JPH09196112A - 用具のための多モード振動吸収装置 - Google Patents
用具のための多モード振動吸収装置Info
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- JPH09196112A JPH09196112A JP8153523A JP15352396A JPH09196112A JP H09196112 A JPH09196112 A JP H09196112A JP 8153523 A JP8153523 A JP 8153523A JP 15352396 A JP15352396 A JP 15352396A JP H09196112 A JPH09196112 A JP H09196112A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/54—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、対象物との中心外れの接触に
起因した、不平衡力により生成される振動を効果的に相
殺し、衝撃に起因した、用具の多数の周波数でのエネル
ギーを吸収する、多モード振動吸収装置を提供すること
である。 【解決手段】上記目的は、ベース部材と、該ベース部材
に装着され、前記ベース部材に対して、片持ち梁式にさ
れる質量体とからなり、前記装置は、用具と同じ周波数
の組で振動するが、用具とは位相外れで振動するように
同調される、多モード振動吸収装置により達成される。
起因した、不平衡力により生成される振動を効果的に相
殺し、衝撃に起因した、用具の多数の周波数でのエネル
ギーを吸収する、多モード振動吸収装置を提供すること
である。 【解決手段】上記目的は、ベース部材と、該ベース部材
に装着され、前記ベース部材に対して、片持ち梁式にさ
れる質量体とからなり、前記装置は、用具と同じ周波数
の組で振動するが、用具とは位相外れで振動するように
同調される、多モード振動吸収装置により達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、振動吸収
装置に関し、特に、用具のための多モード振動吸収装置
に関する。
装置に関し、特に、用具のための多モード振動吸収装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ、テニス、ホッケー、及びラケッ
トボールといった、用具を必然的に伴うスポーツの人気
は、根強いペースで続いている。より良い技術、より良
い材料の、より軽量で、より強力な用具が、これら用具
を伴う試合のプレーを向上させて、それにより、それと
関連した楽しみを増大させてきた。これらの用具は、十
分に機能しているが、それらは、他面での向上にもかか
わらず、用具の「スイートスポット」における死点では
ない、対象物との衝撃に基づいて生成される、不要な振
動現象が残るという欠点に苛まれている。
トボールといった、用具を必然的に伴うスポーツの人気
は、根強いペースで続いている。より良い技術、より良
い材料の、より軽量で、より強力な用具が、これら用具
を伴う試合のプレーを向上させて、それにより、それと
関連した楽しみを増大させてきた。これらの用具は、十
分に機能しているが、それらは、他面での向上にもかか
わらず、用具の「スイートスポット」における死点では
ない、対象物との衝撃に基づいて生成される、不要な振
動現象が残るという欠点に苛まれている。
【0003】より軽量の用具により、プレーヤは、対象
物に対して、より強力にスイングすることが可能になっ
た。より軽量の用具は、その「スイートスポット」を増
大するが、また、「スイートスポット」の外側の面積も
増大させ、それにより、対象物との不完全な、すなわち
心外れの接触に対する、機会の増大を与えることになっ
た。
物に対して、より強力にスイングすることが可能になっ
た。より軽量の用具は、その「スイートスポット」を増
大するが、また、「スイートスポット」の外側の面積も
増大させ、それにより、対象物との不完全な、すなわち
心外れの接触に対する、機会の増大を与えることになっ
た。
【0004】例えば、対象物が、用具に衝撃を与える
と、用具は、力の大きさ、衝撃の位置、及び用具構造の
動力学により規定される仕方で励振する。図1、2、及
び3に示すように、用具8への衝撃の大きさ、及び位置
により、1つか、又は幾つかのモードが、励起されるこ
とになる。これらモードの各々は、異なる周波数で振動
することになる。これらのモードは、図1に示すよう
