JPH09192584A - ローラ式塗布装置 - Google Patents

ローラ式塗布装置

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Publication number
JPH09192584A
JPH09192584A JP601296A JP601296A JPH09192584A JP H09192584 A JPH09192584 A JP H09192584A JP 601296 A JP601296 A JP 601296A JP 601296 A JP601296 A JP 601296A JP H09192584 A JPH09192584 A JP H09192584A
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JP
Japan
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roller
paint
brush
type coating
handle
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Pending
Application number
JP601296A
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English (en)
Inventor
Toshio Iwase
俊雄 岩瀬
Toshiaki Oku
敏昭 奥
Noriyuki Okamoto
宣之 岡本
Tsuneo Kato
恒雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Subaru Corp
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd, Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
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Publication of JPH09192584A publication Critical patent/JPH09192584A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/02Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts
    • B05C17/03Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts with feed system for supplying material from an external source or with a reservoir or container for liquid or other fluent material located in or on the hand tool outside the coating roller
    • B05C17/0308Rollers ; Hand tools comprising coating rollers or coating endless belts with feed system for supplying material from an external source or with a reservoir or container for liquid or other fluent material located in or on the hand tool outside the coating roller the liquid being supplied to the inside of the coating roller

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性に優れ、簡素で均一な厚さの塗料塗布
が可能なローラ式塗布装置を提供する。 【解決手段】 内外を連通する複数の噴出孔51aを有
するローラ51の外周に塗料浸透性の刷毛素体52を装
置するローラ刷毛50と、ハンドル80に連設されてロ
ーラ刷毛50を回転自在に支持するローラ支持体60と
を有するローラ式塗布装置40において、ローラ支持体
60をハンドル80に基端が連設する軸部61と、軸部
61に形成されたボス部63bを介して対向して軸部6
1に各々フッ素樹脂製のベアリング68、69を介して
回転自在に支持される内側エンドキャップ65及びセン
