JPH09196813A - 回折効率測定方法及び回折効率測定装置 - Google Patents

回折効率測定方法及び回折効率測定装置

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JPH09196813A
JPH09196813A JP537196A JP537196A JPH09196813A JP H09196813 A JPH09196813 A JP H09196813A JP 537196 A JP537196 A JP 537196A JP 537196 A JP537196 A JP 537196A JP H09196813 A JPH09196813 A JP H09196813A
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晋一 桑本
Yoshiaki Kaneuma
慶明 金馬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ヘッドに用いられるホログラム対物レンズ
等の回折光学素子について、収差に左右されない回折効
率の測定を短時間で実現する。また、同時に光学部品と
しての集光性能を光スポット評価することも可能にす
る。 【解決手段】 半導体レーザ11からの出射光をコリメ
ートレンズ31で平行光束にしてホログラム素子21に
入射し回折を起こさせる。所望の回折光を集光レンズ3
2にて集光した後、顕微鏡51を通過させることによっ
て、不要回折光束のケラレ及び所望回折光の集光像拡大
を利用して、光量検出手段41にて回折光量を測定でき
る構成を有する。また、光スポット観察手段を追加する
ことによって、集光スポット性能を評価しながら、さら
に高精度の測定ができる構成となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折効果を利用し
た光学素子の回折効率あるいは集光された光スポットの
光量の回折効率測定方法及び回折効率測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な分野で、回折効果を利用し
た光学素子が利用されてきている。回折を利用した光学
素子として最も単純なものには、図5のように平板ガラ
ス上に互いに平行な格子溝91を形成した、いわゆる回
折格子がある。以下、図面を参照しながら回折格子の回
折効率を測定する方法について説明を行う。
【0003】回折格子の回折効率を測定するには、図4
に示す方法がある。図4は回折効率を測定する光学系の
構成説明図である。図4において、1は半導体レーザ1
1から回折格子21に照射される入射光、2は回折格子
21による回折光であって、2aは0次回折光、2bは
−1次回折光、2cは+1次回折光である。32は集光
レンズ、41はフォトディテクタである。
【0004】半導体レーザ11からの入射光1を回折格
子21に照射して回折させ、次に焦点深度の大きい集光
レンズ32を通して十分離れた位置に集光させる。集光
された各次数の回折光2は光軸に垂直な一直線上に焦点
を結ぶため、図中に示した0次回折光2a、−1次回折
光2b、+1次回折光2c等を分離及び抽出してフォト
ディテクタ41で各次回折光量を測定することができ
る。次に、回折格子21を取り除いて集光レンズ22の
みの透過光量を測定すれば、前記回折格子21への入射
光1の全光量がわかるため、回折光量と全光量の比を求
めれば各々の次数の回折効率が得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回折光
学素子の形状は複雑に構成されていることが多く、例え
ば特開平7−98451号に提案されている2焦点ホロ
グラムは、図6に示すように同心円状の回折溝92が施
されている。上述の測定方法でこのような回折光学素子
の回折効率を測定しようとすると、各次数の回折光が光
軸上に焦点を結んでしまい、光軸に垂直な方向に分離及
び抽出することが困難である。
【0006】本発明は、光軸に垂直な方向に、回折光を
分離及び抽出することが困難な回折光学素子の回折効率
を測定することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回折光を集光させる集光手段を用いて一旦
集光し、焦点位置に開口制限手段あるいは光学系拡大手
段を設置することによって、分離された回折光を光量検
出し、回折効率の測定を実現するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図3は、同心円状の回折溝を有するホ
