JPH0919391A - 電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造 - Google Patents

電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造

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JPH0919391A
JPH0919391A JP16743295A JP16743295A JPH0919391A JP H0919391 A JPH0919391 A JP H0919391A JP 16743295 A JP16743295 A JP 16743295A JP 16743295 A JP16743295 A JP 16743295A JP H0919391 A JPH0919391 A JP H0919391A
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JP
Japan
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circuit board
recess
recessed part
vacuum cleaner
electric vacuum
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JP16743295A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hamazaki
雄一 濱崎
Noriaki Senda
典明 千田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の位置決めが容易でスイッチ不良の
ない電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造の開示 【解決手段】掃除機本体の集塵風量及び吸込み口の動作
モード等の選択手段を備えた管状の手元操作部1に,ス
イッチ配設用の凹部2が形成され,この凹部2の底部2
aに,一対の固定接点3a,3bを複数組有する回路基
板4が配設され,この回路基板4の上方には,固定接点
3a,3bにそれぞれの組に対応した導通接点5aを有
し,この導通接点5aを一対の固定接点3a,3bに接
触させることにより,固定接点3a,3b同士を導通さ
せる押圧導通部5を有するカバー部6が配設され,凹部
2は回路基板4が嵌合する平面形状を有し,この凹部2
の左右両側壁部2a,2bにおいて底部2aから回路基
板4の肉厚程度の高さの位置に,一以上のフランジ7,
7がそれぞれ形成され,さらに,凹部3の底部3cに回
路基板4の係止突起8が形成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,電気掃除機の手元
操作部のスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から,電気掃除機には,電気掃除機
の掃除機本体から延びる集塵ホースの端末部に矩形筒状
断面の手元操作部が設けられ,この手元操作部に集塵用
の延長管が接続され,さらに延長管の先端部に吸込み口
部が設けられている。
【0003】集塵ホースの外表面には,掃除機本体の電
源部に接続される導電線が配設されており,この導電線
は手元操作部の外表面に導かれている。管状の手元操作
部の外表面には矩形輪郭の浅い凹部が形成されており,
この凹部の底面部にコントロール用の回路基板が配設さ
れている。回路基板にはスイッチ素子が複数個設けられ
ており,回路基板の上はカバー板により覆われている。
カバー板には複数個のスイッチ素子の存在位置に対応し
た場所に形成される膨出部が形成され,膨出部は柔軟で
可撓性が付与されている。膨出部の裏面側には導通部が
設けられており,膨出部を押すと膨出部の導通部により
スイッチが導通して操作者の意図する操作を行うことが
できるようになっている。回路基板は手元操作部の凹部
の底面に接着剤により固着されている。また,カバー板
は凹部に嵌合する形状に形成されている。なお,カバー
板の上をさらに装飾板で覆うことも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造では,回路
基板のスイッチ素子の位置とカバー板の膨出部の位置が
正確に対応しないと,スイッチ素子の導通不良が起きる
問題があったり,スイッチ素子が,操作の度に「カチ
ッ」「カチッ」といった切り替え感を把握できる構造で
ある場合には,その確実に切り替える操作感覚が損なわ
れて不安定な操作感覚を与えることがある。
【0005】従来の電気掃除機の手元操作部のスイッチ
構造では,回路基板が手元操作部の凹部の底面に接着剤
により固着されているので,回路基板の位置決めを正確
に行う必要があるが,位置を間違えて接着してしまった
場合に貼り替えの修正が著しく難しい問題がある。すな
わち,十分に接着剤が乾燥しない状態で接着済みの回路
基板を引き剥がしても,回路基板に無理な力がかかり,
スイッチ素子や導線部が断裂したり,回路基板が変形し
たり,接着力が弱くなってスイッチ不良の原因になるこ
とがある。また,上記のような貼り替えの困難性から,
所定位置に正確に位置決めする必要があり,作業効率が
悪いという問題がある。
【0006】本発明にかかる電気掃除機の手元操作部の
スイッチ構造は,このような問題に着目してなされたも
