JPH09193214A - 芯材を結束具の爪部と接触面との間に一時的に保持して射出成形結束具を金型から取出す方法 - Google Patents

芯材を結束具の爪部と接触面との間に一時的に保持して射出成形結束具を金型から取出す方法

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JPH09193214A
JPH09193214A JP2721696A JP2721696A JPH09193214A JP H09193214 A JPH09193214 A JP H09193214A JP 2721696 A JP2721696 A JP 2721696A JP 2721696 A JP2721696 A JP 2721696A JP H09193214 A JPH09193214 A JP H09193214A
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pawl
tooth
contact surface
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Soren Christian Sorensen
クリスチァン ソーレンセン ソーレン
Jens Ole Sorensen
オーリー ソーレンセン ジェンス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接触表面上に設けた少なくとも一本の歯をひ
どく傷つけることなく結束具を金型から取り出す方法を
提供する。 【解決手段】 芯材14は第1の金型部材10に対して
移動可能であり、第1の金型部材が第2の金型部材から
離型するのに続いて、芯材14が第2の金型12から分
離され、これによって(a)第1の金型部材の移動によ
って生じた空間30内に爪部18を曲げることが可能に
なると共に、(b)第1の金型部材を第2の金型部材か
ら離型させる間の、第1の金型部材の移動によって生じ
る空間31内へ接触壁16を曲げることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は結束具の射出成形に関するもので
あり、特に、ケーブル等の長く延びた製品の束を保持す
るループを製造するのに好適に使用される結束具の成形
に関するものである。このような結束具はケーブル結束
具として一般的に知られている。本発明は特に、結束具
のロッキングヘッドの接触表面上に少なくとも一つの歯
を設けた結束具の金型から当該結束具を取出す方法に関
するものである。
【0002】ある種の結束具は、二つの端部と二つの幅
広の側面とを有する長く延びた舌部と、この舌部の一方
の端部に設けたロッキングヘッドと、舌部の他方の端部
に設けた先端部と、前記舌部の一方の幅広の側面に沿っ
て延在する第1のつめ歯と、前記舌部の他方の幅広の側
面に沿って延在する第2のつめ歯とを具え、前記ロッキ
ングヘッドが前記舌部の先端部を受け入れる開口を規定
する側面を有し、当該側面が前記開口の一側面にヒンジ
結合された移動可能な爪部と当該爪部に対向して前記開
口を挟んで設けた接触壁とを有し、前記爪部が、前記舌
部が前記開口に挿入されて前記第1のつめ歯が前記爪部
に対向したときに前記第1のつめ歯が係合するように配
置された少なくとも1本の歯を有しており、前記爪部
は、この少なくとも1本の歯がこのように係合したとき
に、前記第2のつめ歯を前記接触表面に対して押圧する
ために、前記挿入方向と逆の方向に前記舌部に加わる圧
力に応じて移動可能であり、前記接触表面には、前記舌
部の先端部が前記開口に挿入されて前記第2のつめ歯が
前記接触表面に対向したときに、前記第2のつめ歯をロ
ッキング係合させる歯が少なくとも一本設けられている
と共に、前記第2のつめ歯が設けられている前記舌部の
側面が前記爪部の移動によって前記接触表面に押圧され
る。このような結束具はパラディスの米国特許 4,473,5
24号に記載されている。
【0003】このような結束具を射出成形する従来の方
法は; (a)内部に結束具の一般的な形状をした空洞を規定す
る金型部材を具える金型を具える工程と、(b)溶融し
たプラスチック材料をこの金型内の空洞に射出する工程
と、(c)この金型の空洞内のプラスチック材料を固化
して結束具を形成する工程と、(d)金型部材を離型さ
せて金型から結束具を取り出せるようにする工程と、
(e)金型から結束具を取り出す工程と;を具える。
【0004】このような結束具を射出成形によって製造
