JPH09192876A - レーザ加工機における集塵方法およびその装置 - Google Patents

レーザ加工機における集塵方法およびその装置

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JPH09192876A
JPH09192876A JP8006768A JP676896A JPH09192876A JP H09192876 A JPH09192876 A JP H09192876A JP 8006768 A JP8006768 A JP 8006768A JP 676896 A JP676896 A JP 676896A JP H09192876 A JPH09192876 A JP H09192876A
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laser processing
dust
laser
processing machine
head
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Komei Shioji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工時に発生する上部集塵の効率を従
来よりも向上させるようにする。 【解決手段】 加工機本体3の下部に加工テーブル5を
設けると共に加工機本体3の上部にレーザ加工ヘッド2
1を設けたレーザ加工機1において、加工ヘッド21の
前後に前,後方カバー25,27を設け、この前,後方
カバー25,27と加工機本体3の左,右のサイドフレ
ーム29R,29Lとでレーザ加工ヘッド21を囲繞し
た空間41を設け、この空間41にレーザ加工時に発生
する粉塵を外部へ排出せしめるための送風手段37を設
け、加工テーブル5の側面のほぼ同じ高さ位置に集塵用
の開口部31を設け、この開口部31に集塵ダクト33
を接続せしめ、前記レーザ加工ヘッド21を左右方向へ
移動自在に設けると共に、レーザ加工ヘッド21を挾ん
で前記開口部31と反対側に前記レーザ加工ヘッド21
の移動と同期して側方カバー39を設けてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工時に
発生する粉塵を排出せしめるレーザ加工機における集塵
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機においてワークにレ
ーザ加工を行っている際に、ワークの上方に立ち登る粉
塵の処理としては、図3(A),(B),(C)に示さ
れているような方法が知られている。すなわち、図3
(A)のレーザ加工機101におけるレーザ加工ヘッド
103の先端に備えられたノズル105からワークWへ
向けてレーザビームが照射されると共にアシストガスが
噴射されてワークWにレーザ加工が行われる。レーザ加
工中に発生した粉塵はレーザ加工ヘッド103に組み込
まれた吸塵口107より上方へ吸引されて粉塵が処理さ
れている。
【0003】また、図3(B)に示されているようなレ
ーザ加工機101においては、加工機本体109の下部
フレーム111には加工テーブル113が設けられ、こ
の加工テーブル113の右側にはX軸方向へ移動自在な
複数のワーククランプ115が設けられている。したが
って、ワークWをクランプしたワーククランプ115を
X軸方向へ移動せしめると共に加工機本体109におけ
る上部フレーム117の前側下部に設けられているレー
ザ加工ヘッドをY軸方向へ移動せしめることにより、ワ
ークWにレーザ加工が行われる。
【0004】そして、レーザ加工ヘッドをカーテン11
9で覆うと共に上部フレーム117の側方に吸塵ダクト
121を設けることにより、レーザ加工時に発生した粉
塵は吸塵ダクト121で吸引されて粉塵が処理されてい
る。
【0005】さらに、図3(C)に示されているレーザ
加工機101は図3(B)のレーザ加工機101と同じ
構成であるから、重複する説明を省略するが、加工テー
ブル113上に載置されたワーク全体を筐体123など
で覆い、この筐体123の前側にはカーテン125が設
けられている。しかも、筐体123には複数の窓127
が設けられ内部を観察できるようになっている。この場
合にもレーザ加工中に発生した粉塵は上部フレーム11
7の側方に設けられている吸塵ダクト121に吸引され
て粉塵は処理されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
のレーザ加工時に発生した粉塵を処理する方法のうち、
図3(A)の場合には、吸塵口107が加工部の近くに
設けられているため、流速の速いスパッタや質量の大き
いスパッタ等は吸引しにくいという問題がある。
【0007】また、図3(B)の場合には、レーザ加工
ヘッドがY軸方向へ移動するため、加工点が吸塵ダクト
121より遠くなることもあり、レーザ加工時に発生し
た粉塵を吸引しきれず、立ち登った粉塵はレーザ加工ヘ
ッドの駆動系に堆積し故障の原因となる問題がある。