な、曲げモード、図2に示すような、ねじりモード、及
び図3に示すような、縦モードである。例えば、縦モー
ドは、ボールのような対象物が、テニスラケットのよう
な用具に、サーブ時に接触した場合に励起される。
と、用具は、力の大きさ、衝撃の位置、及び用具構造の
動力学により規定される仕方で励振する。図1、2、及
び3に示すように、用具8への衝撃の大きさ、及び位置
により、1つか、又は幾つかのモードが、励起されるこ
とになる。これらモードの各々は、異なる周波数で振動
することになる。これらのモードは、図1に示すよう
な、曲げモード、図2に示すような、ねじりモード、及
び図3に示すような、縦モードである。例えば、縦モー
ドは、ボールのような対象物が、テニスラケットのよう
な用具に、サーブ時に接触した場合に励起される。
【0005】任意の励振は、通常、用具の動的モードの
1次結合として、以下のように表現される。
1次結合として、以下のように表現される。
【0006】
【数1】
【0007】ここで、μは励振で、x1、x2、x3、 等
はモード形状で、a1、a2、a3、 等は全体の励振に向
かう、各モードの寄与を指示する係数である。ほとんど
の場合、衝撃からのエネルギーは、第1の周波数を励起
し、スピンオフ・エネルギーは、第2の周波数を励起
し、等となる。励起を被りやすい、最も公算のあるモー
ドは、第1の曲げモード、及び第1のねじりモードであ
る。それにもかかわらず、衝撃時に生成される十分なエ
ネルギーが存在する場合、他のモードが励起されること
になる。
はモード形状で、a1、a2、a3、 等は全体の励振に向
かう、各モードの寄与を指示する係数である。ほとんど
の場合、衝撃からのエネルギーは、第1の周波数を励起
し、スピンオフ・エネルギーは、第2の周波数を励起
し、等となる。励起を被りやすい、最も公算のあるモー
ドは、第1の曲げモード、及び第1のねじりモードであ
る。それにもかかわらず、衝撃時に生成される十分なエ
ネルギーが存在する場合、他のモードが励起されること
になる。
【0008】更に、テニスラケットのような、ある種の
用具の長さが増大しており、それにより、ラケットの固
有周波数が低くなっている。例えば、テニスラケットの
第2の曲げモードは、特定のラケットに対して、500
ヘルツから300ヘルツへと低下している。従って、当
該技術において、衝撃に起因して、様々な周波数での様
々なモードにより引き起こされる振動を、効果的に減衰
させることになる、用具のための振動吸収装置を提供す
る必要性が存在する。
用具の長さが増大しており、それにより、ラケットの固
有周波数が低くなっている。例えば、テニスラケットの
第2の曲げモードは、特定のラケットに対して、500
ヘルツから300ヘルツへと低下している。従って、当
該技術において、衝撃に起因して、様々な周波数での様
々なモードにより引き起こされる振動を、効果的に減衰
させることになる、用具のための振動吸収装置を提供す
る必要性が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の1つ
の目的は、用具のための多モード振動吸収装置を提供す
ることである。
の目的は、用具のための多モード振動吸収装置を提供す
ることである。
【0010】本発明の他の目的は、対象物との中心外れ
の接触に起因した、不平衡力により生成される振動を効
果的に相殺する、用具のための多モード振動吸収装置を
提供することである。
の接触に起因した、不平衡力により生成される振動を効
果的に相殺する、用具のための多モード振動吸収装置を
提供することである。
【0011】本発明の更に他の目的は、衝撃に起因し
た、用具の多数の周波数でのエネルギーを吸収する、多
モード振動吸収装置を提供することである。
た、用具の多数の周波数でのエネルギーを吸収する、多
モード振動吸収装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明で
ある、用具内に少なくとも部分的に配置されるベース部
材と、ベース部材に装着され、ベース部材に対して、片
持ち梁式である質量体(mass)とを含む、用具のための
多モード振動吸収装置により達成される。この装置は、
用具への衝撃に基づいて、質量体が、エネルギーを発生
して、ベース部材を変形させるように同調される。ベー
ス部材は、質量体により発生されたエネルギーを吸収
し、吸収したエネルギーを用具に解放して、衝撃に起因
して、用具に生成されたエネルギーを打ち消すように機
能する。
ある、用具内に少なくとも部分的に配置されるベース部