のであり,電気掃除機の手元操作部において,手間がか
からずすばやく正確に回路基板を配設できて,手元操作
部のスイッチ操作において操作の不安定感や導通不要が
極力少ない電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明にかかる電気掃除機の手元操作部のスイッチ
構造は,掃除機本体の集塵風量及び吸込み口の動作モー
ド等の選択手段を行う管状の手元操作部に,スイッチ配
設用の凹部が形成され,この凹部の底部に,一対の固定
接点を複数組有する回路基板が配設され,この回路基板
の上方には,前記固定接点にそれぞれの組に対応した導
通接点を有し,この導通接点を前記一対の固定接点に接
触させることにより,前記一対の固定接点同士を導通さ
せる押圧導通部を有するカバー部が間隔を開けて配設さ
れる電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造であって,
前記凹部は前記回路基板が嵌合する平面形状を有し,こ
の凹部の左右両側壁部において底部から回路基板の肉厚
程度の高さの位置に,一以上のフランジがそれぞれ形成
され,さらに,凹部の底部に前記回路基板に係合する係
止突起が形成されていることを特徴とする。
【0008】本発明にかかる電気掃除機の手元操作部の
スイッチ構造によれば,回路基板が手元操作部の凹部に
嵌合する際に,フランジと底部との間に長手方向から回
路基板を差し込むと,回路基板と係止突起が係合すると
共に,凹部に回路基板が嵌合するので,回路基板の左右
方向の動きと長手方向の動きが規制され,回路基板上の
複数組の固定接点の位置が一定に位置決めされる。従っ
て,カバー部を回路基板に対応させて凹部の開口縁部に
固着することにより,カバー部の押圧導通部がそれぞれ
の組の固定接点の位置に位置する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態にかか
る電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造を図面に基づ
いて説明する。
【0010】図1はこの実施の形態のスイッチ構造の斜
視図であり,図2は手元操作部の側面形状を示してい
る。符号1の手元操作部は,図示を省略する掃除機本体
から延びる蛇腹状の延長ホース1aの先端部に設けら
れ,内部を集塵した空気が通過する管状の形態を有す
る。この実施の形態の手元操作部1はハンドル部1bを
備えて,ハンドル部1bの湾曲部分に,集塵風量及び吸
込み口の動作モード等の選択手段が設けられる。この選
択手段は,スイッチS1〜S4であり,掃除機本体内に配
設されるモーターへの電圧調整或いは吸込口部に設けら
れるロータリー型のブレードの回転量等を調整する。手
元操作部1の先端部には通常のように延長管が接続さ
れ,延長管の先には吸込口部が接続される。
【0011】手元操作部1の外側表面にはスイッチ配設
用の凹部2が形成されている。図3(a)はこの凹部2
の平面形状を示す。凹部2の底部2aには回路基板4が
配設される。
【0012】回路基板4はプラスチックシートに図3
(b)に示す一対の固定接点3a,3bが複数組形成さ
れている。固定接点3a,3bはスイッチS1〜S4に対
応して4組が設けられ,それぞれの固定接点3a,3b
の導線部は掃除機本体に設けられた動作制御用の回路と
接続されている。回路基板4の上部には係合用の穴4a
が開口されている。
【0013】回路基板4の上方にはカバー部6が接着剤
により固着されている。カバー部6は,固定接点3a,
3bにそれぞれの組に対応した押圧導通部5を有してい
る。押圧導通部5は図1に示すように上方に膨出して,
固定接点3a,3b等と共にスイッチS1〜S4を構成す
る。カバー部6はポリプロピレン或いはポリエチレン等
のプラスチック板からなるもので,押圧導通部5は押圧
に対して可撓性を有し,例えばゴムなどで構成されてい
ても良い。押圧導通部5の回路基板4側の面には図5,
6に示すように,固定接点3a,3bを導通させる導通
接点5aが設けられている。この導通接点5aは導電性
塗料の膜或いは金属膜で形成される。
【0014】凹部2は,長手方向の長さが回路基板4の
長手方向長さとほぼ一致していると共に,左右方向の長
さが回路基板4の左右方向長さより長い形状であって,
回路基板4が嵌合する平面形状を有している。凹部2の
左右両側壁部には,底部2aから回路基板4の肉厚程度
の高さの位置に,一以上のフランジ7,7がそれぞれ形
成され,さらに,凹部2の底部2aに回路基板4の係止
突起8が形成されている。係止突起8の高さ,すなわ
ち,フランジ7,7と底部2aとの間にできる溝の幅
は,回路基板4が浮かないようにかつ余計な負荷がかか
らないように,回路基板4の厚さ相当の高さに設定さ
れ,回路基板4の形状に合わせて形成されている。
【0015】なお,凹部2の底部2aに回路基板4によ
って覆われる位置に,集塵用ホース1aに連通する小さ
な通気孔2bを設け,さらに通気孔2bを回路基板4の
固定接点3a,3bの近傍に配設すると,集塵の時の空
気を吸引する負圧により回路基板4が底部2aに密着
し,空気の吸引が解消されたときはカバー部6により上
方への変移が規制される。
【0016】本実施の形態の電気掃除機の手元操作部の
スイッチ構造によれば,回路基板4が手元操作部1の凹
部2に嵌合する際に,フランジ7と底部2aとの間に長
手方向から回路基板4を差し込むと,回路基板4と係止
突起8が係合すると共に,凹部2に回路基板4が嵌合す
る。このとき,回路基板4の凹部2からの浮き上がりは
