JP2839743B2 - 溶断装置 - Google Patents

溶断装置

Info

Publication number
JP2839743B2
JP2839743B2 JP3101542A JP10154291A JP2839743B2 JP 2839743 B2 JP2839743 B2 JP 2839743B2 JP 3101542 A JP3101542 A JP 3101542A JP 10154291 A JP10154291 A JP 10154291A JP 2839743 B2 JP2839743 B2 JP 2839743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fusing
wire
wire brush
blown
slag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3101542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04333365A (ja
Inventor
英雄 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3101542A priority Critical patent/JP2839743B2/ja
Publication of JPH04333365A publication Critical patent/JPH04333365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2839743B2 publication Critical patent/JP2839743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材の溶断装置に係
り、特に溶断中に発生する溶断ノロを除去する装置に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、厚い鋼板材の溶断は、ガス,アー
クおよびプラズマ等を用いて行っているが、被溶断物を
載置する溶断テーブルとして特に定形化されたものはな
く、図5に示すようにベース2上に溝形鋼3を設置し、
この溝形鋼3の上面に被溶断物1を載置するもの、また
は図6に示すようにベース2の上面に帯状鋼材4を溶接
等で固着し、この帯状鋼材4の上面に被溶断物1を載置
するもの等をその都度選択して用い、溶断作業を行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の溶断テーブルを用いて溶断作業を行うと、被溶
断物1を溶断するだけでなく、被溶断物1の下に設置し
ている溝形鋼3または帯状鋼材4をも溶断してしまい、
次回の溶断作業には新な溝形鋼2または帯状鋼材4を設
置しなければならず、段取時間が長くなり、作業能率を
低下させる要因となっていた。また、溶断ノロが被溶断
物1、溝形鋼3または帯状鋼材4に付着し、溶断作業終
了後被溶断物1が溶着してしまい、この溶着した溶断ノ
ロを除去するための2次作業が発生し、やはり作業能率
を低下させる要因となっていた。
【0005】本発明の目的は、従来の溶断ーブルを省
き、被溶断物に溶断ノロが付着するのを防止すると共に
この溶断ノロの除去を容易にし、溶断製品の品質向上と
溶断作業の作業能率の向上を図った溶断装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、板状の被溶断
物の上方に移動可能の溶断トーチを設け床面に設置した
レール上を走行移動する溶断台車と、前記被溶断物を載
置する架台の内側に平行して走行移動する一対の無端状
のチェーンと、この一対のチェーンにアタッチメントを
介して装着された棒状のワイヤブラシとを備え、前記ワ
イヤブラシは前記チェーンの上側に走行移動したときワ
イヤ部の先端側が前記被溶断物の下面に接触し,また前
記チェーンの下側に走行移動したときワイヤ部が強制冷
却域を通過するように構成したものである。
【0007】
【作用】被溶断物の溶断作業開始と同時にワイヤブラシ
を走行移動させると、溶断作業により発生した溶断ノロ
は強制冷却域で冷却されたワイヤブラシが被溶断物の下
面をすりながら走行移動するので除去され、溶断ノロが
被溶断物に付着するのを防止する。また、除去された溶
断ノロが直接またはワイヤブラシにより強制冷却域に運
ばれるので、除去が容易となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す平面図
であり、図2は、図1のA矢印方向に見た正面図であ
図1および図2において、11は建屋の床面で、この
床面11には被溶断物1を載置する受台12a,12bがY方
向に沿い平行して設置されている。この受台12a,12b
は、溝形鋼または横断面がU状に折曲げられた部材で形
成される。また、床面11には、受台12a,12bに沿いか
つこれらの外側にレール13a,13bが平行して設置さ
れ、このレール13a,13に車輪14a,14bを介して溶
断台車15がY方向に走行自在に搭載されている。溶断台
車15は、車輪14aを装着する側梁15aと車輪14bを装着
する側梁15bを有し、側梁15aと側梁15bを梁16で連結
支持し、側梁15bに装着したモータ17で走行する。梁16
には、トーチ保持台18が図示しないモータを介して図2
のX方向に移動自在に装着され、このトーチ保持台18に