【0008】さらに、図3(C)の場合には、粉塵対策
に費用がかかると共に操作性も悪くなる。外部への粉塵
の流出は防ぎやすいが、図3(B)の場合と同様に吸引
しきれない粉塵が堆積しやすいという問題がある。
【0009】この発明の目的は、レーザ加工時に発生す
る上部集塵の効率を従来よりも向上させるようにしたレ
ーザ加工機における集塵方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機における集塵
方法は、加工機本体の下部に加工テーブルを設けると共
に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設けたレーザ
加工機において、加工機本体の左,右のサイドフレーム
とレーザ加工ヘッドの前後に設けた前,後方カバーとに
よりレーザ加工ヘッドを囲繞した空間に設けた開口部か
らレーザ加工時に発生する粉塵を外部へ排出せしめるこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項5によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵装置は、加工機本体の下部に加工テーブルを
設けると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設
けたレーザ加工機において、前記加工ヘッドの前後に
前,後方カバーを設け、この前記前,後方カバーと前記
加工機本体の加工機本体の左,右のサイドフレームとで
前記レーザ加工ヘッドを囲繞した空間を設け、この空間
にレーザ加工時に発生する粉塵を外部へ排出せしめるた
めの開口部を設けてなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1,5によるレーザ加
工機における集塵方法およびその装置では、加工機本体
の左右のサイドフレームと前,後方カバーとで囲繞され
た空間にレーザ加工ヘッドが設けられていると共に開口
部が設けられているから、レーザ加工時に発生した粉塵
のうち上方へ立ち登る粉塵は開口部から排出され、従来
よりも集塵効率の向上が図られる。
【0013】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵方法は、加工機本体の下部に加工テーブルを
設けると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設
けたレーザ加工機において、前記加工機本体の左,右の
サイドフレームとレーザ加工ヘッドの前後に設けた前,
後方カバーと前記加工テーブルとレーザ加工ヘッドの駆
動系との間に加工テーブルと相対して設けられた上方カ
バーとによりレーザ加工ヘッドを囲繞した空間に設けた
開口部からレーザ加工時に発生する粉塵を外部へ排出せ
しめることを特徴とするものである。
【0014】請求項6によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵装置は、加工機本体の下部に加工テーブルを
設けると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設
けたレーザ加工機において、前記加工ヘッドの前後に
前,後方カバーを設け、前記加工テーブルとレーザ加工
ヘッドの駆動系との間に加工テーブルと相対して上方カ
バーを設け、この前記前,後方カバーと上方カバーと前
記加工機本体の左,右のサイドフレームとで前記レーザ
加工ヘッドを囲繞した空間を設け、この空間にレーザ加
工時に発生する粉塵を外部へ排出せしめるための開口部
を設けてなることを特徴とするものである。
【0015】したがって、請求項2,6によるレーザ加
工機における集塵方法およびその装置では、加工機本体
の左右のサイドフレームと前、後方カバーと上方カバー
とで囲繞された空間にレーザ加工ヘッドが設けられてい
ると共に開口部が設けられているから、レーザ加工時に
発生した粉塵のうち上方へ立ち登る粉塵は開口部から排
出され、従来よりも集塵効率の向上が図られる。
【0016】請求項3によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵方法は、請求項1のレーザ加工機における集
塵方法において、前記空間に設けた送風手段で加工時に
発生する粉塵を前記開口部に送風することを特徴とする
ものである。
【0017】請求項7によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵装置は、請求項5,6のレーザ加工機におけ
る集塵装置において、前記空間に送風手段を設けてなる
ことを特徴とするものである。
【0018】したがって、請求項1,2,5,6による
レーザ加工機における集塵方法およびその装置では、前
記空間に送風手段が設けられているから、レーザ加工時
に発生した粉塵は送風手段の作動でできる風の流れにの
って開口部へ積極的に流れて外部へ排出される。而し
て、従来より一層の集塵効率の向上が図られる。しか
