JP2000024781A - 熱切断加工方法および熱切断加工機 - Google Patents

熱切断加工方法および熱切断加工機

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JP2000024781A
JP2000024781A JP10196221A JP19622198A JP2000024781A JP 2000024781 A JP2000024781 A JP 2000024781A JP 10196221 A JP10196221 A JP 10196221A JP 19622198 A JP19622198 A JP 19622198A JP 2000024781 A JP2000024781 A JP 2000024781A
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carrier
hood
dust
torch
discharge duct
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Yoshiharu Komizo
芳春 小溝
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵装置におけるフード内の集塵効率を向上
すると共にフィルタの清掃サイクルを長くし、フードに
よってワーク等の搬出入に支障を来さないようにする。 【解決手段】 熱切断加工機としてのプラズマ加工機1
はワークテーブル3上のワークWに対してキャリア7が
前後方向に移動しトーチヘッド33がキャリア7に左右
方向に移動自在であり、プラズマトーチ35がトーチヘ
ッド33に昇降自在である。キャリア7とプラズマトー
チ35の周囲を覆う程度に小さいフード41がキャリア
7に設けられ、キャリア7の移動に容易に追従する排出
ダクトとしての密閉式ケーブルベア49の一端がフード
41に連通され、密閉式ケーブルベア49の他端が集塵
能力の大きい集塵機53に連通される。熱切断加工時に
発生したフード41内の粉塵やヒュームは効率よく密閉
式ケーブルベア49を経て集塵機53へ吸引されて処理
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ加工機や
レーザ加工機等の熱切断加工方法および熱切断加工機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6及び図7を参照するに、プラ
ズマ加工機101としてはワークWを載置するワークテ
ーブル103が床面上に固定されており、このワークテ
ーブル103の下部には熱切断加工時に生じるドロスを
貯留せしめる集塵槽105が備えられている。
【0003】ワークテーブル103の図6において左側
には、プラズマ加工機101のキャリア107を前後方
向(X軸方向)に走行駆動するためのX軸用駆動装置
(図示省略)を内蔵したフレームガイド体109が床面
上に支柱111で支持されてX軸方向に長く延長されて
いる。
【0004】また、ワークテーブル103の図6におい
て右側には、キャリア107をX軸方向に走行すべくガ
イドするためのX軸ガイドレール113が床面上に支柱
115で支持されてX軸方向に長く延長されている。キ
ャリア107は図6において右端側に固定された脚柱部
117の車輪119を介してX軸ガイドレール113上
を走行自在に支持されており、ワークテーブル103の
上方をX軸用駆動装置によりX軸方向に移動位置決め自
在に設けられている。
【0005】キャリア107にはトーチヘッド121が
Y軸方向に移動位置決め可能に走行自在に設けられてお
り、トーチヘッド121はプラズマを噴射するプラズマ
トーチ123が上下方向(Z軸方向)に昇降自在に設け
られている。したがって、プラズマトーチ123はワー
クテーブル103上でX軸方向及びY軸方向、Z軸方向
に移動位置決め自在である。
【0006】プラズマトーチ123の先端にはノズル1
25が設けられており、このノズル125からプラズマ
ジェットがワークWに向けて噴射され、所望の形状に切
断するなどのプラズマ加工が行なわれる。
【0007】従来の集塵方法としては、図6および図7
に示されているようにプラズマ加工機全体を覆うカバー
127を設け、このカバー127の複数箇所に開口部を
設け、この開口部に対して反対側から集塵機でカバー1
27の内部のエアを吸引すると、カバー127の内部で
は前記開口部から反対側へエアの流れが発生するので、
