JP3653311B2 - 排煙方法及び排煙装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はガス加工法、プラズマ加工法、レーザ加工法等を用いて鋼板などの被加工材に対して切断を実施する際に発生する粉塵、ヒュームなどを吸引する排煙方法ならびに排煙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼板やステンレス鋼板等を切断加工する方法にはガス加工法、プラズマ加工法、レーザ加工法等がある。これらの方法の多くは、火炎やプラズマアーク、レーザ光等で被加工材を加熱しつつ、加熱部位に補助的に酸素ガスを吹き付け、これにより被加工材を溶融、燃焼させると共に、酸素ガスやプラズマジェットの物理的エネルギーを以て溶融物や酸化物を排除して切断を進行させるものである。
【0003】
しかし、特にプラズマ切断においては、多量の酸化生成物が粉塵となって周囲の空気中に飛散し、また煙などのヒュームが発生するため、集塵を行うことが必要不可欠である。従来も集塵効率、装置構造の簡略化、メンテナンス性等の向上を目的として様々な発明が開示されている。
【0004】
その多くは定盤の長手方向を多数の仕切り板によって区切って仕切空間を形成し、切断の行われている仕切空間の端部または中央から吸引を行うことによって排煙するものである。例えば特公昭53-25305号に示されるのは、定盤の下部中央に長手方向に長いメインダクトを設け、通常仕切空間とメインダクトの連結部は開閉可能なダンパーによって閉鎖しておき、切断が行われている仕切空間のダンパーのみが開くよう構成されている。
【0005】
また、本件出願人は特公昭60-43231号公報に、切断機プラズマ切断機本体に集塵機、吸引フードおよび噴出フードを固定し、仕切空間の一端から吸引を行うと同時に他端から空気を供給する発明を開示している。この発明によって、切断のあらゆる位置において常にプラズマ切断による排煙を横方向の最短距離で且つ仕切により局限された空間より有効に吸引し得るようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記技術においては、ダンパーおよびその開閉機構を設けた場合構造が複雑になり、費用もかかり、メンテナンス性も悪い。また、粉塵が開閉機構に堆積して動作不良も起こしやすい。
【0007】
また、長手方向を仕切って横方向の仕切空間を形成した場合には、仕切空間内のいかなる位置を切断しても全ての粉塵が吸引口付近を通過することになり、仕切空間の上面は被加工材によって蓋されている状態であるために、吸引口付近の被加工材の下面は付着する粉塵の量が増加する。従って、切断作業後に作業者が付着した粉塵をふき取るなどの作業が必要となることもある。これは、特に小物切断などで同一仕切空間における切断が多くなった場合において顕著である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明に係る排煙方法は、平行に敷設されたレール上を走行する切断機本体上を横行する切断トーチによって切断作業を実施した際に発生する粉塵やヒュームなどを集塵機により吸引する排煙方法において、前記切断トーチによる切断領域を前記レールと平行および直角に仕切って仕切空間を形成し、各仕切空間ごとに設けられた吸引口に独立に接続した吸引ダクトにより前記切断領域外まで導き、各吸引ダクトの開口端を各々が接続された仕切空間のレールに対し直角方向の配列に対応した順序で配列し、集塵機に接続された吸引フードを前記切断トーチに連動させて、該吸引フードを選択的に切断の行われている仕切空間に対応した前記吸引ダクトの開口端に連続させて吸引を行うことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る排煙装置は、平行に敷設されたレール上を走行する切断機本体と、該切断機本体上に前記レールと直交する方向に走行するキャリッジと、該キャリッジに搭載された切断トーチとにより構成される切断機によって切断作業