JPH0411964A - スプレーブース及びその制御装置及び制御方法 - Google Patents

スプレーブース及びその制御装置及び制御方法

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JPH0411964A
JPH0411964A JP2328742A JP32874290A JPH0411964A JP H0411964 A JPH0411964 A JP H0411964A JP 2328742 A JP2328742 A JP 2328742A JP 32874290 A JP32874290 A JP 32874290A JP H0411964 A JPH0411964 A JP H0411964A
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fluid
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humidity
inner chamber
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ブルース ジー マックモーディー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/60Ventilation arrangements specially adapted therefor

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗装(コーティング)すべき基体を収容する
ブース(小室)に関し、より詳しくは、基体に塗装する
ためのスプレーブースであって、スプレーブース内の温
度及び/又は湿度を制御して所望の塗装品質が保証され
るようにしたスプレーブースに関する。
種々の基体に種々の塗装を施す場合、基体の周囲の環境
を制御して塗装品質を保証できるようにしなければなら
ない。例えば、自動車の部品、宇宙航空機の部品及び電
気機器の部品には種々の塗装が施されており、これらの
部品には、ペイント、保護被膜(トップコート)及び水
性金属スラリか塗装されている。
例えば米国特許第3,248,251号には、金属入り
の水性クロム酸塩/リン酸塩スラリか開示されている。
一般に、これらのスラリは宇宙航空機部品に使用されて
、該部品の表面を所望の品質に仕上げている。仕上げ品
質は、塗装すべき部品の周囲の環境に直接関係している
ペイントその他の塗装のあらゆる仕上げ品質は、これら
の塗装が施される環境の清浄度(cleanlines
s)に基づいている。上記米国特許第3,248,25
1号に記載されているような水性材料(tmaterb
orne materials)については、環境の含
水率が、塗装に対して非常に大きな影響を与える。従っ
て、塗装を行う環境の湿度は厳格に制御される。
種々の塗装を行うことに関しては、他の環境的問題があ
る。例えば、宇宙航空機部品には、クロム酸塩/リン酸
塩のスラリ及びアルミニウム入りのクロム酸塩/リン酸
塩塗装が広く用いられているが、スラリ組成の化学的安
定性を図りかつこれらの塗装のバインダ系耐蝕性を向上
させるため、塗装材料中に六価クロムを添加している。
六価クロムは環境的に有害であり、塗装に際しそのレベ
ルを制御しなくてはならない。この制御は、エアスプレ
ー技術により部品上に塗膜(コーティングフィルム)を
施す場合には、特に厳格に行われている。
従って、上記のような塗装を行うスプレーブースであっ
て、塗装すべき部品の周囲の大気の含水率を制御できる
スプレーブースを提供することが望まれている。スプレ
ーブースにとって更に望まれていることは、ブース内の
空気の流れ速度を制御することである。これらの環境条
件を制御することによって、均一で強く付着した滑らか
な塗料からなる再現性のある塗装を得ることができる。
従来のスプレーブースは、閉ループ内で湿った空気を循
環させて湿度制御を行う大型の装置を備えているが、こ
れらの装置は高価で、効率が悪く、設計が劣っている。
また、これらの装置は、作業者を通るように空気を循環
