JPH09191623A - アキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ - Google Patents

アキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ

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JPH09191623A
JPH09191623A JP8145837A JP14583796A JPH09191623A JP H09191623 A JPH09191623 A JP H09191623A JP 8145837 A JP8145837 A JP 8145837A JP 14583796 A JP14583796 A JP 14583796A JP H09191623 A JPH09191623 A JP H09191623A
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winding
brushless electric
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air gap
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
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    • HELECTRICITY
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    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正弦波形的に分布されたトルク機能を発生す
る巻線パターンをアキシャルエアギャップ・ブラシなし
モータに提供してトルク高調波を除去可能にしかつ必要
な巻線の相互接続を容易にする。 【解決手段】 アキシャルエアギャップ・ブラシなしモ
ータは、複数の永久磁極を有する回転子(16)と、複
数の導体層及び導体層を接続するための接続層を有する
固定子(12)とを備えている。モータは3相電流で導
体層を励起することによって動作される。電流は導体の
磁界を増加し、その磁界は永久磁石の磁界と相互に作用
し合う。磁石は、奇数高調波を最小にすることによって
トルクリップルを最小にするように、互いに隔てられい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アキシャルエアギ
ャップ・ブラシなし電動モータ、更に詳細にはディスク
固定子巻線を有する形式のアキシャルエアギャップ・ブ
ラシなし電動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】アキシャルエアギャップ・ブラシなしモ
ータは知られている。例えば、「ブラシなしDCプリン
トモータ」という表題のアーノルド(Arnold)及
びゲイガー(Geiger)に付与された米国特許(U
S−A)第4,228,384号を参照されたい。この
ようなモータは3相固定子巻線及び回転する永久磁石を
備える。もしブラシなしDCモータとして使用されるな
ら、モータ構造は、好ましくは、軸の回転と同期して固
定子巻線を附勢するために軸位置エンコーダ及びスイッ
チングアレー(switching array)を備
える。上記米国特許の固定子巻線は、連続する巻線が六
つの位置で切断されて6組のコイルを形成する点を除い
て、ブラシ型モータ用の連続する閉鎖式アーマチュア巻
線と基本的に同じである。巻線は切断端に手ではんだ付
けされて接続された導体を介して附勢される。このよう
なモータは自動生産設備により大量生産するのは困難で
あった。
【0003】これらのモータは、所望のトルクリップル
よりも高いトルクリップルを受けている。上記米国特許
によるモータは正弦波形の磁束分布を与えず、その結
果、所望のトルクリップルより大きなトルクリップルを
引き起こす比較的大きな奇数の高調波になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、正弦波形的
に分布されたトルク機能を発生する巻線パターンをアキ
シャルエアギャップ・ブラシなしモータに提供し、トル
ク高調波を除去可能にしかつ必要な巻線の相互接続を容
易にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明による
アキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータは、複
数の永久磁極を有する回転子と、複数の導体層を有する
固定子巻線であって、前記導体層の各々が内側タップと
外側タップとの間でそれぞれ伸びているほぼ放射状の平
坦な複数の導体を備え、前記内側タップが前記巻線の内
周に配置され、前記外側タップが前記巻線の外周に配置
され、前記導体層の一つの導体層の前記内側タップの全
てが他の導体層の内側タップと相互に接続され、前記導
体層の一つの導体層の複数の前記外側タップが他の導体
層の複数の前記外側タップと相互に接続されて複数の自
由外側タップを残す固定子巻線と、前記固定子巻線を形
成するように前記自由外側タップを相互に接続しかつそ
のための端子を与えるための接続層と、固定子磁束戻り
通路を与える磁気材料と、を備えて構成されている。本
願の他の発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシな
し電動モータは、複数の永久磁極を有する回転子と、複
数の導体層を有する固定子巻線であって、前記導体層の
各々が内側タップと外側タップとの間でそれぞれ伸びて
いるほぼ放射状の平坦な複数の導体を備え、前記内側タ
ップが前記巻線の内周に配置され、前記外側タップが前
記巻線の外周に配置され、前記導体層の一つの導体層の
前記内側タップの全てが他の導体層の内側タップと相互
に接続され、前記導体層の一つの導体層の複数の前記外
