JPH0919539A - 遊戯機における回転表示器の駆動装置および遊戯機 - Google Patents
遊戯機における回転表示器の駆動装置および遊戯機Info
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- JPH0919539A JPH0919539A JP7172459A JP17245995A JPH0919539A JP H0919539 A JPH0919539 A JP H0919539A JP 7172459 A JP7172459 A JP 7172459A JP 17245995 A JP17245995 A JP 17245995A JP H0919539 A JPH0919539 A JP H0919539A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パチンコ台に設けられている機械的な回転表
示器を振動波モータで駆動する際に、安定した駆動を得
る。 【解決手段】 遊戯機の回転表示器11を回転させる振
動波モータ14と、前記回転表示器の回転速度を検出す
る速度検出手段と、前記速度検出手段からの速度検出情
報に基づいて前記振動波モータを目標速度で駆動制御す
ると共に目標位置で停止させるための駆動制御手段とを
有し、前記駆動制御手段は、駆動可能範囲内において起
動時の制御値と、目標速度に対応した制御値を記憶する
ための初期化動作処理(S−6,7,8,11)を行
う。
示器を振動波モータで駆動する際に、安定した駆動を得
る。 【解決手段】 遊戯機の回転表示器11を回転させる振
動波モータ14と、前記回転表示器の回転速度を検出す
る速度検出手段と、前記速度検出手段からの速度検出情
報に基づいて前記振動波モータを目標速度で駆動制御す
ると共に目標位置で停止させるための駆動制御手段とを
有し、前記駆動制御手段は、駆動可能範囲内において起
動時の制御値と、目標速度に対応した制御値を記憶する
ための初期化動作処理(S−6,7,8,11)を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パチンコ
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の回転
表示器を振動波モータで駆動する遊技機における回転表
示器の駆動装置および遊戯機に関する。
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の回転
表示器を振動波モータで駆動する遊技機における回転表
示器の駆動装置および遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機あるいはスロットマシン
等において、複数の回転体で構成された回転表示器を機
械的に回転させ、例えば数字、記号、文字や絵柄、さら
には空白等の表示態様で表示が行われている表示部の特
定の表示がすべて揃った位置で回転表示器が停止すると
大当たりとするものが種々提案されている。
等において、複数の回転体で構成された回転表示器を機
械的に回転させ、例えば数字、記号、文字や絵柄、さら
には空白等の表示態様で表示が行われている表示部の特
定の表示がすべて揃った位置で回転表示器が停止すると
大当たりとするものが種々提案されている。
【0003】図7に従来の回転表示器の構成を示す。1
2はワンチップマイコンで、回転表示器11を駆動する
ステッピングモータ23を駆動制御する。なお、図中、
回転表示器11とステッピングモータ23は1組のみ記
載しているが、このワンチップマイコン12により複数
のステッピングモータ23を個々に駆動制御する。
2はワンチップマイコンで、回転表示器11を駆動する
ステッピングモータ23を駆動制御する。なお、図中、
回転表示器11とステッピングモータ23は1組のみ記
載しているが、このワンチップマイコン12により複数
のステッピングモータ23を個々に駆動制御する。
【0004】13は回転表示器11の原点位置を検出す
るための原点検出器で、例えば回転表示器11と一体的
に回転する回転体に形成された孔部をフォトインタラプ
タにより検出し、原点位置を検出すると、マイコン12
による回転表示器13の駆動停止制御に供される。17
は出力トランジスタで、4つの出力トランジスタ17か
らの信号により、正転、逆転、停止、ブレーキなどの通
電制御が行われる。
るための原点検出器で、例えば回転表示器11と一体的
に回転する回転体に形成された孔部をフォトインタラプ
タにより検出し、原点位置を検出すると、マイコン12
による回転表示器13の駆動停止制御に供される。17
は出力トランジスタで、4つの出力トランジスタ17か
らの信号により、正転、逆転、停止、ブレーキなどの通
電制御が行われる。
【0005】このような従来のステッピングモータを用
いた回転表示器の駆動制御は、電源投入直後における回
転表示器11の位置が不明であるため、初期動作時、あ
るいは遊戯が開始された最初の運転動作時に、回転表示
器11の原点位置を検出し、その原点を基準として、ス
テッピングモータ23の駆動速度、および停止位置を決
定するようにしており、これらの制御はパルス数をカウ
ントすることにより行われていた。
いた回転表示器の駆動制御は、電源投入直後における回
転表示器11の位置が不明であるため、初期動作時、あ
るいは遊戯が開始された最初の運転動作時に、回転表示
器11の原点位置を検出し、その原点を基準として、ス
テッピングモータ23の駆動速度、および停止位置を決
定するようにしており、これらの制御はパルス数をカウ
ントすることにより行われていた。
【0006】このような遊戯機の回転表示器は、遊戯性
などの点から定常速度である最高速度に達するまでの時
間を速くするることが求められ、ステッピングモータの
速度を急に変化させた場合、ステッピングモータの特性
から脱調現象が生じることがあった。このため、目標位
置までの駆動ステップ数と実際のモータの運転ステップ
数とが合わなくなり、表示器の表示部の現在位置が把握
できなくなり、表示器11の原点通過を再度行わなけれ
ばならない等、遊戯機としての表現力に欠けることがあ
り、また表示しようとする絵柄と実際に表示される絵柄
が一致しない虞もある。
などの点から定常速度である最高速度に達するまでの時
間を速くするることが求められ、ステッピングモータの
速度を急に変化させた場合、ステッピングモータの特性
から脱調現象が生じることがあった。このため、目標位
置までの駆動ステップ数と実際のモータの運転ステップ
数とが合わなくなり、表示器の表示部の現在位置が把握
できなくなり、表示器11の原点通過を再度行わなけれ
ばならない等、遊戯機としての表現力に欠けることがあ
り、また表示しようとする絵柄と実際に表示される絵柄
が一致しない虞もある。
【0007】一方、遊戯性の点から、表示器11を低速
駆動する場合、ステッピングモータの運転ステップ角が
回転に表れ、滑らかな低速回転ができないことがあっ
た。
駆動する場合、ステッピングモータの運転ステップ角が
回転に表れ、滑らかな低速回転ができないことがあっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人はス
テッピングモータに変えて振動波モータにより回転表示
器を回転駆動することにより、駆動速度の急激な変化に
も対応でき、しかも低速駆動においても滑らかに回転表