溶断トーチ19が保持されている。さらに、床面11には、
受台12a,12bに沿いかつこれらより内側に凹部11aが
設けられ、この凹部11aに溶断ノロを除去するワイヤブ
ラシ装置20が設置されている。
【0009】図3は、図2のB−B断面拡大図であり、
図4は、図3のC矢印方向から見た平面図である。ワイ
ヤブラシ装置20は、上方が開口し、平面形状がY方向を
長辺とする矩形状とした外枠21と、外枠21の内側に設置
された水槽22と、外枠21のY方向に沿って離れた位置に
設けた軸受23a,23bを介して回転自在に支持された軸
24a,24bと、軸24aの長手方向の両側で水槽22の平面
内にある位置に一体に回転するように装着されたスプロ
ケット25a,25bと、軸24bの長手方向の両側でスプロ
ケット25a,25bに対応する位置に一体に回転するよう
に装着されたスプロケット26a,26bと、スプロケット
25a,26aに張設され、アタッチメント27aを設け無端
状としたチェーン28aと、スプロケット25b,26bに張
設され、アタッチメント27bを設け無端状としたチェー
ン28bと、アタッチメント27a,27bに両端を着脱可能
に固定され、チェーン28a,28bより上側に移動したと
きワイヤ部の先端側が被溶断物1の下面に接触し、チェ
ーン28a,28bの下側に移動したときワイヤ部が水槽22
内の冷却水29に浸たるように配置されている複数個の棒
状をなすワイヤブラシ30と、水槽22のワイヤブラシ30の
前進側端部でワイヤブラシ30のワイヤ部が接触する位置
にボルト(図示しない)等で固定されたバー31と、外枠
21に装着されたモータ(減速機構を含む)32と、軸24a
に一体に回転するように装着されたスプロケット33a
と、モータ32の出力軸に一体に回転するように装着され
たスプロケット33bと、スプロケット33aと33bに張設
された無端状のチェーン34とで構成されている。水槽22
には冷却水29を供給する配管(図示しない)と排出する
配管(図示しない)が接続されている。なお、溶断台車
15のモータ17、トーチ保持台18のモータ(図示しな
い)、ワイヤブラシ装置20のモータ32は、図示しない制
御装置を介して制御される。
【0010】次に、以上のように構成された実施例の作
用を説明する。まず、レール13a,13bに搭載されてい
る溶断台車15を移動させておき、図示しない荷役設備等
により被溶断物1を予め受台12a,12b上に載置する。
次に、溶断台車15を再び逆方向に移動させて被溶断物1
上の所望の位置に設定し、溶断トーチ19に点火して溶断
(図1の二点鎖線は溶断した形状を示す)を開始すると
同時にワイヤブラシ装置22のモータ32を起動する。この
モータ32が起動すると、モータ32の出力軸からスプロケ
ット33a,33bおよび34を介して軸24aが回転し、スプ
ロケット25a,25bを介してチェーン28a,28bが走行
移動し、チェーン28a,28bにアタッチメント27a,27
bを介して取付けられた棒状をなすワイヤブラシ30が同
時に走行移動を開始する。その際、ワイヤブラシ30は、
被溶断物1の下面をすりながら移動し、溶断台車15の梁
16に装着されている溶断トーチ19により溶断した溶断ノ
ロを取り除く。取り除かれた溶断ノロは、部は脱落
し、水槽22堆積される。また、部は水槽22の冷却
水29により冷却されたワイヤブラシ30内に入り、ここで
かたまる。このワイヤブラシ30内でかたまった溶断ノロ
は、チェーン28a,28bの走行移動とともにバー31にワ
イヤブラシ30が接触するので、ワイヤ部の反動で水槽22
内に脱落し堆積される。また、溶断製品は、受台12a,
12bおよび走行移動中のワイヤブラシ30上に載って支え
られている。なお、ワイヤブラシ30は、走行移動中約半
数は水槽22内の冷却水29に浸され、冷却される。
【0011】したがって、以上のように構成された実施
例によれば、従来の溝形鋼または帯状鋼材に代わる、ワ
イヤブラシが常に冷却水に浸って冷却されているので、
溶断ノロやガス,アークおよびエアプラズマ装置による
テーブルの溶断を最少限とすることができ、また、溶断
ノロがワイヤブラシにより常時ブラッシングされている
ので、被溶断物1の下面には溶断ノロが付着することが
なく、さらに、溶断ノロは水槽内に脱落し冷却水で冷却
されるので、水槽の底部に付着することもなく、この溶
断ノロの回収も容易となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
溶断物の上方を移動する溶断トーチを設けた溶断台車
と、被溶断物を載置した架台の内側に平行して走行移動
する一対の無端状のチェーンと、この無端状のチェーン
被溶断物の下方に走行移動する棒状のワイヤブラシを
設け、このワイヤブラシが上側に移動したときワイヤ部
の先端側が被溶断物の下面に接触し、下側に移動したと
きワイヤ部が強制冷却域を通過するようにしているの
で、溶断作業時に発生する溶断ノロが被溶断物に付着す
るのを防止し、溶断ノロやガス、アークおよびエアプラ
ズマ装置によるテーブルの溶断を最小限とし、従来の溶
断作業で発生していた溶断ノロによる2次作業をなく
し、溶断製品の品質向上と溶断作業の能率向上を図った
溶断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】図1のA矢印方向に見た正面図。
【図3】図2のB−B断面拡大図。
【図4】図3のC矢印方向に見た平面図。