させるものであるため、連邦空気/作業環境規制上の問
題がある。従って、単に温度及び湿度の制御ができるだ
けでなく、有毒な揮発性物質又は他の有害物質の排出を
制限する連邦規制を満たすことができることが望まれる
Gerdesその他の1985年6月4日付米国特許第
452L227号は、異なる空気流を収容しているペイ
ントスプレーブース用の改善されたエアウオッシャすな
わちスクラバを提供しているが、ペイントスプレーブー
ス内の湿度を制御する手段については何ら開示していな
い。
Hullの1986年5月27日付米国特許第4,59
0,847号は、既存の排気ブースを改善するエネルギ
保存法を開示している。これによれば、着脱自在のエア
カーテン補給装置が提供され、該装置は、入口開口部の
周囲の排出ブースの包囲体内に外部の空気を実質的に独
立して供給するように構成されている。しかしながら、
この米国特許は、スプレーブース内の湿度を制御する手
段については何ら開示していない。
Ithoの1986年10月14日付米国特許第4.6
16594号は、温度及び湿度を制御できる手段を備え
たベインティングブースを開示している。温度及び湿度
が適当に制御された空気は、ペインティングチャンバ(
該チャンバを通って、塗装すべき物品が運ばれる)内の
一領域に供給されるようになっている。この空気供給は
、塗装すべき基体の直く上を通るように湿度及び温度制
御装置に大気を導入し、同時に、第2供給源からの空気
を、制御された温度及び湿度をもつ空気の前記第1流れ
の外側に流すことにより行われる。このI thoの米
国特許第4,616,594号は、囲まれた制御環境の
温度及び湿度を調節するのに使用される第2の制御環境
内での全体的に制御された隔離環境については開示され
ていない。
従って、本発明の目的は、スプレーブース内に一定の含
水率を維持し、同時に、塗装すべき部品を直接包囲する
環境の空気の速度及び流量を制御して、再現性のある塗
装を得ることができる制御環境を提供することにある。
本発明の装置は、スプレー装置の外部への有害物質の排
出を制限でき、また本発明は種々の塗装方法に適用でき
るものである。
本発明によれば、基体に塗装を行うスプレーブースにお
いて、所定の第1温度及び/又は湿度をもつ流体を収容
する外側チャンバと、該外側チャンバと流体連通してい
る内側チャンバとを有しているスプレーブースが提供さ
れる。前記内側チャンバは、流体をより高い所定の第2
温度及び/又は湿度で収容している。内側チャンバは、
前記第2所定温度及び/又は湿度で流体が該内側チャン
バを通って流れるように循環させる循環手段を備えてい
る。また、内側チャンバ゛は、空気によって運ばれる異
物を除去するフィルタを収容している。
温度及び/又は湿度制御手段によって、内側チャンバか
らの所定量の流体が前記外側チャンバの外部に排出され
、この流体の排出によって流体が外側チャンバから内側
チャンバ内に引き出されて内側チャンバ内の温度及び/
又は湿度を低下させるように構成されている。
本発明の他の特徴は、添付図面に関連しで述べる以下の
詳細な説明により容易に理解できるであろう。
図面には、基体に塗装するためのスプレーブースの全体
が番号10で示されており、また、概略的に示す基体1
6に塗料(コーティング)15をスプレーするための手
持ち形のスプレーガン13が示されている。
概略的に説明すると、本発明のスプレーブース10は、
全体を番号12で示す外側チャンバと、全体を番号14
で示す内側チャンバとを有している。外側チャンバ12
内には、所定の第1温度及び/又は湿度をもつ空気のよ
うな流体が収容されている。また、外側チャンバ12の
空間は、内側チャンバ14の空間よりも海かに大きく、
外側チャンバ12内の空間は、環境的に制御できるよう
になっている。外側チャンバ12内の空気の体積は、内
側チャンバ14内の空気の体積より少なくとも2倍は大
きくするのが好ましいが、もっと大きくすることもでき
る。外側チャンバ12内で空気により運ばれる異物量は
、少なくとも連邦規格209の規定によるクラス2(1
0.(100のクリーンルームのレベルに制御するのが
好ましい。大きい方の空間の湿度は、25〜45%の範