ログラム素子の回折効率を測定する回折効率測定方法を
示している。図3において、1は入射光で、半導体レー
ザ11の照射光をコリメートレンズ31で光軸平行にし
てホログラム素子22に入射される。2はホログラム素
子22による回折光で、2aは0次回折光、2bは−1
次回折光、2cは+1次回折光である。32は開口数
(NA)0.6の集光レンズ、41はフォトディテクタ
を示し、入射された光量を測定する。61はピンホール
で、集光レンズ32とフォトディテクタ41間に設けら
れる。
【0009】以上のように構成された本発明の実施の形
態1について、0次回折光量を測定する場合を例にとっ
て、以下にその動作を述べる。図3において、半導体レ
ーザ11からの発散光をコリメートレンズ31で平行光
にし、同心円状の回折溝を有するホログラム素子22に
入射させると、光は回折を起こして多数の回折光に分け
られる。この回折された光を集光レンズ32を通して集
光させると、それぞれの次数の回折光が集光するため、
光軸上に多数の焦点を結ぶようになる。レーザの波長が
660nmで、開口数が0.6であるときの半値全幅に
おける集光スポット径は0.6μm程度になるため、光
束に球面収差が含まれている場合等を考慮して、直径3
μm程度のピンホール61を0次回折光2aの焦点位置
に設置しておけば、−1次回折光2b或いは+1次回折
光2c等の不要な回折光の大部分を遮光し、0次回折光
の大部分を通過させることができるため、0次回折光量
を精度良く分離及び抽出してフォトディテクタ41で測
定できる。
【0010】次に、従来例で前述した回折格子での測定
と同様に、回折素子であるホログラム素子22を除いた
状態での透過光量を測定しておけば、入射光1の光量が
わかるため、各々の次数について回折効率を測定するこ
とが可能である。また、ピンホール61の代わりに幅3
μmのスリットを使用すれば、一軸方向の平行移動で位
置調整が可能となるため測定時間を短縮できる。
【0011】(実施の形態2)しかしながら、上述した
本発明実施の形態1の測定方法では、集光スポット径が
小さい場合には、ピンホールをサブミクロンの精度で位
置調整する必要があるため、機械的精度では実現不可能
であり、極めて微細な光学的調整を必要とする。また、
調整誤差により測定精度が左右されやすい。ピンホール
をスリット状に変更することにより測定時間は多少改善
されるが、集光光束の収差が著しい場合に測定精度が低
下する可能性がある。
【0012】そこで、さらに測定時間を短縮し、収差成
分によっても精度が左右されない測定方法を提供する実
施の形態を以下に示す。図1は、ホログラムを一体形成
した無限共役系の対物レンズについての回折効率を測定
する光学系の構成説明図を示している。図1において、
1は入射光で、半導体レーザ11で発光されたレーザ光
がコリメートレンズ31で光軸平行となり、同心円状の
回折溝を有する開口数0.6のホログラム対物レンズ2
3に入射される。2はホログラム対物レンズ23に回折
された回折光を示し、2aは0次回折光、2bは−1次
回折光、2cは+1次回折光である。33はカバーガラ
スで、ホログラム対物レンズ23の直後に設置され、0
次回折光2aの球面収差を補正する。41は10mm四
方の面積を有するフォトディテクタ、61は直径8mm
のピンホールである。51は顕微鏡であって、カバーガ
ラス33とピンホール61の間の光軸上を移動し、入射
側開口数が0.7で1000倍の横倍率を有し、その鏡
筒内面の反射が少なく構成されている。
【0013】以上のように構成された本発明の実施の形
態2について、0次回折効率を測定する場合を例にとっ
て、以下にその動作について説明する。図1において、
半導体レーザ11からの発散光をコリメートレンズ31
で平行光にし、ホログラム対物レンズ23で回折及び集
光すると、光軸上に複数の焦点を結ぶ。0次回折光2a
が集光する焦点位置に顕微鏡51の焦点を移動させる
と、顕微鏡51から0次回折光2aの拡大された光スポ
ットが投影される。このとき、−1次回折光2b或いは
+1次回折光2c等の光束は、顕微鏡51の鏡筒内でケ
ラレを起こすため、顕微鏡51からの出射光はほぼ0次
回折光2aのみとなる。さらに、フォトディテクタ41
上で0次回折光を集光させた時に、他の次数の回折光が
十分拡散されるように顕微鏡51の横倍率を1000倍
程度に設定することにより、0次回折光量を分離及び抽
出して測定できる。すなわち、ジャストフォーカス位置
