JPH09195631A - ドア枠 - Google Patents
ドア枠Info
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- JPH09195631A JPH09195631A JP2602096A JP2602096A JPH09195631A JP H09195631 A JPH09195631 A JP H09195631A JP 2602096 A JP2602096 A JP 2602096A JP 2602096 A JP2602096 A JP 2602096A JP H09195631 A JPH09195631 A JP H09195631A
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- door frame
- frame
- door
- gap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は建物が地震等によってドア枠を押し
圧しても、ドアを開閉可能に取付けているドア枠本体の
変形を効率よく防止してドアを開放して安全に脱出する
ことができるドア枠を得るにある。 【解決手段】 ドアを開閉可能に取付けることができる
ドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部の外
周部に隙間が生じるように覆うことができる建物の躯体
に固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本体と
の隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧され
た場合には該隙間がなくなくるように保持する保持機構
とでドア枠を構成している。
圧しても、ドアを開閉可能に取付けているドア枠本体の
変形を効率よく防止してドアを開放して安全に脱出する
ことができるドア枠を得るにある。 【解決手段】 ドアを開閉可能に取付けることができる
ドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部の外
周部に隙間が生じるように覆うことができる建物の躯体
に固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本体と
の隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧され
た場合には該隙間がなくなくるように保持する保持機構
とでドア枠を構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマンション等の建物
の開口部に、ドアを取付けるためのドア枠に関する。
の開口部に、ドアを取付けるためのドア枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の開口部の躯体に金
属材で形成されたドア枠を固定し、このドア枠にドアを
開閉可能に取付けている。
属材で形成されたドア枠を固定し、このドア枠にドアを
開閉可能に取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のドア枠は建物の
開口部の躯体に固定されているため、地震等によって建
物が揺れ動き、傾いたり、損傷した場合、ドア枠も躯体
によって押し圧され、曲り、変形し、ドアの開閉が不可
能になるという欠点があった。
開口部の躯体に固定されているため、地震等によって建
物が揺れ動き、傾いたり、損傷した場合、ドア枠も躯体
によって押し圧され、曲り、変形し、ドアの開閉が不可
能になるという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
建物が地震等によってドア枠を押し圧しても、ドアを開
閉可能に取付けているドア枠本体の変形を効率よく防止
してドアを開放して安全に脱出することができるドア枠
を提供することを目的としている。
建物が地震等によってドア枠を押し圧しても、ドアを開
閉可能に取付けているドア枠本体の変形を効率よく防止
してドアを開放して安全に脱出することができるドア枠
を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はドアを開閉可能に取付けることができるド
ア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部の外周
部に隙間が生じるように覆うことができる建物の躯体に
固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本体との
隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧された
場合には該隙間がなくなくるように保持する保持機構と
でドア枠を構成している。
に、本発明はドアを開閉可能に取付けることができるド
ア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部の外周
部に隙間が生じるように覆うことができる建物の躯体に
固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本体との
隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧された
場合には該隙間がなくなくるように保持する保持機構と
でドア枠を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図7の本発明の第1の実施の形
態において、1は建物2の開口部3にドア4を取付ける
ために取付けられた本発明のドア枠で、このドア枠1は
前記開口部3の上部および左右部位との間に隙間5を有
するように下部が床面の躯体2aに固定された金属材で
長方形状の枠状に形成されたドア枠本体6と、このドア
枠本体6の上部および左右部位の外周部を覆うように前
記開口部3の上部および左右部位の躯体2aに前記隙間
5を覆うように取付けられた門型形状の外側枠7と、こ
の外側枠7と前記ドア枠本体6との隙間5を常時一定状