側タップが他の導体層の複数の前記外側タップと相互に
接続されて、前記導体層の前記放射状の導体の選ばれた
一つを除去することによって複数の自由外側タップに残
す固定子巻線と、前記固定子巻線を形成するように前記
自由外側タップを相互に接続しかつそのための端子を与
えるための接続層と、固定子磁束戻り通路を与える磁気
材料と、を備えて構成されている。本願の別の発明によ
るアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータは、
(イ)(1)複数の導体層のほぼ放射状の平坦な複数の
導体、(2)固定子巻線を形成するように前記複数の導
体層を相互に接続しかつ前記巻線用の端子を与えるため
の接続層及び(3)固定子磁束戻り通路を与える、磁気
材料の静止ディスクを有する固定子と、(ロ)複数の永
久磁極を有し、前記永久磁極が隔てられて隣接する磁極
間で6ないし11%の平均隙間を与えてトルクリップル
を減少する回転子と、を備えて構成されている。本願の
更に別の発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシな
し電動モータは、複数の永久磁極を有する回転子と、複
数の導体層内に複数のほぼ放射状の導体を有する固定子
と、固定子巻線を形成するように前記複数の導体層を相
互に接続するための、かつ前記巻線用の端子を与えるた
めの接続層と、固定子磁束戻り通路を与える磁気材料と
を備えて構成されている。
【0006】本発明による好ましいアキシャルエアギャ
ップ・ブラシなしモータは、複数の永久磁極を有する回
転子と、巻線部分を形成する複数の導体層を有する固定
子と、導体層によって形成された巻線部分を相互に接続
するための接続層とを備えている。最も好ましい実施例
において、モータは3相電流で導体層内の放射状導体を
励起することによって動作される。AC同期モータを提
供するために、固定子巻線を通して流れる電流は回転磁
界を発生し、その磁界は永久磁石の磁界と相互に作用す
る。もしトルクが回転子に加えられると、その機械は発
電機として機能する。もし回転子位置センサが追加され
かつ適当な制御器が使用されるなら、モータはブラシな
しDCモータ(しばしばACサーボモータと呼ばれる)
として動作され得る。同じ固定子構造は誘導電動機をつ
くるのに使用され得る。
【0007】本発明による巻線は、波形に相互に接続さ
れた少なくとも二つの導体層を必要とする。各極表面を
横切る放射状導体は三つのグループに分けられ、各グル
ープは極表面のおおよそ1/3又は電気角120°に亙
って伸びている。半相巻線は連続する放射状導体を相互
に接続することによって形成され、連続する導体の位置
は層の間で交互になっている。一対のこのような半相巻
線はモータの完全な相のための巻線をつくっている。六
つの半相巻線は二つの相における極表面の全てを被って
いて、相互に接続されたとき3相モータ巻線をつくって
いる。波形になっている別の対の導体層が追加されかつ
並列に接続され得る。代わりに、重ね形になっている別
の導体層の対が追加されかつ直列に接続されてもよい
【0008】本発明による3相モータ巻線は、六つの半
相巻線を備え、半相巻線の各々は、これらの巻線が接続
層を介して相互に接続されるように、3対のエンドタッ
プを有する必要がある。打ち抜き加工、エッチング加工
その他に適した一つの実施例によれば、内周にあるタッ
プは巻線におけるコイルの数にしたがって等しく隔てら
れ、しかるに外周にあるタップはコイルの数に6を加え
た数にしたがって隔てられれいる。外側のタップの接近
した角度間隔は自由エンドタップに対して空間を与える
ために必要である。追加の接続層にある導体は前記半相
巻線の自由タップを相互に接続して、放射状導体の各グ
ループを通して電流を正しい方向に流す3相モータ巻線
を形成する。たの好ましい実施例によれば、導体パター
ンは切り込み作業(notching operati
on)によって作られ、ある導体はその後取り除かれて
巻線を相互接続するための自由エンドタップを与える。
進み巻線を有する8極モータに対して、層毎に105
個、129個、153個、177個又は201個の導体
で最適の結果が達成された。戻り8極形式に対しては、
層毎に111個、159個又は183個の導体で最適の
結果が達成された。
【0009】本発明によるモータはトルクリップルを実
質的に除去するように設計可能である。従来のブラシな
しモータの設計は、通常永久磁石装置を使用し、その永
久磁石装置は台形の磁束分布を与え、その結果トルクリ
ップルが顕著に表れる。本発明によるモータは、好まし
くは円形の、高エネルギ、Ne/B/Fe磁石を使用し
てエアギャップの大きさを最小にし、かつ好ましい正弦
波形の分布に近い磁束分布を与える。好ましくないトル
クリップルは磁束分布の奇数の高調波歪によって引き起
こされる。第3の高調波は3相モータの設計では相殺さ
れる傾向がある。本発明によれば、第5及びより高い奇
数高調波が隣接する磁石の間に公称ギャップを与えるこ
とによって減少され得ることが発見された。隣接する磁
石間の少なくとも6%のギャップが好ましく、かつ少な
くとも2の因子によって第5の及びより高い高調波を除
去する。磁石間の最も好ましい公称ギャップはおおよそ
10%である。より高い奇数の高調波は、磁石の幾つか
を移動して隣接する磁石間に不均一の間隔を与えること
によって、更に減少され得る。8極モータにおける好ま
しい実施例は、対向する対の隣接する磁石を移動して隣
接する磁石間のギャップを減少することである。例え
ば、10%の公称ギャップにより、約7%の移動で最適
の結果が達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の説明のための実施例は、
アキシャルエアギャップ・ブラシなしモータである。図
1は、本発明による8極アキシャルエアギャップ・ブラ
シなしモータの横断面を示す。モータは、一つ又はそれ
以上の導体14によって附勢される固定子巻線を有する
固定子12と、永久磁石18a及び18bが固着された
