JPH09197336A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH09197336A JPH09197336A JP736296A JP736296A JPH09197336A JP H09197336 A JPH09197336 A JP H09197336A JP 736296 A JP736296 A JP 736296A JP 736296 A JP736296 A JP 736296A JP H09197336 A JPH09197336 A JP H09197336A
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Abstract
良好に補正された頭部又は顔面装着式映像表示装置。 【解決手段】 画像を表示する画像表示素子6と、画像
表示素子6によって形成された画像を光路中で結像する
ことなく観察者眼球に導く接眼光学系7とからなる画像
表示装置であり、接眼光学系7は3つの面3、4、5を
有し、画像表示素子6を射出した光線がこの3つの面で
3回反射し、観察者眼球に達するように構成され、3回
の反射面の中少なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向
けた凹面鏡からなる。
Description
し、特に、使用者の頭部もしくは顔面に保持して眼球に
映像を投影する頭部又は顔面装着式画像表示装置に関す
るものである。
いは、個人的に大画面の映像を楽しむことを目的とし
て、ヘルメット型、ゴーグル型の頭部又は顔面装着式の
画像表示装置が開発されている。
ては、図11に示すように、映像を表示する2次元表示
装置11、対物視準レンズ12、両端に軸外し放物面鏡
を設けた平行透明プレート13で構成され、2次元表示
装置11の映像を表示する光を対物視準レンズ12で平
行光にした後、平行透明プレート13の平行面での第1
の透過、第1の放物面鏡での反射、平行透明プレート1
3内でのいくつかの全反射、第2の放物面鏡での反射、
平行透明プレート13の平行面での第2の透過(8回反
射、2回透過)により、点Fに中間像を結像し、その中
間像を観察者の眼球14に投影している。
おいては、図12に示すように、画像表示素子11の像
を伝達光学素子15で湾曲した物体像に変換し、その物
体像をトーリック反射面16で観察者の眼球14に投影
するものである。
のように、画像表示素子の映像をリレーするタイプの画
像表示装置では、接眼光学系の外にリレー光学系が必要
になるので、光学系が大型で重量が重く、顔面あるいは
頭部からの突出量も大きくなり、頭部又は顔面装着式の
画像表示装置としてふさわしくない。
系も、中間像を眼球に投影する光学系も、パワーを有す
るのは放物面鏡のみであるので、その光学系で発生する
収差が非常に大きい。
凹面鏡のみを使用すると、たとえ凹面鏡が図12のよう
にトーリック面であったとしても、接眼光学系で発生す
る収差が非常に大きく、画質が落ちる。
補正するために、ファイバープレートのような伝達光学
素子15を使用する必要がある。しかし、伝達光学素子
15、トーリック面16を使用しても、コマ収差等は十
分に補正できない。
鑑みてなされたもので、その目的は、中間像を作らない
画像表示装置において、コンパクト・軽量で収差が良好
に補正された頭部又は顔面装着式画像表示装置を提供す
ることである。
明の第1の画像表示装置は、画像を表示する画像表示素
子と、前記画像表示素子によって形成された画像を光路
中で結像することなく観察者眼球に導く接眼光学系とか
らなる画像表示装置において、前記接眼光学系は少なく
とも3つの面を有し、前記画像表示素子を射出した光線
が前記の少なくとも3つの面で3回反射し、観察者眼球
に達するように構成され、前記の少なくとも3回の反射
面の中少なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向けた凹
面鏡であることを特徴とするものである。
示する画像表示素子と、前記画像表示素子によって形成
された画像を光路中で結像することなく観察者眼球に導
く接眼光学系とからなる画像表示装置において、前記接
眼光学系は少なくとも3つの面を有し、前記画像表示素
子を射出した光線が前記の少なくとも3つの面で4回反
射し、観察者眼球に達するように構成され、前記の少な
くとも4回の反射面の中少なくとも1面が観察者眼球側
に凹面を向けた凹面鏡であることを特徴とするものであ
る。
示する画像表示素子と、前記画像表示素子によって形成