材と、ベース部材に装着され、ベース部材に対して、片
持ち梁式である質量体(mass)とを含む、用具のための
多モード振動吸収装置により達成される。この装置は、
用具への衝撃に基づいて、質量体が、エネルギーを発生
して、ベース部材を変形させるように同調される。ベー
ス部材は、質量体により発生されたエネルギーを吸収
し、吸収したエネルギーを用具に解放して、衝撃に起因
して、用具に生成されたエネルギーを打ち消すように機
能する。
【0013】本発明の1つの利点は、多モード振動吸収
装置が、用具に対して提供され、そこでは、装置自体が
振動系である、ということである。
装置が、用具に対して提供され、そこでは、装置自体が
振動系である、ということである。
【0014】本発明の他の利点は、多モード振動吸収装
置が、用具と同一である、周波数の組、又は多数の周波
数で振動する、ということである。
置が、用具と同一である、周波数の組、又は多数の周波
数で振動する、ということである。
【0015】本発明の更に他の利点は、用具、及び多モ
ード振動吸収装置が、同一の周波数の組で、且つ互いに
反対の位相で振動して、互いに相殺し合い、用具におけ
る結果としての応答のかなりの量が低減される、という
ことである。
ード振動吸収装置が、同一の周波数の組で、且つ互いに
反対の位相で振動して、互いに相殺し合い、用具におけ
る結果としての応答のかなりの量が低減される、という
ことである。
【0016】本発明の更に他の利点は、多モード振動吸
収装置が、衝撃に起因した、用具の多数の周波数でのエ
ネルギーを吸収する、ということである。
収装置が、衝撃に起因した、用具の多数の周波数でのエ
ネルギーを吸収する、ということである。
【0017】本発明の尚も更なる利点は、多モード振動
減衰装置が、衝撃に起因した、用具における振動を低減
して、且つ人間の手が、ほとんどエネルギーを吸収しな
くなる、ということである。
減衰装置が、衝撃に起因した、用具における振動を低減
して、且つ人間の手が、ほとんどエネルギーを吸収しな
くなる、ということである。
【0018】本発明の他の目的、特徴、及び利点が、添
付図面と関連してなされる後続の説明の閲読後に、更に
良く理解されることになると、本発明の他の目的、特
徴、及び利点は、容易に認識されるであろう。
付図面と関連してなされる後続の説明の閲読後に、更に
良く理解されることになると、本発明の他の目的、特
徴、及び利点は、容易に認識されるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図面、特に図4を参照すると、本
発明に従った、多モード振動吸収装置10の1つの実施
例が、一般に符号12で示される、テニスラケットのよ
うな、用具に対して示されている。多モード振動吸収装
置10は、用具12における多数の周波数の振動を低減
するのに用いられる。ここで認識されたいのは、用具1
2は、ゴルフクラブ、ホッケースティック、又はガット
付きラケット、或いはハンマー、斧のような手動用具と
いった、スポーツ用具の任意の適切なタイプとすること
ができる、ということである。
発明に従った、多モード振動吸収装置10の1つの実施
例が、一般に符号12で示される、テニスラケットのよ
うな、用具に対して示されている。多モード振動吸収装
置10は、用具12における多数の周波数の振動を低減
するのに用いられる。ここで認識されたいのは、用具1
2は、ゴルフクラブ、ホッケースティック、又はガット
付きラケット、或いはハンマー、斧のような手動用具と
いった、スポーツ用具の任意の適切なタイプとすること
ができる、ということである。
【0020】この例では、用具12は一般に、当該技術
において周知である、ヘッド14、ガット16、スロー
ト18、及びハンドル20を備えるフレームを含んでい
る。図5、及び図6に示すように、ラケットフレーム1
3は、補強部材21を備え、これは、ラケットフレーム
13の内部を2つの室に分割する。ここで認識されたい
のは、ラケットフレーム13は、慣用的なものであり、
当該技術において周知である、ということである。
において周知である、ヘッド14、ガット16、スロー
ト18、及びハンドル20を備えるフレームを含んでい
る。図5、及び図6に示すように、ラケットフレーム1
3は、補強部材21を備え、これは、ラケットフレーム
13の内部を2つの室に分割する。ここで認識されたい
のは、ラケットフレーム13は、慣用的なものであり、
当該技術において周知である、ということである。
【0021】図4から図6を参照すると、多モード振動