フランジ7により防止される。一方,回路基板4を差し
込む際の操作性を良くするため,凹部2の左右壁間の長
さを回路基板4の幅より大きくして摩擦をなくす構造と
しても回路基板4と係止突起8との係合により,回路基
板4の左右の動きが規制される。また,凹部2の長手方
向の長さを回路基板4の長手方向の長さと一致させるこ
ととにより,長手方向の動きが規制される。従って,回
路基板4上の複数組の固定接点3a,3bの位置が一定
に位置決めされる。また,カバー部6を回路基板4に対
応させて凹部2の開口縁部に固着することにより,カバ
ー部6の押圧導通部5がそれぞれの組の固定接点3a,
3bの上方に位置する。
【0017】本実施の形態の電気掃除機の手元操作部の
スイッチ構造によれば,フランジ7と底部2aとの間に
回路基板4を差し込むと,凹部2に回路基板4が嵌合し
て回路基板4の左右方向の動きと長手方向の動きが規制
され,回路基板4上の複数組の固定接点3a,3bの位
置が一定に位置決めされ,回路基板4の位置の調整の手
間が少なくなると共に,回路基板4の位置決めの修正が
著しく少なくなるので,スイッチS1〜S4の導通不良の
おそれが極力少なくなると共に,回路基板4の組立作業
効率が向上する。
【0018】図7は,本発明の第2の実施の形態の手元
操作部のスイッチ構造を示す。この第2実施の形態で
は,第1の実施の形態のフランジ7,7の代わりに半円
形状で薄肉フランジ状の係止片9,9が凹部2’の左右
に形成されている。凹部2’の底部2aにおいて係止片
9,9に対向する位置には通気孔2’cが延長ホースと
連通するように開口されている。これによって,回路基
板4の周縁部が左右上下に動かず,また,集塵の際に働
く負圧により回路基板4が底部2aに密着し,スイッチ
S1〜S4の動作が確実に行われる。そのほかの構成は,
第1の実施の形態と同様であるので,その説明を援用す
る。
【0019】
【発明の効果】本発明にかかる電気掃除機の手元操作部
のスイッチ構造によれば,フランジと底部との間に回路
基板を差し込むと,凹部に回路基板が嵌合して回路基板
の左右方向の動きと長手方向の動きが規制され,回路基
板上の複数組の固定接点の位置が一定に位置決めされ,
回路基板の位置の調整の手間が少なくなると共に,回路
基板の位置決めの修正が著しく少なくなるので,スイッ
チの導通不良のおそれが極力少なくなると共に,回路基
板の組立作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電気掃除機の手元操作部
のスイッチ構造の部分斜視図
【図2】図1の手元操作部の側面形状を示す図
【図3】(a)は図1の手元操作部のスイッチ部分の平
面図 (b)は図1の手元操作部のスイッチを閉鎖するカバー
部の平面図
【図4】図1の手元操作部の固定接点の形状の平面図
【図5】図2の手元操作部のV−V線断面図
【図6】図2の手元操作部のVI−VI線断面図
【図7】本発明の第2実施の形態の平面図
【符号の説明】
1 手元操作部 2 凹部 3a,3b 固定接点 4 回路基板 5 押圧導通部 6 カバー部 7 フランジ 8 係止突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体の集塵風量及び吸込み口の動作
    モード等の選択を行う管状の手元操作部に,スイッチ配
    設用の凹部が形成され,この凹部の底部に,一対の固定
    接点を複数組有する回路基板が配設され,この回路基板
    の上方には,前記固定接点にそれぞれの組に対応した導
    通接点を有し,この導通接点を前記一対の固定接点に接
    触させることにより,前記一対の固定接点同士を導通さ
    せる押圧導通部を有するカバー部が間隔を開けて配設さ
    れる電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造であって,
    前記凹部は前記回路基板が嵌合する平面形状を有し,こ
    の凹部の左右両側壁部において底部から回路基板の肉厚
    程度の高さの位置に,一以上のフランジがそれぞれ形成
    され,さらに,凹部の底部に前記回路基板に係合する係
    止突起が形成されていることを特徴とする電気掃除機の
    手元操作部のスイッチ構造。
JP16743295A 1995-07-03 1995-07-03 電気掃除機の手元操作部のスイッチ構造 Pending JPH0919391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11344170B2 (en) * 2016-08-25 2022-05-31 Lg Electronics Inc. Vacuum cleaner

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11344170B2 (en) * 2016-08-25 2022-05-31 Lg Electronics Inc. Vacuum cleaner
US20220211238A1 (en) * 2016-08-25 2022-07-07 Lg Electronics Inc. Vacuum cleaner
US11889973B2 (en) 2016-08-25 2024-02-06 Lg Electronics Inc. Vacuum cleaner

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