囲に維持され、外側チャンバ12内の湿度は30〜40
%の範囲に維持するのが好ましい。また、外側チャンバ
12内の温度は、62〜80°F(約17〜27℃)に
維持することができ、好ましくは、68〜720F(約
20〜22°C)に維持する。これらの湿度及び温度は
、上記米国特許第3,248,251号に開示されてい
るクロム酸塩/リン酸塩スラリの塗装を行うのに好まし
い条件であることに留意すべきである。しかしながら、
本発明は、種々の湿度範囲及び温度範囲を必要とする他
の種類の塗装にも適用できるものである。
例えば本発明は、水性ペイント(幾分かの溶剤を含む場
合もある)、溶液型塗料、及び金属やセラミックのよう
な材料を熱処理して塗膜を形成する溶射(therma
lspraying)にも適用することができる。
内側チャンバ14は、該内側チャンバ14の前方開口部
18を介して外側チャンバ12と流体連通している。換
言すれば、内側チャンバ14は、3つの壁と、天井と、
床とを有していて、前方開口部18を介して外側チャン
バ12に開口している。図面には、基体16に塗料15
をスプレーしている作業者20が開口部18に位置して
いる状態が概略的に示しである。
内側チャンバ14内に収容される流体も、外側チャンバ
12内に収容される流体と同じく、空気のような流体で
ある。内側チャンバ14内の流体は、周囲の外側チャン
バ12内の流体よりも高い所定の第2湿度及び/又は温
度に維持される。塗装すべき基体16を直接包囲する環
境における湿度は、35%以上に維持するのが好ましい
内側チャンバ14は、第2の所定温度及び/又は湿度の
流体を循環させるための循環装置を有している。この空
気流は、矢印22で示すように基体16の上方から、矢
印24で示すように基体16の下方へと流れ、これは、
一般に下向き流(ダウンドラフト流)と呼ばれている。
外側チャンバ12内の流体と内側チャンバ14内の流体
との間には、湿度及び/又は温度の一定の勾配の形態を
なして平衡が保たれている。通常の作動状態の下では、
外側チャンバ12からの流体が内側チャンバ14内の流
体と実質的に混合することはない。なぜならば、内側チ
ャンバ14内では流体が循環されて、はぼ一定体積の流
体が維持されるからである。
より詳細に説明すると、基体16は基体プラットホーム
26上に支持されている。開口部18が設けであるため
、外側チャンバ12から基体プラットホーム26へのア
クセスが可能であり、また、内側チャンバ14と外側チ
ャンバ12との間の流体連通が可能である。内側チャン
バ14には、循環人口28と循環出口30とが設けられ
ており、循環入口28上にはフィルタ32が、循環出口
30上にはフィルタ34が配置されている。基体16の
下に配置されるフィルタ36.34は、空気流から過剰
スプレーを除去するためのものである。また、これらの
両フィルタ34.36は、空気により運ばれる微粒子を
も除去することができる。これらのフィルタは種々の材
料で作ることができ、層状に機能する。濾材は、スプレ
ーされる霧化微粒子により侵食されないものでなくては
ならない。これらのフィルタとして、例えば、ステンレ
ス鋼のような金属のメツシュ又は繊維で作られたもの、
或いは、スプレーブースに一般的に使用されている紙で
作られたものがある。しかしながら、本発明の装置に使
用するフィルタの材料としては、紙やこれに類するもの
は推奨できない。
なぜならば、使用済みの紙フィルタは廃棄されることに
なるが、これらのフィルタには重金属等の有害物質が捕
捉されているため、多分、危険廃棄物となるからである
。従って、濾材は、再使用可能で高効率のものを用いる
のが好ましい。例えば、過剰スプレーの凝集流に曝され
るフィルタ36は、本装置において最も多孔質で開口度
の大きなフィルタであり、この場合、洗浄できるガラス
繊維製のフィルタマントが最適である。もちろん、洗浄
可能な他の粗目織フィルタを使用することもできる。
フィルタ34は、フィルタ36に比べ、細かい目に構成
でき、例えば、ガラス繊維やポリエチレン又はポリオレ
フィン等の不織布で作ることができる。これらの全ての
フィルタは不活性で、洗浄可能であるが、他の種類の材
料を用いることもできる。