タキャップ66及び外側エンドキャップ67を具備して
ローラ刷毛50を支持する回転部64とによって構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラ式塗布装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車製造工場では、完成した自動車を
出荷する場合に、自動車の塗膜を雨水、鉄粉、花粉、鳥
糞等の汚染から保護し、品質の低下を防ぐ目的で塗膜表
面上に保護膜を形成している。
【0003】保護膜の形成には水溶性アクリルタイプの
水性材料や油脂系合成ワックスタイプ等のワックス或い
は炭酸カルシウム系パウダを塗膜表面に塗布する方法や
塩化ビニル系樹脂製のフィルムを塗膜表面に貼設する方
法が広く行われている。
【0004】ワックス塗布により形成される保護膜は、
鉄粉や花粉に対する保護効果に劣り、かつ自動車の塗膜
上に塗布後約3〜4ケ月と保護効果の持続期間が短く、
また出荷先においてワックス除去作業の負荷が大きく、
アンモニア系薬剤或いはケロシン等の溶液を使用して除
去することから環境安全性に劣り、更に排水処理のため
の設備を要する等の不具合がある。
【0005】またパウダ塗布による保護膜は、鉄粉、花
粉、雨水等の降り懸かる物に対する保護効果は期待でき
るものの、接触等により発生する傷に対する保護効果に
劣り、かつ風雨により塗布したパウダが消失することか
ら保護効果の持続期間も約1〜3ケ月と短く、更に保護
膜を除去する際には、車体の隙間、例えばフロントフェ
ンダとフロントフード等の間に付着した保護膜の除去作
業に困難を招き、かつ砂濾過設備等の大がかりな後処理
設備を有する等の不具合がある。
【0006】これらワックスやパウダの塗布による保護
層の形成は、一般に塗装ブース内でのスプレーによる吹
き付けによって行われることから、塗着効率が約10〜
30%であって、残りのワックスやパウダ等は、塗装ブ
ース下に落下して循環水によってブース外に搬出されて
廃棄処分されることから歩留りが悪く、またワックスや
パウダ等がスプレー噴霧されることから塗装ブース内が
ミストで汚れ、かつ循環水の循環及び給排気装置の作動
に伴う騒音発生等による作業環境の悪化を招く等の不具
合がある。
【0007】一方フィルムの貼着による方法にあって
は、複雑な自動車の形状に沿ってフィルムを張設する作
業には負荷が大きく、万一張設したフィルムと塗膜との
間に隙間が生じると、この隙間に雨水等が浸入して塗膜
の膨潤が発生するおそれがある。そしてフィルムを塗膜
表面から単に剥がすことにより保護膜の除去が行え、保
護膜の除去作業性に優れるものの、除去後のフィルムを
処理するための焼却設備等を要する。
【0008】この対策として、例えば特開平7−803
99号公報に開示されるように、洗浄水切りされた自動
車の塗膜表面に剥離可能な水性塗料をローラ式塗布装置
により塗布し、しかる後乾燥せしめて剥離可能な保護膜
を形成する方法が提案されている。
【0009】このような水性塗料を自動車の塗膜表面に
塗布する際には、一般にドラム缶等の塗料供給源によっ
て搬入された塗料を一旦塗料タンクに貯蔵し、塗料タン
ク内に貯蔵された塗料をポンプ等によってローラ式塗布
装置に圧送して自動車の塗膜表面上に塗布する。
【0010】このローラ式塗布装置は、例えば図7に断
面図を示すように噴出孔102aにより内外を連通した
円筒状のローラ102の外周に塗料浸透性を有する円筒
状の刷毛素体103を装着してなるローラ刷毛101
と、先端部に内外を連通する供給孔104aを有するパ
イプ状のローラ支持体104と、ローラ支持体104に
形成されたボス部104bを挾持して前記ローラ刷毛1
01をローラ支持体104に回転自在に支持し、かつロ
ーラ102の基端を閉鎖する一対の内側エンドキャップ
105、106と、ローラ102の先端を閉鎖する外側
エンドキャップ107と、ローラ支持体104に連設さ
れるハンドルとを備え、ローラ102の中空部内にはロ
ーラ支持体104に形成された塗料通路104cを介し
て塗料が供給され、作業者がハンドルを握って被塗布面
となる自動車の塗膜面に沿ってローラ刷毛101を転が
しながら刷毛素体103に浸透した塗料を塗布するよう
に構成されている。
【0011】しかし、このローラ式塗布装置によると、
作業者の被塗布面へのローラ刷毛101の押し付け力の
みによってローラ刷毛101を回転させることから、高
粘度の塗料を塗布する場合、高粘度の塗料がローラ支持
体104と内側エンドキャップ105、106との摺動
部に浸入して円滑なローラ刷毛101の回転を阻害し、
均一な厚さの保護膜を得るのを困難にし、かつこの摺動
