JP3334470B2 - 回折効率測定方法及び回折効率測定装置 - Google Patents

回折効率測定方法及び回折効率測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折効率を利用し
た光学素子の回折効率あるいは集光された光スポットの
光量の回折効率測定方法及び回折効率測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な分野で、回折効果を利用し
た光学素子が利用されてきている。回折を利用した光学
素子として最も単純なものには、図5のように平板ガラ
ス上に互いに平行な回折溝91を形成した、いわゆる回
折格子がある。以下、図面を参照しながら回折格子の回
折効率を測定する方法について説明を行う。
【0003】回折格子の回折効率を測定するには、図4
に示す方法がある。図4は回折効率を測定する光学系の
構成説明図である。図4において、1は半導体レーザ1
1から回折格子21に照射される入射光、2は回折格子
21による回折光であって、2aは0次回折光、2bは
−1次回折光、2cは+1次回折光である。32は集光
レンズ、41はフォトディテクタである。
【0004】半導体レーザ11からの入射光1を回折格
子21に照射して回折させ、次に焦点深度の大きい集光
レンズ32を通して十分離れた位置に集光させる。集光
された各字数の回折光2は光軸に垂直な一直線上に焦点
を結ぶため、図中に示した0次回折光2a、−1次回折
光2b、+1次回折光2c等を分離及び抽出してフォト
ディテクタ41で各次回折光量を測定することができ
る。次に、回折格子21を取り除いて集光レンズ22の
みの透過光量を測定すれば、前記回折格子21への入射
光1の全光量がわかるため、回折光量と全光量の比を求
めれば各々の次数の回折効率が得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回折光
学素子の形状は複雑に構成されていることが多く、例え
ば特開平7−9841号公報に提案されている2焦点
ホログラムは、図6に示すように同心円状の回折溝92
が施されている。上述の測定方法でこのような回折光学
素子の回折効率を測定しようとすると、各次数の回折光
軸上に焦点を結んでしまい、光軸に垂直な方向に分
離及び抽出することが困難である。
【0006】本発明は、光軸に垂直な方向に、回折光を
分離及び抽出することが困難な回折光学素子の回折効率
を測定することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、光源からの出射光を回折光学素子と集光手
段とによって回折及び集光した集光スポットを拡大する
光学系拡大手段と、光学系拡大手段を介して集光スポッ
トの光量を光量検出手段を用いて検出、あるいは開口制
御手段を光学系拡大手段の焦点位置に設置し集光スポッ
トの光量を光量検出手段を用いて検出し、回折効率の測
定を実現するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態の前提
となる一例を図面を参照して説明した後、本発明の実施
の形態について説明する。図3は、同心円状の回折溝を
有するホログラム素子の回折効率を測定する回折効率測
定方法を示している。図3において、1は入射光で、半
導体レーザ11の照射光をコリメートレンズ31で光軸
平行にしてホログラム素子22に入射される。2はホロ
グラム素子22による回折光で、2aは0次回折光、2
bは−1次回折光、2cは+1次回折光である。32は
開口数(NA)0.6の集光レンズ、41はフォトディ
テクタを示し、入射された光量を測定する。61はピン
ホールで、集光レンズ32とフォトディテクタ41間に
設けられる。
【0009】以上のように構成された本前提例につい
て、0次回折光量を測定する場合を例にとって、以下に
その動作を述べる。図3において、半導体レーザ11か
らの発散光をコリメートレンズ31で平行光にし、同心
円状の回折溝を有するホログラム素子22に入射させる
と、光は回折を起こして多数の回折光に分けられる。こ
の回折された光を集光レンズ32を通して集光させる