された画像を光路中で結像することなく観察者眼球に導
く接眼光学系とからなる画像表示装置において、前記接
眼光学系は少なくとも3つの面を有したプリズム体で構
成され、前記画像表示素子を射出した光線が前記プリズ
ム体で3回以上反射し、観察者眼球に達するように構成
され、前記プリズム体は屈折率が1より大きい透明媒質
で構成され、前記画像表示素子側に行くに従って前記プ
リズム体の厚さが薄くなるように構成されていることを
特徴とするものである。
由と作用について説明する。本発明は、接眼光学系をコ
ンパクトに配置するために必要な光学系のレイアウトに
関するものである。すなわち、接眼光学系を薄くするこ
とは、画像表示装置の厚さを薄くするために重要であ
る。表示装置を薄くすると、重心が観察者頭部中心に近
くなるために、同じ重量でも慣性モーメントを少なくす
ることができる。つまり、観察者が頭を動かしたときの
追従性が飛躍的に良くなる。
像をリレー光学系を利用しないで、直接観察者眼球に投
影する構成にした。
なってくる。本発明では、接眼光学系を薄く構成するた
めに、接眼光学系の中を光線が往復するように構成し
て、光路を折り畳むことによって接眼光学系を薄くする
ことに成功したものである。
観察画角を確保することができないために、少なくとも
1つの反射面を凹面鏡で構成し、その反射面で光線を反
射すると共に光線を収斂させ、同時に接眼光学系内を繰
り返し反射する構成にすることが重要である。
鏡、凸面鏡等の反射面は、同じパワーの屈折面に比べる
と発生収差量が少ない。また、色収差に関しては全く発
生しない。さらに、パワーを有する反射面が3面以上あ
ると、パワーが分散でき、同じパワーを得る場合にはよ
り少ない収差で投影することが可能となる。さらに、個
々の面でのパワーが小さくなると同時に、凹面鏡、凸面
鏡等の反射面でそれぞれ発生する像面湾曲、球面収差等
の発生収差がお互いに打ち消しあい、良好な収差状態を
維持することが可能である。
ことで、光学系を小型化できることは上述の通りであ
る。また、少なくとも3つある反射面の中、1つの反射
面が観察眼球側に凹面を向けていると、コマ収差の発生
が少なく、周辺まで解像力の良い鮮明な観察像を得るこ
とができる。
を屈折率が1より大きい透明媒質で満たすことにより、
反射面を裏面鏡で構成することが可能となり、コマ収差
と球面収差の発生を抑えることができる。また、接眼光
学系の焦点距離か短い場合は、光学系内の光路長をとる
ことが可能となり、接眼光学系の後側焦点位置(アイポ
イント)を長くとることが可能となる。
前方に向けて配置することにより、観察者顔面から前方
への突出量を減らすことが可能となる。
射出した光線が通る順に、第1の透過面、第1の反射
面、第2の反射面、第3の反射面、第2の透過面の順番
に配置すると、3つの反射面が接眼光学系の中央に配置
され、透過面で前後を挟むことになり、反射面を全て裏
面鏡にすることが可能となり、反射面により発生する収
差を少なくすることが可能となる。
一位置の同一形状の面で構成すると、接眼光学系を製作
する上で加工する面形状が少なくなり、製作が簡単にな
る。
位置の同一形状の面で構成すると、接眼光学系を製作す
る上で加工する面形状が少なくなり、製作が簡単にな
る。
の透過面を同一位置の同一形状の面で構成すると、接眼
光学系を製作する上で加工する面形状が少なくなり、製
作が簡単になる。
を向けた凸面鏡で構成すると、第1と第3の反射面で発
生する像面湾曲等の収差を打ち消すことが可能となり、
接眼光学系全体の収差発生量を少なくすることができ
る。さらに、第1と第3の反射面を観察者眼球側に凹面
を向けた凹面鏡にすることによって、3つの反射面がカ
メラレンズ等でよく知られているトリプレット(正・負
・正)の配置になる。すると、コマ収差、像面湾曲等の
収差補正に更に良い結果を得ることができる。
を越える入射角で入射するように配置すると、第2の反
射面で反射する光線は全反射を起こし、100%の反射
率となる。これによって、観察像の光量ロスを少なくす
ることが可能となり、観察像を明るくすることが可能と
なる。また、反射領域と透過領域を重ねて配置すること
が可能となり、光学系を小型にすることが可能となる。
で構成する場合に、光学系は「光学素子へ入射する際の
透過作用」、「光学素子内での3回の反射作用」、「光
学素子から射出する際の透過作用」の作用を併せ持つ。
すると、凹面鏡、凸面鏡等の反射面は同じパワーの屈折
面に比べると発生収差量が少ない。また、色収差に関し
ては全く発生しない。さらに、パワーを有する反射面が