部からローラ102の中空部内に圧送した塗料が流出し
て歩留まりが低下し、更に作業性及び作業環境を悪化さ
せるおそれがある。
【0012】この対策として特開平7−178366号
公報に開示され、図8に斜視図を示し、図9に図8のC
−C線断面図を示すように、噴出孔112aにより内外
を連通した円筒状のローラ112の外周に塗料浸透性を
有する円筒状の刷毛素体113を装着してなるローラ刷
毛111と、ローラ刷毛111を回転自在に支持するロ
ーラ支持体114と、このローラ支持体114に連設さ
れるハンドル115とを備え、ローラ112の中空部に
は塗料通路116を接続し、作業者かハンドル115を
握ってローラ刷毛111を転がしながら、刷毛素体11
3に浸透した塗料を被塗布面に塗布するローラ式塗布装
置110において、ローラ112に回転トルクを与える
エアモータ117等のトルク発生装置をローラ支持体1
14に設けたものがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−178
366号公報に開示されるローラ式塗布装置によると、
ローラ刷毛が回転トルク発生装置の回転トルクを得るこ
とから、比較的粘度の高い塗料を使用しても、ローラ刷
毛を被塗布面上を滑ることなく回転させて塗料を均一か
つ厚く塗布することができる。しかし、回転トルク発生
装置をローラ支持体に設けることからローラ塗布装置が
大型化し、かつ重量が増加して作業性が悪化して作業者
の負荷が増大する等の不具合がある。
【0014】従って、本発明の目的は、作業性に優れ、
作業環境の悪化を招くことなく、作業者の負荷軽減が得
られ、簡素でかつ均一な厚さの塗布が可能なローラ式塗
布装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明におけるローラ式塗布装置は、内外を複数の噴出孔に
より連通する円筒状のローラの外周に塗料浸透性を有す
る円筒状の刷毛素体を装着してなるローラ刷毛と、ロー
ラ刷毛を回転自在に支持するローラ支持体と、このロー
ラ支持体に連設されるハンドルとを備え、ローラの空間
部内にハンドル及びローラ支持体内を経由して塗料が供
給されるローラ式塗布装置において、ローラ支持体は、
ハンドルに基端が連設する軸部と、フッ素樹脂或いはフ
ッ素樹脂によって表面処理されたベアリングを介在して
軸部に回転自在に支持されてローラ刷毛を装着する回転
部とを有することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるローラ式塗
布装置の一実施の形態を自動車の塗膜表面に保護膜を形
成する工程に用いられる塗布装置に適用した場合を例に
図1乃至図6によって説明する。
【0017】保護膜を形成する工程は、図1に示すよう
に、洗浄工程A、水切工程B、マスキング工程C、塗布
工程D、仕上塗布工程E及び乾燥工程Fを有している。
【0018】保護膜を形成すべき自動車Wは、洗浄工程
Aに搬入され、車体全体を回転ブラシを使用するシャワ
ー式洗車装置により洗浄して塗膜表面に付着した雨水や
塵埃等を除去する。寒冷期には塗膜表面に付着した水滴
の凍結により塗膜表面に傷を付けるおそれがあることか
ら洗浄水は例えば30〜50℃の温水を用いることが好
ましい。洗浄工程Aで洗浄された自動車Wの塗膜を、続
く水切工程Bにおいて約30〜70℃の温風によるエア
ブローにより塗膜表面に残存する洗浄水を除去して乾燥
させる。洗浄工程Aに使用される温水と水切工程Bで使
用される温風によるエアブローにより後工程である塗布
工程Dにおける水性塗料の塗布を良好にするため自動車
の表面温度を適切に保持できる。表面温度は塗料の成膜
性からすると15℃以上、望ましくは20〜30℃であ
る。
【0019】洗浄工程A及び水切工程Bにおいて洗浄水
切り乾燥された自動車Wは次のマスキング工程Cで水性
塗料を塗布する塗布範囲と非塗布範囲とを仕切るための
マスキングテープを貼着し、かつエンジンフードに開口
するインテークダクトやその他塗布範囲内にある樹脂部
品等の非塗布部品をカバー等の載置により被覆する。
【0020】続く塗布工程Dにおいて、予めマスキング
工程Cで区画された塗布範囲を後述する塗布装置のロー
ラ式塗布装置40によりアクリルエマルジョンを主成分
とした水性塗料(例えば関西ペイント社製ラップガード
L)を塗布する。
【0021】次の仕上塗布工程Eでは、前記マスキング
工程Cで貼着したマスキングテープの剥離除去及びカバ
ー等を除去し、かつ塗布範囲の細部の未塗布部分を刷毛
或いは小型のローラ式塗布装置を用いて水性塗料を塗布
仕上げする。なお、マスキング工程C、塗布工程D及び
仕上塗布工程Eの各工程は塗装ブース内で行われる。