循環人口28に配置されるフィルタ32は、基体16の
上に吹き出す空気の下向き流を濾過するものである。こ
のフィルタ32は、基体16を横切って流れる層状空気
流の均一な下向き浄化を保証するものである。フィルタ
32.34.36は、洗浄可能なフィルタである。
内側チャンバ14のフィルタ32とフィルタ36との間
の空間38は、基体16の塗装を行う塗装チャンバを形
成している。この塗装チャンバ38内の温度及び/又は
湿度は厳格に制御され、基体16に施される塗装の品質
を完全なものとしなければならない。
流体出口(循環出口)30と流体入口(循環入口)28
との間には、流体流れ管40が流体連通している。管4
0の上部にはファン装置42が設けられていて、第3チ
ャンバ(塗装チャンバ)38内に流入(及び該チャンバ
38から流出)する流体の流れを創出するようになって
いる。一般に、この空気の循環には、可変速ファン42
が用いられる。廃棄可能な過剰スプレーフィルタは、過
剰スプレーの99%を除去することができる。
このフィルタは毎日交換するのがよい。また、管40は
、膝骨40を通って流れる流体から有毒で危険な異物を
濾過するための種々のフィルタを備えている。図示のよ
うに、管40には、カーボンセル44及びバグフィルタ
46を設けることができる。また、管40には、活性炭
セル44を付加して、流体の流れから有機溶剤を除去で
きるようにしてもよい。バグフィルタ46は、空気によ
り運ばれる微粒子を空気の流れから除去して、最終的に
残留している異物粒子を除去することにより、空気を「
磨<」のに使用される。また、装置にはエアサンプラ4
8を付加することができ、これにより、フィルタ44.
46を通って流れる空気を常にサンプリングして、空気
流中に有毒物質が存在するか否かを検出できるようにし
てもよい。有毒物質のレベルが作業基準を超えるように
なったときには、装置は、フィルタが交換されるまで自
動的に停止する。
本発明の装置には、給湿器(加湿器)50を設けておき
、塗装チャンバ38を通って流れる空気の湿度が所定レ
ベル以下に低下したときに、湿度を上昇させるように構
成することができる。
本発明の特徴は、内側チャンバ14からの所定量の流体
を、両チャンバ12.14の外に排出して温度及び/又
は湿度制御を行い、外側チャンバ12からの流体を内側
チャンバ14に排出することにより内側チャンバ14の
温度及び/又は湿度を低下させることである。すなわち
、前述のように、内側チャンバ14内の流体の流れと外
側チャンバ12内の流体の流れとの間には平衡が存在し
ている。外側チャンバ12には、スプレーに用いられる
相対湿度及び/又は温度よりも低いレベルに維持された
相対湿度及び/又は温度をもつ空気のような流体が入れ
られている。一方、内側チャンバ14は、施すべき塗装
によっても異なるが、一般に40〜55%の高い湿度を
有している。水性塗料をスプレーする場合には、内側チ
ャンバ14内の湿度を高くする。水分は、給湿器50に
よってチャンバ内に導入される。本発明によれば、内側
チャンバ14から流体を排出することによって、内側チ
ャンバ14内の湿度及び/又は温度が下げられ、これに
より、低い湿度及び/又は温度の空気が外側チャンバか
ら、内側チャンバ14内の下向きループ流れ中に引き出
される。内外の両チャンバ12.14内の流体は平衡し
ているため、流体の体積の一部を内側チャンバ14から
除去(すなわち排出)することによって、流体は外側チ
ャンバ12から内側チャンバ14内に引き出されて、失
われた流体と置換され、再び平衡が確立される。外側チ
ャンバ12から引き出された流体により、内側チャンバ
14内の流体の温度及び/又は湿度が低下される。この
ようにして、内側チャンバ14内の流体の湿度及び/又
は温度を調節することができる。
内側チャンバ14の閉ループ内に異物が蓄積しないよう
にするため、フィルタ34.36.46(及び場合によ
っては44)を通過後に内側チャンバ14内を循環する
流体中の微粒子含有量を、オンスドリームカウンタ(エ
アサンプラ)48によりサンプリングする。この流体中
の微粒子含有量が、この方法について予め定められた異