を実施した際に発生する粉塵やヒュームなどを吸引する排煙装置において、前記切断トーチによる切断領域に、前記レールと平行および直交するが如く立設させた仕切板によって升目状の仕切空間を構成し、各仕切空間ごとに吸引口を設け、各吸引口に独立に吸引ダクトを接続して切断領域外まで延長し、前記切断領域外において各吸引ダクトの開口端を各々が接続された仕切空間のレールに対し直角方向の配列に対応した順序で配列し、集塵機に接続された吸引フードを移動させる移動手段を設けて該吸引フードを前記切断トーチの移動に対応して移動させ、該吸引フードと切断の行われている仕切空間に連続する前記吸引ダクトの開口端とを連続させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図を用いて本発明に係る第一の実施形態を詳細に説明する。本実施形態に示すのはプラズマトーチを搭載したNC切断機であり、図1はプラズマ切断機の全体斜視図、図2は定盤および吸引ダクトを説明する図、図3はダクト選択装置を示す図、図4はダクト選択装置の両ロッド式エアシリンダの動作を説明する図である。
【0011】
図1にしめすプラズマ切断機1は、平行に敷設されたレール2a,2bの上にプラズマ切断機本体2が走行可能に設置され、レールと平行方向(以下縦方向という)に移動可能である。また、該プラズマ切断機本体2上をプラズマトーチ4を搭載したキャリッジ3がレールに対して直角方向(以下横方向という)に移動可能に取り付けられている。すなわち、プラズマ切断機本体2およびキャリッジ3が適切に移動することにより、プラズマトーチ4は所定の範囲内において任意の位置で切断作業を行うことができる。
【0012】
また、プラズマ切断機本体2には集塵機18および吸引フード10が取り付けられており、吸引フード10の先端は後述するダクト選択装置11に連続している。また、そのダクト選択装置11を支持するためのブラケット12、ダクト選択装置11を移動させるための両ロッド式エアシリンダ13もプラズマ切断機本体2に取り付けられている。
【0013】
レール2a,2bの間、すなわちプラズマ切断機本体2の下方空間に、定盤6が設置されている。定盤6は、架台16上に差し板17が縦横に立設されて構成されている。従って定盤内の空間は升目状に仕切られており、さらに定盤6上に被加工材7を載置することによって密閉された仕切空間5が形成される。また定盤構造は、被加工材の大きさ、切断する部材の大きさにより、被加工材を受ける差し板の上部だけ取付ピッチを細かくすることが必要である。
【0014】
各仕切空間5の下面の架台16には吸引口8が設けられている。吸引口8は架台16を垂直に突き抜けるように設けられており、その上部開口部にはカサ15を取り付けることによってスラグの侵入を防止している。また、架台16下面において吸引口8に接続された吸引ダクト9は、架台16の下面に沿って定盤6外まで延長され、開口端を横に向けて、定盤6の底部側面にその端部開口部を縦方向に並列されている。吸引ダクト9は定盤6と分離可能に構成されており、定盤6を持ち上げることによって容易に互いを分離することができ、切断時に発生するノロなどの処理も、容易に行うことができる。
【0015】
吸引ダクト9に対向する位置にダクト選択装置11が設けられている。これは切断の行われている仕切空間5の吸引口8に接続された吸引ダクト9を選択し、集塵機18に連続した吸引フード10に連続させるためのものである。以下にその構成および動作を説明する。
【0016】
図3に示すように、ダクト選択装置11は、側面を垂直に設けられた駆動軸22および従動軸23に巻き付けたエンドレスベルト24によって構成されている。エンドレスベルト24にはベルト開口部25が三カ所等間隔に設けられており、これと吸引ダクト9を対向させることによって排気を吸い込む通路を連続させている。駆動軸22は、プラズマ切断機本体駆動用のラック28に組み合わされた本体移動量検出歯車26と連動するよう構成されており、プラズマ切断機本体2の縦方向の移動量とエンドレスベルト24の送り量が一致するように、連結プーリー比が設定されている。なお、本実施形態においてベルト開口部25は三カ所設けたが、ダクト選択装置11の長さと吸引ダクトの幅の関係に従って、一または二カ所、あるいは四カ所設けることも考えられる。