回転子16と、軸20とを備えている。固定子巻線は幾
つかの導体層及び相互接続層を使用して作られている。
導体14によって供給される多相電流は、固定子巻線を
通して流れて回転する磁束を発生する。回転する磁束は
永久磁石の磁束と相互に作用して回転子を回転させ、そ
れによって回転子に取り付けられた軸20を回転させ
る。
【0011】モータは、円筒状の外殻22及び端板24
a及び24bを有するハウジング内に包囲されている。
ハウジングは鉄材料で作られ、その鉄材料は電気磁気干
渉の放射を阻止するシールドを提供する。端板24aは
軸及び軸受け26aを受ける貫通孔25aを有してい
る。端板24bは、軸及び軸受け26bを受ける貫通孔
25bを有している。端板24bは、更に、固定し巻線
を附勢するための導体14用の貫通孔27を有してい
る。ねじ付き穴30は、環状の磁束戻し板46を固定子
端板24bに固定するためにボルト32を受ける。長尺
ボルト36のような固定具が端板を円筒状外殻に固定す
るために使用される。
【0012】図1の回転子は軸に固定されたカラー40
と、ボルト42及び44によってカラーに固定された磁
束戻り板38とを備えている。磁束戻り板38は永久磁
石を取り付けるための台を提供し、かつ磁石用の磁束戻
り通路を与える。同様に、環状の鉄板46は固定子巻線
用の磁束戻り通路を与える。固定子巻線12は鉄板46
に固定されている。
【0013】固定子巻線の概念上の表示は図2に示さ
れ、その図2はほぼ半径方向に伸びる巻線部分すなわち
巻線セグメント(例えばセグメント240)で作られて
いる固定子を描いている。巻線セグメントは環状の区域
に平均に分布されている。セグメントの上には8個の円
210−224が重ねられ、これら8個の円は回転子磁
極の相対位置を示す。
【0014】固定子巻線は層を成してつくられる。各層
は、ほぼ半径方向に伸びている巻線セグメントを備え、
その巻線セグメントは別の層の巻線セグメントに接続さ
れた相巻線をつくっている。相巻線は接続層を使用して
相互に接続され、完全な固定子巻線を形成している。
【0015】固定子の個々の層を作る多くの技術が存在
する。これらの技術のうち、エッチング加工、メッキ加
工、印刷加工及び加圧接着加工(総称して「印刷加工技
術」)のような、プリント回路構造の周知の技術があ
る。一般的に、プリント回路ハンドブック(Print
ed Circuits Handbook(Clyd
e F.Coombd,Jr.ed.1967))を参
照されたい。導体層を形成するための他の適当な技術
は、銅板から導体パターンを打ち抜く技術がある。最も
好ましい技術は、切り込み加工(notching o
peration)を介して導体層を形成することであ
り、その切り込み加工において、銅板が割り出されかつ
隣接する巻線セグメント間の金属が連続動作で切り込ま
れる。単一の打ち抜き及び切り込み動作に付いての詳細
な記載に付いては米国特許第3,488,539を参照
されたい。
【0016】図3[A]ないし図3[C]は、異なる層
の巻線部分すなわち巻線セグメントがいかにして巻線コ
イルを形成するかを説明する。図3Aは、第1の層(層
1)の一部である第1の巻線セグメント302を示す。
部分302は内側タップ310と、内側ラップタップ
(wrap tap)312と、有効な放射状の導体3
14と、外側ラップ316と、外側タップ318とを備
えている。図3Bは、他の層における巻線セグメント3
15を示し、その巻線セグメントは図3Aの巻線セグメ
ントと対称形状である。図3Cから解るように、セグメ
ント302の外側タップはセグメント304の外側タッ
プに接続されて巻線コイル306を形成されてもよい。
セグメント302及び304は、それぞれ有効な放射状
の導体314及び315を備え、二つの放射状の導体で
コイル306を形成する。同様に、層1の残りの部分は
層2の部分と相互に接続されて固定子巻線を形成する。
【0017】図3Cに示されたコイルは波形巻線用のコ
イルである。すなわち、一対のセグメント(例えば、セ
グメント302及びセグメント304)に対して、内側
タップと外側タップとの間の角度変位はコイルスパンの
半分にほぼ等しい。重ね巻用のコイルは、内側タップが
外側タップとほぼ整合するように内側ラップの巻部(i
nvolute)が配置されている点を除いて、部分3
02及び304と似た巻線セグメントから作られてい
る。
【0018】本発明の好ましい固定子巻線に対して、設
計は次の条件を満たさなければならない。 (1)相巻線をつくっている導体層は物理的に同じでな
ければならない。 (2)導体層間の接続は別個の接続層によって成されな
ければならない。 (3)2相巻線に対して、相巻線は互いに電気的に12
0°及び機械的に120°移動されなければならない。 (4)各部分の有効放射状導体部分は固定子の中心に関
して半径方向に向けられなければならない。 (5)コイルの二つの有効放射状導体部分は極の直径に
ほぼ等しいスパンを有しなければならない。
【0019】本発明による8極モータのコンピュータシ
ミュレーションは、前述の設計条件が1層当たりのセグ
メントの特定の数で満たされ得る。一つの層内のセグメ
ントの許容される範囲が100ないし220の範囲であ
るとき、条件を最も満足するセグメントの数は進み巻に
対して105、129、153、177及び201であ
り、また戻り巻に対して111、135、159及び1
83である。
【0020】説明のための実施例において、モータ巻線
は五つの層を備え、それらは四つの導体層と一つの接続
層とで構成されている。層は上に向かって数えられる。
層1ないし4は、相巻線を形成する放射状の導体セグメ
ントを備えている。層5は別個の相巻線を相互に接続す
るための接続層である。並列巻波形のみ)において、
層1ないし4は波形をしており、物理的に同じである。
直巻におい、層1及び2は波形をしており、層3及び4
は重ね形をしている。以下で記載する図において、上面
が示されている。層1及び201は物理的に同じである
が、一つの層は他に関して逆転され、その結果、層は図