する際には、歯の頂部が金型部材間の分離線で規定され
ていない限り、接触表面上に設けた少なくとも1本の歯
を傷つけることなく金型から結束具を取り出すことは困
難である。なぜなら、金型部材の接触表面を規定する横
方向の一部の大きさがこの歯と爪部との間のスペースよ
り広いため、金型部材の間の分離線からこの金型部材を
取り外すことによって歯が押圧されて歪んでまうからで
ある。
【0005】本発明は結束具を射出成形する方法であ
り、接触表面上に設けた少なくとも一本の歯をひどく傷
つけることなく結束具を金型から取り出す方法を提供す
るものである。
【0006】本発明は二つの端部と二つの幅広の側面と
を有する長く延びた舌部と、前記舌部の一方の端部に設
けたロッキングヘッドと、前記舌部の一方の幅広の側面
に沿って延在する第1のつめ歯と、前記舌部の他方の幅
広の側面に沿って延在する第2のつめ歯とを具える結束
具を射出成形する方法であって、前記ロッキングヘッド
が前記舌部を受け入れる開口を規定する側面を有し、当
該側面が前記開口の一側面にヒンジ結合された移動可能
な爪部と当該爪部に対向して前記開口を挟んで設けた接
触壁とを有し、前記爪部が、前記舌部が前記開口に挿入
されて前記第1のつめ歯が前記爪部に対向したときに前
記第1のつめ歯と係合するように配置された少なくとも
1本の歯を有しており、前記爪部は、この少なくとも1
本の歯がこのように係合したときに、前記第2のつめ歯
を前記接触表面に対して押圧するために、前記挿入方向
と逆の方向に前記舌部に加わる圧力に応じて移動可能で
あり、前記接触表面には、前記舌部が前記開口に挿入さ
れて前記第2のつめ歯が前記接触表面に対向したとき
に、前記第2のつめ歯をロッキング係合させるための歯
が少なくとも一本設けられていると共に、前記第2のつ
め歯が設けられている前記舌部の側面が前記爪部の移動
によって前記接触表面に押圧されるように構成した結束
具を射出成形する方法において、当該方法が以下の工程
を具え: (a)部材間に前記結束具の一般的な形状をなす空洞が
形成された金型部材を有する金型を具える工程と、
(b)溶融したプラスチック材料を前記金型の空洞内に
射出する工程と、(c)前記金型の空洞内のプラスチッ
ク材料を固化させて結束具を形成する工程と、(d)前
記金型部材を離型させて前記金型から前記結束具を取り
出せるようにする工程と、(e)前記金型から前記結束
具を取出す工程;工程(a)において、前記金型を構成
する金型部材のひとつが芯材(14)であって、この芯
材が前記接触表面に設けた少なくとも一本の歯を含む部
分を規定していると共に、第1の金型部材が前記芯材に
対して移動可能であり;工程(d)が、(f)前記第1
の金型部材が第2の金型部材から離型するのに続いて、
前記芯材が前記第2の金型部材から離型し、これによっ
て前記第1の金型部材が前記第2の金型部材から離型す
る間に、前記第1の金型部材が移動したことによって生
じた空間(31)へ前記接触壁(16)を曲げることが
可能になり、前記接触面に設けた少なくとも一つの歯
(22)をひどく傷つけることなく工程(e)に従って
前記結束具を前記金型から取り出すことができる工程;
を具えることを特徴とする結束具を射出成形する方法を
提供する。
【0007】本発明の更なる特徴を好適な実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の結束具を射出成形する方法
の好適な実施例を示す。図1を参照すると、上述したタ
イプの結束具は第1の金型部材10と第2の金型部材1
2と芯材14を具える金型内で射出成形される。図1に
示すように、金型が閉じているときに、第1の金型部材
10と第2の金型部材12と芯材14との間に、結束具
の一般的な形状をした空洞が形成されている。結束具
は、接触表面20を有する接触壁16と爪部18を有す
る。接触壁16の接触表面20には爪部18に対向する
少なくとも一本の歯22が設けられており、爪部18に
は接触壁16に対向する少なくとも一本の歯24が設け
られている。第1の金型部材10は、接触壁16の表面
26の少なくとも一部であって、接触面20に設けた少
なくとも1本の歯22を含む部分の反対側の部分を規定
しており、又、爪部18の側部28の少なくとも一部で
あって、爪部18に設けた少なくとも1本の歯24を含
む側面の反対側の部分を規定している。第1の金型部材
10と芯材14は相対的に移動可能である。金型が閉じ
ているときは、第1の金型部材10は第2の金型部材1