物についての所定の闇値制限(この制限は、空気品位規
格により予め定められている)を超える場合には、フィ
ルタ34.36.46及び/又は44が浄化又は交換さ
れるまで、カウンタ48によってファン42が停止され
る。このようなオンスドリームカウンタの一例として、
Climet Inc、社(Redlands、 CA
 92373)の製造に係るものがある。
より詳しく説明すると、本発明に従って製造される制御
装置は、流体流れ管40と外側チャンバ12の外部の環
境52との間が流体連通した状態にある。この流体連通
は、管40と、外側チャンバ12の1つの側壁56との
間に延在している導管54を含む制御装置によって達成
される。導管54内には排気ファン58が配置されてお
り、管40から導管54を通して流体を引き出し、外側
チャンバ12の外部の環境52に排出するようになって
いる。塗装チャンバ38内には湿度及び/又は温度セン
サ60が配置されており、該センサ60は、温度及び/
又は湿度が最適塗装条件のための所定の好ましいレヘル
以上に上昇したことを検出したときに排気ファン58を
作動させるように、該ファン58に接続されている。導
管54にはフィルタ62及びエアサンプラ64を配置し
ておき、導管54を通って排出される流体中の微粒子含
有量をサンプリングできるように構成してもよい。また
、このエアサンプラ64によって所定レベル以上の有毒
物質が検出されたときには、装置の作動が停止されるよ
うに構成することもできる。例えば、このようなエアサ
ンプラモニタによって、装置の種々のフィルタを通過し
た後の空気中のクロムの含有レベルを測定できるように
構成することができる。クロム(六価クロム)が少しで
も検出された場合には、装置のフィルタを取り外して洗
浄するか、或いは交換する。エアサンプラは、NITO
5H手順につき5mのPvCフィルタを用いている定流
量ポンプ(例えば、SKCInc、社にの製造に係るも
のがある)を用いることができる。
作動に際し、外側チャンバ12は、好ましくは68〜7
2°F(約20〜22℃)の温度と30〜40%の相対
湿度とをもつ空調室又は環境的な包囲体で構成すること
ができる。この室内には、単−又は幾つかの内側チャン
バ14を設けることができる。ファン42によって、空
気が、塗装チャンバ38内で天井から床に向かって下向
きに流れるように循環される。作業者20は、手持ち形
のスプレーガン13を用いて、基体16上にスプレー塗
装置5を施すことができる。
空気は、内側チャンバ14を通って連続的に流れ、上記
の種々のフィルタ及びカーボンセルにより濾過される。
塗装チャンバ38内の湿度及び/又は温度が所定レベル
以上になると、管4o内のきれいに濾過された空気の一
部が、外側チャンバ12 (該外側チャンバ12は、環
境的に調整された包囲体である)の外部の大気中に換気
される。
排出されたこの空気(有毒物質は除去されている)は、
外側チャンバ12内からの低い相対湿度の空気と置換さ
れる。このようにすれば、大容量の空気中に大量の水分
を供給することなくして、局部的に高い湿度を維持する
ことができる。
本発明は、あらゆるエアスプレ一応用技術及びエアレス
スプレ一応用技術に用いることができる。
しかしながら、本発明には、HVLPとして知られてい
るような高流量の低圧スプレー法が好ましいことが判明
している。
手持ち形スプレーガン13は、移送効率を最高にしかつ
上記米国特許第3,248,251号に開示の塗装作業
における空気の流れ条件を低減させることが判明してい
る。
以上、本発明を図示の例に関連して説明したが、本願に
使用した用語は説明上の単語本来のものであって、決し
て制限的なものではないことを理解すべきである。
本願の上記教示に基づいて、本発明には多くの変更を加
えることができる。従って、本願の特許請求の範囲(特
許請求の範囲の記載中に用いた参照番号は単に便宜上の
ものであって、制限的なものではない)内において、本
発明は、特に説明した実施例以外のものについても実施
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成されたスプレーブースを
