再イニシャライズしそれをロック−ステ
ップ同期状態に置く。
【0088】オフラインプロセッサユニットが、相手の
ユニットによりすなわち判断ボックス124および動作
ボックス128を経てオンラインにもたらされるとき、
割込みを取り扱いつつありかつ活動中のパートユニット
に作用してパートナー要求信号を発生させるオンライン
プロセッサユニットまたは後者の活動中のユニットのい
ずれかが、まず、同期信号を発生して、オンラインにも
たらされつつあるユニットを含めコンピュータシステム
プロセッサ部のすべてのプロセッサユニットを同期させ
る。
【0089】図5は、図4の上述の動作を行なわせるた
めの同期回路134の実施例を例示している。回路は、
導線138に3つの同期命令のいずれかを受信するプロ
グラム可能な論理回路136を採用する。かかる1つの
命令は、動作ボックス104において発生される同期レ
ディー信号であり、プログラム可能な論理回路は、これ
に応答して導線142上に割込み要求信号を発生する。
これも図4に動作ボックス104で指示されている。他
の2つの同期命令は、Goオンラインシンプレックス命
令およびGoオンラインデュプレックス命令である。割
込み要求信号は、他のすべてのオンラインプロセッサユ
ニットに伝送のため、Bバス40の導線に供給されるも
のとして例示されている。かくして、各オンラインプロ
セッサユニットは、図3の下部に示されるようにその導
線98上に割込み要求信号を受信する。導線98は、ユ
ニットの割込みゲート94に対する入力導線である。
【0090】オンラインであるプロセッサユニットは、
相手のユニットをオンラインにもたらす命令に応答して
導線140上にパートナー要求信号を発生する。パート
ナー要求信号は、回路136の一部であるドライバを介
してCバス42の導線に供給され、そしてこの導線は、
信号をオフラインの相手のプロセッサユニットにのみ加
える。後者のユニットは、導線144上のパートナー要
求信号を受信し、それに応答して、判断ボックス124
(図4)からの肯定結果にしたがって上述のように進行
する。
【0091】オンライン状態を仮定してプロセッサユニ
ットが発生する信号は、図5の導線146に加えられ、
コンピュータシステムのすべての他のプロセッサユニッ
トに伝送のためCバス42の導線に加えられる。図示の
ように、各ユニットは、導線148上のオンライン入力
としてこの信号を受信する。
【0092】プロセッサユニットがバスアクセスについ
て調停すべきときは、導線150上に調停信号を起こ
す。調停の成功の結果として、プログラム可能な論理回
路136に対するグラント入力導線152上にグラント
信号が加えられる。これらの動作は、図4の動作ボック
ス110および判断ボックス112に対応する。
【0093】かくして、上述の説明から明らかにされた
もののうち、上述の目的が効率的に達成されることが分
ろう。周知の技術および慣例の範囲内においてかつ本発
明の技術思想の範囲内において上述の構造および動作シ
ーケンスに変更をなし得ることは理解されよう。したが
って、上述の説明に含まれかつ図面に示される内容は、
制限的意味を有するものとしてではなく、例示として解
釈されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を採用したコンピュータシステム
のブロック図である。
【図2】図1のシステムに使用される中央プロセッサユ
ニットの機械的ブロック図である。
【図3】バス調停および割込みタスクを分配するための
本発明によるタスク分配回路のブロック図である。
【図4】本発明による分配同期動作のフローチャートで
ある。
【図5】図1の分配同期動作を遂行するための回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 ディジタルコンピュータシステム 12 プロセッサ部 14 メモリ部 16 入力−出力部(または入出力部) 18 バス部 20、22、48、50 中央プロセッサユニット 24、26 メモリユニット 28、30、34 I−O制御ユニット 32a、32b、32c、32d、36a、36b 周
辺装置 38、40、42 バス 44 システムクロック 46 システム電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2の2つのデー
    タプロセッサユニットを有する少なくとも1つの処理
    部、メモリ部、入力−出力部、前記処理部およびメモリ
    部および入力−出力部へシステムタイミング信号を供給
    するクロック部、ならびに、前記処理部および前記メモ