も、余分の配管をつける必要がなくなる。
【0019】請求項4によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵方法は、請求項1,2のレーザ加工機におけ
る集塵方法において、前記開口部に接続された集塵ダク
トから外部へ粉塵を排出せしめることを特徴とするもの
である。
【0020】請求項8によるこの発明レーザ加工機にお
ける集塵装置は、請求項5,6のレーザ加工機における
集塵装置において、前記開口部に集塵ダクトを接続せし
めてなることを特徴とするものである。
【0021】したがって、請求項4,8によるレーザ加
工機におる集塵方法およびその装置では、開口部には集
塵ダクトが接続されているから、レーザ加工時に発生し
た粉塵は送風手段の作動でできる風の流れにのって開口
部を経て集塵ダクトから積極的に外部へ排出される。而
して、従来よりも著しく集塵効率の向上が図られる。
【0022】請求項9によるこの発明のレーザ加工機に
おける集塵装置は、請求項8のレーザ加工機における集
塵装置において、前記レーザ加工ヘッドを左右方向へ移
動自在に設けると共に、レーザ加工ヘッドを挾んで前記
開口部と反対側に前記レーザ加工ヘッドの移動と同期し
て側方カバーを設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0023】請求項10によるこの発明のレーザ加工機
における集塵装置は、請求項9のレーザ加工機における
集塵装置において、前記レーザ加工ヘッドを左右方向へ
移動自在な左右方向ベースに設け、この左右方向ベース
に側方カバーを一体化せしめてなることを特徴とするも
のである。
【0024】したがって、請求項9,10のレーザ加工
機における集塵装置では、加工ヘッドを挾んで開口部と
反対側にレーザ加工ヘッドの移動と同期して側方カバー
が設けられ、特に、レーザ加工ヘッドを設けた左右方向
ベースに側方カバーが設けられているから、側方カバー
はレーザ加工ヘッドの移動と共に同方向へ移動されるか
ら、加工機本体の左サイドカバー,側方カバーおよび
前,後方カバーで囲繞される空間を不必要に大きくせず
に済み、より一層の集塵効率の向上が図られる。
【0025】請求項11によるこの発明のレーザ加工機
における集塵装置は、請求項10のレーザ加工機におけ
る集塵装置において、前記左右方向ベースの前記開口部
側に前記送風手段を一体化せしめてなることを特徴とす
るものである。
【0026】したがって、左右方向ベースの開口部側に
送風手段が一体化されているから、レーザ加工ヘッドの
移動と共に送風手段も同方向へ移動されるから、レーザ
加工時に発生した粉塵は送風手段でできた風の流れに確
実にのるから、粉塵の排出がより一層効果的に行われ、
集塵効率が格段に向上される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0028】図1および図2を参照するに、レーザ加工
機1は、立設された加工機本体3を備えており、この加
工機本体3の下部にはX軸方向へ延伸された加工テーブ
ル5が設けられている。この加工テーブル5の右側には
図示省略の複数のワーククランプがX軸へ移動自在に設
けられている。
【0029】上記構成により、ワークWを加工テーブル
5上に載置せしめると共にワークWの右端をワーククラ
ンプにクランプせしめる。そして、ワーククランプをX
軸方向へ移動せしめることによってワークWがX軸方向
へ移動されることになる。
【0030】前記加工機本体3の上部フレーム7におけ
る前側下部にはY軸方向(左右方向)へ移動自在な左右
方向ベースとしてのY軸キャレッジ9が設けられてい
る。すなわち、、加工機本体3の上部フレーム7の前面
にはY軸方向へ延伸した複数の平行なガイドレール11
が敷設されていると共に、Y軸方向へ延伸したボールね
じ13が設けられている。
【0031】このボールねじ13の例えば右側は前記上
部フレーム7に固定された軸受15に回転自在に支承さ
れていると共に、ボールねじ13の左側は上部フレーム
7に固定された駆動モータ17の出力軸に連結されてい
る。前記ボールねじ13には前記Y軸キャレッジ9が螺
合されている。このY軸キャレッジ9にはZ軸方向へ移
動可能なZ軸キャレッジ19が設けられ、このZ軸キャ
レッジ19にはレーザ加工ヘッド21が設けられてい
る。このレーザ加工ヘッド21の先端にはノズル23が
装着されている。
【0032】上記構成により、駆動モータ17を駆動せ
しめると、ボールねじ13が回転されることによりY軸
キャレッジ9がY軸方向へ移動されるから、Z軸キャレ
ッジ19を介してレーザ加工ヘッド21も同方向へ移動
されることになる。
【0033】前記レーザ加工ヘッド13の前後における
上部フレーム7には前方カバー25,後方カバー27が
設けられている。この前方カバー25,後方カバー27
は例えばビニールなどからなる複数枚のカーテンで構成
されている。
【0034】前記加工機本体3におけるサイドフレーム
29R,29Lのうちのサイドフレーム29L側には前