と、それぞれの次数の回折光が集光するため、光軸上に
多数の焦点を結ぶようになる。レーザの波長が660n
mで、開口数が0.6であるときの半値全幅における集
光スポット径は0.6μm程度になるため、光束に球面
収差が含まれている場合等を考慮して、直径3μm程度
のピンホール61を0次回折光2aの焦点位置に設置し
ておけば、−1次回折光2b或いは+1次回折光2c等
の不要な回折光の大部分を遮光し、0次回折光の大部分
を通過させることができるため、0次回折光量を精度良
く分離及び抽出してフォトディテクタ41で測定でき
る。
【0010】次に、従来例で前述した回折格子での測定
と同様に、回折素子であるホログラム素子22を除いた
状態での透過光量を測定しておけば、入射光1の光量が
わかるため、各々の次数について回折効率を測定するこ
とが可能である。また、ピンホール61の代わりに幅3
μmのスリットを使用すれば、一軸方向の平行移動で位
置調整が可能となるため測定時間を短縮できる。
【0011】かしながら、上述した本例の測定方法で
は、集光スポット径が小さい場合には、ピンホールをサ
ブミクロンの精度で位置調整する必要があるため、機械
的精度では実現不可能であり、極めて微細な光学的調整
を必要とする。また、調整誤差により測定精度が左右さ
れやすい。ピンホールをスリット状に変更することによ
り測定時間は多少改善されるが、集光光束の収差が著し
い場合に測定精度が低下する可能性がある。
【0012】そこで、さらに測定時間を短縮し、収差成
分によっても精度が左右されない測定方法を提供する実
施の形態を以下に示す (実施の形態1) 1は、ホログラムを一体形成した無限共役系の対物レ
ンズについての回折効率を測定する光学系の構成説明図
を示している。図1において、1は入射光で、半導体レ
ーザ11で発光されたレーザ光がコリメートレンズ31
で光軸平行となり、同心円状の回折溝を有する開口数
0.6のホログラム対物レンズ23に入射される。2は
ホログラム対物レンズ23に回折された回折光を示し、
2aは0次回折光、2bは−1次回折光、2cは+1次
回折光である。33はカバーガラスで、ホログラム対物
レンズ23の直後に設置され、0次回折光2aの球面収
差を補正する。41は10mm四方の面積を有するフォ
トディテクタ、61は直径8mmのピンホールである。
51は顕微鏡であって、カバーガラス33とピンホール
61の間の光軸上を移動し、入射側開口数が0.7で1
000倍の横倍率を有し、その鏡筒内面の反射が少なく
構成されている。
【0013】以上のように構成された本実施の形態に
いて、0次回折効率を測定する場合を例にとって、以下
にその動作について説明する。図1において、半導体レ
ーザ11からの発散光をコリメートレンズ31で平行光
にし、ホログラム対物レンズ23で回折及び集光する
と、光軸上に複数の焦点を結ぶ。0次回折光2aが集光
する焦点位置に顕微鏡51の焦点を移動させると、顕微
鏡51から0次回折光2aの拡大された光スポットが投
影される。このとき、−1次回折光2b或いは+1次回
折光2c等の光束は、顕微鏡51の鏡筒内でケラレを起
こすため、顕微鏡51からの出射光はほぼ0次回折光2
aのみとなる。さらに、フォトディテクタ41上で0次
回折光を集光させた時に、他の次数の回折光が十分拡散
されるように顕微鏡51の横倍率を1000倍程度に設
定することにより、0次回折光量を分離及び抽出して測
定できる。すなわち、ジャストフォーカス位置の前後で
デフォーカスしたときの、最大光量が0次回折光量とし
て得られる。レーザの波長が660nmであれば、顕微
鏡51から出射された0次回折光の集光スポット径は、
1次リングを含めると直径3mm程度になるため、フォ
トディテクタ41を10mm四方にすれば目視で位置調
整が簡単に行える。なお、顕微鏡51からの出射光はほ
ぼ0次回折光2aのみであるが、不要な次数の回折光量
をより少なくするためにピンホール61で最適な大きさ
の開口制限をすれば、より高い精度の測定を行うことが
できる。また、顕微鏡51の入射側開口数はホログラム
対物レンズ23の開口数よりも大きいことは当然である
が、大きすぎると顕微鏡51内に取り込む不要回折光が
