JPH09191332A - 通信装置および通信方式 - Google Patents

通信装置および通信方式

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JPH09191332A
JPH09191332A JP8001142A JP114296A JPH09191332A JP H09191332 A JPH09191332 A JP H09191332A JP 8001142 A JP8001142 A JP 8001142A JP 114296 A JP114296 A JP 114296A JP H09191332 A JPH09191332 A JP H09191332A
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JP
Japan
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communication
information
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phs
state
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JP8001142A
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Inventor
Shinya Kimura
晋也 木村
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物理レイヤが異なる通信装置間において、イ
ンタフェースの相違を吸収して交信を可能にする。 【解決手段】 PHS主装置10とPHS無線基地局2
0の双方に、プロトコル変換部12,22を設ける。こ
のプロトコル変換部12,22は、それぞれ上位レイヤ
13,23の状態情報をフレーム情報に載せて通信相手
装置へ送信するとともに、着信したフレーム情報から通
信相手装置の状態情報を取得する。そして、上位レイヤ
からの制御情報および取得した通信相手装置の状態情報
の少なくとも一方に基づいて自装置の状態を変遷させ
る。これにより物理レイヤ11,21の相違に拘わらな
い交信が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナ
ル・ハンディフォン・システム)や携帯電話システムの
ような移動体間通信技術に係り、特に、センタに配され
る主装置と街頭などに複数配される無線基地局(Cel
l Site:CS)との間の交信に適した技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、PHSや携帯電話の主装置と無線
基地局との間の交信は、移動体網のサービス提供者が独
自に定めたプロトコルにしたがって実現しているのが通
常である。したがって、プロトコルの異なる通信装置間
で同一の移動体網を利用することはできなかった。
【0003】一方、プロトコルの異なる通信装置間の交
信に関して、例えば特開平2−224553号公報に記
載された技術が知られている。この技術は、コネクショ
ン型のプロトコルをコネクションレス型のプロトコルに
疑似的に変換することで、レイヤが異なっている場合の
交信を可能にするものである。すなわち、自開放型シス
テムのコネクション生成要求時、下位レイヤのコネクシ
ョンの生成のみを行ってコネクション生成完了とする。
また、下位レイヤのコネクションの初期状態における最
初のイベント受信を相手開放型システムからのコネクシ
ョン生成指示とみなし、上位レイヤに通知する。さら
に、コネクションの消滅は、自開放型システムの上位レ
イヤからの要求のみとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、サービス提供者が独自に定めたプロトコルに基づい
て交信を行うか、あるいはプロトコル変換を行うことで
異なるレイヤの通信装置間交信を行っている。しかし、
独自のプロトコルを用いるシステムは汎用性に欠ける。
また、従来のプロトコル変換技術は、一つのシステム内
におけるレイヤ間のプロトコル変換は可能であるが、他
システムとのインタフェースとなる最下位レイヤ、すな
わち物理レイヤが異なった場合は交信が出来なくなる問
題があった。
【0005】本発明の課題は、主装置と無線基地局の物
理レイヤが異なる場合において、インタフェースの相違
を吸収して交信を可能にする技術を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、主装置や無線基地局の通信部に設けられ
る通信装置を提供する。この通信装置は、複数階層のレ
イヤを有し、自装置特有の最下位レイヤへ着信したフレ
ーム情報を上位レイヤに導くとともに、前記上位レイヤ
からのフレーム情報を前記最下位レイヤへ導く通信装置
において、上位レイヤの状態情報を前記フレーム情報に
載せて送信する第1の手段、着信した前記フレーム情報
から通信相手装置の状態情報を取得する第2の手段、上
位レイヤからの制御情報および取得した通信相手装置の