吸収装置10は、ハンドル20の一端に配置されて、用
具12における多数の周波数の振動を低減する。振動吸
収装置10は、ベース部材32と、そのベース部材32
に装着される質量体34とを含む。ベース部材32は、
本体35を備え、これは、概ね矩形の形状であり、ハン
ドル内にぴったり適合するように、ハンドル20の内部
表面38に合致する、外部表面36を備える。ベース部
材32は、第1の側40a、及び第2の側40bに、ベ
ース部材32を分割するために、軸方向で外向きに延伸
する突起40を含む。突起40は、本体35の幅よりも
少ない幅を有する。突起40は又、それを介して延伸す
る開口42を有する。本体35は、補強部材21を受け
るために、一端にスロット43を有する。ベース部材3
2は、ゴムのような、粘弾性材料から製作される。ここ
で認識されたいのは、ベース部材32の非中央位置に、
突起40を配置することにより、又はベース部材32の
第1の側40aと、第2の側40bでの等しくない剛性
により、多モード振動吸収装置10を同調させることが
できる、ということである。
吸収装置10は、ハンドル20の一端に配置されて、用
具12における多数の周波数の振動を低減する。振動吸
収装置10は、ベース部材32と、そのベース部材32
に装着される質量体34とを含む。ベース部材32は、
本体35を備え、これは、概ね矩形の形状であり、ハン
ドル内にぴったり適合するように、ハンドル20の内部
表面38に合致する、外部表面36を備える。ベース部
材32は、第1の側40a、及び第2の側40bに、ベ
ース部材32を分割するために、軸方向で外向きに延伸
する突起40を含む。突起40は、本体35の幅よりも
少ない幅を有する。突起40は又、それを介して延伸す
る開口42を有する。本体35は、補強部材21を受け
るために、一端にスロット43を有する。ベース部材3
2は、ゴムのような、粘弾性材料から製作される。ここ
で認識されたいのは、ベース部材32の非中央位置に、
突起40を配置することにより、又はベース部材32の
第1の側40aと、第2の側40bでの等しくない剛性
により、多モード振動吸収装置10を同調させることが
できる、ということである。
【0022】質量体34は、長手方向軸、又はシャフト
44を規定する、概ね円筒の形状であり、シャフト44
の一端において、第1のヘッド46を、及びシャフト4
4の他端において、第2のヘッド48を備える。好適に
は、第1のヘッド46、及び第2のヘッド48の断面
は、概ね円形である。質量体34は、黄銅のような金属
材料から製作される。ベース部材32、及び質量体34
の特性は、振動吸収装置10の周波数が、用具12の同
じ組の周波数に匹敵するように、選定される。突起40
の長さ、幅、厚さ、及び材料を変更することにより、曲
げモード、ねじりモード、及び縦モードの周波数を同調
させることができる。ねじりモードの周波数は、例え
ば、第2のヘッド48が、第1のヘッド46よりも大き
な直径を有するような、質量体34の不等分布により、
又はベース部材32に対して非中央位置に、質量体34
を配置することにより、同調可能である。
44を規定する、概ね円筒の形状であり、シャフト44
の一端において、第1のヘッド46を、及びシャフト4
4の他端において、第2のヘッド48を備える。好適に
は、第1のヘッド46、及び第2のヘッド48の断面
は、概ね円形である。質量体34は、黄銅のような金属
材料から製作される。ベース部材32、及び質量体34
の特性は、振動吸収装置10の周波数が、用具12の同
じ組の周波数に匹敵するように、選定される。突起40
の長さ、幅、厚さ、及び材料を変更することにより、曲
げモード、ねじりモード、及び縦モードの周波数を同調
させることができる。ねじりモードの周波数は、例え
ば、第2のヘッド48が、第1のヘッド46よりも大き
な直径を有するような、質量体34の不等分布により、
又はベース部材32に対して非中央位置に、質量体34
を配置することにより、同調可能である。
【0023】質量体34は、突起40が、ヘッド46と
48の間に配置され、ベース部材32に対して片持ち梁
式となるように、開口42を介して延伸する。キャップ
49が、ハンドル20の一端にかぶせられて、振動吸収
装置10が密封される。キャップ49は、プラスチック
材料製である。質量体34とベース部材32、及びそれ
らの幾何配置は、振動吸収装置10が、用具12と同じ
組の周波数で振動するが、用具12とは位相外れで振動
するように同調される。質量体34は、用具12とは、