増えるため、最低限に押さえることにより測定精度が向
上する。
【0014】さらに、他の次数の回折光量を測定する時
は、顕微鏡51の焦点を他の回折光の焦点位置に光軸上
で平行移動するだけで、フォトディテクタ41上では所
望の回折光が集光するため、各々の回折光量が極めて簡
単に得られる。なお、上記実施の形態において回折光学
素子を用いずに、集光手段によって集光された光量を測
定することも可能である。また、回折光学素子が集光性
能を持つ場合は集光レンズを設けなくてもよい。
【0015】ホログラム対物レンズ23に代えて、同じ
有効径を持つ単焦点対物レンズを装着して上記の方法で
透過光量を測定すれば、さきほどの測定での、ホログラ
ム対物レンズ23への入射光1の光量が分かるため、回
折効率が計算できる。なお、両対物レンズは、同一の開
口数を有するように設計し、同一の硝材を用いて成形
し、さらに反射防止コートを施すことによって、より正
確な測定が可能である。
【0016】また、この測定方法では、ジャストフォー
カス前後の最大光量を回折光量として採用するため、6
0mλRMS程度の波面収差を有する回折光の光量測定
においても、一切影響を受けることなく検出できるため
非常に有効である。 (実施の形態) またさらに、回折光量の測定精度を向上させ、回折光学
素子の光学部品としての透過収差性能を評価できる測定
方法を提供する実施の形態を以下に示す。図2は、回折
格子を一体成形した平凸コリメートレンズの回折効率の
測定光学系を示した構成説明図である。
【0017】図2において、1は回折格子一体型コリメ
ートレンズ24への入射光で、He−Neレーザ12の
発光する光をビームエキスパンダ34を介し、入射光の
一部を分岐するハーフミラー36で反射されたものであ
る。37は凸レンズであって、ハーフミラー36の透過
光をモニタフォトディテクタ42に集光する。モニタフ
ォトディテクタ42は入射光量比を検出する。2は回折
格子一体型コリメートレンズ24による回折光で、2a
は0次回折光、2bは−1次回折光、2cは+1次回折
光を示す。35はハーフミラーを示し、40倍の顕微鏡
対物レンズ52aを介して入力される0次回折光2aを
分岐する。41は10mm四方の面積を有するフォトデ
ィテクタで、10倍の結像レンズ52bで集光された0
次回折光2aの透過光成分を検出する。71はCCDカ
メラで、0次回折光2aの反射光成分が5倍の投影レン
ズ52cで集光されて入射され、撮像された映像はTV
モニタ81で監視できる。
【0018】以上のように構成された本発明実施の
態として、0次回折効率を測定する場合を例にとって、
以下にその動作について説明する。図2において、He
−Neレーザ12からの出射光をビームエキスパンダ3
4で拡大し平行光束にする。ハーフミラー35に入射し
て分岐された光束は回折格子一体型コリメートレンズ2
4に入射し、光軸に垂直な一直線の多数の焦点をつく
る。0次回折光の焦点位置に顕微鏡対物レンズ52aの
焦点を移動させれば、0次回折光2a以外の−1次回折
光2b、+1次回折光2c等は鏡筒内に入射しないか、
或いは鏡筒内でケラレを起こすため、結像レンズ52b
からの出射光のジャストフォーカス前後での最大光量を
測定すれば0次回折光量が得られる。
【0019】また、前記顕微鏡対物レンズ52aと前記
結像レンズ52bの間にハーフミラー61を挿入し、分
岐された光を投影レンズ52cが集光する位置にCCD
カメラ71を設置することによって、取り込んだ映像を
TVモニタ81で監視しながら回折効率を測定できる。
これは、レンズ等の光学部品の集光性能判定に一般的に
用いられる、いわゆる光スポット評価装置の測定光学系
である。
【0020】フォトディテクタ41上で0次回折光が拡
大された集光スポットを形成する時、TVモニタ81上
に表示される集光スポット位置にマーキングを施して光
軸を一致させておけば、TVモニタ81を監視すること
で、フォトディテクタ41上を目視確認することなく位
置調整ができる。さらに、これによって結像レンズ52
bからフォトディテクタ41の間の光学系は完全に遮光
することができるようになり、ノイズとなる外界から光
を完全に遮断することによって測定精度は飛躍的に向上