の前後でデフォーカスしたときの、最大光量が0次回折
光量として得られる。レーザの波長が660nmであれ
ば、顕微鏡51から出射された0次回折光の集光スポッ
ト径は、1次リングを含めると直径3mm程度になるた
め、フォトディテクタ41を10mm四方にすれば目視
で位置調整が簡単に行える。なお、顕微鏡51からの出
射光はほぼ0次回折光2aのみであるが、不要な次数の
回折光量をより少なくするためにピンホール61で最適
な大きさの開口制限をすれば、より高い精度の測定を行
うことができる。また、顕微鏡51の入射側開口数はホ
ログラム対物レンズ23の開口数よりも大きいことは当
然であるが、大きすぎると顕微鏡51内に取り込む不要
回折光が増えるため、最低限に押さえることにより測定
精度が向上する。
【0014】さらに、他の次数の回折光量を測定する時
は、顕微鏡51の焦点を他の回折光の焦点位置に光軸上
で平行移動するだけで、フォトディテクタ41上では所
望の回折光が集光するため、各々の回折光量が極めて簡
単に得られる。なお、上記実施の形態において回折光学
素子を用いずに、集光手段によって集光された光量を測
定することも可能である。また、回折光学素子が集光性
能を持つ場合は集光レンズを設けなくてもよい。
【0015】ホログラム対物レンズ23に代えて、同じ
有効径を持つ単焦点対物レンズを装着して上記の方法で
透過光量を測定すれば、さきほどの測定での、ホログラ
ム対物レンズ23への入射光1の光量が分かるため、回
折効率が計算できる。なお、両対物レンズは、同一の開
口数を有するように設計し、同一の硝材を用いて成形
し、さらに反射防止コートを施すことによって、より正
確な測定が可能である。
【0016】また、この測定方法では、ジャストフォー
カス前後の最大光量を回折光量として採用するため、6
0mλRMS程度の波面収差を有する回折光の光量測定
においても、一切影響を受けることなく検出できるため
非常に有効である。 (実施の形態3)またさらに、回折光量の測定精度を向
上させ、回折光学素子の光学部品としての透過収差性能
を評価できる測定方法を提供する実施の形態を以下に示
す。図2は、回折格子を一体形成した平凸コリメートレ
ンズの回折効率の測定光学系を示した構成説明図であ
る。
【0017】図2において、1は回折格子一体型コリメ
ートレンズ24への入射光で、He−Neレーザ12の
発光する光をビームエキスパンダ34を介し、入射光の
一部を分岐するハーフミラー36で反射されたものであ
る。37は凸レンズであって、ハーフミラー36の透過
光をモニタフォトディテクタ42に集光する。モニタフ
ォトディテクタ42は入射光量比を検出する。2は回折
格子一体型コリメートレンズ24による回折光で、2a
は0次回折光、2bは−1次回折光、2cは+1次回折
光を示す。35はハーフミラーを示し、40倍の顕微鏡
対物レンズ52aを介して入力される0次回折光2aを
分岐する。41は10mm四方の面積を有するフォトデ
ィテクタで、10倍の結像レンズ52bで集光された0
次回折光2aの透過光成分を検出する。71はCCDカ
メラで、0次回折光2aの反射光成分が5倍の投影レン
ズ52cで集光されて入射され、撮像された映像はTV
モニタ81で監視できる。
【0018】以上のように構成された本発明実施の形態
3について、0次回折効率を測定する場合を例にとっ
て、以下にその動作について説明する。図2において、
He−Neレーザ12からの出射光をビームエキスパン
ダ34で拡大し平行光束にする。ハーフミラー35に入
射して分岐された光束は回折格子一体型コリメートレン
ズ24に入射し、光軸に垂直な一直線に多数の焦点をつ
くる。0次光の焦点位置に顕微鏡対物レンズ52aの焦
点を移動させれば、0次回折光2a以外の−1次回折光
2b、+1次回折光2c等は鏡筒内に入射しないか、或
いは鏡筒内でケラレを起こすため、結像レンズ52bか
らの出射光のジャストフォーカス前後での最大光量を測
定すれば0次回折光量が得られる。
【0019】また、前記顕微鏡対物レンズ52aと前記
結像レンズ52bの間にハーフミラー61を挿入し、分
岐された光を投影レンズ52cが集光する位置にCCD
カメラ71を設置することによって、取り込んだ映像を
TVモニタ81で監視しながら回折効率を測定できる。
これは、レンズ等の光学部品の集光性能判定に一般的に
用いられる、いわゆる光スポット評価装置の測定光学系
である。
【0020】フォトディテクタ41上で0次回折光が拡
大された集光スポットを形成する時、TVモニタ81上