    リ部および前記入力−出力部間においてデータおよび命
    令を含む情報を伝送しかつ前記各部にシステムタイミン
    グ信号を伝送するバス部を備え、各プロセッサユニット
    が処理動作を遂行する手段とプロセッサ部タスクを遂行
    する手段を備えるディジタルデータ処理装置において、 A.前記第1および第2プロセッサユニットの各々に設
    けられ、そのプロセッサユニットに分配計数値を供給す
    る分配カウンタと、 B.各分配カウンタにあって、システムタイミング信号
    に応答して該カウンタの計数値を歩進させる手段と、 C.前記第1および第2プロセッサユニットの各々に設
    けられ、前記分配カウンタに、他のプロセッサユニット
    に加えられる計数値状態と異なるイニシャライズ計数値
    状態を賦与し、各プロセッサユニットに任意の動作時点
    に他の分配計数値と異なる分配計数値をもたせるイニシ
    ャライズ手段と、 D.前記第1および第2プロセッサユニットの各々にあ
    って、そのユニットをして、選択された分配計数値にの
    み応答してプロセッサ部タスクを遂行せしめるイネーブ
    ル手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1および第2の2つのデー
    タ処理ユニットを有する少なくとも1つの処理部、メモ
    リ部、入力−出力部、前記処理部および前記メモリ部お
    よび前記入力−出力部にシステムタイミング信号を供給
    するクロック部ならびに前記処理部および前記メモリ部
    および前記入力−出力部間においてデータおよび命令を
    含む情報を伝送しかつシステムタイミング信号を前記各
    部に伝送するためのバス部を備え、各プロセッサユニッ
    トが、処理動作を遂行するための手段と、プロセッサ部
    タスクを遂行する手段を備えるデータ処理装置におい
    て、 A.第1および第2のプロセッサユニットの各々に設け
    られ、任意の動作時点に各プロセッサユニットが他のプ
    ロセッサユニットと異なる分配計数値を有するようにそ
    のプロセッサユニットに分配計数値を供給しかつシステ
    ムタイミング信号に応答して他のプロセッサユニットと
    同期してその計数値を歩進させる分配カウンタと、 B.前記第1および第2のプロセッサユニットの各々に
    設けられ、各々選択された分配計数値に応答して、その
    プロセッサユニットを、他のプロセッサユニットと異な
    る時点にプロセッサ部タスクを遂行せしめる分配解読手
    段とを備えるデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 1または複数のプロセッサユニットを含
    む少なくとも1つのプロセッサ部、メモリ部、入力−出
    力部、システムタイミング信号を供給するクロック部、
    ならびに前記プロセッサ部および前記メモリ部および前
    記入力−出力部間においてデータおよび命令を含む情報
    を伝送しかつシステムタイミング信号を前記各部に伝送
    するためのバス部を備えるコンピュータシステムに接続
    するためのデータプロセッサユニットにおいて、 A.当該プロセッサユニットにより前記メモリ部および
    前記入力−出力部の少なくとも1つに情報を伝達するた
    め、前記バス部へのアクセスのため調停を行ない、プロ
    セッサ部における1組の1または複数の他の同様なプロ
    セッサユニットの存在において前記のバス部へのアクセ
    スのための調停を行なう手段と、 B.該調停手段に接続され、計数値に応答して、そのプ
    ロセッサユニットに対する調停優先値を応答すべき該調
    停手段に供給する分配カウンタと、 C.前記分配カウンタにあって、システムタイミング信
    号に応答してその計数値を歩進させる手段と、 D.前記分配カウンタに、前記組の他のプロセッサユニ
    ットに加えられる状態と異なる選択されたイニシャライ
    ズ計数値状態を加えるイニシャライズ手段とを含み、そ
    れにより、前記プロセッサユニットの前記分配カウンタ
    が、前記組の他のプロセッサユニットの分配計数値と同
    期してイニシャライズされ、すべての他のプロセッサユ
    ニットと同期してその計数値を歩進させ、各選択された
    プロセッサユニットが、調停の優先性を前記選択された
    プロセッサユニット間に選択的に分配するため、一時に