態にし、地震等によって押し圧された場合には該隙間5
がなくなるように保持する保持機構8とで構成されてい
る。
態において、1は建物2の開口部3にドア4を取付ける
ために取付けられた本発明のドア枠で、このドア枠1は
前記開口部3の上部および左右部位との間に隙間5を有
するように下部が床面の躯体2aに固定された金属材で
長方形状の枠状に形成されたドア枠本体6と、このドア
枠本体6の上部および左右部位の外周部を覆うように前
記開口部3の上部および左右部位の躯体2aに前記隙間
5を覆うように取付けられた門型形状の外側枠7と、こ
の外側枠7と前記ドア枠本体6との隙間5を常時一定状
態にし、地震等によって押し圧された場合には該隙間5
がなくなるように保持する保持機構8とで構成されてい
る。
【0009】前記ドア枠本体6は図4に示すように、金
属材で長方形状の枠状に形成され、蝶番9、9でドア4
が開閉可能に取付けられる枠体10と、この枠体10の
後部内壁面に内側へ突出するように形成されたドア支持
枠11とで構成されている。
属材で長方形状の枠状に形成され、蝶番9、9でドア4
が開閉可能に取付けられる枠体10と、この枠体10の
後部内壁面に内側へ突出するように形成されたドア支持
枠11とで構成されている。
【0010】前記外側枠7は図5に示すように、内部に
前記ドア枠本体6がスライド移動可能に入り込むように
チャンネル状に形成された金属材を門型となるように加
工したもので、下端部や外周部が前記開口部3の周縁の
躯体2aに複数本の固定ビス12によって固定状態で設
置される。
前記ドア枠本体6がスライド移動可能に入り込むように
チャンネル状に形成された金属材を門型となるように加
工したもので、下端部や外周部が前記開口部3の周縁の
躯体2aに複数本の固定ビス12によって固定状態で設
置される。
【0011】前記保持機構8は前記外側枠7の内壁面と
前記ドア枠本体6の外周部との間に図6に示すように、
所定間隔で取付けられた複数個のゴム材で構成されてい
る。
前記ドア枠本体6の外周部との間に図6に示すように、
所定間隔で取付けられた複数個のゴム材で構成されてい
る。
【0012】上記構成のドア枠1は開口部3の両側およ
び上部の内壁面に複数本の固定ビス12を用いて外側枠
7を固定した後、該外側枠7の内壁面にあらかじめ、あ
るいは該外側枠7の取付け後に所定間隔で固定された保
持機構8としてのゴム材を押し圧しながら内部にドア枠
本体6を位置させ、該ドア枠本体6の下部を躯体2aの
床面に複数本の固定ビス12によって固定する。しかる
後、開口部3の周縁にモルタル13を塗布して外側枠7
の周囲を覆う。
び上部の内壁面に複数本の固定ビス12を用いて外側枠
7を固定した後、該外側枠7の内壁面にあらかじめ、あ
るいは該外側枠7の取付け後に所定間隔で固定された保
持機構8としてのゴム材を押し圧しながら内部にドア枠
本体6を位置させ、該ドア枠本体6の下部を躯体2aの
床面に複数本の固定ビス12によって固定する。しかる
後、開口部3の周縁にモルタル13を塗布して外側枠7
の周囲を覆う。
【0013】このようにして設置されたドア枠1は、地
震等によって建物2の躯体2aが変形した場合、躯体2
aが外側枠7を押し圧し、図7に示すように変形する
が、この場合、保持機構としてのゴム材を押し圧して隙
間5が小さくなるため、ドア4が取付けられたドア枠本
体6の変形が阻止され、通常時と同様にドア4を開閉す
ることができる。
震等によって建物2の躯体2aが変形した場合、躯体2
aが外側枠7を押し圧し、図7に示すように変形する
が、この場合、保持機構としてのゴム材を押し圧して隙
間5が小さくなるため、ドア4が取付けられたドア枠本
体6の変形が阻止され、通常時と同様にドア4を開閉す
ることができる。
【0014】
【発明の異なる実施の形態】次に、図8ないし図29に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0015】図8ないし図10の本発明の第2の実施の
形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異
なる点は、ドア枠本体6を前方より外側枠7A内に挿入
できるように前面板14aを短く形成した外側枠本体1
4と、この外側枠本体14の前面板14aに複数本のビ
ス15で固定されたカバー板16とで構成した点で、こ
のように構成した外側枠7Aを用いたドア枠1Aにして
も、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異
なる点は、ドア枠本体6を前方より外側枠7A内に挿入
できるように前面板14aを短く形成した外側枠本体1
4と、この外側枠本体14の前面板14aに複数本のビ
ス15で固定されたカバー板16とで構成した点で、こ
のように構成した外側枠7Aを用いたドア枠1Aにして
も、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【0016】図11ないし図13の本発明の第3の実施
の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に
異なる点は、保持機構8Aとして複数個の弧状に形成さ
れた板スプリングを用いた点で、このような保持機構8
Aを用いたドア枠1Bにしても、前記本発明の第2の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に
異なる点は、保持機構8Aとして複数個の弧状に形成さ
れた板スプリングを用いた点で、このような保持機構8
Aを用いたドア枠1Bにしても、前記本発明の第2の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】図14ないし図16の本発明の第4の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、開口部3の底面と一側面にドア枠本体6の
下部と一側面を固定するとともに、該ドア枠本体6の上
部と他側面に隙間5を介してチャンネル状の金属板をL
字状に曲げ加工した外側枠7Bを用いた点で、このよう
に形成したドア枠本体6と外側枠7Bを用いて形成した
