JPH09190237A - 暗証番号入力装置 - Google Patents

暗証番号入力装置

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JPH09190237A
JPH09190237A JP207696A JP207696A JPH09190237A JP H09190237 A JPH09190237 A JP H09190237A JP 207696 A JP207696 A JP 207696A JP 207696 A JP207696 A JP 207696A JP H09190237 A JPH09190237 A JP H09190237A
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JP
Japan
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mouse
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JP207696A
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Koichi Nakada
幸一 中田
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードによる暗証番号であるパスワード
の入力ではキーボードに不慣れなものにとっては、非常
な負担となるため、キーボード以外でのパスワード入力
を可能にする。 【解決手段】 ポインティングデバイスであるマウス2
を利用してパスワードを入力するために、制御部3を介
して表示部4にパスワード入力用の画面を表示させる。
パスワード入力用の画面には利用者名の下にパスワード
入力のための入力用の表示ボタンが表示され、この複数
の表示ボタン(3−1〜3−5)の領域をマウス2によ
るポインタであるカーソルを位置させた状態で、マウス
2に設けた操作キー(2−1又は2−2)を操作(クリ
ック)することで、この操作状態と表示ボタンとの組み
合わせで予め決められたパスワード情報を入力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティをも
つコンピュータシステム等において、ユーザ固有のパス
ワード、つまり暗証番号を入力し、該入力した暗証番号
が予め登録されたものと一致することを確認した後、該
装置を利用することができるシステムにおける暗証番号
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセキュリティを有するコンピュー
タシステム等においては、該システムを利用する場合、
パスワードである暗証番号がユーザ固有に予め登録され
ており、該暗証番号をキー入力し、該入力した暗証番号
がユーザ使用による登録済みの暗証番号と一致すれば、
該システムを使用できるようにしている。
【0003】上記パスワードを入力する方式としては、
表示画面上に例えば図9に示すように、表示された状態
において、ユーザ名を入力した後、パスワードをキーボ
ードを利用して入力している。
【0004】そこで、上記パスワードを入力する方式と
して、特開平6―161592号公報「暗証番号入力装
置および方法」には、テンキーと呼ばれるキーボードを
利用して、システムを利用可能にする点が提案されてい
る。この暗証番号の入力は、ユーザ使用のための複数の
暗証番号が予め登録されており、ユーザ側で暗証番号の
一つを指示することで、システム側では、指示された暗
証番号をユーザ側より入力させるようにし、入力された
暗証番号と、先に指示した暗証番号とが一致すれば、シ
ステムの使用を可能にするようにしたものである。
【0005】これであれば、複数の暗証番号中から1つ
のユーザの指示に従って選択し、それをユーザに入力さ
せるため、入力すべき暗証番号が固定しない点でセキュ
リティ効果が増す。
【0006】また、暗証番号の入力装置の他の例とし
て、特開平6―230846号公報「処理装置」には、
入力ペン等からなるポインティングデバイスを利用し、
表示画面に所定の画像を表示し、その画像の所定の点を
上記入力ペンにて指示し、該指示した位置及び順序が予
め登録されたデータと一致すれば、システムを利用可能
にするようにしたものである。このようにすることで、
ユーザ側でのパスワードの入力操作を容易にさせると同
時に、第三者による暗証番号の入力によるセキュリティ
効果を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
コンピュータ等のシステムを利用した場合に、セキュリ
ティを高めるため、暗証番号を入力する場合に、入力方
法に工夫を凝らしている。しかし、従来では暗証番号を
キーボードを利用して入力する場合が一般的であり、キ
ーボードに慣れていないユーザにとっては負担となり、
また頻繁に入力する必要がある場合はユーザにかなりの
負担を強いることになる。
【0008】そこで、特開平6−230846号公報記
載のものによれば、キーボードによる入力でなく、表示
される特定画像の所定のポイントを複数、順番に入力す
ることで、その操作を簡単にするようにしている。しか