示器を回転させることができることを提案している。
テッピングモータに変えて振動波モータにより回転表示
器を回転駆動することにより、駆動速度の急激な変化に
も対応でき、しかも低速駆動においても滑らかに回転表
示器を回転させることができることを提案している。
【0009】しかしながら、振動波モータをパチンコ台
などの遊戯機に使用する場合には、振動波モータの特性
と遊戯機としての使用環境等を考慮して駆動安定性を図
る必要がある。
などの遊戯機に使用する場合には、振動波モータの特性
と遊戯機としての使用環境等を考慮して駆動安定性を図
る必要がある。
【0010】本出願に係る発明の目的は、回転表示器を
振動波モータで安定して駆動できる遊戯機における回転
表示器の駆動装置および遊戯機を提供することにある。
振動波モータで安定して駆動できる遊戯機における回転
表示器の駆動装置および遊戯機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する第1の構成は、請求項1に記載のように、遊
戯機の回転表示器を回転させる振動波モータと、前記回
転表示器の回転速度を検出する速度検出手段と、前記速
度検出手段からの速度検出情報に基づいて前記振動波モ
ータを目標速度で駆動制御すると共に目標位置で停止さ
せるための駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段
は、駆動可能範囲内において起動時の制御値と、目標速
度に対応した制御値を記憶するための初期化動作処理を
行うことを特徴とする。
を実現する第1の構成は、請求項1に記載のように、遊
戯機の回転表示器を回転させる振動波モータと、前記回
転表示器の回転速度を検出する速度検出手段と、前記速
度検出手段からの速度検出情報に基づいて前記振動波モ
ータを目標速度で駆動制御すると共に目標位置で停止さ
せるための駆動制御手段とを有し、前記駆動制御手段
は、駆動可能範囲内において起動時の制御値と、目標速
度に対応した制御値を記憶するための初期化動作処理を
行うことを特徴とする。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、請求項2に記載のように、請求項1において、
駆動制御手段は、初期化動作処理によって得られた記憶
値に基づいて次回の駆動制御を行うことを特徴とする。
構成は、請求項2に記載のように、請求項1において、
駆動制御手段は、初期化動作処理によって得られた記憶
値に基づいて次回の駆動制御を行うことを特徴とする。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する第3の
構成は、請求項3に記載のように、請求項1または2に
おいて、駆動制御手段は、振動波モータを周波数制御す
ることを特徴とする。
構成は、請求項3に記載のように、請求項1または2に
おいて、駆動制御手段は、振動波モータを周波数制御す
ることを特徴とする。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する第4の
構成は、請求項4に記載のように、請求項1または2に
おいて、駆動制御手段は、振動波モータを電圧制御する
ことを特徴とする。
構成は、請求項4に記載のように、請求項1または2に
おいて、駆動制御手段は、振動波モータを電圧制御する
ことを特徴とする。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する第5の
構成は、請求項4に記載のように、遊戯機の回転表示器
を回転させる振動波モータと、前記回転表示器の回転速
度を予め決められたデータに基づいて制御する制御手段
とを備えた遊戯機において、前記モータへ印加される周
波信号の周波数を第1の周波数から第2の周波数方向に
スイープするスイープ手段と、周波数のスイープ時にお
ける回転表示器の回転出力状態をモニターするモニター
手段と、該モニター手段にてモニターされた回転出力状
態に対する周波数データを記憶する記憶手段からなる回
転特性検査処理手段を設け、該回転特性検査処理手段の
動作にて記憶手段に記憶された周波数データを前記制御
手段に与え、前記回転表示器の回転動作制御に際して前
記周波数データに基づいて前記モータへ印加される周波
信号の周波数制御を行うことを特徴とする。
構成は、請求項4に記載のように、遊戯機の回転表示器
を回転させる振動波モータと、前記回転表示器の回転速
度を予め決められたデータに基づいて制御する制御手段
とを備えた遊戯機において、前記モータへ印加される周
波信号の周波数を第1の周波数から第2の周波数方向に
スイープするスイープ手段と、周波数のスイープ時にお
ける回転表示器の回転出力状態をモニターするモニター
手段と、該モニター手段にてモニターされた回転出力状
態に対する周波数データを記憶する記憶手段からなる回
転特性検査処理手段を設け、該回転特性検査処理手段の
動作にて記憶手段に記憶された周波数データを前記制御
手段に与え、前記回転表示器の回転動作制御に際して前
記周波数データに基づいて前記モータへ印加される周波
信号の周波数制御を行うことを特徴とする。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する第6の
構成は、請求項6に記載のように、請求項5において、
前記処理手段による処理動作は、遊戯機の電源投入時に
行われることを特徴とする。
構成は、請求項6に記載のように、請求項5において、
前記処理手段による処理動作は、遊戯機の電源投入時に
行われることを特徴とする。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する第7の
構成は、請求項7に記載のように、請求項5または6に
おいて、前記モニター手段は、回転表示器が回転を開始
したか否かを検知し、記憶手段は回転開始時の周波数デ
ータを記憶すると共に、前記制御手段は回転動作制御に
際してモータに印加される周波信号の起動周波数を前記
記憶された周波数データに応じた周波数にセットするこ
とを特徴とする。
構成は、請求項7に記載のように、請求項5または6に
おいて、前記モニター手段は、回転表示器が回転を開始
したか否かを検知し、記憶手段は回転開始時の周波数デ
ータを記憶すると共に、前記制御手段は回転動作制御に
際してモータに印加される周波信号の起動周波数を前記
記憶された周波数データに応じた周波数にセットするこ
とを特徴とする。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する第8の
構成は、請求項8に記載のように、請求項5、6または
7において、前記モニター手段は回転表示器の回転速度
が予め決められた目標速度となった否かを検知し、記憶
手段は目標速度となった際の周波数データを記憶すると
共に、前記制御手段は回転動作制御に際してモータへ印
加される周波信号の周波数を前記記憶された周波数デー
タに応じた周波数にセットすることで回転表示器の回転
速度を制御することを特徴とする。
構成は、請求項8に記載のように、請求項5、6または
7において、前記モニター手段は回転表示器の回転速度
が予め決められた目標速度となった否かを検知し、記憶
手段は目標速度となった際の周波数データを記憶すると
共に、前記制御手段は回転動作制御に際してモータへ印
加される周波信号の周波数を前記記憶された周波数デー