プラズマ加工時に発生するヒュームや粉塵は気流に乗っ
て効率よく集塵機へ運ばれて処理される。
【0008】従来の集塵方法の他の例としては、図6及
び図7に示されているようにはプラズマトーチ123を
含めたキャリア全体の周囲を覆うフード129がキャリ
ア107と一体的にX軸方向に移動可能に設けられてい
る。例えば、キャリア107の上面には図6においてY
軸方向の両端側にそれぞれ2本の柱ブラケット131が
立設されており、各2本の柱ブラケット131の上端に
は複数の梁ブラケット133がX軸及びY軸方向の水平
方向に設けられている。上記の柱ブラケット131及び
梁ブラケット133でフード129の骨組を構成してい
る。
【0009】柱ブラケット131及び梁ブラケット13
3からなる骨組の周囲は下方を開口したフード129で
覆われている。フード129の下端はテーブルの上面付
近まで位置しており、プラズマトーチ123はフード1
29の内部に位置するように構成されている。
【0010】上記のフード129の一側面には集塵排出
口135が設けられており、この集塵排出口135には
フード129の内部に向けてフィルタ137が連結され
ており、また前記集塵排出口135にはフード129の
外側にブラケット139で支持されている小型ファン1
41に排出ダクト143を介して連通されている。
【0011】したがって、フード129はキャリア10
7と共に前後方向へ移動しながら、小型ファン141の
作動によりフード129内のヒュームや粉塵がエアと共
に吸引されてフィルタ137で浄化されてから、浄化さ
れたエアが集塵排出口135及び排出ダクト143を経
て小型ファン141から外部へ排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の集塵
装置においては、前者はプラズマ加工機の全体がカバー
127で覆われているためにワークWの搬入、搬出及び
残材の搬出時にはカバー127を例えば後方へ移動して
から作業を行う必要があるので煩わしいという問題点が
あった。
【0013】また、後者はヒュームや粉塵を取り除くた
めのフィルタ137がフード129内に設けられている
ので、フィルタ137の容量を大きくするには限度があ
る。したがって、フィルタ137の容量が少ないことか
らフィルタ137の目詰まりが早く、またフィルタ13
7の清掃もし難いという問題点があった。
【0014】そこで、例えばフィルタ137の容量を大
きくするためにフード129を大きくすると、フード全
体の重心が高くなるのでキャリア107が移動するとき
にはキャリア107を駆動するためのサーボ系が振動し
やすいために負荷が大きくなるという問題点があった。
【0015】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ワークの搬入、搬出及び残材
の搬出等に支障を来すことのないフードを用いて、フー
ド内の集塵効率を向上せしめると共にフィルタの清掃サ
イクルを長くし得る熱切断加工方法および熱切断加工機
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の熱切断加工方法は、ワーク
テーブル上に載置されたワークを熱切断加工するトーチ
を昇降自在に備えた加工ヘッドを設け、この加工ヘッド
を左右方向に移動自在に備えたキャリアを設け、このキ
ャリアを前後方向に移動自在に設けた熱切断加工機にお
いて、ワークを熱切断加工する際に発生する粉塵を、前
記キャリアとトーチの周囲を覆うフードに連通する排出
ダクトを経て集塵機へ吸引・排出すると共に、前記排出
ダクトを前記キャリアの前後方向の移動に伴って追従せ
しめて前記粉塵などを集塵せしめることを特徴とするも
のである。
【0017】したがって、キャリアを前後方向に移動し
加工ヘッドを左右方向に移動しながらワークテーブル上
に載置されたワークを熱切断加工すると、ヒューム及び
粉塵、ドロスが発生する。フード内の粉塵やヒュームは
集塵機により吸引されて生じる気流に乗って排出ダクト
を経て集塵機へ運ばれて処理される。
【0018】フードはキャリアとトーチの周囲を覆う程
度に小さいので、ワークの搬入、搬出及び残材の搬出等
に支障を来すことはない。しかも、キャリアの移動方向
に追従する排出ダクトを介してフードと集塵機が連通さ
れているので、フード自体にファンやフィルタ等の装置
を設ける必要がなく、また集塵能力が大きい集塵機によ
りフード内の集塵効率は向上し、さらに集塵機のフィル
タの清掃サイクルは長くなる。