しながら、画像のポイントを正確に操作する必要があ
り、非常に面倒でもある。つまり、画像のポイントが多
少ずれれば、パスワードの不一致としてシステムの使用
が不可能になる。従って、指示したポイントを正確にユ
ーザ側で認識しておくことが必要となり、ユーザに与え
る負担を増大することにもなりかねない。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑み、パスワー
ド入力において、ポインティングデバイスを利用するこ
とによってパスワードである暗証番号を簡易に入力でき
る装置を提供することを第1の目的とする。
【0010】また本発明の目的は、パスワード入力にお
いて、ポインティングデバイスの操作キーと、表示画面
上の表示部分とを組み合わせることで、パスワードに多
くの組み合わせを実現しながらも簡易に入力ができるよ
うにしたものである。
【0011】さらに本発明は、パスワード入力におい
て、誤った入力をした場合、キーボードからバックスペ
ースキーなどを使用することによって修正する必要をな
くし、ポインティングデバイスのみを使用して修正する
ことを可能にし、その操作性を向上することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するための暗証番号入力装置は、ユーザ固有の暗
証番号が予め登録された状態において、該暗証番号を入
力するための装置において、暗証番号を入力できる複数
の領域に区分された表示ボタンが表示される表示部と、
複数の操作キーを備える上記表示部の任意の位置を指示
できるポインティングデバイスと、上記複数の表示ボタ
ンとポインティングデバイスの複数の操作キーとの組み
合わせにより暗証番号における文字又は数値に変換する
ための変換テーブルと、上記ポインティングデバイスに
よって上記複数の表示ボタンの一つが指示された状態、
及びその状態で上記ポインティングデバイスの操作キー
の一つが操作された状態を受けて、上記変換テーブルに
基づく文字又は数値に変換し入力する制御部と、を備え
たことを特徴とする。
【0013】この構成において、変換テーブルとして上
記表示ボタンとポインティングデバイスの操作キーの組
み合わせにより、ユーザ固有の予め登録された暗証番号
と同等の文字又は数値に対応付ければ、暗証番号である
パスワードとして利用可能な文字又は数値を、全てポイ
ンティングデバイスのボタンによる画面上の表示ボタン
の選択に割り当てられるため、ポインティングデバイス
のためのパスワードを新たに追加することはなくなる。
【0014】しかも、上述した構成においては、さらに
ポインティングデバイスがマウスで構成され、該マウス
の操作キーが2度操作された状態を検出させ、この検出
に応答して入力されたパスワードの最終の文字又は数値
を削除させるようにすれば、暗証番号であるパスワード
入力時において、その入力を誤った場合キーボードの修
正用キーを使用することなくポインティングデバイスに
よる操作のみでその修正が可能となるため、ポインティ
ングデバイスによるパスワード入力の操作性を向上でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における暗証番号
であるパスワード入力を必要とし、該入力によりコンピ
ュータシステムを利用できるシステム全体の回路構成を
示すブロック図である。この図1は、本発明にかかるコ
ンピュータシステムである例えばパーソナルコンピュー
タの回路構成であり、特にパーソナルコンピュータを利
用する場合に、ユーザ固有の暗証番号であるパスワード
の入力を必要とする装置のシステム構成図である。
【0016】図において、1は通常このシステムを利用
する場合においてパスワードを入力すると同時に、利用
可能状態になった時に各種情報を入力するためのキーボ
ード、2は本発明における上記キーボード1とは別にパ
スワードを入力できるポインティングデバイスであるマ
ウスである。これらキーボード1及びマウス2が入力部
を構成する。
【0017】上記キーボード1及びマウス2からの入力
を受ける制御部3は、キーボード1及びマウス2からの
指示に応答して予め決められたプログラムに従って、C
RTや液晶表示装置からなる表示部4に必要となるメニ
ュー画面、所定の画像、図形、文字等を表示させる。こ
の制御部3には、入力用ワークエリアとして利用され、
本発明においては入力されるパスワード等の記憶を含
め、作業用メモリ等に利用されるメモリ6、及び本発明
のパスワード入力にかかる変換テーブル5とが接続され
ている。
【0018】上記メモリ6には、例えば各ユーザ名及び
該ユーザ固有の暗証番号であるパスワードが事前に登録
されている。この登録はキーボード1又はマウス2を利
用して登録できる。
【0019】そこで、本発明においてキーボード1等の
操作により該システムを利用するためのパスワード入力
画面を表示させるように指示すれば、制御部3は表示部
4を介して、例えば図2に示すようにパスワード入力用
の画面を表示させる。この表示画面において、利用者の
名前を入力することでメモリ6をアクセスして、利用者
つまりユーザ固有の暗証番号の入力を行うように指示す
る。
【0020】このパスワードの入力としては、先に説明