    1つずつすべての他の選択されたユニットより高い調停
    優先値を有することを特徴とするプロセッサユニット。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサユニットが、前記コンピ
    ュータシステムに除去可能、交換可能な接続のための多
    接点コネクタを有し、前記イニシャライズ手段が、前記
    コネクタの選択された接点に接続されていて該選択され
    た接点に受信される信号に応答して前記の選択されたイ
    ニシャライズ計数値状態を提供するディジタル論理手段
    を備える請求項3のプロセッサユニット。
  5. 【請求項5】 前記分配カウンタが、 A.前記バス部から前記組のプロセッサユニットの数を
    識別するサイズ情報を受信するための手段と、 B.前記カウンタの計数値が、前記サイズ情報に依存す
    る計数ステップ数で循環するように、前記サイズ情報に
    応答してステップ(歩進)シーケンスを変更する手段を
    備える請求項3のプロセッサユニット。
  6. 【請求項6】 1または複数のプロセッサユニットを含
    む少なくとも1つのプロセッサ部、メモリ部、入力−出
    力部、システムタイミング信号を供給するクロック部、
    ならびに、前記プロセッサ部および前記メモリ部および
    前記入力−出力部間においてデータおよび命令を含む情
    報を伝送しかつ前記各部に前記システムタイミング信号
    を伝送するバス部を備えるコンピュータシステムに接続
    するためのデータプロセッサユニットにおいて、 A.前記メモリ部および前記入力−出力部および前記プ
    ロセッサ部の他のプロセッサユニットの少なくとも1つ
    から前記バス部上に受信される割込み信号に応答して、
    イネーブルされるときのみ割込み応答を発し、かつプロ
    セッサ部における1または複数の1組の同様なプロセッ
    サユニットの存在下において割込みに対する応答を発す
    る手段と、 B.該割込み応答手段に接続されて、第1の選択された
    計数状態にのみ応答して割込みイネーブル信号を供給す
    る分配カウンタと、 C.該分配カウンタにあって、システムタイミング信号
    に応答してその計数値を歩進させる手段と、 D.前記分配カウンタに、前記組の他のプロセッサユニ
    ットに加えられるものと異なる選択されたイニシャライ
    ズ計数値状態を供給する手段とを備え、それにより、前
    記プロセッサユニットの前記分配カウンタが、前記組の
    他の同様なプロセッサユニットの分配カウンタと同期し
    てイニシャライズされ、その計数値をすべて他のカウン
    タと同期して歩進させ、選択されたプロセッサユニット
    の各々が、前記の選択されたプロセッサユニット間に選
    択的に割込み信号に対する応答を分配するため、1時に
    1つずつ前記の第1の選択された計数値状態を有するこ
    とを特徴とするデータプロセッサユニット。
  7. 【請求項7】 前記プロセッサユニットが前記コンピュ
    ータシステムに除去可能、交換可能な接続のため、多接
    点コネクタ手段を有し、前記イニシャライズ手段が、前
    記コネクタ手段の選択された接点に接続されて前記の選
    択された接点に受信された信号セットに応答して前記の
    選択されたイニシャライズ計数値を供給するディジタル
    論理手段を備える請求項6のデータプロセッサユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 前記分配カウンタが、 A.前記バス部から前記組のプロセッサユニットの数を
    識別するサイズ情報を受信する手段と、 B.前記カウンタ手段の計数値が前記サイズ情報に依存
    する計数ステップ数で循環するように前記サイズ情報に
    応答してステップ(歩進)シーケンスを変更する手段を
    備える請求項6のデータプロセッサユニット。
  9. 【請求項9】 A.プロセッサユニットの状態に応答し
    て、選択された条件下でプロセッサ空信号を発生する手
    段を備え、 B.前記割込み応答手段が、前記分配カウンタに接続さ
    れて前記第1の選択された計数値状態および前記プロセ
    ッサ空信号のいずれかに応答して割込みイネーブル信号
    を供給する論理手段を備える請求項6のデータプロセッ
    サユニット。
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