4面以上あると、パワーが分散でき、同じパワーを得る
場合にはより少ない収差で投影することが可能となる。
さらに、個々の面でのパワーが小さくなると同時に、凹
面鏡、凸面鏡等の反射面でそれぞれ発生する像面湾曲、
球面収差等の発生収差がお互いに打ち消しあい、良好な
収差状態を維持することが可能である。また、4回以上
反射させて光路を折り畳むことで、光学系を薄くするこ
とが可能となる。また、少なくとも4回の反射面の中少
なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向けた凹面鏡であ
ると、コマ収差の発生が少なく、周辺まで解像力の良い
鮮明な観察像を得ることができる。
間内部を屈折率が1より大きい透明媒質で満たすことに
より、反射面を裏面鏡で構成することが可能となり、コ
マ収差と球面収差の発生を抑えることができる。また、
接眼光学系の焦点距離か短い場合は、光学系内の光路長
をとることが可能となり、接眼光学系の後側焦点位置
(アイポイント)を長くとることが可能となる。
眼球方向に向けると共に、接眼光学系を射出する光軸に
対して斜めの位置に傾けて配置することにより、観察者
顔面から前方への突出量を減らすことが可能となる。
射出した光線が通る順に、第1の透過面、第1の反射
面、第2の反射面、第3の反射面、第4の反射面、第2
の透過面の順番に配置すると、4つの反射面が接眼光学
系の中央に配置され、透過面で前後を挟むことになり、
反射面を全て裏面鏡にすることが可能となり、反射面に
より発生する収差を少なくすることが可能となる。
一位置の同一形状の面で構成すると、接眼光学系を製作
する上で加工する面形状が少なくなり、製作が簡単にな
る。
位置の同一形状の面で構成すると、接眼光学系を製作す
る上で加工する面形状が少なくなり、製作が簡単にな
る。
一位置の同一形状の面で構成すると、接眼光学系を製作
する上で加工する面形状が少なくなり、製作が簡単にな
る。
の反射面を同一位置の同一形状の面で構成すると、接眼
光学系を製作する上で加工する面形状が少なくなり、製
作が簡単になる。
察眼球側に凹面を向けた凸面鏡で構成すると、第2の反
射面で発生する像面湾曲等の収差を打ち消すことが可能
となり、接眼光学系全体の収差発生量を少なくすること
ができる。さらに、第2の反射面を観察眼球側に凹面を
向けた凹面鏡にすることによって、4つの反射面は負・
正・負・正の配置になる。すると、コマ収差、像面湾曲
等の収差補正に更に良い結果を得ることができる。
位置の同一形状の面で構成し、かつ、第2の透過面と第
1の反射面と第3の反射面を同一位置の同一形状の面で
構成することによって、3つの面で接眼光学系を構成す
ることが可能となり、製作上簡単になる。
反射する際に、光線が臨界角を越えた入射角で入射する
ように配置すると、第2の反射面で反射する光線は全反
射を起こし、100%の反射率となる。これによって、
観察像の光量ロスを少なくすることが可能となり、観察
像を明るくすることが可能となる。また、反射領域と透
過領域を重ねて配置することが可能となり、光学系を小
型にすることが可能となる。
で構成する場合に、光学系は「光学素子へ入射する際の
透過作用」、「光学素子内での4回の反射作用」、「光
学素子から射出する際の透過作用」の作用を併せ持つこ
とが可能となり、1つの光学素子で構成することが可能
となる。
反射する際に、光線が臨界角を越えた入射角で入射する
ように配置すると、第3の反射面は全反射を起こし、上
記の第2の反射面と同様な理由により、観察像を明るく
することが可能となると共に、光学系を薄く小型にする
ことが可能となる。
すると、凹面鏡、凸面鏡等の反射面は同じパワーの屈折
面に比べると発生収差量が少ない。また、色収差に関し
ては全く発生しない。さらに、パワーを有する反射面が
3面以上あると、パワーが分散でき、同じパワーを得る
場合にはより少ない収差で投影することが可能となる。
さらに、個々の面でのパワーが小さくなると同時に、凹
面鏡、凸面鏡等の反射面でそれぞれ発生する像面湾曲、
球面収差等の発生収差がお互いに打ち消しあい、良好な
収差状態を維持することが可能である。また、3回以上
反射させて光路を折り畳むことで、光学系を薄くするこ
とが可能となる。
ズム体を屈折率が1より大きい透明媒質で構成すること
により、3回の反射面を裏面鏡で構成することが可能と
なる。裏面鏡で構成することのメリットは、前記の通り
である。
リズム体の厚さが薄くなることが重要になる。画像表示
素子から射出した光線は、接眼光学系のプリズム体内を