示す概略断面図である。 0・・・スプレーブース、12・・・外側チャンバ、4
・・・内側チャンバ、  16・・・基体、8・・・前
方開口部、 8・・・循環入口(流体入口)、 0・・・循環出口(流体出口)、 2.34.36・・・フィルタ、 8・・・空間(塗装チャンバ)、 0・・・流体流れ管(管)、 2・・・ファン装置、   44・・・カーボンセル、
6・・・バグフィルタ、  48・・・エアサンプラ、
0・・・給温器、     54・・・導管、6・・・
外側チャンバの側壁、 8・・・排出ファン、 0・・・湿度及び/又は温度センサ、 2・・・フィルタ、    64・・・エアサンプラ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体に塗装を行うスプレーブース(10)におい
    て、該スプレーブース(10)が、所定の第1温度及び
    /又は湿度をもつ流体を収容する外側チャンバ(12)
    と、該外側チャンバ(12)と流体連通していて、前記
    流体をより高い所定の第2温度及び/又は湿度で収容す
    る内側チャンバ(14)とを有しており、該内側チャン
    バ(14)が、前記第2所定温度及び/又は湿度で流体
    が該内側チャンバ(14)を通って流れるように循環さ
    せる循環手段を備えており、前記スプレーブース(10
    )が更に、前記内側チャンバ(14)からの所定量の流
    体を前記内側及び外側チャンバ(12、14)の外部に
    排出させる温度及び/又は湿度制御手段を有しており、
    前記流体の排出によって流体が前記外側チャンバ(12
    )から内側チャンバ(14)内に引き出されて、該内側
    チャンバ(14)内の温度及び/又は湿度を低下させる
    ことを特徴とするスプレーブース。
  2. (2)前記内側チャンバ(14)が、塗装すべき基体を
    支持するための基体プラットホーム(26)と、前記外
    側チャンバ(12)に開口していて前記外側チャンバ(
    12)から前記基体プラットホーム(26)へのアクセ
    スを可能にする開口部(18)とを備えており、該開口
    部(18)が前記内側チャンバ(14)と前記外側チャ
    ンバ(12)との間の連通を可能にしていることを特徴
    とする請求項1に記載のスプレーブース。
  3. (3)前記内側チャンバ(14)が循環入口(28)及
    び循環出口(30)を備えており、前記循環手段が、前
    記循環入口(28)と前記循環出口(30)との間を流
    体連通させている流体流れ管(40)を有しており、該
    流体流れ管(40)が、前記第3チャンバ(38)内へ
    の流体の流れ及び第3チャンバ(38)からの流体の流
    れを生じさせるファン手段(42)と、前記第3チャン
    バ(38)を通って流れる流体を濾過するフィルタ手段
    とを備えており、前記排出手段が、前記流体流れ管(4
    0)と前記外側チャンバ(12)の外部の環境(52)
    との間を流体連通させていることを特徴とする請求項2
    に記載のスプレーブース。
  4. (4)前記フィルタ手段が、前記循環出口(30)と前
    記排出手段との間で前記流体流れ管(40)内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のスプレーブ
    ース。
  5. (5)前記外側チャンバ(12)が4つの側壁を備えて
    おり、前記排出手段が、前記流体流れ管(40)と前記
    側壁のうちの1つの側壁(56)との間で延びている導
    管(54)を備えており、前記ファン手段(58)が前
    記導管(54)内に配置されていて、前記流体を前記流
    体流れ管(40)から前記導管(54)を通して前記外
    側チャンバ(12)の外部の環境(52)に引き出すこ
    とを特徴とする請求項4に記載のスプレーブース。
  6. (6)前記流体流れ管(40)内には、前記流体を加湿
    するための給湿器手段(50)が設けられていることを
    特徴とする請求項5に記載のスプレーブース。