【0019】請求項2によるこの発明の熱切断加工機
は、ワークテーブル上に載置されたワークを熱切断加工
するトーチを昇降自在に備えた加工ヘッドを設け、この
加工ヘッドを左右方向に移動自在に備えたキャリアを設
け、このキャリアを前後方向に移動自在に設けた熱切断
加工機において、前記キャリアとトーチの周囲を覆うフ
ードを設け、このフード内部の粉塵を吸引・排出する排
出ダクトの一端を前記フードに連通すると共に前記排出
ダクトを前記キャリアの前後方向の移動に追従自在に設
け、前記排出ダクトの他端を前記ワークテーブルの外側
に備えた集塵機へ連通してなることを特徴とする。
【0020】したがって、請求項1の作用と同様であ
り、キャリアを前後方向に移動し加工ヘッドを左右方向
に移動しながらワークテーブル上に載置されたワークを
熱切断加工すると、ヒューム及び粉塵、ドロスが発生す
る。フード内の粉塵やヒュームは集塵機により吸引され
て生じる気流に乗って排出ダクトを経て集塵機へ運ばれ
て処理される。
【0021】フードはキャリアとトーチの周囲を覆う程
度に小さいので、ワークの搬入、搬出及び残材の搬出等
に支障を来すことはない。しかも、キャリアの移動方向
に追従する排出ダクトを介してフードと集塵機が連通さ
れているので、フード自体にファンやフィルタ等の装置
を設ける必要がなく、また集塵能力が大きい集塵機によ
りフード内の集塵効率は向上し、さらに集塵機のフィル
タの清掃サイクルは長くなる。
【0022】請求項3によるこの発明の熱切断加工機
は、請求項2記載の熱切断加工機において、前記排出ダ
クトが密閉式ケーブルベアあるいは蛇腹式ダクトからな
ることを特徴とするものである。
【0023】したがって、排出ダクトとしては密閉式ケ
ーブルベアあるいは蛇腹式ダクトが用いられることによ
り、キャリアの移動方向に容易に自在に追従される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱切断加工方法及
び熱切断加工機の実施の形態について、熱切断加工機と
しては例えばプラズマ加工機を例にとって図面を参照し
て説明する。
【0025】図1ないし図3を参照するに、本実施の形
態に係わるプラズマ加工機1としては、ワークWを載置
するワークテーブル3が床面上に固定されており、この
ワークテーブル3の下部は熱切断加工時に生じるドロス
を貯留せしめる集塵槽5が備えられている。
【0026】ワークテーブル3は上部が開口しており、
この開口(図示省略)にはワークWを載置するための板
状の桟(図示省略)が適当な間隔で配置されている。
【0027】ワークテーブル3の図1において左側に
は、プラズマ加工機1のキャリア7を前後方向(X軸方
向で、図1の紙面表裏に対して垂直方向、図2において
左右方向)に走行駆動するためのX軸用駆動装置9を内
蔵したフレームガイド体11が床面上に支柱13で支持
されてX軸方向に長く延長されている。
【0028】より詳しくは、フレームガイド体11には
図1に示されているように、X軸方向に長いキャリアガ
イド体15が上記の支柱13に支持されており、キャリ
アガイド体15にはX軸リニアガイド17がX軸方向に
長く延長されている。キャリア7の図1において左端側
がX軸リニアガイド17に沿ってX軸ナット部材19を
介して走行自在に設けられている。
【0029】また、ワークテーブル3の図1において右
側には、キャリア7をX軸方向に走行すべくガイドする
ためのX軸ガイドレール21が床面上に支柱23で支持
されてX軸方向に長く延長されている。キャリア7は図
1において右端側に固定された脚柱部25の車輪27を
介してX軸ガイドレール21上を走行自在に支持されて
いる。
【0030】また、キャリアガイド体15にはX軸リニ
アガイド17に並行してラック29が設けられており、
キャリア7の図1において左端側に設けたX軸駆動モー
タで回転駆動されるピニオン31が前記ラック29に噛
合されているので、キャリア7はX軸駆動モータの駆動
によりワークテーブル3の上方をX軸方向に移動位置決
め自在に設けられている。
【0031】キャリア7には加工ヘッドとしての例えば
トーチヘッド33がY軸方向に移動位置決め可能に走行
自在に設けられており、トーチヘッド33にはプラズマ
を噴射するプラズマトーチ35が上下方向(Z軸方向)
に昇降自在に設けられている。したがって、プラズマト
ーチ35はワークテーブル3上でX軸方向及びY軸方
向、Z軸方向に移動位置決め自在である。
【0032】プラズマトーチ35の先端にはプラズマジ