タに応じた周波数にセットすることで回転表示器の回転
速度を制御することを特徴とする。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する第9の
構成は、請求項9に記載のように、遊戯機の回転表示器
と、入力の印加されるパルスのデューティ比に応じた大
きさの周波信号を形成する周波信号形成回路と、該周波
信号形成回路からの周波信号が印加され前記回転表示器
を回転させる振動波モータと、前記回転表示器の回転速
度を予め決められたデータに基づいて制御する制御手段
とを備えた遊戯機において、前記周波信号形成回路へ入
力されるパルスのデューティ比をシフトさせるデューテ
ィ比シフト手段と、回転表示器の回転出力状態をモニタ
ーするモニター手段と、該モニター手段にてモニターさ
れた回転出力状態に対するデューティ比のデータを記憶
する記憶手段からなる回転特性検査処理手段を設け、該
回転特性検査処理手段の動作にて記憶手段に記憶された
デューティ比のデータを前記制御手段に与え、前記回転
表示器の回転動作制御に際して前記デューティ比のデー
タに基づいて前記周波数信号形成回路へ入力されるパル
スのデューティ比制御を行うことを特徴とする。
構成は、請求項9に記載のように、遊戯機の回転表示器
と、入力の印加されるパルスのデューティ比に応じた大
きさの周波信号を形成する周波信号形成回路と、該周波
信号形成回路からの周波信号が印加され前記回転表示器
を回転させる振動波モータと、前記回転表示器の回転速
度を予め決められたデータに基づいて制御する制御手段
とを備えた遊戯機において、前記周波信号形成回路へ入
力されるパルスのデューティ比をシフトさせるデューテ
ィ比シフト手段と、回転表示器の回転出力状態をモニタ
ーするモニター手段と、該モニター手段にてモニターさ
れた回転出力状態に対するデューティ比のデータを記憶
する記憶手段からなる回転特性検査処理手段を設け、該
回転特性検査処理手段の動作にて記憶手段に記憶された
デューティ比のデータを前記制御手段に与え、前記回転
表示器の回転動作制御に際して前記デューティ比のデー
タに基づいて前記周波数信号形成回路へ入力されるパル
スのデューティ比制御を行うことを特徴とする。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する第10
の構成は、請求項10に記載のように、請求項9におい
て、前記回転特性検査処理手段による処理動作は、遊戯
機の電源投入時に行われることを特徴とする。
の構成は、請求項10に記載のように、請求項9におい
て、前記回転特性検査処理手段による処理動作は、遊戯
機の電源投入時に行われることを特徴とする。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する第11
の構成は、請求項11に記載のように、請求項9または
10において、前記モニター手段は、回転検出器の回転
速度が予め決められた目標速度となったか否かを検知
し、記憶手段は目標速度となった際のデューティ比デー
タを記憶すると共に、前記制御手段は回転動作制御に際
して周波信号形成回路へ入力されるデューティ比を前記
記憶されたデューティ比データに応じた値にセットする
ことで回転表示器の回転速度制御を行うことを特徴とす
る。
の構成は、請求項11に記載のように、請求項9または
10において、前記モニター手段は、回転検出器の回転
速度が予め決められた目標速度となったか否かを検知
し、記憶手段は目標速度となった際のデューティ比デー
タを記憶すると共に、前記制御手段は回転動作制御に際
して周波信号形成回路へ入力されるデューティ比を前記
記憶されたデューティ比データに応じた値にセットする
ことで回転表示器の回転速度制御を行うことを特徴とす
る。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する第12
の構成は、請求項12に記載のように、請求項6、7、
8、10または11において、前記制御手段は、電源投
入時における前記処理手段の処理動作におけるモータ起
動時におけるモータの駆動制御を行うことを特徴とす
る。
の構成は、請求項12に記載のように、請求項6、7、
8、10または11において、前記制御手段は、電源投
入時における前記処理手段の処理動作におけるモータ起
動時におけるモータの駆動制御を行うことを特徴とす
る。
【0023】
(第1の実施の形態)図3は遊戯機における回転表示器
の駆動装置を示すブロック図である。
の駆動装置を示すブロック図である。
【0024】14は回転表示器11を駆動するためのモ
ータで、振動波モータが用いられている。振動波モータ
は、駆動に用いられる進行性振動波が形成される振動弾
性体等で構成される振動子と、前記振動子の進行性振動
波が形成される駆動面に加圧接触する移動体と、前記移
動体を振動子に加圧接触させるための加圧機構とを基本
的構成要素として有する。
ータで、振動波モータが用いられている。振動波モータ
は、駆動に用いられる進行性振動波が形成される振動弾
性体等で構成される振動子と、前記振動子の進行性振動
波が形成される駆動面に加圧接触する移動体と、前記移
動体を振動子に加圧接触させるための加圧機構とを基本
的構成要素として有する。
【0025】この振動子の駆動原理については既に公知
であるため簡単に説明すると、前記振動子に設けられた
第1と第2群を夫々構成する複数の圧電素子に駆動回路
からの駆動用のA相周波電圧と、駆動用のB相周波電圧
とを印加することにより、第1と第2群の圧電素子は夫
々A相周波電圧とB相周波電圧による印加で生じた振動
で振動子に位置的位相の異なる2つの定在波を励起す
る。そして、この2つの定在波の合成により進行性振動
波が形成され、例えば振動子が円形あるいは円環形状で
あれば、振動子の片面側を駆動面として進行性振動波が
形成され、また振動子が棒形状であれば一端面を駆動面
として進行性振動波が形成される。
であるため簡単に説明すると、前記振動子に設けられた
第1と第2群を夫々構成する複数の圧電素子に駆動回路
からの駆動用のA相周波電圧と、駆動用のB相周波電圧
とを印加することにより、第1と第2群の圧電素子は夫
々A相周波電圧とB相周波電圧による印加で生じた振動
で振動子に位置的位相の異なる2つの定在波を励起す
る。そして、この2つの定在波の合成により進行性振動
波が形成され、例えば振動子が円形あるいは円環形状で
あれば、振動子の片面側を駆動面として進行性振動波が
形成され、また振動子が棒形状であれば一端面を駆動面
として進行性振動波が形成される。
【0026】一方、移動体は例えば駆動面と略同じ形
状、例えば円環形状に形成され、加圧機構を介して振動
子に加圧接触され、前記進行性振動波による摩擦駆動力
を受けて回転駆動される。移動体からの動力の取り出し
は、移動体から直接取り出して回転表示器を駆動するこ
とができるが、本発明はこの方式に限定されるものでは
なく、移動体の回転中心に設けた移動体と一体に回転す
る出力軸から取り出すようにしてもよい。
状、例えば円環形状に形成され、加圧機構を介して振動
子に加圧接触され、前記進行性振動波による摩擦駆動力
を受けて回転駆動される。移動体からの動力の取り出し
は、移動体から直接取り出して回転表示器を駆動するこ
とができるが、本発明はこの方式に限定されるものでは
なく、移動体の回転中心に設けた移動体と一体に回転す