に表れるとき互いに左右対称(右側左転配置)の関係に
なっている。層3及び4は、同様に互いに逆転されてい
る。
【0021】好ましい実施例において、モータは3相モ
ータである。モータ巻線は六つの半相巻線でつくられて
いる。すなわち+A半相巻線、+B半相巻線、+C半相
巻線、−A半相巻線、−B半相巻線及び−C半相巻線で
ある。モータ内のコイルの合計数はZであり、したがっ
て、モータ内のセグメントの合計数は2Z(二つの導体
層)又は4Z(四つの導体層)である。同じ半相のコイ
ルは相互に接続されかつ半相巻線になっている。半相巻
線はPP・Zpphコイルから成り、ここでPPは極対
の数である、Zpphは極毎で半相毎のコイルの数であ
る。モータに六つの半相巻線があるから、コイルの合計
数はZ=6・PP・Zpphで表され得る。
【0022】以下の記載において、二つの好ましい実施
例に付いて詳細に述べる。第1の実施例(図4ないし図
10に示されている)は、印刷又は打ち抜き技術のいず
れかを使用するが切り込み技術を使用しないで作られ得
る。第2の実施例(図11ないし図18に示されてい
る)は上述の三つの技術のいずれでも、すなわち印刷、
打ち抜き、又は切り込み技術を使用して作られ得る。第
2の実施例において、切り込み技術により作るのを容易
にするために、層上のセグメント間の間隔は、導体パタ
ーンが単一の切り込み工具で作られるように、同じでな
ければならない。接続層への接続のための間隔は選択さ
れた巻線セグメントを取り除くことによって達成され
る。巻線全体に亙って間隔やセグメント形状が同じでな
くてもよい第1の実施例に対して、接続層への接続のた
めの間隔は内周に存在するタップ空間より外周のタップ
空間を大きくすることによって達成される。
【0023】図4は第1の実施例による巻線用の+A半
相巻線402を示している。永久磁極210−224は
巻線に重ねて示されている。+A半相巻線は磁極表面の
各々のおおよそ1/3を被う放射状巻線のグループを備
えていて、そのグループの各々は五つの放射状導体を備
えている。半相巻線は外側タップ+Aで始まりかつ層1
内の内側タップまで磁石210を横切って内側に進む。
この内側タップは層2内の内側タップに接続され、巻線
は他のタップまで磁石224を横切って外側に進み、巻
線のコイルを完成する。この外側タップは層1内の外側
タップに接続されて第2のコイルを開始する。半相巻線
はこのように進んで連続するコイルを形成し、各コイル
は層1内の内側に向いた放射状導体と、層2内の外側に
向いた放射状導体とを備えている。各極の表面を横切っ
て五つの放射状導体を通して進んだ後、半相巻線は、図
4で外側に向いた矢印で示されるように外側タップ+A
において終わる。
【0024】外側タップ−Aで始まる−A半相巻線が図
5に示されている。この半相巻線は磁石210を横切っ
て内側に進みかつ磁石212を横切って外側に進む。−
A半相巻線は反時計回り方向に進むが、+A半相巻線は
時計回り方向に進む。層1内の特定の磁極表面を横切る
+半相巻線導体の各グループに対して、層2内の同じ磁
極表面を横切る−A半相巻線の対応するグループが存在
する。
【0025】図6に示されるように、+A半相巻線及び
−A半相巻線が点線接続部によって示されるように相互
に接続されたとき、電流は層1及び層2内の磁極表面を
横切って同じ方向に流れる。+A及び−A半相巻線組み
合わせは相A巻線と呼ばれる。
【0026】図6の巻線パターンと似た巻線パターン
が、図7及び図8に示されるように、+B半相巻線、−
B半相巻線、+C半相巻線及び−C半相巻線に対して形
成される。図7は結果としてできた相B巻線を、かつ図
8は結果としてできた相C巻線を示している。しかしな
がら、相B巻線及び相C巻線の位置は、相A巻線に比較
して1/3の磁極間隔だけ移動され、また、お互いに移
動されている。
【0027】図9は、図6、図7及び図8の巻線が組み
合わされたときできる層1のパターンを示す。同じよう
なパターンが層2に形成されかつ二つの層は共に六つの
半相巻線を形成する。半相巻線は図10に示されるよう
な接続層によって接続される。接続層は12個のタップ
1002−2024を有する。−A半相巻線はタップ1
002とタップ1004との間で接続される。+A半相
巻線はタップ1006とタップ1008との間で接続さ
れ、タップ1008は3相Y字状回路の形状の共通の中
央の一部である。したがって、Y字状回路の相Aの枝部
は、直列に接続された−A半相巻線及び+A半相巻線か
ら構成され、タップ1008は共通の接続部である。相
B及び相Cは同様に接続されている。−B半相巻線はタ
ップ1010とタップ1012との間に配置され、+B
半相巻線はタップ1014とタップ1016との間に配
置されている。−C半相巻線はタップ1018とタップ
1020との間に配置され、+C半相巻線はタップ10
22とタップ1024との間に配置されている。
【0028】二つの上記導体層及び図10の接続層は、
本発明のモータ用の2層固定子を形成している。4層固
定子巻線は上記導体層に二つの導体層を並列に加えるこ
とによって形成される。コイルが並列に接続されるの
で、図10の接続層は必要なY字状接続を提供するため
に使用される。
【0029】上述のように、本発明の第2の実施例は、
切り込み技術を使用しての製造を容易にしている。この
説明のために、固定子巻線は層で作られ、その各々は最
初に等しく隔てられた129個の導体セグメントを有す
る。
【0030】図11はA+半相巻線1102を示してい
る。半相巻線は磁極表面の各々のおおよそ1/3を被う
放射状導体のグループを備える。半相巻線は外側タップ
A+(層2タップ位置0)で始まり、層2内の内側タッ
プまで磁石210を横切って内側に進む。この内側タッ
プは層1内の内側タップに接続されかつ巻線は外側タッ
プまで磁石212を横切って外側に進んで第1のコイル
を完成する。層1内の外側タップは層2内の外側タップ
に接続されて第2のコイルを開始する。半相巻線はこの
ように進んで連続するコイルを形成し、そのコイルの各
々は層2内の内側に向かう放射状導体と層1内の外側に