【0022】続く乾燥工程Fにおいて赤外線乾燥炉を用
いて約30〜90秒間赤外線照射により塗布された水性
塗料の内部からの乾燥を促進させ、続いて熱風乾燥炉を
用いて被塗装物全体を均一に加熱して水性塗料を乾燥さ
せて保護膜を形成する。熱風乾燥炉としては水性塗料の
成膜性、自動車の各種電装品等の付属部品保護の観点か
ら乾燥温度が50〜70℃で風速が毎分0.5〜2mの
条件下で約2〜10分間乾燥せしめることが好ましい。
【0023】塗布工程Dで使用される塗布装置10は、
図2に示すように一端がドラム缶等の塗料供給源7に挿
入された補給配管11はバルブ21、三方管継手17、
補給ポンプ31及びバルブ22を経由して塗料タンク1
内に開口している。
【0024】塗料タンク本体2の底部2aに接続される
排出管14の他端に三方管継手18が設けられ、三方管
継手18の一端は循環配管15及びバルブ23を介して
前記補給配管11に設けられる三方管継手17に接続さ
れる。
【0025】また排出管14に接続する三方管継手18
の他端にはメイン配管16の一端が接続され、他端は順
次バルブ24、カートリッジフィルタ33、34、バル
ブ25、圧送ポンプ32、バルブ26、三方管継手1
9、カートリッジフィルタ35及び三方管継手20を介
して塗装ブース内のローラ式塗布装置40に接続されて
いる。
【0026】メイン配管16に接続する三方管継手20
及び19にはローラ式塗布装置40側からの余剰塗料を
塗料タンク1に戻すための第1、第2の戻り配管12、
13が各々接続され、第1、第2の戻り配管12、13
は各々バルブ27及び28を介して塗料タンク1内に開
口している。
【0027】次にローラ式塗布装置を含む塗布装置10
の作用について説明する。
【0028】塗料タンク1内に貯蔵された水性塗料は、
圧送ポンプ32により排出管14、メイン配管16を介
してローラ式塗布装置40に供給されローラ式塗布装置
40によって自動車の塗膜上に塗布される。ローラ式塗
布装置40で余剰となった塗料は第1戻り配管12及び
第2戻り配管13を経由して塗料タンク1内に戻され
る。第1戻り配管12及び第2戻り配管13の一方に目
詰り等の不都合が発生した場合でも他方の戻り配管によ
り補完して塗布作業の中断を回避し得る。
【0029】塗料の使用により塗料タンク1の塗料の液
面が予め設定された下限値まで降下すると補給配管11
に設けたバルブ21を開放し、かつ循環配管15に設け
たバルブ23を閉じて補給ポンプ31の作動により塗料
供給源7内の塗料が補給配管11を介して塗料タンク1
内に補給され、液面が予め設定された上限値に達する
と、補給配管11に設けたバルブ21を閉じ、かつ循環
配管15に設けたバルブ23を開放して補給が終る。
【0030】このように塗料タンク1内の塗料の液面
は、設定された上限値と下限値との間を間欠的に変動せ
しめられる。
【0031】一方塗布作業中における塗料タンク1内の
塗料は、第1戻り配管12及び第2戻り配管13の塗料
タンク1内に流入する塗料によって撹拌される一方、補
給配管11に設けられたバルブ21は閉じられ、かつ循
環配管15に設けられたバルブ23を開放して塗料タン
ク1から排出管14、循環配管15、補給配管11を経
由して塗料タンク1に至る循環路が形成され、補給ポン
プ31を作動せしめることにより塗料タンク1内の塗料
を循環させ、補給配管11から塗料タンク1内に流入す
る塗料によって常時緩やかに撹拌され、塗料中に含有す
る顔料の沈降による凝結、いわゆるケーキングの発生が
防止できる。
【0032】次にローラ式塗布装置40を図3乃至図6
によって説明する。図3はローラ式塗布装置40の斜視
図、図4は分割斜視図、図5は図3のA−A線断面図で
あり、図6は図3のB−B線断面図であって、ローラ式
塗布装置40は被塗布面となる自動車の塗膜面上を転動
して塗膜面上に塗料を塗布するためのローラ刷毛50
と、このローラ刷毛50を回転自在に支持するローラ支
持体60と、このローラ支持体60に連設されるハンド
ル80とを有している。
【0033】ハンドル80は、作業者が握るための把持
部81と、把持部81の先端に接続するクランク状のフ
レーム本体82とを有し、このフレーム本体82は剛性
を有する金属製、例えばステンレス鋼製の塗料導管とな
っている。ハンドル80の後端、即ち把持部81の後端
に前記メイン配管16に接続する塗料供給管(図示せ
ず)が接続される。塗料供給管は、把持部81を握った
作業者が移動しながら塗布作業を続けられるように可撓
性を有している。更に把持部81には、塗料供給管から
圧送される塗料をフレーム本体82側へ流入及び遮断す
る開閉弁(図示せず)を開閉する操作レバー83が設け