ェットをワークWに向けて照射するノズル37が設けら
れている。
【0033】より詳しくは、プラズマ加工機1にはプラ
ズマジェットを発生せしめるために直流溶接電源や高周
波発生源(図示省略)が内蔵されている。この直流溶接
電源や高周波発生源によりプラズマトーチ35内で発生
するアーク熱でガスが高温に加熱されてプラズマ状にな
り、このプラズマ状のガスつまりプラズマジェットがノ
ズル37から噴射され、所望の形状に切断するなどのプ
ラズマ加工が行なわれる。
【0034】次に、本発明の実施の形態の主要部を示す
プラズマ加工機における集塵装置について詳しく説明す
る。
【0035】図1ないし図3を参照するに、集塵装置3
9としてはプラズマトーチ35を含めたキャリア全体の
周囲を覆うフード41がキャリア7と一体的にX軸方向
に移動可能に設けられている。例えば、キャリア7の上
面には図3においてY軸方向の両端側にそれぞれ2本の
柱ブラケット43が立設されており、各2本の柱ブラケ
ット43の上端には複数の梁ブラケット45がX軸及び
Y軸方向の水平方向に設けられている。上記の柱ブラケ
ット43及び梁ブラケット45でフード41の骨組を構
成している。
【0036】柱ブラケット43及び梁ブラケット45か
らなる骨組の周囲は下方を開口した状態で、例えば耐熱
・難燃性シートからなるフード41で覆われている。フ
ード41の下端はテーブルの上面付近まで位置してお
り、プラズマトーチ35がフード41の内部に位置する
ように構成されている。
【0037】上記のフード41の図3において上側の側
面には移動側集塵口47が設けられており、この移動側
集塵口47にはフード41内部の粉塵を吸引・排出する
排出ダクトとしての例えば密閉式ケーブルベア49の一
端が連通されている。密閉式ケーブルベア49は図2に
示されているように湾曲部で折り返されており、密閉式
ケーブルベア49の他端は例えば前述したフレームガイ
ド体11の上面位置に設けられた固定側集塵口51に連
通されている。
【0038】なお、固定側集塵口51は集塵機53に連
通するダクトホース55の一端に設けられている。
【0039】上記構成により、キャリア7をX軸方向に
移動しトーチヘッド33をY軸方向に移動しながらワー
クテーブル3上に載置されたワークWを熱切断加工する
と、ヒューム及び粉塵、ドロスが発生する。このとき集
塵機53は予め運転開始されているのでフード41内の
エアが移動側集塵口47から順に密閉式ケーブルベア4
9、固定側集塵口51、ダクトホース55を経て集塵機
53へ吸引される。フード41内の粉塵やヒュームは気
流に乗って集塵機53へ運ばれて処理される。
【0040】フード41はキャリア7とプラズマトーチ
35の周囲を覆う程度の大きさであるので、ワークWを
搬入、搬出したり、残材を搬出したりするときに支障を
来すことはない。しかも、キャリア7の移動方向に追従
する密閉式ケーブルベア49でフード41と集塵機53
が連通されているので、フード41自体にファンやフィ
ルタ等の装置を設ける必要がなく、また集塵機53の集
塵能力が大きいのでフード41内の集塵効率を向上する
ことができ、さらに集塵装置39のフィルタの清掃サイ
クルを長くすることができる。
【0041】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では熱切
断加工機としてプラズマ加工機を例にとって説明したが
レーザ加工機およびその他の熱切断加工機であっても構
わない。
【0042】また、前述した実施の形態におけるダクト
ホース55は、図4に示されているようにワークテーブ
ル3の集塵槽5内の粉塵を集塵するための集塵ダクト5
7から分岐して固定側集塵口51に連通しても構わな
い。
【0043】また、密閉式ケーブルベア49の代わり
に、図5に示されているように蛇腹式ダクト59を設け
ることもできる。この蛇腹式ダクト59は図5において
右側に上下にフランジ部61と開口部63を備えた固定
側排出ダクト65がフレームガイド体11の上にX軸方
向(図5の紙面に対して垂直方向)に長く延長されて設
けられており、固定側排出ダクト65の開口部63には
フード41の側面に突設された移動側排出ダクト67が
入り込んだ状態でキャリア7のX軸方向の移動と共に開
口部63に沿って並行移動するように構成されている。
移動側排出ダクト67の他の部分の開口部63は伸縮自
在な蛇腹69により被蓋されており、移動側排出ダクト
67がX軸方向に移動するに連れて蛇腹69が移動して
開口部63が常時閉塞されているので、蛇腹式ダクト5