【0017】
ダクト選択装置11の下面及び後面は密閉されており、各々エンドレスベルトと干渉しないよう構成されている。また、ダクト選択装置11の上面は吸引フード10が接続されて一部閉鎖され、吸引フード10の両脇の未閉鎖部は伸縮ベルトカバー27によって閉鎖されている。伸縮ベルトカバー27は一端を吸引フード10の端部に接続され、他端をダクト選択装置11の端部に接続されている。これにより吸引フード10とダクト選択装置11の相対的位置が変化しても、それに対応して伸縮ベルトカバー27が伸縮してダクト選択装置11上面を密閉し、吸引ダクト9から吸引フード10への排煙通路を連続させている。吸引フード10はプラズマ切断機本体上に搭載された集塵機18に接続される。これらの構造より吸引ダクト9と吸引フード10は連続する。
【0018】
ダクト選択装置11はダクト選択装置ホルダ19に固定されて支持されている。プラズマ切断機本体2の足の部分にブラケット12および両ロッド式エアシリンダ13が取り付けられており、ブラケット12のガイド20にダクト選択装置ホルダ19が縦方向に移動可能に取り付けられている。また、両ロッド式エアシリンダ13はダクト選択装置ホルダ19に設けられた突出部21に接続され、両ロッド式エアシリンダ13が伸縮することによってダクト選択装置ホルダ19は縦方向に移動することが可能である。
【0019】
次に、ダクト選択装置11がダクトを選択する際の動作について説明する。本実施形態に於ける定盤は横に四列に分割されたものとし、図に示す仕切空間5を説明の都合上左から5a,5b,5c,5dと呼び、それぞれに接続された吸引ダクト9を9a,9b,9c,9dと呼ぶことにする。
【0020】
まず、同一仕切空間内、例えば図2に於ける仕切空間5b内において縦方向に切断位置が移動した場合、プラズマ切断機本体2およびダクト選択装置11も縦方向に移動するが、排煙を行うべき吸引ダクトは9bのままである。このとき、ラック28と組み合わされた本体移動量検出歯車26と駆動軸22が連動することにより、プラズマ切断機本体2の移動量と等しく且つ逆方向にエンドレスベルト24が送られて、ベルト開口部25はその位置を変えずに吸引ダクト9bから排煙を継続することができる。
【0021】
また、さらに縦方向に移動して切断位置が図示しない次の仕切空間5に至る際には、エンドレスベルト24が送られることにより、三つの開口部25のうち現在使用されているものと別の開口部25が露出し、切断の行われる次の仕切空間5に接続された吸引ダクトに連続する。すなわち、仕切空間の境界において切断を行っているときは一時的に両側の二つの仕切空間から排煙を行う事になる。切断位置が仕切り空間の境界から離れるに従って、先の開口部25がダクト選択装置11の後面に回り込んで閉鎖される。
【0022】
切断位置が横方向に移動して次の仕切空間に移動した場合、両ロッド式エアシリンダ13によってダクト選択装置11を段階的に移動させる。例えば、切断位置が図2に於ける仕切空間5aから仕切空間5bに移動した場合、図示しないプラズマトーチ4の位置検出装置により切換信号が発せられて、両ロッド式エアシリンダ13が作動する。この動作により、両ロッド式エアシリンダ13が図4に示す13aの状態から13bの状態に移行してダクト選択装置11を移動させ、排煙を実施する吸引ダクトを9aから9bに変更する。同様に切断位置が仕切空間5c,5dに移動した際には、それぞれ両ロッド式エアシリンダ13は13c,13dの状態をとり、切断位置に対応した吸引ダクトを選択して吸引を行うことができる。なおトーチの位置検出装置は、リミットスイッチやレーザーセンサーによる位置検出、またNC制御方式の場合は、データより直接切換信号を出すなど、様々な方法がある。
【0023】