る出力軸から取り出すようにしてもよい。
【0027】振動波モータの駆動制御については、駆動
周波数を変化させて回転速度を変える周波数制御と、駆
動電圧を変化させて回転速度変化させる電圧制御が主と
して用いられるが、どちらの制御方式でも使用する周波
数領域は、振動子の固有振動数を共振点とし、この共振
点から周波数が高くなるにつれて回転速度が低くなり、
しかもその変化特性は緩やかとなることから、前記共振
点から高周波数領域を使用している。なお、図3に示す
第1の実施の形態においては、周波数駆動制御方式を採
用している。
周波数を変化させて回転速度を変える周波数制御と、駆
動電圧を変化させて回転速度変化させる電圧制御が主と
して用いられるが、どちらの制御方式でも使用する周波
数領域は、振動子の固有振動数を共振点とし、この共振
点から周波数が高くなるにつれて回転速度が低くなり、
しかもその変化特性は緩やかとなることから、前記共振
点から高周波数領域を使用している。なお、図3に示す
第1の実施の形態においては、周波数駆動制御方式を採
用している。
【0028】また、正逆方向の切り換えは、A相周波電
圧とB相周波電圧の位相を例えば90度ずらすことによ
り行っている。
圧とB相周波電圧の位相を例えば90度ずらすことによ
り行っている。
【0029】ここで振動波モータは、振動子に対して移
動体が加圧機構により常時加圧接触しているので、駆動
周波電圧の印加を遮断すると、移動体は直ちに加圧機構
の加圧力を受けて振動子に摩擦保持されるという位置決
め精度に優れ、また振動子に形成する進行性振動波の振
幅を、駆動周波数を変えたり、駆動電圧を変えたりする
ことで変化させ、これにより低速度での移動体の滑らか
な回転を保証した駆動制御が実現できる。
動体が加圧機構により常時加圧接触しているので、駆動
周波電圧の印加を遮断すると、移動体は直ちに加圧機構
の加圧力を受けて振動子に摩擦保持されるという位置決
め精度に優れ、また振動子に形成する進行性振動波の振
幅を、駆動周波数を変えたり、駆動電圧を変えたりする
ことで変化させ、これにより低速度での移動体の滑らか
な回転を保証した駆動制御が実現できる。
【0030】一方、振動波モータは、振動子と移動体と
が摩擦接触により回転駆動力を発生しているので、当接
箇所の摩耗等の経年変化によって、駆動速度と駆動周波
数(電圧)との関係が変わる。また、振動子等の固有振
動数が温度変化等でも変わり、駆動速度と駆動周波数
(電圧)との関係も変化する。特に、図2に示すよう
に、起動開始直後に最大速度まで一気に急加速して表示
器を回転させることを基本的な駆動パターンとして要求
されるパチンコ台等の場合には、少なくとも起動を可能
とする起動周波数と、最大速度での駆動周波数との管理
が必要とされる。
が摩擦接触により回転駆動力を発生しているので、当接
箇所の摩耗等の経年変化によって、駆動速度と駆動周波
数(電圧)との関係が変わる。また、振動子等の固有振
動数が温度変化等でも変わり、駆動速度と駆動周波数
(電圧)との関係も変化する。特に、図2に示すよう
に、起動開始直後に最大速度まで一気に急加速して表示
器を回転させることを基本的な駆動パターンとして要求
されるパチンコ台等の場合には、少なくとも起動を可能
とする起動周波数と、最大速度での駆動周波数との管理
が必要とされる。
【0031】20は回転表示器の停止位置を設定する位
置設定手段と、回転表示器の回転速度を設定する速度設
定手段を含んだ例えば遊戯機全体を制御するホストマイ
クロコンピュータ、12は駆動装置を制御しているマイ
クロコンピュータである。なお、このマイクロコンピュ
ータ12は他の2組の回転表示器の駆動制御も行うが、
図示の回路構成と同じなのでその図示および説明を省略
する。
置設定手段と、回転表示器の回転速度を設定する速度設
定手段を含んだ例えば遊戯機全体を制御するホストマイ
クロコンピュータ、12は駆動装置を制御しているマイ
クロコンピュータである。なお、このマイクロコンピュ
ータ12は他の2組の回転表示器の駆動制御も行うが、
図示の回路構成と同じなのでその図示および説明を省略
する。
【0032】振動波モータ14は例えば円環形状の振動
子で、振動子に加圧接触する移動体に複数の表示部を有
する回転表示器11が直接固定され、またこの移動体に
はパルスエンコーダ16が固定され、さらに回転表示器
11にはパルスエンコーダと同原理の原点位置検出器1
3が固定されている。
子で、振動子に加圧接触する移動体に複数の表示部を有
する回転表示器11が直接固定され、またこの移動体に
はパルスエンコーダ16が固定され、さらに回転表示器
11にはパルスエンコーダと同原理の原点位置検出器1
3が固定されている。
【0033】回転表示器11が振動波モータ14により
回転が開始されると、位置カウンタ19によりパルスエ
ンコーダ16からのパルスのカウントを開始し、原点位
置検出器13から原点の検出を示すパルス(回転表示器
の1回転で1パルス出力される)がカウンタ19のクリ
ア端子に入力されると、カウンタ19は今までカウント
していたパルスエンコーダ16からのパルスのカウント
をクリアし、新たにパルスエンコーダ16からのカウン
トを開始する。すなわち、原点位置と回転表示器11の
特定の表示部の位置とは予め決まっているので、原点の
確認ができた後は、カウンタ19でカウントしたカウン
ト数より、回転表示器11の特定の表示部の位置が確認
できることになる。
回転が開始されると、位置カウンタ19によりパルスエ
ンコーダ16からのパルスのカウントを開始し、原点位
置検出器13から原点の検出を示すパルス(回転表示器
の1回転で1パルス出力される)がカウンタ19のクリ
ア端子に入力されると、カウンタ19は今までカウント
していたパルスエンコーダ16からのパルスのカウント
をクリアし、新たにパルスエンコーダ16からのカウン
トを開始する。すなわち、原点位置と回転表示器11の
特定の表示部の位置とは予め決まっているので、原点の
確認ができた後は、カウンタ19でカウントしたカウン
ト数より、回転表示器11の特定の表示部の位置が確認
できることになる。
【0034】本実施の形態において、回転表示器11の
表示部の位置を検出するためのパルスエンコーダ16の
分解能は、回転表示器11に形成されている表示部の1
つに対して複数パルス発生するようにしている。これに
より、振動波モータ14により回転駆動される回転表示
器11を、隣接する表示部間の複数位置で位置制御する
ことができ、振動波モータの有する高い位置決め精度に
より、特定の表示部に対して回転表示器11の駆動・停
止、低速駆動、正逆転駆動といった種々の駆動制御が可
能となる。
表示部の位置を検出するためのパルスエンコーダ16の
分解能は、回転表示器11に形成されている表示部の1
つに対して複数パルス発生するようにしている。これに
より、振動波モータ14により回転駆動される回転表示
器11を、隣接する表示部間の複数位置で位置制御する
ことができ、振動波モータの有する高い位置決め精度に
より、特定の表示部に対して回転表示器11の駆動・停
止、低速駆動、正逆転駆動といった種々の駆動制御が可
能となる。
【0035】24は振動波モータの駆動速度に応じたデ
ジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器であ
り、電圧−周波数変換器18により変換されたアナログ
値である電圧に応じた周波数に変換され、複数のフリッ
