JPH03151925A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH03151925A
JPH03151925A JP29323389A JP29323389A JPH03151925A JP H03151925 A JPH03151925 A JP H03151925A JP 29323389 A JP29323389 A JP 29323389A JP 29323389 A JP29323389 A JP 29323389A JP H03151925 A JPH03151925 A JP H03151925A
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JP
Japan
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section
thin plate
switch
contacts
hose
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JP29323389A
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Inventor
Hiroyuki Tanaka
弘之 田中
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電動送風機の運転を制御する制御手段を有す
る電気掃除機に係わり、とくに、吸込み用のホースの握
り部に設けられ制御手段へ制御信号を出力する手元操作
部に関する。
(従来の技術) 従来、電動送風機と集塵室と電動送風機の制御手段とを
内蔵した掃除機本体に、吸込み用のホースの一端部の接
続管を着脱自在に接続し、ホースの他端部の握り部とな
る握り管に、延長管を介して吸込口体を着脱自在に接続
して使用される電気掃除機が知られているが、この種の
電気掃除機においては、ホースの握り管に前記制御手段
へ制御信号を出力する手元操作部を設けている。
そして、従来のこの種の電気掃除機の手元操作部におい
ては、たとえば、特開平1−230332号公報に記載
されているように、握り管の上側外面に取付けられた基
板に複数の常開型タクトスイッチが半田付けされ、また
、握り管の上方外側に取付けられたカバーに、上下方向
に弾性的に屈曲可能で前記各スイッチをそれぞれ下方へ
押圧する複数の押し棒が一体に形成されているとともに
、これら押し棒を覆って可撓性を有する銘板が貼着され
て、スイッチ部が構成されていた。そうして、掃除時に
は、銘板の上からいずれかの押し棒を下方へ押して、対
応するスイッチをオン操作することにより、電動送風機
の制御手段へ制御信号が出力され、電動送風機の停止な
いしこの電動送風機の出力の切換えが行なえるようにな
って()た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の手元操作部の構成では、実際の操作
面である銘板の表面から握り管までの間に、押し棒とス
イッチと基板とが収納されるスペースが必要であるため
、手元操作部が非常に厚くなってしまっていた。その結
果、握り管が重くかつ握りにくい形状になる問題があっ
た。また、構造上、スイッチの配列も制約を受け、握り
管の中心軸線に沿うほぼ一直線上にしかスイッチを配列
することができなかった。
そこで、第11図に示すように、ホース1の握り部に設
けられる手元操作部2のスイッチ部3をメンブレンスイ
ッチにより構成することが考えられる。このスイッチ部
3は、複数の接点を上面に印刷形成した第1の薄板4と
、この第1の薄板4にたとえばスペーサーを介して両面
粘着テープにより貼着され第1の薄板4の各接点と対応
する複数の接点を下面に印刷形成した弾性を有する第2
の薄板5とからなるものであるが、握り管6との間に基
板7の収納空間を形成するカバー8上に配設されること
になる。ところでζメンブレンスイッチを保持するため
の構造としては、両面粘着テープなどによる貼着が一般
的なものである。したがって、前記スイッチ部3を保持
するためには、その保持部となるよう、カバー8の上側
表面に位置決め用凹部9を形成し、この凹部9の底面上
にスイッチ部3を表面側から貼着する構造とすることが
まず考えられる。
しかし、この構造では、カバー8と薄板4゜5とが単に
貼着されているのみであるため、温度や湿度などの周囲
環境の変化あるいは経時変化等により、数枚の薄板4,
5を貼着してなるスイッチ部3の外周部から各薄板4.