繰り返し反射しながら進むが、画像表示素子側に行くに
従ってプリズム体の厚さが薄くなる構成にしないと、光
線がプリズム体の中で往復してしまったり、プリズム体
から光線を取り出すことができなくなってしまう。
中の1つが観察者眼球側に凹面を向けていると、コマ収
差の発生が少なく周辺まで解像力の良い鮮明な観察像を
得ることができる。
面中の2つが観察者眼球側に凹面を向けていると、2つ
の反射面で光線が往復することによって1つの凹面鏡で
発生する像面湾曲等の収差をもう1つの観察者の眼球側
に凹面を向けた凸面鏡で補正することが可能となり、収
差の発生量を少なくすることができる。
面の全てが観察眼球側に凹面を向けて配置されている
と、収差は更に補正され、好ましい結果を得ることがで
きる。
に好ましくは、第3の反射面に入射する光線と射出する
光線がなす角度をθ3 とするとき、 30°<θ3 <90° ・・・(1) なる条件を満足することが重要である。この条件式は、
光学系の縦方向の大きさを決める条件式であり、下限の
30°を越えると、光学系の第1の反射面と第3の反射
面が干渉し、広い観察画角をとることができない。ま
た、上限び90°を越えると、光学系が縦に長くなり、
小型化することが難しくなる。
光線と射出する光線がなす角度をθ2 とするとき、 30°<θ2 <90° ・・・(4) なる条件を満足することが重要である。この条件式は、
光学系の縦方向の大きさを決める条件式であり、下限の
30°を越えると、光学系の第1の反射面と第3の反射
面が干渉し、広い観察画角をとることができない。ま
た、上限の90°を越えると、光学系が縦に長くなり、
小型化することが難しくなる。
ることによって、観察画角の広い光学系を構成すること
ができる。
光線と射出する光線がなす角度をθ1 とするとき、 5°<θ1 <90° ・・・(8) なる条件を満足することが重要である。この条件式は、
画像表示素子が光学系を射出する光線と干渉しないよう
にする条件である、光学系の縦方向の大きさを決める条
件式であり、下限の5°を越えると、光学系の第1の反
射面と第3の反射面が干渉し、広い観察画角をとること
ができない。また、上限の90°を越えると、光学系が
縦に長くなり、小型化することが難しくなる。
に、第2の透過面と第2の反射面の光線が使う領域を共
通に利用することによって、光学系を小型に構成するこ
とが可能となる。このためには、前記のθ2 を42°以
上の角度で反射するように構成することが重要となる。
ず、以下に示す第1の反射面と第3の反射面の構成も重
要な要素になる。第1の反射面で反射する光線の入射光
線と射出光線のなす角をθ1 、第3の反射面で反射する
光線の入射光線と射出光線のなす角をθ3 とするとき、
以下の条件式を満足することが重要となる。
の光線の反射角が小さくなり、第2の反射面の反射角θ
2 を大きくとれず、全反射の条件を満足できなくなり、
結果として観察画角を大きくとれなくなったり、光学系
が大きくなったりする。また、上限の150°を越える
と、第2の反射面で反射する角度が大きくなりすぎ、第
2の反射面で反射するときの偏心により発生する収差が
大きくなりすぎ、補正が困難になる。
とにより、より高解像の接眼光学系を構成することが可
能となる。 70°<θ1 +θ3 <110° ・・・(12) 上記条件式の下限については上記条件式(11)と同じ
で、特に、偏心して配置された第2の反射面で反射する
ときに発生するコマ収差の発生を少なくするために設定
したものである。
に好ましくは、第2の反射面に入射する光線と射出する
光線がなす角度をθ2 とするとき、 30°<θ2 <120° ・・・(13) なる条件を満足することが重要である。この条件式は、
光学系の縦方向の大きさを決める条件式であり、下限の
30°を越えると、光学系の第1の透過面と第2の反射
面が干渉し、広い観察画角をとることができない。ま
た、上限の120°を越えると、光学系が縦に長くな
り、小型化することが難しくなる。
記と同様である。下限の80°については、第2の反射
面で全反射をするための条件であり、下限を越えると全
反射をしなくなり、光学系が大型になるか画角が小さく
なってしまう。
光線と射出する光線がなす角度をθ3 とするとき、 30°<θ3 <150° ・・・(16) なる条件を満足することが重要である。この条件式も光
学系の縦方向の大きさを決める条件式であり、下限の3
0°を越えると、光学系の第2の反射面と第4の反射面
が干渉し、広い観察画角をとることができない。また、
上限の150°を越えると、光学系が縦に長くなり、小