に表示される集光スポット位置にマーキングを施して光
軸を一致させておけば、TVモニタ81を監視すること
で、フォトディテクタ41上を目視確認することなく位
置調整ができる。さらに、これによって結像レンズ52
bからフォトディテクタ41の間の光学系は完全に遮光
することができるようになり、ノイズとなる外界から光
を完全に遮断することによって測定精度は飛躍的に向上
する。
【0021】さらに、光スポット評価の機能を持たせる
ことによって、光スポットをTVモニタ81上のマーキ
ング位置に表示させる作業が、回折効率測定のための位
置調整を代替し、且つ、光スポットを評価するためにジ
ャストフォーカス前後でデフォーカスする作業が、最大
光量の採取を代替することになる。すなわち、理想的に
は従来の光スポット評価に要すると同等な時間で、光ス
ポット評価及び回折効率が測定できる。
【0022】なお、回折光量測定時の最適な横倍率と、
光スポット評価時の最適な横倍率は異なることが予想さ
れるため、ハーフミラー35は拡大光学系の内部に設置
し、それぞれ異なる倍率の結像レンズ52bと投影レン
ズ52cを使用できるようにしている。従って、前記結
像レンズ52bの倍率は自由に変更できるため、この実
施の形態では開口制限手段を用いていないが、拡大光学
系の横倍率とフォトディテクタ41の受光面積を調節す
ることにより、量産レベルで要求される精度の測定は十
分行える。
【0023】また、He−Neレーザ12からの全入射
光を、ハーフミラー36で分岐して凸レンズ37で集光
させ、モニタフォトディテクタ42で光量を検出できる
光学系にしておくと、回折格子一体型コリメートレンズ
24への入射光1の光量に比例した光量が得られる。従
って、フォトディテクタ41での光量と、モニタフォト
ディテクタ42での光量との比をもって実効測定光量と
定義しておけば、光源の出力変動に左右されない安定し
た測定結果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置調整
が容易で、且つ波面収差に影響されない迅速な回折効率
の測定が可能となる。また、スポット評価装置と共存さ
せることによって、集光スポット性能評価を行いなが
ら、より短時間で高精度な回折効率測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明、実施の形態2に示した、顕微鏡を使用
する回折効率測定方法の構成説明図
【図2】同、実施の形態3に示した、スポット評価機能
を追加した回折効率測定方法の構成説明図
【図3】同、実施の形態1に示した、ピンホールで不要
な回折光を遮光した回折効率測定方法の構成説明図
【図4】従来例における回折格子の回折効率の測定方法
の構成説明図
【図5】回折格子のキノフォームパターンを示す図
【図6】同心円上の回折溝を有するホログラム素子のキ
ノフォームパターンを示す図
【符号の説明】
1 入射光 2a 0次回折光 2b −1次回折光 2c +1次回折光 11 半導体レーザ 12 He−Neレーザ 21 回折格子 22 ホログラム素子 23 ホログラム対物レンズ 24 回折格子一体型コリメートレンズ 31 コリメートレンズ 32 集光レンズ 33 カバーガラス 34 ビームエキスパンダ 35 ハーフミラー 36 ハーフミラー 37 凸レンズ 41 フォトディテクタ 42 モニタフォトディテクタ 51 顕微鏡 52a 顕微鏡対物レンズ 52b 結像レンズ 52c 撮影レンズ 61 ピンホール 71 CCDカメラ 81 TVモニタ 91 格子溝 92 回折溝

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源からの入射光を集光す
    る集光素子と、前記集光素子による集光像を拡大する光
    学系拡大手段と、前記光学系拡大手段からの出射光量を
    測定する光量検出手段とを具備し、前記集光素子の透過
    光量を測定することを特徴とする回折効率測定方法。
  2. 【請求項2】 光源と、前記光源からの入射光を回折す
    る回折光学素子と、前記回折光学素子で回折された光を
    集光する集光手段と、前記集光手段による集光像を拡大
    する光学系拡大手段と、前記光学系拡大手段からの出射
    光量を測定する光量検出手段とを具備し、前記回折光学
    素子の回折効率を測定することを特徴とする回折効率測
    定方法。
  3. 【請求項3】 光源と、前記光源からの入射光を回折す
    る回折光学素子と、前記回折光学素子で回折された光を