2と分離線P.L.で結合し、芯材14も第2の金型部
材12と分離線P.L.で結合している。
【0009】芯材14は金型が閉じているときに、接触
面20の少なくとも一部であって、接触面に設けた少な
くとも1本の歯22を含む部分と、爪部18の少なくと
も一部であって、爪部に設けた少なくとも1本の歯24
とを含む部分を規定する位置に配置されている。
【0010】溶融プラスティック材料が金型の空洞内へ
射出され、そこで固化されて結束具を成形する。
【0011】図2を参照すると、第1の金型部材10が
第2の金型部材12から離型するのに続いて芯材14が
第2の金型部材12から離型する。これによって(a)
第1の金型部材10の移動により生じた空間30内へ爪
部18が曲がるようになると共に、(b)第1の金型部
材10の移動により生じた空間31内へ接触壁16を曲
げることが可能となり、爪部に設けた少なくとも1本の
歯24、および接触面に設けた少なくとも1本の歯22
をひどく傷つけることなく結束具を金型から取り出すこ
とができる。第1の金型部材10は分離線P.L.の少
なくとも一部に垂直な方向において第2の金型部材12
から離型する。第1の金型部材が移動して空間30が生
じてこの中に爪部18を曲げることが可能になり、空間
31が生じて接触壁16を曲げることが可能になるま
で、芯材14は第2の金型部材と接触させたままにして
おくことが好ましい。芯材14は第1の金型部材10が
第2の金型部材12から分離する初期の段階において、
バネ32によって第2の金型部材12内に保持されてい
る。他の実施例では(図示せず)圧縮エア、水圧、ある
いは接触面に設けた少なくとも1本の歯22と爪部に設
けた少なくとも1本の歯24との間の芯材14のかみ合
いを利用して第1の金型部材10が第2の金型部材12
から離型する間、芯材14を第2の金型部材12に接触
させておくようにする。
【0012】図3を参照すると、第1の金型部材10が
第2の金型12から更に離型する間に、結束具は第2の
金型部材内に保持された状態で、芯材14が第2の金型
12から離型し、この結果、爪部が空間30内へ曲がる
と共に、接触壁が空間31内へ曲がり、爪部に設けた少
なくとも1本の歯24および接触面に設けた少なくとも
1本の歯22をひどく傷つけることなく結束具を金型か
ら取り出される。
【0013】図4を参照すると、1組のエジェクタピン
34を突き出すことによって結束具が第2の金型部材1
2から弾き出される。
【0014】他の実施例では(図示せず)、芯材14が
第2の金型12から離型したときに結束具が芯材14に
保持され、1組のエジェクタピン34を突き出すことに
よって結束具が芯材14から弾き出される。
【0015】第1の金型部材10を金型部材12から離
型させる際に、水圧や圧縮エアを利用して芯材14を第
2の金型部材12内に保持するようにした場合、これら
水圧や圧縮エアを変化させて、結束具を弾き出す前もし
くは弾き出す間、芯材14を引っ込めておくことができ
る。これによって突出した芯材14に結束具が引っ掛か
ったり巻き込まれたりすることを防ぐことができる。
【0016】ここに述べた方法によれば図に示すよう
に、爪部18の先端が自由端であり、少なくとも1本の
歯24を設けた爪部18の側面と、爪部の側面であっ
て、少なくとも1本の歯24を含む側面と反対側に位置
する側面28との間が比較的厚い結束具の射出成型が可
能になる。この結果として、爪部の自由端が分厚く、爪
部が第1のつめ歯と係合しているときに、挿入方向と反
対の方向へ爪部に強く引っ張る力が加えられたときに屈
曲しないほど十分な強度があるため、ロッキングヘッド
から舌部が外れてしまうまで爪部が屈曲することのない
結束具の射出成型が可能になる。ここで述べた方法は本
願と同日に提出された他の特許出願の主題である。
【0017】ここで述べた特別な利点は本発明の考えら
れる実施例すべてに必ずしも適用されるものではない。
本発明のこのような利点は例示にすぎず、本発明の利点
がこれのみであると解釈すべきではない。
【0018】上述の記載は詳細になされてはいるもの
の、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではな
く、むしろここに記載されている好適な実施例の例示で
あると考えるべきである。様々な変形例が考えられ、本
発明の範囲は個々に記載された実施例によって決定され
ものでなく、請求の範囲およびその法的な均等物によっ
て決められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形方法の好適な実施例に使用さ