型化することが難しくなる。
光線と射出する光線がなす角度をθ4 とするとき、 20°<θ4 <100° ・・・(19) なる条件を満足することが重要である。この条件式は、
画像表示素子が光学系を射出する光線と干渉しないよう
にする条件である、光学系の縦方向の大きさを決める条
件式であり、下限の20°を越えると、光学系の第2の
透過面と第3の反射面が干渉し、広い観察画角をとるこ
とができない。また、上限の100°を越えると、光学
系が縦に長くなり、小型化することが難しくなる。
ついては上記と同様である。下限の40°については、
第3の反射面で全反射をするための条件であり、下限を
越えると、全反射をしなくなり、光学系が大型になるか
画角が小さくなってしまう。
反射面の構成も重要な要素になる。第3の反射面に入射
する光線と射出する光線がなす角度をθ3 、第4の反射
面に入射する光線と射出する光線がなす角度をθ4 とす
るとき、以下の条件式を満足することが重要となる。
の光線の反射角が小さくなると同時に、第2の反射面の
反射角θ2 を大きくとれず、全反射の条件を満足できな
くなり、結果として、観察画角を大きくとれなくなった
り、光学系が大きくなったりする。また、上限の250
°を越えると、第2の反射面で反射する角度θ2 が大き
くなりすぎ、第2の反射面で反射するときの偏心により
発生する収差が大きくなりすぎ、補正が困難になる。
とにより、より高解像の接眼光学系を構成することが可
能となる。
2)と同じで、特に偏心して配置された第2面で反射す
るときに同時に発生するコマ収差の発生を少なくするた
めに設定したものである。
実施例1から8について、図面を参照して説明する。各
実施例の構成パラメータは後記するが、以下の説明にお
いて、面番号は、観察者の瞳位置1から接眼光学系7へ
向う逆追跡の面番号として示してある。そして、座標の
取り方は、図1に示すように、観察者の虹彩位置1を原
点とし、観察者視軸2を原点から接眼光学系7に向かう
方向を正とするZ軸、観察者視軸2に直交し、観察者眼
球から見て上下方向の下から上を正とするY軸、観察者
視軸2に直交し、観察者眼球からみて左右方向の右から
左を正とするX軸と定義する。つまり、後記する図1の
紙面内をYーZ面とし、紙面と垂直方向の面をX−Z面
とする。また、光軸は紙面のY−Z面内で折り曲げられ
るものとする。
て、偏心量Y,Zと傾き角θが記載されている面につい
ては、基準面である1面(瞳位置1)からのその面の面
頂のY軸方向、Z軸方向の偏心量、及び、その面の中心
軸のZ軸からの傾き角を意味し、その場合、θが正は反
時計回りを意味する。なお、面間隔に意味はない。
形状は、その面を規定する座標上で、Ry 、Rx はそれ
ぞれY−Z面(紙面)内の近軸曲率半径、X−Z面内で
の近軸曲率半径、Kx 、Ky はそれぞれX−Z面、Y−
Z面内の円錐係数、AR、BRはそれぞれZ軸に対して
回転対称な4次、6次の非球面係数、AP、BPはそれ
ぞれZ軸に対して回転非対称な4次、6次の非球面係数
とすると、非球面式は以下に示す通りである。
{ 1-(1+Kx ) ( X2/Rx 2)-(1+Ky ) ( Y2/Ry 2)}
1/2 ]+AR[ (1-AP) X2+( 1+AP) Y2 ]2+B
R[ (1-BP) X2+( 1+BP) Y2 ]3 ただし、後記する実施例1〜8の構成パラメータ中にお
いては、BR、BPは何れもゼロであるので、表記して
ない。
屈折率で表す。長さの単位はmmである。また、後記す
る構成パラメータ中において、逆追跡は、瞳から1mに
ある虚像の物点位置から行っている。
用の画像表示装置の断面図を示す。それぞれの断面図に
おいて、図中、1は観察者の瞳位置、2は観察者視軸、
3は接眼光学系7の第1面、4は接眼光学系7の第2
面、5は接眼光学系7の第3面、6は画像表示素子、7
は接眼光学系、8は偏心屈折光学素子である。
る実施例1、2における実際の光線経路は、画像表示素
子6から発した光線束は、接眼光学系7の第1面3で屈
折して接眼光学系7に入射し、順番に、第2面4の内部
反射、第1面3の内部反射、第3面5の内部反射を経
て、第1面3に入射して屈折されて、観察者の瞳の虹彩
位置又は眼球の回旋中心を射出瞳lとして観察者の眼球
内に投影される。また、本発明の第2の画像表示装置の
実施例である実施例3〜8における実際の光線経路は、
画像表示素子6から発した光線束は、接眼光学系7の第
2面4で屈折して接眼光学系7に入射し、順番に、第1
面3の内部反射、第2面4の内部反射、第1面3の内部
反射、第3面5の内部反射を経て、第1面3に入射して