向かう放射状導体とを備えている。各磁極表面を横切っ
て五つの放射状導体を通して進んだ後、半相巻線は層2
タップ位置124で示される放射状導体を横切って外側
に進みかつA+として示されている外側タップで終わ
る。
【0031】外側タップA−で始まる(層1タップ位置
11)−A半相巻線が図12に示されている。この半相
巻線は磁石210を横切って内側に進みかつ磁石224
等を横切って外側に進む。A−半相巻線は反時計回り方
向に進むが、A+半相巻線は時計回り方向に進む。層2
内の特定の磁極表面を横切るA+半相巻線導体の各グル
ープに対して、層1内の同じ磁極表面を横切るA−半相
巻線の対応する巻線が存在する。図11及び図12の巻
線パターンに似た巻線パターンが、それぞれ図13、図
14、図15及び図16に示されるように、B+半相巻
線、B−半相巻線、C+半相巻線及びC−半相巻線に対
して形成される。
【0032】図11ないし図16のA+半相巻線パター
ン、A−半相巻線パターン、B+半相巻線パターン、B
−半相巻線パターン、C+半相巻線パターン及びC−半
相巻線パターンは、図17に示されるように3相Y字状
回路形状内の接続層によって相互に接続されている。接
続層は12個のタップ1702ないし1724を有す
る。A+半相巻線はタップ1702とタップ1704と
の間に接続されている。A−半相巻線はタップ1706
とタップ1708(共通のY字状回路タップ)との間に
接続されている。したがって、図18に示されるよう
に、A+半相巻線及びA−半相巻線は直列に接続されて
相A巻線を形成する。相B巻線及び相C巻線は同じよう
に作られる。B+半相巻線はタップ1710とタップ1
712との間に配置され、B−半相巻線はタップ171
4とタップ1716との間に配置されている。C+半相
巻線はタップ1718とタップ1720との間に配置さ
れ、C−半相巻線はタップ1722とタップ1724と
の間に配置されている。
【0033】図19は、図11ないし図16の巻線が組
合わされたときでいる上導体層パターン(層1)を示し
ている。パターンは図17の接続層の上に重ねられる。
図19の接続層パターンは123個の外側タップと6個
の使用されていないタップ位置を備えている。上層にお
ける使用されていないタップ位置は下導体層(層2)内
のタップを接続層タップ(0から時計方向)1704、
1714、1712、1722、1720及び1706
に接続するために使用される。図19に示される上導体
層は、銅板の129個の等しく隔てられた導体セグメン
トを切り込むことによってかつその後タップ位置11、
38、54、81、97及び124における6個のセグ
メントを選択的に取り除くことによって作られて空間を
与え、その空間内で下導体層を接続層に接続する。同様
にタップ位置11、38、54、81、97及び124
における導体セグメントは下導体層(層2)から取り除
かれて下導体層のタップを接続層に接続するための空間
を提供する。
【0034】上記二つの導体層及び図17の接続層は本
発明のモータの2相固定子を形成する。4相固定子巻線
は上記の導体層に二つの導体層を更に並列に加えること
によって作られ得る。コイルは並列に接続されているの
で、図17の接続層は必要なY字状接続を与えるために
使用される。
【0035】本発明の原理にしたがって作られたモータ
はトルクリップルを実質的に除去するように設計され得
る。モータがいかにリップルを除去するかを記載する前
に、トルクリップルの数理的な解析に付いて説明する。
【0036】時間の関数としてのトルクの式は次のよう
になる。 Tq(t)=P(t)/ω(t) w(t)に関する基準化(normalize)を簡素
化するために、ω(t)=1とすると、 Tq(t)=P(t) したがって、この解析の目的のために、時間の関数とし
ての力は時間の関数としてのトルクと同じである。
【0037】3相モータに対して、電磁力の式は次のよ
うに与えられる。 P(t)=ea(t)・ia(t)+eb(t)・i
b(t)+ec(t)・ic(t) ここで、ea(t)は相Aの逆起電力 ia(t)は相Aの電流 eb(t)は相Bの逆起電力 ib(t)は相Bの電流 ec(t)は相Cの逆起電力 ic(t)は相Cの電流 である。もしモータ駆動装置が次の電流 ia(t)=sin(ωt) ib(t)=sin(ωt−120°) ic(t)=sin(ωt−240°) を与え、かつモータが次の、 ea(t)=sin(ωt) eb(t)=sin(ωt−120°) ec(t)=sin(ωt−240°) 3相逆起電力を有するように設計されると、その時トル
ク(力)に対する式を次のように書くことができる。 Tq(t)=sin(ωt)・sin(ωt) +sin(ωt−120°)・sin(ωt−120°) +sin(ωt−240°)・sin(ωt−240°) =sin2(ωt)+sin2(ωt−120°) +sin2(ωt−240°) この点において、三角恒等式(trigonometr
ic identity)を適用でき、 sin2(α)+sin2(α−120°)+sin
2(α−240°)=3/2 次のようになる。 Tq(t)=P(t)=3/2 したがって、正弦波形の励起電流及び逆起電力に対し
て、トルクはtのあらゆる値に対して一定である。すな
わち、トルクはリップルがなくなる。正弦波形の又は正
弦波形に近い励起電流はモータ駆動装置によって与えら
れると仮定する。この場合、トルクリップルの量は、逆
起電力が純シヌソイド(sinusoid)からそれて
いる量に直接比例する。それ故、トルクリップルを解析
するために、逆起電力をいかに正弦波形に近づけるかを
解析することで十分である。
【0038】同様の相巻線A、B及びCを有する3相モ
ータに対して、巻線の一つに対する逆起電力の解析は三
つの巻線全てを説明するのに十分である。更に、巻線は
いくつかのコイルの直列接続である。本発明の3相モー
タに対するトルクリップルは次の式で表されることにな
る。 ea(t)=ecoil1(t)+ecoil2(t)+・・・=
Σecoili(t) 逆起電力に貢献するのは各導体の導体(セグメント)部