ドア枠1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、開口部3の底面と一側面にドア枠本体6の
下部と一側面を固定するとともに、該ドア枠本体6の上
部と他側面に隙間5を介してチャンネル状の金属板をL
字状に曲げ加工した外側枠7Bを用いた点で、このよう
に形成したドア枠本体6と外側枠7Bを用いて形成した
ドア枠1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と
同様な作用効果が得られる。
【0018】図17ないし図20の本発明の第5の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、開口部3に一側面だけに隙間5を有するよ
うにドア枠本体6を固定するとともに、このドア枠本体
6の一側部の隙間5を覆うように外側枠7Cを開口部3
の躯体2aに固定した点で、このように構成したドア枠
1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。なお、外側枠7Cの外側面にはド
ア枠本体6を複数本のボルト17で支持する複数個のボ
ルト挿入孔18と、この複数個のボルト挿入孔18の外
周部をそれぞれ覆うとともに、躯体2a内に挿入され前
記複数本のボルト17の移動を可能にする筒部材19と
が設けられている。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、開口部3に一側面だけに隙間5を有するよ
うにドア枠本体6を固定するとともに、このドア枠本体
6の一側部の隙間5を覆うように外側枠7Cを開口部3
の躯体2aに固定した点で、このように構成したドア枠
1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な
作用効果が得られる。なお、外側枠7Cの外側面にはド
ア枠本体6を複数本のボルト17で支持する複数個のボ
ルト挿入孔18と、この複数個のボルト挿入孔18の外
周部をそれぞれ覆うとともに、躯体2a内に挿入され前
記複数本のボルト17の移動を可能にする筒部材19と
が設けられている。
【0019】図21ないし図23の本発明の第6の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、外周壁面の中央部に開口部6aを有するド
ア枠本体6Aと、このドア枠本体6Aの開口部6aの両
側面6b、6bの内壁面とハット形鋼形状の外側枠7D
のフランジ部7a、7aを保持機構として所定以上の加
重が加わると外れて内部に入り込むことができるように
切断される複数本のリベット20、20で固定した点
で、このように構成したドア枠1Eにしても、前記本発
明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。な
お、21、21はドア枠本体6Aの両側面6b、6bと
モルタル13、13との間の隙間を覆う弾性を有するシ
ール材である。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、外周壁面の中央部に開口部6aを有するド
ア枠本体6Aと、このドア枠本体6Aの開口部6aの両
側面6b、6bの内壁面とハット形鋼形状の外側枠7D
のフランジ部7a、7aを保持機構として所定以上の加
重が加わると外れて内部に入り込むことができるように
切断される複数本のリベット20、20で固定した点
で、このように構成したドア枠1Eにしても、前記本発
明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。な
お、21、21はドア枠本体6Aの両側面6b、6bと
モルタル13、13との間の隙間を覆う弾性を有するシ
ール材である。
【0020】図24ないし図26の本発明の第7の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、外周壁面の中央部に開口部6aを有するド
ア枠本体6Aと、このドア枠本体6Aの開口部6aの両
側面6b、6bの内壁面と当接する両端部にコ字状の支
持部7b、7bが形成された外側枠7Eと、この外側枠
7Eの支持部7b、7bの先端取付け部7c、7cと前
記ドア枠本体6Aの開口部6aの両側面6b、6bとを
固定する保持機構として所定以上の加重が加わると切断
される複数本のリベット20、20とを用いた点で、こ
のように構成したドア枠1Fにしても、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、外周壁面の中央部に開口部6aを有するド
ア枠本体6Aと、このドア枠本体6Aの開口部6aの両
側面6b、6bの内壁面と当接する両端部にコ字状の支
持部7b、7bが形成された外側枠7Eと、この外側枠
7Eの支持部7b、7bの先端取付け部7c、7cと前
記ドア枠本体6Aの開口部6aの両側面6b、6bとを
固定する保持機構として所定以上の加重が加わると切断
される複数本のリベット20、20とを用いた点で、こ
のように構成したドア枠1Fにしても、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0021】図27ないし図29の本発明の第8の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、保持機構として所定以上の加重が加わると
折り畳まれるように両側面のほぼ中央部が内側に位置す
るように折り曲げられた外側枠7Fの先端取付け部7
c、7cと、ドア枠本体6Aの開口部6aの両側面6
b、6bとを複数個のリベットやビス22、22を用い
て固定した点で、このように構成したドア枠1Gにして
も、所定以上の加重が加わると外側枠7Fの両側面が折
り畳まれて、その加重を吸収するので、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、保持機構として所定以上の加重が加わると
折り畳まれるように両側面のほぼ中央部が内側に位置す
るように折り曲げられた外側枠7Fの先端取付け部7
c、7cと、ドア枠本体6Aの開口部6aの両側面6
b、6bとを複数個のリベットやビス22、22を用い
て固定した点で、このように構成したドア枠1Gにして