られている。
【0034】ハンドル80の先端となるフレーム本体8
2の先端にはエルボ84を介してローラ支持体60が接
続されている。
【0035】ローラ支持体60は、エルボ84に螺着す
るニップル状のローラ軸62とローラ軸62に接続され
るローラシャフト63からなる軸部61と、軸部61に
回軸自在に支持される内側エンドキャップ65、センタ
キャップ66、外側エンドキャップ67及びディフュー
ザー70からなる回転部64とベアリング68、69と
によって構成されている。
【0036】ローラ軸62は、基端から先端に移行する
に従ってエルボ84に螺合するネジ部62a、ナット部
62b、円筒軸部62c及びネジ部62dが順次連続し
て一体的に形成され、貫通する塗料導入孔62eを有す
るニップル状であって、ローラシャフト63は円筒状の
中空軸部63aを有し、中空軸部63aの基端に大径の
ボス部63bが形成され、ボス部63bの内周面にはロ
ーラ軸62のネジ部62dに螺合するネジ部63cが形
成されている。中空軸部63a内を貫通する塗料供給孔
63dの先端は閉じられていて、中空軸部63aには基
端から先端に移行するに従って順次大径になる複数の供
給孔63cが開口している。供給孔63cは基端から先
端に移行するに従って開口数が増大するよう形成するこ
ともできる。
【0037】内側エンドキャップ65は、円板状の側部
65aと円筒部65bからなる略有底円筒状であって、
側部65aの中央部にローラ軸62の円筒軸部62cに
嵌合する貫通孔65cが開口し、円筒部65bの内周に
はセンタキャップ66のネジ部66bが螺合するネジ部
65dが、端部外周には後述するローラ51の端部が嵌
合する周方向に沿って連続する環状の嵌合溝65eが各
々形成され、貫通孔65cにはベアリング68が嵌装さ
れている。
【0038】ベアリング68は、内側エンドキャップ6
5の貫通孔65cに嵌入する円筒部68aと、この円筒
部68aの一端に形成されて側部65aの側面に当接す
るフランジ部68bからなり、非粘性に優れかつ摩擦係
数が小さく、シール性に富むフッ素樹脂、例えばポリテ
トラルオロエチレン(デュポン社商品名:テフロン)に
よって形成される。ベアリング68は金属等の基材をフ
ッ素樹脂で表面処理して形成することもできる。
【0039】一方センタキャップ66はローラ51内に
嵌合する円板状の基部66aと、基部66aから基部6
6aと同軸上で円筒状に突出し、内側エンドキャップ6
5の前記ネジ部65dに螺合するネジ部66dが形成さ
れ、基部66aの中央部にローラシャフト63の中空軸
部63aに嵌合する嵌合孔66cが開口し、嵌合孔66
cにベアリング69が嵌装される。ベアリング69は、
嵌合孔66cに嵌入する円筒部69aと、円筒部69a
の一端に形成されて基部66aの側面に当接するフラン
ジ部69bからなり、フッ素樹脂、例えばポリテトラル
オロエチレンによって、或いは金属等の基材にフッ素樹
脂の表面処理を施して形成される。
【0040】外側エンドキャップ67は円板状の側部6
7aと側部67aの側面から突設してローラ51の端部
に嵌入する環状の突出部67bとにより一体形成されて
いる。
【0041】ディフューザー70は、図4、5及び6に
示すように、複数のディフューザー単体71を有し、図
5に示すように各ディフューザー単体71は多角形でそ
の各頂部71a方向に中央部から放射状に伸びる略星形
の中空部72及び各頂部71a間の各周辺73の中央部
に凹状部74を具備する略星状の断面を有する柱状形で
あって、各ディフューザー単体71の中空部72の頂端
72aが隣接するディフューザー単体71の凹状部74
と連通するよう複数連接すると共に各ディフューザー単
体71の各周辺73とローラ51の内周面とによって各
塗料貯留室76が形成されている。
【0042】複数のディフューザー単体71を連接して
形成されるディフューザー70は、センタキャップ66
と外側エンドキャップ67との間に挾持され、連接する
各中空部72及び両端に配設されるセンタキャップ6
6、外側エンドキャップ67によって塗料留まり72A
が形成され、かつ隣接するディフューザー単体71の中
空部72の頂端72a及び凹状部74を貫通する一対の
ボルト75によってセンタキャップ66及び外側エンド
キャップ67と一体的に結合される。
【0043】一方ローラ刷毛50は、軸線方向の両端が
開放した筒状のローラ51と、このローラ51の外周に
装着される円筒状の刷毛素体52とを有し、ローラ51
は全周にわたってローラ51の内外を連通する複数の噴
出孔51aが穿設され、刷毛素体52は塗料の浸透性及
び高い保持性を有する素材、例えば連続気泡のウレタン
フォームや不織布からなり、その両端はテーパ状に形成