5間の接着が剥がれてきやすい問題がある。とくに、ス
イッチ部3を曲面状にしたとすると、剥離しやすい傾向
がより顕著になる。そして、薄板4,5が剥がれて曲が
ると、それらの接点が常時接触状態になってしまうおそ
れもある。
本発明は、上述のような問題点を解決しようとするもの
で、ホースの握り部の手元操作部のスイッチ部をメンブ
レンスイッチにより構成した電気掃除機において、スイ
ッチ部を構成する各薄板が互いに剥離することを防止す
ることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、電動送風機とこ
の電動送風機の吸気側に連通ずる集塵室と前記電動送風
機の運転を制御する制御手段とを内蔵した掃除機本体と
、この掃除機本体に前記集塵室に連通させて一端部が接
続されるとともに握り部を他端部に有するホースと、こ
のホースの握り部に設けられ前記制御手段へ制御信号を
出力する手元操作部とを備え、この手元操作部が、複数
のスイッチを有するスイッチ部と、このスイッチ部を形
成する部品を保持する保持部とを有する電気掃除機にお
いて、前記スイッチ部は、複数の接点を片面に印刷形成
した第1の薄板と、この第1の薄板との間にスペーサー
などにより空隙が保持されるとともに弾性を有し前記第
1の薄板に相対向する面にこの第1の薄板の各接点とそ
れぞれ対応する複数の接点を印刷形成し前記手元操作部
の外面に臨んで配設される第2の薄板とからなるものと
して、これら両薄板の対応する各接点により前記各スイ
ッチをそれぞれ構成し、さらに、前記保持部は、複数の
保持部材により構成し、これらの保持部材のうち前記第
2の薄板を保持する保持部材に前記スイッチ部の面積よ
りも面積が小さい開口部を形成し、この開口部の外周部
と他の保持部材との間に前記スイッチ部を挾持したもの
である。
(作用) 本発明の電気掃除機では、掃除機本体に接続された吸込
み用のホースの握り部を手で握って掃除を行なうが、掃
除機本体内の電動送風機の運転を制御するには、握り部
の手元操作部のスイッチ部の複数のスイッチを操作する
。すなわち、スイッチ部の外面側の第2の薄板の裏面に
印刷形成されたいずれかの接点に対応する位置で、第2
の薄板の表面を指で押すと、第2の薄板がその弾性によ
り撓み、この第2の薄板の前記接点が、第2の薄板およ
び第1の薄板間の空隙分この第1の薄板へ向かって移動
し、この第1の薄板上に印刷形成された対応する接点に
接触し、これら接点からなるスイッチがオンする。そし
て、これに伴い、手元操作部から制御信号が掃除機本体
内の制御手段へ出力されるが、これによって、電動送風
機の運転が制御される。すなわち、手元操作部の複数の
スイッチのうちのいずれがオンになったかによって、電
動送風機が所定の出力で運転し、あるいは、停止する。
また、第2の薄板を押していた指を第2の薄板から離す
と、その弾性力により第2の薄板の撓みが元の状態に戻
り、この第2の薄板の接点が第1の薄板の対応する接点
から゛離れ、これら接点からなるスイッチがオフする。
なお、スイッチ部は、第2の薄板側の保持部材の開口部
の外周部と他の保持部材との開に挟み込まれて保持され
ているが、このように開口部を有する前記保持部材によ
って押さえられていることにより、各薄板が握り部から
あるいは互いに剥離することが防止される。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の第1実施例の構成を第1図
ないし第7図に基づいて説明する。
第6図において、11は掃除機本体で、この掃除機本体
11の内部には、電動送風機12が後側に配設されてい
るとともに、この電動送風機12の吸気側に集塵フィル
ター(図示しない)を介して連通ずる集塵室13が前側
に形成されている。また、前記掃除機本体11の上面前
部には、前記集塵室13と外部とを連通ずる差込口14
が開口形成されている。
一方、前記掃除機本体11の後面部には、図示していな
いが、前記電動送風機12の排気側に連通ずる排気口が
開口形成されている。さらに、前記掃除機本体11には
、電動送風機12の運転を制御する制御手段が内蔵され
ている。また、この制御手段に電気的に接続された電気
接点が前記差込口14付近に設けられている。
16は吸込み用のホースで、このホース16は、可撓性
を有するホース本体17と、このホース本体17の一端
部に設けられ前記掃除機本体1!の差込口14に着脱自
在に差込み接続される接続管18と、前記ホース本体1
7の他端部に設けられた握り部となる屈曲した握り管1
9とからなっている。なお、前記接続管18の差込口1
4への接続部には、この差込口14の電気接点に機械的
および電気的に着脱自在に接続される電気接点が設けら
れている。また、前記握り管19の後部すなわち基部の
上方外側にはハンドル20が設けられている。このハン
ドル20は、全体的に円弧状に湾曲している。さらに、
同じ握り管19の前部の上方外側には、前記掃除機本体
ll内の制御手段へ制御信号を出力する手元操作部2!