    集光する集光手段と、前記集光手段による集光像を拡大
    する光学系拡大手段と、前記光学系拡大手段からの出射
    光量を測定する光量検出手段と、前記集光手段による集
    光スポットを撮影する光スポット観察手段とを具備し、
    前記光学系拡大手段は前記光スポット観察手段と光路を
    切り換えることにより、前記回折光学素子の回折効率の
    測定と、集光性能の観察を行うことを特徴とする回折効
    率測定方法。
  4. 【請求項4】 光源と、前記光源からの入射光を回折す
    る回折光学素子と、前記回折光学素子で回折された光を
    集光する集光手段と、前記集光手段による集光像を拡大
    する光学系拡大手段と、前記光学系拡大手段からの出射
    光量を測定する光量検出手段と、前記集光手段から前記
    光量検出手段に至る光路中に配置された光束分離手段
    と、前記光束分離手段で分離された光束の集光スポット
    を撮影する光スポット観察手段とを具備し、前記回折光
    学素子の回折効率の測定と、集光性能の観察を同時に行
    うことを特徴とする回折効率測定方法。
  5. 【請求項5】 光束分離手段は集光手段直後に配置さ
    れ、光スポット観察手段は、光スポット拡大手段と光ス
    ポット撮影手段から構成されたことを特徴とする請求項
    4に記載の回折効率測定方法。
  6. 【請求項6】 光束分離手段は、光学系拡大手段を通過
    した直後に配置されたことを特徴とする請求項4に記載
    の回折効率測定方法。
  7. 【請求項7】 光学系拡大手段は、対物レンズ部と結像
    レンズ部から構成され、光束分離手段は、前記対物レン
    ズ部と前記結像レンズ部の間に配置されたことを特徴と
    する請求項4に記載の回折効率測定方法。
  8. 【請求項8】 不要光束を遮光する開口制限手段を、集
    光手段から光量検出手段までの光路中に配置されたこと
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3及び請求項
    4に記載の回折効率測定方法。
  9. 【請求項9】 光源と、前記光源からの入射光を回折す
    る回折光学素子と、前記回折光学素子で回折された光を
    集光する集光手段と、前記集光手段が形成する焦点位置
    に設置することにより不要光束を遮光する開口制限手段
    と、前記開口制限手段からの出射光量を測定する検出手
    段を具備し、前記回折光学素子の回折効率を測定するこ
    とを特徴とする回折効率測定方法。
  10. 【請求項10】 光源から回折光学素子に至る光路中に
    配置される第2の光束分離手段と、前記第2の光束分離
    手段によって分離された光量を検出する第2の光量検出
    手段とを具備し、前記光源から前記回折光学素子に入射
    する光量の一部を分離することを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4もしくは請求項9に記載
    の回折効率測定方法。
  11. 【請求項11】 集光手段は、屈折型の集光レンズから
    構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4もしくは請求項9に記載の回折効率
    測定方法。
  12. 【請求項12】 回折光学素子と集光手段は単一の回折
    集光素子であることを特徴とする請求項2、請求項3、
    請求項4もしくは請求項9に記載の回折効率測定方法。
  13. 【請求項13】 回折集光素子は、屈折型の集光レンズ
    表面上に回折素子パターンとして一体形成することを特
    徴とする請求項12に記載の回折効率測定方法。
  14. 【請求項14】 回折集光素子は、屈折力を有する回折
    光学素子であることを特徴とする請求項12に記載の回
    折効率測定方法。
  15. 【請求項15】 回折光学素子は、光軸上に複数の焦点
    を結ぶ回折光学素子であることを特徴とする請求項2、
    請求項3、請求項4もしくは請求項9に記載の回折効率
    測定方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜請求項15に記載の回折効
    率測定方法による回折効率測定装置。
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