されている。
【0044】ハンドル80にローラ刷毛50及びローラ
支持体60を組付けるには先ずハンドル80の先端に設
けられるエルボ84にローラ軸62のネジ部62aを螺
着してハンドル80とローラ軸62とを結合し、円筒軸
部62cに内側エンドキャップ65の貫通孔65cをベ
アリング68を介在せしめて嵌合させ、かつローラ軸6
2のネジ部62dにボス部63bに形成されたネジ部6
3cを螺着してローラ軸62とローラシャフト63の一
体化を図るとともに、ローラ軸62のナット部62bと
ローラシャフト63のボス部63b間の円筒軸部62c
にベアリング68を介して内側エンドキャップ65を回
転自在に支持させる。
【0045】次に、ボルト75によって一体結合された
センタキャップ66、ディフューザー70及び外側エン
ドキャップ67を刷毛素体52と一体化されたローラ5
1の端部と外側エンドキャップ67の側部67aとが当
接するようローラ51内の空間部51b内にセンタキャ
ップ66側から挿入する。
【0046】そして、ローラ刷毛50のローラ51内に
挿入され、ボルト75によって外側エンドキャップ67
及びディフューザー70と一体結合されたセンタキャッ
プ66の嵌合孔66cをベアリング69を介在せしめて
ローラシャフト63の中空軸部63aに嵌合して、連接
した各ディフューザー単体71の中空部72内に挿入
し、かつセンタキャップ66のネジ部67dを内側エン
ドキャップ65のネジ部65dに螺合して内側エンドキ
ャップ65とセンタキャップ66との一体化を図り、セ
ンタキャップ66及び内側エンドキャップ65がベアリ
ング68、69のフランジ68b、69bを介在してボ
ス部63bを挾持して軸部61と回転部64との軸線方
向の移動が規制される。
【0047】次にこのようにして形成されたローラ式塗
布装置40の作用について説明する。
【0048】先ず、ハンドル80の把持部81を持って
ローラ刷毛50を被塗布面となる自動車の塗膜表面に接
触させて操作レバー83を操作して図示していない開閉
弁を開放する。メイン配管16を介して圧送される塗料
が、把持部81を介してフレーム本体82、エルボ84
を介してローラ軸62の塗料導入孔62e、ローラシャ
フト63の塗料供給孔63dを経て供給孔63cからデ
ィフューザー70内の塗料留まり72A内に圧送され、
各ディフューザー単体71の中空部72の頂端72a端
部と隣接するディフューザー単体71の凹状部74とに
よって形成される開口部より各ディフューザー単体71
の各周辺73とローラ51の内周面とによって形成され
る各塗料貯留室76に分散導入される。
【0049】各塗料貯留室76に分散導入された塗料は
噴出口51aからローラ51の外周に噴出し、刷毛素体
52に浸透する。塗料がローラ刷毛50の刷毛素体52
に充分浸透した状態で作業者がローラ刷毛50を自動車
の塗膜表面上に押し付けて塗膜表面上に沿ってローラ刷
毛50を転がすことによって刷毛素体52に浸透してい
る塗料が自動車の塗膜上に塗布される。
【0050】ローラ刷毛50の刷毛素体52の両端は、
押し付け力によって両端外方に膨出して均一な押し付け
力が得難く、また充分な塗料浸透の確保が得られなくな
り均一な厚さの塗布が得られなくなるおそれがあり、こ
れを回避するため面取りを施したテーパ状に形成するこ
とが好ましく、塗料浸透がより得難い基端側のテーパを
先端側に比べて図示の如く軸線方向に対する角度を小さ
くすることがより好ましい。
【0051】以上説明したローラ式塗布装置40による
と、内側エンドキャップ65と軸部61を構成するロー
ラ軸62の円筒軸部62c及びボス部63bとの間にベ
アリング68が介装され、かつセンタキャップ66とロ
ーラシャフト63の中空軸部63a及びボス部63bと
の間にベアリング69が介装され、ベアリング68、6
9が非粘性に優れて摩擦係数が小さく、更にシール性に
富むポリテトラルオロエチレン等のフッ素樹脂或いはフ
ッ素樹脂によって表面処理して形成されることから、簡
素な構成にかかわらず高粘度の塗料であっても塗布時、
ローラ刷毛50は被塗布面となる自動車塗膜に対して滑
ることなく円滑に転動し、ローラ刷毛50の回転が停止
することなく、均一な厚さの塗料塗布が可能になり、か
つ円筒軸部62cと内側エンドキャップ65等との摺動
部から塗料が流出することがなくなり、ローラ式塗布装
置40から塗料タレによる自動車車体の汚れ、作業環境
の悪化を招くことなく、塗料の歩留まり低下を回避でき
る等の効果を有する。
【0052】一方ハンドル80のフレーム本体82とロ
ーラ軸62とをエルボ84を介して結合することからフ
レーム本体82とローラ軸62とを直角に折曲した形状