プフロップ回路とイクスクルーシブオア回路等で構成さ
れる公知の移相器により、周波数に応じたパルス信号の
A相、B相用の駆動信号がマルチプレクサーMUXに出
力され、また移相器には正逆方向の方向信号が入力さ
れ、マルチプレクサーMUXに出力されるA相、B相用
の駆動信号の位相を90度進めたり遅らせたりする。
ジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器であ
り、電圧−周波数変換器18により変換されたアナログ
値である電圧に応じた周波数に変換され、複数のフリッ
プフロップ回路とイクスクルーシブオア回路等で構成さ
れる公知の移相器により、周波数に応じたパルス信号の
A相、B相用の駆動信号がマルチプレクサーMUXに出
力され、また移相器には正逆方向の方向信号が入力さ
れ、マルチプレクサーMUXに出力されるA相、B相用
の駆動信号の位相を90度進めたり遅らせたりする。
【0036】マルチプレクサーMPUからのA相、B相
用の駆動信号は、出力トランジスタ17に出力され、夫
々増幅された駆動信号がA相用およびB相用の出力トラ
ンス15に出力され、この両出力トランス15から位相
が90度異なるの駆動信号が出力され、振動波モータ1
4のA相圧電素子(第1群)とB相圧電素子(第2群)
に印加される。これにより、振動波モータ14の駆動が
開始されて回転表示器11が回転を始める。そして、マ
イコン12からの運転信号「0」がマルチプレクサーM
PUに入力されると、振動波モータ14への駆動信号の
出力を遮断し、回転表示器11の回転を一時的に休止
し、またマイコン12からの運転信号「1」がマルチプ
レクサーMPUに入力されると、振動波モータ14への
駆動信号を再出力し、休止状態にあった回転表示器11
の回転を再開させる。
用の駆動信号は、出力トランジスタ17に出力され、夫
々増幅された駆動信号がA相用およびB相用の出力トラ
ンス15に出力され、この両出力トランス15から位相
が90度異なるの駆動信号が出力され、振動波モータ1
4のA相圧電素子(第1群)とB相圧電素子(第2群)
に印加される。これにより、振動波モータ14の駆動が
開始されて回転表示器11が回転を始める。そして、マ
イコン12からの運転信号「0」がマルチプレクサーM
PUに入力されると、振動波モータ14への駆動信号の
出力を遮断し、回転表示器11の回転を一時的に休止
し、またマイコン12からの運転信号「1」がマルチプ
レクサーMPUに入力されると、振動波モータ14への
駆動信号を再出力し、休止状態にあった回転表示器11
の回転を再開させる。
【0037】上記した構成の回転表示器の駆動装置は、
遊戯機の一つであるパチンコ台の回転表示器に用いられ
た場合、パチンコ台のチャッカーと称せられる入賞孔に
パチンコ球が入ると、ホストコンピュータ20から種々
のプログラムにより設定値が変化可能な速度情報がマイ
コン12に出力される。
遊戯機の一つであるパチンコ台の回転表示器に用いられ
た場合、パチンコ台のチャッカーと称せられる入賞孔に
パチンコ球が入ると、ホストコンピュータ20から種々
のプログラムにより設定値が変化可能な速度情報がマイ
コン12に出力される。
【0038】回転表示器11を指示された駆動速度で回
転させるためには、回転表示器11の実際の回転速度を
検出する必要があるが、本実施の形態ではパルスエンコ
ーダ16の出力を利用して、カウンタ19でカウントし
た単位時間当たりのパルスのカウント数をマイコン12
で演算することにより求めている。その際、カウンタ1
9は原点通過の度、すなわち回転表示器11が1回転す
る毎にカウント数がクリアされるので、迅速で正確な速
度検出が行える。
転させるためには、回転表示器11の実際の回転速度を
検出する必要があるが、本実施の形態ではパルスエンコ
ーダ16の出力を利用して、カウンタ19でカウントし
た単位時間当たりのパルスのカウント数をマイコン12
で演算することにより求めている。その際、カウンタ1
9は原点通過の度、すなわち回転表示器11が1回転す
る毎にカウント数がクリアされるので、迅速で正確な速
度検出が行える。
【0039】また、ホストコンピュータ20から位置情
報、すなわち回転表示器11のどの表示部を所定の停止
位置で停止させるかを示す情報がマイコン12に入力さ
れると、カウンタ19でカウントしたカウント値に対応
して、振動波モータ14の駆動を所定の速度情報に従っ
て停止させる。
報、すなわち回転表示器11のどの表示部を所定の停止
位置で停止させるかを示す情報がマイコン12に入力さ
れると、カウンタ19でカウントしたカウント値に対応
して、振動波モータ14の駆動を所定の速度情報に従っ
て停止させる。
【0040】次に、マイコン12においては、図1に示
すような周波数と回転数(駆動速度)との特性図から得
られる使用する振動波モータに応じた可変範囲(最低周
波数fmin −最大周波数fmax )を、実最大運転速度N
m での駆動周波数fm −起動周波数fs を含むように設
定され、記憶している実最大運転速度Nm での駆動周波
数fm と、起動周波数fs とを更新するようにしてい
る。
すような周波数と回転数(駆動速度)との特性図から得
られる使用する振動波モータに応じた可変範囲(最低周
波数fmin −最大周波数fmax )を、実最大運転速度N
m での駆動周波数fm −起動周波数fs を含むように設
定され、記憶している実最大運転速度Nm での駆動周波
数fm と、起動周波数fs とを更新するようにしてい
る。
【0041】また、速度制御は、最大速度以下でも例え
ば図2に示すように、起動開始後、直ちに最大速度で一
定時間回転後、所定の減速度で最低回転速度N1 まで減
速し、停止させるといったパターンを含む種々の駆動パ
ターンにより実行されるので、最大速度Nm から最低速
度N1 の間の複数の速度についてもこれらの速度に対応
した周波数fm ,・・・f1 が記憶更新される。
ば図2に示すように、起動開始後、直ちに最大速度で一
定時間回転後、所定の減速度で最低回転速度N1 まで減
速し、停止させるといったパターンを含む種々の駆動パ
ターンにより実行されるので、最大速度Nm から最低速
度N1 の間の複数の速度についてもこれらの速度に対応
した周波数fm ,・・・f1 が記憶更新される。
【0042】この記憶値の設定動作は、最大周波数f
max から最低周波数fmin に向けてスイープを開始し、
振動波モータの起動が位置検出器16により検出される
と、その時の駆動周波数を起動周波数fs とし、D/A
変換器24に設定した値を記憶する。次に、回転表示器
の運転時に使用する速度N1 から、順次、Nn までの速
度のときのD/A変換器24に設定した値をその速度で
の駆動周波数として記憶する。なお、N1 からNn まで
の速度は、表示器の運転パターンによっては設定を不要
とする。
max から最低周波数fmin に向けてスイープを開始し、
振動波モータの起動が位置検出器16により検出される
と、その時の駆動周波数を起動周波数fs とし、D/A
変換器24に設定した値を記憶する。次に、回転表示器
の運転時に使用する速度N1 から、順次、Nn までの速
度のときのD/A変換器24に設定した値をその速度で
の駆動周波数として記憶する。なお、N1 からNn まで
の速度は、表示器の運転パターンによっては設定を不要
とする。
【0043】そして、最後に実最大運転速度Nm での駆