  7. (7)前記内側チャンバ(14)内には温度及び/又は
    湿度センサ手段(60)が配置されており、該温度及び
    /又は湿度センサ手段(60)が前記温度及び/又は湿
    度制御手段に作動連結されていて、前記温度及び/又は
    湿度センサ手段(60)は、温度及び/又は湿度が第3
    所定レベル以上に上昇したことを検出したときに前記温
    度及び/又は湿度制御手段を作動させることを特徴とす
    る請求項1に記載のスプレーブース。
  8. (8)所定の温度及び/又は湿度の流体を収容している
    温度及び/又は湿度制御室(12)内に配置される形式
    のスプレーブース(14)において、該スプレーブース
    (14)がチャンバ(38)を有しており、該チャンバ
    (38)が開口部(18)を備えており、該開口部(1
    8)が、前記チャンバ(38)と該チャンバ(38)を
    収容している前記室(12)との間を流体連通しており
    、前記スプレーブース(14)が更に、前記流体を第2
    の所定温度及び/又は湿度で前記チャンバ(38)を通
    るように循環させる循環手段と、前記チャンバ(38)
    からの所定量の流体を前記チャンバ(38)及び前記室
    (12)の外部に排出させる温度及び/又は湿度制御手
    段とを有しており、前記流体の排出によって流体が前記
    室(12)から前記チャンバ(38)内に引き出されて
    、該チャンバ(38)内の温度及び/又は湿度を変化さ
    せることを特徴とするスプレーブース。
  9. (9)内側チャンバ(38)を備えたペイントスプレー
    ブース(14)内の温度及び/又は湿度を制御する制御
    装置であって、前記内側チャンバ(38)がこれを通し
    て流体を循環させるようになっており、前記スプレーブ
    ース(14)が、所定の温度及び/又は湿度の流体を収
    容している外側チャンバ(12)内に配置されていて該
    外側チャンバ(12)と流体連通している制御装置にお
    いて、該制御装置が、前記スプレーブース(14)と前
    記外側チャンバ(12)の外部の環境との間を流体連通
    している導管手段(54)と、前記スプレーブース(1
    4)からの所定量の流体を前記スプレーブース(14)
    及び前記外側チャンバ(12)から排出させる排出手段
    とを有しており、前記流体の排出によって流体が前記外
    側チャンバ(12)から内側チャンバ(38)内に引き
    出されて、該内側チャンバ(38)内の温度及び/又は
    湿度を低下させることを特徴とする制御装置。
  10. (10)流体を循環させる内側チャンバ(38)を備え
    ておりかつ所定の好ましい範囲内の所定の温度及び/又
    は湿度をもつ外側チャンバ(12)内に配置されていて
    前記内側チャンバ(38)と流体連通しているペイント
    スプレーブース(14)内の温度及び/又は湿度を制御
    する制御方法において、該制御方法が、前記内側チャン
    バ(38)からの流体を前記内側チャンバ(38)及び
    外側チャンバ(12)から排出するる工程と、流体を前
    記外側チャンバ(12)から前記内側チャンバ(38)
    内に引き出して、前記内側チャンバ(38)の温度及び
    /又は湿度を所望の範囲に調節する工程とを有している
    ことを特徴とする制御方法。
  11. (11)前記内側チャンバ(38)の温度及び/又は湿
    度を検出する工程と、前記内側チャンバ(38)内の流
    体の所定の温度及び/又は湿度での前記内側チャンバ(
    38)から流体を排出させる工程とを更に有しており、
    前記排出により流体が前記外側チャンバ(12)から前
    記内側チャンバ(38)に引き出されて、前記内側チャ
    ンバ(38)内の温度を所定の好ましい温度及び湿度の
    範囲内に変化させることを特徴とする請求項10に記載
    の制御方法。
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