上記のようにして、切断作業の行われている仕切空間5に接続された吸引ダクト9からのみ排煙を行うことによって、より効率よく、かつ被加工材7に付着する粉塵やヒュームを減少させることが可能になる。
【0024】
図5を用いて本発明に係る第二の実施形態を説明する。第一の実施形態と説明が重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。図5に示すのは、実施形態2に係る定盤および排煙装置を説明する図、図6に示すのは吸引フード周辺を説明する斜視図である。
【0025】
本第二実施形態に係る定盤6も第一の実施形態と同様に、架台16上に差し板17を縦横に立設することによって升目状に分割されて構成されている。また定盤6上に被加工材7を載置することによって密閉された仕切空間5が形成され、各仕切空間5の下面には吸引口8が設けられている。
【0026】
吸引口8に接続された吸引ダクト37は、架台16の下面に沿って定盤6外まで延長され、開口端を上に向けて、定盤6の脇に水平横方向に並列されている。その時、仕切空間5の横方向の位置の順序と、各仕切空間5に接続された吸引ダクト37の開口端の横方向の位置の順序関係は一致している。
【0027】
プラズマ切断機本体2には集塵機18、プラズマトーチ4を搭載したキャリッジ3、およびフード台車31が設けられている。フード台車31はプラズマ切断機本体2上を横方向に移動可能に取り付けられており、吸引フード30を支持している。
【0028】
吸引フード30は吸引ダクト9の開口部と形状の一致する開口部を有し、集塵機18に蛇腹を介して接続され、その先端部をフード台車31に取り付けられており、フード台車31の移動に伴って排煙位置を移動させることができる。また、図6に示すように、吸引フード30の開口部の周囲には開口面と同一平面内において防ぎ板38が設けられている。この防ぎ板38は吸引フード30を中心として、縦方向の両側に夫々吸引フード30の開口部の長さと同じ長さ、また横方向の両側に夫々吸引フード30の開口部の幅と同じ長さに張り出している。これにより、並列されている吸引ダクト9と吸引フード30の相対位置がいかなる状態であっても、吸引を行っている吸引ダクト9を外気から閉鎖することができる。
【0029】
また、プラズマ切断機本体2上には駆動歯車33、従動歯車34、およびフード台車移動用従動歯車32が設けられている。駆動歯車33と従動歯車34の間とには駆動伝達部材35が張られており、また同様に駆動歯車33とフード台車移動用従動歯車32との間にはフード台車移動用駆動伝達部材36が張られている。駆動歯車33において、駆動伝達部材35とフード台車移動用駆動伝達部材36の係合されている歯車の径は異なっており、一定の比率を持って駆動伝達部材が送られるよう構成されている。なお、各駆動伝達部材はVベルトやタイミングベルト、チェン、ギヤなど各種あり、装置の規模などを考慮に入れて適宜選択して設計する。
【0030】
駆動伝達部材35はプラズマトーチ4を搭載したキャリッジ3に接続されており、切断作業を行う際は、駆動歯車33に駆動力を伝達することによってキャリッジ3を横方向に移動させる。また、フード台車移動用駆動伝達部材36はフード台車31に接続されており、キャリッジ3の移動に伴って、フード台車31をキャリッジ3と一定の比率を以て移動させる。すなわち、キャリッジ3が横方向に移動するとそれに伴って吸引フード30も同方向に移動し、切断作業の実施されている仕切空間5に対応した吸引ダクト37から排煙を行うよう構成されている。また、この横方向の移動方法は第一の実施形態と同じように、トーチ位置を検出し、その信号によりエアシリンダー等で動かすことなど他にも考えられる。
【0031】