屈折されて、実施例3〜7は直接、実施例8は偏心屈折
光学素子8を介して、観察者の瞳の虹彩位置又は眼球の
回旋中心を射出瞳lとして観察者の眼球内に投影され
る。
高は次の表に示す通りである。 注)角度は(°)、径、高さは(mm)単位である。
3面5、実施例2の第3面5、実施例8の偏心屈折光学
素子8の瞳1側の面が球面からなることを除いて、全て
の面がアナモルフィック非球面である。また、実施例
1、2においては、第1の透過面と第2の反射面と第2
透過面が共通の第1面3からなり、第1の反射面が第2
面4からなり、第3の反射面が第3面5からなる。実施
例3〜8においては、第1の透過面と第2の反射面が共
通の第2面4からなり、第1の反射面と第3の反射面と
第2透過面が共通の第1面3からなり、第4の反射面が
第3面5からなる。
後方の遠方にある物点を画像表示素子6の表示面近傍に
結像する結像光学系として利用できることは、言うまで
もない。
タの値を示す。ただし、θ1 〜θ4は、図1、図3に示
すように、それぞれ画像表示素子6の中心を出て瞳1の
中心に到達する主光線が第1〜第4の反射面に入射する
際の、入射光線と射出光線がなす角度である。
ィック面と球面を使用したが、トーリック面でも、回転
対称な非球面、球面、さらに、次の式で定義される自由
曲面等で面形状で構成できることは言うまでもない。 ここで、x,y,zは直交座標を表し、Cnmは任意の係
数、k,k’も任意とする。
うなホログラフィック面で構成できることは言うまでも
ない。さらに、面の曲率、パワー等を定義できない形状
の場合は、視軸上を進み画像表示素子に到る軸上光線に
沿って、軸上光線と面とが当たる部分の面の形状の微分
値によって得られるある任意のある領域内の曲率をその
面の曲率とすることで、曲率、パワーを求めることもで
きる。
系を用い、この接眼光学系と画像表示素子からなる組を
左右一対用意し、それらを眼輻距離だけ離して支持する
ことにより、両眼で観察できる据え付け型又は頭部装着
式画像表示装置のようなポータブル型の画像表示装置と
して構成することができる。このようなポータブル型の
画像表示装置の1例の全体の構成を図9に、また、観察
者の一方の眼球に対する一方の組の断面を図10に示
す。ただし、図10においては、実施例1の接眼光学系
7を用いている。表示装置本体50には、図10に示す
ように、上記のような接眼光学系7が左右1対備えら
れ、それらに対応して像面にLCDからなる画像表示素
子6が配置されている。本体50に左右に連続して、図
9に示すような側頭フレーム51が設けられ、両側の側
頭フレーム51は頭頂フレーム52でつながれており、
また、両側の側頭フレーム51の中間には板バネ53を
介してリアフレーム54が設けてあり、リアフレーム5
4を眼鏡のツルのように観察者の両耳の後部に当て、ま
た、頭頂フレーム52を観察者の頭頂に載せることによ
り、表示装置本体50を観察者の眼前に保持できるよう
になっている。なお、頭頂フレーム52の内側には海綿
体のような弾性体からなる頭頂パッド55が取り付けて
あり、同様にリアフレーム54の内側にも同様なパッド
が取り付けられており、この表示装置を頭部に装着した
ときに違和感を感じないようにしてある。
が付設されており、映像観察と共に立体音響を聞くこと
ができるようになっている。このようにスピーカ56を
有する表示装置本体50には、映像音声伝達コード57
を介してボータブルビデオカセット等の再生装置58が
接続されているので、観察者はこの再生装置58を、図
9に示すように、ベルト箇所等の任意の位置に保持し
て、映像、音響を楽しむことができるようになってい
る。図示の59は再生装置58のスイッチ、ボリューム
等の調節部である。なお、頭頂フレーム52の内部に、
映像処理・音声処理回路等の電子部品を内蔵させてあ
る。
て、既存のビデオデッキ等に取り付け可能としてもよ
い。さらに、TV電波受信用チューナーに接続してTV
観賞用としてもよいし、コンピュータに接続してコンピ
ュータグラフィックスの映像や、コンピュータからのメ
ッセージ映像等を受信するようにしてもよい。また、邪
魔なコードを排斥するために、アンテナを接続して外部
からの信号を電波によって受信するようにしてもよい。
つか実施例を説明してきたが、本発明はこれらに限定さ
れず種々の変形が可能である。以上の本発明の画像表示
装置は例えば次のように構成することができる。
前記画像表示素子によって形成された画像を光路中で結
像することなく観察者眼球に導く接眼光学系とからなる