状態情報の少なくとも一方に基づいて自装置の状態を変
遷させる第3の手段、を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明は、また、複数階層のレイヤを有
し、自装置特有の最下位レイヤへ着信したフレーム情報
を上位レイヤに導くとともに、前記上位レイヤからのフ
レーム情報を前記最下位レイヤへ導く複数の通信装置間
の通信方式を提供する。この通信方式は、各通信装置
が、上位レイヤの状態情報を前記フレーム情報に載せて
送信する第1の手段、着信した前記フレーム情報から通
信相手装置の状態情報を取得する第2の手段、上位レイ
ヤからの制御情報および取得した通信相手装置の状態情
報の少なくとも一方に基づいて自装置の状態を変遷させ
る第3の手段を備え、自装置の最下位レイヤを上位レイ
ヤに擬制することを特徴とする。
【0008】この方式において、前記制御情報は、活性
要求時にオンとなる起動制御信号と非活性要求時にオン
となる停止制御信号のいずれか一方であり、前記自装置
の状態情報は、起動から停止または停止から起動に遷移
するいずれかの状態に対応する二値組合信号である。ま
た、好ましい実施態様としては、前記複数の通信装置の
一つがPHS主装置であり、他の通信装置がPHS無線
基地局である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してPHSを用
いた場合の本発明の実施形態を説明する。この実施形態
では、最下位レイヤである物理レイヤを、ITU−T勧
告 I-430(LAP−D)準拠の通信を可能にする
ISDN S/T点インタフェースに擬制する例を示
す。
【0010】図1はこの実施形態の構成図であり、PH
S主装置10とPHS無線基地局20とが無線回線30
を介して接続されている。PHS主装置10およびPH
S無線基地局20間のインタフェース部分は、各々同一
構成となっている。すなわち、各々独自の物理レイヤ1
1,21と、上位レイヤ13,23と、レイヤ間のイン
タフェース差分を吸収するプロトコル変換部12,22
とを備えている。
【0011】PHS主装置10が備えるプロトコル変換
部12の構成例を図2に示す。このプロトコル変換部1
2は、上位レイヤ13に接続されるゲート部122と、
物理レイヤ11に接続されるフレームフォーマッタ12
1とを有している。フレームフォーマッタ121は、相
手の物理レイヤとの間で送受信するフレームフォーマッ
トの組立/分解を行うものである。このフレームフォー
マッタ121には、時分割スイッチ(TDSW)等を通
じて通話先のインタフェース回線にBチャネルビット
(音声情報)を送受信するためのBチャネル送受信部1
23と、後述のINFO情報ビット送受信部125とが
接続されている。
【0012】また、フレームフォーマッタ121とゲー
ト部122との間には、制御情報であるDチャネルビッ
トの送受信を行うDチャネル送受信部124が接続され
ている。INFO情報ビット送受信部125は、相手側
からのINFO情報ビットを解読するとともに、制御部
126から送られる起動制御信号AR/停止制御信号D
R(交番二値信号)に基づいて解読結果を所定タイミン
グでゲート部122に送信する。制御部126は、上位
レイヤの状態を常時監視しており、監視結果に基づいて
上記起動制御信号AR/停止制御信号DRの送出タイミ
ングを自動的に変える。ゲート部122は、これらの制
御信号AR/DRに基づいてDチャネル送受信部124
と上位レイヤとの間の通信路を選択的に導通または遮断
させる。なお、PHS無線基地局20のプロトコル変換
回路22も同一構成となる。
【0013】図3に物理レイヤ11,21間で送受信さ
れるフレームのフォーマット例を示す。このフレームフ
ォーマットは、先頭にINFO情報ビット41、その次
にDチャネルビット42、そして3チャネルのBチャネ
ルビット43が続く。INFO情報ビット41は、PH
S主装置10側からPHS無線基地局20側へ送出する
場合はS1,S2信号として表され、PHS無線基地局
20側からPHS主装置10側へ送出する場合はC1,
C2信号として表される。
【0014】図4にPHS主装置10側からPHS無線
基地局20側へ送出するINFO情報ビットの状態遷
移、図5にPHS無線基地局20側からPHS主装置1
0側へ送信するINFO情報ビットの状態遷移を示す。
【0015】図4および図5に示す状態遷移は互いにリ
ンクしている。例えば、図4において、PHS主装置1
0が「停止」状態を表すINFO情報ビットS2=0,
S1=0をPHS無線基地局20側に送信し、PHS無
線基地局20側のINFO情報ビット送受信部がそれを
解読した場合、あるいはPHS無線基地局20でプロト
コル変換部22の制御部が上位レイヤの状態に応じて停
止制御信号DR=1をINFO情報ビット送受信部に送
出した場合は、図5に示すように、PHS無線基地局2
0は「停止」状態となる。
【0016】一方、図5において、PHS無線基地局2
0が「起動要求中」、すなわち自局が起動したためPH
S主装置10も起動して欲しい旨を要求する場合は、I
NFO情報ビットC2=0,C1=1をPHS主装置1