する。
【0021】さらに、光スポット評価の機能を持たせる
ことによって、光スポットをTVモニタ81上のマーキ
ング位置に表示させる作業が、回折効率測定のための位
置調整を代替し、且つ、光スポットを評価するためにジ
ャストフォーカス前後でデフォーカスする作業が、最大
光量の採取を代替することになる。すなわち、理想的に
は従来の光スポット評価に要すると同等な時間で、光ス
ポット評価及び回折効率が測定できる。
【0022】なお、回折光量測定時の最適な横倍率と、
光スポット評価時の最適な横倍率は異なることが予想さ
れるため、ハーフミラー35は拡大光学系の内部に設置
し、それぞれ異なる倍率の結像レンズ52bと投影レン
ズ52cを使用できるようにしている。従って、前記結
像レンズ52bの倍率は自由に変更できるため、この実
施の形態では開口制限手段を用いていないが、拡大光学
系の横倍率とフォトディテクタ41の受光面積を調整す
ることにより、量産レベルで要求される精度の測定は十
分行える。
【0023】また、He−Neレーザ12からの全入射
光を、ハーフミラー36で分岐して凸レンズ37で集光
させ、モニタフォトディテクタ42で光量を検出できる
光学系にしておくと、回折格子一体型コリメートレンズ
24への入射光1の光量に比例した光量が得られる。従
って、フォトディテクタ41での光量と、モニタフォト
ディテクタ42での光量との比をもって実効測定光量と
定義しておけば、光源の出力変動に左右されない安定し
た測定結果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置調整
が容易で、且つ波面収差に影響されない迅速な回折効率
の測定が可能となる。また、スポット評価装置と共存さ
せることによって、集光スポット性能評価を行いなが
ら、より短時間で高精度な回折効率測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における回折効率測定方
法の構成説明図
【図2】本発明の他の実施の形態における回折効率測定
方法の構成説明図
【図3】本発明の前提となる一例における回折効率測定
方法の構成説明図
【図4】従来例における回折格子の回折効率の測定方法
の構成説明図
【図5】回折格子のキノフォームパターンを示す図
【図6】同心円の回折溝を有するホログラム素子のキ
ノフォームパターンを示す図
【符号の説明】
1 入射光 2a 0次回折光 2b −1次回折光 2c +1次回折光 11 半導体レーザ 12 He−Neレーザ 21 回折格子 22 ホログラム素子 23 ホログラム対物レンズ 24 回折素子一体型コリメートレンズ 31 コリメートレンズ 32 集光レンズ 33 カバーガラス 34 ビームエキスパンダ 35 ハーフミラー 36 ハーフミラー 37 凸レンズ 41 フォトディテクタ 42 モニタフォトディテクタ 51 顕微鏡 52a 顕微鏡対物レンズ 52b 結像レンズ 52c 撮像レンズ 61 ピンホール 71 CCDカメラ 81 TVモニタ 91 格子溝 92 回折溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−261054(JP,A) 特開 平4−40083(JP,A) 特開 平2−21225(JP,A) 特開 平5−26767(JP,A) 特開 平6−347368(JP,A) 特開 昭61−23935(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの出射光を回折光学素子と集光
    手段とによって回折及び集光した集光スポットを拡大す
    る光学系拡大手段と、前記光学系拡大手段を介して前記
    集光スポットの光量を測定する光量検出手段とを具備
    し、前記回折光学素子の回折効率を測定することを特徴
    とする回折効率測定方法。
  2. 【請求項2】 光源と、回折光学素子と、集光手段を備
    えた集光光学系において前記光源からの入射光が前記回
    折光学素子で回折された光を前記集光手段で集光、また
    は、前記光源からの光が前記集光手段で集光された集光
    光線を前記回折光学素子で回折の何れかで得られた集光