でハンドル80とローラ支持体60とが連結され、従来
のハンドルとローラ支持体とをパイプの湾曲により一体
的に形成したローラ式塗布装置に比べ、ローラ刷毛の軸
方向への突出が削減でき、コンパクト化が図れ、塗布作
業が容易になり、かつ分解して小部品化することにより
各部品の形状が簡素化され清掃作業が容易になる。更に
ローラ軸62とローラシャフト63とを分解することに
より清掃作業がより容易になる。
【0053】更にローラ刷毛50のローラ51の内周に
沿ってディフューザー70によって複数の塗料貯留室7
6に塗料を分散導入して噴出孔51aから刷毛素体52
に浸透せしめることにより刷毛素体52に万遍なく塗料
の供給が可能になり均一な塗布が可能になる等特有の効
果を有する。
【0054】
【発明の効果】以上説明した本発明のローラ式塗布装置
によると、軸部と回転部との間に非粘性に優れ、摩擦係
数が小さく更にシール性に富むフッ素樹脂或いはフッ素
樹脂によって表面処理が施されたベアリングを介装する
ことから、簡単な構成にかかわらず、塗布時にローラ刷
毛が被塗布面に対して滑ることなく円滑に転動し、均一
な厚さの塗料塗布が可能になり、軸部と回転部との間の
摺動部から塗料の流出が回避され、ローラ式塗布装置か
らの塗料タレによる汚れ、作業環境の悪化を招くことな
く、塗料の歩留まり低下を回避できる等本発明特有の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるローラ式塗布装置の一実施の形
態を説明する自動車の塗膜表面に保護膜を形成する工程
図である。
【図2】ローラ式塗布装置が用いられる塗布装置の説明
図である。
【図3】ローラ式塗布装置の斜視図である。
【図4】図3に示すローラ式塗布装置の分割斜視図であ
る。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】従来のローラ式塗布装置の説明図である。
【図8】従来のローラ式塗布装置の斜視図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【符号の説明】
40 ローラ式塗布装置 50 ローラ刷毛 51 ローラ 51b 噴出孔 52 刷毛素体 60 ローラ支持体 61 軸部 63b ボス部 64 回転部 65 内側エンドキャップ 66 センタキャップ 67 外側エンドキャップ 68,69 ベアリング 70 ディフューザー 76 塗料貯留室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 宣之 栃木県鹿沼市さつき町7−3 関西ペイン ト株式会社内 (72)発明者 加藤 恒雄 神奈川県平塚市東八幡5丁目4番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外を複数の噴出孔により連通する円筒
    状のローラの外周に塗料浸透性を有する円筒状の刷毛素
    体を装着してなるローラ刷毛と、ローラ刷毛を回転自在
    に支持するローラ支持体と、このローラ支持体に連設さ
    れるハンドルとを備え、ローラの空間部内にハンドル及
    びローラ支持体内を経由して塗料が供給されるローラ式
    塗布装置において、ローラ支持体は、ハンドルに基端が
    連設する軸部と、フッ素樹脂或いはフッ素樹脂によって
    表面処理されたベアリングを介在して軸部に回転自在に
    支持されてローラ刷毛を装着する回転部とを有すること
    を特徴とするローラ式塗布装置。
  2. 【請求項2】 軸部は、基端がハンドルに連設され先端
    がローラの空間部内に挿入され、かつ基端近傍に大径の
    ボス部を有し、回転部はボス部を介して対向して軸部に
    各々フッ素樹脂或いはフッ素樹脂によって表面処理され
    たベアリングを介在して回転自在に支持されかつ互に結
    合される内側エンドキャップ及びセンタキャップと、外
    側エンドキャップとを有し、内側エンドキャップ及びセ
    ンタキャップの少なくとも一方と外側エンドキャップと
    によりローラの両端を閉鎖する請求項1に記載のローラ
    式塗布装置。
  3. 【請求項3】 軸部がエルボを介してハンドルに連設さ
    れる請求項1または2に記載のローラ式塗布装置。
  4. 【請求項4】 ローラ内周面に沿ってローラの内周面と
    共同して複数の塗料貯留室を形成し、かつ各塗料貯留室
    に塗料を分散導入するディフューザーを有する請求項1
    〜3のいずれか1つに記載のローラ式塗布装置。
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