画像表示装置において、前記接眼光学系は少なくとも3
つの面を有し、前記画像表示素子を射出した光線が前記
の少なくとも3つの面で3回反射し、観察者眼球に達す
るように構成され、前記の少なくとも3回の反射面の中
少なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向けた凹面鏡で
あることを特徴とする画像表示装置。
とも3つの面で構成されると共に、前記の少なくとも3
つの面で形成される空間が屈折率が1より大きい透明媒
質で満たされていることを特徴とする上記〔1〕記載の
画像表示装置。
を観察者前方に向けていることを特徴とする上記〔2〕
記載の画像表示装置。
少なくとも3つの面は、画像表示素子を射出した光線が
通る順に、第1の透過面、第1の反射面、第2の反射
面、第3の反射面、第2の透過面の順番に配置されてい
ることを特徴とする上記〔3〕記載の画像表示装置。
少なくとも3つの面の中、第1の透過面と第2の反射面
が同一位置の同一形状の面で構成されていることを特徴
とする上記〔4〕記載の画像表示装置。
少なくとも3つの面の中、第2の透過面と第2の反射面
が同一位置の同一形状の面で構成されていることを特徴
とする上記〔5〕記載の画像表示装置。
少なくとも3つの面の中、第1の透過面と第2の反射面
と第2の透過面が同一位置の同一形状の面で構成されて
いることを特徴とする上記〔6〕記載の画像表示装置。
る順に数えた前記接眼光学系の第2の反射面が観察者眼
球側に凹面を向けた凸面鏡で構成されていることを特徴
とする上記〔1〕から〔7〕の何れか1項記載の画像表
示装置。
る順に数えた前記接眼光学系の第2の反射面で光線が反
射する際に臨界角を越える入射角により全反射をしてい
ることを特徴とする上記〔1〕から〔8〕の何れか1項
記載の画像表示装置。
と、前記画像表示素子によって形成された画像を光路中
で結像することなく観察者眼球に導く接眼光学系とから
なる画像表示装置において、前記接眼光学系は少なくと
も3つの面を有し、前記画像表示素子を射出した光線が
前記の少なくとも3つの面で4回反射し、観察者眼球に
達するように構成され、前記の少なくとも4回の反射面
の中少なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向けた凹面
鏡であることを特徴とする画像表示装置。
くとも3つの面で構成されると共に、前記の少なくとも
3つの面で形成される空間が屈折率が1より大きい透明
媒質で満たされていることを特徴とする上記〔10〕記
載の画像表示装置。
面を観察者眼球方向に向けると共に、前記接眼光学系を
射出する光軸に対して斜めの位置に傾けて配置されてい
ることを特徴とする上記〔11〕記載の画像表示装置。
の少なくとも3つの面は、画像表示素子を射出した光線
が通る順に、第1の透過面、第1の反射面、第2の反射
面、第3の反射面、第4の反射面、第2の透過面の順番
に配置されていることを特徴とする上記〔12〕記載の
画像表示装置。
の少なくとも3つの面の中、第1の透過面と第2の反射
面が同一位置の同一形状の面で構成されていることを特
徴とする上記〔13〕記載の画像表示装置。
の少なくとも3つの面の中、第2の透過面と第3の反射
面が同一位置の同一形状の面で構成されていることを特
徴とする上記〔14〕記載の画像表示装置。
の少なくとも3つの面の中、第1の反射面と第3の反射
面が同一位置の同一形状の面で構成されていることを特
徴とする上記〔15〕記載の画像表示装置。
の少なくとも3つの面の中、第2の透過面と第1の反射
面と第3の反射面が同一位置の同一形状の面で構成さ
れ、かつ、観察者眼球側に凹面を向けた凹面鏡で構成さ
れていることを特徴とする上記〔16〕記載の画像表示
装置。
の少なくとも3つの面の中、第1の透過面と第2の反射
面が同一位置の同一形状の面で構成され、かつ、第2の
透過面と第1の反射面と第3の反射面が同一位置の同一
形状の面で構成されていることを特徴とする上記〔1
7〕記載の画像表示装置。
通る順に数えた前記接眼光学系の第2の反射面で光線が
反射する際に臨界角を越える入射角により全反射をして
いることを特徴とする上記〔10〕から〔18〕の何れ
か1項記載の画像表示装置。
通る順に数えた前記接眼光学系の第3の反射面で光線が
反射する際に臨界角を越える入射角により全反射をして
いることを特徴とする上記〔10〕から〔19〕の何れ
か1項記載の画像表示装置。
と、前記画像表示素子によって形成された画像を光路中
で結像することなく観察者眼球に導く接眼光学系とから
なる画像表示装置において、前記接眼光学系は少なくと