記加工テーブル5とほぼ同じ高さ位置に開口部31が設
けられており、この開口部31には集塵ダクト33が接
続されている。前記開口部31側におけるY軸キャレッ
ジ9の左側にはブラケット35を介して送風手段として
のファン37が設けられている。また、Y軸キャレッジ
9の右側にはビニールなどの複数枚のカーテンからなる
側方カバー39が設けられている。したがって、サイド
フレーム29L,側方カバー39,前方カバー25およ
び後方カバー27によってレーザ加工ヘッド21が囲繞
される空間41が形成されることになる。
【0035】上記構成により、ワークWをX軸方向へ移
動せしめると共にレーザ加工ヘッド21をY軸方向へ移
動せしめて、レーザ加工ヘッド21をワークWの所望位
置の上方に位置決めせしめる。次いで、レーザ加工ヘッ
ド21の先端に装着されているノズル23からワークW
へ向けてレーザビームを照射せしめると共にアシストガ
スを噴射せしめることよってワークWにレーザ加工が行
われることになる。
【0036】レーザ加工時に粉塵が発生するが、この発
生した粉塵は前記空間41内に設けられたファン37の
作動できる風の流れにより、加工テーブル5とほぼ同じ
位置に設けられた開口部31に向って流れる。その結
果、従来よりも集塵効率の向上を図ることができる。し
かも開口部31には集塵ダクト33が接続されているの
で、粉塵は開口部31を経て集塵ダクト33から部へ排
出させることができる。開口部31を加工テーブル5と
ほぼ同じ高さ位置に設けたので、余計な配管をつける必
要がなくなる。
【0037】Y軸キャレッジ9の右側に側方カバー39
が設けられているので、前記空間41を不必要に大きく
せずに済み、より一層の集塵効率の向上を図ることがで
きる。
【0038】空間41内にファン37を設けたので、空
間41内の空気の増加はアシストガスの噴射によるもの
のみとなり、吸引量が比較的少なくても空間41内の圧
力は外部より高くなることがなく、空間41から排出さ
れる粉塵量も少なくなる。
【0039】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の
例ではファン37をY軸キャレッジ9に左側にブラケッ
ト35を介して設けた例で説明したが、レーザ加工ヘッ
ド21の左右どちら側に設けてもよく、また、Z軸キャ
レッジ19の左右どちら側に設けてもよく、さらにY軸
キャレッジ9の右側に設けてもよいものである。前記空
間41はサイドフレーム29R,29Lと、前、後方カ
バー25,27と、前記加工テーブル5とレーザ加工ヘ
ッド21の駆動系との間に加工テーブル5と相対して設
けた上方カバーとで囲繞せしめるとさらに効果的であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1,5の発明によれば、レーザ加工
ヘッドが加工機本体の左,右のサイドフレームと前,後
方カバーとで囲繞された空間にレーザ加工ヘッドが設け
られていると共に送風手段が設けられているから、レー
ザ加工時に発生した粉塵のうち上方へ立ち登る粉塵は送
風手段の作動でできる風の流れで積極的に排出され、従
来よりも集塵効率の向上を図ることができる。
【0041】請求項2,6の発明によれば、加工機本体
の左右のサイドフレームと前、後方カバーと上方カバー
とで囲繞された空間にレーザ加工ヘッドが設けられてい
ると共に開口部が設けられているから、レーザ加工時に
発生した粉塵のうち上方へ立ち登る粉塵は開口部から排
出され、従来よりも集塵効率の向上を図ることができ
る。
【0042】請求項3,7の発明によれば、前記空間に
送風手段が設けられているから、レーザ加工時に発生し
た粉塵は送風手段の作動でできる風の流れにのって開口
部へ部積極的に流れて外部へ排出される。而して、従来
より一層の集塵効率の向上を図ることができる。しか
も、余分の配管をつける必要をなくすことができる。
【0043】請求項4,8の発明によれば、開口部には
集塵ダクトが接続されているから、レーザ加工時に発生
した粉塵は送風手段の作動でできる風の流れにのって開
口部を経て集塵ダクトから積極的に外部へ排出される。
而して、従来よりも著しく集塵効率の向上を図ることが
できる。
【0044】請求項9,10の発明によれば、レーザ加
工ヘッドを挾んで開口部と反対側にレーザ加工ヘッドの
移動と同期して側方カバーが設けられ、特に、レーザ加
工ヘッドを設けた左右方向ベースに側方カバーが設けら
れているから、側方カバーはレーザ加工ヘッドの移動と
共に同方向へ移動されるから、加工機本体の左サイドカ
バー,側方カバーおよび前,後カバーで囲繞される空間
を不必要に大きくせずに済み、より一層の集塵効率の向
上を図ることができる。
【0045】請求項11の発明によれば、左右方向ベー
スの開口部側に送風手段が一体化されているから、レー
ザ加工ヘッドの移動と共に送風手段も同方向へ移動され
るから、レーザ加工時に発生した粉塵は送風手段ででき
た風の流れに確実にのるから、粉塵の排出がより一層効
