JPH11156274A - 成形材の塗装方法および塗装装置 - Google Patents

成形材の塗装方法および塗装装置

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JPH11156274A
JPH11156274A JP33643197A JP33643197A JPH11156274A JP H11156274 A JPH11156274 A JP H11156274A JP 33643197 A JP33643197 A JP 33643197A JP 33643197 A JP33643197 A JP 33643197A JP H11156274 A JPH11156274 A JP H11156274A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 塗料の乾燥速度を高くして,ロール成形設備
におけるインラインでの成形材の塗装を可能にする。 【解決手段】 使用する塗料としてアルコールを配合し
た水系塗料を用いる。そのような配合の水系塗料の特性
を効果的に利用するために,高速熱風を吹き付けるとい
う乾燥方法を採用する。このような配合の水系塗料を熱
風で加熱した時,その熱エネルギによって塗料分子に運
動エネルギが与えられ水分等が蒸発するが,沸点の低い
アルコールが存在するので,低い温度でも塗料中のアル
コールが容易に蒸発し,かつ,その際の気化熱で奪われ
る熱量も少なく,熱風の熱量が塗料中の水分の蒸発に極
めて有効に利用される。したがって,従来のアルコール
配合でない水系塗料の塗装に対して行う高周波加熱や紫
外線照射加熱や長時間の熱風乾燥等のような特に高温の
加熱あるいは長時間加熱を必要とせず,塗料中の水分を
短時間で蒸発させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ロール成形機か
ら連続的に送られてくる成形材の表面の塗装を行う成形
材の塗装方法,およびこの塗装方法を実施する塗装装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール成形機で成形される鋼管,溝形鋼
その他の成形製品の錆を防止する対策として,成形製品
の表面に防錆油を塗布したり,塗装を施す場合がある。
成形製品に塗装を施す場合,オンラインで,すなわちロ
ール成形機と走間切断機との間に配置した塗装設備で,
ロール成形機から連続的に送られてくる成形材に対して
直接塗装を施すことができれば,生産性が高く望まし
い。しかし,成形材に塗布した塗料を乾燥させる塗料乾
燥方式として,UV(紫外線)を照射するUV照射方式
や熱風による熱風乾燥方式等を採用した従来の一般的な
塗装方法等では,塗料の乾燥速度が遅いので,上記のよ
うなオンラインの塗装を行うことができず,オフライン
で塗装を行っている。すなわち,ロール成形機で成形し
所定長さに切断した後,その成形製品を別の塗装設備に
搬送して塗装を施している。なお,成形材を高周波加熱
により例えば80°C以上に加熱し,成形材の熱で塗料
を乾燥させる高周波加熱乾燥方式を採用すれば,塗料の
乾燥速度は速いので,オンラインでの塗装が可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成形製品の錆を防止す
る対策として,防錆油を塗布する方法は,オンラインで
行うことが可能であるが,この防錆油塗布の対策は,防
錆油が撒き散らされて工場内を汚しやすく,また,後工
程で脱脂・酸洗工程が必要なのでコストが高くなる等の
問題がある。
【0004】また,上述のUV照射方式や熱風乾燥方式
では,乾燥速度が遅くオンラインでなくオフラインの塗
装処理となるので,生産性が低い。また,塗装設備自体
についても,乾燥速度が遅いので長大な乾燥炉が必要と
なり,乾燥設備の価格が非常に高価なものとなり,塗装
コストが採算に合わないほど高くなるという問題があ
る。また,高周波加熱乾燥方式ではオンラインでの塗装
処理が可能であり,生産性の点では良好であるが,成形
材を高い温度に加熱するものであるから,成形材に熱変
形が生じてしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,高周波加熱乾燥方式のように成形材に熱変形が生じ
る問題を伴うことなく,塗料乾燥工程における乾燥速度
を大幅に速くして,オンラインで成形材の塗装を施すこ
とを可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,ロール成形機から連続的に送られてくる成形材の
表面の塗装を行う成形材の塗装方法であって,成形材の
表面に水を噴射して表面の洗浄を行う洗浄工程と,成形
材の表面に付着した水を除去する水分除去工程と,アル
コールを配合した水系塗料を成形材に塗布する塗料塗布
工程と,塗料を塗布された成形材の表面に熱風を高速で
吹き付ける高速熱風式乾燥工程とからなることを特徴と
する。
【0006】請求項4は,請求項1の成形材の塗装方法
を実施するための成形材の塗装装置であって,ロール成
形機から連続的に送られてくる成形材に50〜80°C
の温水を4kg/cm2 以上の高圧で噴射して洗浄を行
う高圧温水洗浄装置と,成形材にその周囲からエア−を
吹き付けて成形材の表面の水分を除去する水分除去装置
と,アルコールを配合した水系塗料を成形材の表面に塗
布する塗料塗布装置と,前記塗料塗布装置に塗料を循環
式で供給する塗料供給装置と,塗料の粘土・吐出量・圧
力を調整して塗装膜厚の調整を行う塗装膜厚調整装置
と,塗料を塗布された成形材の表面にほぼ直角に整流の
熱風を高速で吹き付ける高速熱風式乾燥装置とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図1
〜図8に示した一実施例の塗装装置を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の塗装装置の全体構成図で
ある。この塗装装置は,図1で左方にある図示略のロー
ル成形機から連続的に送られてくる成形材(図示例では
電縫鋼管)Pの表面の塗装を行う塗装装置である。1は
仕切り板であり,この仕切り板1は,通過穴1aの周囲
に例えばネオプレンゴムを配置した構成で,成形ロール
に散布されて成形材Pの表面に残っている成形油(水溶
性)を除去する。
【0008】この塗装装置は,成形材Pの表面に温水を
噴射して洗浄を行う高圧温水洗浄装置2と,成形材にそ
の周囲からエア−を吹き付けて成形材の表面の水分を除
去する水分除去装置3と,アルコールを配合した水系塗
料を成形材の表面に塗布する塗料塗布装置4と,前記塗
料塗布装置4に塗料を循環式で供給する塗料供給装置6
と,塗料の粘土・吐出量・圧力を調整して塗装膜厚の調
整を行う塗装膜厚調整装置7と,塗料を塗布された成形
材の表面にほぼ直角に整流の熱風を高速で吹き付ける高
速熱風式乾燥装置8とから構成されている。
【0009】前記高圧温水洗浄装置2は,成形材Pに付
着した成形油,金属イオン,塵埃等を取り除き,後述の
水系塗料と素地との密着性を向上させるためのものであ
り,図2にも示すように,温水タンク12内の水を下方
の加熱源により加温して例えば60〜70°Cに保ち,
この温水タンク12内の温水を5〜15kg/cm2
ポンプ13により圧送し,バルブ14により圧力を調整
して,ブース11内の温水噴射リング15より温水を成
形材に噴射する構成である。16はフィルタである。前
記温水噴射リング15は,図3(イ),(ロ)にも示す
ように,リング状のパイプの内周側の全周に多数の噴射
孔をあけた構成である。また,ブース11の入側の通過
穴17の内周にウレタン等を配置して,水が外部に飛散
するのを防止している。
【0010】前記水分除去装置3は,図2のように高圧
温水洗浄装置2に隣接するブース20を有し,このブー
ス20内に図4にも示すような環状パイプの内周に円周
方向のスリットを設けたスリットリング23を成形材を
囲むように配置し,このスリットリング23に圧縮空気
を供給して,そのエア−ナイフにより成形材に付着した
水を除去する構成である。また,ブース20の入側の通
過穴21および出側の通過穴22の内周には水切りをさ
らに確実にするためのフェルトを配置している。
【0011】前記塗料塗布装置4は,図5(イ)に示す
ように,塗装ブース25内にリング状のスプレ−26を
配置したスプレ−方式,図5(ロ)に示すように,塗装
ブース25内に浸漬槽27を配置した浸漬方式,図5
(ハ)に示すように,塗装ブース25内の成形材の上方
に,塗料を滴下する塗料滴下口28を配置した滴下方式
等の方式を採用することができる。なお,図1および図
6に示した塗料塗布装置4は,図5(イ)のスプレー方
式を想定している。また,塗装ブース25の前後の通過
穴29,30の周囲に成形材の断面形状に合わせたゴム
等を配置して極力密閉を図り,塗料特にその中のアルコ
ールが外部に漏れないようにし,また,余剰の塗料を絞
り取るようにしている。また,塗料タンク31は,塗装
ブース25内の底部に溜った塗料,塗装膜厚調整装置7
のブース31の底部に溜った塗料を自然流下で回収する
ように設けられている。また,塗料タンク31は収容し
た塗料の温度を調整して粘土を管理できるようにしてい
る。
【0012】前記塗料膜厚調整装置7は,同じく図6に
示すように,ブースを第1ブース37と第2ブース38
との二分割し,境界位置においてスリットリング39
(この構造は図4のものとほぼ同様)より圧縮空気を吹
き付けて,そのエアーナイフで塗装膜厚を調整する構成
である。また,通過穴35,36の内周に成形材断面形
状に合わせたフェルトを設けて,成形材の表面に塗布さ
れた余剰の塗料を絞り,回収して,前述の通り塗料タン
ク31に戻すようにしている。
【0013】前記高速熱風式乾燥装置8は,ブロア43
およびヒータ44を備え,断熱材41で囲んだ熱風炉4
2内に,その内周にリング状に設けた絞り傾斜面による
スリット状の吹き出し口45から熱風を吹き込む構成で
あり,この構成により成形材の表面にほぼ直角に整流の
高速熱風を吹き付けるようにしている。これは,成形材
の表面にほぼ直角に吹き付けられる整流の高速熱風によ
り,塗装膜上の空気の境界層を破壊して乱流を起こし,
これにより,塗料中のアルコールおよび水分の蒸発を促
進するためである。また,熱風の風速は,熱風炉の容
積,熱風炉の長さ,成形材の表面積,塗装膜厚,塗料中
のアルコールおよび水分の割合,気化熱による損失熱
量,熱風温度,成形材の成形速度,等の各条件より,適
切に決定する。詳細な条件は省略するが,例えば,熱風
温度=460°C,風量=0.98m3 /分,風速=4
00m/分,あるいは,熱風温度=200°C,風量=
3.0m3 /分,風速=1200m/分などである。ま
た,図示のようにブロア43の吸い込み口を熱風炉42
の前後に配置して,熱風炉42から排出される熱風を循
環させ,熱量を極力逃がさない構成としている。
【0014】上記の塗装装置による塗装工程を説明す
る。成形材Pは図1の左方から連続的に送られ,高圧温
水洗浄装置2において,5〜7kg/cm2 程度の圧力
で温水噴射リング15から噴射される60〜70°Cの
温水で洗浄されて,成形油,金属イオン,塵埃等が除去
される。次いで,水分除去装置3において,前後の通過
穴21,22における成形材断面形状に合わせたフェル
トにより,および,スリットリング23から吹き付けら
れる圧縮空気によるエア−ナイフにより水切りされる。
【0015】次いで,塗料塗布装置4において,成形材
はスプレー式,あるいは浸漬方式,あるいは滴下方式で
水系塗料を塗布される。本発明では,水系塗料として,
アルコールを配合した水系塗料(エマルジョン塗料)を
用いる。この水系塗料の配合の一例を重量%で示すと,
例えば,ウレタンエステル・エーテル系樹脂=11.0
%,非イオン系界面活性剤=0.7%,第二級アルコー
ル=25%,水道水=63.3%,消泡剤600ppm
である。アルコールは10%〜30%の範囲で配合す
る。このアルコールを配合した水系塗料では,水分とと
もにアルコールのバランスが変化し易いので,塗料タン
ク31内で塗料の温度を一定にして,常に塗料を適切な
粘土に管理する。また,塗料の成分を定期的にチエック
して塗料の成分調整を行う。
【0016】次いで,塗料膜厚調整装置7において,塗
料膜厚の調整が行われる。この塗料膜厚の調整は,主と
して,内部のスリットリング39から吹き付ける圧縮空
気によるエア−ナイフで行う。
【0017】次いで,成形材は高速熱風式乾燥装置8を
通過し,その間で高速熱風により塗料の乾燥が行われ
る。この乾燥工程における塗装膜の形成プロセスを説明
すると,熱風による水分蒸発に伴って粒子どうしが接近
し,融着し,これにより安定であったポリマ−中のアル
コキシシリル基が水と反応し,シラノ−ルを形成する。
そして,シラノ−ル基はさらに別のシラノ−ル基(ある
いは別のアルコキシシリル基)と反応してシロキサン架
橋を形成し,これにより塗装膜が形成される。
【0018】上記の乾燥工程すなわち塗装膜形成工程の
時間を短縮することは,いかに速く水分を蒸発させるか
という問題である。上述のアルコールを配合した水系塗
料を熱風で加熱した時,その熱エネルギによって塗料分
子に運動エネルギが与えられ水分等が蒸発するが,沸点
の低いアルコールが存在するので,低い温度でも塗料中
のアルコールが容易に蒸発し,かつ,その際の気化熱で
奪われる熱量も少なく,熱風の熱量が塗料中の水分の蒸
発に極めて有効に利用される。したがって,従来のアル
コール配合でない水系塗料の塗装に対して行う高周波加
熱や紫外線照射加熱や長時間の熱風乾燥等のような特に
高温の加熱あるいは長時間加熱を必要とせず,塗料中の
水分を短時間で蒸発させることが可能となる。これによ
り,ロール成形設備におけるインラインでの塗装が可能
となる。また,上記の乾燥工程では,成形材を熱風に通
す時間が短いので,従来の高周波加熱による乾燥方式の
ように,成形材の温度が80°C以上になることはな
く,したがって,成形材に熱変形が生じるような問題は
生じない。
【0019】なお,本発明の対象とする成形材は,丸鋼
管に限らず,軽量形鋼その他任意である。要するに,ロ
ール成形設備においてインラインで塗装する場合に適用
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明では,使用する塗料としてアルコ
ールを配合した水系塗料を用いており,そして,そのよ
うな配合の水系塗料の特性を効果的に利用するために,
高速熱風を吹き付けるという乾燥方法を採用している。
このような配合の水系塗料を熱風で加熱した時,その熱
エネルギによって塗料分子に運動エネルギが与えられ水
分等が蒸発するが,沸点の低いアルコールが存在するの
で,低い温度でも塗料中のアルコールが容易に蒸発し,
かつ,その際の気化熱で奪われる熱量も少なく,熱風の
熱量が塗料中の水分の蒸発に極めて有効に利用される。
したがって,従来のアルコール配合でない水系塗料の塗
装に対して行う高周波加熱や紫外線照射加熱や長時間の
熱風乾燥等のような特に高温の加熱あるいは長時間加熱
を必要とせず,塗料中の水分を短時間で蒸発させること
が可能となる。また,熱風を高速で吹き付けるから,そ
の高速の空気流により塗装膜表面の気圧が下がり,塗料
中のアルコールおよび水の沸点が下がる。特にアルコー
ルの沸点の低下が著しくアルコールが迅速に蒸発するの
で,この点でも塗料中の水分を短時間で蒸発させること
が可能となる。このようにアルコールの存在が水分の蒸
発を極めて効果的に促進するので,成形材に塗布した塗
料を短時間に乾燥させることが可能となり,これによ
り,ロール成形設備におけるインラインでの塗装が可能
となった。
【0021】さらに,本発明の塗装方法においては,塗
料の迅速な乾燥のために,アルコールと水分を蒸発させ
るための気化熱相当分の熱量は最小限必要であるが,成
形材自体を特に高温に加熱する必要はなく,成形材は常
温に近い程度で済むので,成形材に加熱による変形が生
じるなどの問題は発生しない。また,長時間の加熱が不
要であるから,移動する成形材に対して長い乾燥時間を
確保するための長い乾燥炉を設備する等の大規模な加熱
設備は不要であり,設備がコンパクトにかつ安くなり,
さらに,ランニングコストも低減できるという効果が得
られる。
【0022】また,錆を防止するために防錆油を塗布す
る対策のように,防錆油が撒き散らされて工場内を汚し
てまう等の問題や,後工程の脱脂・酸洗工程でコストが
高くなる問題は生じない。
【0023】請求項2によれば,温水を用いて成形材を
洗浄するので,成形材が温水により加温されて,塗料塗
布後の塗料中のアルコールおよび水分の蒸発が促進さ
れ,この点でも塗料の乾燥時間の短縮化が図られる。
【0024】請求項3によれば,整流の熱風を成形材の
表面に直角に吹き付けるので,塗装膜上の空気の境界層
を破壊して,乱流を起こすことができ,これにより,塗
料中のアルコールおよび水分の蒸発が促進され,この点
でも,塗料の乾燥時間の短縮化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の成形材の塗装装置の全体構
成図である。
【図2】図1における高圧温水洗浄装置および水分除去
装置の部分の詳細構成図である。
【図3】(イ)は図2における高圧温水洗浄装置の温水
噴射部の拡大図,(ロ)は(イ)の右側面図である。
【図4】図2における水分除去装置のエア−吹き付け部
の拡大した正面図である。
【図5】図1における塗料塗布装置の実施例を示すもの
で,(イ)はスプレー方式の塗料塗布装置の構成図,
(ロ)は浸漬方式の塗料塗布装置の構成図,(ハ)は滴
下方式の塗料塗布装置の構成図である。
【図6】図1における塗装膜厚調整装置の詳細構成図で
ある。
【図7】図1における高速熱風式乾燥装置の詳細構成図
である。
【図8】図7の高速熱風式乾燥装置における熱風吹き出
し部の詳細構成図である。
【符号の説明】
2 高圧温水洗浄装置 3 水分除去装置 4 塗料塗布装置 6 塗料塗布装置 7 塗料膜厚調整装置 8 高速熱風式乾燥装置 12 温水タンク 15 温水噴射リング 17 通過穴 20 ブース 21,23 通過穴 23 スリットリング 25 塗装ブース 26 リング状スプレ− 27 浸漬槽 28 塗料滴下管 29,30 通過穴 31 塗料タンク 37 第1のブース 38 第2のブース 41 断熱材 42 熱風炉 43 ブロア 44 ヒータ 45 吹き出し口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール成形機から連続的に送られてくる
    成形材の表面の塗装を行う成形材の塗装方法であって,
    成形材の表面に水を噴射して表面の洗浄を行う洗浄工程
    と,成形材の表面に付着した水を除去する水分除去工程
    と,アルコールを配合した水系塗料を成形材に塗布する
    塗料塗布工程と,塗料を塗布された成形材の表面に熱風
    を高速で吹き付ける高速熱風式乾燥工程とからなること
    を特徴とする成形材の塗装方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄工程において,成形材の表面に
    50〜80°Cの温水を4kg/cm2 以上の高圧で噴
    射して成形材の洗浄を行うことを特徴とする請求項1記
    載の成形材の塗装方法。
  3. 【請求項3】 前記高速熱風式乾燥工程において,成形
    材の表面にほぼ直角に整流の高速熱風を吹き付けること
    を特徴とする請求項1記載の成形材の塗装方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の成形材の塗装方法を実施する
    ための成形材の塗装装置であって,ロール成形機から連
    続的に送られてくる成形材に50〜70°Cの温水を4
    kg/cm2 以上の高圧で噴射して洗浄を行う高圧温水
    洗浄装置と,成形材にその周囲からエア−を吹き付けて
    成形材の表面の水分を除去する水分除去装置と,アルコ
    ールを配合した水系塗料を成形材の表面に塗布する塗料
    塗布装置と,前記塗料塗布装置に塗料を循環式で供給す
    る塗料供給装置と,塗料の粘土・吐出量・圧力を調整し
    て塗装膜厚の調整を行う塗装膜厚調整装置と,塗料を塗
    布された成形材の表面にほぼ直角に整流の熱風を高速で
    吹き付ける高速熱風式乾燥装置とを備えたことを特徴と
    する成形材の塗装装置。
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