動周波数fm として記憶する。
動周波数fm として記憶する。
【0044】この一連の記憶値の設定動作は、電源投入
時に先ず実行されてメモリの初期化が行われ、次に回転
表示器の回転が実行された際に、必要に応じて設定動作
を行って、設定値を更新する。
時に先ず実行されてメモリの初期化が行われ、次に回転
表示器の回転が実行された際に、必要に応じて設定動作
を行って、設定値を更新する。
【0045】図5は図2に示す周波数制御方式での駆動
装置における初期化動作を示すフローチャートである。
装置における初期化動作を示すフローチャートである。
【0046】S−1において、駆動周波数をfmax に設
定し、出力トランジスタ17により出力トランス15を
介して振動波モータ14のA、B両駆動相に周波数f
max の駆動信号を印加して起動を行う(S−2)。振動
波モータ14が回転したか否かを位置検出器16で判定
し(エンコーダ16からパルスが供給され、カウンター
19のカウント値が変化したか否かを判定し)、モータ
が起動するまで駆動周波数を下げ(S−4)、その際設
定範囲をオーバーすると(S−5)、エラーとして処理
し、駆動を停止する。また、モータの起動が確認される
と、その時の駆動周波数を起動周波数fs として記憶す
る(S−6)。
定し、出力トランジスタ17により出力トランス15を
介して振動波モータ14のA、B両駆動相に周波数f
max の駆動信号を印加して起動を行う(S−2)。振動
波モータ14が回転したか否かを位置検出器16で判定
し(エンコーダ16からパルスが供給され、カウンター
19のカウント値が変化したか否かを判定し)、モータ
が起動するまで駆動周波数を下げ(S−4)、その際設
定範囲をオーバーすると(S−5)、エラーとして処理
し、駆動を停止する。また、モータの起動が確認される
と、その時の駆動周波数を起動周波数fs として記憶す
る(S−6)。
【0047】モータ起動が確認されると、さらに駆動周
波数を下げ、順次設定速度(N1 ・・・・Nn )となっ
た時の周波数(f1 ・・・・fn )を記憶し(S−
7)、設定範囲を超えない範囲で最大速度に達するまで
駆動周波数を下げ(S−8,9,10)、最大速度に達
すると(S−8)、その時の駆動周波数を最大速度周波
数fm として記憶し、この初期化動作を終了する。な
お、回転速度は前述のごとくカウンター19の単位時間
当たりのカウント数によって求められ、マイコン12内
での設定速度(N1 〜Nm )となったか否かの検出が行
われる。
波数を下げ、順次設定速度(N1 ・・・・Nn )となっ
た時の周波数(f1 ・・・・fn )を記憶し(S−
7)、設定範囲を超えない範囲で最大速度に達するまで
駆動周波数を下げ(S−8,9,10)、最大速度に達
すると(S−8)、その時の駆動周波数を最大速度周波
数fm として記憶し、この初期化動作を終了する。な
お、回転速度は前述のごとくカウンター19の単位時間
当たりのカウント数によって求められ、マイコン12内
での設定速度(N1 〜Nm )となったか否かの検出が行
われる。
【0048】図6は初期化動作で記憶された設定値に基
づいて振動波モータを起動する場合のフローチャートを
示す。
づいて振動波モータを起動する場合のフローチャートを
示す。
【0049】S−21において記憶された起動周波数f
s を設定し、起動を開始する(S−2)。振動波モータ
の起動が確認されるまで、設定範囲内で駆動周波数を下
げ(S−23,24,25)、モータ起動が確認される
と、次は最大速度に対応する最大速度周波数fm を設定
し、一気に最大速度で回転表示器を回転させて起動動作
を終了し、次にパチンコ台の回転表示器としての遊戯性
を伴った駆動パターンでの駆動が上記した設定速度(N
1 ・・・・Nn )を用いて実行され、最終的に停止す
る。
s を設定し、起動を開始する(S−2)。振動波モータ
の起動が確認されるまで、設定範囲内で駆動周波数を下
げ(S−23,24,25)、モータ起動が確認される
と、次は最大速度に対応する最大速度周波数fm を設定
し、一気に最大速度で回転表示器を回転させて起動動作
を終了し、次にパチンコ台の回転表示器としての遊戯性
を伴った駆動パターンでの駆動が上記した設定速度(N
1 ・・・・Nn )を用いて実行され、最終的に停止す
る。
【0050】ここで、振動波モータはパチンコ台のチャ
ッカーと称せられる入賞孔にパチンコ球が入ることによ
り、駆動が開始されることになるが、初期化動作の終了
後、駆動が開始されるまでの時間が長いと、その間の温
度変化等の種々の要因によって振動波モータの周波数−
速度特性に変化が生じるので、マイコン12は振動波モ
ータが駆動される毎に、その時の起動周波数、最大速度
周波数等を新たな記憶値とし、次回の駆動に用いるよう
にしている。その際、記憶更新する周波数は、起動周波
数fs のみであっても良い。この場合、振動波モータの
駆動−停止が頻繁に行われるため、振動波モータの速度
−周波数特性に変化が殆ど生じないと考えられるので、
起動が確実に確保されれば、以後は振動波モータの安定
駆動が保証される。
ッカーと称せられる入賞孔にパチンコ球が入ることによ
り、駆動が開始されることになるが、初期化動作の終了
後、駆動が開始されるまでの時間が長いと、その間の温
度変化等の種々の要因によって振動波モータの周波数−
速度特性に変化が生じるので、マイコン12は振動波モ
ータが駆動される毎に、その時の起動周波数、最大速度
周波数等を新たな記憶値とし、次回の駆動に用いるよう
にしている。その際、記憶更新する周波数は、起動周波
数fs のみであっても良い。この場合、振動波モータの
駆動−停止が頻繁に行われるため、振動波モータの速度
−周波数特性に変化が殆ど生じないと考えられるので、
起動が確実に確保されれば、以後は振動波モータの安定
駆動が保証される。
【0051】したがって、振動波モータを常に迅速に起
動でき、直ちに最大速度まで一気に駆動することができ
る。
動でき、直ちに最大速度まで一気に駆動することができ
る。
【0052】(第2の実施の形態)図4は第2の実施の
形態を示すブロック図である。本実施の形態は、回転表
示器の回転速度のフィードバック制御を電圧を変化させ
ることにより行う電圧制御方式であり、図3に示す第1
の実施の形態と異なるところは、電圧−周波数変換器1
8の出力を分周比をnとする分周器であるカウンタ21
により分周し、またデジタルコンパレータ22によりマ
イコン12からの値mと、カウンタ21からの分周比n
より、m/nのデューティ比を作り出し、トランジスタ
17から出力される電圧の実効値変化させる点にあり、
電圧周波数変換器18で発生させる周波数は、カウンタ
21の分周比がn:1とすると、第1の実施の形態の場
合のn倍必要とする。
形態を示すブロック図である。本実施の形態は、回転表
示器の回転速度のフィードバック制御を電圧を変化させ
ることにより行う電圧制御方式であり、図3に示す第1
の実施の形態と異なるところは、電圧−周波数変換器1
8の出力を分周比をnとする分周器であるカウンタ21
により分周し、またデジタルコンパレータ22によりマ
イコン12からの値mと、カウンタ21からの分周比n
より、m/nのデューティ比を作り出し、トランジスタ
17から出力される電圧の実効値変化させる点にあり、
電圧周波数変換器18で発生させる周波数は、カウンタ
21の分周比がn:1とすると、第1の実施の形態の場