れている金型の中の結束具の接触面部と爪部の部分の構
成を示す断面図である。
【図2】本発明の好適な実施例の一段階において、図1
に示す金型部材が相対的に離型する状態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の好適な実施例の図2に示す段階の次段
において、図1に示す金型部材が相対的に離型する状態
を示す断面図である。
【図4】本発明の好適な実施例の図3に示す段階の次段
において、第2の金型部材から結束具が弾き出される状
態を示す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェンス オーリー ソーレンセン イギリス領ケイマン諸島、グランド ケイ マン、ケイマン カイ、ウォーター ケイ (番地なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの端部と二つの幅広の側面とを有す
    る長く延びた舌部と、前記舌部の一方の端部に設けたロ
    ッキングヘッドと、前記舌部の一方の幅広の側面に沿っ
    て延在する第1のつめ歯と、前記舌部の他方の幅広の側
    面に沿って延在する第2のつめ歯とを具える結束具を射
    出成形する方法であって、 前記ロッキングヘッドが前記舌部を受け入れる開口を規
    定する側面を有し、当該側面が前記開口の一側面にヒン
    ジ結合された移動可能な爪部(18)と当該爪部に対向
    して前記開口を挟んで設けた接触壁(16)とを有し、
    前記爪部が、前記舌部が前記開口に挿入されて前記第1
    のつめ歯が前記爪部に対向したときに前記第1のつめ歯
    と係合するように配置された少なくとも1本の歯を有し
    ており、 前記爪部は、この少なくとも1本の歯がこのように係合
    したときに、前記第2のつめ歯を前記接触表面(20)
    に対して押圧するために、前記挿入方向と逆の方向に前
    記舌部に加わる圧力に応じて移動可能であり、 前記接触表面には、前記舌部が前記開口に挿入されて前
    記第2のつめ歯が前記接触表面に対向したときに、前記
    第2のつめ歯をロッキング係合させるための歯(22)
    が少なくとも一本設けられていると共に、前記第2のつ
    め歯が設けられている前記舌部の側面が前記爪部の移動
    によって前記接触表面に押圧されるように構成した結束
    具を射出成形する方法において、 当該方法が以下の工程を具え: (a)部材間に前記結束具の一般的な形状をなす空洞が
    形成された金型部材(10、12、14)を有する金型
    を具える工程と、 (b)溶融したプラスチック材料を前記金型の空洞内に
    射出する工程と、 (c)前記金型の空洞内のプラスチック材料を固化させ
    て結束具を形成する工程と、 (d)前記金型部材を離型させて前記金型から前記結束
    具を取り出せるようにする工程と、 (e)前記金型から前記結束具を取出す工程;工程
    (a)において、前記金型を構成する金型部材のひとつ
    が芯材(14)であって、この芯材(14)が前記接触
    表面(20)に設けた少なくとも一本の歯(22)を含
    む部分を規定していると共に、第1の金型部材(10)
    が前記芯材に対して移動可能であり;工程(d)が、 (f)前記第1の金型部材(10)が第2の金型部材
    (12)から離型するのに続いて、前記芯材(14)が
    前記第2の金型部材から離型し、これによって前記第1
    の金型部材が前記第2の金型部材から離型する間に、前
    記第1の金型部材が移動したことによって生じた空間
    (31)へ前記接触壁(16)を曲げることが可能にな
    り、前記接触面に設けた少なくとも一つの歯(22)を
    ひどく傷つけることなく工程(e)に従って前記結束具
    を前記金型から取り出すことができる工程;を具えるこ
    とを特徴とする結束具を射出成形する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の結束具を射出する方法
    において、前記工程(f)において、前記第1の金型部
    材(10)が移動して前記空間(31)が生じ、これに
    よって前記接触壁(16)を曲げることが可能になるま
    で、前記芯材(14)が前記第2の金型部材(12)と
    接触したままであることを特徴とする結束具を射出成形