分であるから、上記式は次のように書き直される。 ecoili(t)=esegi1(t)+esegi2(t)+・・
=Σesegij(t) そこで、 ea(t)=Σecoil1(t)ΣΣesegij(t)=Σe
segk(t) ここで、kは巻線A内のすべてのセグメントを意味す
る。したがって、巻線逆起電力は導体逆起電力の直線的
な組み合わせである。
【0039】磁界を通して動く導体に対して、発生する
電圧の大きさEは次のように与えられる。 E=BLV ここで、Bは磁束密度であり、Lは導体の長さであり、
Vは導体の速度である。扱っている場合において、与え
られたセグメントに対して、E(逆起電力)は時間の関
数であり、L(導体の有効長さ、すなわち磁極の下にあ
る部分)は時間及び初期回転子位置の関数である。した
がって、上記式は次のようになる。 esegk(t)=BL(θko ,t)V(t) ここでθkoは回転子に関するセグメントの初期位置であ
る。速度が一定であることを考慮し、速度に付いて基準
化すると、 esegk(t)=BL(θko ,t) この関係を表す他の方法は、 esegk(t)=BL(θk) ここで、θkはセグメント及び回転子の相対位置であ
る。回転子が一定の角速度wで回転しているとき、θk
=θko+ωtであり、セグメントに対する逆起電力は次
のように表される。 esegk(t)=BL(θko+ωt) したがって、セグメントの逆起電力波形のプロットを得
るために、BLは回転子位置(BL対θK)の関数とし
てプロットされ得る。更に、与えられた周波数の正弦波
形の直線的組み合わせはその周波数の正弦波形であり、
それ故、もしセグメントの逆起電力波形が純粋に正弦波
形的であれば、相巻線逆起電力波形は純粋に正弦波形的
である。上述のように、逆起電力を正弦波に近づけるこ
とができればできるほど、モータのトルクリップル特性
はよくなる。
【0040】本発明によるモータのコンピュータシミュ
レーションが、モータのBL対θk特性のプロットを作
るのに使用された。回転子のモデルは、図20に示され
るように、4極対、8極(1902ないし1924)回
転子である。各極は直径Dmを有し、極の中心は直径B
CDを有する回転子ボルト円(bolt circl
e)上にある。各極対は逆起電力波形の360°(電気
角度)と関連つけられている。したがって、図に示され
た4極対は逆起電力波形の1440°(電気角度)を有
している。後述のBL対θkのプロットにおいて、θk
0°から720°まで変化される。換言すれば、BLは
モータ1回転の1/2に対してプロットされる。極の位
置決めがx軸線の回りで常に対称であるから、720°
のプロットは逆起電力波形を十分に記載するのに十分で
ある。
【0041】ボルト円に沿った極の配置を定義する二つ
の変数は、図20に示され、隙間1902と移動量すな
わち変位量1904である。これらの変数は通常次の二
つのファクタによってシミュレーション上で定義され
る。 (1)隙間ファクタCsは、どの極の中心も移動される
前の極間の元の隙間を表す。Csの値はCs=隙間/
(隙間+Dm)によって与えられる。次の式はCsを極
の直径及びボルト円直径に関連付ける。 Dm=BCD×sin[(1−Cs)22.5°] (2)磁石不均一ファクタCpは図20に示された移動
を表す。その図から分かるように、極1912及び19
24の中心は極1910の中心に接近するように移動さ
れ、一方極1916及び1920の中心は極1918に
接近するように移動される。次の式はCpを中心移動角
度に関連付ける。中心移動角度=Cp×22.5°
【0042】二つの上記ファクタに加えて、コンピュー
タシミュレーションに対して考慮された第3のファクタ
がある。第3のファクタは導体短絡ファクタ又はCss
と呼ばれる。セグメントの直線部分Lsは次の式によれ
ば、Cssに関係する。 Ls=(1−Css)22.5° モータのシミュレーションは三つのファクタCs、Cp
及びCssの種々の値に対して運転された。シミュレー
ション運転の結果及びそれらから得られた結果は以下に
記載されている。
【0043】図21[A]は、Cs=0%、Cp=0%
及びCss=0%の場合の単一セグメントに対するBL
対θkプロットを示す。図21[B]において、図21
[A]の曲線は再生され(曲線2002)かつ曲線20
02をつくっている高調波はその上に重ねられている。
基本波は基本2004として示され、第3の高調波は曲
線2006として示され、第5の高調波は曲線2008
として示されている。図22[A]及び図22[B]は
Cs=6%、Cp=0%及びCss=0%の場合の同様
のプロットを示し、図23[A]及び図23[B]はC
s=8%、Cp=4%及びCss=0%の場合の同様の
プロットを示す。三つの上記単一セグメントの場合に対
する結果の要約は、いくつかの他の単一セグメントのシ
ミュレーション運転の結果と共に表1に表される。
【0044】表1において、B1は基本波のピーク値を
示す。B1欄に示される数値は、基本波のピーク値を逆
起電力波形のピーク値のパーセンテージとして表してい
る。同様に、B3欄、B5欄及びB7欄の数値は、第
3、第5及び第7の高調波のピーク値を逆起電力波形の
ピーク値のパーセンテージとして、それぞれ表わしてい
る。
【0045】
【0046】表1で大事なことは、B0.5.で表わさ
れる欄である。これは磁石の移動が適用された場合に現
れる高調波を言及する。このような場合の例に対する図
23[A]において、逆起電力波形は360°の点の回
りで非対称である。しかるに、波形は720°毎に繰り
返す。この理由により、波形は0.5ω成分を含むと言
える。すなわち、もし位置Xにおいて0.5高調波の値
がKであると、位置X+360°における値は−Kであ
り、二つの値は互いに相殺する。本発明にしたがって作
られたモータにおいて、巻線の隣接するコイルは非常に
接近しているが円周方向に隔てられて(電気的に360
°離れるように)いて、それ故、高調波はそれ自身有効
に打ち消す。したがって、表1から分かるように、0.
