JPH09190389A - データ転送方法 - Google Patents

データ転送方法

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JPH09190389A
JPH09190389A JP8002904A JP290496A JPH09190389A JP H09190389 A JPH09190389 A JP H09190389A JP 8002904 A JP8002904 A JP 8002904A JP 290496 A JP290496 A JP 290496A JP H09190389 A JPH09190389 A JP H09190389A
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JP8002904A
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Eiji Oga
英治 大賀
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線上の情報量を削減してネットワークの
負荷を軽減し、データ転送の応答性を向上させる。 【解決手段】予めデータ管理装置20と監視装置30と
の間で転送する各データ名に2バイトからなる識別子を
対応させこの対応情報をデータ管理装置20及び監視装
置30で保持する。データ送信要求時には監視装置30
が、対応情報をもとに所望のデータのデータ名に対応す
る識別子を検索し、送信要求を行うデータをこの識別子
で特定した伝送フレームをデータ管理装置20に転送す
る。データ管理装置20は、対応情報をもとに受信した
伝送フレームの識別子から送信要求されたデータ名を特
定し、予め保持している前回このデータ名に対して送信
要求が行われたときのデータと今回のデータとを比較
し、データが更新されているときのみ今回検索したデー
タとこのデータのデータ名に対応する識別子とを伝送フ
レームに格納し、監視装置30に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクライアン
トがサーバの管理するデータに対してアクセスするよう
なクライアントサーバシステム等における、クライアン
トとサーバ間のデータ転送方法に関し、特に効率のよい
データ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、FA(ファクトリオート
メーション)或いは、PA(プロセスオートメーショ
ン)分野等において、ネットワークシステムをクライア
ントサーバシステムで管理する場合等には、複数のクラ
イアントで共通に利用するデータをサーバのデータベー
スで一括管理し、必要に応じてクライアントがデータベ
ースのデータをアクセスすることができるようにしてい
る。
【0003】この時、クライアントが要求するデータ
と、データベースに管理されているデータとを対応付け
るためには、クライアントが、クライアントとサーバと
の間での情報転送に用いる伝送フレームに、所望とする
データを特定するデータ名を格納して送信し、サーバ
が、受信した伝送フレームに格納されたデータ名に対応
するデータを検索し、検索したデータとデータ名とを伝
送フレームに格納してこれをクライアントに送信してい
る。
【0004】このとき、データ名としては、データの内
容がわかる一般的な表現の名称が付けられていて、多く
のデータをデータ名から識別できるようにするために、
数バイトではなく、20〜30バイトの情報量からなる
名称を付けるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
名として20〜30バイトの情報量の名称を付けた場
合、サーバに対してクライアントから頻繁にデータアク
セスが行われる時などには、伝送フレームを転送する際
に毎回20〜30バイトの情報量からなるデータ名を転
送することになって、ネットワークに負荷がかかり、デ
ータアクセスの応答性が悪くなるという問題がある。ネ
ットワーク上の応答性が良好であることは、例えば、生
産ライン等の監視を行うシステム等においては、不可欠
な条件となっている。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の問題点に
着目してなされたものであり、サーバとクライアントと
の間のデータ転送路上での転送する情報量を少なくして
転送時のネットワークの負荷を軽減し、良好な応答性を
得ることのできるデータ転送方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るデータ転送方法は、データ
を、当該データを特定するデータ名で管理する処理装置
間のデータ転送方法において、前記処理装置間で転送す
るデータ名と、当該データ名に対応し且つ情報量が前記
データ名よりも少ない識別子と、を予め対応付けてその
対応情報を前記各処理装置で保持し、前記処理装置間で
前記データ名を転送するとき、送信側の処理装置は前記
対応情報をもとに前記データ名に対応する識別子を転送
し、受信側の処理装置は転送された識別子に対応するデ