0に送信する。これを解読したPHS主装置10が起動
動作を開始したときは、図4に示すように、INFO情
報ビットS2=0,S1=1を返信する。この返信され
たINFO情報ビットを解読したPHS無線基地局20
は、図5に示すように「同期確立」状態となり、これを
表すINFO情報ビットC2=1,C1=0をPHS主
装置10に送信する。これを解読したPHS主装置10
は、図4に示すように「起動」状態となる。これにより
交信可能な状態となる。
【0017】このように、PHS主装置10のプロトコ
ル変換部12、およびPHS無線基地局20のプロトコ
ル変換部22において、各々相手側からのINFO情報
ビットを解読して自装置の状態を変えるようにしたの
で、上位レイヤに対してISDN S/T点インタフェ
ースとしてみせることができ、インタフェースの差分を
吸収することができる。
【0018】なお、本実施形態では、PHSを例に挙げ
て説明したが、物理レイヤと上位レイヤとのインタフェ
ースの差分が問題になる通信装置であれば、携帯電話シ
ステムでも同様に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、最下位レイヤである物理レイヤを擬似的に上
位レイヤに見せかけることができるので、物理レイヤが
異なる通信装置間であっても、上位レイヤを共有した通
信が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るPHS主装置とPH
S無線基地局のブロック構成図。
【図2】本実施形態によるPHS主装置側のプロトコル
変換部の詳細ブロック図。
【図3】本実施形態によるフレームフォーマットの一例
を示す説明図。
【図4】PHS主装置側でのINFO情報ビット(S
2,S1)の状態遷移図。
【図5】PHS無線基地局側でのINFO情報ビット
(C2,C1)の状態遷移図。
【符号の説明】 10 PHS主装置 20 PHS無線基地局 30 無線回線 11,21 物理レイヤ 12,22 プロトコル変換部 13,23 上位レイヤ 121 フレームフォーマッタ 122 ゲート部 123 Bチャネル送受信部 124 Dチャネル送受信部 125 INFO情報ビット送受信部 126 制御部 AR 起動制御信号 DR 停止制御信号 41,S1,S2,C1,C2 INFO情報ビット 42 Dチャネルビット 43 Bチャネルビット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階層のレイヤを有し、自装置特有の
    最下位レイヤへ着信したフレーム情報を上位レイヤに導
    くとともに、前記上位レイヤからのフレーム情報を前記
    最下位レイヤへ導く通信装置において、 上位レイヤの状態情報を前記フレーム情報に載せて送信
    する第1の手段、着信した前記フレーム情報から通信相
    手装置の状態情報を取得する第2の手段、および、上位
    レイヤからの制御情報および取得した通信相手装置の状
    態情報の少なくとも一方に基づいて自装置の状態を変遷
    させる第3の手段、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 複数階層のレイヤを有し、自装置特有の
    最下位レイヤへ着信したフレーム情報を上位レイヤに導
    くとともに、前記上位レイヤからのフレーム情報を前記
    最下位レイヤへ導く複数の通信装置間の通信方式であっ
    て、 各通信装置が、 上位レイヤの状態情報を前記フレーム情報に載せて送信
    する第1の手段、着信した前記フレーム情報から通信相
    手装置の状態情報を取得する第2の手段、および、上位
    レイヤからの制御情報および取得した通信相手装置の状
    態情報の少なくとも一方に基づいて自装置の状態を変遷
    させる第3の手段、を備え、 自装置の最下位レイヤを上位レイヤに擬制することを特
    徴とする通信方式。
  3. 【請求項3】 前記制御情報は、活性要求時にオンとな
    る起動制御信号と非活性要求時にオンとなる停止制御信
    号のいずれか一方であり、前記自装置の状態情報は、起
    動から停止または停止から起動に遷移するいずれかの状
    態に対応する二値組合信号であることを特徴とする請求
    項2記載の通信方式。
  4. 【請求項4】 前記複数の通信装置の一つがパーソナル
    ・ハンディフォン・システム(以下、PHS)の主装置
    であり、他の通信装置がPHS無線基地局であることを
    特徴とする請求項2または3記載の通信方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004501548A (ja) * 2000-05-17 2004-01-15 ユニバーシティ オブ サリー プロトコール・スタック
KR100723836B1 (ko) * 2004-12-15 2007-05-31 한국전자통신연구원 동일 계층 인터페이스를 갖는 디바이스간의 정합을 위한방법 및 장치

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