が設けられている。この手元操作部21は、前記ホース
本体17に埋設された保形用ピアノ線などを介して前記
接続管18の接点に電気的に接続されている。
26は延長管で、この延長管26は、一端部が前記握り
管19の先端部または他の延長管26の他端部に着脱自
在に嵌合接続されるものである。
27は吸込口体で、この吸込口体27の下面部には吸込
口(図示しない)が開口形成されている。
そして、前記吸込口体27の後部には、前記吸込口に連
通し前記延長管26の他端部または握り管19の先端部
に着脱自在に嵌合接続される継手管28が枢着されてい
る。
つぎに、前記握り管19部分の構成を第4図および第5
図を参照して説明する。
前記握り管19の上方外側には、その前側先端から前記
ハンドル20の後端まで保持部材を兼ねたカバー31が
被せられてねじ32などにより固定的に取付けられてお
り、このカバー31と握り管19の外面との間に収納空
間33が形成されている。そして、この収納空間33の
前側の最先端部には、前記延長管26または継手管2a
の受は部(図示しない)に係脱自在に係合されて固定的
接続状態を保持す、るクランプ34が枢着されており、
このクランプ34は、ばね35により受は部に係合され
る方向へ付勢されている。
また、前記収納空間33内に位置して握り管19の外面
上側には、保持部材としてのほぼ角筒状の保持リブ41
が一体的に突出形成されている。この保持リブ41は、
前記ハンドル20の前側に位置しており、上端面がカバ
ー31の前部からハンドル20の前部にかけての上面形
状に沿って湾曲している。
また、前記保持リブ41の内周面には、複数の突起42
と、これら突起42の上端にそれぞれ離間して対向する
複数の爪部イ3とが形成されている。これら爪部43は
、はぼ同一平面上に位置している。一方、前記カバー3
1には、前記保持リブ41の上端面に一定間隙を保持し
て上側外方から対向するほぼ矩形状の開口部44が形成
されている。この開口部44は、保持リブ41の上端面
と平行になるよう湾曲しているとともに、この上端面と
相似な形状でこの上端面よりも面積が小さくなっている
。さらに、前記開口部44を囲んでカバー31の裏側下
面には、前記保持リブ41の上端部に外周側から対向す
る位置決めリブ45が形成されている。
そして、前記保持リブ41内に、前記手元操作部21の
後述する変換部を形成する各種電気部品46を搭載した
平板状の基板47が収納されている。この基板47は、
前記各突起42の上端と爪部43とにより外周部が挾持
されて固定的に保持されている。
さらに、前記保持リブ41の上端面とカバー31の開口
部44との間に、前記手元操作部21の後述するスイッ
チ部51が配設されている。このスイッチ部51は、リ
ボン線52により前記基板47に電気的に接続されてい
る。また、この基板47は、前記ハンドル20内に挿通
されたリード線53により前記ホース本体17のピアノ
線に電気的に接続されている。
つぎに、前記スイッチ部51の構成を第1図および第3
図を参照して説明する。
このスイッチ部51は、ある程度の剛性を有するシート
状の第1の薄板61と、この第1の薄板61上に固着さ
れたシート状のスペーサー62と、このスペーサー62
上に固着された弾性を有するシート状の第2の薄板63
とからなっている。なお、外周形状のほぼ等しいこれら
第1の薄板61とスペーサー62と第2の薄板63とは
、前記カバー31の開口部44と平行に湾曲していると