果的に行われ、集塵効率を格段に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するレーザ加工機の斜視図であ
る。
【図2】図1における平面図である。
【図3】(A),(B),(C)は従来のレーザ加工機
の集塵機能を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 加工機本体 5 加工テーブル 7 上部フレーム 9 Y軸キャレッジ(左右方向ベース) 19 Z軸キャレッジ 21 レーザ加工ヘッド 25 前方カバー 27 後方カバー 29R,29L サイドフレーム 31 開口部 33 集塵ダクト 37 ファン(送風手段) 39 側方カバー 41 空間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機本体の下部に加工テーブルを設け
    ると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設けた
    レーザ加工機において、前記加工機本体の左,右のサイ
    ドフレームとレーザ加工ヘッドの前後に設けた前,後方
    カバーとによりレーザ加工ヘッドを囲繞した空間に設け
    た開口部からレーザ加工時に発生する粉塵を外部へ排出
    せしめることを特徴とするレーザ加工機における集塵方
    法。
  2. 【請求項2】 加工機本体の下部に加工テーブルを設け
    ると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設けた
    レーザ加工機において、前記加工機本体の左,右のサイ
    ドフレームとレーザ加工ヘッドの前後に設けた前,後方
    カバーと前記加工テーブルとレーザ加工ヘッドの駆動系
    との間に加工テーブルと相対して設けられた上方カバー
    とによりレーザ加工ヘッドを囲繞した空間に設けた開口
    部からレーザ加工時に発生する粉塵を外部へ排出せしめ
    ることを特徴とするレーザ加工機における集塵方法。
  3. 【請求項3】 前記空間に設けた送風手段で加工時に発
    生する粉塵を前記開口部に送風することを特徴とする請
    求項1,2記載のレーザ加工機における集塵方法。
  4. 【請求項4】 前記開口部に接続された集塵ダクトから
    外部へ粉塵を排出せしめることを特徴とする請求項1,
    2,3記載のレーザ加工機における集塵方法。
  5. 【請求項5】 加工機本体の下部に加工テーブルを設け
    ると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設けた
    レーザ加工機において、前記加工ヘッドの前後に前,後
    方カバーを設け、この前記前,後方カバーと前記加工機
    本体の左,右のサイドフレームとで前記レーザ加工ヘッ
    ドを囲繞した空間を設け、この空間にレーザ加工時に発
    生する粉塵を外部へ排出せしめるための開口部を設けて
    なることを特徴とするレーザ加工機における集塵装置。
  6. 【請求項6】 加工機本体の下部に加工テーブルを設け
    ると共に加工機本体の上部にレーザ加工ヘッドを設けた
    レーザ加工機において、前記加工ヘッドの前後に前,後
    方カバーを設け、前記加工テーブルとレーザ加工ヘッド
    の駆動系との間に加工テーブルと相対して上方カバーを
    設け、この前記前,後方カバーと上方カバーと前記加工
    機本体の左,右のサイドフレームとで前記レーザ加工ヘ
    ッドを囲繞した空間を設け、この空間にレーザ加工時に
    発生する粉塵を外部へ排出せしめるための開口部を設け
    てなることを特徴とするレーザ加工機における集塵装
    置。
  7. 【請求項7】 前記空間に送風手段を設けてなることを
    特徴とする請求項5,6記載のレーザ加工機における集
    塵装置。
  8. 【請求項8】 前記開口部に集塵ダクトを接続せしめて
    なることを特徴とする請求項5,6,7記載のレーザ加
    工機における集塵装置。
  9. 【請求項9】 前記レーザ加工ヘッドを左右方向へ移動
    自在に設けると共に、レーザ加工ヘッドを挾んで前記開
    口部と反対側に前記レーザ加工ヘッドの移動と同期して
    側方カバーを設けてなることを特徴とする請求項5,
    6,7記載のレーザ加工機における集塵装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザ加工ヘッドを左右方向へ移
    動自在な左右方向ベースに設け、この左右方向ベースに
    側方カバーを一体化せしめてなることを特徴とする請求
    項9記載のレーザ加工機における集塵装置。
  11. 【請求項11】 前記左右方向ベースの前記開口部側に
    前記送風手段を一体化せしめてなることを特徴とする請
    求項10記載のレーザ加工機における集塵装置。
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