    スポットを拡大する光学系拡大手段と、前記光学系拡大
    手段からの出射光量を測定する光量検出手段と、前記集
    光手段による前記集光スポットを撮影する光スポット観
    察手段とを具備し、前記光学系拡大手段は前記光スポッ
    ト観察手段と光路を切り換えることにより、前記回折光
    学素子の回折効率の測定と、集光性能の観察を行うこと
    を特徴とする回折効率測定方法。
  3. 【請求項3】 光源と、回折光学素子と、集光手段を備
    えた集光光学系において前記光源からの入射光が前記回
    折光学素子で回折された光を前記集光手段で集光、また
    は、前記光源からの光が前記集光手段で集光された集光
    光線を前記回折光学素子で回折の何れかで得られた集光
    スポットを拡大する光学系拡大手段と、前記光学系拡大
    手段からの出射光量を測定する光量検出手段と、前記集
    光手段から前記光量検出手段に至る光路中に配置された
    光束分離手段と、前記光束分離手段で分離された光束の
    前記集光スポットを撮影する光スポット観察手段とを具
    備し、前記回折光学素子の回折効率の測定と、集光性能
    の観察を同時に行うことを特徴とする回折効率測定方
    法。
  4. 【請求項4】 光学系拡大手段は、対物レンズ部と結像
    レンズ部から構成され、光束分離手段は、前記対物レン
    ズ部と前記結像レンズ部の間に配置されたことを特徴と
    する請求項3に記載の回折効率測定方法。
  5. 【請求項5】 不要光束を遮光する開口制御手段を、集
    光手段から光量検出手段までの光路中に配置されたこと
    を特徴とする請求項1〜3何れかに記載の回折効率測定
    方法。
  6. 【請求項6】 光源から回折光学素子に至る光路中に配
    置される第2の光束分離手段と、前記第2の光束分離手
    段によって分離された光量を検出する第2の光量検出手
    段とを具備し、前記光源から前記回折光学素子に入射す
    る光量の一部を分離することを特徴とする請求項1〜3
    何れかに記載の回折効率測定方法。
  7. 【請求項7】 集光手段は、屈折型の集光レンズから構
    成されていることを特徴とする請求項1〜3何れかに記
    載の回折効率測定方法。
  8. 【請求項8】 回折光学素子と集光手段は単一の回折集
    光素子であることを特徴とする請求項1〜3何れかに記
    載の回折効率測定方法。
  9. 【請求項9】 回折集光素子は、屈折型の集光レンズ表
    面上に回折素子パターンとして一体形成することを特徴
    とする請求項に記載の回折効率測定方法。
  10. 【請求項10】 回折集光素子は、屈折力を有する回折
    光学素子であることを特徴とする請求項に記載の回折
    効率測定方法。
  11. 【請求項11】 回折集光素子は、光軸上に複数の焦点
    を結ぶ回折光学素子であることを特徴とする請求項1〜
    3何れかに記載の回折効率測定方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11何れかに記載の回折効
    率測定方法で回折効率を測定する手段を備えることを特
    徴とする回折効率測定装置。
  13. 【請求項13】 光源からの出射光を回折光学素子と集
    光手段とによって回折及び集光して得られる複数の集光
    スポットを拡大する光学系拡大手段と、前記光学系拡大
    手段の出射光量を検出する光量検出手段とを備え、前記
    光学系拡大手段の焦点を移動し前記複数の前記集光スポ
    ットの内少なくとも1つの集光スポットの光量を前記光
    量検出手段で検出することを特徴とする光量測定方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の光量測定方法で複
    数の光ビームの集光スポットを測定する手段を備えるこ
    とを特徴とする光量測定装置。
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