ともに、たとえば両面粘着テープによりそれぞれ接着さ
れている。また、前記スイッチ部51は、平面形状が前
記カバー31の開口部44と相似な形状になっていると
ともに、この開口部44の面積よりも面積が大きくなっ
ている。
そして、前記スイッチ部51は、前記カバー31の位置
決めリブ45内に嵌合されているとともに、このカバー
31における開口部44の外周部と握り管19の保持リ
ブイ1の上端とにより外周部全体が挾持されて、固定的
に保持されている。この状態で、前記第2の薄板63を
保持しているカバー31の開口部44からスイッチ部5
1の中央の主要部(第4図における鎖線内部)が露出し
ているとともに、開口部44の周囲がスイッチ部51の
外周部(鎖線外部)を内側下方へ抑圧している。
前記第1の薄板61は、スイッチ部51の最下部に位置
しており、導電性を有するインクにより第3図に示すよ
うな導電パターンが上面に印刷形成されている。この導
電パターンは、複数たとえば5つの接点64.65.6
6、67、68からなっている。
そして、これらのうち4つの接点64.65.66、6
7は、それぞれ個別接点であってほぼコ字形状になって
おり、ハンドル20の軸方向に並んでいる。他の1つの
接点68は、共通接点として前記軸方向に延びており、
前記各個別接点64.・・・、67の両側部とそれぞれ
近接して交互に並んだ4対の枝部69゜TO,7]、 
72を有している。もちろん、前記5つの接点64.・
・・、68は、互いに独立しており、相互に接続されて
いない。さらに、前記5つの接点64゜・・・ 68は
、第1の薄板61に形成されたスルーホール?3.74
.75.76、77を通して前記リボン線52の5本の
各電線にそれぞれ電気的に接続されている。
前記第2の薄板63は、スイッチ部51の最上部に位置
して前記手元操作部21の外面に臨んでおり、導電性を
有するインクにより、前記第1の薄板61の各個別接点
64.・・・、67にそれぞれ対応する4つの接点81
.82.83.84が裏側の下面すなわち第1の薄板6
1に相対向する面の前記主要部に印刷形成されている。
これら4つの接点81.・・・、84は、それぞれ、前
記第1の薄板61の共通接点68の対応する各枝部69
.・・・、72および各個別接点64.・・・、67に
上方から接離自在に接触されるものであるが、互いに独
立しており、どこにも接続されていない。
そして、前記第1の薄板61の共通接点68および各個
別接点64.・・・、67とこれに対応する第2の薄板
63の各接点81.・・・、84とが、それぞれスイッ
チ85゜86、87.88を構成している。なお、図示
していないが、前記第2の薄板63の上面には、各接点
81゜・・・ 84に対応して、強、中、弱、切などの
表示が形成されている。
前記スペーサー62は、前記両肩板61.63間に位置
して、これら薄板61.63間に空隙を保持するもので
ある。すなわち、前記スペーサー62には、前記各スイ
ッチ85.・・・、88に対応する位置に空隙となる通
孔91.92.93.94がそれぞれ開口形成されてお
り、これら通孔91.・・・、94により、前記第1の
薄板61の共通接点68および各個別接点64.・・・
67と対応する第2の薄板63の各接点81.・・・、
84との間にそれぞれスペーサー62の材厚(たとえば
0.3mm程度)分の隙間が形成されている。
つぎに、電気回路の構成を第7図を参照して説明する。
前記手元操作部21においては、複数のスイッチ85.