合のn倍必要とする。
【0053】すなわち、コンパレータ22は入力Aに設
定されたデューティ比を設定するデータと入力Bへのカ
ウンターのカウント値Kとを比較し、m≧Kの時に、出
力A≧Bから「1」が、m<Kの時に「0」が出力され
る。よって、マイコン12にてセットされるmの値が大
きい程単位時間に対してマルチプレクサMPUに「1」
が入力される期間が長くなり、モータへの駆動信号が供
給されるデューティ比が大となる。
定されたデューティ比を設定するデータと入力Bへのカ
ウンターのカウント値Kとを比較し、m≧Kの時に、出
力A≧Bから「1」が、m<Kの時に「0」が出力され
る。よって、マイコン12にてセットされるmの値が大
きい程単位時間に対してマルチプレクサMPUに「1」
が入力される期間が長くなり、モータへの駆動信号が供
給されるデューティ比が大となる。
【0054】ここで、駆動電圧と速度との関係は、駆動
電圧を上げるに従って駆動速度が速くなる。
電圧を上げるに従って駆動速度が速くなる。
【0055】なお、この電圧制御方式にあっては、振動
波モータの起動時には、周波数制御方式により、駆動周
波数を高周波数側から低周波数側の所定の周波数に変化
させ、この周波数を固定して、デューティ比を変化させ
て振動波モータ14の速度制御を行う。この電圧制御方
式の初期化動作を図8に示すフローチャートに基づいて
説明する。
波モータの起動時には、周波数制御方式により、駆動周
波数を高周波数側から低周波数側の所定の周波数に変化
させ、この周波数を固定して、デューティ比を変化させ
て振動波モータ14の速度制御を行う。この電圧制御方
式の初期化動作を図8に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0056】S−30〜S−35までの動作では、周波
数制御方式と同様に、モータ起動時の起動周波数fs を
記憶し(S−35)、駆動周波数を下げて加速し、電圧
制御を行うなうのに適した速度(中間速度と称す)に達
するまで増速する(S−37)。なお、ここまでのデュ
ーティ比を50%としている。
数制御方式と同様に、モータ起動時の起動周波数fs を
記憶し(S−35)、駆動周波数を下げて加速し、電圧
制御を行うなうのに適した速度(中間速度と称す)に達
するまで増速する(S−37)。なお、ここまでのデュ
ーティ比を50%としている。
【0057】中間速度に達すると、各回転速度N1 ・・
・Nn と中間速度を基準とした電圧制御のためにデュー
ティ比を変更し(S−38)、夫々のデューティ比を記
憶する(S−39)。
・Nn と中間速度を基準とした電圧制御のためにデュー
ティ比を変更し(S−38)、夫々のデューティ比を記
憶する(S−39)。
【0058】なお、中間速度をN5 (N1 <N5 <N
n )とすると、先ずデューティ比を下げながら、N4 ・
・・・N1 となった際のデューティ比データを記憶し、
その後、デューティ比を上げ、N6 ,N7 ・・・Nn と
なった際のデューティ比データを記憶する。このデュー
ティ比は前述のごとくマイコン12からのデータを変化
させることで異なる値に設定されるものである。
n )とすると、先ずデューティ比を下げながら、N4 ・
・・・N1 となった際のデューティ比データを記憶し、
その後、デューティ比を上げ、N6 ,N7 ・・・Nn と
なった際のデューティ比データを記憶する。このデュー
ティ比は前述のごとくマイコン12からのデータを変化
させることで異なる値に設定されるものである。
【0059】さらに、設定範囲を超えない範囲で最大速
度に達するまでデューティ比を上げ(S−40〜4
2)、最大速度に達すると(S−40)、その時のデュ
ーティ比を最大速度デューティ比として記憶し、この初
期化動作を終了する。
度に達するまでデューティ比を上げ(S−40〜4
2)、最大速度に達すると(S−40)、その時のデュ
ーティ比を最大速度デューティ比として記憶し、この初
期化動作を終了する。
【0060】以上の各実施の形態は、遊戯機としてパチ
ンコ台を例として説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、コイン遊技機あるいはスロットマシン
等に適用してもよい。
ンコ台を例として説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、コイン遊技機あるいはスロットマシン
等に適用してもよい。
【0061】
【発明の効果】請求項1,5,6,7,8,9,10,
11,12に記載の発明によれば、少なくとも2点での
速度と、例えば駆動周波数データ、あるいはデューティ
比データ等の制御値を記憶しているので、起動から直ち
に急加速して例えば最大速度まで振動波モータを確実に
駆動することができる。
11,12に記載の発明によれば、少なくとも2点での
速度と、例えば駆動周波数データ、あるいはデューティ
比データ等の制御値を記憶しているので、起動から直ち
に急加速して例えば最大速度まで振動波モータを確実に
駆動することができる。
【0062】また、請求項6、請求項10に記載の発明
では、電源投入時に先ずイニシャライズされるので、例
えば遊戯機が設置されるパチンコ店では開店前において
必ずこの動作が実行される。
では、電源投入時に先ずイニシャライズされるので、例
えば遊戯機が設置されるパチンコ店では開店前において
必ずこの動作が実行される。
【0063】請求項2に記載の発明においては、前回の
制御値で振動波モータの駆動制御が行えるので駆動が安
定し、また迅速に回転表示器を回転させることができ
る。
制御値で振動波モータの駆動制御が行えるので駆動が安
定し、また迅速に回転表示器を回転させることができ
る。
【0064】請求項3、4に記載の発明においては、種
々の駆動方式が採用できる。
々の駆動方式が採用できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における周波数と回
転数と関係を示す特性図。
転数と関係を示す特性図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における駆動パター
ンの一例を示す図。
ンの一例を示す図。
【図3】第1の実施の形態を示すブロック図。
【図4】第2の実施の形態を示すブロック図。
【図5】第1の実施の形態における電源投入時の初期動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【図6】第1の実施の形態における起動動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】従来の回転表示器の駆動装置の回路図。
【図8】第2の実施の形態の初期化動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
12 マイコン 13 原点検出器 14 振動波モータ 15 出力トランス 16 位置検出器 17 出力トランジスタ 18 電圧−周波数変換器 19 位置カウンタ 20 ホストマイコン 21 駆動周波数分周カウンタ 22 パルス幅制御用デジタルコンパレータ 23 ステッピングモータ
Claims (12)
- 【請求項1】 遊戯機の回転表示器を回転させる振動波
モータと、前記回転表示器の回転速度を検出する速度検
出手段と、前記速度検出手段からの速度検出情報に基づ