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の結束具を射出する方法
    において、前記工程(f)において、前記第1の金型部
    材(10)が移動して、前記空間(31)が生じた後、
    前記第1の金型部材が前記第2の金型部材(12)から
    更に離型し、前記結束具を前記第2の金型部材に保持し
    たままで、芯材(14)が前記第2の金型部材から離型
    することを特徴とする結束具を射出成形する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の結束具を射出する方法
    において、前記工程(a)において、前記金型を構成す
    る前記芯材(14)が前記爪部(18)の少なくとも一
    部であって、前記少なくとも1本の歯(24)を設けた
    部分を規定し;前記工程(f)が、同じくこれによって
    前記第1の金型部材が前記第2の金型部材からの離型す
    る間に、前記第1の金型部材が移動したことにより生じ
    た空間(30)へ前記爪部(18)を曲げることが可能
    になり、前記接触面に設けた少なくとも一つの歯(2
    2)をひどく傷つけることなく工程(e)に従って前記
    結束具を前記金型から取り出すことができることを特徴
    とする結束具を射出成形する方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の結束具を射出する方法
    において、前記工程(f)が行われる間に、前記第1の
    金型部材(10)が移動して前記空間(31)が生じ、
    この空間内へ前記接触壁(16)を曲げることが可能に
    なるまで、前記芯材(14)が前記第2の金型部材(1
    2)と接触したままであることを特徴とする結束具を射
    出成形する方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の結束具を射出する方法
    において、前記工程(f)が、前記第1の金型部材(1
    0)が移動して前記空間(31、31)が生じた後、前
    記第1の金型部材が前記第2の金型部材(12)から更
    に離型し、前記結束具を前記第2の金型部材に保持した
    まま、前記芯材(14)が前記第2の金型部材から離型
    することを特徴とする結束具を射出成形する方法。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5、又は6に記
    載の結束具を射出する方法において、前記工程(a)に
    おいて、前記金型を構成する前記第1の金型部材(1
    0)が、前記接触壁(16)の表面(26)の少なくと
    も一部であって、前記接触表面(20)に設けた少なく
    とも一本の歯(22)を含む部分と反対側に位置する前
    記接触壁の部分を規定する金型を具えることを特徴とす
    る結束具を射出成形する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載の結束具を射出する方法において、前記第1及び第
    2の金型部材(10、12)が分離線(P.L.)で結
    合しており、前記工程(d)において、前記分離線に垂
    直な方向において、前記第1及び第2の金型部材が離型
    することを特徴とする結束具を射出成形する方法。
JP2721696A 1996-01-08 1996-01-08 芯材を結束具の爪部と接触面との間に一時的に保持して射出成形結束具を金型から取出す方法 Pending JPH09193214A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100705367B1 (ko) * 2006-02-24 2007-04-12 (주)내경엔지니어링 프리스트레스트 콘크리트 파형강판 합성형 슬래브 교량 및이의 시공방법

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KR100705367B1 (ko) * 2006-02-24 2007-04-12 (주)내경엔지니어링 프리스트레스트 콘크리트 파형강판 합성형 슬래브 교량 및이의 시공방법

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