・・・、88を有するスイッチ部51が、このスイッチ
部51からの人力を制御信号に変換する前記変換部96
の入力端にリボン線52の5本の電線を介して接続され
ている。また、この変換部96の出力端は、前記ホース
本体17内の2条の前記ピアノ線97と接続管18およ
び差込口14の2対の前記接点98゜99となどを介し
て、掃除機本体11内のマイクロコンピュータ−および
双方向性サイリスターなどからなる制御手段100の入
力端に接続される。この制御手段100は、電動送風機
12の駆動電源である100vの交流電源101 も入
力するが、前記変換部96から入力した制御信号に応じ
て、電動送風機12へ出力される駆動電力を制御するも
のである。
すなわち、手元操作部21の3つのスイッチ85.86
゜87のいずれかがオン操作されたとき、それぞれ弱、
中、強のいずれかの出力で電動送風機12が運転し、他
の1つのスイッチ88がオン操作されたとき、電動送風
機12が停止するようになっている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
掃除は、掃除機本体11とホース16と延長管26と吸
込口体27とを相互に接続し、ホース16の握り管19
のハンドル20におけるスイッチ部51の後方位置を手
で握って行なう。そして、吸込口体27を被掃除面上で
適宜走行させる。なお、ホース16に吸込口体27を直
接接続して掃除することもできる。
そうして、握り管19の手元操作部21のスイッチ部5
1の複数のスイッチ85.・・・、88を操作して、掃
除機本体II内の電動送風機12の運転を制御する。
たとえば、電動送風機12を強の出力で運転させる場合
、第2図に示すように、スイッチ部51の第2の薄板6
3の上側表面を強の表示のある位置で指+06により上
方から押す。そうすると、第2の薄板63は、その弾性
により下方へ向かって凸状に撓み、第2の薄板63の裏
面の接点81がスペーサー62により形成された空隙分
下方へ移動し、第1の薄板61上の共通接点68の枝部
69および個別接点64に接触して、これら接点81.
64.68からなるスイッチ85がオンする。また、第
2の薄板63を押していた指106を第2の薄板63か
ら離すと、その弾性力により、第1図に示すように、第
2の薄板63の撓みが元の状態に戻り、この第2の薄板
63の接点81が第1の薄板61の対応する接点64.
68から離れ、スイッチ85がオフする。また、電動送
風機12を中または弱の出力で運転させる場合には、同
様にしてスイッチ86またはスイッチ87をオンすれば
よい。
さらに、同様にしてスイッチ88をオンすれば、電動送
風機12が停止する。
なお、接点64.・・・、67がコ字形状になっている
のは、第2の薄板63を押す位置に若干のばらつきがあ
っても、スイッチ85.・・・、88が確実にオンする
ようにするためである。
電気的には、スイッチ85.・・・、88のオン操作に
伴ってスイッチ部51から出力された信号が、リボン線
52を通って変換部96へ入力される。この変換部96
は、前記信号を制御手段100の駆動用の制御信号に変
換して出力する。この制御信号は、ホース16内のピア
ノ線97および接点98.99などを経由して制御手段
100へ入力される。この制御手段100は、入力した
制御信号の情報を処理して、電動送風機12の出力を強
、中、弱あるいは停止状態に設定する。なお、常時は、
第1の薄板61の接点64、・・・、68と第2の薄板
63の接点III、・−・、84とは非接触状態になっ
ているが、最後に操作されたスイッチ85.・・・、8
8に対応する出力で、電動送風機12の運転が継続する
そして、電動送風機12の駆動により、吸込口体27が
ら空気とともに吸込まれた塵埃は、延長管26およびホ
ース16を介して、掃除機本体11内の集塵室13に導
かれ、集塵フィルターにより集塵室13内に補足される
上記構成によれば、スイッチ部51を大幅に薄(できる
ことにより、手元操作部21を従来よりも飛躍的に薄(
軽くできるので、握り管19が非常に持ちやすくなり、
掃除時の操作性がよくなる。
また、スイッチ部51の薄形化により、手元操作部21