したようにキーボード1を利用する以外に、本発明にお
いてはマウス2を利用してパスワード入力を行える。こ
の入力としては、図3に示すマウス2の2個の操作キー
2−1及び2−2と、図2に表示されている表示ボタン
4−1〜4−5の領域をマウス2によるポインタ、つま
りカーソル(矢印)先端による指示とによりパスワード
を入力できる。このパスワードとしては本実施形態によ
れば“0〜9”までの数値として処理されるものとす
る。そのため、メモリ6に予め登録されている各ユーザ
固有のパスワードについても“0〜9”までの数値の組
み合わせによる。
【0021】つまり、マウス2を操作することでポイン
タとして表示画面上に任意に移動するカーソルを、表示
ボタン4−1〜4−5の何れかに位置させ、この時マウ
ス2の操作キー2−1又は2−2を操作することで、決
められた数値を入力できるようにしたものである。その
ため、図4に示すように表示ボタンとマウスの操作キー
の組み合わせにより、パスワード用の数値を割り当てて
いる。この図4に示すテーブルは、図1に示す変換テー
ブル5に記憶されている。
【0022】例えば、数値“1”を入力する場合には、
表示ボタン4−1領域にマウス2のカーソルを移動さ
せ、その位置でマウス2の操作キー2−2を操作すれ
ば、数値“1”として入力されることになる。この入力
は制御部3にて行われる。
【0023】上記表示画面における利用者名は、登録さ
れている名前をすべて利用者名入力部分4−7のプルダ
ウンメニューによって選択することができるようになっ
ている。つまり、カーソルをその位置に移動させ操作キ
ー2−1を操作することで予め登録されている利用者名
が順次表示され、利用者の氏名が表示された状態で入力
を完了できる。また、キーボード1を利用して入力する
こともできる。この利用者名の入力としてはコードで処
理することもある。
【0024】そこで、本発明によるパスワードの入力例
を、図6のフローチャートに従って説明する。この制御
フローは制御部3における制御である。
【0025】パスワードを入力するに際し、キーボード
1又はマウス2を操作することで、図2に示すようなパ
スワードの入力画面を表示させる。この入力画面につい
ては、予め決められた操作を行うことで表示部3を介し
て表示される。
【0026】この表示状態において、利用者の名前を入
力する。この名前の入力は、先に説明したように文字又
は使用者固有の氏名コードを入力する。これは、キーボ
ード1又はマウス2を利用して入力する。特にマウス2
を使用する場合には、利用者名入力部分4−7の位置に
カーソルを移動させ、操作キーを逐次操作すれば、この
位置で予め登録されている利用者名が順番に表示されて
いくため、該当する利用者名を入力できる。
【0027】この入力を終了した段階で、図6のフロー
が実行される。まず、ステップn1にてマウス2による
クリックがされたか否かが確認される。このクリックに
おいては、マウス2に設けられている操作キー2−1又
は2−2の操作状態を確認する。もし、クリックされて
いなければ上述した利用者名の入力等を行う他の処理を
実行する等し、ステップn1に戻る。
【0028】マウス2によりクリック操作が行われれ
ば、マウス2によるカーソルのポインタ位置が、表示画
面の表示ボタン4−1〜4−6の領域内かを確認する。
この確認において、違った領域によるクリックであれ
ば、その位置に応じた処理を実行した後、ステップn1
に戻る。
【0029】そして、マウス2によるクリックが、上述
したパスワードの入力終了を示す表示ボタンを含む4−
1〜4−6領域の何れかであることが確認されれば、ス
テップn3に進み、パスワード入力が完了したか否かが
判別される。これは、マウス2に操作によりカーソルが
表示画面の終了領域4−6の位置にある場合であり、こ
の位置でない時には、パスワード入力用の情報入力とし
てステップn4にてマウス2にてクリックされている操
作キーの操作状況が確認される。この確認において、操
作キー2−1でれば、ステップn5により図4の変換テ
ーブルに従って、表示ボタン4−1〜4−5に応じて、
偶数の数値を変換入力する。この入力されたデータは、
メモリ6の一部に割り当てられているパスワード入力エ
リアに記憶される。
【0030】また、マウス2による操作キー2−2にお
いては、ステップn6にて奇数の数値を変換入力する。
この入力を順次繰り返すことで、利用者固有のパスワー
ドの入力を完了する。この時に、ステップn3にてマウ
ス2によるカーソルが表示ボタンの終了領域4−6に位
置した状態で操作キー2−1又は2−2が操作された時
に、パスワード入力が完了したとして該フローを終了す
る。
【0031】このパスワード入力が完了した状態におい
て、制御部3は入力されたパスワードと予め登録された
パスワードとを比較し、一致すれば、図1のシステムの
利用を可能な状態に設定する。
【0032】次に、具体的な入力およびその変換結果の
事例を図5に示す。予め利用者はパスワードとして、
“13240795”を登録しているものとする。この
時、パスワード“13240795”を入力するには、
図に示されるように表示ボタン3―1〜3―5の所定の
領域を、マウス2を操作してカーソルを所定の位置に移