ータ名を、前記対応情報に基づき認識するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】したがって、例えば処理装置間で、データ
の送信要求或いはその応答として指定されたデータを転
送する場合等に、このデータを特定するためにデータ名
を送信するが、処理装置間で転送を行うデータを特定す
るデータ名については、予めそのデータ名と識別子とを
対応させてこの対応情報を各処理装置で保持しておき、
処理装置間のデータ転送路上では、データ名ではなく識
別子を転送する。このとき、識別子の情報量がデータ名
の情報量よりも少なくなるように設定したから、データ
転送に伴うデータ転送路上の全体の情報量が削減され、
データ転送の応答性が向上する。
【0009】また、請求項2に係るデータ転送方法は、
前記処理装置のうち、一方の処理装置が他方の処理装置
に対してデータの送信要求を行い、前記他方の処理装置
から転送されたデータに対して所定の処理を行うとき、
前記他方の処理装置は、前記一方の処理装置から前記送
信要求を受信したとき、当該送信要求で特定されるデー
タ名に対応するデータが、前記データ名に対する前回送
信要求時のデータと異なるときのみ、前記データ名に対
応するデータを転送するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】したがって、例えば、一方の処理装置が他
方の処理装置に対して、この他方の処理装置が管理す
る、例えばセンサからの検出情報等のデータに対して定
期的にデータ送信要求を行う場合等には、他方の処理装
置は、データ送信要求でデータが指定されたとき、この
データに対して前回データ送信要求があったときに予め
保持しておいた前回のデータと、今回のデータとを比較
し、データが更新されていない場合には、データ送信要
求の応答としてデータを転送せずに例えばデータ名のみ
を転送し、データが更新されたときのみデータを転送す
る。よって、データが更新されない場合にはデータは転
送されないから、データの情報量分だけデータ転送路上
の情報量が削減され、データ転送の応答性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。図1は、本発明におけるデータ転送方法を適用
した生産管理システムの概略構成を示したものであり、
クライアントサーバシステムを構成している。この生産
管理システムは、事務所に設置された監視端末のグラフ
ィック画面で現場の生産運用データを一秒周期で監視
し、生産ラインの異常を検出した場合には、異常情報を
グラフィック画面にポップアップ表示すると共に、ブザ
ー等の警報音を発生させて、オペレータに異常通知を行
うものである。
【0012】図1に示すように、生産管理システムは、
例えば、現場での生産状況等の生産運用データを収集す
るデータ収集装置10と、データ収集装置10で収集し
た生産運用データを一括して管理するサーバとしてのデ
ータ管理装置20と、データ管理装置20で管理する生
産運用データをもとに生産ラインの監視を行うクライア
ントとしての監視装置30とから構成され、これらデー
タ収集装置10とデータ管理装置20と監視装置30と
はLAN等の通信回線40を介して接続されている。
【0013】前記データ収集装置10は、例えば、マイ
クロコンピュータ等で形成され、センサ11で検出した
生産ラインでの完成品数等の現場での生産状況等の検出
情報をもとに、収集処理部12で所定の処理を行いこれ
を生産運用データとして、通信回線40を介してデータ
管理装置20に送信する。前記データ管理装置20は、
例えば、CRT等の表示装置及びキーボード等の入力装
置を備えたマイクロコンピュータ等で形成されている。
そして、データ管理装置20は、前記データ収集装置1
0から受信した生産運用データを格納するデータベース
21と、監視装置30から受信した後述のデータ名と識
別子との対応情報を格納する対応情報格納部23と、デ
ータベース21に対するアクセス処理を行うデータベー
スアクセス部24と、監視装置30との間の転送制御を
行うデータ獲得処理部25とから構成されている。
【0014】前記データベースアクセス処理部24は、
前記データ獲得処理部25から通知されたデータ名をも
とに、データベース21から対応するデータを検索して
これを読み出す。そして、読み出したデータが、このデ
ータ名に対して前回データ獲得処理部25から読み出し
要求があったときに、予め保持していた当該データ名に
対応する前回読み出し時のデータと、今回読み出したデ
ータとを比較し、同一データであるときには、データ名
で特定されるデータは変化していないことを通知し、同
一データでないときは今回読み出したデータをデータ名
と対応付けてデータ獲得処理部25に通知する。
【0015】前記データ獲得処理部25は、監視装置3
0から受信したデータの送信要求を行う伝送フレームに
格納された識別子をもとに、前記対応情報格納部23に
格納された対応情報に基づいて送信要求されたデータ名
を特定し、データベースアクセス部24に通知すると共
に、データベースアクセス部24からデータ名とこれに
対応するデータとが通知されたとき、これらをもとに伝
送フレームを作成して、監視装置30に対し、送信要求
の応答として転送する。また、データベースアクセス部
24からデータは変化していないことを通知されたと
き、データは含まず、データ名からなる伝送フレームを
作成し、これを管理装置30からの送信要求に対する応
答として監視装置30に転送する。
【0016】前記監視装置30は、少なくとも、CRT
等の表示装置及びキーボード等の入力装置を備えたマイ
クロコンピュータ等で構成されている。そして、オペレ
ータの入力装置の操作に応じて、データ管理装置20か
ら受信する生産運用データのそれぞれを特定する各デー
タ名に対し、例えば、2バイト等の数バイトで表示可能
な識別子を対応付ける対応情報作成部31と、この各デ
ータ名と識別子との対応からなる対応情報を格納する対
応情報ファイル32と、対応情報ファイル32の対応情
報をもとに、所望とするデータ名に対応する識別子を求
め、当該識別子を格納した伝送フレームを作成してデー
タ管理装置20に対して所望とするデータの送信要求を
行うと共に、通信回線40を介してデータ管理装置20
から所望の生産運用データを受信し、受信した生産運用
データに対して異常監視処理を行うデータ処理部33
と、データ処理部33で生産運用データの異常を検出し
たとき、ブザー等の警報音を発生すると共に、表示装置
に異常情報をポップアップ表示する異常処理部34とか
ら構成されている。
【0017】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
オペレータは、予め監視装置30の入力装置を操作し
て、監視対象である、データ収集装置10で収集した生
産運用データについて、各データ名と、当該データ名を
特定する識別子とを対応付けておく。この識別子は例え
ば2バイト等数バイト程度のものであり、データ名より
も少ない情報量、すなわち、少ないバイト数で表記可能
な識別子を設定する。例えば、生産ラインにおける生産
状況である生産運用データとして、生産ラインにおける
製品A及び製品Bの完成品数に対し、製品Aの完成品数
であるデータ名が“製品A完成品数”に対して識別子
“EEEE”を対応付け、製品Bの完成品数であるデー
タ名が“製品B完成品数”に対して識別子“FFFF”
を対応付ける。
【0018】監視装置30の対応情報作成部31では対
応付けられた、データ名と識別子とからなる対応情報を
形成し、これを対応情報ファイル32に格納する。この
状態で、この生産管理システムを用いて生産ラインの管
理を行う場合には、まず、監視装置30において、対応
情報ファイル32に格納した対応情報を読み出してこれ
を通信回線40を介してデータ管理装置20に送信す
る。これを受けてデータ管理装置20のデータ獲得処理
部25では、受信した対応情報を対応情報格納部23に
格納する。
【0019】そして、センサ11が、現場における生産
状況として、生産ラインにおける製品A及び製品Bの完
成品数を検出すると、データ収集装置10では、センサ
11からの検出情報をもとに、データ名が“製品A完成
品数”及び“製品B完成品数”に対応するデータとして
通信回線40を介してデータ管理装置20に送信する。
【0020】データ管理装置20では、受信した生産運
用データをデータベース21の所定の領域に格納する。
一方監視装置30では、データ管理装置20に対して1
秒周期で、生産運用データ、つまり、データ名が“製品
A完成品数”及び“製品B完成品数”の送信要求を行
う。すなわち、図2のフローチャートに示すように、ま
ず、データ名“製品A完成品数”に対応する識別子を対
応情報ファイル32の対応情報をもとに特定する(ステ
ップS11)。この場合、データ名“製品A完成品数”
に対応する識別子は“EEEE”として設定したので、
この識別子“EEEE”を含んだ伝送フレーム、すなわ
ち、送信要求を行うデータを識別子“EEEE”によっ
て特定する伝送フレームを作成し、(ステップS1
2)、これをデータ管理装置20に送信する(ステップ
S13)。同様にして、“製品B完成品数”についても
処理を行い、この場合、“製品B完成品数”に対応する
識別子は“FFFF”として対応情報に設定されている
から、送信要求を行うデータを識別子“FFFF”で特
定する伝送フレームを作成し、これを監視装置30に送
信する。以後、同様にしてこの処理を1秒周期で行う。
【0021】これを受けて、データ管理装置20では、
図3のフローチャートに示すように、監視装置30から
受信した伝送フレームを解析して識別子、この場合“E
EEE”、を取り出す(ステップS21)。そして、対
応情報格納部23に格納した対応情報を参照し、識別子
“EEEE”に対応するデータ名が登録されているか否
かを検索する(ステップS22)。この場合、対応情報
では識別子“EEEE”に対応するデータ名として“製
品A完成品数”として設定されているから、データ管理
装置20では、識別子“EEEE”に対応するデータ名
“製品A完成品数”を対応情報から読み出す(ステップ
S23)。
【0022】そして、前回“製品A完成品数”に対して
監視装置30から送信要求があったときにデータベース
21から読み出して保持している前回の“製品A完成品
数”に対応するデータと、今回読み出した“製品A完成
品数”に対応するデータとを比較し(ステップS2
4)、データが更新されている場合には、今回検出した
“製品A完成品数”に対応するデータと、そのデータ名
とをもとに、監視装置30からの送信要求に対する応答
としての伝送フレームを作成し(ステップS25)、こ
れを監視装置30に送信する(ステップS26)。
【0023】このとき、監視装置30から受信した伝送
フレームから取り出した識別子が対応情報に登録されて
いない場合には(ステップS22)、この識別子は未登
録であるものとし、監視装置30に対して、例えば、未
登録の識別子に対する処理要求が行われたことを通知す
る伝送フレームを作成し(ステップS27)、監視装置
30に通知する。
【0024】また、送信要求されたデータ名“製品A完
成品数”に対応する、データベース21から読み出した
データが、前回送信要求時に読み出したデータと同一で
ある場合、つまり、データが更新されていない場合に
は、データは含まずにデータ名からなる伝送フレームを
作成する(ステップS28)。そして、この伝送フレー
ムを監視装置30に送信する。
【0025】同様にして、識別子“FFFF”に対する
送信要求に対しても処理を行い、この場合、識別子“F
FFF”に対応するデータ名は対応情報から、“製品B
完成品数”であることが特定されるから、この“製品B
完成品数”に対応するデータをデータベース21から読
み出し、前回読み出し時に保持している“製品B完成品
数”のデータと、今回読み出し時のデータとを比較し、
データが更新されているときのみ、データとデータ名と
からなる、監視装置30からの送信要求に対する応答と
しての伝送フレームを作成し、これを監視装置30に送
信する。
【0026】そして、監視装置30では、データ管理装
置20に対する応答情報として受信した監視装置30か
らの伝送フレームから識別子を取り出し、これをもとに
対応情報ファイル32に格納された対応情報を参照し
て、データ名を特定し受信した伝送フレームに格納され
たデータが“製品A完成品数”又は“製品B完成品数”
であることを認識する。
【0027】そして、予め設定した所定の異常監視処理
を行い、例えば、予め設定した製品A及び製品Bの生産
計画数と、生産ライン上での実際の生産数とを比較し、
実際の生産数が著しく少ない等、生産数に異常があった
場合には、異常発生として、表示装置にポップアップ表
示によって生産数に異常が発生したことを表示すると共
に、ブザー等の警報音を発生させて、異常が発生したこ
とをオペレータに通知する。
【0028】したがって、上記のように、監視装置30
からのデータの送信要求を行う伝送フレーム及び、この
送信要求に対する応答としてのデータ管理装置20から
の伝送フレームには、送信要求を行うデータ、及びその
応答としてのデータを特定する情報として、20〜30
バイトからなるデータ名に変えて2バイトの識別子を格
納するようにしたから、伝送フレームにおけるデータ名
情報の格納領域をその分少なくすることによって、これ
ら伝送フレームを通信回線40を介して転送する際の通
信回線40上での情報量を削減することができる。よっ
て、ネットワークシステムの負荷を軽減し、通信回線4
0を介してのデータ転送の応答性を向上させることがで
き、これに伴い、システム全体の応答性を向上させ、シ
ステム運用のリアルタイム性を実現することができる。
【0029】特に、監視装置30からのデータ送信要求
が頻繁にある場合でも、送信要求を行う伝送フレームを
転送する度に、情報量の多いデータ名を転送せずに、数
バイトの情報量の識別子を送信するようにしたから、ネ
ットワークシステムの負荷をより軽減することができ
る。また、送信要求があったデータ名については、前回
送信時からそのデータが更新されているときにのみ、送
信要求に対する応答としてそのデータを送信し、前回送
信時からそのデータが更新されていない場合には送信要
求に対する応答として、データを送信せずにデータ名の
みを送信し、これによって送信要求元の装置に対し送信
要求を行ったデータ名のデータは前回から更新されてい
ないことを通知するようにしたから、その分通信回線4
0上に転送される情報量を削減することができる。この
とき、送信要求に対する応答としてデータを送信しない
ようにしているが、送信要求元ではデータ名のみが転送
されデータが含まれない場合にはそのデータが更新され
ないものとして認識するようにしたから、送信要求に対
する応答のデータを送信しなくても、送信要求元に何ら
悪影響を与えることはなく、通信回線40上の情報量を
効率よく削減することができる。
【0030】なお、上記実施の形態では、データベース
21に格納したデータについて、通信回線40を介して
アクセスを行う場合について説明したが、これに限ら
ず、サーバに直接つながっている機器のデータ(フィー
ルドデータ)である場合でも適用することができる。ま
た、上記実施の形態では、データ管理装置20と監視装
置30との間のデータ送信要求とその応答における伝送
フレームに適用した場合について説明したが、データ収
集装置10で収集した生産運用データをデータ管理装置
20に転送する際に適用することも可能である。また、
例えば、データ管理装置20と監視装置30との間、或
いは、データ管理装置20とデータ収集装置10との間
等、各装置間で転送する全てのデータ名について予め上
記と同様に識別子を対応付けてその対応情報をそれぞれ
各装置に格納しておき、通信回線40を介してデータ名
を含む伝送フレームを転送する場合には、識別子を転送
するようにすることも可能であり、この場合も上記と同
様の作用効果を得ることができる。
【0031】また、上記実施の形態では、サーバとして
データ管理装置20とクライアントとしての監視装置3
0との間での転送について適用した場合について説明し
たが、複数のクライアントが接続されている場合でも適
用することが可能であり、この場合には、データ管理装
置20が、各クライアント毎に対応情報を保持するよう
にし、受信した伝送フレームの送信元のクライアントを
特定し、この送信元のクライアントとの間のデータ名に
関する対応情報を参照するようにする。このとき、デー
タ管理装置20側が識別子から一対一に対応するデータ
名を特定することができるように、複数のクライアント
で異なるデータ名に対して同一の識別子を設定しないよ
うにする。よって、クライアントの数が増加するに応じ
て通信回線40上の情報量が増加するが、本発明によれ
ば通信回線40上の情報量を削減することができるか
ら、例えば複数のクライアントからサーバの管理するデ
ータに対して同時にデータアクセスを行うような場合で
も、データアクセスの応答性の低下を防止することがで
き、システムの応答性の低下を防止することができる。
【0032】さらに、上記実施の形態では、クライアン
ト側が識別子を設定するようにした場合について説明し
たが、これに限らず、サーバ側で識別子を設定するよう
にすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るデ
ータ転送方法は、処理装置間で転送するデータを特定す
る情報として、データ名よりも情報量の少ない識別子を
用いるようにしたから、処理装置間のデータ転送路上の
全体の情報量が削減され、データ転送の応答性を向上さ
せることができる。
【0034】また、請求項2に係るデータ転送方法は、
送信要求されたデータを転送するとき、送信要求された
データが、前回送信要求された時のデータと比較して更
新されているときにのみ、送信要求の応答としてデータ
を送信するようにしたから、データの情報量分だけデー
タ転送路上の情報量が削減され、データ転送の応答性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ転送方法を適用した生産管
理システムの概略構成を表す構成図である。
【図2】データの送信要求時の監視装置の処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図3】データの送信要求受信時のデータ管理装置の処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ収集装置 11 センサ 20 データ管理装置 21 データベース 23 対応情報格納部 30 監視装置 32 対応情報ファイル 40 通信回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを、当該データを特定するデータ名
    で管理する処理装置間のデータ転送方法において、前記
    処理装置間で転送するデータ名と、当該データ名に対応
    し且つ情報量が前記データ名よりも少ない識別子と、を
    予め対応付けてその対応情報を前記各処理装置で保持
    し、前記処理装置間で前記データ名を転送するとき、送
    信側の処理装置は前記対応情報をもとに前記データ名に
    対応する識別子を転送し、受信側の処理装置は転送され
    た識別子に対応するデータ名を、前記対応情報に基づき
    認識するようにしたことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】前記処理装置のうち、一方の処理装置が他
    方の処理装置に対してデータの送信要求を行い、前記他
    方の処理装置から転送されたデータに対して所定の処理
    を行うとき、前記他方の処理装置は、前記一方の処理装
    置から前記送信要求を受信したとき、当該送信要求で特
    定されるデータ名に対応するデータが、前記データ名に
    対する前回送信要求時のデータと異なるときのみ、前記
    データ名に対応するデータを転送するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のデータ転送方法。
JP8002904A 1996-01-11 1996-01-11 データ転送方法 Pending JPH09190389A (ja)

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