における複数のスイッチ85.・・・、88の配置に対
する制約条件が少なくなるので、手元操作部21付近の
設計をデザイン的、機能的に比較的自由に行なえるよう
になる。したがって、よりいっそう操作性を向上させる
ことも可能になる。たとえば、上記実施例のように、把
持専用で円弧状の細いハンドル20にスイッチ部51を
湾曲させて配設することも可能になる。
これに対して、第8図に示す第2実施例のように、スイ
ッチ部51を平板状にして、ハンドル20の前方に位置
して握り管19上に配設してもよい。
なお、この第2実施例では、握り管19において、スイ
ッチ部51を保持するための保持リブ41と、基板47
を保持するための突起42および爪部43とを離して設
けている。
しかしながら、上記第1実施例のように、スイッチ部5
1を湾曲させてハンドル20に配設すれば、握り管19
の前部の直線状部分を短くできる。すなわち、延長管2
6などの接続などのために握り管19の前端部にはもと
よりある程度の直線状部分が必要であるが、スイッチ部
51の配役のために、握り管19の前部の直線状部分を
不必要に長(する必要がない。
また、ハンドル20を設けずに、握り管19を直接握る
構造としてもよいが、この構造を採った場合にも、手元
操作部21を薄く軽くできることにより、握り管19が
きわめて握りやすい。
さらに、上記構成によれば、電動送風機12の出力を小
刻みに切換えられるように、接点数すなわちスイッチの
数を増しても、安価にできる。そして、スイッチの数が
多い程、従来に比べてよりコストダウンできる。
また、互いに貼着された一対の薄板61.63およびス
ペーサー62からなるスイッチ部51の外周部全体をカ
バー31と保持リブ41とにより挾持したので、薄板6
1.63およびスペーサー62が互いに外周部から剥が
れてくることを防止できる。もちろん、スイッチ部51
全体が握り管19から離脱することも確実に防止でき、
信頼性が向上する。したがって、第2の薄板63の歪み
によりスイッチ85.・・・ 88が常時オン状態にな
ってしまうようなこともない。
これは、上記実施例のようにスイッチ部51がもとより
平らでない場合にとくに有効である。
さらに、カバー31の開口部44の外周部は、カバー3
1の肉厚分、スイッチ部51の操作面である第2の薄板
63の上面よりも高くなるので、不用意に操作部21を
握ったり、操作部21付近に手を触れたりしても、誤っ
てスイッチ部5!が操作されにくく、誤操作を防止でき
る。
つぎに、本発明の第3実施例を第9図および第10図に
基づいて説明する。
先の実施例と同様に、手元操作部のスイッチ部II+の
第1の薄板+12上に複数の接点113が印刷形成され
ている。なお、図面では、1つの接点113のみを示し
である。しかし、この実施例では、先の実施例のような
別体のスペーサーを設けておらず、第1の薄板112上
に弾性を有する第2の薄板+14が直接貼着されている
。そして、この第2の薄板114には、前記第1の薄板
+12の各接点113にそれぞれ対応させて、断面形状
が円弧状をなすエンボス状の凸部115が一体に上方へ
膨出形成されており、これら凸部+15の下面に、前記
各接点+13に接離自在に接触される接点116がそれ
ぞれ印刷形成されている。すなわち、前記凸部115に
よって、スイッチ117をそれぞれ構成する対応する各
接点113 、 116間に空隙118が形成されてい
る。
そうして、第10図に示すように、第2の薄板+14の
凸部+15を上方から指119で押すと、凸部+15が
下方へ撓んで、この凸部+15の接点116が第1の薄
板112の接点113に接触し、スイッチ117がオン
する。また、指119を離すと、第9図に示すように、
凸部115が元の状態に戻って、接点113 、116
が互いに離れる。
この第3実施例の構成によれば、先の実施例のような別
体のスペーサーを省略できるので、部品点数を少なくで
きる。
なお、上記第1実施例において、スイッチ85゜・・・
、88の押圧操作のストロークを大きくするため、第1
の薄板61の上面に、その各接点81.・・・、84に
それぞれ対応するエンボス状の凸部を形成した弾性を有