180度の位相外れで振動する。ベース部材32は、質
量体34により発生される多数の周波数でのエネルギー
を吸収し、その吸収したエネルギーを用具12に解放し
て、衝撃に起因して、用具12において生成されるエネ
ルギーを打ち消すように機能する。
48の間に配置され、ベース部材32に対して片持ち梁
式となるように、開口42を介して延伸する。キャップ
49が、ハンドル20の一端にかぶせられて、振動吸収
装置10が密封される。キャップ49は、プラスチック
材料製である。質量体34とベース部材32、及びそれ
らの幾何配置は、振動吸収装置10が、用具12と同じ
組の周波数で振動するが、用具12とは位相外れで振動
するように同調される。質量体34は、用具12とは、
180度の位相外れで振動する。ベース部材32は、質
量体34により発生される多数の周波数でのエネルギー
を吸収し、その吸収したエネルギーを用具12に解放し
て、衝撃に起因して、用具12において生成されるエネ
ルギーを打ち消すように機能する。
【0024】用具12、及び多モード振動吸収装置の以
下の説明には、ノード、及び非ノードといった用語が含
まれる。ここで認識されたいのは、用具12が、ユーザ
により保持されていない場合に、ノード/非ノードが定
義される、ということである。
下の説明には、ノード、及び非ノードといった用語が含
まれる。ここで認識されたいのは、用具12が、ユーザ
により保持されていない場合に、ノード/非ノードが定
義される、ということである。
【0025】衝撃位置が、大きな距離の心外れにあり、
衝撃力が大きいと想定すると、曲げモードは、例えば、
2つのノード、及び3つの非ノードのパターンで振動す
る。非ノードは、通常、3つの位置にあり、すなわち、
非ノード51aは、用具12の上部に位置し、非ノード
51bは、ハンドル20とヘッド14の交差部に位置
し、非ノード51cは、ハンドル20の端部に位置す
る。ノードは、非ノードの間に位置する。振動吸収装置
10は、ノードに組み込まれる場合、あまり効果がな
く、非ノード、好適には非ノード51cに配置すべきで
ある。これが不可能な場合には、振動吸収装置10は、
可能な限りノードから遠く離して配置すべきである。
衝撃力が大きいと想定すると、曲げモードは、例えば、
2つのノード、及び3つの非ノードのパターンで振動す
る。非ノードは、通常、3つの位置にあり、すなわち、
非ノード51aは、用具12の上部に位置し、非ノード
51bは、ハンドル20とヘッド14の交差部に位置
し、非ノード51cは、ハンドル20の端部に位置す
る。ノードは、非ノードの間に位置する。振動吸収装置
10は、ノードに組み込まれる場合、あまり効果がな
く、非ノード、好適には非ノード51cに配置すべきで
ある。これが不可能な場合には、振動吸収装置10は、
可能な限りノードから遠く離して配置すべきである。
【0026】衝撃位置が、大きな距離の心外れにあり、
また衝撃力が大きいと想定すると、励振により、用具1
2が、曲げモード、及びねじりモードにおいて、1つよ
り多い周波数で振動せしめられる。各モードに起因した
振動量は、正確には特定できないが、振動の影響は、ユ
ーザにより感じとられる。ねじりモードに対する振動の
パターンは、ヘッド14の各末端側における、2つの非
ノード52と54、及び中央におけるノード線56から
なる1組である。多モード振動吸収装置10は、ノード
線56に配置される。用具12が、ユーザの手で把持さ
れた場合、ノード線56は、横方向にシフトし、従っ
て、用具12の振動を適切に減衰するように配置され
る。本発明の多モード振動吸収装置10を用いて、適切
に制動された場合、用具12における結果としての振動
は、図7の符号60で示すように、劇的に低減される。
また衝撃力が大きいと想定すると、励振により、用具1
2が、曲げモード、及びねじりモードにおいて、1つよ
り多い周波数で振動せしめられる。各モードに起因した
振動量は、正確には特定できないが、振動の影響は、ユ
ーザにより感じとられる。ねじりモードに対する振動の
パターンは、ヘッド14の各末端側における、2つの非
ノード52と54、及び中央におけるノード線56から
なる1組である。多モード振動吸収装置10は、ノード
線56に配置される。用具12が、ユーザの手で把持さ
れた場合、ノード線56は、横方向にシフトし、従っ
て、用具12の振動を適切に減衰するように配置され
る。本発明の多モード振動吸収装置10を用いて、適切
に制動された場合、用具12における結果としての振動
は、図7の符号60で示すように、劇的に低減される。