も、所定以上の加重が加わると外側枠7Fの両側面が折
り畳まれて、その加重を吸収するので、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0022】前記本発明の各実施の形態では保持機構と
して、ゴム材や板スプリングを用いたものについて説明
したが、本発明はこれに限らず、コイルスプリングや、
ゴム材とスプリングとを混在させたものを使用してもよ
い。
して、ゴム材や板スプリングを用いたものについて説明
したが、本発明はこれに限らず、コイルスプリングや、
ゴム材とスプリングとを混在させたものを使用してもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0024】(1)ドアを開閉可能に取付けることがで
きるドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部
の外周部に隙間が生じるように覆うことができる建物の
躯体に固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本
体との隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧
された場合には該隙間がなくなくるように保持する保持
機構とで構成されているので、地震等で建物が変形した
場合に、外側枠が躯体によって押し圧され、外側枠とド
ア枠本体との間の隙間分だけ変形しても、ドア枠本体が
変形する荷重が加わらない。このため、ドア枠本体が変
形するのを防止することができ、安全にドアを開放して
室内より脱出することができる。
きるドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部
の外周部に隙間が生じるように覆うことができる建物の
躯体に固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本
体との隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧
された場合には該隙間がなくなくるように保持する保持
機構とで構成されているので、地震等で建物が変形した
場合に、外側枠が躯体によって押し圧され、外側枠とド
ア枠本体との間の隙間分だけ変形しても、ドア枠本体が
変形する荷重が加わらない。このため、ドア枠本体が変
形するのを防止することができ、安全にドアを開放して
室内より脱出することができる。
【0025】(2)前記(1)によって、ドア枠本体の
上部および両側部に隙間が生じるように外側枠で覆って
いるので、外見上は従来と同様に見せることができる。
したがって、従来品と違和感なく使用することができ
る。
上部および両側部に隙間が生じるように外側枠で覆って
いるので、外見上は従来と同様に見せることができる。
したがって、従来品と違和感なく使用することができ
る。
【0026】(3)前記(1)によって、外側枠と保持
機構を用いるだけでよいので、比較的楽に設置すること
ができる。
機構を用いるだけでよいので、比較的楽に設置すること
ができる。
【0027】(4)請求項2、3も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
と同様な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す一
部破断正面図。
部破断正面図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態のドア枠本体の説明
図。
図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の外側枠の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の保持機構の取付け
状態の説明図。
状態の説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の動作状態の説明
図。
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の使用状態を示す一
部破断正面図。
部破断正面図。
【図9】図8の9−9線に沿う拡大断面図。
【図10】図8の10−10線に沿う拡大断面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の使用状態を示す
一部破断正面図。
一部破断正面図。
【図12】図11の12−12線に沿う拡大断面図。
【図13】図11の13−13線に沿う拡大断面図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の使用状態を示す
一部破断正面図。
一部破断正面図。
【図15】図14の15−15線に沿う拡大断面図。
【図16】図14の16−16線に沿う拡大断面図。
【図17】本発明の第5の実施の形態の使用状態を示す
一部破断正面図。
一部破断正面図。
【図18】図17の18−18線に沿う拡大断面図。
【図19】図17の19−19線に沿う拡大断面図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の外側枠の説明
図。
図。
【図21】本発明の第6の実施の形態の使用状態の正面
図。
図。
【図22】図21の22−22線に沿う拡大断面図。
【図23】本発明の第6の実施の形態の動作状態の説明
図。
図。
【図24】本発明の第7の実施の形態の使用状態の正面
図。
図。
【図25】図24の25−25線に沿う拡大断面図。
【図26】本発明の第7の実施の形態の動作状態の説明
図。
図。
【図27】本発明の第8の実施の形態の使用状態の正面
図。
図。
【図28】図27の28−28線に沿う拡大断面図。
【図29】本発明の第8の実施の形態の動作状態の説明
図。
図。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G:ドア
枠、 2:建物、 3:開口部、 4:ドア、 5:隙間、 6、6A:ドア枠本体、 7、7A、7B、7C、7D、7E、7F:外側枠、 8:保持機構、 9:蝶番、 10:枠体、 11:ドア支持枠、 12:固定ビス、 13:モルタル、 14:外側枠本体、 15:ビス、 16:カバー板、 17:ボルト、 18:ボルト挿入孔、 19:筒部材、 20:リベット、 21:シール材、 22:ビス。