9は全体として常時密閉された状態にある。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、キャリ
アを前後方向に移動し加工ヘッドを左右方向に移動しな
がらワークテーブル上に載置されたワークを熱切断加工
すると、ヒューム及び粉塵、ドロスが発生するが、フー
ドはキャリアとトーチの周囲を覆う程度に小さいのでワ
ークの搬入、搬出及び残材の搬出等に支障を来すことは
なく、しかも、フードの内部はキャリアの移動方向に追
従する排出ダクトを介して集塵機に連通されているの
で、フード内のヒュームや粉塵を集塵能力の大きい集塵
機により効率よく集塵できる。さらに、集塵機のフィル
タは大きいので本発明の集塵装置としての清掃サイクル
を長くできる。
【0045】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
と同様であり、キャリアを前後方向に移動し加工ヘッド
を左右方向に移動しながらワークテーブル上に載置され
たワークを熱切断加工すると、ヒューム及び粉塵、ドロ
スが発生するが、フードはキャリアとトーチの周囲を覆
う程度に小さいのでワークの搬入、搬出及び残材の搬出
等に支障を来すことはなく、しかも、フードの内部はキ
ャリアの移動方向に追従する排出ダクトを介して集塵機
に連通されているので、フード内のヒュームや粉塵を集
塵能力の大きい集塵機により効率よく集塵できる。さら
に、集塵機のフィルタは大きいので本発明の集塵装置と
しての清掃サイクルを長くできる。
【0046】請求項3の発明によれば、排出ダクトとし
て用いられる密閉式ケーブルベアあるいは蛇腹式ダクト
は、キャリアの前後方向の移動に容易に自在に追従でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプラズマ加工機の正面図
である。
【図2】図1のプラズマ加工機の平面図である。
【図3】図1のプラズマ加工機の右側面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態のプラズマ加工機の正
面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の集塵装置の部分的な
概略説明図である。
【図6】従来のプラズマ加工機の正面図である。
【図7】図6のプラズマ加工機の右側面図である。
【符号の説明】
1 プラズマ加工機 3 ワークテーブル 7 キャリア 33 トーチヘッド(加工ヘッド) 35 プラズマトーチ(トーチ) 39 集塵装置 41 フード 43 柱ブラケット 45 梁ブラケット 47 移動側集塵口 49 密閉式ケーブルベア(排出ダクト) 51 固定側集塵口 53 集塵機 59 蛇腹式ダクト(排出ダクト)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブル上に載置されたワークを
    熱切断加工するトーチを昇降自在に備えた加工ヘッドを
    設け、この加工ヘッドを左右方向に移動自在に備えたキ
    ャリアを設け、このキャリアを前後方向に移動自在に設
    けた熱切断加工機において、 ワークを熱切断加工する際に発生する粉塵を、前記キャ
    リアとトーチの周囲を覆うフードに連通する排出ダクト
    を経て集塵機へ吸引・排出すると共に、前記排出ダクト
    を前記キャリアの前後方向の移動に伴って追従せしめて
    前記粉塵などを集塵せしめることを特徴とする熱切断加
    工方法。
  2. 【請求項2】 ワークテーブル上に載置されたワークを
    熱切断加工するトーチを昇降自在に備えた加工ヘッドを
    設け、この加工ヘッドを左右方向に移動自在に備えたキ
    ャリアを設け、このキャリアを前後方向に移動自在に設
    けた熱切断加工機において、 前記キャリアとトーチの周囲を覆うフードを設け、この
    フード内部の粉塵を吸引・排出する排出ダクトの一端を
    前記フードに連通すると共に前記排出ダクトを前記キャ
    リアの前後方向の移動に追従自在に設け、前記排出ダク
    トの他端を前記ワークテーブルの外側に備えた集塵機へ
    連通してなることを特徴とする熱切断加工機。
  3. 【請求項3】 前記排出ダクトが密閉式ケーブルベアあ
    るいは蛇腹式ダクトであることを特徴とする請求項2記
    載の熱切断加工機。
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