5高調波はトルクリップルを最小にするように試みると
き殆ど関係ない。
【0047】3相モータにおいて、第3の逆起電力波形
がそれ自身を有効に打ち消すことを注意すべきである。
したがって、トルクリップルを減少するのに第1に関係
するのは、第5及び第7の逆起電力波形の減少である。
【0048】表2は本発明にしたがってつくられた相A
巻線(Z=129)によって発生される逆起電力高調波
の大きさを示す。この表2の各見出しは、異なるCs、
Cp及びCssの組み合わせに関しかつ逆起電力波形に
加えて、上記Cs、Cp及びCssの組み合わせに対す
る最大、最小及びピーク対ピークのモータリップルを含
む。表2から解るように、隣接する極間の少なくとも6
%(隙間ファクタCs=6%)の公称隙間は好ましくか
つ少なくとも二つのファクタによって第5及びそれより
高い高調波を取り除く。極間の最も好ましい公称隙間は
おおよそ10%である。高い奇数高調波すなわち奇数調
波は、いくつかの極を移動して隣接する極間の間隔を不
均等にすることによって、更に減少され得る。8極モー
タにおける好ましい配置は、対向する対の隣接する極を
移動して隣接する極間の隙間を減少することである。例
えば、約10%の公称隙間で、最適の結果が約7%(磁
石不均一ファクタCp=7%)の名目上の移動で達成さ
れた。
【0049】回転子の極の上記のような隙間の形成及び
移動により、巻線の逆起電力が減少されることになり、
それによりモータのトルクリップルが減少することにな
る。したがって、6ないし11%の隙間ファクタ及び約
7%の磁石不均一ファクタは好ましい実施例において望
ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシ
なしモータの断面図である。
【図2】本発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシ
なしモータの概念表示図である。
【図3】[A]は本発明による第1の巻線セグメントを
説明する図であり、[B]は本発明による第2の巻線セ
グメントを説明する図であり、[3]は、[A]及び
[B]の巻線セグメントを組み合わせて形成されたコイ
ルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例による+A半相巻線を示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施例による−A半相巻線を示
す図である。
【図6】本発明の第1の実施例による完全な相A巻線
(+A半相及び−A半相)を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例による相B巻線を示す図
である。
【図8】本発明の第1の実施例による相C巻線を示す図
である。
【図9】図6、図7及び図8の相巻線が組合わされたと
きにできた層1の巻線パターンを示す図である。
【図10】組合わされた相A、相B及び相C巻線と共に
使用するのに適した接続層を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例による+A半相巻線を
示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例による−A半相巻線を
示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例による+B半相巻線を
示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例による−B半相巻線を
示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例による+C半相巻線を
示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例による−C半相巻線を
示す図である。
【図17】図11ないし図16の半相巻線を相互に接続
するのに適した接続層を示す図である。
【図18】本発明による六つの半相巻線が図17の接続
層によりいかにして相互に接続されるかを説明する回路
図である。
【図19】図11ないし図16の相巻線及び図17の接
続層が組合わされたときできる巻線パターンを示す図で
ある。
【図20】本発明による回転子の概念図である。
【図21】[A]は、本発明による第1の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の曲線を高調波を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【図22】[A]は、本発明による第2の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の高調波の曲線を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【図23】[A]は、本発明による第3の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の高調波の曲線を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【符号の説明】
12 固定子 14 導体 16 回転子 18a、18b
永久磁石 20 軸 22 外殻 24a、24b 端板 25a、25b
貫通孔 26a 26b 軸受け 38 磁束戻り
板 40 カラー 46 環状の鉄
板 210−224 永久磁極 302 巻線セグメント 310 内側タ
ップ 314 放射状の導体 316 外側ラ
ップ 318 外側タップ 402 半相巻
線 1002−2024 タップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシ
なしモータの断面図である。
【図2】本発明によるアキシャルエアギャップ・ブラシ
なしモータの概念表示図である。
【図3】[A]は本発明による第1の巻線セグメントを
説明する図であり、[B]は本発明による第2の巻線セ
グメントを説明する図であり、[]は、[A]及び
[B]の巻線セグメントを組み合わせて形成されたコイ
ルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例による+A半相巻線を示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施例による−A半相巻線を示
す図である。
【図6】本発明の第1の実施例による完全な相A巻線
(+A半相及び−A半相)を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例による相B巻線を示す図
である。
【図8】本発明の第1の実施例による相C巻線を示す図
である。
【図9】図6、図7及び図8の相巻線が組合わされたと
きにできた層1の巻線パターンを示す図である。
【図10】組合わされた相A、相B及び相C巻線と共に
使用するのに適した接続層を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例による+A半相巻線を
示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例による−A半相巻線を
示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例による+B半相巻線を
示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例による−B半相巻線を
示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例による+C半相巻線を
示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例による−C半相巻線を
示す図である。
【図17】図11ないし図16の半相巻線を相互に接続
するのに適した接続層を示す図である。
【図18】本発明による六つの半相巻線が図17の接続
層によりいかにして相互に接続されるかを説明する回路
図である。
【図19】図11ないし図16の相巻線及び図17の接
続層が組合わされたときできる巻線パターンを示す図で
ある。
【図20】本発明による回転子の概念図である。
【図21】[A]は、本発明による第1の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の曲線を高調波を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【図22】[A]は、本発明による第2の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の高調波の曲線を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【図23】[A]は、本発明による第3の回転子の実施
例を組み込んでいるモータによって発生される逆起電力
を表すプロットを示す図であり、[B]は、第1、第3
及び第5の高調波の曲線を重ねた、[A]の曲線のプロ
ットを示す図である。
【符号の説明】 12 固定子 14 導体 16 回転子 18a、18b
永久磁石 20 軸 22 外殻 24a、24b 端板 25a、25b
貫通孔 26a 26b 軸受け 38 磁束戻り
板 40 カラー 46 環状の鉄
板 210−224 永久磁極 302 巻線セグメント 310 内側タ
ップ 314 放射状の導体 316 外側ラ
ップ 318 外側タップ 402 半相巻

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の永久磁極を有する回転子と、 複数の導体層を有する固定子巻線であって、前記導体層