【0027】図8を参照すると、ハンドル20における
大きさ(dB)対周波数(Hz)のグラフが、多モード
振動吸収装置10のない用具12(基本線)と、多モー
ド振動吸収装置10のある用具12(制動付き)に対し
て、示されている。基本線の曲線61、及び制動付きの
曲線62が、例示されている。曲線61、及び62のピ
ークは、各種のモードを表す。多モード振動吸収装置1
0のない用具12に対する、基本線の曲線61のピーク
の大きさは、多モード振動吸収装置10のある用具12
に対する、制動付きの曲線62のピークよりもかなり大
きい。
大きさ(dB)対周波数(Hz)のグラフが、多モード
振動吸収装置10のない用具12(基本線)と、多モー
ド振動吸収装置10のある用具12(制動付き)に対し
て、示されている。基本線の曲線61、及び制動付きの
曲線62が、例示されている。曲線61、及び62のピ
ークは、各種のモードを表す。多モード振動吸収装置1
0のない用具12に対する、基本線の曲線61のピーク
の大きさは、多モード振動吸収装置10のある用具12
に対する、制動付きの曲線62のピークよりもかなり大
きい。
【0028】図9を参照すると、多モード振動吸収装置
10の他の実施例110が、示されている。振動吸収装
置10と同様の部品は、100だけ増やした同様の参照
番号を有する。振動吸収装置110は、ハンドル20の
一端に配置されて、用具12における多数の周波数の振
動を低減する。振動吸収装置110は、ベース部材13
2と、そのベース部材132に装着された質量体134
とを含む。ベース部材132は、本体135を備え、こ
れは、概ね円筒の形状であり、ハンドル内にぴったり適
合するように、ハンドル20の内部表面38に合致す
る、外部表面136を備える。本体135は、それを介
して延伸する開口180を有する。ベース部材132
は、ゴム、発泡剤、又はポリエステルといった、高制動
の粘弾性材料から製作される。
10の他の実施例110が、示されている。振動吸収装
置10と同様の部品は、100だけ増やした同様の参照
番号を有する。振動吸収装置110は、ハンドル20の
一端に配置されて、用具12における多数の周波数の振
動を低減する。振動吸収装置110は、ベース部材13
2と、そのベース部材132に装着された質量体134
とを含む。ベース部材132は、本体135を備え、こ
れは、概ね円筒の形状であり、ハンドル内にぴったり適
合するように、ハンドル20の内部表面38に合致す
る、外部表面136を備える。本体135は、それを介
して延伸する開口180を有する。ベース部材132
は、ゴム、発泡剤、又はポリエステルといった、高制動
の粘弾性材料から製作される。
【0029】質量体134は、概ね矩形の形状であり、
長手方向軸を有する。質量体134の断面は、概ね円形
である。質量体134は、黄銅、鋼鉄、又はタングステ
ンといった、金属材料から製作される。ベース部材13
2、及び質量体134の特性は、振動吸収装置110の
周波数が、用具12の同じ組の周波数に匹敵するように
選定される。ベース部材132、及び質量体134の長
さ、幅、厚さ、及び材料を変更することにより、曲げモ
ード、ねじりモード、及び縦モードの周波数は、同調可
能である。
長手方向軸を有する。質量体134の断面は、概ね円形
である。質量体134は、黄銅、鋼鉄、又はタングステ
ンといった、金属材料から製作される。ベース部材13
2、及び質量体134の特性は、振動吸収装置110の
周波数が、用具12の同じ組の周波数に匹敵するように
選定される。ベース部材132、及び質量体134の長
さ、幅、厚さ、及び材料を変更することにより、曲げモ
ード、ねじりモード、及び縦モードの周波数は、同調可
能である。
【0030】質量体134は、それが封止されるよう
に、ベース部材132の開口180を介して延伸する。
キャップ149が、ハンドル20の端部に被せられて、
振動吸収装置110を密封する。キャップ149は、プ
ラスチック材料製である。質量体134とベース部材1
32、及びそれらの幾何配置は、振動吸収装置110
が、用具12と同じ組の周波数で振動するが、用具12
とは位相外れで振動するように同調される。質量体13
4は、用具12とは、180度の位相外れで振動する。
振動吸収装置110の曲げモードは、用具12の第1の
曲げモードにおいて生じる。振動吸収装置110のねじ
りモードは、用具12の第1のねじりモードにおいて生
じる。振動吸収装置110の縦モードは、用具12の第
1の縦モードにおいて生じる。ベース部材132は、質