動させ、操作キー2−1又は2−2にてクリックする。
すべての入力が終了すれば、その時点で終了ボタン3―
6領域にマウス2を操作しカーソルを移動させ、その位
置でクリックする。これにより、それぞれの表示ボタン
とマウス2の操作キーとの組み合わせにて、図5に示す
ように数値に変換されパスワードとしての文字列の入力
を完了する。
【0033】図7は、パスワードの入力を間違えた場合
における修正機能を備えた入力方式に関しての具体例を
示すフローチャートである。また、その時の入力応対を
図8に示す。
【0034】そこで、マウス2の操作によりカーソル
が、操作キー2−1又は2−2が特定の位置でクリック
あるいはダブルクリックされたか否かが確認(n11)
される。もしなければ、図6同様に他の処理を行ってス
テップn11に戻る。クリック状態が確認されれば、ス
テップn12に進みマウス2によりカーソル位置が表示
画面上の表示ボタン4−1〜4−6の何れかにあるかが
確認される。もしそれ以外の位置でのクリックであれ
ば、その他の処理を行ってステップn11に戻る。
【0035】マウス2によるマウスの位置が表示ボタン
4−1〜4−6の何れかに存在するのかが確認されれ
ば、次にステップn13にてそのクリック状態がダブル
クリックか否かが確認される。ここで、ダブルクリック
とは連続して2度操作された状態である。しかも、この
連続して2度操作される場合とは、時間的間隔も合わせ
て確認される。例えば、1秒以上を経た期間後に操作キ
ー2−1又は2−2の何れかが操作されたとしても、そ
れはダブルクリックとしては処理されず、通常のクリッ
クとして処理され、非常に短い期間、例えば数100m
sec以内での操作であればダブルクリックであると確
認される。
【0036】このようにすることで、マウス2によるカ
ーソルが表示ボタン4−1〜4−5の何れかの位置に存
在する時に、操作キー2−1又は2−2をクリックし、
ダブルクリックでない場合には、パスワード入力におい
て連続する同一数値を入力できる。
【0037】ここで、ダブルクリック状態でなければ、
図6のフローチャートと同様に、そのクリック操作に応
じてカーソル位置が表示ボタンの終了領域4−6(n1
6)であれば、パスワード入力を終了したとして、この
フローを終了する。しかし、表示ボタン4−1〜4−5
の何れかの位置でのクリックであれば、マウス2の操作
キー2−1か否かの確認(n17)の後、図4に示すテ
ーブルに従って入力情報を確定して、それをパスワード
の入力エリアに記憶される。その記憶状態は図8の通り
である。
【0038】一方、ステップn13でダブルクリック状
態を確認すれば、ステップn14に進み、図8のパスワ
ードエリアにパスワードデータが記憶されているか否か
が確認される。そこで、パスワードが記憶されておれ
ば、最終の記憶文字を削除(n15)する。そして、そ
の削除後にステップn11に戻る。
【0039】例えば、図8においてパスワードとして第
4番目に“4”を入力する時に、間違って“6”を入力
した場合、マウス2をその位置に保持させ、操作キー2
−1を2度操作する。つまり、短い時間で2度操作すれ
ば、この状態がダブルクリックとして、図7のステップ
n11→n12→n13→n14へと移行し、数値
“6”が最終の入力情報としてステップn15にて削除
(抹消)される。また、第3番目の入力数値“2”も間
違いでれば、その位置でマウス2の操作キーを2度操作
することで、間違った数値が順次削除される。
【0040】上述のようにして、パスワードの入力途中
で誤入力があった場合には、その位置でマウス2をダブ
ルクリックさせることで最終の入力データを削除できる
ため、その操作が非常に簡単になる。例えば、従来では
パスワードの間違いを取り消す場合、バックスペースキ
ーを操作し削除する等、キーボードに不慣れなものにと
っては面倒な操作が必要となっていた。しかし、マウス
2のパスワードの入力の延長上として 入力操作が同様
の操作において入力値を取り消すことができるため、簡
単な操作ですむ。
【0041】以上説明したように本発明による実施形態
の説明によれば、暗証番号であるパスワードを数値のみ
として例示したが、数値だけでなくアルファベットを併
用させることもできる。つまり、表示画面の表示ボタン
を増やせばよく、マウス2によるカーソルを所定の領域
に移動させ、マウス2の操作キー2−1又は2−2の操
作により入力を行える。
【0042】また、パスワードの入力としては、キーボ
ードになれたユーザでは、キーボードより入力してもよ
いことは勿論である。このキーボード1による入力にお
いて、予め登録されているパスワードをキーボード1入
力用に改めて設定する必要はない。つまり、キーボード
1においてパスワードを入力するか、マウス2を利用し
てパスワード入力を行うかをユーザ側で決めればよいこ
とである。そのために、図4に示す変換テーブルは、暗
証番号であるパスワードを予め登録した時に、そのパス
ワードと同等の文字又は数値、あるいはこの組み合わせ
に対応する内容に変換できるように定義付けておけばよ
いことである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の暗証番号入
力装置によれば、キーボードに不慣れなものでも、表示
