JPH09191246A - 位相同期クロック信号生成装置 - Google Patents

位相同期クロック信号生成装置

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JPH09191246A
JPH09191246A JP8002681A JP268196A JPH09191246A JP H09191246 A JPH09191246 A JP H09191246A JP 8002681 A JP8002681 A JP 8002681A JP 268196 A JP268196 A JP 268196A JP H09191246 A JPH09191246 A JP H09191246A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相調整のバイアス設定を自動化し、温度変
動を考慮した高価な回路素子を用いたり、温度補償回路
を追加する必要を無くし、コスト低減を図る。 【解決手段】 入力信号を分岐回路108で分岐して現
用系90、予備系95の加算器109,110を通じて
ロジック回路101,201に入力する。ここからのク
ロック信号を分周器102,202で分周し、かつ、こ
の分周出力をPLL回路107,207に供給する。位
相比較器103,203の比較結果を、カウンタ10
4,204、データ選択回路105,205,D/A変
換器106,206を通じてバイアス電圧SBVM ,S
BVS に生成して、ロジック回路101,201へ加算器
109,110を通じて入力し、分周器102,202
の分周出力の位相を一致させる。この結果、分周器10
2,202へのロジック回路101,201からのクロ
ック信号の立ち上がりエッジが自動的に一致して、PL
L回路107,207に入力される分周出力のクロック
信号の位相も同期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの入力信号を
現用系及び予備系に2分岐し、かつ、生成したクロック
信号の位相を同期してPLL回路に出力するための位相
同期クロック信号生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルマイクロ波通信装置など
における現用系、予備系の切り替え時にクロック信号の
位相同期をとっている。この場合、一つの入力信号を現
用系及び予備系に2分岐し、かつ、生成したクロック信
号の位相同期をとってPLL回路に出力している。
【0003】このようなPLL回路として、例えば、特
開平4−196715号公報における「PLL回路」が
知られている。図5は、この従来例のPLL回路の構成
を示すブロック図である。図5のPLL回路は、位相比
較器1、カウンタ2,D/A変換器3,VCO4及び分
周器5による周知の閉ループ周波数制御を行って、VC
O4でロックしたクロック信号を出力している。また、
当初、クロック信号選択回路6が、高速クロック信号を
選択してカウンタ2に出力し、VCO4の同期引き込み
を早くすると共に、この後、出力クロック信号のジッタ
を抑えるために低速クロック信号を選択してカウンタ2
に出力している。
【0004】図6はこのようなPLL回路を備えるデジ
タルマイクロ波通信装置などの現用系、予備系における
クロック抽出部の構成を示すブロック図である。図6の
クロック抽出部は、入力バイポーラ信号を分岐回路9で
分岐して現用系10、予備系20のそれぞれのバイポー
ラ/ユニポーラ(B/U)変換部11,21に入力し、
ここからのプラス側及びマイナス側のデータをNORゲ
ート回路14,24及びフリップフロップ(F/F)回
路13,23に入力している。
【0005】NORゲート回路14,24からの合成デ
ータをバンドパスフィルタ(BPF)15,25を通じ
て正弦波に形成する。さらに、コンデンサC及び位相調
整のバイアス電圧Vが抵抗器Rを通じて印加されるロジ
ック回路16,26を通じてクロック信号を生成し、F
/F回路13,23及び分周器19,29に入力する。
この分周器19,29を通じたクロック信号をPLL回
路17,27に入力する。また、切替器18,28を選
択スイッチSWで切り替えて、現用系10又は予備系2
0の一方を選択する。この場合、選択スイッチSWで選
択されていない、現用系10又は予備系20の分周器1
9,29の一方のキャリヤ出力をロードして、分周位相
不定をなくし、分周器19,29からのPLL回路1
7,27への入力クロック信号の位相を同期させてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、図5に示すように高速クロック信号をD/A
変換器3でアナログ信号に変換した場合、VCO4から
の出力クロック信号にジッタが発生し易いため、図6に
示すクロック抽出部に分周器19,29を設けてある
が、この場合、分周器19,29でクロック信号の周波
数を低下させると誤動作が発生し易い。すなわち、分周
器19,29を用いた場合、これらの回路素子の影響
で、二つの入力信号の立ち上がりエッジに遅延を生じ、
分周器19,29で、その分周初期値を決定する分周ロ
ードパルスの読み込み誤りを生じて位相不定が発生し易
い。
【0007】このため、分周器19,29の出力を遅延
させたり、入力のクロック信号の立ち上がりエッジを計
測して、その調整を行っている。この調整は現用系1
0、予備系20単体の回路基板の状態で調整し、さら
に、デジタルマイクロ波通信装置に組み込んでの確認調
整が必要になる。また、設置場所での確認調整が必要に
なると共に、定期保守時にロジック回路16,26のバ
イアス電圧の点検、調整も必要になるという欠点があ
る。
【0008】また、現用系10又は予備系20の分周器
19,29の一方のキャリヤ出力をロードして、分周位
相不定をなくすように制御しているため、その正確な制
御の要求に対応して、温度変動を考慮した比較的高価な
回路素子を用いたり、温度補償回路を追加する必要があ
る。この場合、構成が複雑化し、かつ、コストが嵩むと
いう欠点がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、位相調整のバイアス設定が
自動化されて、分周初期値を決定する分周ロードパルス
の読み込み誤りが発生せず、分周出力のクロック信号の
位相調整を不要にして、温度変動を考慮した比較的高価
な回路素子を用いたり、温度補償回路を追加する必要を
無くし、そのコスト低減が可能になる位相同期クロック
信号生成装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、同一構成の現用系及び予備
系のPLL回路へ、それぞれの分周出力のクロック信号
の位相を自動的に同期させて入力するための位相同期ク
ロック信号生成装置にあって、現用系及び予備系にそれ
ぞれ、入力信号から生成したクロック信号の立ち上がり
エッジをバイアス電圧に基づいて一致させて分周手段に
出力するクロック信号生成手段と、クロック信号生成手
段からのクロック信号を分周してPLL回路の入力信号
として出力する分周手段と、二つの分周手段の分周出力
のクロック信号の位相比較値をバイアス電圧値に変換し
てクロック信号生成手段に出力する位相比較バイアス電
圧変換手段とを備える構成としてある。
【0011】請求項2記載の位相同期クロック信号生成
装置は、前記現用系及び予備系のそれぞれの位相比較バ
イアス電圧変換手段として、現用系及び予備系のそれぞ
れの分周器の分周ロードパルスの位相差を検出する位相
比較器と、位相比較器の比較検出値でカウント値をアッ
プ又はダウンするカウンタと、カウンタのカウント値デ
ータ又は任意の固定データの一方を選択するデータ選択
回路と、データ選択回路の出力データをアナログ電圧に
変換したバイアス電圧をクロック信号生成手段へ出力す
るD/A変換器とを備える構成としてある。
【0012】請求項3記載の位相同期クロック信号生成
装置は、前記現用系及び予備系のそれぞれの位相比較器
として、現用系及び予備系の分周出力の排他的論理和を
処理する排他的論理和ゲート回路と、排他的論理和ゲー
ト回路の出力を保持するフリップフロップ回路と、分周
手段からの分周出力をフリップフロップ回路へクロック
信号として供給するためのインバータとを備える構成と
してある。
【0013】請求項4記載の位相同期クロック信号生成
装置は、前記データ選択回路が、現用系及び予備系にお
ける自系が基準のマスタの場合に固定デジタルコードを
出力し、又は、自系が非基準のスレーブの場合にカウン
タのカウント値をデジタルコードとして出力する構成と
してある。
【0014】このような構成の位相同期クロック信号生
成装置は、現用系及び予備系における分周出力のクロッ
ク信号の位相比較値を変換したバイアス電圧によってク
ロック信号生成手段で生成するクロック信号のクロック
信号立ち上がりエッジを一致させている。すなわち、現
用系又は予備系におけるマスタの分周出力のクロック信
号にスレーブの分周出力のクロック信号の位相が追従動
作して分周位相が常時現用系と予備系で一致するように
している。
【0015】したがって、位相調整のバイアス設定が自
動化され、分周初期値を決定する分周ロードパルスの読
み込み誤りが発生しなくなる。また、分周出力のクロッ
ク信号の位相調整が不要になる。さらに、位相調整のバ
イアス設定を自動化しているため、温度変動や経年変化
による特性劣化を考慮する必要がなくなる。この結果、
比較的高価な回路素子を用いたり、温度補償回路を追加
する必要もなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の位相同期クロック
信号生成装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1は本発明の位相同期クロック信号生成装置の
実施形態における構成を示すブロック図である。図1の
例は、入力信号を二分割して現用系90と予備系95に
入力する分岐回路108を有している。現用系90及び
予備系95には分岐回路108からの入力信号がコンデ
ンサCを通じて供給される加算器109,110と、こ
の加算器109,110から入力信号が正弦波として±
180度未満の位相ずれで入力され、矩形波のクロック
信号を出力するロジック回路101,201とを有して
いる。
【0017】また、ロジック回路101,201が出力
するクロック信号を分周して出力する分周器102,2
02と、この分周器102,202からの分周出力が、
図示しない位相比較器に入力されるPLL回路107,
207とを有している。
【0018】さらに、分周器102,202からの現用
系90又は予備系95における自系の分周初期値を決定
する分周ロードパルスと相手系(現用系90又は予備系
95)の分周ロードパルスとを位相比較して、自系の分
周ロードパルスが進相か遅相かを判断する位相比較器1
03,203と、この位相比較器103,203の比較
値をアップダウンカウントするカウンタ104,204
とを有している。
【0019】また、現用系90又は予備系95における
自系が基準のマスタの場合に固定デジタルコードを出力
し、又は、自系が非基準のスレーブの場合にカウンタ1
04,204のカウント値をデジタルコードとして出力
するデータ選択回路105,205とを有している。さ
らに、データ選択回路105,205が出力するデジタ
ルコードをアナログ電圧に変換して加算器109,11
0を通じてロジック回路101,201へのバイアス電
圧として出力するD/A変換器106,206を有して
いる。
【0020】図2は位相比較器103,203の詳細な
構成を示す回路図である。図2の位相比較器103,2
03は分周ロードパルスSLOM ,SLOS の排他的論理和
を処理する排他的論理和ゲート回路301,303と、
排他的論理和ゲート回路301,303の出力を保持し
て送出するフリップフロップ(F/F)回路302,3
04,306,308と、分周ロードパルスSLOM をF
/F回路306,308へのクロック信号として供給す
るためのインバータ305,307とを有している。
【0021】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、ここでは現用系90をマスタとし、
予備系95をスレーブとして説明する。分岐回路108
で分岐された入力信号は、加算器109においてD/A
変換器106からのバイアス電圧と加算され、ロジック
回路101に入力される。ロジック回路101から出力
されたクロック信号SCKM が分周器102で分周されて
PLL回路107へ入力される。
【0022】また、分周器102からは分周開始時の分
周ロードパルスSLOM を出力する。この分周ロードパル
スSLOM はマスタ側の位相比較器103、スレーブ側の
位相比較器203及び分周器202に入力される。ここ
でマスタ側は、データ選択回路105で固定デジタルコ
ードを選択し、かつ、マスタとして選択されている間
は、常時、ロジック回路101が出力するクロック信号
CKM がデューティ50%となるようなバイアス電圧S
BVM をD/A変換器106から印加している。
【0023】スレーブ側はマスタ側からの分周ロードパ
ルスSLOM で分周器202が初期化されて分周ロードパ
ルスSLOS を生成する。そのスレーブ側の分周ロードパ
ルスSLOS とマスタ側の分周ロードパルスSLOM との位
相を位相比較器203で比較し、スレーブ側がマスタ側
に対して位相が進相か遅相かを比較した、その位相差を
示す比較値信号SCMS を出力する。
【0024】以下、図2に示す位相比較器103,20
3の動作を説明する。図3はスレーブ側の位相が進相の
場合のタイミングチャートであり、図4はスレーブ側の
位相が遅相の場合のタイミングチャートである。
【0025】ロジック回路101は図3、図4に示すク
ロック信号SCKM,SCKS を出力しており、このクロック
信号SCKM,SCKS を分周器102,202が分周し、分
周開始時の分周ロードパルスSLOM,SLOS を図2中の排
他的論理和ゲート回路301,303に入力して、排他
的論理和を処理する。
【0026】図3に示すようにスレーブ側の位相が進相
の場合、分周ロードパルスSLOM,SLOS に対応したパル
スを、スレーブ側のロジック回路201が出力するクロ
ック信号によってF/F回路304が読み込む。さら
に、F/F回路304の出力をF/F回路308が分周
ロードパルスSLOM をインバータ307で反転し、その
クロック信号によって取り込み、図3に示すローレベル
の比較値信号SCMS をカウンタ204に出力する。同様
に、図4に示すようにスレーブ側の位相が遅相の場合、
ハイレベルの比較値信号SCMM をカウンタ104に出力
する。
【0027】図3に示すようにローレベルの比較値信号
CMS が位相比較器203から出力されている場合、ス
レーブ側の位相が進相であり、図1に示すカウンタ20
4を1ビットずつカウントアップする。このカウンタ2
04のカウントアップ値をD/A変換器206でアナロ
グ電圧に変換する。この場合、アナログ電圧が高くな
り、図3に示すようにロジック回路201の入力側のバ
イアス電圧SBVS も高くなる。この結果、ロジック回路
201の出力波形は、クロック信号のデューティが、よ
りローレベルにずれて、立ち上がりエッジが遅れる。す
なわち、スレーブ側のクロック信号が、あたかも遅相の
ように制御される。
【0028】また、位相比較器203がハイレベルの比
較値信号SCMM をカウンタ104に出力する場合、すな
わち、図4に示すようにスレーブ側の位相が遅相の場
合、カウンタ204は1ビットずつカウントダウンし、
D/A変換器206が出力するアナログ電圧を低下さ
せ、ロジック回路201へのバイアス電圧SBVS を低く
する。このバイアス電圧SBVS が低下することによって
クロック信号のデューティが、よりハイレベルにずれ、
この結果、立ち上がりエッジが進相となって、スレーブ
側のクロック信号が、あたかも進相のように制御され
る。
【0029】なお、ここでは現用系90をマスタとし、
予備系95をスレーブとして説明したが、この反対の現
用系90がスレーブであり、予備系95がマスタ場合
は、前期と同様の動作で図1に示すスレーブの現用系9
0中のD/A変換器106からのバイアス電圧SBVM
加算器109に出力されて、前記と同様の処理で位相が
進相又は遅相のように制御される。
【0030】このような閉ループ制御回路によってマス
タ側からの分周器102が出力する分周ロードパルスS
LOM を、スレーブ側の分周器202が読み誤る誤動作が
生じなくなる。したがって、マスタ側の分周器102の
分周出力位相とスレーブ側の分周器202の分周出力の
位相が一致する。この結果、PLL回路107,207
が送出する出力クロック信号SPCM,SPCS の位相も一致
することになる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の位相同期クロック信号生成装置によれば、現用系及び
予備系の分周出力のクロック信号の位相比較値を変換し
たバイアス電圧によって、クロック信号生成手段で生成
するクロック信号のクロック信号立ち上がりエッジを一
致させ、現用系又は予備系におけるマスタの分周出力の
クロック信号にスレーブの分周出力のクロック信号の位
相が追従動作して分周位相が常時、現用系と予備系で一
致するようにしている。
【0032】これによって、位相調整のバイアス設定が
自動化され、分周初期値を決定する分周ロードパルスの
読み込み誤りが発生しなくなり、また、分周出力のクロ
ック信号の位相調整が不要になる。さらに、温度変動や
経年変化による特性劣化を考慮する必要がなくなって、
比較的高価な回路素子を用いたり、温度補償回路を追加
する必要もなくなり、保守が容易になって、そのコスト
低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相同期クロック信号生成装置の実施
形態における構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す位相比較器の詳細な構成を示す回路
図である。
【図3】実施形態にあってスレーブ側の位相が進相の場
合のタイミングチャートである。
【図4】実施形態にあってスレーブ側の位相が進相の場
合のタイミングチャートである。
【図5】従来のPLL回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】従来のPLL回路を備えるクロック抽出部の構
成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
90 現用系 95 予備系 108 分岐回路 109,110 加算器 101,201 ロジック回路 102,202 分周器 103,203 位相比較器 104,204 カウンタ 105,205 データ選択回路 106,206 D/A変換器 107,207 PLL回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一構成の現用系及び予備系のPLL回
    路へ、それぞれの分周出力のクロック信号の位相を自動
    的に同期させて入力するための位相同期クロック信号生
    成装置にあって、 現用系及び予備系にそれぞれ、 入力信号から生成したクロック信号の立ち上がりエッジ
    をバイアス電圧に基づいて一致させて前記分周手段に出
    力するクロック信号生成手段と、 前記クロック信号生成手段からのクロック信号を分周し
    てPLL回路の入力信号として出力する分周手段と、 前記二つの分周手段の分周出力のクロック信号の位相比
    較値をバイアス電圧値に変換して前記クロック信号生成
    手段に出力する位相比較バイアス電圧変換手段と、 を備えることを特徴とする位相同期クロック信号生成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記現用系及び予備系のそれぞれの位相
    比較バイアス電圧変換手段として、 現用系及び予備系のそれぞれの分周器の分周ロードパル
    スの位相差を検出する位相比較器と、 前記位相比較器の比較検出値でカウント値をアップ又は
    ダウンするカウンタと、前記カウンタのカウント値デー
    タ又は任意の固定データの一方を選択するデータ選択回
    路と、 前記データ選択回路の出力データをアナログ電圧に変換
    したバイアス電圧をクロック信号生成手段へ出力するD
    /A変換器と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の位相同期クロ
    ック信号生成装置。
  3. 【請求項3】 前記現用系及び予備系のそれぞれの位相
    比較器として、 現用系及び予備系の分周出力の排他的論理和を処理する
    排他的論理和ゲート回路と、 前記排他的論理和ゲート回路の出力を保持するフリップ
    フロップ回路と、 分周手段からの分周出力を前記フリップフロップ回路へ
    クロック信号として供給するためのインバータと、 を備えることを特徴とする請求項2記載の位相同期クロ
    ック信号生成装置。
  4. 【請求項4】 前記データ選択回路が、現用系及び予備
    系における自系が基準のマスタの場合に固定デジタルコ
    ードを出力し、又は、自系が非基準のスレーブの場合に
    カウンタのカウント値をデジタルコードとして出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の位相同期クロック信号
    生成装置。
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