も3つの面を有したプリズム体で構成され、前記画像表
示素子を射出した光線が前記プリズム体で3回以上反射
し、観察者眼球に達するように構成され、前記プリズム
体は屈折率が1より大きい透明媒質で構成され、前記画
像表示素子側に行くに従って前記プリズム体の厚さが薄
くなるように構成されていることを特徴とする画像表示
装置。
とも3つの面の中少なくとも1面が観察者眼球側に凹面
を向けていることを特徴とする上記〔21〕記載の画像
表示装置。
とも3つの面の中少なくとも2面が観察者眼球側に凹面
を向けていることを特徴とする上記〔22〕記載の画像
表示装置。
とも3つの面の中少なくとも3面が観察者眼球側に凹面
を向けていることを特徴とする上記〔22〕記載の画像
表示装置。
の画像表示装置においては、接眼光学系が少なくとも3
つの面を有し、画像表示素子を射出した光線がこの少な
くとも3つの面で3回ないし4回反射し、観察者眼球に
達するように構成され、その3回ないし4回の反射面の
中少なくとも1面が観察者眼球側に凹面を向けた凹面鏡
で構成されているので、中間像を作らずにコンパクト・
軽量で収差が良好に補正された頭部又は顔面装着式映像
表示装置を得ることができる。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
示装置の断面図である。
の映像表示装置の1例の全体の構成を示す図である。
を示すための図である。
示すための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像を表示する画像表示素子と、前記画
像表示素子によって形成された画像を光路中で結像する
ことなく観察者眼球に導く接眼光学系とからなる画像表
示装置において、 前記接眼光学系は少なくとも3つの面を有し、前記画像
表示素子を射出した光線が前記の少なくとも3つの面で
3回反射し、観察者眼球に達するように構成され、前記
の少なくとも3回の反射面の中少なくとも1面が観察者
眼球側に凹面を向けた凹面鏡であることを特徴とする画
像表示装置。 - 【請求項2】 画像を表示する画像表示素子と、前記画
像表示素子によって形成された画像を光路中で結像する
ことなく観察者眼球に導く接眼光学系とからなる画像表
示装置において、 前記接眼光学系は少なくとも3つの面を有し、前記画像
表示素子を射出した光線が前記の少なくとも3つの面で
4回反射し、観察者眼球に達するように構成され、前記
の少なくとも4回の反射面の中少なくとも1面が観察者
眼球側に凹面を向けた凹面鏡であることを特徴とする画
像表示装置。 - 【請求項3】 画像を表示する画像表示素子と、前記画
像表示素子によって形成された画像を光路中で結像する
ことなく観察者眼球に導く接眼光学系とからなる画像表
示装置において、 前記接眼光学系は少なくとも3つの面を有したプリズム
体で構成され、前記画像表示素子を射出した光線が前記
プリズム体で3回以上反射し、観察者眼球に達するよう
に構成され、前記プリズム体は屈折率が1より大きい透
明媒質で構成され、前記画像表示素子側に行くに従って
前記プリズム体の厚さが薄くなるように構成されている
ことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP736296A JPH09197336A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP736296A JPH09197336A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09197336A true JPH09197336A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11663862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP736296A Pending JPH09197336A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09197336A (ja) |
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-
1996
- 1996-01-19 JP JP736296A patent/JPH09197336A/ja active Pending
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