画面上の表示ボタンとポインティングデバイスである、
例えばマウスによって指示されるポイントによって、そ
れらの組み合わせによる暗証番号にかかる情報を入力で
きるため、簡易に暗証番号をゲーム感覚で入力すること
ができる。
【0044】ここで、暗証番号(パスワード)として
は、キーボードより入力する情報と同等のものとすれ
ば、キーボードでも入力できるだけでなく、マウスを利
用しても同様に行える。
【0045】また、入力が間違っていれば、最終の入力
状態をポインティングデバイスの持つ操作キーの指示に
従って修正できるため、パスワード入力の延長として、
修正も同様の簡単な操作で可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における暗証番号の入力によりシステム
を利用可能にできる全体の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明によるパスワード入力用の画面表示の一
例を示す図である。
【図3】本発明のポインティングデバイスの一例である
マウスを示す平面図である。
【図4】本発明のパスワード入力のための表示画面とマ
ウスとの組み合わせによるパスワード用情報の変換テー
ブルを示す図である。
【図5】本発明によるパスワード入力を行うための一事
例を示す図である。
【図6】本発明によるパスワード入力にかかる制御動作
の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明によるパスワード入力の間違いの修正を
行うための制御動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】図7によるパスワード入力の間違いを修正する
ための一事例を示す図である。
【図9】従来のパスワード入力を示す表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 キーボード 2 マウス(ポインティングデバイス) 2−1,2−2 操作キー 3 制御部 4 表示部 4−1〜4−5 表示ボタン 5 パスワード入力用メモリ 6 変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/30 340

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ固有の暗証番号が予め登録された
    状態において、該暗証番号を入力するための装置におい
    て、 暗証番号を入力できる複数の領域に区分された表示ボタ
    ンが表示される表示部と、 複数の操作キーを備える上記表示部の任意の位置を指示
    できるポインティングデバイスと、 上記複数の表示ボタンとポインティングデバイスの複数
    の操作キーとの組み合わせにより暗証番号における文字
    又は数値に変換するための変換テーブルと、 上記ポインティングデバイスによって上記複数の表示ボ
    タンの一つが指示された状態、及びその状態で上記ポイ
    ンティングデバイスの操作キーの一つが操作された状態
    を受けて、上記変換テーブルに基づく文字又は数値に変
    換し入力する制御部と、を備えたことを特徴とする暗証
    番号入力装置。
  2. 【請求項2】 上記変換テーブルは、上記表示ボタンと
    ポインティングデバイスの操作キーの組み合わせによ
    り、ユーザ固有の予め登録された暗証番号と同等の文字
    又は数値に対応付けられていることを特徴とする請求項
    1記載の暗証番号入力装置。
  3. 【請求項3】 ポインティングデバイスがマウスで構成
    され、該マウスの操作キーが2度操作された状態を検出
    することで、入力されたパスワードの最終の文字又は数
    値を削除することを特徴とする請求項1又は2記載の暗
    証番号入力装置。
JP207696A 1996-01-10 1996-01-10 暗証番号入力装置 Pending JPH09190237A (ja)

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JP207696A JPH09190237A (ja) 1996-01-10 1996-01-10 暗証番号入力装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195363A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Partner:Kk オペレータの識別方法および記録媒体、並びに、オペレータの操作経過の表示方法および記録媒体
JP2005535990A (ja) * 2002-08-09 2005-11-24 シーアールティーピーティー ゾーン リミテッド セルマッチングによって入力されたパスワードを処理するための方法及びシステム
JP2011233166A (ja) * 2011-07-28 2011-11-17 Dainippon Printing Co Ltd 処理装置及びプログラム

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