量体134により発生される、多数の周波数でのエネル
ギーを吸収し、その吸収したエネルギーを用具12に解
放して、衝撃に起因して、用具12において生成される
エネルギーを打ち消すように機能する。振動吸収装置1
10は、図8に示すように、用具の振動を低減する。こ
こで認識されたいのは、振動吸収装置110の対応する
モードが、用具12の対応するモードと整合する、とい
うことである。
に、ベース部材132の開口180を介して延伸する。
キャップ149が、ハンドル20の端部に被せられて、
振動吸収装置110を密封する。キャップ149は、プ
ラスチック材料製である。質量体134とベース部材1
32、及びそれらの幾何配置は、振動吸収装置110
が、用具12と同じ組の周波数で振動するが、用具12
とは位相外れで振動するように同調される。質量体13
4は、用具12とは、180度の位相外れで振動する。
振動吸収装置110の曲げモードは、用具12の第1の
曲げモードにおいて生じる。振動吸収装置110のねじ
りモードは、用具12の第1のねじりモードにおいて生
じる。振動吸収装置110の縦モードは、用具12の第
1の縦モードにおいて生じる。ベース部材132は、質
量体134により発生される、多数の周波数でのエネル
ギーを吸収し、その吸収したエネルギーを用具12に解
放して、衝撃に起因して、用具12において生成される
エネルギーを打ち消すように機能する。振動吸収装置1
10は、図8に示すように、用具の振動を低減する。こ
こで認識されたいのは、振動吸収装置110の対応する
モードが、用具12の対応するモードと整合する、とい
うことである。
【0031】例示的な仕方で、本発明を説明した。使用
した技術用語は、限定ではなく、本質的に説明の言葉を
意図するものである。
した技術用語は、限定ではなく、本質的に説明の言葉を
意図するものである。
【0032】上記の教示に鑑みて、多数の修正、及び変
形が可能である。従って、特許請求の範囲内で、本発明
は、具体的に記載した以外でも実施することができる。
形が可能である。従って、特許請求の範囲内で、本発明
は、具体的に記載した以外でも実施することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、用
具、及び多モード振動吸収装置が、同一の周波数の組、
又は多数の周波数で、且つ互いに反対の位相で振動し
て、互いに振動を相殺し合い、用具における結果として
の応答のかなりの量が低減可能となり、また人間の手
が、ほとんどエネルギーを吸収しなくするようにでき
る、という効果がある。
具、及び多モード振動吸収装置が、同一の周波数の組、
又は多数の周波数で、且つ互いに反対の位相で振動し
て、互いに振動を相殺し合い、用具における結果として
の応答のかなりの量が低減可能となり、また人間の手
が、ほとんどエネルギーを吸収しなくするようにでき
る、という効果がある。
【図1】振動の曲げモードを示す、用具の斜視図であ
る。
る。
【図2】振動のねじりモードを示す、用具の斜視図であ
る。
る。
【図3】振動の縦モードを示す、用具の斜視図である。
【図4】本発明による、用具との実施関係で示した、多
モード振動吸収装置の斜視図である。
モード振動吸収装置の斜視図である。
【図5】図4の多モード振動吸収装置、及び用具の分解
組立図である。
組立図である。
【図6】図4の多モード振動吸収装置の断片図である。
【図7】図4の多モード振動吸収装置、及び用具の振動
運動を示す概略図である。
運動を示す概略図である。
【図8】制動無しの用具と、本発明による多モード振動
吸収装置を使用する、制動付き用具との間で、ハンドル
における相対周波数を比較するグラフである。
吸収装置を使用する、制動付き用具との間で、ハンドル
における相対周波数を比較するグラフである。
【図9】図4の多モード振動吸収装置、及び用具の他の
実施例の分解組立図である。
実施例の分解組立図である。
10 多モード振動吸収装置 32 ベース部材 34 質量体 35 ベース部材32の本体 40 ベース部材32の突起 40a ベース部材32の第1の側 40b ベース部材32の第2の側 42 開口 43 スロット(凹部) 44 シャフト 46 第1のヘッド 48 第2のヘッド
Claims (20)
- 【請求項1】 用具のための多モード振動吸収装置にお
いて、 ベース部材と、 前記ベース部材に装着され、前記ベース部材に対して、
片持ち梁式にされる質量体と、からなり、前記装置は、
用具と同じ周波数の組で振動するが、用具とは位相外れ