【図5】従来の溶断装置に用いられている溶断テーブル
の正面図。
【図6】従来の溶断装置に用いられている図5と異なる
溶断テーブルの正面図。
【符号の説明】
1…被溶断物、11…床面、12a,12b…受台、15…溶断
台車、19…溶断トーチ、20…ワイヤブラシ装置、21…外
枠、22…水槽、24a,24b…軸、25a,25b,26a,26
b,33a,33b…スプロケット、27a,27b…アタッチ
メント、28a,28b,34…チェーン、29…冷却水、30…
ワイヤブラシ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の被溶断物の上方に移動可能の溶断
    トーチを設け床面に設置したレール上を走行移動する溶
    断台車と、前記被溶断物を載置する架台の内側に平行し
    て走行移動する一対の無端状のチェーンと、この一対の
    チェーンにアタッチメントを介して装着された棒状のワ
    イヤブラシとを備え、前記ワイヤブラシは前記チェーン
    の上側に走行移動したときワイヤ部の先端側が前記被溶
    断物の下面に接触し,また前記チェーンの下側に走行移
    動したときワイヤ部が強制冷却域を通過するように構成
    たことを特徴とする溶断装置。
JP3101542A 1991-05-07 1991-05-07 溶断装置 Expired - Fee Related JP2839743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101542A JP2839743B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 溶断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101542A JP2839743B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 溶断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04333365A JPH04333365A (ja) 1992-11-20
JP2839743B2 true JP2839743B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=14303326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3101542A Expired - Fee Related JP2839743B2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 溶断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2839743B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102407394A (zh) * 2011-09-20 2012-04-11 安徽鸿路钢结构(集团)股份有限公司 火焰切割轨道结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04333365A (ja) 1992-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3653311B2 (ja) 排煙方法及び排煙装置
JP2006297459A (ja) アーク溶接装置
JPH0320304B2 (ja)
JP2839743B2 (ja) 溶断装置
JPH1099985A (ja) 熱切断加工機のワーク切断、回収方法及び切断テーブル装置
JP4434066B2 (ja) 裏当て支持装置およびアーク溶接装置
JPH06285629A (ja) 長尺角筒材の内部溶接装置
KR100193800B1 (ko) 횡방향 용접방법 및 장치
JPH07155991A (ja) 切断受け台
JP2000000662A (ja) 溶接機及び突き合わせ継ぎ手の形成方法
JP2000024781A (ja) 熱切断加工方法および熱切断加工機
JP2022143413A (ja) 溶接装置及び溶接方法
JP3553265B2 (ja) 電縫鋼管製造ラインにおける走間切断機
JP3129756B2 (ja) スラグ除去装置
JPH09277022A (ja) 押湯切断装置
KR20010035989A (ko) 스폿 용접시스템
EP0075344B1 (en) Apparatus for scarfing
JPH0810986A (ja) 溶接ビードの清掃方法およびその装置
JPH10193098A (ja) 金属材料のガス切断方法及び装置
US3391918A (en) Device for the removal of cutoff workpieces in continuous casting installations
JP3400127B2 (ja) 切断機
KR0139017Y1 (ko) 사이드 대차의 레일 청소용 브러시
JPH0721265U (ja) 自動溶接装置
JP2004269966A (ja) ボトムドロス除去装置
JP2004195619A (ja) 吊りピース切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees