JPH09192476A - 調合装置の液剤供給機構 - Google Patents

調合装置の液剤供給機構

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JPH09192476A
JPH09192476A JP491496A JP491496A JPH09192476A JP H09192476 A JPH09192476 A JP H09192476A JP 491496 A JP491496 A JP 491496A JP 491496 A JP491496 A JP 491496A JP H09192476 A JPH09192476 A JP H09192476A
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清 吉田
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慎治 矢田
Kyuji Kitabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種の液剤の中に硬化剤や粘度の大きい物
質が含まれている場合でも、液剤の吐出口における固結
閉塞を効果的に防止できる調合装置の液剤供給機構を提
供すること。 【解決手段】 溶剤M1 および複数種の液剤M2 ・M3
・・・・Mn を各別に供給する複数の吐出口11 ・12 ・・・・
n と;これら吐出口のうち前記溶剤M1 を吐出する吐
出口11 に装着された液分配機構であって、其処から他
の液剤の吐出口に向けて溶剤M1 を分岐して噴射するこ
とによって、前記液剤の吐出口を溶剤M1にて洗浄する
溶洗手段2とを液剤供給機構に採用した。 【効果】 液剤の固化等による吐出口閉塞を効果的に防
止できるので、液剤供給における作業能率を大幅に向上
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調合装置の液剤供
給機構、更に詳しくは、容器内に供給する複数種の液剤
の吐出口の閉塞を効果的に防止し、かつ、その液剤の容
器外への飛散を簡単な構造で確実に防止すると共に、調
合すべき液剤の計量ミスを防止して一連の液剤供給作業
をスムーズかつ確実に行うことができる調合装置の液剤
供給機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、ラミネート加工やコーテ
ィング加工、注入成形におけるキャスティング・レジン
(casting resin) 、印刷インクなどの調製加工プロセス
には、複数の工程がある。例えば、複数種の液剤(合成
樹脂液、希釈液、硬化剤など)を所要量ずつ計量しなが
ら容器に供給する工程、この容器に供給された各液剤を
混合攪拌して調合液を調製する工程、調製された調合液
を取り出して別の容器に移送する工程などがある。
【0003】ところで、このような複数の工程を経て所
望の調合液を得るには多大な労力と時間がかかり、多数
の人員を投入する必要があった。そこで、本件出願人は
嘗て特開平7-178334号公報に示す「自動調液攪拌装置」
を提案して、複数種の液剤から必要とする調合液を一貫
して自動的に得ることに成功した。これにより、上記の
如き調製加工プロセスに要する人員を大幅に削減するこ
とができ、作業能率を飛躍的にアップすることが可能と
なったのである。
【0004】このように調製加工プロセス全体としては
作業能率が大幅に向上したのであるが、この作業を個別
的に見ると各工程においては、改善すべき点がまだ存在
し、特に調合液や原液などの液剤を供給する工程では次
のような問題があった。
【0005】調合すべき複数種の液剤の中に硬化剤や粘
度の大きい物質が含まれている場合には、液剤を容器内
に吐出するノズルなどの吐出口に付着した液剤が固まり
堆積し易い。そして、この吐出口に堆積した固形物が大
きくなると、液剤がスムーズに吐出されなくなり、遂に
はその堆積物が吐出口を塞いでしまい、一連の調合作業
がストップしてしまうという事態が生じることになる。
このような傾向は、硬化剤が含まれている場合に特に甚
だしく、液剤を容器内に吐出したときに硬化剤を含有す
る液剤が液面に当たって跳ね返り吐出口に付着すると、
時間の経過と共に硬化剤の反応が進んで付着した液剤が
固化する。例えば、硬化剤としてポリイソシアネートを
使用した場合、これが有するイソシアネート基(RNC
O基)は非常に反応性が高いため、ポリイソシアネート
は空気と接触すると室温で反応を起こして硬化する。よ
って、粘度の小さい液剤でも含有される硬化剤により吐
出口を閉塞する一因になってしまうのである。このよう
な吐出口の閉塞を防止するためには、今のところ液剤の
吐出口の洗浄を頻繁に行うしかないのが実情であった。
そのため、調合作業以外のメンテナンス作業に多くの手
間がかかり、作業能率が非常に悪かった。
【0006】また、従来の有底筒形の容器においては、
この容器の上方から液剤を吐出したときに、液剤が液面
や容器内壁面に当たって跳ね返り、容器の上方から容器
外へ飛び出してしまうという問題があった。このような
液跳ねが生じると、容器外へ飛び出した分だけ液剤を補
充してやらねばならず、原料コストが増大する上に、飛
び出た液剤が容器外の装置に付着してその装置を汚損す
る原因にもなったのである。そこで、このような液剤の
容器外への飛散を防止するには、液剤を供給するための
吐出口を設けた蓋を容器の上面に密着させればよい。
【0007】ところが、この密着式蓋にあっては、液剤
を供給した後の混合攪拌工程で容器を回転させる攪拌方
式を採用できないという問題があった。つまり、容器を
回転させると、この容器に密着された蓋も共に回転し、
この蓋の吐出口に接続された液送管が捻じれて壊れてし
まうため、容器回転型の攪拌方式は構造上採用できない
のである。液剤の混合攪拌方式には大別すると、容器内
に入れた攪拌板を静止した状態で容器を回転させる容器
回転方式と、容器を静止した状態で攪拌板を容器内で移
動させる攪拌板移動方式とがあり、何れの方式もそれぞ
れメリットがあるため、用途に応じて双方の攪拌方式を
使い分けられることが望ましい。前述のように一方の攪
拌方式、すなわち容器回転型の攪拌方式を採用できない
ことは不便であった。
【0008】そこで、容器を回転できるようにするため
には、密着式蓋でなく容器に接触しない非接触式蓋を使
用すればよい。この非接触式蓋と容器上面との隙間がで
きるだけ小さくなるように当該蓋を容器の上方に支持す
れば、液剤の容器外への飛散は最小限に抑えることがで
きるであろう。しかしながら、如何に隙間を狭くしたと
しても、液面や容器内壁面に当たった液剤はあらゆる方
向に跳ね返るため、その隙間から液剤が容器外へ飛び出
ることを完全に防止することは困難である。しかも、隙
間ができるだけ小さくなるように蓋を支持するには、高
精度の位置決め手段を有する設備が必要になるため、技
術上の困難を伴ううえにコストも嵩むことになる。
【0009】さらに、液剤供給工程においては、所要量
の液剤を容器内へ正確に供給するために、容器の下方に
設置された電子天秤で液剤の重量を計量しながら液剤供
給を行っているが、その供給の際に容器とこの容器が載
置されている電子天秤との位置関係がずれて計量ミスが
生じるという問題があった。電子天秤では通常、被計量
物である容器を数箇所の点接触により支持して計量して
おり、この点接触位置が種々の要因(例えば、容器内に
吐出された液剤が液面を叩きつける際に生じる容器の振
動等)によりずれると、電子天秤に対する被計量物の重
心位置がずれて液剤の正確な計量が行えないのである。
このような位置ずれによる計量ミスが生じると、容器内
に供給された複数種の各液剤の混合比が変わって所要の
調合液が得られず、不良品が発生する原因になった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、調合すべき
複数種の液剤を容器内に供給する場合の従来技術に前述
の如き問題があったことに鑑みて為されたものであり、
複数種の液剤の中に硬化剤や粘度の大きい物質が含まれ
ている場合でも、液剤の吐出口における固結閉塞を効果
的に防止することができる調合装置の液剤供給機構を提
供することを目的としたものである。
【0011】また要すれば、本発明は、容器回転型の攪
拌方式において、容器内に供給される液剤の容器外への
飛散を簡単な構造で確実に防止することができる調合装
置の液剤供給機構を提供することを目的としたものであ
る。
【0012】さらに要すれば、本発明は、液剤を供給す
べき容器と電子天秤との位置ずれを確実に防止して所要
量の液剤を容器内へ正確に供給することができる調合装
置の液剤供給機構を提供することを目的としたものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記技術的課
題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照し
て説明すれば、次のとおりである。
【0014】即ち、本発明は、溶剤M1 および複数種の
液剤M2 ・M3 ・・・・Mn を各別に供給する複数の吐出口
1 ・12 ・・・・1n と;これら吐出口のうち前記溶剤M
1 を吐出する吐出口11 に装着された液分配機構であっ
て、其処から他の液剤の吐出口に向けて溶剤M1 を分岐
して噴射することによって、前記液剤の吐出口を溶剤M
1 にて洗浄する溶洗手段2とを液剤供給機構に採用し、
また要すれば、前記各吐出口から供給される前記溶剤お
よび各液剤を収容する器体であって、この器体の上部内
周に内側へ持出形成された内鍔部31を有する容器3と;
この容器3の内鍔部31に離間状態に配設された蓋体であ
って、この蓋体の裏面に周状に垂設された囲鍔部41が前
記内鍔部31の上方位置に対向的に配置された非接触式カ
バー4と;このカバー4を支持して昇降させるカバー昇
降手段5とを付加し、さらに要すれば、容器3の裏面ま
たはこの容器3を回転させるターンテーブル6の裏面に
嵌合溝61を刻設し、この嵌合溝61に嵌合するごとく複数
の荷重ピン71・71・・・・を電子天秤7に設けるという技術
的手段を付加することによって、上記課題を解決した点
に特徴がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添附図面に示す実
施形態に基いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発
明の第1実施形態装置の内部構造を示した機構説明図、
図2は図1の溶洗手段2の拡大断面図、図3は本発明の
第2実施形態装置の内部構造を示した機構説明図、図4
は図3の溶洗手段2の拡大平面図、図5は本発明の第3
実施形態装置の溶洗手段2の拡大斜視図、図6は第3実
施形態装置の溶洗手段2の拡大断面図、図7は第1実施
形態装置の非接触式カバー4の下降状態を示した機構説
明図、図8は第1実施形態装置の非接触式カバー4の上
昇状態を示した機構説明図、図9は第1実施形態装置の
容器3および非接触式カバー4の拡大斜視図、図10は第
1実施形態装置のターンテーブル6の拡大底面図、図11
は第1実施形態装置の作業台Wの拡大平面図、図12は本
発明の第1実施形態装置の全体的構成を示した概略説明
図である。
【0016】まず、本発明の第1実施形態装置における
液剤の吐出口閉塞防止機構を図1および図2に基いて説
明する。図1において、符号11 ・12 ・13 で指示す
るものは3種類の液剤M1 ・M2 ・M3 を容器3内に各
別に供給する3つの吐出口であり、金属製のノズルで形
成してある。これら吐出口11 ・12 ・13 の各ノズル
は後述の非接触式カバー4に穿設した開口部に挿着して
あり、このカバー4は容器3の上方位置に配置してあ
る。前記吐出口の各ノズルの上部にはバルブV1・V2
・V3 が各々配設してあり、これらバルブを開くと、液
剤が吐出口から容器3内に供給される。第1実施形態装
置においては、第1液剤M1 として溶剤(酢酸エチ
ル)、第2液剤M2 として硬化剤(ポリイソシアネー
ト)、第3液剤M 3 として主剤(ポリエステル系樹脂)
を使用しており、これら液剤を混合攪拌して調合液を調
製している。また、バルブとしては電磁バルブを使用し
ている。
【0017】符号2で指示するものは前記液剤の中の溶
剤M1 を利用して前記吐出口を洗浄するための溶洗手段
であり、溶剤M1 を吐出する吐出口11 に装着してあ
る。この溶洗手段2は容器3内に供給すべき溶剤M1
分配して洗浄すべき吐出口に噴射する機構で、第1実施
形態では、分岐式液分配機構2aを採用している。この
分岐式液分配機構2aは、吐出口11 の下方から洗浄す
べき吐出口12 のノズル先端近傍まで伸長している分流
管21aと、この分流管21aの吐出口11 側端部から持ち
出された樋形の持出部22aと、吐出口11 に装着される
本流管23aと、この本流管23aから斜めに持ち出された
金属製の傾斜受部24aとから成る。
【0018】上記の如き液分配機構2aによって、吐出
口11 から下方に向けて吐出された溶剤M1 は本流管23
aを通って傾斜受部24aに当たって容器3内に供給され
ると同時に、当該溶剤M1 が持出部22aの端部に当たっ
て溶剤M1 の一部が分流管21aの方向に分配され、分配
された溶剤M1 は分流管21aを通って吐出口12 のノズ
ル先端部に向けて噴射される。そして、噴射された溶剤
1 により前記吐出口12 のノズル先端部が洗浄され
て、吐出口12 は常に清浄であるので、硬化剤を含んだ
液剤を吐出したとしても硬化剤が固結することがなく、
吐出口12 の閉塞という事態を防止することが可能とな
る。また、第1実施形態においては、溶剤M1 を本流管
23aから下方に直接吐出せずに、一旦傾斜受部24aに当
ててから容器3内に供給している。これにより、吐出口
1 から吐出された溶剤M1 の流速が減速されるので、
電気二重層による流動電流の発生も少なく、また溶剤M
1 が液面に当たった際の液跳ねを小さくすることがで
き、さらに、傾斜受部24aは金属にて作製されているの
で、流動電流が逃げ易く、溶剤M1 による静電気スパー
ク事故を防止することができる。
【0019】このように、目的とする調合液Fを調製す
るための材料の一つである溶剤M1を容器3内へ単に供
給するだけでなく、溶剤M1 自体が有する洗浄作用を巧
みに利用しているのである。第1実施形態の調合作業に
おいては、主剤M3 、硬化剤M2 、溶剤M1 の順番で各
吐出口から容器3内に吐出して調合液Fを調製してお
り、最後に吐出する溶剤M1 の一部の吐出方向を変えて
硬化剤M2 用の吐出口1 2 に向けることにより前記吐出
口12 を洗浄している。このように溶剤M1 を最後に供
給しているので、その前の液剤供給により吐出口12
傍に付着していた液剤を綺麗に洗い流した状態で1回分
の調合液Fを調製する作業を終了することになる。よっ
て、毎回の調合作業ごとに吐出口12 が自動的に洗浄さ
れるので、従来必要であった人海戦術的な面倒な洗浄作
業が軽減され、そして、吐出口12に付着した液剤の固
化等による吐出口閉塞も効果的に防止でき、作業能率を
大幅に向上することが可能となる。また、第1実施形態
においては、硬化剤M2 用の吐出口12 にのみ溶剤M1
を噴射しているけれども、溶剤M1 をさらに分岐して主
剤M3 用の吐出口13 に噴射することも当然可能であ
り、必要に応じて分岐式液分配機構2aの構造を変更し
てやればよい。
【0020】つぎに、本発明の第2実施形態装置におけ
る液剤の吐出口閉塞防止機構を図3および図4に基いて
説明する。第2実施形態装置においては、溶洗手段2の
みが第1実施形態装置と異なり、この溶洗手段2として
回転ノズル式液分配機構2bを採用している。この回転
ノズル式液分配機構2bは、溶剤M1 が放射状に噴射さ
れる4本のL字形ノズル21b・21b・21b・21bと、こ
れら各ノズル21bが連通状態に突設された有底筒形の回
転体22bと、吐出口11 に装着される軸管23bとから成
る。そして、前記回転体22bは軸管23bの下部に回転可
能に取り付けてある。また、4本のノズル21bのうち2
本は水平方向に突設され、残りの2本のノズル21bは上
方斜め45度方向に突設されている。これら各ノズル21
bを突設する方向には特に制約はないが、少なくとも1
本のノズル21bは洗浄すべき吐出口の方向に向けて突設
されていることが望ましい。
【0021】このように構成された回転ノズル式液分配
機構2bによって、吐出口11 から下方に吐出された溶
剤M1 は、軸管23bの内部を通って有底筒形の回転体22
bの内底面に当たり、其処から4本の各L字形ノズル21
bを通って放射状に噴射されると、この噴射力により回
転体22bが回転し、前記各L字形ノズル21bから噴射さ
れた溶剤M1 はスプリンクラーで散水する如く飛び散る
ことになる。よって、飛散した溶剤M1 の一部が吐出口
2 および吐出口13 に当たって当該吐出口が洗浄され
るだけでなく、その溶剤M1 の一部が容器3の内壁面に
も当たってその内壁面も同時に洗浄される。そのため、
定期的な洗浄を必要とする容器3のメンテナンス作業を
従来よりも頻繁に行わなくても、容器3の内部を長期間
に亙って清浄な状態に保つことが可能となる。また、回
転体22bの駆動源としてモーター等を用いて回転体22b
を回転させてもよい。
【0022】また、本発明の第3実施形態装置における
液剤の吐出口閉塞防止機構を図5および図6に基いて説
明する。第3実施形態装置においては、溶洗手段2のみ
が第1実施形態装置と異なり、この溶洗手段2として回
転筒式液分配機構2cを採用している。この回転筒式液
分配機構2cは、吐出口11 から下方に吐出される溶剤
1 の一部を半径方向に噴出させる管体であって、漏斗
状のオリフィス部22cを有し、かつ、半径方向に貫通し
た複数の噴出孔23c・23c・・・・を有する軸管21cと、こ
の軸管21cの噴出孔23c・23c・・・・から半径方向に噴出
する溶剤M1 の噴射方向を変える回転体であって、内周
面に放物線状の傾斜部25c・25cが上下対称に形成さ
れ、これら傾斜部25c・25cにはインボリュート状曲線
を成して外方へ抜けるタービン溝26c・26cが刻設され
た回転筒体24cとを組合せて構成されている。そして、
この回転筒体24cの筒内に前記軸管21cを通し、回転筒
体24cが滑り落ちないよう2個のスナップリング27c・
27cを回転筒体24cの上下方向から挟み込むようにして
軸管21cに取り付けることにより、回転筒体24cは軸管
21cの回りに回転自在に嵌合してある。この嵌合位置
は、軸管21cに形成した噴出孔23c・23c・・・・から噴出
する溶剤M1 が回転筒体24cの傾斜部25cに当たる位置
となっている。また、軸管21cの上端は吐出口11 のノ
ズル先端部に装着してある。
【0023】上記の如き回転筒式液分配機構2cにおい
ては、吐出口11 から吐出された溶剤M1 が軸管21cの
上部から流入し管内を通って下部のオリフィス部22cか
ら流出するときに、オリフィス部22cの口径は上部の口
径よりも小さいので、溶剤M 1 が管内で圧力が加わった
状態になり、この加圧された溶剤M1 が軸管21cの噴出
孔23c・23c・・・・から半径方向に噴出する。そして、噴
出した溶剤M1 は回転筒体24cの傾斜部25cおよびター
ビン溝26cに当たり、このうちタービン溝26cに当たっ
た溶剤M1 によって傾斜部25cに対する押圧力のバラン
スが崩れて、回転筒体24cには回転力が生じ、恰も水車
の如く回転されることになる。そして、回転する回転筒
体24cの傾斜部25cに当たり、タービン溝26cから噴出
する溶剤M1 は回転慣性の作用によって四方八方に飛び
散り、飛散した溶剤M1 は吐出口12 および吐出口13
に当たって当該吐出口を洗浄することになるのである。
【0024】つぎに、本発明の第1実施形態装置におけ
る液剤の容器外飛散防止機構を図7〜図9に基いて説明
する。図中、符号3で指示するものは前記吐出口11
2・13 から供給される前記液剤M1 ・M2 ・M3
収容する有底円筒形の容器であり、この容器3の上部内
周には内鍔部31が内側へ持出形成してある。符号4で指
示するものは前記容器3と離間状態に配設された非接触
式カバーであり、この非接触式カバー4の裏面には円筒
形の囲鍔部41が周状に垂設してある。そして、この囲鍔
部41が前記内鍔部31の上方位置に対向的に配置してあ
る。符号5で指示するものは前記カバー4を支持して昇
降させるカバー昇降手段である。このカバー昇降手段5
により支持されたカバー4は容器3と非接触状態に配設
してあるので、容器3内に挿入された攪拌機Sを回転さ
せて液剤を混合攪拌する方式だけでなく、容器3を回転
させて混合攪拌する方式を採用することも可能となる。
【0025】ところが、従来の非接触式カバーでは、こ
のカバーと容器との隙間から液剤が飛び跳ねて容器外へ
飛散してしまうという問題があった。この問題を上記の
非接触式カバー4では見事に解決しているのである。図
7に示すように、容器3の内鍔部31と非接触式カバー4
の囲鍔部41とにより、各吐出口から下方に吐出された各
液剤が液面に当たって容器3とカバー4との隙間Gの方
向に跳ね返ったとしても、液剤が容器3の外へ飛び出る
ことはないのである。すなわち、囲鍔部41が内鍔部31の
先端部よりも容器3の内壁方向に入った上方位置に離間
して交差状に配置してあるので、これら内鍔部31と囲鍔
部41とが成す隙間Gに跳ね返った液剤が入り込むことは
角度的に殆ど有り得ず、たとえ液剤が略水平方向から跳
ね返ってきて隙間Gに入り込んだとしても、容器3の内
壁面に当たった液剤は水平方向に跳ね返るだけであり、
容器3の外へ飛び出ることはない。このように容器3と
カバー4にそれぞれ鍔部を設けて交差状態に配設するだ
けで、容器とカバーとの隙間を極限まで狭くするという
高度な位置決めを行わなくとも、液剤の容器外飛散を確
実に防止することが可能となったのである。
【0026】また、非接触式カバー4を支持するカバー
昇降手段5は、カバー4に連結された2つの連結部51・
51と、これら連結部51・51を介してカバー4を支持する
門形の支持部52と、この門形支持部52の脚部に配設され
た2つのシリンダ本体53・53と、前記支持部52を介して
カバー4を昇降させる昇降ロッド54・54とから構成して
ある。このカバー昇降手段5により、図8に示すよう
に、カバー4を持ち上げることができるため、容器3を
取り外して洗浄等のメンテナンス作業が行い易くなり、
作業能率が向上する。また、シリンダ本体53としては、
エアシリンダや油圧シリンダを使用可能である。
【0027】最後に、本発明の第1実施形態装置におけ
る液剤の計量ミス防止機構を図10〜図12に基いて説明す
る。図中、符号6で指示するものは容器3内に供給され
た液剤を混合攪拌するために容器3を回転させる円形の
ターンテーブルである。符号7で指示するものは容器3
内の液剤の重量を測定する電子天秤であり、3本の荷重
ピン71・71・71と計量ロードセル72とから成る。前記タ
ーンテーブル6の上面には容器3を嵌め込み載置するた
めの浅い円形の凹部が刻設してあり、ターンテーブル6
の裏面には、図10に示すように、円形のターンテーブル
6と同心円の嵌合溝61がV字状に刻設してある。そし
て、このV字状嵌合溝61には、図11に示す3本の荷重ピ
ン71・71・71が嵌合される。これら3本の荷重ピン71・
71・71が成す三角形の重心がターンテーブル6の重心で
ある中心と一致するよう前記荷重ピン71・71・71は作業
台W上に配置してある。
【0028】上記の如き嵌合溝61と荷重ピン71・71・71
との嵌合により、容器3内に吐出された液剤が液面に当
たる衝撃によってターンテーブル6が振動しても、この
ターンテーブル6の位置が水平方向にずれることはな
い。よって、液剤を収容する容器3が載置されたターン
テーブル6の重心と3本の荷重ピン71・71・71の重心と
が一致している状態を維持できるので、その重心の下方
位置に配設された計量ロードセル72により容器3内の液
剤の重量を正確に測定することが可能となる。
【0029】図12に示すように、コントローラー8を用
いて、電子天秤7の計量ロードセル72から送致される重
量信号に基いて演算処理して容器3内の液重量を算出し
ながら、この液重量値に基いて各吐出口11 ・12 ・1
3 に接続されたポンプP1 ・P2 ・P3 およびバルブV
1 ・V2 ・V3 を制御して所要量の液剤M1 ・M2 ・M
3 を容器3内に供給している。また、前記コントローラ
ー8は、ターンテーブル6を計量時には下降させ、回転
時には上昇させるターンテーブル昇降機T、ターンテー
ブル6を回転駆動するモーター64、非接触式カバー4を
昇降させるカバー昇降手段5などの制御も行っている。
【0030】以上のように、本実施形態においては、液
剤の吐出口閉塞防止機構、液剤の容器外飛散防止機構お
よび液剤の計量ミス防止機構が調合装置に提供されてお
り、これら3つの防止機構が相乗的に作用して一連の液
剤供給作業をよりスムーズにかつ確実に行うことができ
る。よって、液剤供給における作業能率を大幅に向上す
ることが可能となる。
【0031】本発明の実施形態は概ね上記のとおりであ
るが、本発明は前述の実施形態に限定されるものでは決
してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の
変更が可能であって、例えば、本実施形態においては溶
剤M1 を吐出する吐出口11に溶洗手段2を装着してい
るけれども、溶洗手段2を別個に設けなくても、溶剤M
1 用吐出口11 自体の形状を変えて溶洗手段2が有する
洗浄機能を持たせることも可能であり、また、容器3を
回転させるターンテーブル6を使用しない場合には、容
器3の裏面に嵌合溝を刻設して容器3の位置ずれを防止
することも可能であり、これら何れの変更態様も本発明
の技術的範囲に属することはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明にあっては、調合すべき複数種の液剤の中の溶剤
を液剤の吐出口に向けて噴射することにより吐出口を洗
浄しているので、液剤の中に硬化剤や粘度の大きい物質
が含まれている場合でも、吐出口に付着した液剤が硬化
して堆積することはなく、液剤の吐出口の閉塞を効果的
に防止することができる。
【0033】また、本発明においては、容器とこの容器
のカバーとにそれぞれ鍔部を設けてこれら鍔部を離間状
態に交差して配設しておく場合には、容器とカバーとが
接触しない容器回転型の攪拌方式でも、容器内に供給さ
れる液剤の容器外への飛散を簡単な構造で確実に防止す
ることができる。
【0034】さらに、本発明においては、必要に応じ、
液剤を有する被計量体の裏面に刻設した嵌合溝に電子天
秤の荷重ピンを嵌合させるという機構も用意しているの
で、被計量体と電子天秤との位置ずれがなくなり、液剤
の計量ミスを防止することができる。よって、上記の如
き多数の効果を奏し、液剤の調合を必要とする業界にお
いて実用価値は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態装置の内部構造を示した
機構説明図である。
【図2】図1の溶洗手段2の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態装置の内部構造を示した
機構説明図である。
【図4】図3の溶洗手段2の拡大平面図である。
【図5】本発明の第3実施形態装置の溶洗手段2の拡大
斜視図である。
【図6】第3実施形態装置の溶洗手段2の拡大断面図で
ある。
【図7】第1実施形態装置の非接触式カバー4の下降状
態を示す機構説明図である。
【図8】第1実施形態装置の非接触式カバー4の上昇状
態を示す機構説明図である。
【図9】第1実施形態装置の容器3および非接触式カバ
ー4の拡大斜視図である。
【図10】第1実施形態装置のターンテーブル6の拡大底
面図である。
【図11】第1実施形態装置の作業台Wの拡大平面図であ
る。
【図12】本発明の第1実施形態装置の全体的構成を示し
た概略説明図である。
【符号の説明】
1 吐出口 2 溶洗手段 2a 分岐式液分配機構 21a 分流管 22a 持出部 23a 本流管 24a 傾斜受部 2b 回転ノズル式液分配機構 21b ノズル 22b 回転体 23b 軸管 2c 回転筒式液分配機構 21c 軸管 22c オリフィス部 23c 噴出孔 24c 回転筒体 25c 傾斜部 26c タービン溝 27c スナップリング 3 容器 31 内鍔部 4 非接触式カバー 41 囲鍔部 5 カバー昇降手段 51 連結部 52 支持部 53 シリンダ本体 54 昇降ロッド 6 ターンテーブル 61 嵌合溝 62 軸受部 63 枢支軸 64 モーター 7 電子天秤 71 荷重ピン 72 計量ロードセル 8 コントローラー M 液剤 M1 溶剤 F 調合液 V バルブ P ポンプ S 攪拌機 T ターンテーブル昇降機 W 作業台 G 隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶剤M1 および複数種の液剤M2 ・M3
    ・・・・Mn を容器3内に各別に供給する複数の吐出口11
    ・12 ・・・・1n と;これら吐出口のうち前記溶剤M1
    吐出する吐出口11 に装着された液分配機構であって、
    其処から他の液剤の吐出口に向けて溶剤M1 を分岐して
    噴射することによって、前記液剤の吐出口を溶剤M1
    て洗浄する溶洗手段2とを含むことを特徴とする調合装
    置の液剤供給機構。
  2. 【請求項2】 溶剤M1 および複数種の液剤M2 ・M3
    ・・・・Mn を各別に供給する複数の吐出口11 ・12 ・・・・
    n と;これら吐出口のうち前記溶剤M1 を吐出する吐
    出口11 に装着された液分配機構であって、其処から他
    の液剤の吐出口に向けて溶剤M1 を分岐して噴射するこ
    とによって、前記液剤の吐出口を溶剤M1 にて洗浄する
    溶洗手段2と;前記各吐出口から供給される前記溶剤お
    よび各液剤を収容する器体であって、この器体の上部内
    周に内側へ持出形成された内鍔部31を有する容器3と;
    この容器3の内鍔部31に離間状態に配設された蓋体であ
    って、この蓋体の裏面に周状に垂設された囲鍔部41が前
    記内鍔部31の上方位置に対向的に配置された非接触式カ
    バー4と;このカバー4を支持して昇降させるカバー昇
    降手段5とを含むことを特徴とする調合装置の液剤供給
    機構。
  3. 【請求項3】 容器3の裏面またはこの容器3を回転さ
    せるターンテーブル6の裏面に嵌合溝61が刻設され、こ
    の嵌合溝61に嵌合するごとく複数の荷重ピン71・71・・・・
    が電子天秤7に設けられている請求項1または2記載
    の、調合装置の液剤供給機構。
  4. 【請求項4】 溶洗手段2が分岐式液分配機構2aであ
    り、この液分配機構2aには少なくとも1本の分流管21
    a・21a・・・・が設けられており、これら各分流管21aが
    洗浄すべき各吐出口の近傍まで伸長している請求項1〜
    3の何れか一つに記載の、調合装置の液剤供給機構。
  5. 【請求項5】 溶洗手段2が回転ノズル式液分配機構2
    bであり、この液分配機構2bには少なくとも1本のノ
    ズル21b・21b・・・・が設けられており、これら各ノズル
    21bから噴射される溶剤M1 が回転運動によって放射状
    に飛散する請求項1〜3の何れか一つに記載の、調合装
    置の液剤供給機構。
  6. 【請求項6】 溶洗手段2が回転筒式液分配機構2cで
    あり、この液分配機構2cは、漏斗状のオリフィス部22
    cを有し、かつ、半径方向に貫通した複数の噴出孔23c
    ・23c・・・・を有する軸管21cと;この軸管21cの回りに
    回転自在に嵌合され、かつ、タービン溝26cを有する回
    転筒体24cとから成り、前記噴出孔23c・23c・・・・から
    噴射される溶剤M1 が回転筒体24cの前記タービン溝26
    cから噴出する際に生起される回転運動によって放射状
    に飛散する請求項1〜3の何れか一つに記載の、調合装
    置の液剤供給機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144068A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Ube Industries Ltd 無閉塞ノズルとこれを利用した固体生成物の製造方法
JP2014140819A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Sanwa Kiko Kk ミキサー

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