いて前記振動波モータを目標速度で駆動制御すると共に
目標位置で停止させるための駆動制御手段とを有し、前
記駆動制御手段は、駆動可能範囲内において起動時の制
御値と、目標速度に対応した制御値を記憶するための初
期化動作処理を行うことを特徴とする遊戯機における回
転表示器の駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1において、駆動制御手段は、初
期化動作処理によって得られた記憶値に基づいて次回の
駆動制御を行うことを特徴とする遊戯機における回転表
示器の駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、駆動制御手
段は、振動波モータを周波数制御することを特徴とする
遊戯機における回転表示器の駆動装置。 - 【請求項4】 請求項1または2において、駆動制御手
段は、振動波モータを電圧制御することを特徴とする遊
戯機における回転表示器の駆動装置。 - 【請求項5】 遊戯機の回転表示器を回転させる振動波
モータと、前記回転表示器の回転速度を予め決められた
データに基づいて制御する制御手段とを備えた遊戯機に
おいて、前記モータへ印加される周波信号の周波数を第
1の周波数から第2の周波数方向にスイープするスイー
プ手段と、周波数のスイープ時における回転表示器の回
転出力状態をモニターするモニター手段と、該モニター
手段にてモニターされた回転出力状態に対する周波数デ
ータを記憶する記憶手段からなる回転特性検査処理手段
を設け、該回転特性検査処理手段の動作にて記憶手段に
記憶された周波数データを前記制御手段に与え、前記回
転表示器の回転動作制御に際して前記周波数データに基
づいて前記モータへ印加される周波信号の周波数制御を
行うことを特徴とする遊戯機。 - 【請求項6】 請求項5において、前記処理手段による
処理動作は、遊戯機の電源投入時に行われることを特徴
とする遊戯機。 - 【請求項7】 請求項5または6において、前記モニタ
ー手段は、回転表示器が回転を開始したか否かを検知
し、記憶手段は回転開始時の周波数データを記憶すると
共に、前記制御手段は回転動作制御に際してモータに印
加される周波信号の起動周波数を前記記憶された周波数
データに応じた周波数にセットすることを特徴とする遊
戯機。 - 【請求項8】 請求項5、6または7において、前記モ
ニター手段は回転表示器の回転速度が予め決められた目
標速度となった否かを検知し、記憶手段は目標速度とな
った際の周波数データを記憶すると共に、前記制御手段
は回転動作制御に際してモータへ印加される周波信号の
周波数を前記記憶された周波数データに応じた周波数に
セットすることで回転表示器の回転速度を制御すること
を特徴とする遊戯機。 - 【請求項9】 遊戯機の回転表示器と、入力の印加され
るパルスのデューティ比に応じた大きさの周波信号を形
成する周波信号形成回路と、該周波信号形成回路からの
周波信号が印加され前記回転表示器を回転させる振動波
モータと、前記回転表示器の回転速度を予め決められた
データに基づいて制御する制御手段とを備えた遊戯機に
おいて、 前記周波信号形成回路へ入力されるパルスのデューティ
比をシフトさせるデューティ比シフト手段と、回転表示
器の回転出力状態をモニターするモニター手段と、該モ
ニター手段にてモニターされた回転出力状態に対するデ
ューティ比のデータを記憶する記憶手段からなる回転特
性検査処理手段を設け、該回転特性検査処理手段の動作
にて記憶手段に記憶されたデューティ比のデータを前記
制御手段に与え、前記回転表示器の回転動作制御に際し
て前記デューティ比のデータに基づいて前記周波数信号
形成回路へ入力されるパルスのデューティ比制御を行う
ことを特徴とする遊戯機。 - 【請求項10】 請求項9において、前記回転特性検査
処理手段による処理動作は、遊戯機の電源投入時に行わ
れることを特徴とする遊戯機。 - 【請求項11】 請求項9または10において、前記モ
ニター手段は、回転検出器の回転速度が予め決められた
目標速度となったか否かを検知し、記憶手段は目標速度
となった際のデューティ比データを記憶すると共に、前
記制御手段は回転動作制御に際して周波信号形成回路へ
入力されるデューティ比を前記記憶されたデューティ比
データに応じた値にセットすることで回転表示器の回転
速度制御を行うことを特徴とする遊戯機。 - 【請求項12】請求項6、7、8、10または11にお
いて、前記制御手段は、電源投入時における前記処理手
段の処理動作におけるモータ起動時におけるモータの駆
動制御を行うことを特徴とする遊戯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172459A JPH0919539A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 遊戯機における回転表示器の駆動装置および遊戯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172459A JPH0919539A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 遊戯機における回転表示器の駆動装置および遊戯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919539A true JPH0919539A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15942394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172459A Pending JPH0919539A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 遊戯機における回転表示器の駆動装置および遊戯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113702829A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-26 | 歌尔股份有限公司 | 振动电机的扫频特性曲线生成方法、装置及存储介质 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7172459A patent/JPH0919539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113702829A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-26 | 歌尔股份有限公司 | 振动电机的扫频特性曲线生成方法、装置及存储介质 |
CN113702829B (zh) * | 2021-08-31 | 2024-03-08 | 歌尔股份有限公司 | 振动电机的扫频特性曲线生成方法、装置及存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050519 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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