する銘板を貼着してもよい。この場合、薄板61.63
などとともに銘板をカバー31と保持リブ41とにより
挾持する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電動送風機の制御のためにホースの握
り部に設けられた手元操作部のスイッチ部が、複数の接
点を印刷形成した第1の薄板と、この第1の薄板との間
に空隙を有するとともに弾性を有し第1の薄板の各接点
とそれぞれ対応する複数の接点を印刷形成した第2の薄
板とからなり、これら両薄板の対応する各接点により複
数のスイッチをそれぞれ構成したので、手元操作部を薄
く軽くでき、したがって、ホースの握り部が非常に握り
やすくなり、掃除時の操作性が向上するとともに、手元
操作部における複数のスイッチの配置に対する制約が少
なくなり、手元操作部付近の設計をデザイン的、機能的
に比較的自由に行なえるようになる。また、第2の薄板
側の保持部材の開口部の外周部と他の保持部材との間に
スイッチを挾持したので、スイッチ部を構成する各薄板
が互いにあるいは握り部から剥離することを防止でき、
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の第1実施例を示すスイッ
チ部の断面図、第2図は同上スイッチを操作する状況を
示す断面図、第3図は同上スイッチ部の分解斜視図、第
4図は同上ホースの握り部の断面図、第5図は同上握り
部の分解斜視図、第6図は同上全体の側面図、第7図は
同上概略回路図、第8図は本発明の第2実施例を示すホ
ースの握り部の断面図、第9図は本発明の第3実施例を
示すスイッチ部の断面図、第10図は同上スイッチを操
作する状況を示す断面図、第11図は従来の電気掃除機
の一例を示すホースの握り部の断面図である。 11・・掃除機本体、!2・・電動送風機、13・・集
塵室、16・・ホース、19・・握り部となる握り管、
21・・手元操作部、31・・保持部材を兼ねたカバー
、41・・保持部材としての保持リブ、44・開口部、
51・・スイッチ部、61・・第1の薄板、63・・第
2の薄板、64.65.66、67、68・第1の薄板
の接点、81.82.83.84・・第2の薄板の接点
、85.86.87.88・・スイッチ、91.92゜
93、94・・空隙となる通孔、 111   ・スイッチ部、112 ・・・第1の薄板
の接点、114 116 ・・第2の薄板の接点、 1111  ・空隙。 100  ・制御手段、 ・第1の薄板、113 ・第2の薄板、 117   ・スイッチ、 遵トリし

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動送風機とこの電動送風機の吸気側に連通する
    集塵室と前記電動送風機の運転を制御する制御手段とを
    内蔵した掃除機本体と、この掃除機本体に前記集塵室に
    連通させて一端部が接続されるとともに握り部を他端部
    に有するホースと、このホースの握り部に設けられ前記
    制御手段へ制御信号を出力する手元操作部とを備え、 この手元操作部は、複数のスイッチを有するスイッチ部
    と、このスイッチ部を形成する部品を保持する保持部と
    を有し、 前記スイッチ部は、複数の接点を片面に印刷形成した第
    1の薄板と、この第1の薄板との間に空隙を有するとと
    もに弾性を有し前記第1の薄板に相対向する面にこの第
    1の薄板の各接点とそれぞれ対応する複数の接点を印刷
    形成し前記手元操作部の外面に臨んで配設される第2の
    薄板とからなり、これら両薄板の対応する各接点により
    前記各スイッチをそれぞれ構成し、 前記保持部は、複数の保持部材により構成し、これらの
    保持部材のうち前記第2の薄板を保持する保持部材に前
    記スイッチ部の面積よりも面積が小さい開口部を有し、
    この開口部の外周部と他の保持部材との間に前記スイッ
    チ部を挾持してなることを特徴とする電気掃除機。
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