枠、 2:建物、 3:開口部、 4:ドア、 5:隙間、 6、6A:ドア枠本体、 7、7A、7B、7C、7D、7E、7F:外側枠、 8:保持機構、 9:蝶番、 10:枠体、 11:ドア支持枠、 12:固定ビス、 13:モルタル、 14:外側枠本体、 15:ビス、 16:カバー板、 17:ボルト、 18:ボルト挿入孔、 19:筒部材、 20:リベット、 21:シール材、 22:ビス。
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアを開閉可能に取付けることができる
ドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部の外
周部に隙間が生じるように覆うことができる建物の躯体
に固定される外側枠と、この外側枠と前記ドア枠本体と
の隙間を常時一定状態にし、地震等によって押し圧され
た場合には該隙間がなくなくるように保持する保持機構
とを備えることを特徴とするドア枠。 - 【請求項2】 ドアを開閉可能に取付けることができる
ドア枠本体と、このドア枠本体の上部および両側部のい
ずれか一方の外周部に隙間が生じるように覆うことがで
きる建物の躯体に固定される外側枠と、この外側枠と前
記ドア枠本体との隙間を常時一定状態にし、地震等によ
って押し圧された場合には該隙間がなくなるように保持
する保持機構とを備えることを特徴とするドア枠。 - 【請求項3】 ドアを開閉可能に取付けることができる
ドア枠本体と、このドア枠本体の両側のいずれか一方あ
るいは両方に隙間を介して該ドア本体の側枠部材を覆う
ように取付けられた外側枠と、この外側枠と前記ドア枠
本体の側枠部材との隙間を常時一定状態に保持し、地震
等によって押し圧された場合には該隙間がなくなるよう
に保持する保持機構とを備えることをと特徴とするドア
枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2602096A JPH09195631A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ドア枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2602096A JPH09195631A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ドア枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195631A true JPH09195631A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12182024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2602096A Pending JPH09195631A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ドア枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09195631A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057217A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Yoshio Maeda | 家屋における補強構造方法 |
CN102278044A (zh) * | 2011-04-20 | 2011-12-14 | 同济大学 | 抗挤压变形门 |
WO2015021569A1 (es) * | 2013-08-14 | 2015-02-19 | Sociedad De Investigación Y Desarrollo Spa. | Marco flotante antisísmico |
JP2016000920A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 大成建設株式会社 | 扉枠構造 |
WO2017201634A1 (es) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | VERGARA LEÓN, Hugo | Marco integral antisísmico para puertas |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP2602096A patent/JPH09195631A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057217A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Yoshio Maeda | 家屋における補強構造方法 |
CN102278044A (zh) * | 2011-04-20 | 2011-12-14 | 同济大学 | 抗挤压变形门 |
WO2015021569A1 (es) * | 2013-08-14 | 2015-02-19 | Sociedad De Investigación Y Desarrollo Spa. | Marco flotante antisísmico |
JP2016000920A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 大成建設株式会社 | 扉枠構造 |
WO2017201634A1 (es) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | VERGARA LEÓN, Hugo | Marco integral antisísmico para puertas |
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