なお、本実施形態において切断機をプラズマ切断機を用いて説明したが、これはガス切断機、またレーザー切断機等にも適用できる。また、定盤を横方向に四分割して示したが、本発明はこれに限るものではなく、定盤の大きさに従って適切な数で分割すればよい。また、第一の実施形態においてダクト選択装置の移動手段を両ロッド式エアシリンダを用いて説明したが、これは他にも油圧シリンダやワイヤー、ラックと歯車等を用いて同様の働きをさせることも可能である。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係る排煙方法および定盤においては、上述の如く、定盤を縦および横方向に仕切ることにより仕切空間を形成し、仕切空間ごとに個別に吸込を行うことにより、切断の行われている仕切空間を中心に排煙を行うよう構成している。これにより、切断によって発生した粉塵やヒュームが散布される範囲を横方向においても分割することができ、より限られた空間から吸引を行うことができる。従って、排煙の効率が上昇し、また排煙が被加工材に接触する範囲が減少するため、被加工材に付着する粉塵やヒュームの量を減らすことができる。
【0033】
また、吸引ダクトと定盤は分離可能に構成することができ、また定盤を長手方向にいくつかに分割して構成することができるため、メンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態に於けるプラズマ切断機の全体斜視図である。
【図2】 定盤および吸引ダクトを説明する図である。
【図3】 ダクト選択装置を示す図である。
【図4】 ダクト選択装置の両ロッド式エアシリンダの動作を説明する図である。
【図5】 実施形態2に係る定盤および排煙装置を説明する図である。
【図6】 実施形態2に係る吸引フード周辺を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…プラズマ切断機、2…プラズマ切断機本体、3…キャリッジ、4…プラズマトーチ、5…仕切空間、6…定盤、7…被加工材、8…吸引口、9…吸引ダクト、10…吸引フード、11…ダクト選択装置、12…ブラケット、13…両ロッド式エアシリンダ、15…カサ、16…架台、17…差し板、18…集塵機、19…ダクト選択装置ホルダ、20…ガイド、21…突出部、22…駆動軸、23…従動軸、24…エンドレスベルト、25…ベルト開口部、26…本体移動量検出歯車、27…伸縮ベルトカバー、28…ラック、30…吸引フード、31…フード台車、32…フード台車移動用従動歯車、33…駆動歯車、34…従動歯車、35…駆動伝達部材、36…フード台車移動用駆動伝達部材、37…吸引ダクト、38…防ぎ板
Claims (2)
- 平行に敷設されたレール上を走行する切断機本体上を横行する切断トーチによって切断作業を実施した際に発生する粉塵やヒュームなどを集塵機により吸引する排煙方法において、前記切断トーチによる切断領域を前記レールと平行および直角に仕切って仕切空間を形成し、各仕切空間ごとに設けられた吸引口に独立に接続した吸引ダクトにより前記切断領域外まで導き、各吸引ダクトの開口端を各々が接続された仕切空間のレールに対し直角方向の配列に対応した順序で配列し、集塵機に接続された吸引フードを前記切断トーチに連動させて、該吸引フードを選択的に切断の行われている仕切空間に対応した前記吸引ダクトの開口端に連続させて吸引を行うことを特徴とする排煙方法。
- 平行に敷設されたレール上を走行する切断機本体と、該切断機本体上に前記レールと直交する方向に走行するキャリッジと、該キャリッジに搭載された切断トーチとにより構成される切断機によって切断作業を実施した際に発生する粉塵やヒュームなどを吸引する排煙装置において、前記切断トーチによる切断領域に、前記レールと平行および直交するが如く立設させた仕切板によって升目状の仕切空間を構成し、各仕切空間ごとに吸引口を設け、各吸引口に独立に吸引ダクトを接続して切断領域外まで延長し、前記切断領域外において各吸引ダクトの開口端を各々が接続された仕切空間のレールに対し直角方向の配列に対応した順序で配列し、集塵機に接続された吸引フードを移動させる移動手段を設けて該吸引フードを前記切断トーチの移動に対応して移動させ、該吸引フードと切断の行われている仕切空間に連続する前記吸引ダクトの開口端とを連続させることを特徴とする排煙装置。
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