    の各々が内側タップと外側タップとの間でそれぞれ伸び
    ているほぼ放射状の平坦な複数の導体を備え、前記内側
    タップが前記巻線の内周に配置され、前記外側タップが
    前記巻線の外周に配置され、前記導体層の一つの導体層
    の前記内側タップの全てが他の導体層の内側タップと相
    互に接続され、前記導体層の一つの導体層の複数の前記
    外側タップが他の導体層の複数の前記外側タップと相互
    に接続されて複数の自由外側タップを残す固定子巻線
    と、 前記固定子巻線を形成するように前記自由外側タップを
    相互に接続しかつそのための端子を与えるための接続層
    と、 固定子磁束戻り通路を与える磁気材料と、を備えたアキ
    シャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記自由外側タッ
    プは外側タップの位置の数が内側タップ位置の数より多
    くして形成されているアキシャルエアギャップ・ブラシ
    なし電動モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記自由外側タッ
    プ位置が前記導体層の前記放射状の平坦な導体の選ばれ
    た一つを取り除くことによって形成されているアキシャ
    ルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記固定子が四つ
    の導体層を備えているアキシャルエアギャップ・ブラシ
    なし電動モータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記導体層の二つ
    の導体層の少なくとも前記ほぼ放射状の平坦な導体が波
    形に相互接続されているアキシャルエアギャップ・ブラ
    シなし電動モータ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記導体層の二つ
    の導体層の少なくとも前記ほぼ放射状の平坦な導体が重
    ね形に相互接続されているアキシャルエアギャップ・ブ
    ラシなし電動モータ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記自由外側タッ
    プが前記導体層によって相互に接続されて3相巻線形状
    を形成しているアキシャルエアギャップ・ブラシなし電
    動モータ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、3相巻線形状を形
    成するように前記導体層によって相互に接続された12
    の自由外側タップを備えるアキシャルエアギャップ・ブ
    ラシなし電動モータ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のアキシャルエアギャッ
    プ・ブラシなし電動モータにおいて、前記回転子が八つ
    の極を備え、巻線形状が進み形であり、導体層毎の放射
    状の導体の数が105、129、153、177又は2
    01であるアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モ
    ータ。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のアキシャルエアギャ
    ップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記回転子が八
    つの極を備え、巻線形状が戻り形であり、導体層当毎の
    放射状の導体の数が111、135、159又は183
    であるアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モー
    タ。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のアキシャルエアギャ
    ップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記ほぼ放射状
    の平坦な導体が、放射状のセグメントと、前記放射状の
    セグメントと外側タップとを接続している円弧状のセグ
    メントとを備えるアキシャルエアギャップ・ブラシなし
    電動モータ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、各導体層は、
    導体層の全てのほぼ放射状の平坦な導体が同じ形状を有
    し、前記層の二つが組み立てられたモータにおいて互い
    に左右対称になった、漸増する打ち抜きパターンである
    アキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  13. 【請求項13】 複数の永久磁極を有する回転子と、 複数の導体層を有する固定子巻線であって、前記導体層
    の各々が内側タップと外側タップとの間でそれぞれ伸び
    ているほぼ放射状の平坦な複数の導体を備え、前記内側
    タップが前記巻線の内周に配置され、前記外側タップが
    前記巻線の外周に配置され、前記導体層の一つの導体層
    の前記内側タップの全てが他の導体層の内側タップと相
    互に接続され、前記導体層の一つの導体層の複数の前記
    外側タップが他の導体層の複数の前記外側タップと相互
    に接続されて、前記導体層の前記放射状の導体の選ばれ
    た一つを除去することによって複数の自由外側タップに
    残す固定子巻線と、 前記固定子巻線を形成するように前記自由外側タップを
    相互に接続しかつそのための端子を与えるための接続層
    と、 固定子磁束戻り通路を与える磁気材料と、を備えたアキ
    シャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  14. 【請求項14】 (イ)(1)複数の導体層のほぼ放射
    状の平坦な複数の導体、(2)固定子巻線を形成するよ
    うに前記複数の導体層を相互に接続しかつ前記巻線用の
    端子を与えるための接続層及び(3)固定子磁束戻り通
    路を与える、磁気材料の静止ディスクを有する固定子
    と、 (ロ)複数の永久磁極を有し、前記永久磁極が隔てられ
    て隣接する磁極間で6ないし11%の平均隙間を与えて
    トルクリップルを減少する回転子と、を備えたアキシャ
    ルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、隣接する磁極
    間の前記平均隙間が約10%であるアキシャルエアギャ
    ップ・ブラシなし電動モータ。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、一対の直径方
    向に反対の磁極対に隣接する磁極間の隙間が変化するア
    キシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記対の直径
    方向に反対の磁極対に隣接する前記磁極が通常の位置か
    ら約7%移動されているアキシャルエアギャップ・ブラ
    シなし電動モータ。
  18. 【請求項18】 請求項14、15、16又は17に記
    載のアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータに
    おいて、前記導体層が相互に接続されて3相巻線を形成
    しているアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モー
    タ。
  19. 【請求項19】 複数の永久磁極を有する回転子と、複
    数の導体層内に複数のほぼ放射状の導体を有する固定子
    と、固定子巻線を形成するように前記複数の導体層を相
    互に接続するための、かつ前記巻線用の端子を与えるた
    めの接続層と、固定子磁束戻り通路を与える磁気材料と
    を備えたアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モー
    タ。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記固定子が
    四つの導体層を有するアキシャルエアギャップ・ブラシ
    なし電動モータ。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記複数の導
    体層が前記接続層によって相互に接続されて3相巻線形
    状を形成しているアキシャルエアギャップ・ブラシなし
    電動モータ。
  22. 【請求項22】 請求項19に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記回転子が
    八つの極を有し、巻線形状が進み形であり、導体層毎の
    放射状導体の数が105、129、153、177又は
    201であるアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動
    モータ。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載のアキシャルエアギ
    ャップ・ブラシなし電動モータにおいて、前記回転子が
    八つの極を有し、巻線形状が戻り形であり、導体層毎の
    放射状導体の数が111、135、159又は183で
    あるアキシャルエアギャップ・ブラシなし電動モータ。
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