で振動するように同調される、多モード振動吸収装置。 - 【請求項2】 前記ベース部材は、それを介して延伸す
る開口を有し、前記質量体は、前記ベース部材の開口を
介して延伸する、請求項1に記載の多モード振動吸収装
置。 - 【請求項3】 前記質量体は、一端における第1のヘッ
ド、及び他端における第2のヘッドを備えるシャフトを
含む、請求項1に記載の多モード振動吸収装置。 - 【請求項4】 前記第1のヘッドは、前記第2のヘッド
よりも大きい、請求項3に記載の多モード振動吸収装
置。 - 【請求項5】 前記ベース部材は、本体と、該本体から
外方向に延伸する突起を備える、請求項1に記載の多モ
ード振動吸収装置。 - 【請求項6】 前記突起は、前記本体の中心線に対して
心外れにある、請求項5に記載の多モード振動吸収装
置。 - 【請求項7】 前記本体は、等しくない剛性の、第1の
側、及び第2の側を備える、請求項5に記載の多モード
振動吸収装置。 - 【請求項8】 前記本体は、用具の一部を受けるための
凹部を有する、請求項5に記載の多モード振動吸収装
置。 - 【請求項9】 前記開口は、前記ベース部材の前記突起
を介して延伸する、請求項2に記載の多モード振動吸収
装置。 - 【請求項10】 前記多モード振動吸収装置は、用具の
ハンドル内に装着される、請求項1に記載の多モード振
動吸収装置。 - 【請求項11】 ヘッド、及びハンドルを含むフレーム
と、 前記用具の前記ハンドル内に装着される、多モード振動
吸収装置であって、粘弾性ベース部材と、該粘弾性ベー
ス部材に装着されて、前記粘弾性ベース部材に対して片
持ち梁式にされる質量体とを含み、前記装置が、前記用
具と同じ周波数で振動するが、前記用具とは位相外れで
振動するように同調される、多モード振動吸収装置と、
からなる用具。 - 【請求項12】 前記多モード振動吸収装置は、前記ヘ
ッドに対向する前記ハンドルの端部に配置される、請求
項11に記載の用具。 - 【請求項13】 前記粘弾性ベース部材は、それを介し
て延伸する開口を有し、前記質量体は、前記開口を介し
て延伸する、請求項11に記載の用具。 - 【請求項14】 前記質量体は、一端における第1のヘ
ッド、及び他端における第2のヘッドを備えるシャフト
を含む、請求項11に記載の用具。 - 【請求項15】 前記第1のヘッドは、前記第2のヘッ
ドよりも大きい、請求項14に記載の用具。 - 【請求項16】 前記ベース部材は、本体と、該本体か
ら外方向に延伸する突起を備える、請求項14に記載の
用具。 - 【請求項17】 前記突起は、前記本体の中心線に対し
て心外れにある、請求項14に記載の用具。 - 【請求項18】 前記本体は、等しくない剛性の、第1
の側、及び第2の側を備える、請求項14に記載の用
具。 - 【請求項19】 前記質量体は、形状において円筒形で
ある、請求項11に記載の用具。 - 【請求項20】 前記ベース部材は、長手方向に延伸
し、それを介して延伸する開口を有し、前記質量体は、
前記開口に配置され、前記ベース部材により封止され
る、請求項19に記載の用具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US580297 | 1995-12-28 | ||
US08/580,297 US5935027A (en) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Multi-mode vibration absorbing device for implements |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09196112A true JPH09196112A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=24320522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8153523A Pending JPH09196112A (ja) | 1995-12-28 | 1996-06-14 | 用具のための多モード振動吸収装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5935027A (ja) |
EP (1) | EP0781575A3 (ja) |
JP (1) | JPH09196112A (ja) |
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